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JP2001294141A - Absシステムの配設構造 - Google Patents

Absシステムの配設構造

Info

Publication number
JP2001294141A
JP2001294141A JP2000110223A JP2000110223A JP2001294141A JP 2001294141 A JP2001294141 A JP 2001294141A JP 2000110223 A JP2000110223 A JP 2000110223A JP 2000110223 A JP2000110223 A JP 2000110223A JP 2001294141 A JP2001294141 A JP 2001294141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abs
harness
actuator
bracket
mounting piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000110223A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kozuki
篤志 上月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2000110223A priority Critical patent/JP2001294141A/ja
Priority to DE10119250A priority patent/DE10119250B4/de
Priority to US09/834,168 priority patent/US6386650B2/en
Publication of JP2001294141A publication Critical patent/JP2001294141A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/36Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including a pilot valve responding to an electromagnetic force
    • B60T8/3615Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems
    • B60T8/3675Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems integrated in modulator units
    • B60T8/368Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems integrated in modulator units combined with other mechanical components, e.g. pump units, master cylinders
    • B60T8/3685Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems integrated in modulator units combined with other mechanical components, e.g. pump units, master cylinders characterised by the mounting of the modulator unit onto the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D23/00Combined superstructure and frame, i.e. monocoque constructions

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ABSアクチュエータの周辺に配索されるハ
ーネスなどの車両部品を保護することができると共に、
ハーネスなどの車両部品がブレーキパイプに当たるのを
防止でき、しかもABSアクチュエータブラケットの強
度の向上を図り得るような構成のABSシステムの配設
構造を提供する。 【解決手段】 ABSアクチュエータブラケット5を、
ABSアクチュエータ2を載置するブラケットベース2
0、及び、車体パネル4に取付けられる車体取付片21
a〜21cにて構成すると共に、車体パネル4にABS
アクチュエータブラケット5を取付けた状態の下で車体
パネル4とABSアクチュエータブラケット5のブラケ
ットベース20との間にハーネス(メインハーネス3
3)などの車両部品の寸法に相応する間隔Lを有する空
間部32を設け、この空間部32に車両部品を通して配
置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ABSシステム
(アンチロックブレーキシステム)の配設構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載されるABSシステムは、
急制動時などにおける車体姿勢の安定性及び操縦性の向
上を図ることを目的としたものであり、前輪及び後輪の
ホイールシリンダとマスタシリンダとを接続するブレー
キパイプの途中に、各ホイールシリンダへの油圧を制御
するABSアクチュエータを配設した構成となってい
る。なお、ABSシステムを搭載する場合には、通常、
ABSアクチュエータ周辺のブレーキパイプの短縮化や
配管の簡素化などの観点から車体前方側のエンジンルー
ム内に配設されるようになっている。
【0003】図8は、従来におけるABSシステムの配
設構造を示すものであって、ABSシステムの主要構成
部品であるABSアクチュエータ61は、ABSアクチ
ュエータブラケット62を介して車体に取付けられてい
る。すなわち、ABSアクチュエータブラケット62の
ブラケットベース62a上にABSアクチュエータ61
が載置されてボルト締めなどにて取付けられ、この状態
の下でABSアクチュエータブラケット62の複数の車
体取付片62bをボルト締めなどにて車体側に取付ける
ことにより、ABSアクチュエータ61がABSアクチ
ュエータブラケット62を介して車体に固定配置されて
いる。なお、ABSアクチュエータブラケット62の取
付位置は、レイアウトなどを考慮して、エンジンルーム
63内のサスペンションタワー(ストラット取付部)6
4とダッシュパネル65との間のタイヤハウス66に形
成されたほぼ水平な車体パネル67の箇所となってい
る。
【0004】ところで、従来より用いられているABS
アクチュエータブラケット62は、板金製の部品であっ
て、図8及び図9(a)〜(c)に示すように、平坦状
のブラケットベース62aと、このブラケットベース6
2aに対して面一でありかつブラケットベース62aの
所定の端縁から外方に水平状に突出する例えば3つの車
体取付片62bとから構成されている。そして、上述の
ブラケットベース62aには、例えば前後両端部にAB
Sアクチュエータ取付用の切起し片62cがそれぞれ設
けられている。かくして、ABSアクチュエータ1が前
記切起し片62cにボルト締めなどにて取付けられると
共に、前記車体取付片62bが車体パネル67に取付け
られるようになっている。そして、この状態の下では、
ABSアクチュエータブラケット62の平坦状のブラケ
ットベース62aが前記車体パネル67上に面一に当接
せしめられ、車体パネル67の上面にブラケットベース
62aの下面がほぼ全体にわたってこれらの間に隙間な
く当接せしめられるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来のABSシステムの配設構造では、次のような
問題点がある。すなわち、ABSアクチュエータブラケ
ット62のブラケットベース62aと車体パネル67と
が面一に当接された状態でABSアクチュエータブラケ
ット62の取付けが行われるため、ブラケットベース6
2aと車体パネル67との間に塵埃(ゴミ)や水などが
溜まり易くなり、これらの間に溜まった塵埃や水などが
ABSアクチュエータ61の故障や車体パネル67の腐
食などの原因となる場合がある。なお、ブラケットベー
ス62aと車体パネル67との間に溜まった塵埃や水な
どを取り除くためには、ABSアクチュエータブラケッ
ト62を車体パネル67から取外さなけらばならず、そ
の作業が面倒である。
【0006】しかも、ABSアクチュエータ61やその
他の各種の車両用電気部品に電源を供給するためのメイ
ンハーネス(ケーブル)や、車輪速度センサ及び体加速
度センサなどの各種のセンサ(図示せず)とABSアク
チュエータ61とをつなぐABSハーネス(図示せず)
などは、ABSアクチュエータブラケット62のエッジ
に当たって損傷を受けるおそれがあるので、ABSアク
チュエータブラケット62の周辺にハーネスやケーブル
類をレイアウトしにくいのが実状である。また、非拘束
状態で配索されているハーネスやケーブル類が車両走行
時の振動などによってて振れを生じ、ABSアクチュエ
ータ61に接続された重要部材である複数のブレーキパ
イプ68(図8参照)に当たってしまい、これらのブレ
ーキパイプ68の損傷を与えてしまうおそれがある。
【0007】本発明は、このような問題点を解消すべく
なされたものであって、その目的は、ABSアクチュエ
ータの周辺に配索されるハーネスなどの車両部品を保護
することができると共に、ハーネスなどの車両部品がブ
レーキパイプに当たるのを防止でき、しかもABSアク
チュエータブラケットの強度の向上を図り得るような構
成のABSシステムの配設構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、ブレーキ時における車輪のロックを
防ぐABSシステムを構成するABSアクチュエータ
と、前記ABSアクチュエータを車体パネルに固定する
ABSアクチュエータブラケットと、車輪速度センサや
車体加速度センサなどの各種のセンサと前記ABSアク
チュエータとをつなぐABSハーネスと、前記ABSア
クチュエータにブレーキオイルを給排するブレーキパイ
プとをそれぞれ具備するABSシステムの配設構造にお
いて、前記ABSアクチュエータブラケットを、前記A
BSアクチュエータを載置するブラケットベース、及
び、前記車体パネルに取付けられる車体取付片にて構成
すると共に、前記車体パネルに前記ABSアクチュエー
タブラケットを取付けた状態の下で前記車体パネルと前
記ABSアクチュエータブラケットのブラケットベース
との間にハーネスなどの車両部品の寸法に相応する間隔
を有する空間部を設け、前記空間部に前記車両部品を通
して配置している。また、本発明では、前記車両部品に
対応する前記ABSアクチュエータブラケットのブラケ
ットベースの端部に、前記車両部品を保護する保護手段
を設けている。また、本発明では、前記ブラケットベー
スの一部分を前記空間部とは反対側に屈曲させることに
より切起して成るフランジを前記保護手段として設けて
いる。また、本発明では、前記ブラケットベースの端部
に対する前記フランジの屈曲部分を湾曲形状とし、この
湾曲形状部分を前記車両部品に対応配置している。ま
た、本発明では、前記ABSハーネスを前記ABSアク
チュエータブラケットに固定するためのABSハーネス
取付片を、前記フランジに一体に形成している。また、
本発明では、ABSハーネス取付片を、前記ABSアク
チュエータブラケットのブラケットベースの端部におい
て前記ブラケットベースに対して上方側に屈曲させて略
鉛直状に起立させた状態で設け、前記ABSハーネス取
付片とABSアクチュエータとの間に前記ブレーキパイ
プを配置すると共に、前記ABSハーネス取付片の前記
ブレーキパイプとは反対側の箇所に前記ABSハーネス
を取付けている。また、本発明では、ABSハーネス位
置決め用クリップを回り止め状態で係着するための長孔
を前記ABSハーネス取付片に形成し、前記長孔に前記
クリップを回り止め状態で係着して前記クリップにて前
記ABSハーネスを位置決めすると共に、前記クリップ
による前記ABSハーネスの位置決めにより前記ABS
ハーネスを前記ブレーキパイプから遠ざかる方向に配索
している。また、本発明では、前記ABSハーネス取付
片の側部部分に、湾曲面を有するように屈曲されかつ鉛
直方向が長手方向となるようなフランジをABSハーネ
ス保護手段として設け、前記フランジの付け根部分の湾
曲面に前記ABSハーネスが当接するように前記ABS
ハーネスを配索している。また、本発明では、ABSア
クチュエータを車体パネルに取付けるためのABSアク
チュエータブラケットに車両部品取付片を設け、前記車
両部品取付片を前記ABSアクチュエータのブレーキパ
イプと車両部品との間を仕切る位置に配置し、前記ブレ
ーキパイプ及び車両部品のうちの少なくとも一方を前記
車両部品取付片に固定するようにしている。また、本発
明では、前記車両部品は、車輪速度センサや車体加速度
センサなどの各種のセンサと前記ABSアクチュエータ
とをつなぐABSハーネスであるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図1〜図7を参照して説明する。
【0010】図1〜図4は、本発明の一実施形態に係る
ABSシステム1の配設構造を示すものである。ABS
システム1は、ブレーキ時における車輪のロックを防ぐ
ために設けられており、ABSアクチュエータ2と、こ
のABSアクチュエータ2をエンジンルーム3内の車体
パネル4上(タイヤハウス上)に固定するABSアクチ
ュエータブラケット5と、車輪速度センサや車体加速度
センサなどの各種のセンサ(図示せず)とABSアクチ
ュエータとをつなぐ複数のABSハーネス6と、ABS
アクチュエータ2にブレーキオイルを給排する複数のブ
レーキパイプ7とをそれぞれ備えている。なお、図1に
おいて、8はエンジンルーム3と車室9との間を仕切る
ダッシュパネル、10はこのダッシュパネル8のエンジ
ンルーム3側の面に取付けられたブレーキブースタ、1
1はこのブレーキブースタ10の前方側に連結されたブ
レーキマスタシリンダ、12はこのブレーキマスタシリ
ンダ11に接続されたリザーバタンク、13はフェンダ
パネル、14はサスペンションタワー、15はこのサス
ペンションタワー14の天井部に設けられたストラット
マウント部である。また、図2及び図3において、16
はフェンダインナパネル(車体パネル4)、17はフェ
ンダアウタパネルである。
【0011】上述のABSアクチュエータ2は、図1に
示すように、ブレーキブースタ10及びブレーキマスタ
シリンダ11の側部の近傍箇所において、ABSアクチ
ュエータブラケット5を介してホイールハウス上の車体
パネル4に取付けられている。このABSアクチュエー
タブラケット5は、図4及び図5に明示するように、1
枚の鋼板を屈曲成形して成る部品であって、ABSアク
チュエータ2を載置するブラケットベース20と、ブラ
ケットベース20の前端の片側部に突設された一つの車
体取付片21aと、ブラケットベース20の後端の左右
両部に突設された一対の車体取付片21b,21cと、
ブラケットベース20の内側端に突設されたオートクル
ーズケーブル取付片22とをそれぞれ有している。
【0012】そして、ブラケットベース20の前端であ
ってかつ車体取付片21aの配設箇所を除く部分には、
上方側に向けてほぼ直角にかつ屈曲部に湾曲面αを有す
るように屈曲されたフランジ23aが設けられると共
に、ブラケットベース20の後端であってかつ一対の車
体取付片21b,21cの間の部分には、前記フランジ
23aと同様に上方側に向けてほぼ直角にかつ屈曲部に
湾曲面βを有するように屈曲されたフランジ23bが設
けられている(図4参照)。すなわち、ブラケットベー
ス20の一部分を上方側(後述の空間部32とは反対
側)に屈曲させることによりほぼ垂直状に切起して成る
フランジ23a,23bが、ハーネス保護手段としてブ
ラケットベース20の前後両端にそれぞれ設けられてい
る。
【0013】さらに、前端側のフランジ23aには、A
BSハーネス取付片(車両部品取付片)24が一体に形
成されている。すなわち、このABSハーネス取付片2
4は、ブラケットベース20の左右方向のほぼ中央位置
に対応する箇所においてブラケットベース20に対して
上方側に屈曲されて略鉛直状に起立された状態で設けら
れ、ABSハーネス取付片24とフランジ23aとが一
体に連設されている。また、このABSハーネス取付片
24の上部箇所には、図4に明示する如く斜め方向に沿
って長手状に延びる長孔25が形成されると共に、AB
Sハーネス取付片24の上部の側部部分に、湾曲面を有
するように屈曲されかつ鉛直方向が長手方向となるよう
なABSケーブル保護用の屈曲片から成るフランジ26
が形成されている。なお、この長孔25は、図7に示す
ようなABSハーネス位置決め用クリップ29を回り止
め状態で係着するために形成された長穴である。
【0014】また、既述のブラケットベース20は、図
4及び図5に明示する如く、平坦な板状部を基体として
有し、前端側の所定の2箇所において上方側に屈曲され
て切起こされた一対のABSアクチュエータ取付部27
a,27bと、後端において上方側に屈曲されて切り起
こされかつ前記フランジ26に一体に形成された一つの
ABSアクチュエータ取付部27cとが設けられてい
る。なお、上述の一対のABSアクチュエータ取付部2
7a,27bは、ブラケットベース20の左右方向に沿
って互いに並設され、ABSアクチュエータ取付部27
cは、ABSアクチュエータ取付部27a,27b間の
中間箇所に対応する箇所であってかつこれらに対して所
定間隔(ABSアクチュエータ2の幅に相当する間隔)
を隔てた箇所において対向状態で配設されている。そし
て、これらのABSアクチュエータ取付部27a〜27
cの上端部には、U字形状のボルト挿入溝28がそれぞ
れ形成されている。
【0015】既述の車体取付片21a〜21cは、図4
及び図5に明示するように、ブラケットベース20に対
して下方側に向けてほぼ直角に屈曲された脚部(垂下さ
れた段差部)30と、この脚部30の下端において前方
側又は後方側に向けてほぼ直角に屈曲された水平状の車
体取付部31とからそれぞれ構成されている。なお、車
体取付片21a〜21cの脚部30の高さは、これらの
車体取付片21a〜21cがそれぞれ取付けられる車体
パネル部分の形状(高さ位置)に応じてそれぞれ異なる
ように設定されており、ABSアクチュエータブラケッ
ト5を車体パネル4上に取付けた状態の下では、段差部
としての脚部30の存在により、ブラケットベース20
と車体パネル4との間に一定の間隔L(図2及び図5
(b)〜(d)参照)を有する空間部32が形成される
ように構成されている。なお、本実施形態においては、
前記空間部32の間隔Lは、図1及び図4に示すよう
に、エンジンルーム3内のバッテリ(図示せず)からA
BSアクチュエータ2などの各種の車両部品に電源を供
給するメインハーネス(電源ケーブル)33の直径にほ
ぼ相応するように設定されている。
【0016】また、図4に示すように、各車体取付部3
1はボルト挿通孔34が形成されており、オートクルー
ズケーブル取付片22にはオートクルーズケーブル33
のクランプに利用されるクリップ係着孔35が形成され
ている。さらに、ブラケットベース20には、ABSア
クチュエータブラケット5の軽量化を図るための開口3
6が形成されると共に、ABSアクチュエータブラケッ
ト5の強度の向上を図るために所要経路に沿って延びる
ビード(断面が湾曲状に屈曲成形された部分)37が形
成されている。
【0017】一方、本実施形態で用いられるABSアク
チュエータ2は、図6に示すように、ハイドロリックユ
ニット(HU)部40と、モータ部41と、電子制御ユ
ニット(ECU)部42とから構成されている。そし
て、ハイドロリックユニット部40の前面部の下方箇所
には図6(b)に示すように一本の取付ボルト43のね
じ部が突出状態で弾性的に取付けられており、ハイドロ
リックユニット部40の前面部の下方箇所には図6
(a)〜(c)に示すように二本の取付ボルト44,4
5のねじ部が突出状態で弾性的に取付けられている。ま
た、ハイドロリックユニット部40の前面部には、図6
(c)に示すようにプライマリインプットポート46及
びセカンダリインプットポート47が設けられ、ハイド
ロリックユニット部40の上面部には、図6(a)に示
すように右フロントアウトプットポート48,左フロン
トアウトプットポート49,及びリヤアウトプットポー
ト50が設けられている。
【0018】次に、エンジンルーム3内におけるABS
システム1の配設状態につき述べると、以下の通りであ
る。まず、段差を有するABSアクチェータブラケット
5の車体取付片21a〜21cが車体パネル4上に載置
されてボルト51(図1参照)にて締付固定され、これ
によりABSアクチェータブラケット5が車体パネル4
に取付けられる。この状態の下では、ABSアクチェー
タブラケット5のブラケットベース20と車体パネル4
との間に空間部32が形成され、この空間部32にメイ
ンハーネス33が通される。すなわち、エンジンルーム
3内のバッテリから引き出されたメインハーネス33
は、ABSアクチェータブラケット5の前端側の車体取
付片21aの近傍位置において前記空間部32に引き込
まれてその中を通り、ABSアクチェータブラケット5
の前端側の車体取付片21b,21cの間において前記
空間部32から引き出されて車体前後方向に沿って配索
される。
【0019】上述のABSアクチェータブラケット5に
は、ABSアクチェータ2が取付けられる。すなわち、
ABSアクチェータ2に予め弾性的に取付けられている
取付ボルト43〜45のねじ部をブラケットベース20
の切起し片2cのボルト挿入溝28に挿入して3つの切
起し片2c上に載置され、この状態の下でこれらの取付
ボルト43〜45のねじ部にナット52をそれぞれねじ
込むことによりABSアクチェータ2がABSアクチェ
ータブラケット5に締付固定される。
【0020】そして、ABSアクチェータブラケット5
を介して車体パネル4に取付けられたABSアクチェー
タ2には、ブレーキマスタシリンダ11に一端がそれぞ
れ接続された各種のブレーキパイプ7がABSアクチェ
ータ2の各ポート46〜50に接続される。なお、本実
施形態においては、図1及び図2に示すように、プライ
マリインプットポート46及びセカンダリインプットポ
ート47にそれぞれ接続されている2本のブレーキパイ
プ7は、ABSアクチェータ2より前方側の位置であっ
てかつABSアクチェータブラケット5のABSハーネ
ス取付片24より後方側の位置、すなわちABSアクチ
ェータ2とABSハーネス取付片24との間に配置され
ると共に、メンテナンスの容易化のために図2に示す如
く正面視でV字形状をなすように配索される。
【0021】また、ABSアクチェータブラケット5の
ABSハーネス取付片24には、その前方側すなわちA
BSハーネス取付片24に対して前記2本のブレーキパ
イプ7とは反対側の箇所(車体前方箇所)に、各種のセ
ンサに接続されたABSハーネス(ケーブル)6が取付
けられる。具体的には、ABSハーネス6がABSハー
ネス取付片24の側部に廻り込むように配索されてフラ
ンジ26の付け根部分の湾曲面γに当接配置され、前記
ABSハーネス取付片24の上部に設けられた長孔25
に回り止め状態で係着されたクリップ29(図7参照)
にてABSハーネス6がクランプ(位置決め)されてブ
レーキパイプ7から遠ざかる方向に配索される。かくし
て、ABSアクチュエータ取付片24がブレーキパイプ
7とABSハーネス6との間を仕切る位置に配置され
る。また、ABSハーネス6は、ABSハーネス取付片
24の上部に設けられたABSハーネス保護用のフラン
ジ26に対応する箇所を経由して配索される。
【0022】一方、ABSアクチェータブラケット5に
設けられた取付片22にはオートクルーズケーブル55
がクリップ(図1において図示省略)にて取付けられ
る。
【0023】このような構成のABSシステム1の配設
構造によれば、ABSアクチェータブラケット5に段差
部(脚部30)を設けてブラケットベース20と車体パ
ネル4との間に空間部32を形成し、この空間部32に
メインハーネス33を通して車体前後方向に配索(レイ
アウト)し得るようにしたので、前記空間部32の存在
により、ABSアクチェータブラケット5と車体パネル
4との間に塵埃や水などが溜まるような不具合をなくす
ことができる。また、前記空間部32の間隔をメインハ
ーネス33の直径にほぼ相応するように設定したので、
ブラケットベース20の下方のデッドスペース(空間部
32)を利用してメインハーネス33のレイアウトを良
好に行なうことができる。さらに、メインハーネス33
を前記空間部32に通すようにしているので、メインハ
ーネス33をABSアクチュエータブラケット5の周り
を迂回して配索する必要がなくなり、ひいてはメインハ
ーネス33の短縮化及び配索経路の簡素化を図ることが
可能となる。
【0024】しかも、前記空間部32に通されたメイン
ハーネス33は、ABSアクチェータブラケット5の前
後両端箇所においてフランジ23a,23bの付け根部
分の湾曲面α,βに対応するように配索されているた
め、メインハーネス33がABSアクチェータブラケッ
ト5に当たって損傷を受けるような不具合をなくすこと
ができる。また、ABSハーネス6は、ABSハーネス
取付片24のフランジ26の付け根部分の湾曲面γに対
応する位置に引き回されて配索されるので、ABSハー
ネス6の損傷防止を図ることができる。このため、AB
Sハーネス6をABSアクチェータブラケット5の近傍
箇所にレイアウトすることが可能となる。
【0025】さらに、ABSアクチェータブラケット5
のブラケットベース20に上方に屈曲させて成るフラン
ジ23a,23bを設けたことにより、ABSアクチェ
ータブラケット5の強度の向上を図ることができる。そ
のため、ABSアクチェータブラケット5の板厚を従来
の場合よりも薄くすることが可能となり、ひいては軽量
化並びにコストダウンが可能となる。
【0026】また、ABSアクチェータブラケット5の
前端部にABSハーネス取付片24を設け、ABSハー
ネス6を前記ブラケット5の外側(車体前方側)にクリ
ップ29にて取付け、ABSハーネス取付片24を挟ん
でABSハーネス6とブレーキパイプ7とをレイアウト
したので、ABSハーネス6とブレーキパイプ7とはA
BSハーネス取付片24にて仕切られることとなり、A
BSハーネス6が振れてブレーキパイプ7に当たるのを
防止することができる。しかも、クリップ29をABS
ハーネス取付片24の長孔25に回り止め状態で係着し
てABSハーネス6を位置決めすることができ、その位
置決めによりABSハーネス6をブレーキパイプ7から
遠ざかる方向に配索することにより相互間の干渉を防止
することが可能となる。さらに、ABSハーネス取付片
24に保護用フランジ26を設けてこの保護フランジ2
6の湾曲面γにABSハーネス6を対応させて配置した
ので、ABSハーネス6の損傷防止を図ることができ
る。
【0027】以上、本発明の一実施形態について述べた
が、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、
本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可
能である。例えば、既述の実施形態ではフランジ23
a,23bをメインハーネス33の保護手段として設け
るようにしているが、フランジ23a,23bに代えて
別体の保護部材をブラケットベース20の端部に配設す
るようにしても良い。さらに、メインハーネス33以外
の車両部品(例えば、ABSハーネス6など)を前記空
間部32に配置してこの車両部品を保護手段にて損傷の
防止を図るように構成することも可能である。
【0028】また、既述の実施形態では、ABSアクチ
ュエータブラケット5に設けたABSハーネス取付片2
4をブレーキパイプ7とABSハーネス6との間を仕切
る位置に配置して、このABSハーネス取付片24にA
BSハーネス6をクリップ29にて固定するようにした
が、ブレーキパイプ7及びABSハーネス6の両方を前
記取付片24(この場合には、車両部品取付片24)に
取付けることも可能である。また、ABSハーネス6以
外の車両部品を車両部品取付片24に取付けるようにし
ても良い。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明は、ABSアク
チュエータブラケットを、ABSアクチュエータを載置
するブラケットベース、及び、車体パネルに取付けられ
る車体取付片にて構成すると共に、車体パネルにABS
アクチュエータブラケットを取付けた状態の下で車体パ
ネルとABSアクチュエータブラケットのブラケットベ
ースとの間にハーネスなどの車両部品の寸法に相応する
間隔を有する空間部を設け、空間部に車両部品を通して
配置するようにしたものであるから、ブラケットベース
は車体パネルに当接されることなく車体パネルから離れ
て配置されることとなり、ABSアクチュエータブラケ
ットを車体パネルから取り外さなくても、これらの間に
入った塵埃や水などを容易に取り除くことができる。そ
の上、前記空間部に通した車両部品を必要に応じて前記
空間部に拘束することが可能となると共に、ブラケット
ベースの下側のデッドスペースを利用して車両部品のレ
イアウトを良好に行なうことが可能となる。特に、前記
空間部にハーネスを通すようにした場合には、ABSア
クチュエータブラケットを迂回するようにハーネスを配
索する必要がなくなり、ハーネスの短縮化及び配索経路
の簡素化を図ることが可能となる。
【0030】請求項2に記載の本発明は、車両部品に対
応するABSアクチュエータブラケットのブラケットベ
ースの端部に、車両部品を保護する保護手段を設けたも
のであるから、車両部品の側に損傷防止のための保護カ
バー等の部材を設ける必要がなくなり、保護カバーを省
略することができる。
【0031】請求項3に記載の本発明は、ブラケットベ
ースの一部分を空間部とは反対側に屈曲させることによ
り切起して成るフランジを保護手段として設けたもので
あるから、ABSアクチュエータブラケットの形状を適
宜に設定することにより車両部品の保護手段をABSア
クチュエータブラケット自体に設けることができ、保護
手段としての別部材を必要としない。また、屈曲片から
成るフランジを設けるだけの簡単な構成により、ABS
アクチュエータブラケットの強度の向上を図ることがで
き、ひいてはABSアクチュエータブラケットの素材の
厚さを従来の場合に比べて薄くすることができて軽量化
及びコストダウンを図ることが可能となる。
【0032】請求項4に記載の本発明は、ブラケットベ
ースの端部に対するフランジの屈曲部分を湾曲形状と
し、この湾曲形状部分(湾曲面)を車両部品に対応配置
したものであるから、ハーネスなどの車両部品がフラン
ジの付け根部分の湾曲形状部に当たってもこの車両部品
は損傷を受けずに済む。従って、ハーネスに特別なプロ
テクタを取付ける必要がなくなる。
【0033】請求項5に記載の本発明は、ABSハーネ
スをABSアクチュエータブラケットに固定するための
ABSハーネス取付片を、上述のフランジに一体に形成
したものであるから、ABSハーネス取付片はこれに連
設されるフランジにて補強されることとなるため、AB
Sハーネス取付片をブラケットベースに対して曲がりに
くい構造にすることができ、ひいてはABSハーネスを
充分な支持強度をもって支持することができる。
【0034】請求項6に記載の本発明は、ABSハーネ
ス取付片を、ABSアクチュエータブラケットのブラケ
ットベースの端部においてブラケットベースに対して上
方側に屈曲させて略鉛直状に起立させた状態で設け、A
BSハーネス取付片とABSアクチュエータとの間にブ
レーキパイプを配置すると共に、ABSハーネス取付片
のブレーキパイプとは反対側の箇所にABSハーネスを
取付けるようにしたものであるから、ブレーキパイプの
上方にABSハーネスが配索される場合、ABSハーネ
スが垂れ下がってブレーキパイプに当たるのを防止する
ことができる。
【0035】請求項7に記載の本発明は、ABSハーネ
ス位置決め用クリップを回り止め状態で係着するための
長孔をABSハーネス取付片に形成し、長孔にクリップ
を回り止め状態で係着してクリップにてABSハーネス
を位置決めすると共に、クリップによるABSハーネス
の位置決めによりABSハーネスをブレーキパイプから
遠ざかる方向に配索したものであるから、クリップでク
ランプしたABSハーネス部分を位置決めした状態(振
れ止めした状態)で固定することができ、しかもABS
ハーネスをブレーキパイプに対して当たりにくい方向に
配索することができる。
【0036】請求項8に記載の本発明は、ABSハーネ
ス取付片の側部部分に、湾曲面を有するように屈曲され
かつ鉛直方向が長手方向となるようなフランジをABS
ハーネス保護手段として設け、フランジの付け根部分の
湾曲面にABSハーネスが当接するようにABSハーネ
スを配索したものであるから、ABSハーネス取付片を
廻り込むような配索経路に沿ってABSハーネスをレイ
アウトすることができる。
【0037】請求項9に記載の本発明は、ABSアクチ
ュエータを車体パネルに取付けるためのABSアクチュ
エータブラケットに車両部品取付片を設け、車両部品取
付片をABSアクチュエータのブレーキパイプと車両部
品との間を仕切る位置に配置し、ブレーキパイプ及び車
両部品のうちの少なくとも一方を車両部品取付片に固定
するようにしたものであるから、次のような作用効果が
ある。すなわち、本発明によれば、ブレーキパイプとA
BSハーネスとの間にABSハーネス取付片を仕切り板
(ブロック片)のように配置したことにより、車両の重
要部品であるブレーキパイプの近くにABSハーネスを
レイアウトしても、ABSハーネスがブレーキパイプに
当たるおそれがない。なお、ブレーキパイプ及びABS
ハーネスを配索するに際しては、ABSアクチュエータ
の周りにおいて互いにクロス(交差)した状態でかつ互
いに近接して配置しなければならない場合が多いが、本
発明を適用すれば、このような場合でもブレーキパイプ
及びABSハーネスの両者間の干渉を確実に防止するこ
とができる。
【0038】請求項10に記載の本発明は、車両部品
は、車輪速度センサや車体加速度センサなどの各種のセ
ンサとABSアクチュエータとをつなぐABSハーネス
であるようにしたものであるから、ABSハーネスが振
れてブレーキパイプに当たるのを確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るABSシステムの配
設構造を示す斜視図である。
【図2】図1に示すABSシステムの配設構造の正面図
である。
【図3】図1に示すABSシステムの配設構造の平面図
である。
【図4】ABSアクチュエータブラケットへのABSア
クチュエータの取付け状態を示す斜視図である。
【図5】図5(a)はABSアクチュエータブラケット
の平面図、図5(b)はABSアクチュエータブラケッ
トの背面図、図5(c)はABSアクチュエータブラケ
ットの正面図、図5(d)はABSアクチュエータブラ
ケットの側面図である。
【図6】図6(a)はABSアクチュエータの平面図、
図6(b)はABSアクチュエータの側面図、図6
(c)はABSアクチュエータの正面図である。
【図7】ABSハーネスをABSアクチュエータブラケ
ットに取付けるためのクリップの断面図である。
【図8】従来におけるABSシステムの配設構造を示す
斜視図である。
【図9】図9(a)は従来より用いられているABSア
クチュエータブラケットの平面図、図9(b)は上述の
ABSアクチュエータブラケットの正面図、図9(c)
は上述のABSアクチュエータブラケットの側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ABSシステム 2 ABSアクチュエータ 4 車体パネル 5 ABSアクチュエータブラケット 6 ABSハーネス 7 ブレーキパイプ 20 ブラケットベース 21a〜21c 車体取付片 23a,23b フランジ 24 ABSハーネス取付片(車両部品取付片) 25 長孔 27a〜27c ABSアクチュエータ取付部 29 クリップ 30 脚部(段差部) 31 車体取付部 32 空間部 33 メインハーネス(電源ケーブル) L 間隔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ時における車輪のロックを防ぐ
    ABSシステムを構成するABSアクチュエータと、前
    記ABSアクチュエータを車体パネルに固定するABS
    アクチュエータブラケットと、車輪速度センサや車体加
    速度センサなどの各種のセンサと前記ABSアクチュエ
    ータとをつなぐABSハーネスと、前記ABSアクチュ
    エータにブレーキオイルを給排するブレーキパイプとを
    それぞれ具備するABSシステムの配設構造において、
    前記ABSアクチュエータブラケットを、前記ABSア
    クチュエータを載置するブラケットベース、及び、前記
    車体パネルに取付けられる車体取付片にて構成すると共
    に、前記車体パネルに前記ABSアクチュエータブラケ
    ットを取付けた状態の下で前記車体パネルと前記ABS
    アクチュエータブラケットのブラケットベースとの間に
    ハーネスなどの車両部品の寸法に相応する間隔を有する
    空間部を設け、前記空間部に前記車両部品を通して配置
    するようにしたことを特徴とするABSシステムの配設
    構造。
  2. 【請求項2】 前記車両部品に対応する前記ABSアク
    チュエータブラケットのブラケットベースの端部に、前
    記車両部品を保護する保護手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載のABSシステムの配設構造。
  3. 【請求項3】 前記ブラケットベースの一部分を前記空
    間部とは反対側に屈曲させることにより切起して成るフ
    ランジを前記保護手段として設けたことを特徴とする請
    求項2に記載のABSシステムの配設構造。
  4. 【請求項4】 前記ブラケットベースの端部に対する前
    記フランジの屈曲部分を湾曲形状とし、この湾曲形状部
    分を前記車両部品に対応配置したことを特徴とする請求
    項3に記載のABSシステムの配設構造。
  5. 【請求項5】 前記ABSハーネスを前記ABSアクチ
    ュエータブラケットに固定するためのABSハーネス取
    付片を、前記フランジに一体に形成したことを特徴とす
    る請求項3乃至5の何れか1項に記載のABSシステム
    の配設構造。
  6. 【請求項6】 ABSハーネス取付片を、前記ABSア
    クチュエータブラケットのブラケットベースの端部にお
    いて前記ブラケットベースに対して上方側に屈曲させて
    略鉛直状に起立させた状態で設け、前記ABSハーネス
    取付片とABSアクチュエータとの間に前記ブレーキパ
    イプを配置すると共に、前記ABSハーネス取付片の前
    記ブレーキパイプとは反対側の箇所に前記ABSハーネ
    スを取付けたことを特徴とする請求項5に記載のABS
    システムの配設構造。
  7. 【請求項7】 ABSハーネス位置決め用クリップを回
    り止め状態で係着するための長孔を前記ABSハーネス
    取付片に形成し、前記長孔に前記クリップを回り止め状
    態で係着して前記クリップにて前記ABSハーネスを位
    置決めすると共に、前記クリップによる前記ABSハー
    ネスの位置決めにより前記ABSハーネスを前記ブレー
    キパイプから遠ざかる方向に配索したことを特徴とする
    請求項5又は6に記載のABSシステムの配設構造。
  8. 【請求項8】 前記ABSハーネス取付片の側部部分
    に、湾曲面を有するように屈曲されかつ鉛直方向が長手
    方向となるようなフランジをABSハーネス保護手段と
    して設け、前記フランジの付け根部分の湾曲面に前記A
    BSハーネスが当接するように前記ABSハーネスを配
    索したことを特徴とする請求項6又は7に記載のABS
    システムの配設構造。
  9. 【請求項9】 ABSアクチュエータを車体パネルに取
    付けるためのABSアクチュエータブラケットに車両部
    品取付片を設け、前記車両部品取付片を前記ABSアク
    チュエータのブレーキパイプと車両部品との間を仕切る
    位置に配置し、前記ブレーキパイプ及び車両部品のうち
    の少なくとも一方を前記車両部品取付片に固定するよう
    にしたことを特徴とするABSシステムの配設構造。
  10. 【請求項10】 前記車両部品は、車輪速度センサや車
    体加速度センサなどの各種のセンサと前記ABSアクチ
    ュエータとをつなぐABSハーネスであることを特徴と
    する請求項9に記載のABSシステムの配設構造。
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