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JP2001198088A - 実体顕微鏡 - Google Patents

実体顕微鏡

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JP2001198088A
JP2001198088A JP2000009463A JP2000009463A JP2001198088A JP 2001198088 A JP2001198088 A JP 2001198088A JP 2000009463 A JP2000009463 A JP 2000009463A JP 2000009463 A JP2000009463 A JP 2000009463A JP 2001198088 A JP2001198088 A JP 2001198088A
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eye
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color temperature
illumination
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Mitsuaki Wada
充晃 和田
Masaki Ono
正喜 大野
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Topcon Corp
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Topcon Corp
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/13Ophthalmic microscopes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、高い色温度の照明光照射による被
検眼の前眼部観察機能を損なうことなく、しかも、被検
眼の例えば眼底観察等を良好に行うことが可能な実体顕
微鏡を提供する。 【解決手段】 被検眼にハロゲン電球からなる光源51
が出射する照明光を照射する照明系8と、この照明系8
により照明される被検眼Eの像を観察する観察系6とを
有する実体顕微鏡1において、前記観察系6の光路に挿
脱可能に備えた観察光の色温度を変換する色温度変換素
子61と、前記被検眼Eに対する観察モードを、前眼部
観察モードと眼内観察モードとに切り換えるモード切替
手段と、モード切替手段により眼内観察モードに切り換
えた時前記色温度変換素子61を前記観察系6の光路に
挿入し、前眼部観察モードに切り換えた時前記色温度変
換素子61を前記観察系6の光路から離脱させる電磁ソ
レノイド62とを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実体顕微鏡に関
し、詳しくは、見易い眼底像等を観察することができ、
被検眼の眼底観察、眼底治療を容易にすることができる
細隙灯顕微鏡、手術用顕微鏡等のような実体顕微鏡に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、細隙灯顕微鏡のような実体顕微
鏡により被検眼の眼底観察を行う際や、眼底に対して光
凝固等の治療を行う際に、コンタクトレンズ又は前置レ
ンズが用いられる。被検眼の眼底像を両眼視しようとす
れば、このとき観察視野内にコンタクトケンズ又は前置
レンズによる反射光が入ってくる。これを避けるために
は観察光軸と照明光軸との角度を大きくしなければなら
ず、この結果、被検眼の両眼視ができなくなる。従っ
て、必然的に観察光軸と照明光軸との角度を小さくする
必要がある。
【0003】また、被検眼の眼底の光凝固を行う場合に
は、細隙光(スリット光)の幅を被検眼の乳頭の大きさ
の3倍程度に設定して使用するのが通常であるため、コ
ンタクトレンズ内の空気と接した面からの反射を逃すた
めに照明系の光軸を振る角度はさほど大きくはならな
い。
【0004】しかし、光凝固を行う眼底の箇所を変更す
る場合には、コンタクトレンズの位置も変更しなければ
ならず、この際にコンタクトレンズからの反射光が細隙
光で照明された眼底像の中に入ってしまう。
【0005】そこで、観察光軸に対して照明光軸を振
り、反射を逃さなければならず、被検眼の眼底観察、眼
底治療の妨げとなっていた。
【0006】一方、眼底のみを観察する場合、観察範囲
が広く、照明光軸を広範囲に振る必要があり、このた
め、照明系が観察系の一部を塞いでしまい、眼底の両眼
視は困難となる。
【0007】その対策として、例えば前置レンズとして
イエロー(黄色)型のものが使用される。イエロー型の
前置レンズを使用すると、前置レンズからの反射光が観
察視野内に入っていてもかなり弱く見え、照明光軸と観
察光軸との角度がかなり小さく、眼底の両眼視をある程
度実現できる。また、患者の網膜に対する刺激も弱く網
膜保護の点で効果がある。
【0008】しかし、この場合には、眼底像の黄色味が
増えてしまうという問題がある。
【0009】ところで、被検眼の眼底観察、眼底治療を
目的とする実体顕微鏡の場合、照明系の光源は主にハロ
ゲン電球が使用される。ハロゲン電球よる照明光は、色
温度が高く、被検眼の前眼部観察には適している。
【0010】しかし、被検眼の眼底観察、眼底治療を行
う場合には、照明光の色温度が高すぎ眼底像が白っぽく
見えてしまい、フレアー成分も強く良好な眼底像を観察
し又は観察しつつ治療を行うことができない。
【0011】尚、照明系の光源として例えばハロゲン電
球により色温度が低いタングステン電球を使用すること
で、照明光は暖色系となり被検眼の眼底像を良好に観察
し得ることが知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、照明
系の光源としてハロゲン電球を使用している実体顕微鏡
の場合、被検眼の前眼部等の観察には適するものの被検
眼の眼底観察を行う場合には、照明光の色温度が高すぎ
て不適当であるという問題があった。
【0013】そこで、本発明は、高い色温度の照明光照
射による被検眼の角膜、水晶体等の前眼部やこの他の眼
底以外の部位の観察機能を損なうことなく、眼底観察も
良好に行うことが可能な実体顕微鏡を提供するものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被検眼に光源が出射する照明光を照射する照明系と、こ
の照明系により照明される被検眼の像を観察する観察系
とを有する実体顕微鏡において、前記照明系の光路又は
観察系の光路のいずれかに照明光又は観察光の色温度を
変換する色温度変換素子を挿脱可能に備えたことを特徴
とするものである。
【0015】この発明によれば、照明系の光路又は観察
系の光路のいずれかに照明光又は観察光の色温度を変換
する色温度変換素子を挿脱可能に備えているので、被検
眼の像の観察モードに応じて色温度変換素子を前記照明
系の光路又は観察系の光路のいずれかに挿脱することに
より、高い色温度の照明光照射による被検眼の前眼部観
察機能を損なうことなく、しかも、被検眼の前眼部以外
の眼内観察、例えば眼底観察等を行う場合には色温度を
変換した状態での観察像を見ることが可能となり、前眼
部観察、眼底観察等を各々良好に行うことができる。
【0016】請求項2記載の発明は、被検眼にハロゲン
電球からなる光源が出射する照明光を照射する照明系
と、この照明系により照明される被検眼の像を観察する
観察系とを有する実体顕微鏡において、前記照明系の光
路又は観察系の光路のいずれかに挿脱可能に備えた照明
光又は観察光の色温度を変換する色温度変換素子と、前
記被検眼に対する観察モードを、前眼部観察モードと眼
内観察モードとに切り換えるモード切替手段と、モード
切替手段により眼内観察モードに切り換えた時前記色温
度変換素子を前記照明系の光路又は観察系の光路のいず
れかに挿入し、前眼部観察モードに切り換えた時前記色
温度変換素子を前記照明系の光路又は観察系の光路から
離脱させる変換素子駆動手段とを有することを特徴とす
るものである。
【0017】この発明によれば、モード切替手段によ
り、眼内観察モードに切り換えた時、変換素子駆動手段
により前記色温度変換素子を前記照明系の光路又は観察
系の光路のいずれかに挿入し、また、前眼部観察モード
に切り換えた時前記色温度変換素子を前記照明系の光路
又は観察系の光路から離脱させるものであるから、ハロ
ゲン電球からなる光源による高い色温度の照明光照射に
よる被検眼の前眼部観察機能を損なうことなく、しか
も、被検眼の前眼部以外の眼内観察、例えば眼底観察等
を行う場合には色温度変換素子により色温度を変換した
状態での観察像を見ることが可能となり、前眼部観察、
眼底観察等を各々良好に行うことができる。
【0018】請求項3記載の発明は、被検眼にハロゲン
電球からなる光源が出射する照明光を照射する照明系
と、この照明系により照明される被検眼の像を観察する
観察系とを有する実体顕微鏡において、前記被検眼に対
する観察モードを、前眼部観察モードと眼内観察モード
とに切り換えるモード切替手段と、モード切替手段によ
る眼内観察モード、前眼部観察モードへの切り替えに応
じて、前記ハロゲン電球からなる光源の電圧を変更し、
被検眼の眼内に対する照明光、前眼部に対する照明光の
各照度の最適化を行う光源電圧制御手段とを有すること
を特徴とする実体顕微鏡。
【0019】この発明によれば、モード切替手段による
前眼部観察モードと眼内観察モードとの切り替えに応じ
て、光源電圧制御手段がハロゲン電球からなる光源の電
圧を変更し、被検眼の眼内に対する照明光、前眼部に対
する照明光の各照度の最適化を行うものであるから、前
眼部像の観察時、眼底等の眼内像の観察時に各々最適の
画像を見ることができ、前眼部観察、眼底観察等を各々
良好に行うことができる。
【0020】請求項4記載の発明は、被検眼にハロゲン
電球からなる光源が出射する照明光を照射する照明系
と、この照明系により照明される被検眼の像を観察する
観察系とを有する実体顕微鏡において、前記照明系の光
路又は観察系の光路のいずれかに挿脱可能に備えた照明
光又は観察光の色温度を変換する色温度変換素子と、前
記被検眼に対する観察モードを、前眼部観察モードと眼
内観察モードとに切り換えるモード切替手段と、モード
切替手段により眼内観察モードに切り換えた時前記色温
度変換素子を前記照明系の光路又は観察系の光路のいず
れかに挿入し、前眼部観察モードに切り換えた時前記色
温度変換素子を前記照明系の光路又は観察系の光路から
離脱させる変換素子駆動手段と、前記モード切替手段に
よる眼内観察モード、前眼部観察モードへの切り替えに
連動して、前記ハロゲン電球からなる光源の電圧を変更
し、被検眼の眼内に対する照明光、前眼部に対する照明
光の各照度の最適化を行う光源電圧制御手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【0021】この発明によれば、請求項2、3記載の発
明を組み合わせた構成で、特に眼底等の眼内像の観察時
に、色温度変換素子による色温度変換と、光源電圧制御
手段による被検眼の眼内に対する照明光の照度変換との
相乗作用でより一層良好な眼底観察等を行うことができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明する。
【0023】(実施の形態1)図1に示す本実施の形態
1の実体顕微鏡1は、テーブル2上に移動機構部3を介
して水平横方向及び水平縦方向に移動可能に支持された
基台4と、傾倒操作により基台4を水平横方向及び水平
縦方向に変位させる操作ハンドル5と、前記基台4によ
り各々支持された観察系6、光源や鏡筒本体に対峙して
配置する細隙を有する照明系8と、観察系6の対物レン
ズを収納した鏡筒本体9に対峙させた被検者用の顎受部
10a、額当て10bを有する顎受け台10とを具備し
ている。前記鏡筒本体9の側面には、観察倍率変倍用の
回転軸を突設し、この回転軸に対して外周に観察系6の
観察倍率を示す6,10,16,25,40等の数字を
付した操作ノブ11を装着するようになっている。
【0024】図2、図3は、本実施の形態の実体顕微鏡
1の光学構成の概略を示すものであり、この細隙灯顕微
鏡1は、鏡筒本体9に収納した観察系6と、鏡筒本体9
に取り付けた撮像装置20と、観察系6に対し、被検眼
Eに対峙させるミラー12に関して直交配置とした照明
系8とを有している。
【0025】前記観察系6は、ミラー12と、対物レン
ズ31と、変倍光学系32と、ビームスプリッタ34
と、リレーレンズ35と、光路を接眼鏡筒9a側に変更
するプリズム36と、接眼鏡筒9aに配置した接眼レン
ズ37とを具備し、被検眼Eの像(図7に示す前眼部
像、図8に示す眼底像等)を図2に示す結像点Pに結像
し検者眼E0 により観察可能とするようになっている。
【0026】前記撮像装置20は、前記ビームスプリッ
タ34により分岐される光束を集光する集光レンズ41
と、この集光レンズ41からの光束を90度直角に曲げ
るミラー42と、撮像カメラ43とを具備している。
【0027】観察系6は、図3に示すように、検者眼E
0 による立体視が可能なように2系統の構成となってい
る。
【0028】前記照明系8は、図2に示すように、ハロ
ゲンランプからなる光源51と、この光源51からの光
を集光する集光レンズ52及び53と、この集光レンズ
52及び53を通過した光の一部のみを通過させる視野
絞り54と、視野絞り54を通過した光を投影する投影
レンズ55と、前記光源51と集光レンズ52との間に
配置したキセノンランプ等のストロボ光源56とを具備
している。
【0029】前記視野絞り54と被検眼Eとは、投影レ
ンズ55に対して共役の位置になるように配置され、こ
れにより、前記ミラー12を介して被検眼Eの例えば角
膜に対し、図6に示すように、局所的な照明光(以下
「スリット光」という)を照射し、被検眼Eの角膜断面
(図6に斜線を付して示す)Edに対応する前眼部像E
d´を観察可能としている。
【0030】本実施の形態1の実体顕微鏡1は、さら
に、図2、図3に示すように、変倍光学系32と集光レ
ンズ33との間に、観察光の色温度を変換する色温度変
換素子61を色温度変換素子駆動手段である電磁ソレノ
イド65の動作で挿脱可能に配置している。
【0031】色温度変換素子61は、図4に示すよう
に、基板62に2個の色温度変換フィルター63を所定
の間隔(中心間隔が照明系6の両眼用の光軸間距離Lと
一致する間隔)で配置した構成となっている。
【0032】色温度変換素子61の代わりに、図4に示
すように、回転円板64に前記光軸間距離Lに相当する
間隔で2個の色温度変換フィルター66を180度配置
で設けるとともに、この2個の色温度変換フィルター6
6と各々90度ずらした位置に2個の抜穴67を設けた
色温度変換素子61Aとし、この色温度変換素子61A
を図示しない回転駆動手段で回転駆動して、2個の色温
度変換フィルター66を照明系6の両眼用の光軸に挿入
したり(眼内モード時)、2個の抜穴67を照明系6の
両眼用の光軸に挿入する(前眼部モード時)構成とする
こともできる。
【0033】図9は、実体顕微鏡1の制御系の主要部を
示すものであり、前記光源51の点灯駆動、駆動電圧の
電圧制御を行う光源電圧制御手段として機能するととも
に、ストロボ光源55等の点灯制御を含むこの実態顕微
鏡1全体の制御を行う制御部81と、前記撮像カメラ4
3と、実体顕微鏡1全体の動作に必要な電力を供給する
電源部85と、前記制御部81に操作信号を供給する操
作スイッチ86とを有し、さらに、撮像カメラ43から
の画像信号を取り込む画像制御部82と、この画像制御
部82に接続した液晶ディスプレイ等の画像モニタ83
と、画像制御部82に接続した記憶手段である画像メモ
リ84とを付加している。前記画像制御部82、画像モ
ニタ83及び画像メモリ84は実体顕微鏡1と別体の画
像処理装置として構成している。
【0034】前記操作スイッチ86には、被検眼Eに対
する観察モードを前眼部モードとする前眼部キー91
と、被検眼Eに対する観察モードを眼内モードとする眼
内キー92とを有している。尚、前眼部モードとは被検
眼Eの角膜、虹彩、水晶体等を観察するモードをいい、
また、眼内モードとは被検眼Eの眼底、硝子体等を観察
するモードを言うものとして以下の説明を行う。
【0035】次に、上述した本実施の形態1の実体顕微
鏡1の作用を説明する。
【0036】この実体顕微鏡1において、前記前眼部キ
ー91を操作して、前眼部モードに設定した場合、前記
制御部81の制御の基に電磁ソレノイド65は不動作状
態を維持し、色温度変換素子61の色温度変換フィルタ
ー63は照明系6の光路に挿入されない離脱状態とす
る。
【0037】また、前記ハロゲン電球からなる光源51
から発光した光は集光レンズ52を介して視野絞り54
を通過する。視野絞り54と被検眼Eとは共役に配置さ
れているので、視野絞り54を通過して形成されたスリ
ット光は投影レンズ55、ミラー12を経て図6に示す
ように被検眼Eの前眼部(角膜断面:図6に斜線を付し
て示す)Edに照射される。
【0038】このようにして、被検眼Eに照射され、被
検眼Eの角膜断面Edで反射した光及び被検眼Eの全体
で反射した光束は、高い色温度の状態で観察系6の対物
レンズ31に通過し、さらに、ビームスプリッタ34を
経てその一部が図2に示す結像点Pに結像し、検者眼E
0 により前眼部像Ed´として明確に観察されることに
なる。
【0039】また、ビームスプリッタ34により分岐さ
れる光束は、前記ミラー42を経て撮像カメラ43に入
射し、これにより、検者眼E0 の観察像と同一の観察像
が撮像カメラ43により撮像され、前記画像制御部82
の制御の基に画像モニタ83に送られて図7に示すよう
に前眼部像Ed´として表示される。
【0040】一方、前記眼内キー92を操作して、眼内
モードに設定した場合、前記制御部81の制御の基に電
磁ソレノイド65が動作し、色温度変換素子61の色温
度変換フィルター63を照明系6の光路に挿入する。
【0041】これにより、上述した場合と同様な経路で
被検眼Eの眼底Efに照明光が照射され、眼底Efから
の反射光は観察系6の対物レンズ31に通過し、さら
に、変倍光学系32、色温度変換フィルター63、ビー
ムスプリッタ34を経てその一部が図2に示す結像点P
に色温度が変換され、暖色系の見易い眼底像Ef´とし
て結像し、検者眼E0 により観察される。
【0042】また、画像モニタ83に送られて図8に示
すように眼底像Ef´として表示される。
【0043】このようにして、本実施の形態1によれ
ば、被検眼Eの前眼部観察、眼底観察等を各々良好な状
態で行うことができる。
【0044】図10は、本実施の形態1の変形例を示す
ものであり、図2に示す場合に変えて、照明系8の視野
絞り54と投影レンズ55との間に照明光の色温度を変
換する色温度変換素子61を色温度変換素子駆動手段で
ある電磁ソレノイド65の動作で挿脱可能に配置したこ
とが特徴である。
【0045】色温度変換フィルター63を照明系8の光
路に入れた場合について考察すると眼底Efでの色温度
をK1 、色温度変換素子61を照明系8に入れた場合の
眼底Efでの色温度をK2 、色温度変換素子61の色温
度変換能力(ミレッド値)をaとすれば、眼底Efでの
色温度K2 は下記数1で表すことができる。
【0046】
【数1】 例えば、眼底Efでの色温度変換素子61を入れない場
合の色温度K1 =3300K、色温度変換能力a=40
とすれば、色温度変換素子61を入れた場合の眼底Ef
´の色温度K2 =2915Kとなる。
【0047】また、眼底Efでの色温度変換素子61を
入れない場合の色温度K1 =3800K、色温度変換能
力a=40とすれば、色温度変換素子61を入れた場合
の眼底Efでの色温度K2 =3299Kとなる。
【0048】このよう色温度をもった眼底Efの眼底像
Ef´は依然として青白く観察される。また、物体面
(眼底Ef面)での好ましい色温度は、2500K乃至
2900K程度であることが知られている。
【0049】本実施の形態1では、物体面(眼底Ef
面)での色温度が2500K乃至2900K程度になる
ような色温度変換能力aをもった色温度変換素子61を
選定するものである。
【0050】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2の実体顕微鏡1について図9、図11、図12、図
13を参照してを説明する。図11は、一般的な12
V、30Wのハロゲン電球からなる光源51の電圧−光
束特性を示すものである。また、図13は、12V、3
0Wのハロゲン電球の波長と分光放射輝度の変化との関
係を示す特性図である。
【0051】本実施の形態2においては、前眼部キー9
1、眼内キー92の操作に応じて、前記ハロゲン電球か
らなる光源51の電圧を変更し、被検眼Eの眼底Efに
対する照明光、前眼部Edに対する照明光の各照度の最
適化を行うようにしたことが特徴である。
【0052】即ち、リットを細かく切る必要があると
き、前眼部キー91を操作して、前眼部モードに設定し
た場合、前記制御部81の制御の基に光源51に対する
駆動電圧が例えば図11、図12に示す12Vに設定さ
れ、この状態で照明系8の動作で前眼部Edに最高照度
に近い照度(光束800ルーメン程度)となる状態で照
射が可能となる。
【0053】この結果、実施の形態1の場合と同様、検
者眼E0 により前眼部像Ed´として明確に観察するこ
とが可能となる。
【0054】一方、前記眼内キー92を操作して、眼内
モードに設定した場合、前記制御部81の制御の基に前
記光源51に対する駆動電圧が例えば図11、図12に
示す8Vに設定され、この状態で最大でも照明系8の動
作で眼底Efに前眼部モードに比べ1/4程度に落ちた
照度(光束220ルーメン程度)となる状態でしか照射
できなくなる。この結果、実施の形態1の場合と同様、
検者眼E0 により、照度の低い見易い眼底像Ef´とし
て観察することが可能となる。
【0055】ハロゲン電球からなる光源51の波長と分
光放射輝度の変化との関係は、照度40万ルクスの場
合、図13に示す特性aに示す如くであり、このとき色
温度は3810Kである。
【0056】また、前記色温度変換素子61をハロゲン
電球からの照明光の光路に入れた場合には、光源51の
波長と分光放射輝度の変化との関係は図13に示す特性
bに示す如くであり、このとき色温度は3387K付近
である。
【0057】従って、本実施の形態2のように、眼内モ
ードで光源51に対する駆動電圧を低下させて眼底Ef
の照明を行うと、恰も色温度変換能力の高い色温度変換
素子61を照明光の光路に入れたかのようにして照度の
低い見易い眼底像Ef´として観察することができる。
【0058】また、上述した実施の形態1、2の双方の
動作を組み合わせ、眼内モード時に前記制御部81の制
御の基に色温度変換素子61の光路への挿入と、光源5
1に対する駆動電圧の低減とを連動させることで、より
一層見易い眼底像Ef´を結像させ、検者眼E0 により
観察したり、撮像カメラ43により撮像しより一層見易
い眼底像Ef´として表示することも可能である。
【0059】尚、照明系8においては、図示していない
が、観察機能を向上する等の目的で、NDフィルター、
グリーンフィルター、防熱フィルター、赤外線フィルタ
ー等が使用されるが、これらのフィルター群を組み込ん
だフィルター基板に上述した色温度変換素子61の色温
度変換フィルター63を組み込んだ構成とすることも可
能であり、これにより、色温度変換素子61を別途組み
込む場合よりも省スペース化、コスト低減を図れる。
【0060】尚、図12は、本実施の形態2における電
圧表示部100を示すものである。この電圧表示部10
0は、例えば液晶ディスプレイ等を用い、図12の左欄
に示すように0乃至16Vのフル目盛101aと図12
の右欄に示すように0乃至8Vのハーフ目盛101bと
を随時切り替え表示する構成としている。
【0061】このような電圧表示部100を用いること
により、前眼部モード、眼内モードの区別を明確に行い
つつ光源51の駆動電圧を確認することができる。
【0062】また、前眼部キー91を操作して、前眼部
モードに設定した状態において、色温度変換素子61の
光路への挿入を行って、前眼部像Ed´を観察すること
ももちろん可能である。この場合には、前眼部像Ed´
をよりコントラトの高い画像として観察可能である。
【0063】
【発明の効果】請求項1及び2記載の発明によれば、高
い色温度の照明光照射による被検眼の前眼部観察機能を
損なうことなく、しかも、被検眼の前眼部以外の眼内観
察、例えば眼底観察等を行う場合には色温度を変換した
状態での観察像を見ることが可能となり、前眼部観察、
眼底観察等を各々良好に行うことができる実体顕微鏡を
提供することができる。
【0064】請求項3記載の発明によれば、前眼部像の
観察時、眼底等の眼内像の観察時に各々照度が最適の画
像を見ることができ、前眼部観察、眼底観察等を各々良
好に行うことができる実体顕微鏡を提供することができ
る。
【0065】請求項4記載の発明によれば、色温度変換
と照度変更とを組み合わせて、前眼部観察はもちろん、
眼底観察等をより一層良好に行うことができる実体顕微
鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の実体顕微鏡の外観を示
す側面図である。
【図2】本実施の形態1の実体顕微鏡の光学構成を示す
概略図である。
【図3】本実施の形態1の実体顕微鏡の観察系の光学構
成を示す概略図である。
【図4】本実施の形態1の色温度変換素子の平面図であ
る。
【図5】本実施の形態1の色温度変換素子の他例を示す
平面図である。
【図6】本実施の形態1の被検眼に対するスリット光の
照射状態を示す説明図である。
【図7】本実施の形態1の前眼部像の表示状態を示す図
である。
【図8】本実施の形態1の眼底像の表示状態を示す図で
ある。
【図9】本実施の形態1の及び2の実体顕微鏡の制御系
の主要部を示すブロック図である。
【図10】本実施の形態1の実体顕微鏡の変形例を示す
概略図である。
【図11】本実施の形態2における光源の駆動電圧−光
束特性を示す図である。
【図12】本実施の形態2における電圧表示部を示す説
明図である。
【図13】本実施の形態2におけるハロゲン電球と波長
の分光放射輝度の変化との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 実体顕微鏡 6 観察系 8 照明系 12 ミラー 20 撮像装置 31 対物レンズ 32 変倍光学系 34 ビームスプリッタ 35 リレーレンズ 36 プリズム 43 撮像カメラ 51 光源 52 集光レンズ 53 集光レンズ 54 視野絞り 55 投影レンズ 56 ストロボ光源 61 色温度変換素子 63 色温度変換フィルター 65 電磁ソレノイド 81 制御部 82 画像制御部 83 画像モニタ 84 画像メモリ 86 操作スイッチ 91 前眼部キー 92 眼内キー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼に光源が出射する照明光を照射す
    る照明系と、 この照明系により照明される被検眼の像を観察する観察
    系とを有する実体顕微鏡において、 前記照明系の光路又は観察系の光路のいずれかに照明光
    又は観察光の色温度を変換する色温度変換素子を挿脱可
    能に備えたこと、 を特徴とする実体顕微鏡。
  2. 【請求項2】 被検眼にハロゲン電球からなる光源が出
    射する照明光を照射する照明系と、 この照明系により照明される被検眼の像を観察する観察
    系とを有する顕微鏡において、 前記照明系の光路又は観察系の光路のいずれかに挿脱可
    能に備えた照明光又は観察光の色温度を変換する色温度
    変換素子と、 前記被検眼に対する観察モードを、前眼部観察モードと
    眼内観察モードとに切り換えるモード切替手段と、 モード切替手段により眼内観察モードに切り換えた時前
    記色温度変換素子を前記照明系の光路又は観察系の光路
    のいずれかに挿入し、前眼部観察モードに切り換えた時
    前記色温度変換素子を前記照明系の光路又は観察系の光
    路から離脱させる変換素子駆動手段と、 を有することを特徴とする実体顕微鏡。
  3. 【請求項3】 被検眼にハロゲン電球からなる光源が出
    射する照明光を照射する照明系と、 この照明系により照明される被検眼の像を観察する観察
    系とを有する実体顕微鏡において、 前記被検眼に対する観察モードを、前眼部観察モードと
    眼内観察モードとに切り換えるモード切替手段と、 モード切替手段による眼内観察モード、前眼部観察モー
    ドへの切り替えに応じて、前記ハロゲン電球からなる光
    源の電圧を変更し、被検眼の眼内に対する照明光、前眼
    部に対する照明光の各照度の最適化を行う光源電圧制御
    手段と、 を有することを特徴とする実体顕微鏡。
  4. 【請求項4】 被検眼にハロゲン電球からなる光源が出
    射する照明光を照射する照明系と、 この照明系により照明される被検眼の像を観察する観察
    系とを有する実体顕微鏡において、 前記照明系の光路又は観察系の光路のいずれかに挿脱可
    能に備えた照明光又は観察光の色温度を変換する色温度
    変換素子と、 前記被検眼に対する観察モードを、前眼部観察モードと
    眼内観察モードとに切り換えるモード切替手段と、 モード切替手段により眼内観察モードに切り換えた時前
    記色温度変換素子を前記照明系の光路又は観察系の光路
    のいずれかに挿入し、前眼部観察モードに切り換えた時
    前記色温度変換素子を前記照明系の光路又は観察系の光
    路から離脱させる変換素子駆動手段と、 前記モード切替手段による眼内観察モード、前眼部観察
    モードへの切り替えに連動して、前記ハロゲン電球から
    なる光源の電圧を変更し、被検眼の眼内に対する照明
    光、前眼部に対する照明光の各照度の最適化を行う光源
    電圧制御手段と、 を有することを特徴とする実体顕微鏡。
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