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JP2000327292A - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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Publication number
JP2000327292A
JP2000327292A JP11142010A JP14201099A JP2000327292A JP 2000327292 A JP2000327292 A JP 2000327292A JP 11142010 A JP11142010 A JP 11142010A JP 14201099 A JP14201099 A JP 14201099A JP 2000327292 A JP2000327292 A JP 2000327292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
arm
arms
cargo
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11142010A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Inagaki
秋広 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP11142010A priority Critical patent/JP2000327292A/ja
Publication of JP2000327292A publication Critical patent/JP2000327292A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固くて滑り易い荷物であってもこれを安定に
把持することが可能なクランプ装置を提供する。 【解決手段】 クランプ装置において、左右のクランプ
アーム4のアーム部7をそれぞれ上クランプシリンダ9
と、それよりも大径の下クランプシリンダ10によって
加圧する構成とする。一方、アーム部7を上アーム7a
と下アーム7bとに分割し、かつヒンジピン8によって
回動(屈曲)可能に連結する。このことによって荷物側
面の下部側を上側よりも強い力で把持し、しかも下アー
ム7bが内向きに傾斜して荷物を下から抱え込むような
形態で把持する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトに
装着されて荷物のクランプ作業に適用されるクランプ装
置に係り、詳しくは荷物を横方向から把持して運搬する
荷役作業に用いられるクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フォークリフトに装着されて箱
形荷物の荷役作業に用いられるクランプ装置は、図6及
び図7に示すように、直立状の把持面を有する開閉可能
な左右一対のクランプアーム101を備えている。クラ
ンプアーム101は上下2本のレール部102と、その
レール部102の外端部から前方へ延出されたアーム部
103とから平面略L字形に形成されており、レール部
102がフォークリフト(図示省略)に装着される断面
コ字形のレールホルダ104にローラ105を介して横
方向に移動可能に取り付けられて開閉可能とされてい
る。そして、上下のレール部102間の中央部には、ク
ランプアーム101を開閉作動するための左右2本のク
ランプシリンダ106が配置されており、そのクランプ
シリンダ106の一端がクランプアーム101における
上下方向の略中央部に連結され、他端がクランプホルダ
104に連結されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のクラン
プ装置においては、アーム部103の把持面は直立状に
形成されており、荷物を両側方から把持したときのクラ
ンプシリンダ105によるクランプ力が上下均等に加わ
るようにアーム部103の上下方向略中央部に加わる構
成となっている。そのため、変形し難い固い箱形荷物や
表面の滑り易い箱形荷物等をクランプする場合におい
て、その荷物の側面形状が下部側よりも上部側が若干大
きいようなときには、安定してクランプできないといっ
たことがある。即ち、従来装置では、箱形荷物の形状に
よっては、うまくクランプできずに滑り落ちることがあ
り、作業効率を低下したり荷物を損傷する可能性があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、表面が固くて滑り易い箱形荷物であっても
これを安定に把持することが可能なクランプ装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係るクランプ装置は、特許請求の範囲の各
請求項に記載の通りの構成を備えた。従って、請求項1
記載の発明によれば、クランプシリンダによって左右の
クランプアームを開閉作動することによって、箱形荷物
を横方向から把持する場合において、把持面が荷物の側
面に当接後、該把持面の下部側に上部側よりも大きい加
圧力が加えられる。このため、荷物はその下部側面が上
部側よりも強いクランプ力で把持されることになり、荷
物が安定状態にクランプされる。
【0006】また、請求項2の発明によれば、アーム部
の上下部に上下2本のクランプシリンダによって、個々
に加圧力を付加することができるため、アーム部の上下
部で異なる大きさの加圧力を確実に付加することができ
る。この場合において、アーム部の上下方向の中間部位
に屈曲部を設定してあるため、アーム部の下側が荷物側
面により強く密着されるとともに、屈曲部を中心にして
内向きに傾斜して荷物の下部側面を下から抱え込むよう
な形で把持する。このため、荷物が滑り難い状態で把持
されることになり、安定したクランプ状態が得られる。
【0007】また、請求項3の発明によれば、クランプ
アームが元々有している上下のレール部の後面に上下の
クランプシリンダを重ねて配置したことによって、クラ
ンプシリンダが従来に比べて増加しているにも拘わら
ず、フォークリフトの運転席からの前方視界を妨げとな
らず、寧ろレール部の中間位置に配置していた従来に比
べて、前方視界を向上することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。先ず、図1〜図3に基づいて第1
の実施の形態を説明する。図1はクランプ装置の側面
図、図2は正面図、図3はアーム部による荷物クランプ
態様の説明図である。クランプ装置は、図示省略のフォ
ークリフトのマストに沿って昇降可能な昇降部材として
のリフトブラケットに装着可能なクランプホルダ1を備
えている。クランプホルダ1は、所定間隔で配置された
左右2枚の縦板2と、その左右の縦板2の前面に跨るよ
うに固定された相互に平行な上下4本の断面コ字形のレ
ールホルダ3とによって構成されている。なお、上部2
本のレールホルダ3は溝開口側が下向きとなるように配
置され、下部2本のレールホルダ3は溝開口側が上向き
となるように配置されている。
【0009】レールホルダ3の前方には、対向する左右
一対のクランプアーム4が配置されている。左右のクラ
ンプアーム4はレールホルダ3に複数のガイドローラ5
を介して横移動可能に取り付けられる上下2本のレール
部6と、該レール部6の外端部に固着又は一体に形成さ
れて前方に略直角に延出するアーム部7とから平面略L
字形に形成されている。アーム部7の把持面は直立面に
形成されるとともに、前後方向に平行に延びる複数のリ
ブ7cを有している。左右のアーム部7は上下方向の略
中間部において2つに分割され、かつヒンジピン8によ
って回動可能に連結されている。即ち、アーム部7は上
下方向の中間部に設定した屈曲部を介して連結された上
アーム7aと、下アーム7bとから構成されている。
【0010】そして、上記のように構成された左右のク
ランプアーム4は、フォークリフトの運転席において操
作可能な油圧式のクランプシリンダ9,10によって互
いに隔離又は接近方向に移動されることによって開閉さ
れる。本実施の形態においては、左右のクランプアーム
4毎に上下2本ずつのクランプシリンダ9,10が備え
られている。上クランプシリンダ9は上側のレール部6
の後面に平行に配置され、また下クランプシリンダ10
は下側のレール部6の後面に平行に配置されている。そ
して、それらクランプシリンダ9,10はシリンダ本体
の基端部がクランプホルダ1の縦板2の前面に固定され
たブラケットに連結ピン11を介して回動可能に連結さ
れ、ロッドの先端がレール部6の外端部付近に連結ピン
12を介して回動可能に連結されている。また、下クラ
ンプシリンダ10の直径は、上クランプシリンダ9の直
径よりも大径に設定され、下アーム7b側に上アーム7
a側よりも大きな加圧力が付加されるようになってい
る。
【0011】本実施の形態は上記のように構成したもの
である。従って、図3に示すように、箱形荷物Wの側面
を左右のクランプアーム4のアーム部7によって横方向
からクランプする場合において、上アーム7a用の上ク
ランプシリンダ9の直径よりも下アーム7b用の下クラ
ンプアーム10の直径を大きく設定してあることから、
下アーム7bに上アーム7aよりも大きいクランプ力が
発生し、下アーム7bが荷物側面に強く密着する。即
ち、荷物Wはその側面下部を上側よりも強いクランプ力
で把持されるため、滑り落ち難い状態でのクランプとな
る。加えて本実施の形態では、アーム部7を上アーム7
aと下アーム7bとに2分割した上で屈曲可能に連結し
てあるため、下アーム7bが屈曲部を中心にして図示の
如く内向きに傾斜(図では説明の便宜上、誇張した状態
で示してある)して下窄まりとなる。このことによって
荷物Wは下部側を下側から抱え込まれる如く把持される
ことになり、安定状態でクランプされる。
【0012】このように、本実施の形態によれば、クラ
ンプシリンダの加圧力がアーム部中央に作用するように
設定していた従来に比べて、荷物Wの安定したクランプ
態様を得ることが可能となり、箱形荷物の固くて滑りや
すい箱形荷物Wの荷役作業を安全にかつ効率良く実施す
ることができる。また、本実施の形態においては、上下
のクランプシリンダ9,10をレール部6の後面に配置
し、前後方向で重なり合う構成としたので、クランプシ
リンダ9,10の本数が増加しているにも拘わらず、運
転席からの前方視界を妨害することにならず、寧ろ1本
のクランプシリンダを上下のレール間に配置していた従
来に比べて前方視界を向上できる。また、レール部6は
クランプシリンダ9,10を保護するプロテクタとして
も機能する。
【0013】次に、本発明の第2の実施の形態を図4及
び図5に基づいて説明する。この実施の形態は、クラン
プアーム4のアーム部7における上下方向の略中央部に
全長にわたってくびれ(薄肉部)13を設定し、そのく
びれ13を中心にして上アーム7aと下アーム7bが屈
曲できるように構成したものである。なお、その他につ
いては第1の実施の形態と同様に構成されている。従っ
て、この実施の形態によるときも、前述した第1の実施
の形態と同様に、上アーム7aよりもクランプ力の大き
い下アーム7bの方が荷物Wの側面に対して強く押し付
けられるとともに、下アーム7bがくびれ13を中心に
して内向きに傾斜して下窄みとなる。このことによっ
て、荷物Wは下部側面を抱え込まれた状態で把持され、
安定状態でクランプされるので、運搬途中での滑落事故
が防止され、作業の安全と効率アップを達成できる。ま
た、本実施の形態では、アーム部7の屈曲部をくびれ1
3によって構成したので、ヒンジピン8による回動構造
によって屈曲部を構成した第1の実施の形態に比べて構
造が簡単であり、コストの低減につながる。
【0014】また、上述した第1及び第2の実施の形態
では、アーム部7の上下方向略中央部に屈曲部を設ける
一方、上アーム7aと下アーム7bを上下のクランプシ
リンダ9,10によって個々に加圧する構成であるた
め、アーム部7に歪みが発生しないといった作用効果が
得られる。しかし、必ずしも上記構成に限定されるもの
ではなく、アーム部7は従来と同様に屈曲部を持たない
構成とし、しかも下クランプシリンダ10のみを設ける
構成に変更してもよい。このような構成を採用しても荷
物Wの側面下部を上側よりも強くクランプすることは可
能であり、従来に比べて安定したクランプ態様を得るこ
とができる。しかしこの場合は、クランプ時にアーム部
7の上側が外側へ弾性変形できることが必要であり、従
って、この点を考慮してアーム部7の面剛性を設定する
必要がある。また、本実施の形態では、上下2分割構造
で説明したが、上下3分割に構成するとともに、それら
を上から下に掛けて順に加圧力を大きくしたクランプシ
リンダによって加圧する構成に変更することも可能であ
る。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
対向する左右のクランプアームによって荷物の側面を横
方向からクランプする場合において、荷物の下部側面を
上側よりも強いクランプ力で把持できるため、固くて滑
りやすい荷物であってもこれを安定した状態でクランプ
することが可能となり、作業効率の向上と安全作業に役
立たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るクランプ装置の側面図
である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】第1の実施の形態に係るクランプ態様の説明図
である。
【図4】第2の実施の形態を示す部分正面図である。
【図5】第2の実施の形態に係るクランプ態様の説明図
である。
【図6】従来のクランプ装置の正面図である。
【図7】同じく平面図である。
【符号の説明】
1…クランプホルダ 4…クランプアーム 6…レール部 7…アーム部 7a…上アーム 7b…下アーム 8…ヒンジピン 9…上クランプシリンダ 10…下クランプシリンダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークリフトに装着可能なクランプホ
    ルダと、そのクランプホルダに開閉可能に取り付けられ
    るとともに荷物側面を横方向から把持するための直立状
    の把持面を有する左右一対のクランプアームと、そのク
    ランプアームを開閉作動するクランプシリンダとを備え
    たクランプ装置であって、 前記クランプシリンダによる加圧力が前記クランプアー
    ムにおける把持面の下部側に上部側よりも強く付加され
    る構成としたクランプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクランプ装置において、
    左右のクランプアーム毎に上下2本ずつのクランプシリ
    ンダが備えられるとともに、下クランプシリンダの加圧
    力が上クランプシリンダの加圧力よりも大きく設定され
    ており、しかも前記クランプアームの把持面を持つアー
    ム部には上下方向の略中間部位に屈曲部が設定されてい
    るクランプ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のクランプ装置において、
    クランプアームがクランプホルダに沿って移動可能な横
    方向に延在する上下2本のレール部を備えており、それ
    らレール部の後面に上下のクランプシリンダが重なり合
    うように平行に配置されたクランプ装置。
JP11142010A 1999-05-21 1999-05-21 クランプ装置 Pending JP2000327292A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107598801A (zh) * 2017-11-08 2018-01-19 贵州大学 一种便于固定工件的工业3d仿真用机床结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107598801A (zh) * 2017-11-08 2018-01-19 贵州大学 一种便于固定工件的工业3d仿真用机床结构

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