JP3367866B2 - リーチ式フォークリフト - Google Patents
リーチ式フォークリフトInfo
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- hose
- vehicle body
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Description
された油圧ホースの損傷や破裂を事前に防止するリーチ
式フォークリフトに関する。 【0002】 【従来の技術】従来の技術においては、リーチ式フォー
クリフトは車体と荷役装置それぞれに油圧ホースを垂直
に垂らすためのホースクランプが固着され、このホース
クランプ間に油圧ホースが架設されていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述従来の技術では、
車体に固着したホースクランプによって油圧ホースが垂
直に垂れているため、荷役装置が後方位置にある場合に
は良いが、前方位置にある場合には油圧ホースは水平に
伸びるため、ホースクランプ部にて屈曲し、荷役装置の
前後移動の繰り返しで、ついには油圧ホースが損傷や破
裂することさえあった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明においては、車体
および該車体前方のストラドルレッグ、該ストラドルレ
ッグに沿って車体前後方向に移動する荷役装置からな
り、車体と荷役装置それぞれに配したホースクランプ間
に油圧ホースが架設されてなるリーチ式フォークリフト
において、 前記車体あるいは荷役装置に配したホース
クランプの1つ以上を上下方向に回転自在に備えたこと
を特徴とするリーチ式フォークリフトとし上述の課題を
解決する。 【0005】また、ホースクランプのクランプ部を上下
方向に移動自在に備えたことを特徴とした上述記載のリ
ーチ式フォークリフトとする。 【0006】 【実施例】以下本発明の実施の形態を図面に基づき説明
する。図において1がリーチ式フォークリフト、2がリ
ーチ式フォークリフト1の車体、3が車体2前方に突出
した左右一対のストラドルレッグ、4が車体2上方にて
乗員を保護するヘッドガード、5がストラドルレッグ3
に沿って車体前後方向に移動する荷役装置を示す。 【0007】荷役装置5は、中央に立設した左右一対の
マスト材6、マスト材6に沿って上下動するリフトブラ
ケット7、リフトブラケット7前方に係止した左右一対
のフォーク8から主に形成される。 【0008】荷役装置5は車体2に配した油圧レバー9
の操作によりオイルが油圧ホース10を通って油圧シリ
ンダ11などに送られ、移動する。 【0009】本実施例では図2から図4のように本発明
の特徴のホースクランプを車体側に取り付けた状態にて
説明する。図1のように車体2前方にはホースクランプ
12が配されている。ホースクランプ12は油圧ホース
10の車体2からの排出部近辺にて車体2にピン13で
上下方向に回転自在に軸止されている。 【0010】さらにホースクランプ12はクランプブラ
ケット12Aにクランプ部12Bを上下動自在に設置し
てあり、油圧ホースの移動に応じて移動する構造であ
る。 【0011】油圧ホース10はクランプ部12Bにクラ
ンプされ、図4のように荷役装置5が後方にある場合に
は下方に垂れ下がり、荷役レバー9の操作によって、荷
役装置5が前方に移動した場合にはクランプブラケット
12Aがピン13を中心に回転するとともに、クランプ
部12Bが油圧ホース10の移動に伴って、移動する。
そして、ついには図2および図3のように油圧ホース1
0は水平に伸びた形状となる。 【0012】また、近年では車体2内部に備えたバッテ
リ14を荷役装置5の前後移動を利用して車体2と荷役
装置5の間に引き出しバッテリ14の点検などを行う図
5のようなリーチ式フォークリフト1が増加傾向にあ
り、この場合本発明を実施したホースクランプ12を用
いれば引き出されるバッテリ14の移動に伴って、ホー
スクランプ12が移動するため、油圧ホース10を傷つ
けることなく、簡単にバッテリ14を引き出すことがで
きる。 【0013】本実施例ではクランプブラケットは鋼板と
したが、鋼板のがたつき音の防止やバッテリ引き出し時
のスムーズな摺動のために、鋼板の裏面にゴム板等を貼
り付けることも容易に考えられる。 【0014】 【発明の効果】叙上の如く本発明を実施すると荷役装置
がいかなる位置にあっても油圧ホースは屈曲することは
ない。したがって、油圧ホースが損傷や破裂することは
完全になくなる。また、バッテリを車体前方に引き出す
リーチ式フォークリフトにおいても油圧ホースは傷つく
ことなく、かつ簡単に引き出すことができる効果もあ
る。
る。 【図2】本発明を実施したリーチ式フォークリフトの荷
役装置前方時の側面図である。 【図3】本発明を実施したリーチ式フォークリフトの荷
役装置前方時の上面図である。 【図4】本発明を実施したリーチ式フォークリフトの荷
役装置後方時の側面図である。 【図5】本発明を実施したリーチ式フォークリフトのバ
ッテリ引き出し時の側面図である。 【符号の説明】 1 リーチ式フォークリフト 2 車体 3 ストラドルレッグ 4 ヘッドガード 5 荷役装置 6 マスト材 7 リフトブラケット 8 フォーク 9 油圧レバー 10 油圧ホース 11 油圧シリンダ 12 ホースクランプ 12A クランプブラケット 12B クランプ部 13 ピン 14 バッテリ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車体および該車体前方のストラドルレッ
グ、該ストラドルレッグに沿って車体前後方向に移動す
る荷役装置からなり、車体と荷役装置それぞれに配した
ホースクランプ間に油圧ホースが架設されてなるリーチ
式フォークリフトにおいて、 前記車体あるいは荷役装置に配したホースクランプの1
つ以上を上下方向に回転自在に備え、該ホースクランプ
のクランプ部を上下方向に移動自在に備えたことを特徴
とするリーチ式フォークリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14084797A JP3367866B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | リーチ式フォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14084797A JP3367866B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | リーチ式フォークリフト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10310389A JPH10310389A (ja) | 1998-11-24 |
JP3367866B2 true JP3367866B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=15278118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14084797A Expired - Fee Related JP3367866B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | リーチ式フォークリフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3367866B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102044597B1 (ko) * | 2016-06-21 | 2019-11-13 | 현대건설기계 주식회사 | 산업차량의 케이블 보호장치 |
JP7548119B2 (ja) * | 2021-05-14 | 2024-09-10 | 株式会社豊田自動織機 | リーチ型フォークリフト |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP14084797A patent/JP3367866B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10310389A (ja) | 1998-11-24 |
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