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JP2000291704A - 制動片の摩耗検知プローブ - Google Patents

制動片の摩耗検知プローブ

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Publication number
JP2000291704A
JP2000291704A JP11096856A JP9685699A JP2000291704A JP 2000291704 A JP2000291704 A JP 2000291704A JP 11096856 A JP11096856 A JP 11096856A JP 9685699 A JP9685699 A JP 9685699A JP 2000291704 A JP2000291704 A JP 2000291704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
folded portion
holding member
folded
folded part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11096856A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Takanashi
仁 高梨
Takehiro Matsunaga
丈寛 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP11096856A priority Critical patent/JP2000291704A/ja
Priority to US09/453,895 priority patent/US6415658B1/en
Priority to EP00302783A priority patent/EP1041306B1/en
Priority to DE60015833T priority patent/DE60015833T2/de
Publication of JP2000291704A publication Critical patent/JP2000291704A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D66/00Arrangements for monitoring working conditions, e.g. wear, temperature
    • F16D66/02Apparatus for indicating wear
    • F16D66/021Apparatus for indicating wear using electrical detection or indication means
    • F16D66/022Apparatus for indicating wear using electrical detection or indication means indicating that a lining is worn to minimum allowable thickness
    • F16D66/023Apparatus for indicating wear using electrical detection or indication means indicating that a lining is worn to minimum allowable thickness directly sensing the position of braking members
    • F16D66/024Sensors mounted on braking members adapted to contact the brake disc or drum, e.g. wire loops severed on contact

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検知用電線の折り返し部の振れを抑えて正規
姿勢のままで切断できるようにする。 【解決手段】 保持部材21の先端部には円錐台部26
が形成され、ここに径方向の溝27が切られる。溝27
を横切って支持突部が形成され、検知用の電線35は、
U字状の折り返し部36が支持突部を跨いた状態で保持
される。電線35における両開口32から突出した部分
が、溝27の両側壁で挟まれた状態となり、この両側壁
が規制壁29となる。電線35の折り返し部36が露出
し始めてブレーキドラム10と接触するようになると、
折り返し部36が浮くように引き出されて側方に振れる
力が作用するおそれがあるが、その振れは規制壁29に
より規制され、折り返し部36は支持突部をほぼ正規に
跨いだ姿勢に留められる。折り返し部36は正規の態様
で次第に切削される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制動片の摩耗検知
プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、検知用電線を保持した保
持部材が相手の回転体に対して多少傾いて配設されてい
た場合にも、保持部材を傷付けることなく検知用電線を
切断できるようにしたプローブを提案した(特開平10
−2363号公報)。このプローブは、図6に示すよう
に、保持部材1内に、U字状に折り返された電線2をそ
の折り返し部3を先端面1Aから露出させた状態で収容
し、なおかつ保持部材1の先端面1Aに半円柱状をなす
支持突部4を設けて、電線2の折り返し部3を支持突部
4を跨いだ緊張状態で支持した構造である。この構造に
よれば、電線2の折り返し部3が保持部材1の先端面1
Aより突出した位置で支持されることになるので、保持
部材1が相手の回転体に対して多少斜めに傾いた状態で
配設されていたとしても、保持部材1の先端面1Aが回
転体から逃がされた状態となって、そこに傷を付けるこ
となく折り返し部3を切断できるというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構造
のものにも、新たな不具合が発見された。例えば、上記
構造のプローブをブレーキシューに組み込んで、同図の
矢線A方向に向けて回転するブレーキドラムと正対して
配設した場合、ブレーキシューの摩耗が進んで電線2の
折り返し部3がブレーキドラムと接触するようになる
と、摩擦力で折り返し部3が支持突部4から浮くように
引き出されたのち、同図の矢線Bに示す側方に振れつつ
支持突部4上に押し寝かされた姿勢に塑性変形する場合
がある。電線2の折り返し部3が上記のような姿勢を取
ると、支持突部4を正規に跨いだ姿勢と比べると、その
切断されるタイミングが変わるおそれがある等、ブレー
キシューの摩耗検知の精度が低下するおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたもので
あって、その目的は、検知用電線の折り返し部の振れを
抑えて正規姿勢のままで切断できるようにするところに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、回転体に接触可能
な制動片に組み付けられ、この制動片の摩耗程度が使用
限界に達したか否かを検知用電線の断線の有無により検
知する摩耗検知プローブにおいて、前記検知用電線をU
字状に折り返した状態で挿通する保持部材を備え、この
保持部材の端面には、この端面の中心線方向を向いて延
在した支持突部が形成されて、前記U字状の折り返し部
が前記支持突部を跨ぐことでこの折り返し部の内周側が
保持部材の端面よりも突出して支持されるとともに、前
記支持突部における前記折り返し部を挟んだ両端には、
この折り返し部の振れを規制する規制壁が設けられてい
るところに特徴を有する。
【0005】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>検知用電線
のU字状の折り返し部が相手の回転体と接触し初め、支
持突部に沿った側方に振れるような力が作用したとして
も、規制壁により振れが規制されて、電線の折り返し部
は支持突部を正規に跨いだ姿勢に留められる。このた
め、折り返し部は正規の態様で次第に切削されるような
状態となって断線に至る。もって、制動片の摩耗を高い
精度で検知することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図5に基づいて説明する。この実施形態では、自
動車のドラムブレーキに適用した場合を例示している。
図1において、符号10は、車輪と一体となって回転す
る筒形のブレーキドラムであって、このブレーキドラム
10の内側に、基板13に摩擦材14を貼り付けた一対
のブレーキシュー12が対称姿勢で配設され、図示しな
い油圧装置等により両ブレーキシュー12を拡げてブレ
ーキドラム10の内面に押し付けることで、制動を加え
るようになっている。一方のブレーキシュー12には取
付孔16が設けられ、この取付孔16内に、摩耗検知プ
ローブ20が先端側をブレーキドラム10に向けた姿勢
で組込まれている。
【0007】続いて、摩耗検知プローブ20の構造を説
明する。このプローブ20は、合成樹脂製の保持部材2
1に検知用の電線35が保持されて構成されている。保
持部材21は、図2に示すように、円柱状の基部22を
有し、その後部側(図2では奥側)に基部22よりも拡
径された当接部23が形成され、さらに当接部23の後
方に方形状の突片部24が形成されている。
【0008】保持部材21における基部22の先端部は
円錐台形に形成されており、この円錐台部26には、中
心を通って径方向に所定幅の溝27が切られている。こ
の溝27の底面28が、本発明における保持部材21の
端面に相当する。溝27の底面28の長さ方向の中央部
には、断面半円形をなす支持突部30が横切って形成さ
れ、支持突部30の突出面が、円錐台部26の頂面と面
一とされている。溝27の底面28における支持突部3
0の両側には、一対の開口32が形成されており、両開
口32からは、電線35を通すための貫通孔33が、上
記した突片部24の後面に至るまで軸線と平行に延びて
形成されている(図4参照)。
【0009】上記の両貫通孔33には、電線35が次の
要領で通されている。まず、電線35は突片部24側の
一方の貫通孔33から一端側が通され、一方の開口32
から引き出される。続いて、U字状に折り返されて他方
の開口32へ差し込まれ、他方の貫通孔33を通して再
度突片部24の後面から引き出される。この場合、U字
状の折り返し部36の内周側が支持突部30に接するよ
うに緊張させる。そうすると、U字状の折り返し部36
は支持突部30の高さ分だけ、溝27の底面28から持
ち上げられた位置に保持される。また、電線35におけ
る両開口32から突出した部分が、溝27の両側壁で挟
まれた状態となり、この両側壁が、本発明に係る規制壁
29に相当する。
【0010】このようなプローブ20が、図1に示すよ
うに、ブレーキシュー12の取付孔16に挿入されて基
板13に固定される。詳細には、プローブ20の先端
は、取付孔16内において所定寸法奥に引っ込んでお
り、また、電線35の折り返し部36は、ブレーキドラ
ム10の回転方向に沿った向きを取っている。なお、突
片部24の後面から引き出された電線35の両端末は、
図示しない断線検出部と接続され、電線35が切断され
ると警告ランプが点灯するようになっている。
【0011】次に、本実施形態の作用を説明する。ブレ
ーキペダルが踏まれると、既述したように、ブレーキシ
ュー12が拡がって摩擦材14がブレーキドラム10の
内面に押し付けられることにより制動が加えられる。こ
のようなブレーキ操作が繰り返されると、ブレーキドラ
ム10との間の摩擦によってブレーキシュー12の摩擦
材14が次第に摩耗する。この摩耗の程度が大きくなる
と、摩擦材14中に配設された摩耗検知プローブ20が
徐々に露出することになり、支持突部30によって支持
された電線35の折り返し部36が摩擦材14と同様に
摩耗し始める。そして、ブレーキシュー12の摩擦材1
4が使用限界位置まで摩耗すると、電線35は折り返し
部36において完全に切断される。そうすると、断線検
出部においてそのことが検知されて、使用限界位置まで
達したことを知らせる警告ランプが点灯する。
【0012】この間、電線35の折り返し部36が露出
し始めてブレーキドラム10と接触するようになると、
ともすると摩擦力で折り返し部36が支持突部30から
浮くように引き出されるおそれがある。そうすると、折
り返し部36には、図5の矢線に示すような側方に振れ
る力が作用する。しかしながらこの実施形態では、折り
返し部36の両側に規制壁29が立てられているから振
れが規制され、折り返し部36は支持突部30をほぼ正
規に跨いだ姿勢に留められる。このため、折り返し部3
6は正規の態様で次第に切削されるような状態となって
断線に至るところとなる。
【0013】以上説明したように本実施形態によれば、
電線35の折り返し部36を挟んだ両側に規制壁29を
立てたことで、折り返し部36が振れることが規制さ
れ、支持突部30をほぼ正規に跨いだ姿勢に留められる
から、正規の態様で次第に切削されて断線に至り、ブレ
ーキシュー12の摩耗を高い精度で検知することができ
る。しかも、支持突部30の両端に規制壁29を立てる
といった簡単な構造で対応することができる。
【0014】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)規制壁は別体で形成して、後から固着するように
してもよい。 (2)本発明は、上記実施形態に例示したドラムブレー
キに限らず、ディスクブレーキや、その他の摩擦によっ
て回転を停止させる形式のブレーキ装置に用いる摩耗検
知プローブ全般に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る摩耗検知プローブの
組み付け状態を示す断面図
【図2】保持部材の斜視図
【図3】電線を組み込んだ状態の摩耗検知プローブの斜
視図
【図4】摩耗検知プローブの先端側の断面図
【図5】電線の切断動作を示す説明図
【図6】従来例の斜視図
【符号の説明】
10…ブレーキドラム(回転体) 12…ブレーキシュー(制動片) 14…摩擦材 20…摩耗検知プローブ 21…保持部材 26…円錐台部 27…溝 28…(溝27の)底面(端面) 29…規制壁 30…支持突部 32…開口 35…電線(検知用電線) 36…折り返し部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体に接触可能な制動片に組み付けら
    れ、この制動片の摩耗程度が使用限界に達したか否かを
    検知用電線の断線の有無により検知する摩耗検知プロー
    ブにおいて、 前記検知用電線をU字状に折り返した状態で挿通する保
    持部材を備え、この保持部材の端面には、この端面の中
    心線方向を向いて延在した支持突部が形成されて、前記
    U字状の折り返し部が前記支持突部を跨ぐことでこの折
    り返し部の内周側が保持部材の端面よりも突出して支持
    されるとともに、前記支持突部における前記折り返し部
    を挟んだ両端には、この折り返し部の振れを規制する規
    制壁が設けられていることを特徴とする制動片の摩耗検
    知プローブ。
JP11096856A 1999-04-02 1999-04-02 制動片の摩耗検知プローブ Pending JP2000291704A (ja)

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