地雷(じらい、英: landmine)は、地上または地中に設置され、人や車両の接近や接触によって爆発して危害を加える兵器。「悪魔の兵器」とも呼ばれる地雷は、無差別殺戮兵器としても機能し、78カ国が地雷で汚染されており、毎年15,000~20,000人が死亡し、死傷者の約80%は民間人とされる。1999年に発効したオタワ条約により、対人地雷の使用や生産、貯蔵などは禁止されているが、米国やロシア、中国などは未署名である。 本稿では、前近代の同概念の火器の1つである埋火(うずめび)についても解説する。