JPWO2013058015A1 - 同軸コネクタ - Google Patents
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Abstract
同軸ケーブルから脱落することを抑制できる同軸コネクタを提供することである。中心導体(224)、発泡構造又は中空構造を有する絶縁体(223)、外部導体(222)及び絶縁被膜(221)により構成されている同軸ケーブル(220)に取り付けられる同軸コネクタ(10)。ハウジング(12)は、円筒部(20)、及び、円筒部(20)からx軸方向に向かって延在している保持部(23)を含んでいる。ブッシング(14)は、ハウジング(12)に取り付けられている。ソケット(16)は、z軸方向から平面視したときに円筒部(20)の中心に位置し、中心導体(223)と接続される。保持部(23)は、外部導体(222)を保持するかしめ部(28)と、絶縁被膜(221)を保持するかしめ部(30)と、を有している。かしめ部(30)が絶縁被膜(221)に接触する面には、突起(60)が設けられている。
Description
本発明は、同軸コネクタに関し、より特定的には、同軸ケーブルの先端に取り付けられる同軸コネクタに関する。
従来の同軸コネクタとしては、例えば、特許文献1に記載のL型同軸コネクタが知られている。図13は、特許文献1に記載のL型同軸コネクタ110の分解斜視図である。
図13に示すように、ハウジング112は、外部導体222と接続されている。ブッシング114は、ハウジング112に取り付けられている。ソケット116は、ブッシング114に取り付けられ、かつ、該ブッシング114によりハウジング112と絶縁されている。ハウジング112は、折り曲げられることにより該ブッシング114に圧接しているかしめ部126と、折り曲げられることにより同軸ケーブル220の絶縁被膜221に圧接しているかしめ部130と、を含んでいる。ブッシング114は、かしめ部126からの力により、絶縁体223に圧接している。ソケット116は、ブッシング114からの力により、絶縁体223を破壊して中心導体224と接続されている。
ところで、近年、同軸ケーブル220において、発泡構造又は中空構造を有する絶縁体223を用いることが提案されている。これにより、絶縁体223の誘電率が低くなるので、外部導体222と中心導体224とを近づけることが可能となる。その結果、中心導体224の直径を大きくすることによって、同軸ケーブル220の特性インピーダンスを所望の値から変動させることなく、同軸ケーブル220の導体損を低減することができる。
しかしながら、発泡構造又は中空構造を有する絶縁体223が用いられた同軸ケーブル220では、同軸ケーブル220の弾性が小さくなる。そのため、かしめ部126,130により同軸ケーブル220を保持すると、同軸ケーブル220からの反発力が小さいために、同軸ケーブル220がL型同軸コネクタ110から抜けてしまうおそれがある。
そこで、かしめ部126,130をより強い力で同軸ケーブル220に圧接させることが考えられる。ところが、発泡構造又は中空構造を有している絶縁体223は変形しやすいため、同軸ケーブル220にかしめ部126,130が圧接している部分において同軸ケーブル220が変形してしまい、同軸ケーブル220の特性インピーダンスが所望の値から変動してしまう。
そこで、本発明の目的は、発泡構造又は中空構造を有する絶縁体を有する同軸ケーブルから脱落することを抑制できる同軸コネクタを提供することである。
本発明の一形態に係る同軸コネクタは、第1の中心導体、該第1の中心導体の周囲に設けられている絶縁体であって、発泡構造又は中空構造を有する絶縁体、該絶縁体の周囲に設けられている第1の外部導体、及び、該第1の外部導体の周囲に設けられている絶縁被膜により構成されている同軸ケーブルであって、先端において該絶縁被膜が除去されて前記第1の外部導体が露出していると共に該第1の外部導体が除去されて該絶縁体が露出している同軸ケーブルに取り付けられる同軸コネクタであって、前記同軸ケーブルが延在している延在方向に略直交する中心軸を有する円筒部、及び、該円筒部から該同軸ケーブルに沿って延在している保持部を含んでいるハウジングと、前記ハウジングに取り付けられているブッシングと、中心軸が延在する方向から平面視したときに前記円筒部の中心に位置し、かつ、前記ブッシングにより前記ハウジングと絶縁されているソケットであって、前記第1の中心導体と接続されるソケットと、を備えており、前記保持部は、前記第1の外部導体を保持する第1のかしめ部と、前記絶縁被膜を保持する第2のかしめ部と、を有しており、前記第2のかしめ部が前記絶縁被膜に接触する面には、突起が設けられていること、を特徴とする。
本発明によれば、同軸コネクタが発泡構造又は中空構造を有する絶縁体を有する同軸ケーブルから脱落することを抑制できる。
以下に、本発明の一実施形態に係る同軸コネクタについて、図面を参照して説明する。
(同軸コネクタの構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る同軸コネクタ10の外観斜視図である。図2は、同軸コネクタ10の分解斜視図である。図3は、同軸コネクタ10の断面構造図である。図4は、同軸コネクタ10のハウジング12の組立て途中における斜視図である。図1ないし図3(特に、図2参照)において、ハウジング12、ブッシング14及びソケット16が重ねられる方向をz軸方向とする。z軸方向の正方向は、ハウジング12からソケット16へと向かう方向である。また、同軸ケーブル220が延在している方向をx軸方向とし、x軸方向とz軸方向に直交する方向をy軸方向とする。x軸方向の正方向は、同軸ケーブル220からソケット16へと向かう方向である。x軸方向は、z軸方向に直交している。
図1は、本発明の一実施形態に係る同軸コネクタ10の外観斜視図である。図2は、同軸コネクタ10の分解斜視図である。図3は、同軸コネクタ10の断面構造図である。図4は、同軸コネクタ10のハウジング12の組立て途中における斜視図である。図1ないし図3(特に、図2参照)において、ハウジング12、ブッシング14及びソケット16が重ねられる方向をz軸方向とする。z軸方向の正方向は、ハウジング12からソケット16へと向かう方向である。また、同軸ケーブル220が延在している方向をx軸方向とし、x軸方向とz軸方向に直交する方向をy軸方向とする。x軸方向の正方向は、同軸ケーブル220からソケット16へと向かう方向である。x軸方向は、z軸方向に直交している。
同軸コネクタ10は、図1及び図2に示すように、ハウジング12、ブッシング14及びソケット16により構成されている。同軸コネクタ10は、図3(a)及び図3(b)に示すように、外部導体232及び中心導体234を有するレセプタクル230に対して、着脱可能である。
同軸ケーブル220は、図2に示すように、絶縁被膜221、外部導体222、絶縁体223及び中心導体224により構成されている。絶縁体223は、中心導体224の周囲に設けられており、発泡構造又は中空構造を有する。したがって、絶縁体223は、低い反発力しか有しておらず、比較的容易に変形する。外部導体222は、絶縁体223の周囲に設けられている。絶縁被膜221は、外部導体222の周囲に設けられている。また、同軸ケーブル220の先端において絶縁被膜221が除去されて外部導体222が露出している。更に、同軸ケーブル220の先端において外部導体222が除去されて絶縁体223が露出している。
ハウジング12は、1枚の金属板(例えば、ばね用りん青銅)により作製され、図2及び図4に示すように、円筒部20、背面部21、保持部23及び固定部24を含んでいる。
円筒部20は、z軸方向に延在する中心軸を有しており、図4に示すように、z軸方向の正方向側に位置する開口O1及びz軸方向の負方向側に位置する開口O2を有している。ただし、円筒部20は、一部(x軸方向の負方向側の部分)が切り欠かれている。
背面部21は、円筒部20に接続されており、図4の状態から90度だけ折り曲げられて、図2に示すように、円筒部20の開口O2を覆う板状部材である。背面部21上には、ブッシング14が載置される。
固定部24は、円筒部20に接続され、図2に示すように、ブッシング14をy軸方向の両側から挟んでいる。固定部24は、図4に示すように、z軸方向の正方向側から開口O1を平面視したときに、円筒部20の端部のそれぞれに設けられている。より詳細には、2つの固定部24は、円筒部20が切り欠かれることにより形成される2つの端部からx軸方向の負方向側へと延在し、互いに対向している板状部材である。
また、固定部24には、湾曲部33が設けられている。湾曲部33は、図4に示すように、固定部24の間隔が広がるように固定部24の一部がy軸方向の正方向側又は負方向側に湾曲させられることにより形成されている。
保持部23は、図1及び図2に示すように、円筒部20から同軸ケーブル220に沿って延在しており、具体的には、背面部21のx軸方向の負方向側に接続されている。保持部23は、図4に示すように、かしめ部26,28,30を有している。
かしめ部26は、同軸コネクタ10の組立て前の状態において、図2に示すように、背面部21のx軸方向の負方向側に設けられているU字状の板状部材である。かしめ部26は、図1に示すように曲げられることにより、ブッシング14、固定部24及び絶縁体223の周囲に巻き付けられている。これにより、かしめ部26は、ブッシング14、固定部24及び絶縁体223に圧接する。この際、固定部24は、かしめ部26に押されてブッシング14に圧接する。よって、固定部24及びかしめ部26は、ブッシング14を保持している。以上より、かしめ部26は、ブッシング14、ソケット16及び同軸ケーブル220をハウジング12に固定する役割を果たす。
かしめ部28は、同軸コネクタ10の組立て前の状態において、図4に示すように、かしめ部26のx軸方向の負方向側に設けられているU字状の板状部材である。かしめ部28は、図1に示すように曲げられることにより、外部導体222の周囲に巻き付けられて、同軸ケーブル220の外部導体222を保持する。これにより、かしめ部28は、同軸ケーブル220をハウジング12に固定する役割、及び、外部導体222とハウジング12とを電気的に接続する役割を果たす。
かしめ部30は、同軸コネクタ10の組立て前の状態において、図4に示すように、かしめ部28のx軸方向の負方向側に設けられているU字状の板状部材である。かしめ部30は、図1に示すように曲げられることにより、絶縁被膜221の周囲に巻き付けられて、同軸ケーブル220の絶縁被膜221を保持する。これにより、かしめ部30は、同軸ケーブル220をハウジング12に固定する役割を果たす。
更に、かしめ部30が絶縁被膜221に接触する面には、図1、図2及び図4に示すように、絶縁被膜221に向かって突出する複数(3つ)の突起60が設けられている。より詳細には、突起60は、かしめ部30が絶縁被膜221に巻き付けられたときに、絶縁被膜221の周方向に等間隔に位置するように設けられている。また、突起60は、突出している方向から平面視したときに、頂点が底辺よりも円筒部20から離れている(すなわち、x軸方向の負方向側に位置している)二等辺三角形状をなしている。そして、突起60において、絶縁被膜221に向かって最も突出している部分は、二等辺三角形の底辺の中点である。また、突起60は、絶縁被膜221に向かって尖った形状をなしている。その結果、かしめ部30が絶縁被膜221に巻き付けられると、突起60は絶縁被膜221に突き刺さる、又は、食い込むようになる。
ブッシング14は、樹脂(例えば、液晶ポリマー)からなる絶縁体により構成されており、ハウジング12とソケット16とを絶縁する役割を果たしている。ブッシング14は、ハウジング12に取り付けられており、図2に示すように、円形部36及び保持部38により構成されている。
円形部36は、ソケット16を保持する役割を果たし、図2に示すように、背面部39及び円筒部41により構成されている。背面部39は、z軸方向から平面視したときに、円形をなす板状部材であり、ブッシング14がハウジング12に取り付けられた際に、図1に示すように、円筒部20内に収まっている部分である。
円筒部41は、図2に示すように、背面部39のz軸方向の正方向側の面上に設けられており、z軸方向に延在する中心軸を有している。円筒部41の中心軸と円筒部20の中心軸とは略一致している。
保持部38は、ソケット16を保持する役割を果たし、図2に示すように、背面部42及び押さえ部46により構成されている。背面部42は、円形部36の背面部39からx軸方向の負方向側に向かって延在している長方形状の板状部材である。該背面部42上には、図2に示すように、ソケット16が載置される。
押さえ部46は、x軸方向に垂直な板状部材であり、背面部42に設けられている。ただし、押さえ部46のz軸方向の負方向側の端部と背面部42のz軸方向の正方向側の面との間には隙間Spが設けられている。同様に、円筒部41と背面部42のz軸方向の正方向側の面との間にも隙間Spが設けられている。これにより、押さえ部46のx軸方向の負方向側の空間と円筒部41内とが隙間Spを介して連通している。
また、ブッシング14は、図2に示すように、2つに分離可能である。具体的には、ブッシング14は、y軸方向の正方向側の半分とy軸方向の負方向側の半分にV字型に分かれる。これにより、後述するソケット16がブッシング14に取り付けられることが可能である。
ソケット16は、1枚の金属板(例えば、ばね用りん青銅)により作製され、図1及び図2に示すように、ブッシング14に取り付けられ、該ブッシング14によりハウジング12と絶縁されている。該ソケット16は、図2に示すように、円筒部48、背面部50及び取り付け部52により構成されている。円筒部48は、図2に示すように、背面部50のx軸方向の正方向側に接続されており、z軸方向から平面視したときに、円環の一部が切り欠かれた形状を有している。円筒部48の半径は、ブッシング14の円筒部41の半径よりも小さい。よって、円筒部48は、同軸コネクタ10が組立てられた際に、図1に示すように、円筒部41内に収まっている。更に、円筒部41は、円筒部20の中心軸が延在する方向(z軸方向)から平面視したときに円筒部20の中心に位置している。
背面部50は、円筒部41から隙間Spを通過するように、x軸方向の負方向側に延在している板状部材である。取り付け部52は、背面部50のx軸方向の負方向側の端部において、z軸方向の正方向側に垂直に折り曲げられることにより設けられており、同軸ケーブル220の中心導体224と接続される。より詳細には、取り付け部52は、所定の隙間を介して並ぶ2枚の切断用片52a,52bにより構成されている。そして、同軸ケーブル220の中心導体224が切断用片52a,52bの間の所定の隙間に挟まれるように、z軸方向の正方向側から負方向側へと、同軸ケーブル220がかしめ部26により切断用片52a,52bに押さえつけられる。これにより、切断用片52a,52bは、かしめ部26からの力により同軸ケーブル220の絶縁体223に圧接する。そして、切断用片52a,52bは、同軸ケーブル220の絶縁体223の一部を切断(破壊)して、中心導体224と接続される。
以上のように構成された同軸コネクタ10は、以下に説明する手順により組立てられる。図5及び図6は、同軸コネクタ10の組立て途中における分解斜視図である。
まず、図5に示すように、ブッシング14に対してソケット16を取り付ける。より詳細には、円筒部41内に円筒部48が収まると共に、背面部50が隙間Spに収まるように、ブッシング14によりソケット16をy軸方向の両側から挟み込む。
次に、図6に示すように、ハウジング12に対してブッシング14を取り付ける。より詳細には、円筒部20内に円形部36が収まると共に、固定部24間に保持部38が収まるように、z軸方向の正方向側からブッシング14をハウジング12に対して押し込むようにして取り付ける。
次に、図6に示すように、同軸ケーブル220を取り付け部52上に載置する。この際、同軸ケーブル220は、先端において、外部導体222及び絶縁体223が露出するように加工されている。ただし、中心導体224は、露出していない。絶縁体223が取り付け部52上に位置し、外部導体222がかしめ部28間に位置し、絶縁被膜221がかしめ部30間に位置するように、同軸ケーブル220をソケット16に載置する。
同軸ケーブル220を載置すると、かしめ部26,28,30のかしめ工程を行う。かしめ部26のかしめ工程では、かしめ部26を折り曲げることにより、絶縁体223を切断用片52a,52bに押し付ける。この際、絶縁体223の一部が切断用片52a,52bにより切断され、切断用片52a,52bと中心導体224とが接続される。
また、かしめ部28のかしめ工程では、かしめ部28を折り曲げることにより、かしめ部28を外部導体222に巻き付ける。同様に、かしめ部30のかしめ工程では、かしめ部30を折り曲げることにより、かしめ部30を絶縁被膜221に巻き付ける。以上の工程を経て、同軸コネクタ10は、図1に示すような構成を有するようになる。
次に、同軸コネクタ10のレセプタクル230への着脱について説明する。レセプタクル230は、図3に示すように、外部導体232及び中心導体234により構成されている。外部導体232は、円筒形状の電極である。中心導体234は、外部導体232の中心においてz軸方向の負方向側に突出している電極である。
前記同軸コネクタ10をレセプタクル230に装着する際には、図3(a)及び図3(b)に示すように、外部導体232を開口O1から円筒部20に挿入する。これにより、円筒部20の内周面と外部導体232の外周面とが接触し、同軸ケーブル220の外部導体222とレセプタクル230の外部導体232とがハウジング12を介して電気的に接続されるようになる。この際、円筒部20は、外部導体232により押し広げられる。これにより、円筒部20の内周面が、外部導体232の外周面に圧接するようになり、同軸コネクタ10がレセプタクル230から容易に外れることが防止されている。
また、外部導体232が円筒部20に挿入されると同時に、図3(a)及び図3(b)に示すように、中心導体234がソケット16の円筒部48に挿入される。これにより、中心導体234の外周面と円筒部48の内周面とが接触し、同軸ケーブル220の中心導体224とレセプタクル230の中心導体234とがソケット16を介して電気的に接続されるようになる。
(効果)
以上のように構成された同軸コネクタ10によれば、発泡構造又は中空構造を有する絶縁体223を有する同軸ケーブル220から脱落することを抑制できる。より詳細には、発泡構造又は中空構造を有する絶縁体223が用いられた同軸ケーブル220では、同軸ケーブル220の弾性が小さくなる。そのため、かしめ部126,130により同軸ケーブル220を保持すると、同軸ケーブル220からの反発力が小さいために、同軸ケーブル220がL型同軸コネクタ110から抜けてしまうおそれがある。
以上のように構成された同軸コネクタ10によれば、発泡構造又は中空構造を有する絶縁体223を有する同軸ケーブル220から脱落することを抑制できる。より詳細には、発泡構造又は中空構造を有する絶縁体223が用いられた同軸ケーブル220では、同軸ケーブル220の弾性が小さくなる。そのため、かしめ部126,130により同軸ケーブル220を保持すると、同軸ケーブル220からの反発力が小さいために、同軸ケーブル220がL型同軸コネクタ110から抜けてしまうおそれがある。
そこで、同軸コネクタ10では、かしめ部30が絶縁被膜221に接触する面には、図1、図2及び図4に示すように複数の突起60が設けられている。これにより、突起60は、かしめ部30が絶縁被膜221に巻き付けられたときに、絶縁被膜221に突き刺さる、又は、食い込むようになる。その結果、かしめ部30を絶縁被膜221に圧接させる力を大きくしなくても、かしめ部30が絶縁被膜221を十分に強く保持するようになる。よって、発泡構造又は中空構造を有する絶縁体223を有する同軸ケーブル220から同軸コネクタ10が脱落することが抑制される。
また、同軸コネクタ10では、突起60は、突出している方向から平面視したときに、頂点が底辺よりも円筒部20から離れている二等辺三角形状をなしている。そして、突起60において、絶縁被膜221に向かって最も突出している部分は、二等辺三角形の底辺の中点である。これにより、同軸ケーブル220がx軸方向の負方向側に引っ張られた場合に、突起60の底辺の部分が絶縁被膜221に引っかかるようになる。その結果、同軸コネクタ10が同軸ケーブル220から脱落することがより効果的に抑制される。
(第1の変形例)
以下に、第1の変形例に係る同軸コネクタ10aについて図面を参照しながら説明する。図7は、第1の変形例に係る同軸コネクタ10aの分解斜視図である。
以下に、第1の変形例に係る同軸コネクタ10aについて図面を参照しながら説明する。図7は、第1の変形例に係る同軸コネクタ10aの分解斜視図である。
同軸コネクタ10aと同軸コネクタ10との相違点は、突起60の形状である。同軸コネクタ10aの突起60は、図7に示すように、かしめ部30が絶縁被膜221を保持しているときに、絶縁被膜221の周囲を周回する筋状をなしている。そして、複数本の突起60は、図7に示すように、互いに平行となるように設けられている。
同軸コネクタ10aにおいても、同軸コネクタ10と同様に、発泡構造又は中空構造を有する絶縁体223を有する同軸ケーブル220から脱落することが抑制される。
(第2の変形例)
以下に、第2の変形例に係る同軸コネクタ10bについて図面を参照しながら説明する。図8は、第2の変形例に係る同軸コネクタ10bの外観斜視図である。図9は、図1の同軸コネクタ10をy軸方向から平面視した図である。図10は、図8の同軸コネクタ10bをy軸方向から平面視した図である。
以下に、第2の変形例に係る同軸コネクタ10bについて図面を参照しながら説明する。図8は、第2の変形例に係る同軸コネクタ10bの外観斜視図である。図9は、図1の同軸コネクタ10をy軸方向から平面視した図である。図10は、図8の同軸コネクタ10bをy軸方向から平面視した図である。
同軸コネクタ10bは、かしめ部28,30の構造において同軸コネクタ10と相違する。より詳細には、同軸ケーブル220は、円形の断面構造をなしている。そのため、同軸コネクタ10では、かしめ部28,30は、x軸方向から平面視したときに、円形をなすように同軸ケーブル220に巻き付けられている。
一方、同軸コネクタ10bでは、図8に示すように、かしめ部28,30のz軸方向の幅は、かしめ部28,30のy軸方向の幅よりも小さくなっている。すなわち、かしめ部28,30は、x軸方向から平面視したときに、y軸方向に平行な長軸を有する楕円形状をなすように、同軸ケーブル220に巻き付けられている。同軸コネクタ10bでは、図1の同軸コネクタ10のように、円形をなすようにかしめ部28,30を巻き付けた後に、z軸方向の両側からかしめ部28,30を押しつぶしている。
以上のように構成された同軸コネクタ10bでは、同軸コネクタ10bが同軸ケーブル220から脱落することがより効果的に抑制される。より詳細には、同軸コネクタ10bでは、図1に示す同軸コネクタ10のかしめ部28,30に対して、更に、z軸方向の両側からかしめ部28,30を押しつぶしている。これにより、かしめ部28,30は、同軸ケーブル220に食い込むようになり、同軸ケーブル220により強固に固定されるようになる。その結果、同軸コネクタ10bが同軸ケーブル220から脱落することがより効果的に抑制される。
また、同軸コネクタ10bでは、かしめ部28,30が回路基板250に接触することを抑制できる。より詳細には、同軸コネクタ10bでは、図1に示す同軸コネクタ10のかしめ部28,30に対して、更に、z軸方向の両側からかしめ部28,30を押しつぶしている。これにより、かしめ部28,30のz軸方向の幅は、かしめ部28,30のy軸方向の幅よりも小さくなっている。そのため、図9及び図10に示すように、同軸コネクタ10bのかしめ部28,30のz軸方向の幅は、同軸コネクタ10のかしめ部28,30のz軸方向の幅よりも小さくなっている。そのため、図10に示すように、同軸コネクタ10bがレセプタクル230に装着された際に、レセプタクル230が実装されている回路基板250とかしめ部28,30との間の隙間Gが大きくなる。そのため、回路基板250とかしめ部28,30とが接触しにくくなる。その結果、同軸コネクタ10bをレセプタクル230に装着する際に、かしめ部28,30と回路基板250とが引っかかって、かしめ部28,30に応力が集中して、同軸コネクタ10bが同軸ケーブル220から外れることが抑制される。また、かしめ部28,30が回路基板250に接触することによって、回路基板250が破損することが抑制される。更に、かしめ部28,30と回路基板250上のランドとが接触して、短絡が発生することが抑制される。
なお、かしめ部28,30をz軸方向から押しつぶす際に、かしめ部28,30に適度な力を加える必要がある。かしめ部28,30に加える力が大きすぎると、かしめ部28,30がz軸方向に大きく押しつぶされてしまう。この際、かしめ部28,30は、y軸方向に広がろうとする。かしめ部28,30がy軸方向に広がると、同軸ケーブル220に対してy軸方向の両側から接触している突起60が同軸ケーブル220から抜けてしまうおそれがある。よって、突起60が同軸ケーブル220から抜けない程度に、かしめ部28,30を押しつぶすことが好ましい。なお、かしめ部28,30をz軸方向から押しつぶす際に、かしめ部28,30がy軸方向に広がらないように、かしめ部28,30をy軸方向の両側から押さえ付けることが好ましい。
(第3の変形例)
以下に、第3の変形例に係る同軸コネクタ10cについて図面を参照しながら説明する。図11は、かしめ部28,30が同軸ケーブル220に巻き付けられていない状態での同軸コネクタ10cをx軸方向から平面視した図である。
以下に、第3の変形例に係る同軸コネクタ10cについて図面を参照しながら説明する。図11は、かしめ部28,30が同軸ケーブル220に巻き付けられていない状態での同軸コネクタ10cをx軸方向から平面視した図である。
かしめ部30は、同軸ケーブル220に巻き付けられる前の状態では、円弧部30aと直線部30b,30cとにより構成されている。円弧部30aは、x軸方向から平面視したときに、円弧状をなしている。本実施形態では、円弧部30aは、z軸方向の負方向側の突出する半円状をなしている。直線部30bは、x軸方向から平面視したときに、円弧部30aのy軸方向の正方向側の端部からz軸方向の正方向側に向かって直線状に延在している。直線部30cは、x軸方向から平面視したときに、円弧部30aのy軸方向の負方向側の端部からz軸方向の正方向側に向かって直線状に延在している。直線部30b,30cのy軸方向の間隔は、z軸方向の正方向側に行くにしたがって広がっている。
突起60は、図11に示すように、9つ設けられている。ただし、突起60は、円弧部30aと直線部30bとの境界A及び円弧部30aと直線部30cとの境界Bには設けられていない。
以上のように構成された同軸コネクタ10cによれば、かしめ部30にクラックが発生することが抑制される。より詳細には、突起60は、かしめ部30の外周面に対してプレス加工を施すことによって形成される。そのため、かしめ部30の外周面において突起60に対応する位置には、凹部が形成されている。よって、かしめ部30において突起60が設けられている部分の強度は、かしめ部30のその他の部分の強度よりも低い。
一方、境界A及び境界Bでは、かしめ部30の曲率が変化している。そのため、かしめ部30が同軸ケーブル220に巻き付けられると、境界A及び境界Bに応力が集中する。したがって、境界A及び境界Bに突起60が設けられていると、かしめ部30の境界A及び境界Bにおいてクラックが発生するおそれがある。そこで、同軸コネクタ10cでは、境界A及び境界Bには突起60が設けられていない。これにより、かしめ部30にクラックが発生することが抑制される。
(第4の変形例)
以下に、第4の変形例に係る同軸コネクタ10dについて図面を参照しながら説明する。図12は、かしめ部28,30が同軸ケーブル220に巻き付けられていない状態での同軸コネクタ10dをx軸方向から平面視した図である。
以下に、第4の変形例に係る同軸コネクタ10dについて図面を参照しながら説明する。図12は、かしめ部28,30が同軸ケーブル220に巻き付けられていない状態での同軸コネクタ10dをx軸方向から平面視した図である。
同軸コネクタ10dは、突起60の数において同軸コネクタ10cと相違する。同軸コネクタ10dでは、突起60は、かしめ部30の内周面におけるz軸方向の負方向側の部分及びかしめ部30の内周面におけるy軸方向の両側の部分に設けられている。
図12に示すように、同軸コネクタ10dにおいて同軸コネクタ10cよりも突起60の数を減らすことにより、同軸コネクタ10dを同軸コネクタ10cよりも容易に加工できるようになる。また、かしめ部30の強度が向上する。
以上のように、本発明は、同軸コネクタに有用であり、特に、同軸コネクタが発泡構造又は中空構造を有する絶縁体を有する同軸ケーブルから脱落することを抑制できる点において優れている。
10,10a〜10d 同軸コネクタ
12 ハウジング
14 ブッシング
16 ソケット
20 円筒部
23 保持部
26,28,30 かしめ部
60 突起
220 同軸ケーブル
221 絶縁被膜
222 外部導体
223 絶縁体
224 中心導体
230 レセプタクル
232 外部導体
234 中心導体
12 ハウジング
14 ブッシング
16 ソケット
20 円筒部
23 保持部
26,28,30 かしめ部
60 突起
220 同軸ケーブル
221 絶縁被膜
222 外部導体
223 絶縁体
224 中心導体
230 レセプタクル
232 外部導体
234 中心導体
本発明の一形態に係る同軸コネクタは、第1の中心導体、該第1の中心導体の周囲に設けられている絶縁体であって、発泡構造又は中空構造を有する絶縁体、該絶縁体の周囲に設けられている第1の外部導体、及び、該第1の外部導体の周囲に設けられている絶縁被膜により構成されている同軸ケーブルであって、先端において該絶縁被膜が除去されて前記第1の外部導体が露出していると共に該第1の外部導体が除去されて該絶縁体が露出している同軸ケーブルに取り付けられる同軸コネクタであって、前記同軸ケーブルが延在している延在方向に略直交する中心軸を有する円筒部、及び、該円筒部から該同軸ケーブルに沿って延在している保持部を含んでいるハウジングと、前記ハウジングに取り付けられているブッシングと、中心軸が延在する方向から平面視したときに前記円筒部の中心に位置し、かつ、前記ブッシングにより前記ハウジングと絶縁されているソケットであって、前記第1の中心導体と接続されるソケットと、を備えており、前記保持部は、前記第1の外部導体を保持する第1のかしめ部と、前記絶縁被膜を保持する第2のかしめ部と、を有しており、前記第2のかしめ部が前記絶縁被膜に接触する面には、該絶縁被膜に向かって尖っている突起が設けられ、 前記突起は、突出している方向から平面視したときに、頂点が底辺よりも円筒部から離れている二等辺三角形状をなしており、前記突起において前記絶縁被膜に向かって最も突出している部分は、前記底辺の中点であること、を特徴とする。
Claims (10)
- 第1の中心導体、該第1の中心導体の周囲に設けられている絶縁体であって、発泡構造又は中空構造を有する絶縁体、該絶縁体の周囲に設けられている第1の外部導体、及び、該第1の外部導体の周囲に設けられている絶縁被膜により構成されている同軸ケーブルであって、先端において該絶縁被膜が除去されて前記第1の外部導体が露出していると共に該第1の外部導体が除去されて該絶縁体が露出している同軸ケーブルに取り付けられる同軸コネクタであって、
前記同軸ケーブルが延在している延在方向に略直交する中心軸を有する円筒部、及び、該円筒部から該同軸ケーブルに沿って延在している保持部を含んでいるハウジングと、
前記ハウジングに取り付けられているブッシングと、
中心軸が延在する方向から平面視したときに前記円筒部の中心に位置し、かつ、前記ブッシングにより前記ハウジングと絶縁されているソケットであって、前記第1の中心導体と接続されるソケットと、
を備えており、
前記保持部は、
前記第1の外部導体を保持する第1のかしめ部と、
前記絶縁被膜を保持する第2のかしめ部と、
を有しており、
前記第2のかしめ部が前記絶縁被膜に接触する面には、突起が設けられていること、
を特徴とする同軸コネクタ。 - 前記保持部は、
前記ブッシングを保持する第3のかしめ部を、
更に有していること、
を特徴とする請求項1に記載の同軸コネクタ。 - 前記第2のかしめ部は、前記絶縁被膜の周囲に巻き付けられる板状部材であること、
を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の同軸コネクタ。 - 前記第1のかしめ部及び前記第2のかしめ部における前記中心軸が延在している方向の幅は、該第1のかしめ部及び該第2のかしめ部における前記中心軸が延在している方向及び延在方向に直交する方向の幅よりも小さいこと、
を特徴とする請求項3に記載の同軸コネクタ。 - 前記第2のかしめ部は、前記同軸ケーブルに巻き付けられる前の状態では、延在方向から平面視したときに円弧状をなす円弧部と、該円弧部の一端に接続された第1の直線部と、該円弧部の他端に接続された第2の直線部と、により構成されており、
前記突起は、前記円弧部と前記第1の直線部との境界及び該円弧部と前記第2の直線部との境界には設けられていないこと、
を特徴する請求項3又は請求項4のいずれかに記載の同軸コネクタ。 - 前記突起は、前記第2のかしめ部が前記絶縁被膜を保持しているときに、該絶縁被膜の周囲を周回する筋状をなしていること、
を特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の同軸コネクタ。 - 前記突起は、前記絶縁被膜に向かって尖っていること、
を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の同軸コネクタ。 - 前記突起は、突出している方向から平面視したときに、頂点が底辺よりも円筒部から離れている二等辺三角形状をなしており、
前記突起において前記絶縁被膜に向かって最も突出している部分は、前記底辺の中点であること、
を特徴とする請求項7に記載の同軸コネクタ。 - 前記突起は、複数設けられていること、
を特徴とする請求項8に記載の同軸コネクタ。 - 前記円筒部には、レセプタクルの円筒状の第2の外部導体が挿入され、
前記ソケットには、レセプタクルの第2の中心導体が接続されること、
を特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の同軸コネクタ。
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