JPS62223539A - 空気調和機の水飛び防止構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 十人ｎ旧＋）売〜佃和徳＋ｒ　ｍ−ｈ　　枇プ　ウが訊
甜具を減少させることなく、空気調和機の側面より凝縮
水が飛び出し、建造物の壁面等を汚すことを防止するの
に好適な空気調和機の水飛び防止構造に関するものであ
る。

〔発明の背景〕

従来の空気調和機は、第１図及び第２図に示すように、
蒸発器９に凝縮した凝縮水は、露受皿１０に滴下し、仕
切板１１により仕切られたベース２底面の室外側に溜る
。この凝縮水はプロペラファン６の外周に取付けられた
スリンガリング６ａによりかき上げられ、凝縮器１２に
散布され、凝縮器１２の熱により、蒸発する。しかし、
高湿、低温の条件においては、蒸発器９による除湿量が
増加し、ベース２底面に流入する凝縮水の量が増加する
一方凝縮器１２の温度が低下し、凝縮水の蒸発量は減少
する。従って、ベース２底面内の凝縮水の水位が上昇し
、プロペラファン６の羽根６ｂより高くなり、該羽根６
ｂにより、キャビネット１の開口部１ａ方向にかき上げ
られる。このかき上げられた凝縮水がキャビネット１よ
り飛び出し、建造物の壁面等を汚すことを防止するため
、水飛び防止板８がキャビネット１の開口部１ａの内側
に設置されている。水飛び防止板８には、室外吸気量の
低下を防止するため、鎧戸状の切起こし８ａが設けられ
ているが、キャビネット１の開口部１ａの内側に設置し
なければならないため、室外吸気量の低下は避けられな
いという欠点がある。また、鎧戸状の切起こし８ａを製
作するための、金型費は非常に高価である。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、前記のような欠点を改良し、室外吸気
量を低下させる水飛び防止板を設置することなく、キャ
ビネット外への水飛び防止に好適な空気調和機の水飛び
防止構造を提供するものである。

〔発明の概要〕

プロペラファンの回転により風圧が発生するため、羽根
下部においては、該風圧に押されて凝縮水の水位は下が
ろうとするが、周囲より凝縮水が流れこんで来るため、
該凝縮水をプロペラファンの羽根がかき上げ、水飛びに
至る。従って、本発明では、凝縮水の流れ方向を囲う水
止め部を設けることにより、プロペラファンの羽根下部
の水位をプロペラファンの羽根よりも低く保ち、水飛び
を防止するようにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を、第３図及び第４図により説
明する。

凝縮器カバ−１５下部に、クランク形の板１５ａが、ベ
ース１４底面と接するように、点溶接されている。該ク
ランク形の板１５．は第３図においてプロペラファン１
６の回転方向Ｃに対し、プロペラファン１６の羽根１６
．の最下点りの左側及び第４図において、プロペラファ
ン１６の手前側で、凝縮水を仕切っており、凝縮水が相
互番こ流れるのを妨げている。

空気調和機が運転を開始すると、凝縮水の水位は次第に
上昇し、高温、低温の条件では、クランク形の板１５ａ
の左側の凝縮水の水位１７は、プロペラファン１６の羽
根１６ａの最下点りより高くなるが、凝縮器カバー１５
とクランク形の板１５ａに囲まれた部分の凝縮水の水位
１８は、プロペラファン１６の発生する風圧により押さ
れており、また、クランク形の板１５！にて仕切られて
いるため、凝縮水の流れ込みを妨げられているので、プ
ロペラファン１６の羽根１６ａの最下点りの下では、該
最下点りより低く留まり、プロペラファン１６の回転方
向Ｃに従い、第３図において右側に向い、次第に高くな
る曲線を描いている。

従って、プロペラファン１６の羽根１６ａが、凝縮水を
かき上げることによる水飛び現象は発生せず、水飛び防
止板を設置する必要はない。また、水飛び防止板の通風
抵抗による室外吸気量の低下も防げる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、クランク形の板を凝縮器カバーに取付
けるというような安価な方法にて、空気調和機の室外に
水が飛び出し、建造物の壁面等を汚すことのない水飛び
防止構造を実現出来る。さ、＋　＋１　＋しａｉ　Ｗｅ
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■ 及び部品費の低減できるという経済的効果及び通風抵抗
の低減により室外吸気量が増加するため、空気調和機の
冷房能力増加、エネルギー消費効率の向上という性能的
な効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の空気調和機の縦断面図、第２図は、従来
の空気調和機の水飛び防止構造の正面図、第３図は本発
明の水飛び防止構造の正面図、第４図は、その上面図で
ある。 １５・・・凝縮器カバ、１５ａ・・・凝縮器カバに取付
けたクランク形の板、１６・・・プロペラファン、１６
ａ・・・プロペラファンの羽根、１７・・・クランク形
の板の外側の凝縮水水位、１８・・・クランク形の板の
内側の凝縮水水位、０・・・プロペラファンの回転方向
、Ｄ・・・プロペラファンの羽根の最下点。 寥１　目 Ｙ３　配 ｖ、４　　回 ５ｔｔ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、冷凍サイクル、送風機及びそれらを制御する電気品
   等からなり、プロペラファンに装着したスリンガリング
   により、凝縮器に凝縮水を吹きつける一体型空気調和機
   において、室外送風機羽根下部のベース底面上に、送風
   機の回転方向に合わせ、室外送風機羽根下部への凝縮水
   の流入を防ぐような水止め部を設けたことを特徴とする
   空気調和機の水飛び防止構造。 ２、凝縮器カバの下部にベース底面に接するように、ク
   ランク形の板を取りつけ、該クランク形の板をもって、
   凝縮水の流入防止用の水止め部とした特許請求の範囲第
   １項記載の空気調和機の水飛び防止構造。