JPS6057841A - 異物固定方法及び装置 - Google Patents
異物固定方法及び装置Info
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- JPS6057841A JPS6057841A JP58165076A JP16507683A JPS6057841A JP S6057841 A JPS6057841 A JP S6057841A JP 58165076 A JP58165076 A JP 58165076A JP 16507683 A JP16507683 A JP 16507683A JP S6057841 A JPS6057841 A JP S6057841A
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- transparent substrate
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/62—Pellicles, e.g. pellicle assemblies, e.g. having membrane on support frame; Preparation thereof
- G03F1/64—Pellicles, e.g. pellicle assemblies, e.g. having membrane on support frame; Preparation thereof characterised by the frames, e.g. structure or material, including bonding means therefor
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、半導体製造に用いられるフォトマスクやレチ
クル等の透明基板?ペリクル膜で缶って異物の付着全防
止する場合、上記の透明基板と被りクル膜との間に混入
して封入された微小な異物を固定して無害化する方法、
およびその装置に関するものである。ここに微小な異物
とは、空中に浮遊する程度の大きさの異物粒子を意味す
る。
クル等の透明基板?ペリクル膜で缶って異物の付着全防
止する場合、上記の透明基板と被りクル膜との間に混入
して封入された微小な異物を固定して無害化する方法、
およびその装置に関するものである。ここに微小な異物
とは、空中に浮遊する程度の大きさの異物粒子を意味す
る。
半導体製造用のフォトマスクやレチクル等の透明基板へ
の異物付着を防止するため、ニトロセルローズ製の薄膜
を金属輿の枠に貼りつけた構造のペリクル膜が用いられ
る。第1図はその斜視図である。
の異物付着を防止するため、ニトロセルローズ製の薄膜
を金属輿の枠に貼りつけた構造のペリクル膜が用いられ
る。第1図はその斜視図である。
1は透明基板、2はその表面である。一方、ニトロセル
ローズ製の薄膜を金属枠3に貼りツケテベリクル膜5を
構成し、これ全透明基板10表面に装着して異物の付着
を防止する。本図には片面しか現われていないが、通常
、透明基板10両面にそれぞれペリクル膜5が装着され
る。この操作は無塵室内で行なわれるが、極微量の浮遊
異物がペリクル膜と透明基板との間に混入することは避
は難い。
ローズ製の薄膜を金属枠3に貼りツケテベリクル膜5を
構成し、これ全透明基板10表面に装着して異物の付着
を防止する。本図には片面しか現われていないが、通常
、透明基板10両面にそれぞれペリクル膜5が装着され
る。この操作は無塵室内で行なわれるが、極微量の浮遊
異物がペリクル膜と透明基板との間に混入することは避
は難い。
第2図(a) U微小異物の混入状態の説明図で、読図
を容易ならしめるように微小異物を拡大して描いである
。
を容易ならしめるように微小異物を拡大して描いである
。
異物は大別すると、湿気や油により高い粘着性を示すも
のと、乾燥して電荷を帯びたものとの2種類に分けるこ
とができる。
のと、乾燥して電荷を帯びたものとの2種類に分けるこ
とができる。
第2図(a)に示した8a 、 8dは金属枠3の内面
4に付着した微小異物を表わしている。このように金属
枠内面4に付着した異物は、その検出が特に困難である
。
4に付着した微小異物を表わしている。このように金属
枠内面4に付着した異物は、その検出が特に困難である
。
7a 、 7bは空間6内に浮遊している微小異物を、
8b、8゜はべりクル膜5に付着している微小異物を、
それぞれ表わしている。
8b、8゜はべりクル膜5に付着している微小異物を、
それぞれ表わしている。
前記のように金属枠内面4に付着した微小異物は検出が
困難なため、半導体製造工程の途中で見逃がされ易い。
困難なため、半導体製造工程の途中で見逃がされ易い。
この付着異物がそのまま付着し続けていれば障害を及ぼ
さないのであるが、第2図(blに示すように、搬送時
の振動や、微小異物の帯電が自然放電で失われることな
どによってこれらの異物が移動し、透明基板1に付着す
る虞れか有り、この状態で露光を行なうとウニ/Xに欠
陥を生じる。
さないのであるが、第2図(blに示すように、搬送時
の振動や、微小異物の帯電が自然放電で失われることな
どによってこれらの異物が移動し、透明基板1に付着す
る虞れか有り、この状態で露光を行なうとウニ/Xに欠
陥を生じる。
本発明は上述の事情に鑑みて為され、K1ノクル膜と透
明基板との間に混入して封入されてしまった微小な異物
を固定して無害化し得る方法、および上記の方法全実施
するに好適な装置を提供することを目的とする。
明基板との間に混入して封入されてしまった微小な異物
を固定して無害化し得る方法、および上記の方法全実施
するに好適な装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は金属枠に支承され
たペリクル膜で透明基板を覆って異物の付着を防止する
方法において、上記金属枠の内面に予め粘着性物質の薄
膜を設けておき、ペリクル膜と透明基板との間に封入さ
れた微小な異物が浮遊した場合、この微小異物を前記の
粘着性物質に付着せしめて固定し、該微小異物を無害化
する一方、前記のペリクル膜で覆った透明基板全電界中
に位置せしめ、前記の微小異物をクーロン力によって金
属枠に引きつけ、前記の粘着性物質に付着せしめて固定
し、該微小異物を無害化するものである。
たペリクル膜で透明基板を覆って異物の付着を防止する
方法において、上記金属枠の内面に予め粘着性物質の薄
膜を設けておき、ペリクル膜と透明基板との間に封入さ
れた微小な異物が浮遊した場合、この微小異物を前記の
粘着性物質に付着せしめて固定し、該微小異物を無害化
する一方、前記のペリクル膜で覆った透明基板全電界中
に位置せしめ、前記の微小異物をクーロン力によって金
属枠に引きつけ、前記の粘着性物質に付着せしめて固定
し、該微小異物を無害化するものである。
第3図は、本発明全適用した異物固定装置によって本発
明の異物固定方法全実施する1例の説明図である。
明の異物固定方法全実施する1例の説明図である。
ペリクル膜5を支承している金属枠3の内面4に粘着性
物質の薄M9を構成する。
物質の薄M9を構成する。
本実施例においては、金属枠3の内側に両面粘着テープ
を貼りつけて粘着性薄膜9を形成しである。
を貼りつけて粘着性薄膜9を形成しである。
透明基板lとペリクル膜5との間の空間6内に混入して
封入された浮遊微小異物10a〜10hは、それぞれ波
線矢印で示したように不規則に移動するが、時間の経過
とともに成る確率で粘着性薄膜9に接触する。接触した
微小異物は、一旦粘着性薄M9に触れると粘着力によっ
て捕捉され、その位置に固定されて第3図(blに示す
状態となる。
封入された浮遊微小異物10a〜10hは、それぞれ波
線矢印で示したように不規則に移動するが、時間の経過
とともに成る確率で粘着性薄膜9に接触する。接触した
微小異物は、一旦粘着性薄M9に触れると粘着力によっ
て捕捉され、その位置に固定されて第3図(blに示す
状態となる。
第4図(a)〜(alは上記と異なる実施例の説明図で
ある。透明基板1.金属枠3.ペリクル膜5および粘着
性薄膜9は前記の実施例におりると同様の構成部材であ
る。そして、上記金属枠3に電極11が接続されて訃り
、さらにペリクル膜5の上面にはペタクル膜全全てカバ
ーする太きさで電極IJとは逆の4f性をもつ電極12
が設随されている。なお電極12は、被りクル膜を傷つ
けないよう数mm程ヘリクル膜5から離しである。15
に電極IJおよび同12に高電圧を印加するための高圧
′電源てあり、14にその高電圧の極性を切換えるため
の極性切換装置である。
ある。透明基板1.金属枠3.ペリクル膜5および粘着
性薄膜9は前記の実施例におりると同様の構成部材であ
る。そして、上記金属枠3に電極11が接続されて訃り
、さらにペリクル膜5の上面にはペタクル膜全全てカバ
ーする太きさで電極IJとは逆の4f性をもつ電極12
が設随されている。なお電極12は、被りクル膜を傷つ
けないよう数mm程ヘリクル膜5から離しである。15
に電極IJおよび同12に高電圧を印加するための高圧
′電源てあり、14にその高電圧の極性を切換えるため
の極性切換装置である。
今、同図(alに示すように、電極11すなわち金属枠
3に正の電圧を、電極12に負の電圧を印加すると、両
者の間に発生する電気力線416のように金属枠3から
電極12に向かう曲線となる。本実施例においてに、金
属枠3と透明基板1との間に無縁性材料13ヲ介装し、
電気力線16が透明基板1を通らないようにしである。
3に正の電圧を、電極12に負の電圧を印加すると、両
者の間に発生する電気力線416のように金属枠3から
電極12に向かう曲線となる。本実施例においてに、金
属枠3と透明基板1との間に無縁性材料13ヲ介装し、
電気力線16が透明基板1を通らないようにしである。
これにより、同図(blに示すように、空゛間6内に存
在する帯電微小異物のうち、正の電荷を帯びた異物17
は(電極12との間に働くクーロン力によりペリクル膜
50表面に付着する。一方負の電荷を帯びた異物]8は
同様にして金属枠3に引き寄せられ、粘着性物質90表
面上に付着し半永久的に固定される。
在する帯電微小異物のうち、正の電荷を帯びた異物17
は(電極12との間に働くクーロン力によりペリクル膜
50表面に付着する。一方負の電荷を帯びた異物]8は
同様にして金属枠3に引き寄せられ、粘着性物質90表
面上に付着し半永久的に固定される。
次に、同図(c)に示すように、極性切換装置14によ
り金属枠3と電極12の極性を逆にすると両者の間に発
生する電気力線に電極12から金属枠3に向かう曲線と
なる。従って同図(d)に示す如く被すクル膜表面に付
着した正の電荷音帯びた異物17ば、金属枠3に引き寄
せられ、粘着性物質90表面上に付着して半永久的に固
定される。一方、既に粘着性物質90表面上に固定され
ていた負の電荷を帯びた異物18は、電極12との間に
働くクーロン力が粘着性物質90柄着力よりも小さいた
め、そのまま粘着性物質90表面に固定される。このよ
うに、電界全かけ且つ電′界の方向全切換えると、空間
6内に存在した正、負の帯電微l」・異物1.7 、1
8は全て金属枠3の内面に固定されて無害となる。
り金属枠3と電極12の極性を逆にすると両者の間に発
生する電気力線に電極12から金属枠3に向かう曲線と
なる。従って同図(d)に示す如く被すクル膜表面に付
着した正の電荷音帯びた異物17ば、金属枠3に引き寄
せられ、粘着性物質90表面上に付着して半永久的に固
定される。一方、既に粘着性物質90表面上に固定され
ていた負の電荷を帯びた異物18は、電極12との間に
働くクーロン力が粘着性物質90柄着力よりも小さいた
め、そのまま粘着性物質90表面に固定される。このよ
うに、電界全かけ且つ電′界の方向全切換えると、空間
6内に存在した正、負の帯電微l」・異物1.7 、1
8は全て金属枠3の内面に固定されて無害となる。
第5図(a) 、 (b)は、第4図に示した実施例と
異なる実施例の説明図であって、前例と異なるところは
次のごとくである。
異なる実施例の説明図であって、前例と異なるところは
次のごとくである。
前例(第4図)においては電極l】が金枠3に電位を与
えるように構成したが、本例(第5図)に電極19が2
個の金枠3にそれぞれ電位を与えるとともに、電極廁が
透明基板1に反対電位(電極]9と反対の意)を与える
ように構成しである。
えるように構成したが、本例(第5図)に電極19が2
個の金枠3にそれぞれ電位を与えるとともに、電極廁が
透明基板1に反対電位(電極]9と反対の意)を与える
ように構成しである。
今、同図(alに示すように、電極すなわち金m枠3に
正の電圧全、電極12及び2DK負の電圧全印加すると
、空間6内に存在する帯′ifj微小異物のうち正の電
荷音帯びた異物17は、電極12及び透明基板1との間
に働くクーロン力により被りクルH5の表面及び透明基
板10表面2に付着する。一方、負の電荷を帯びた異物
18は、同様にして金属枠3に引き寄せられ、粘着性物
質90表面上に付着し半永久的に固定される。
正の電圧全、電極12及び2DK負の電圧全印加すると
、空間6内に存在する帯′ifj微小異物のうち正の電
荷音帯びた異物17は、電極12及び透明基板1との間
に働くクーロン力により被りクルH5の表面及び透明基
板10表面2に付着する。一方、負の電荷を帯びた異物
18は、同様にして金属枠3に引き寄せられ、粘着性物
質90表面上に付着し半永久的に固定される。
次に同図(blに示すように、極性切換装置14により
金属枠3と電極12及び加の極性を逆にすると、同図(
a)と同様の動作により被すクル膜表面に付着した正の
電荷を帯びた異物17は、金属枠3に引き寄せられ、粘
着性物質9の表面上に付着し半永久的に固定される。一
方、既に粘着性物質9の表面に固定されていた負の電荷
を帯びた異物18は、電極12との間に働くクーロン力
が粘着性物質9の粘着力よりも小さいため、そのまま粘
着性物質90表面上に固定されている。このようにして
、空間6内の正帯微小異物17および負帯電微小異物1
8が総べて粘着性の薄膜9に捕捉、固定されて無害な状
態となる。
金属枠3と電極12及び加の極性を逆にすると、同図(
a)と同様の動作により被すクル膜表面に付着した正の
電荷を帯びた異物17は、金属枠3に引き寄せられ、粘
着性物質9の表面上に付着し半永久的に固定される。一
方、既に粘着性物質9の表面に固定されていた負の電荷
を帯びた異物18は、電極12との間に働くクーロン力
が粘着性物質9の粘着力よりも小さいため、そのまま粘
着性物質90表面上に固定されている。このようにして
、空間6内の正帯微小異物17および負帯電微小異物1
8が総べて粘着性の薄膜9に捕捉、固定されて無害な状
態となる。
第6図(alは更に異なる実施例を示す。第4図の実施
例に於て1板の平板状に構成した電極12に対応する部
材として、本実施例では複数の同心状電極21〜25全
構成する。が〜29は電気絶縁物である。
例に於て1板の平板状に構成した電極12に対応する部
材として、本実施例では複数の同心状電極21〜25全
構成する。が〜29は電気絶縁物である。
第6図(b)に示すように、上記の各電極2J−5に対
してそれぞれ個別に電位を与え得るよう極性切換装置3
0を設ける。第7図(al〜(elは上記実施例の用法
および作用の説明図である。
してそれぞれ個別に電位を与え得るよう極性切換装置3
0を設ける。第7図(al〜(elは上記実施例の用法
および作用の説明図である。
第7図(atに示すごとく、中央部の電極21に正の電
圧を、電極11及び同22〜25に負の電圧を印加する
と、空間6内の帯電微小異物のうち、正に帯電した異物
1711″l:、金属枠3及び電極22〜25相互の間
のクーロン力により、あるものは金属枠3に引き寄せら
れ粘着性物質90表面上に付着し半永久的に固定され、
別のあるものはべりタル膜50表面のうち電極22〜2
5に面する領域に付着する。一方、負の電荷を帯びたも
の18は、同様にしてペリクル膜50表面のうち電極2
1に面する領域に付着する。
圧を、電極11及び同22〜25に負の電圧を印加する
と、空間6内の帯電微小異物のうち、正に帯電した異物
1711″l:、金属枠3及び電極22〜25相互の間
のクーロン力により、あるものは金属枠3に引き寄せら
れ粘着性物質90表面上に付着し半永久的に固定され、
別のあるものはべりタル膜50表面のうち電極22〜2
5に面する領域に付着する。一方、負の電荷を帯びたも
の18は、同様にしてペリクル膜50表面のうち電極2
1に面する領域に付着する。
次に同図(blに示すように、極性連続切換装置側によ
り電極22の極性を逆にし他はそのままにしておくと、
ペリクル膜50表面のうち電極22に面する領域に付着
していた正の電荷を帯びた異物17は、粘着性物質9の
表面上に付着し半永久的に固定されたり、あるいはペリ
クル膜50表面のうち電極23〜25に面する領域に付
着する。同様にして電極23〜25の極性を次々と外周
方向に向かって逆転させていくと、最終的に同図(cl
に示すように正の電荷を帯びた異物17は、全て粘着性
物質90表面上に付着し半永久的に固定される。
り電極22の極性を逆にし他はそのままにしておくと、
ペリクル膜50表面のうち電極22に面する領域に付着
していた正の電荷を帯びた異物17は、粘着性物質9の
表面上に付着し半永久的に固定されたり、あるいはペリ
クル膜50表面のうち電極23〜25に面する領域に付
着する。同様にして電極23〜25の極性を次々と外周
方向に向かって逆転させていくと、最終的に同図(cl
に示すように正の電荷を帯びた異物17は、全て粘着性
物質90表面上に付着し半永久的に固定される。
一方、この時点で負の電荷を帯びた異物18は、同図(
clに示すようにペリクル膜5の全面に付着している。
clに示すようにペリクル膜5の全面に付着している。
そこで第8図(atに示すように、電極11すなわち金
属枠3及び電極2jの極性を逆にすると、ペリクル膜5
0表面のうち電極21に面する領域に付着していた負の
電荷を帯びた異物18は、金属枠3に引き寄せられ粘着
性物質90表面上に付着し半永久的に固定されたり、あ
るいはペリクル膜5の表面のうち電極22〜25に面す
る領域に付着する0次に同図(b)に示すように、電極
nの極性を逆にし他はそのままにしておくと、同様にペ
リクル膜5の表面のうち電極nに面する領域に付着して
いた負の電荷音帯びた異物18は、粘着性物質90表面
上に半永久的に固定されたり、あるいはべりクル膜50
表面のうち電極23〜25に面する領域に付着する。同
様にして1極お〜δの極性を次々と外周方向に向かって
逆転させていくと、最終的に同図(clに示すように負
の電荷を帯びた異物18ハ、総て粘着性物質9の表面上
に付着し半永久的に固定される。以上の動作により、全
問6内に存在する正及び負の帯電微小異物17及び18
ヲ全て粘着性物仙90表面上に半永久的に固定させるこ
とができる。
属枠3及び電極2jの極性を逆にすると、ペリクル膜5
0表面のうち電極21に面する領域に付着していた負の
電荷を帯びた異物18は、金属枠3に引き寄せられ粘着
性物質90表面上に付着し半永久的に固定されたり、あ
るいはペリクル膜5の表面のうち電極22〜25に面す
る領域に付着する0次に同図(b)に示すように、電極
nの極性を逆にし他はそのままにしておくと、同様にペ
リクル膜5の表面のうち電極nに面する領域に付着して
いた負の電荷音帯びた異物18は、粘着性物質90表面
上に半永久的に固定されたり、あるいはべりクル膜50
表面のうち電極23〜25に面する領域に付着する。同
様にして1極お〜δの極性を次々と外周方向に向かって
逆転させていくと、最終的に同図(clに示すように負
の電荷を帯びた異物18ハ、総て粘着性物質9の表面上
に付着し半永久的に固定される。以上の動作により、全
問6内に存在する正及び負の帯電微小異物17及び18
ヲ全て粘着性物仙90表面上に半永久的に固定させるこ
とができる。
上記の作用において、同心状に構成した電極21〜5の
うち、隣接する2個の電極間の距離が短かいので、印加
電圧に比して大きいクーロン力を得ることができ、帯電
微小異物の固定が確実に行なわれる。
うち、隣接する2個の電極間の距離が短かいので、印加
電圧に比して大きいクーロン力を得ることができ、帯電
微小異物の固定が確実に行なわれる。
以上詳述したように、本発明方法によればペリクル膜と
透明基板との間の全問内に混入して封入されてしまった
微小な異物を固定して無害にすることができる。また本
発明の装置によれば上記の本発明方法を容易に笑施して
その効果全充分に発揮させることができる〇
透明基板との間の全問内に混入して封入されてしまった
微小な異物を固定して無害にすることができる。また本
発明の装置によれば上記の本発明方法を容易に笑施して
その効果全充分に発揮させることができる〇
第1図は、被りタル膜を装着した透明基板を示す斜視図
、第2図は、ペリクル膜よ及び金属枠表の作用、効果を
説明する為の、一実施例の断面図、第5図(a) 、
(b)は同じく、上記と異なる実施例の断面図、第6図
(alは上記と異なる実施例の平面図、同図(blは同
じく断面図である。第7図(a)〜(c)及び第8図(
al〜(c)は第6図(al 、 (blに示した実施
例の作用を説明するための断面図である。 1・・・透明基板、3・・・金属枠、5・・・ペリクル
膜、9・・・粘着性物質、11 、12 、19〜25
・・・電極、13 、26〜四・・・絶縁性物質、14
・・・極性切換装置、加・・・極性連続切換装置、15
・・・高圧電源。 代理人弁理士 秋 本 正 実 第1図 第2図(a) 第2図(b) 第3図 (a) 第3図 (b)
、第2図は、ペリクル膜よ及び金属枠表の作用、効果を
説明する為の、一実施例の断面図、第5図(a) 、
(b)は同じく、上記と異なる実施例の断面図、第6図
(alは上記と異なる実施例の平面図、同図(blは同
じく断面図である。第7図(a)〜(c)及び第8図(
al〜(c)は第6図(al 、 (blに示した実施
例の作用を説明するための断面図である。 1・・・透明基板、3・・・金属枠、5・・・ペリクル
膜、9・・・粘着性物質、11 、12 、19〜25
・・・電極、13 、26〜四・・・絶縁性物質、14
・・・極性切換装置、加・・・極性連続切換装置、15
・・・高圧電源。 代理人弁理士 秋 本 正 実 第1図 第2図(a) 第2図(b) 第3図 (a) 第3図 (b)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、金属枠に支承されたペリクル膜で透明基板を覆って
異物の付着を防止する方法において、上記金属枠の内面
に予め粘着性物質の薄膜を設けておき、イ2ノクル膜と
透明基板との間に混入した微小な異物が浮遊した場合、
この微小具−ヲ前記の粘着性物質に付着せしめて固定し
、該微小異物を無害化することを特徴とする異物固定方
法゛。 2、前記のペリクル膜で覆った透明基板を電界中に位置
せしめ、前記の微小異物をクーロン力によって金属枠に
引きつけ前記の粘着性物質に付着せしめて固定し該微小
異物を無害化することff:特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載の異物固定方法。 3、金属枠で支障したイ】ノタル膜によって透明基板を
覆った異物付着防止構造において、上記の金属枠の内面
に粘着性物質の薄Mを設けて、ペリ遊した際、該微小異
物を粘着性物質の薄膜に付着せしめ、これを固定して微
小異物を無害化し得べく為したることを特徴とする異物
固定装置。 4、前記の金属枠で支承したペリクル膜は、電界全印加
する手段を備えたものであることを特徴とする特許請求
の範囲第3項に記載の異物固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58165076A JPS6057841A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 異物固定方法及び装置 |
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JP58165076A JPS6057841A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 異物固定方法及び装置 |
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ID=15805407
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-
1983
- 1983-09-09 JP JP58165076A patent/JPS6057841A/ja active Granted
Cited By (13)
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WO2021246187A1 (ja) | 2020-06-04 | 2021-12-09 | 信越化学工業株式会社 | ペリクルフレーム、ペリクル、ペリクル付露光原版、露光方法、半導体の製造方法及び液晶表示板の製造方法 |
KR20230017807A (ko) | 2020-06-04 | 2023-02-06 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 펠리클 프레임, 펠리클, 펠리클 부착 노광 원판, 노광 방법, 반도체의 제조 방법 및 액정 표시판의 제조 방법 |
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Publication number | Publication date |
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JPS63777B2 (ja) | 1988-01-08 |
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