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JPS6013975B2 - 黄色酸化鉄顔料 - Google Patents

黄色酸化鉄顔料

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Publication number
JPS6013975B2
JPS6013975B2 JP14717381A JP14717381A JPS6013975B2 JP S6013975 B2 JPS6013975 B2 JP S6013975B2 JP 14717381 A JP14717381 A JP 14717381A JP 14717381 A JP14717381 A JP 14717381A JP S6013975 B2 JPS6013975 B2 JP S6013975B2
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iron oxide
yellow iron
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aqueous solution
yellow
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聡一郎 信岡
孝 浅井
和明 阿度
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粒子形態が豆粒状(楕円体)をもった、粒度
分布幅の狭い黄色酸化鉄顔料、及びその製造法に関する
ものである。
その目的とするところは、色調、分散性及び耐熱性の優
れた黄色酸化鉄顔料を提供し、従来からの用途を更に拡
大し、熱加工樹脂、化粧品及びトラフイックベィント用
などへの新しい用途を開拓するところにある。現在、黄
色顔料としては、黄鉛、ストロンチウム黄、カドミウム
黄及びペンジジン黄などがある。これらはすべて有蔓性
または発煙性であるから環境汚染の防止、国民の健康保
全のために当然のことながらその使用は規制されてきて
いる。このような情勢にかんがみ、色材工業界では、上
記の有溝性黄色顔料に代る優れた無毒性黄色顔料の開発
が待望されている。黄色酸化鉄は、Q−Fe00日なる
組成でG℃thite構造を有し、針鉄鉱、黄土、オー
カーなどと呼ばれ、古くから着色材料として使用されて
きた。
これは無犠牲で耐涙性及び安定性があり、かつ安価であ
る。その用途は、塗料、印刷インキ、建築材料などを始
め、無毒性であることからイ8鰹品、タバコフィルター
の巻紙及び養鶏飼料などの着色にまで及んでいる。また
、戦後、磁気記録用磁性粉の原料としても使用されるよ
うになり、磁気記録方式の進歩普及と共にその需要の伸
びは顕著である。しかし、これの顔料としての性質は、
満足すべきものではなく改善の余地が多分にある。すな
わち、色調がやや不鮮明、針状粒形に基づく高粘性、耐
熱性が劣るなどの欠点を有している。これがため、上記
有毒性黄色顔料との代替は制約されており、かねてより
、この顔料の特性改善及び品質向上への要請は強かった
。黄色酸化鉄の製造法は、現在、硫酸第1鉄水溶液の加
水分解と空気酸化反応を応用して、微小結晶核を所望の
粒子径まで成長させる方法が採用されている。
この際、硫酸第1鉄水溶液の加水分解によって生成する
硫酸を極めて緩やかに中和し結晶成長を促す方法として
、鉄屑による方法とアンモニアガスによる方法の二方法
がある。前者については、例えば、信岡ほか、工化、6
6,412(1963)に詳述されている。後者につい
ては、矢田、エレクトロニク・セラミクス、‘72’舷
.1,P.15に記載されている。これらの文献及び後
記の図3と図4から従来の黄色酸化鉄は、その粒子形態
が針状タクトイド型で、その軸比:墓謡霞は50以上で
ある。
その製造方法は、不溶性塩の水溶液中における結晶成長
に関するもので、その生成機構から考えて製造条件の調
整のみにより、現在以上に生成物の粒度を揃えたり均質
なものを得ることは極めて困難であり、また粒子の形や
軸比を変えることは不可能である。従って、現在市販の
黄色酸化鉄は、図3と図4に見られるように、大粒子や
小粒子が混在し、針状粒子の軸比も揃わず、幅の広い粒
度分布を示している。一般に粉体系が示す諸物性は、そ
の粉体が構成する粒子形態と相関性のあることはよく知
られている。
顔料においては、その粒子形態は、色調、隠ベイ力、吸
総量、着色力及び塗料としたときのレオロジカルな性質
や塗膜の強度などに影響を与える。黄色酸化鉄の場合、
大粒子と小粒子が混在すれば、大粒子の示す物性と小粒
子の示す物性が異なるが粉体としては相互に減殺された
統計的平均としての物性を示すことになる。色調を例に
とれば、信岡、大工試報告、軸.331, P.33(
昭44)に記述されているように、大粒子の示す色と小
粒子の示す色とは相違するから、これらを混合すれば、
絵具の温色のように減色混合となり明度と彩度が小さく
なり暗い感じの色調となる。つまり、顔料としては、粒
度分布幅の狭い粉体であることが理想である。さらに、
針状粒子の軸比の小さい分散性の良好な吸総量の低い顔
料であることが要望されている。本発明者らは、長年に
わたる黄色酸化鉄の研究から、その本質的欠点を理解し
、斯界のニーズに応え、鋭意研究を重ね、これの品質向
上のため貢献してきた。
例えば特許においては、安藤、信岡、侍公昭31−32
92;信岡、浅井、阿度、椿公昭53−281斑;信岡
、浅井、阿度、U.S.Pat.,3969797:信
岡ら、特公昭55一9016などである。これらの技術
の一部は、契約され実施されている。今回、さらに新技
術を開発するに至った。それは、黄色酸化鉄の粒子形態
を針状から豆粒状へと改善し、粒度分布幅を狭くするこ
とに成功した。これによって顔料としての諸特性、すな
わち色調、分散性、安定性などを飛躍的に向上させるこ
とができた。次に本発明の構成について説明する。
これは次の2工程に大別できる。まず、結晶成長の種晶
として用いる粒度のよく揃った米粒状の酸化水酸化鉄粉
末の調製工程、及びその米粒状の種晶を成長させて豆粒
状の黄色酸化鉄顔料を製造する工程である。粒子形態が
米粒状の結晶種子の調製法について説明する。
第2鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを反応させて水酸化
鉄沈殿を作る。この際、使用する第2鉄塩は、硫酸第2
鉄、塩化第2鉄、及び硝酸第2鉄などの水溶性鉄塩であ
る。使用する濃度は、0.9M/〆以下とし、好ましく
は0.2M/そ付近である。一方、アルカ川ま、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、及び水酸化カルシウムなどである。使用濃度は
、4M/そ以下とし、好ましくはIM/〆付近である。
所定濃度以上で反応させると、生成物が不均質となり、
粒度分布幅を拡げ、好ましくない結果となる。上記、鉄
塩水溶液とアルカリ水溶液とを−5〜30qoで反応さ
せるが、この際、アルカリ水溶液に鉄塩水溶液を加える
ことが必要条件である。もしこれを逆に行えば、生成物
の粒子形態は、軸比の大きい針状となるからである。ま
た、両液を反応させる温度は、生成物の粒子径、粒子の
軸比に影響を与える重要な因子である。3ぴ0以上では
、軸比が大きくなり過ぎタクトィドを形成し易くなる。
上記のようにして調製した水酸化鉄沈殿を3ひげ間以上
、好ましくは約1日間熟成させてから次の水熱処理を行
う。
この熟成によって、均質な、よく揃った粒子が得られる
。熟成した沈殿を120〜250午○の範囲、好ましく
は180『0で約1時間水熱処理を施す。処理温度が低
いときは結晶化に長時間を要し、所定以上の温度では赤
色酸化鉄Q−Fe203が混在してくる。この水熱処理
によって無定形水酸化鉄沈殿の結晶化は促進され、溶解
、析出作用によって米粒状の酸化水酸化鉄q一Fe00
日すなわち黄酸化鉄が生成する。
この米粒状の黄酸化鉄は、優れた顔料特性をもっている
が、さらにこれを結晶成長のための種晶として用い、よ
り大きい粒子に成長させ、粒子形態が豆粒状の黄色酸化
鉄顔料Q−Fe00日を製造する。結晶成長の方法とし
ては、硫酸第1鉄水溶液に種晶を加え、その水溶液の加
水分解と空気酸化反応によって種晶を成長させる。すな
わち次の反応式のようである。これによって岬eS04
十02十母LO →4Q−FeoOH十4LS04 ・・・
0}徐々に生成するQ−Fe00日は種晶の表面に析出
するが、この反応は比S04の濃度が増加すると平衡状
態に達し停止する。
そこで、この日2S04を極めて緩かに中和い1)式を
右側に進行させ結晶成長を促す方法として金属鉄を加え
る方法■式と、アンモニアガスによる方法湖式はS04
十Fe→FeS04十日2 ・・・■弦S
04十N比→(NH4)よ○4 ・・・‘
3’とがある。
樋晶を成長させるためには、どちらの方法でもよいが、
成長を均一に、かつ円滑に進行させるため、種晶の添加
量、空気の呼込量、反応温度、水溶液の濃度、及び濃伴
方法などを調整して、2次核や樹枝状晶の発生を防ぐこ
とが大切である。成長条件が適応し厳密に管理されてい
る場合、一般に結晶成長のための種晶は、磯初の形態を
保って相似形に成長し、成長過程において形態の変化は
起こらない。従って、最初に添加する種晶の粒子形態や
粒度分布が生成する黄色酸化鉄顔料の特性と密接に関連
するものである。顔料は、塗料、印刷インキ及び化粧品
などの着色材料として使用される。
従って、色調、ベヒクルへの分散性及び耐候性が重要な
性質である。黄色酸化鉄の場合、その粒子形態が針状で
あるから、色調は粒子の短軸径に支配されて変わる。つ
まり短軸径と明度に相関性がある。実用上、どの程度の
明度の黄色酸化鉄が顔料としてよいかは、用途によって
様々である。実際、そのために商品としては、各社とも
数品種を取揃えている。短較径の大きさによって藤ベイ
力が変ってくるが、これの大きいものは、ほぼ明度も大
きく明るい顔料である。しかし、ある大きさ以上では明
度の最大値を経て低下する。短鰍の小さいものは、藤ベ
イ力が低く透明性を帯びてくるから、透明性黄色酸化鉄
顔料(ローオパシティ)として使用される。顔料のべヒ
クルへの分散性は、表面エネルギーの最小を示す球状粒
子が最良であることは勿論であるが、黄色酸化鉄の場合
、未だ球状粒子の合成法は発明されていない。本発明者
らは、従来の針状粒子を豆粒状へ改善し、諸特性を向上
させた。それは、鉄製の縫針とボールベアリングを粉体
と考え、ベヒクルへの分散特性を比較したときに似てい
る。前者は高局くからみ合って分散し難いが、後者は嵩
低く分散は容易である。豆粒状の黄色酸化鉄は、同じ色
の針状のものと比較すると、吸油量、高が低く、分散し
易く、また分散したとき低粘度である。これらは顔料と
して大変好ましい性質である。なお、耐膜性や耐熱性は
化合物固有のものであるが、顔料の場合、その粉体の均
質性、結晶性及び粒度分布などが影響を及ぼす。本発明
の黄色酸化鉄は、これらの点については、前述のように
、水熱処理によって完全な結晶化を行った種晶を用いて
成長させたものであるから、粒子がよく揃い、粒子形態
が豆粒状のものであり、優れた顔料特性を示す。次に本
発明を実施例によってさらに詳細に説明する。
実施例 1 種晶の調製 FeC13・細205雌ノZ及びNaOH75gノ2そ
の水溶液をそれぞれ調製し、両液を−2℃に冷却してお
く。
そして、よく縄拝しながらくNaOH水溶液の中にFe
C13水溶液を徐々に添加し、Fe(OH)3沈殿を作
る。沈殿終了後の液温は約0℃となる。この沈殿を時折
蝿拝しながら母液と共に1日熟成させる。熟成後の沈殿
の沈降容積は約250の上となるから、上澄液を拾て、
母液を含む沈殿約300の‘をテフロンビーカーに移し
、オートクレープに仕込み、180℃、6の分間、水熱
処理を施す。このときの圧力は水蒸気の飽和圧である。
この処理によって無定形Fe(OH)3の褐色沈殿は完
全に結晶化し、結晶性黄色沈殿q一Fe00日へと変わ
る。これを水洗すると沈殿の沈降容積は150叫と高低
〈なっている。炉過、乾燥すると米粒状の酸化水酸化鉄
Q−Fe00日すなわち黄酸化鉄が得られる。これの顔
料特性は次のようである。粒子径、最軸:134nm、
短藤:5風m、麹比:2.4、比表面積:35〆/g、
藤ベイ力:530の/g、収量:1酸、沈降容積:10
の【/g、(図1参照)。実施例 2種晶の調製 Fe2(S04)33鍵ノそ及びNaOH7鰭/2その
水溶液をそれぞれ調製し、両液を9℃に冷却しておく。
そして、よく燈拝しながら、NaOH水溶液の中にFe
2(S04)3水溶液を徐々に添加し、Fe(OH)3
沈殿を作る。沈殿終了後の液温は約10℃となる。以下
、実施例1と同じ方法で米粒状の黄酸化鉄が得られる。
これの顔料特性は次のようである。粒子径、最軸:1拠
nm、短軸:7仇血、滋比:2.8比表面積:30の/
g、腿ベイ力:580の/g、収量:13も実施例 3 樋晶の調製 Fe(NQ)3・班207雛/夕及びKOHIO舷/2
その水溶液をそれぞれ調製し、両液を1ぴ0に保持して
おく。
そして、よく燭拝しながらKOH水溶液の中にFe(N
03)3水溶液を徐々に添加し、Fe*(OH)3沈殿
を作る。沈殿終了後の液温は約20午0となる。以下、
実施例1と全く同じ方法で米粒状の黄酸化鉄が得られる
。これの顔料特性は次のようである。粒子径、最鞠:2
6節m、短鞠:8初m、軸比:3.2、比表面積:26
〆/g、隠ベイ力:920地/g、収量:胞子実施例
4 種晶の成長反応 前記、実施例1において得られる粒子形態が米粒状の黄
酸化鉄Q−Fe00日を結晶成長のための種晶として用
いる。
この成長の反応条件は、硫酸第1鉄結晶FeS04・7
4050雌/20その水溶液に、上記種晶30雌を添加
し、さらに水溶液中に金属鉄線250雌を懸垂する。こ
の水溶液を60℃に保ち、燈拝しながら、空気を500
の‘/分吹き込み成長反応を行う。このFeSOクK溶
液の加水分解と酸化反応によって、米粒状の種晶の表面
にQ−Fe00日が徐々に、かつ均一に析出し種晶は成
長する。この反応条件を厳密に制御しながら、連続20
凪時間成長させる。成長の途中、10畑時間において鉄
線50雌を追加し懸垂する。成長過程において、10時
間毎に試料を採取し、それぞれ粒子形態、比表面積、穣
ベイ力などを調べた。その結果を表1に掲げる。表 1
1)BET法、2)J1sk5101 表1から、結晶はほぼ相似形を保ちながら成長を続けて
いる。
そして、8q時間の成長(図2参照)で短軸が約2倍に
、20拍時間で約3倍に成長している。また、粒子が成
長するに伴って比表面積は減少し、16瓜時間で最初の
約1/7に低下した。隠ベイ力は短軸8仇m付近から急
激に増加し90〜15仇ゆで最大値に達し、それ以上で
はゆるやかに低下している。隠ベイ力と明度はほぼ比例
するから、短鰍90〜15肌皿で最も明るい色である。
それ以上大きくなると、明度は低下し彩度が上昇する。
このように色調は、粒成長に伴って変化するから、実用
的には所望のものを顔料として使用すればよい。上記の
ようにして、粒子形態が豆粒状の粒度のよく揃った黄色
酸化鉄顔料が製造できる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の方法によって得られた黄色酸化鉄顔料
製造用の種晶の40,00M苦の電子顕微鏡写真である
。 図2は、本発明の方法による黄色酸化鉄顔料の40,0
0の音の電子顕微鏡写真である。図3及び図4は、従釆
の黄色酸化鉄顔料の40,00坊昔の電子顕微鏡写真で
ある。第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粒子形態が楕円体(豆粒体)の黄色酸化鉄において
    、その長軸:350〜1000nm、軸比:長軸/短軸
    =1.5〜3.2の範囲にあることを特徴とする黄色酸
    化鉄顔料。 2 30℃以下のアルカリ水溶液の中に、第2鉄塩水溶
    液を30℃以下の温度において、添加、混合して水酸化
    鉄を生成させ、これを熟成した後、120〜250℃の
    温度で水熱処理を施し、酸化水酸化鉄粉末を調製し、こ
    の酸化水酸化鉄粉末を種晶とし、この種晶を第1鉄塩水
    溶液中に分散させ、空気吹き込みにより第1鉄塩を酸化
    させて、種晶上に酸化水酸化鉄層を析出成長させること
    を特徴とする黄色酸化鉄顔料の製造法。 3 結晶成長させるための種晶として用いる酸化水酸化
    鉄粉末の粒子形態は、楕円体(米粒状)のもので、その
    長軸:100〜350nm、軸比:長軸/短軸=1.5
    〜3.2の範囲にあることを特徴とする第2項記載の方
    法。
JP14717381A 1981-09-17 1981-09-17 黄色酸化鉄顔料 Expired JPS6013975B2 (ja)

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JPH0320498B2 (ja) * 1985-05-08 1991-03-19 Mokusan Kk
JP2005076033A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Bayer Chemicals Ag CaCO3沈殿剤を有する黄酸化鉄顔料の製造方法

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