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JPS5838706Y2 - 動電型電気音響変換器の振動板 - Google Patents

動電型電気音響変換器の振動板

Info

Publication number
JPS5838706Y2
JPS5838706Y2 JP13516680U JP13516680U JPS5838706Y2 JP S5838706 Y2 JPS5838706 Y2 JP S5838706Y2 JP 13516680 U JP13516680 U JP 13516680U JP 13516680 U JP13516680 U JP 13516680U JP S5838706 Y2 JPS5838706 Y2 JP S5838706Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
case
yoke
electroacoustic transducer
electrodynamic electroacoustic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13516680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5757692U (ja
Inventor
健次 平田
Original Assignee
日本圧電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本圧電気株式会社 filed Critical 日本圧電気株式会社
Priority to JP13516680U priority Critical patent/JPS5838706Y2/ja
Publication of JPS5757692U publication Critical patent/JPS5757692U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5838706Y2 publication Critical patent/JPS5838706Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ヘッドホンやマイクロホン等の動電型電気音
響変換器における振動板に関するものである。
ヘッドホンやマイクロホン等の動電型電気音響変換器の
振動板は、きわめて薄いプラスチックフィルムで円形に
製作され、その外周部をケースまたはヨークに貼着する
ことによって取り付けられている。
これを図について説明すると、まず第1図において1は
振動板である。
この振動板1は、たとえば25〜50ミクロン程度の厚
さのプラスチックフィルムで製作されており、その中央
部1aから外周部1bに向けて、中央部1aの接線状の
リブ1Cが多数設けられているものである。
振動板1には、その中央部1aの下面にボイスコイル2
が取り付けられている(第2図参照)。
そしてこのボイスコイル2は、振動板1がケースまたは
ヨーク上に貼着されたとき、後述するマグネットの外周
と、リング状のヨークで形成する環状の空隙内に位置す
るようになっている。
第2図において3は合成樹脂で成形されたケースであり
、4は金属製のヨークである。
これらケース3とヨーク4は、断面がコ字状をしており
、その開口部にはリング状のヨーク5が取り付けられて
いる。
そしてこれらの中央部にはマグネット6が取り付けられ
ている。
この構造の場合、振動板1の外周部1bが、ケース3か
ら内周部に形成された側部3aの上面に載せられ、位置
決めされたあと、その外周部1bに溶剤または稀釈した
接着剤を滴下し、毛管現象によって全周にまわし、ケー
ス3の側部3aの溶解によって接合することになる。
ヨークの形状を変えた第3図の場合には、リング状のヨ
ーク5に段部を形成し、その外側部分5aに振動板1の
外周部1bを載せて、接合することになるが、この場合
には、ヨーク5の外側部分5aにあらかじめ稀釈した接
着剤を塗布しておき、この接着剤が乾燥した後、第2図
のものと同様に、溶剤または稀釈した接着剤で接合する
ことになる。
このようないずれの場合であっても、振動板1の外周部
1bは平面が出ていないと接合不良部が生ずることにな
る。
特に最近においては、ヘッドホンやマイクロホンの性能
向上の目的で、振動板1の厚みが薄くなる傾向(たとえ
ば12〜20ミクロン程度)にあり、これに起因して成
形のばらつき、特に外周部1bの平・面が保たれず、波
を打ったようになり易い問題がある。
これは振動板1の製造時の温度のばらつきの影響を受け
るためと考えられるが、いずれにしても、外周部1bに
平面が出ないと、接着、接合が不完全となり、所定の性
能を保つことか゛できない。
本考案はこの問題を解決するためになされたものである
本考案の一実施例を第4図について説明すると、この場
合には振動板1の接着面となる外周部1bに、同心状の
リブ1dと、放射状のリブ1fを設けである。
このようにすると、リブ1d、1fの補強効果によって
平面が保たれ、またリブ1d、Ifの部分の空間の毛管
効果によって、溶剤や稀釈された接着剤の流れが良くな
るので、ケースまたはヨークへの完全な接合ができるこ
とになる。
本考案は上述のように、振動板の外周接着面に同心状な
らびに放射状のリブを設けたものであるから、振動板が
薄い材質(プラスチックフィルム)で製作されるように
なっても、ケースまたはヨークへの接着、接合が確実に
行なわれ、安定した品質を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の振動板の平面図、第2図は振動板をケー
スに貼着する場合を示す断面図、第3図は振動板をヨー
クに貼着する場合を示す断面図、第4図は本考案の一実
施例を示す平面図である。 1・・・・・・振動板、1b・・・・・・外周部、ld
、If・・・・・・リブ、2・・・・・・ボイスコイル
、3・・・・・・ケース、4,5・・・・・・ヨーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周部をケースまたはヨークに貼着され、該ケースまた
    はヨークに対して振動する動電型電気音響変換器の振動
    板において、該振動板の外周接着面に同心状ならびに放
    射状のリブを設けたことを特徴とする動電型電気音響変
    換器の振動板。
JP13516680U 1980-09-22 1980-09-22 動電型電気音響変換器の振動板 Expired JPS5838706Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPS5757692U JPS5757692U (ja) 1982-04-05
JPS5838706Y2 true JPS5838706Y2 (ja) 1983-09-01

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