JPH11241578A - 吊懸式移動パネルの密閉装置 - Google Patents
吊懸式移動パネルの密閉装置Info
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- JPH11241578A JPH11241578A JP35767398A JP35767398A JPH11241578A JP H11241578 A JPH11241578 A JP H11241578A JP 35767398 A JP35767398 A JP 35767398A JP 35767398 A JP35767398 A JP 35767398A JP H11241578 A JPH11241578 A JP H11241578A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動パネル1の上下端部から出没する密閉基
体5,6を駆動するための伝動機構のレイアウトをシン
プル化して、本体2内の空間形状を整理して防音部材を
挿入し易くする。 【解決手段】 移動パネル1の本体2内の左右両側端部
寄り部位にて前記上下両密閉基体5,6にそれぞれ先端
が連結される4本の縦杆22をほぼ平行状に配設し、前
記左右両側位置の上下の縦杆22,22の基端を上下一
対のリンク片27,27にて各々連結し、該左右両側に
おける上下一対のリンク片27,27の中間連結部(連
結ピン29)同士を横長作動杆32にて接続し、前記左
右両側のうちの一方の対のリンク片27,27の連結箇
所の近傍には、前記横長作動杆32を前記本体の側面外
部から左右移動させるための作動部として主枠体23を
備える。本体2の広幅面が上下の縦杆22と横長作動杆
32とで区切られて、ほぼ矩形の空間が形成される。
体5,6を駆動するための伝動機構のレイアウトをシン
プル化して、本体2内の空間形状を整理して防音部材を
挿入し易くする。 【解決手段】 移動パネル1の本体2内の左右両側端部
寄り部位にて前記上下両密閉基体5,6にそれぞれ先端
が連結される4本の縦杆22をほぼ平行状に配設し、前
記左右両側位置の上下の縦杆22,22の基端を上下一
対のリンク片27,27にて各々連結し、該左右両側に
おける上下一対のリンク片27,27の中間連結部(連
結ピン29)同士を横長作動杆32にて接続し、前記左
右両側のうちの一方の対のリンク片27,27の連結箇
所の近傍には、前記横長作動杆32を前記本体の側面外
部から左右移動させるための作動部として主枠体23を
備える。本体2の広幅面が上下の縦杆22と横長作動杆
32とで区切られて、ほぼ矩形の空間が形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内等の天井面に
沿って配設したレールに吊懸けて移動できるようにした
正面視ほぼ矩形状の移動パネルの少なくとも上端と天井
面との間、移動パネルの下端と床面との間の隙間を閉止
するための密閉装置の構造に関するものである。
沿って配設したレールに吊懸けて移動できるようにした
正面視ほぼ矩形状の移動パネルの少なくとも上端と天井
面との間、移動パネルの下端と床面との間の隙間を閉止
するための密閉装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の移動パネルの密閉装置では、実
公昭55−31195号公報や実公平3−4718号公
報に開示されているように、移動パネルの本体の上下端
から上下反対向きに移動する密閉基体を作動させるため
の上下長手の杆と多数本のリンク片や回動アーム等から
なるリンク機構とが前記本体内のほぼ中央部位に配置さ
れたものが公知である。
公昭55−31195号公報や実公平3−4718号公
報に開示されているように、移動パネルの本体の上下端
から上下反対向きに移動する密閉基体を作動させるため
の上下長手の杆と多数本のリンク片や回動アーム等から
なるリンク機構とが前記本体内のほぼ中央部位に配置さ
れたものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記上
下長手の杆が一般にその長手軸線方向に沿って上下移動
するのに対して、リンク片や回動アームが枢支点を中心
にして回動するため、本体内に前記リンク機構の回動の
ための所要空間内には、防音部材もしくは断熱部材を充
填することができず、前記所要空間が大きいと、防音効
果や断熱効果が低下するという問題があった。
下長手の杆が一般にその長手軸線方向に沿って上下移動
するのに対して、リンク片や回動アームが枢支点を中心
にして回動するため、本体内に前記リンク機構の回動の
ための所要空間内には、防音部材もしくは断熱部材を充
填することができず、前記所要空間が大きいと、防音効
果や断熱効果が低下するという問題があった。
【0004】本発明は、リンク機構を簡素化すると共
に、上下長手の杆の配置を本体の側方に偏らせて、防音
部材もしくは断熱部材を充填するための本体内の空間を
大きくし、且つその空間形状をシンプル化できるように
した吊懸式移動パネルの密閉装置を提供することを目的
とするものである。
に、上下長手の杆の配置を本体の側方に偏らせて、防音
部材もしくは断熱部材を充填するための本体内の空間を
大きくし、且つその空間形状をシンプル化できるように
した吊懸式移動パネルの密閉装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の吊懸式移動パネルの密閉装
置は、吊懸式移動パネルにおける本体の少なくとも上端
及び下端に密閉基体を突出、後退動可能に配設し、前記
本体内には、その左右両側端部寄り部位にて前記上下両
密閉基体にそれぞれ先端が連結される縦杆をほぼ平行状
に配設し、前記左右両側位置の上下の縦杆の基端を上下
一対のリンク片にて各々連結し、該左右両側における上
下一対のリンク片の中間連結部同士を横長作動杆にて接
続し、前記左右両側のうちの一方の対のリンク片の連結
箇所の近傍には、前記横長作動杆を前記本体の側面外部
から左右移動させるための作動部を備えたものである。
め、請求項1に記載の発明の吊懸式移動パネルの密閉装
置は、吊懸式移動パネルにおける本体の少なくとも上端
及び下端に密閉基体を突出、後退動可能に配設し、前記
本体内には、その左右両側端部寄り部位にて前記上下両
密閉基体にそれぞれ先端が連結される縦杆をほぼ平行状
に配設し、前記左右両側位置の上下の縦杆の基端を上下
一対のリンク片にて各々連結し、該左右両側における上
下一対のリンク片の中間連結部同士を横長作動杆にて接
続し、前記左右両側のうちの一方の対のリンク片の連結
箇所の近傍には、前記横長作動杆を前記本体の側面外部
から左右移動させるための作動部を備えたものである。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の吊懸式移動パネルの密閉装置において、前記本
体内には、前記左右両側の上下一対のリンク片の中間連
結部を左右方向にガイドするための案内溝を備えた枠体
を有するものである。さらに、請求項3に記載の発明の
吊懸式移動パネルの密閉装置は、吊懸式移動パネルにお
ける本体の上端及び下端に上下密閉基体を、本体の左右
いずれか一方の側端に側方密閉基体をそれぞれ突出、後
退動可能に配設し、前記本体内には、前記上下両密閉基
体にそれぞれ先端が連結される縦杆と、前記側方密閉基
体に先端が連結された上下一対の横杆とを配置する一
方、前記本体内には、前記上下両縦杆を互いに逆方向に
作動させ、且つ前記横杆への横作動杆を横移動させるた
めのねじ部とギヤ機構とからなる3方向操作部と、前横
作動杆から上下両移動杆に伝動するためのラックとギヤ
機構とからなる3方伝動部と、上下両移動杆から前記上
下一対の横杆に伝動するためのラックとギヤ機構とから
なる2方伝動部とを備えたものである。
に記載の吊懸式移動パネルの密閉装置において、前記本
体内には、前記左右両側の上下一対のリンク片の中間連
結部を左右方向にガイドするための案内溝を備えた枠体
を有するものである。さらに、請求項3に記載の発明の
吊懸式移動パネルの密閉装置は、吊懸式移動パネルにお
ける本体の上端及び下端に上下密閉基体を、本体の左右
いずれか一方の側端に側方密閉基体をそれぞれ突出、後
退動可能に配設し、前記本体内には、前記上下両密閉基
体にそれぞれ先端が連結される縦杆と、前記側方密閉基
体に先端が連結された上下一対の横杆とを配置する一
方、前記本体内には、前記上下両縦杆を互いに逆方向に
作動させ、且つ前記横杆への横作動杆を横移動させるた
めのねじ部とギヤ機構とからなる3方向操作部と、前横
作動杆から上下両移動杆に伝動するためのラックとギヤ
機構とからなる3方伝動部と、上下両移動杆から前記上
下一対の横杆に伝動するためのラックとギヤ機構とから
なる2方伝動部とを備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明を具体化した実施形態
について説明する。図1は吊懸式の移動パネルの正面
図、図2は構成部品の斜視図、図3は吊懸部及び上端の
密閉基体の断面図、図4は操作部及びリンク機構の拡大
正面図である。図1及び図2に示すように、移動パネル
1は、断面ほぼ矩形中空状等の枠部材からなる本体2
と、該本体2の移動方向に沿って延びる上凹溝部材3及
び下凹溝部材4から上向き及び下向きに出没可能に配置
された上下密閉基体5,6と、本体2の表裏両面に張設
する表装板13等とからなり、本体2の上端枠部材から
固定アジャスタ15及び遊動アジャスタ16を介して突
出する2本の吊支ボルト7、7の上端に設けられたラン
ナ8におけるコロ9が下向きコ字型の天井レール10内
に吊懸支持されて、移動パネル1が天井レール10に沿
って移動可能に構成されている。
について説明する。図1は吊懸式の移動パネルの正面
図、図2は構成部品の斜視図、図3は吊懸部及び上端の
密閉基体の断面図、図4は操作部及びリンク機構の拡大
正面図である。図1及び図2に示すように、移動パネル
1は、断面ほぼ矩形中空状等の枠部材からなる本体2
と、該本体2の移動方向に沿って延びる上凹溝部材3及
び下凹溝部材4から上向き及び下向きに出没可能に配置
された上下密閉基体5,6と、本体2の表裏両面に張設
する表装板13等とからなり、本体2の上端枠部材から
固定アジャスタ15及び遊動アジャスタ16を介して突
出する2本の吊支ボルト7、7の上端に設けられたラン
ナ8におけるコロ9が下向きコ字型の天井レール10内
に吊懸支持されて、移動パネル1が天井レール10に沿
って移動可能に構成されている。
【0008】なお、図1において、右側の移動パネル1
は、その一側端部が室内の側壁11に近接した位置で停
止したとき、後述する操作により、本体2の横凹溝部材
14から横向きに突出する側方密閉基体12が側壁11
に対して当接して隙間を密閉できるように構成されてい
る。前記上下密閉基体5,6は移動パネル1の本体2の
間口寸法(移動方向寸法)とほぼ同じ長さを有し、側方
密閉基体12は本体2の上下寸法にほぼ等しい長さを有
する。そして、これら各密閉基体は同じ構成であるの
で、上密閉基体5を代表して、図3を参照しながら詳細
に説明すると、アルミ押出部材からなる断面下向き略コ
字型の上密閉基体5の上端の全長にわたって延びる溝内
には、軟質ゴム製もしくは軟質合成樹脂製の一対の長手
シール片17,17の基部が抜き差し可能に嵌合して、
各長手シール片17の先端可撓部が密閉する相手部材
(この場合は天井レール10の下面から下向きに突出し
て、天井板20の端部の支持枠18)に当接したとき屈
曲し得るように構成されている。また、上密閉基体5が
上凹溝部材3内に嵌入する部分には、当該上凹溝部材3
の内面に常時摺接する軟質ゴム製もしくは軟質合成樹脂
製の一対の長手シール部材19,19が上密閉基体5の
全長にわたって延びるように装着されている。
は、その一側端部が室内の側壁11に近接した位置で停
止したとき、後述する操作により、本体2の横凹溝部材
14から横向きに突出する側方密閉基体12が側壁11
に対して当接して隙間を密閉できるように構成されてい
る。前記上下密閉基体5,6は移動パネル1の本体2の
間口寸法(移動方向寸法)とほぼ同じ長さを有し、側方
密閉基体12は本体2の上下寸法にほぼ等しい長さを有
する。そして、これら各密閉基体は同じ構成であるの
で、上密閉基体5を代表して、図3を参照しながら詳細
に説明すると、アルミ押出部材からなる断面下向き略コ
字型の上密閉基体5の上端の全長にわたって延びる溝内
には、軟質ゴム製もしくは軟質合成樹脂製の一対の長手
シール片17,17の基部が抜き差し可能に嵌合して、
各長手シール片17の先端可撓部が密閉する相手部材
(この場合は天井レール10の下面から下向きに突出し
て、天井板20の端部の支持枠18)に当接したとき屈
曲し得るように構成されている。また、上密閉基体5が
上凹溝部材3内に嵌入する部分には、当該上凹溝部材3
の内面に常時摺接する軟質ゴム製もしくは軟質合成樹脂
製の一対の長手シール部材19,19が上密閉基体5の
全長にわたって延びるように装着されている。
【0009】次に、図1、図2、図4〜図6を参照しな
がら、前記上下密閉基体5,6及び側方密閉基体12の
出没のための構成について説明する。上密閉基体5及び
下密閉基体6の長手方向の両端部寄り部位(本体2の左
右両側端部寄り部位)に固定した緩衝用スプリング入り
のスプリングケース21に縦杆22の先端を螺着等によ
り連結する。そして、本体2の左右両側端寄り部位の上
下方向の中途部には、本体2の厚み寸法内に収まる主枠
体23と副枠体24とが配置されている。この主枠体2
3と副枠体24とは、スペーサ26の両面にネジ止めし
た一対の板25により構成され、主枠体23及び副枠体
24の表裏の板25,25の間に配置された上下一対の
リンク片27,27の先端に前記上下の縦杆22,22
の基端がピン28を介して回動可能に連結されている。
がら、前記上下密閉基体5,6及び側方密閉基体12の
出没のための構成について説明する。上密閉基体5及び
下密閉基体6の長手方向の両端部寄り部位(本体2の左
右両側端部寄り部位)に固定した緩衝用スプリング入り
のスプリングケース21に縦杆22の先端を螺着等によ
り連結する。そして、本体2の左右両側端寄り部位の上
下方向の中途部には、本体2の厚み寸法内に収まる主枠
体23と副枠体24とが配置されている。この主枠体2
3と副枠体24とは、スペーサ26の両面にネジ止めし
た一対の板25により構成され、主枠体23及び副枠体
24の表裏の板25,25の間に配置された上下一対の
リンク片27,27の先端に前記上下の縦杆22,22
の基端がピン28を介して回動可能に連結されている。
【0010】また、上下対のリンク片27,27を連結
ピン29を介して「く」の字状に屈曲可能に連結する。
そして、この上下対のリンク片27,27の中間連結箇
所としての連結ピン29の両端を水平な左右方向に案内
するための案内溝30,30が前記板25,25に穿設
されている。さらに、主枠体23側にラック(歯面)3
1を有する横長作動杆32を前記左右両側の連結ピン2
9,29に連結する。この横長作動杆32を左右方向に
駆動するための作動部として、主枠体23に回転可能に
備えたピニオンギヤ33を前記ラック31に噛み合わせ
る。また、ピニオンギヤ33と一体的に回転する中心軸
34を一方の板25及び表装板13を貫通させて、移動
パネル1の外に突出させ、該中心軸34の先端の非円形
部に回転ハンドル(図示せず)を着脱自在に被嵌し、回
転ハンドル、ひいてはピニオンギヤ33を図5の矢印A
方向(時計方向)に回転させると、上下のリンク片2
7,27の先端間の距離が狭くなり(図5の実線状態参
照)、上下の縦杆22,22が引っ張られて、上密閉基
体5は上凹溝部材3内に引き込まれ、同時に下密閉基体
6は下凹溝部材4内に引き込まれる。
ピン29を介して「く」の字状に屈曲可能に連結する。
そして、この上下対のリンク片27,27の中間連結箇
所としての連結ピン29の両端を水平な左右方向に案内
するための案内溝30,30が前記板25,25に穿設
されている。さらに、主枠体23側にラック(歯面)3
1を有する横長作動杆32を前記左右両側の連結ピン2
9,29に連結する。この横長作動杆32を左右方向に
駆動するための作動部として、主枠体23に回転可能に
備えたピニオンギヤ33を前記ラック31に噛み合わせ
る。また、ピニオンギヤ33と一体的に回転する中心軸
34を一方の板25及び表装板13を貫通させて、移動
パネル1の外に突出させ、該中心軸34の先端の非円形
部に回転ハンドル(図示せず)を着脱自在に被嵌し、回
転ハンドル、ひいてはピニオンギヤ33を図5の矢印A
方向(時計方向)に回転させると、上下のリンク片2
7,27の先端間の距離が狭くなり(図5の実線状態参
照)、上下の縦杆22,22が引っ張られて、上密閉基
体5は上凹溝部材3内に引き込まれ、同時に下密閉基体
6は下凹溝部材4内に引き込まれる。
【0011】逆に、ピニオンギヤ33を図5の矢印B方
向(反時計方向)に回転させると、上下のリンク片2
7,27の先端間の距離が広がり(図5の二点鎖線参
照)、上下の縦杆22,22が上下に押され、上密閉基
体5は上凹溝部材3から上向きに突出し、同時に下密閉
基体6は下凹溝部材4から下向きに突出する。従って、
ピニオンギヤ33の所定方向への回転により、横長作動
杆32を介して上下対のリンク片27,27の先端間の
距離を拡狭回動させ、上下の縦杆22,22を互いに上
下逆方向に移動させて、上下両密閉基体5,6を移動パ
ネル1の上下端に対して出没動させ、上密閉基体5の長
手シール片17は天井レール10の下面の支持枠18等
に密接して隙間を密閉する。下密閉基体6における長手
シール片17は床面37に当接して隙間を密閉すること
ができるのである。
向(反時計方向)に回転させると、上下のリンク片2
7,27の先端間の距離が広がり(図5の二点鎖線参
照)、上下の縦杆22,22が上下に押され、上密閉基
体5は上凹溝部材3から上向きに突出し、同時に下密閉
基体6は下凹溝部材4から下向きに突出する。従って、
ピニオンギヤ33の所定方向への回転により、横長作動
杆32を介して上下対のリンク片27,27の先端間の
距離を拡狭回動させ、上下の縦杆22,22を互いに上
下逆方向に移動させて、上下両密閉基体5,6を移動パ
ネル1の上下端に対して出没動させ、上密閉基体5の長
手シール片17は天井レール10の下面の支持枠18等
に密接して隙間を密閉する。下密閉基体6における長手
シール片17は床面37に当接して隙間を密閉すること
ができるのである。
【0012】なお、側方密閉基体12の上下両端部寄り
部位から同じくスプリングケース21を介して連結され
た横杆35,35は、前記上下の縦杆22,22の中途
部に設けた伝達機構部36,36により横方向に出没動
するように構成されている。この伝達機構部36は例え
ば、前記縦杆22の中途部に設けられた縦方向に長いラ
ックに噛み合って回転するピニオンギヤに前記横杆35
に設けられたラック部を噛み合わせることで構成しても
良い。なお、前記伝達機構部36は長い縦杆22の滑り
軸受の機能も有する。
部位から同じくスプリングケース21を介して連結され
た横杆35,35は、前記上下の縦杆22,22の中途
部に設けた伝達機構部36,36により横方向に出没動
するように構成されている。この伝達機構部36は例え
ば、前記縦杆22の中途部に設けられた縦方向に長いラ
ックに噛み合って回転するピニオンギヤに前記横杆35
に設けられたラック部を噛み合わせることで構成しても
良い。なお、前記伝達機構部36は長い縦杆22の滑り
軸受の機能も有する。
【0013】少なくとも上下の密閉基体5,6を互いに
上下逆方向に作動させるための動力伝達機構は、移動パ
ネル1の本体2内の左右両側端部寄り部位にて前記上下
両密閉基体5,6にそれぞれ先端が連結される4本の縦
杆22をほぼ平行状に配設し、前記左右両側位置の上下
の縦杆22,22の基端を上下一対のリンク片27,2
7にて各々連結し、該左右両側における上下一対のリン
ク片27,27の中間連結部(連結ピン29)同士を横
長作動杆32にて接続し、前記左右両側のうちの一方の
対のリンク片27,27の連結箇所の近傍には、前記横
長作動杆32を前記本体の側面外部から左右移動させる
ための作動部を備えたのであるから、図1及び図2に示
すように、本体2の広幅面が上下の縦杆22と横長作動
杆32とで区切られて、ほぼ矩形の空間が形成されると
共に、前記縦杆22及び横長作動杆32はそれぞれその
長手軸線に沿った方向にのみ移動するから、これらの杆
の移動のために要する必要空間は前記縦杆22及び横長
作動杆32の長手軸線に沿う極めて細長いもので済む。
上下逆方向に作動させるための動力伝達機構は、移動パ
ネル1の本体2内の左右両側端部寄り部位にて前記上下
両密閉基体5,6にそれぞれ先端が連結される4本の縦
杆22をほぼ平行状に配設し、前記左右両側位置の上下
の縦杆22,22の基端を上下一対のリンク片27,2
7にて各々連結し、該左右両側における上下一対のリン
ク片27,27の中間連結部(連結ピン29)同士を横
長作動杆32にて接続し、前記左右両側のうちの一方の
対のリンク片27,27の連結箇所の近傍には、前記横
長作動杆32を前記本体の側面外部から左右移動させる
ための作動部を備えたのであるから、図1及び図2に示
すように、本体2の広幅面が上下の縦杆22と横長作動
杆32とで区切られて、ほぼ矩形の空間が形成されると
共に、前記縦杆22及び横長作動杆32はそれぞれその
長手軸線に沿った方向にのみ移動するから、これらの杆
の移動のために要する必要空間は前記縦杆22及び横長
作動杆32の長手軸線に沿う極めて細長いもので済む。
【0014】それ故、本体2の広幅面の空間を、ガラス
ウール等の断熱部材やロックウール防音材(吸音材)3
8にて充填する空間が広くなり、且つその空間形状もほ
ぼ矩形状でシンプルであるから、防音材38等の形状形
成の作業も簡単にできるという効果を奏する。また、主
枠体23及び副枠体24には、上下一対のリンク片2
7,27の中間連結部を左右方向にガイドするための案
内溝30を備えた板25にて両側を覆うから、これら枠
体23,24の箇所を除くように防音材38等を充填し
たしても、枠体23,24内部のリンク片27等に防音
材38等が接触せず、リンク片27の動きを邪魔しな
い。
ウール等の断熱部材やロックウール防音材(吸音材)3
8にて充填する空間が広くなり、且つその空間形状もほ
ぼ矩形状でシンプルであるから、防音材38等の形状形
成の作業も簡単にできるという効果を奏する。また、主
枠体23及び副枠体24には、上下一対のリンク片2
7,27の中間連結部を左右方向にガイドするための案
内溝30を備えた板25にて両側を覆うから、これら枠
体23,24の箇所を除くように防音材38等を充填し
たしても、枠体23,24内部のリンク片27等に防音
材38等が接触せず、リンク片27の動きを邪魔しな
い。
【0015】図7に示すコーナ密閉基体41は、上密閉
基体5の端部と側方密閉基体12の上端との間に配置さ
れるもので、前記各密閉基体5,12と同じ断面形状で
あって正面視略矩形状の基部42の内面の内角部に、正
面視逆L字状で断面コ字状のアーム部材43をねじ44
止めする。このアーム部材43は、上密閉基体5及び側
方密閉基体12の内面にそれぞれ嵌入する。そして、ア
ーム部材43の両外側面には、前記上密閉基体5及び側
方密閉基体12の内面に形成されたレール部45(図3
及び図4参照)に嵌まって転動可能な複数のコロ46が
取付けられている。前記基部42内面の外角部には、前
記と同様の長手シール片17を備えると共に、正面視L
字状の取付け片47を介して軟質ゴム製のひれ状の補助
シール片48が配置されている。
基体5の端部と側方密閉基体12の上端との間に配置さ
れるもので、前記各密閉基体5,12と同じ断面形状で
あって正面視略矩形状の基部42の内面の内角部に、正
面視逆L字状で断面コ字状のアーム部材43をねじ44
止めする。このアーム部材43は、上密閉基体5及び側
方密閉基体12の内面にそれぞれ嵌入する。そして、ア
ーム部材43の両外側面には、前記上密閉基体5及び側
方密閉基体12の内面に形成されたレール部45(図3
及び図4参照)に嵌まって転動可能な複数のコロ46が
取付けられている。前記基部42内面の外角部には、前
記と同様の長手シール片17を備えると共に、正面視L
字状の取付け片47を介して軟質ゴム製のひれ状の補助
シール片48が配置されている。
【0016】従って、移動パネル1の移動時等におい
て、図8(a)のように、上密閉基体5が上凹溝部材3
内に後退して嵌まり、側方密閉基体12が横凹溝部材1
4内に後退して嵌まっている状態では、前アーム部材4
3の横向き先端部及び下向き先端部がそれぞれ上密閉基
体5の端部と側方密閉基体12の上端部に深く嵌まり込
んでいるから、コーナ密閉基体41の基部42も、表装
板13のコーナ部の内側に入り込んでいる。
て、図8(a)のように、上密閉基体5が上凹溝部材3
内に後退して嵌まり、側方密閉基体12が横凹溝部材1
4内に後退して嵌まっている状態では、前アーム部材4
3の横向き先端部及び下向き先端部がそれぞれ上密閉基
体5の端部と側方密閉基体12の上端部に深く嵌まり込
んでいるから、コーナ密閉基体41の基部42も、表装
板13のコーナ部の内側に入り込んでいる。
【0017】側方密閉基体12が側壁11に接近した位
置で移動パネル1を停止させ、前記作動部としてのピニ
オンギヤ33を図示しないハンドルにて図5の矢印B方
向に回転すると、上下対のリンク片27,27の先端間
の距離が拡がり、上下の縦杆22,22が上下に互いに
離れるように移動して上下の密閉基体5,6がそれぞれ
天井レール10の下面の支持枠18及び床面37方向に
突出すると共に、伝動機構部36,36を介して横杆3
5,35が突出するので、側方密閉基体12は側壁11
方向に突出する。すると、コーナ密閉基体41のアーム
部材43が上密閉基体5の端部と側方密閉基体12の上
端とから突出し(図8(b)参照)、当該コーナ密閉基
体41における長手シール片19と補助シール片48と
が、前記支持枠18と側壁11とのコーナ部の隙間を密
閉するように斜め外向きに突出できるのである。
置で移動パネル1を停止させ、前記作動部としてのピニ
オンギヤ33を図示しないハンドルにて図5の矢印B方
向に回転すると、上下対のリンク片27,27の先端間
の距離が拡がり、上下の縦杆22,22が上下に互いに
離れるように移動して上下の密閉基体5,6がそれぞれ
天井レール10の下面の支持枠18及び床面37方向に
突出すると共に、伝動機構部36,36を介して横杆3
5,35が突出するので、側方密閉基体12は側壁11
方向に突出する。すると、コーナ密閉基体41のアーム
部材43が上密閉基体5の端部と側方密閉基体12の上
端とから突出し(図8(b)参照)、当該コーナ密閉基
体41における長手シール片19と補助シール片48と
が、前記支持枠18と側壁11とのコーナ部の隙間を密
閉するように斜め外向きに突出できるのである。
【0018】次に、図4、図10及び図11を参照しな
がら、隣接する2つの移動パネル1,1の召し合わせ部
分の構成について説明する。図10は一方の移動パネル
1における上下長手の端面を示し、移動パネル1の厚さ
方向のほぼ中途部に、上下長手の突条部50と上下長手
の凹溝部51とが隣接して形成された端部材52を枠体
2に固定したものであり、他方の移動パネル1では、端
部材52を上下逆向きに取付けすることで、前記一方の
移動パネル1におけるものと、凹溝部51と突条部50
とが逆位置になり、互いに嵌合しあうように構成されて
いる。これら端部材52はアルミ押出型材にて構成する
ことが好ましい。なお、各凹溝部51内には、図11に
示すような、断面凹溝内面に複数条のひれシール53a
が一体的に突設された軟質ゴム製のパッキン53を嵌合
固定させると、凹溝部51に他方の突条部50が嵌まり
込んだとき、隣接する移動パネル1の召し合わせ部分に
て音及び光が移動パネル1の厚み方向に漏れない効果を
向上させることができる。
がら、隣接する2つの移動パネル1,1の召し合わせ部
分の構成について説明する。図10は一方の移動パネル
1における上下長手の端面を示し、移動パネル1の厚さ
方向のほぼ中途部に、上下長手の突条部50と上下長手
の凹溝部51とが隣接して形成された端部材52を枠体
2に固定したものであり、他方の移動パネル1では、端
部材52を上下逆向きに取付けすることで、前記一方の
移動パネル1におけるものと、凹溝部51と突条部50
とが逆位置になり、互いに嵌合しあうように構成されて
いる。これら端部材52はアルミ押出型材にて構成する
ことが好ましい。なお、各凹溝部51内には、図11に
示すような、断面凹溝内面に複数条のひれシール53a
が一体的に突設された軟質ゴム製のパッキン53を嵌合
固定させると、凹溝部51に他方の突条部50が嵌まり
込んだとき、隣接する移動パネル1の召し合わせ部分に
て音及び光が移動パネル1の厚み方向に漏れない効果を
向上させることができる。
【0019】図10に示すごとく、上下密閉基体5,6
の両側端面を覆う上下長手のカバー片54,54がビス
55止めされており、該各カバー片54は、上下各密閉
基体5,6が上凹溝部材3、下凹溝部材4にそれぞれ嵌
入するとき、前記端部材52の上下端の切欠き部56に
嵌まり込むことができる。
の両側端面を覆う上下長手のカバー片54,54がビス
55止めされており、該各カバー片54は、上下各密閉
基体5,6が上凹溝部材3、下凹溝部材4にそれぞれ嵌
入するとき、前記端部材52の上下端の切欠き部56に
嵌まり込むことができる。
【0020】図12〜図18は、第2実施形態を示し、
吊懸式移動パネル1における本体2の上端及び下端に上
下密閉基体5,6を、本体2の左右いずれか一方の側端
に側方密閉基体12をそれぞれ突出、後退動可能に配設
し、前記本体2内には、前記上下両密閉基体5,6にそ
れぞれ先端が連結される縦杆22,22と、前記側方密
閉基体12に先端が連結された上下一対の横杆35、3
5とを配置する一方、前記本体2内には、前記上下両縦
杆22,22を互いに逆方向に作動させ、且つ前記横杆
35,35への横作動杆32を横移動させるためのねじ
部とギヤ機構とからなる3方向操作部60と、前横作動
杆32から上下両移動杆63a,63bに伝動するため
のラックとギヤ機構とからなる3方伝動部61と、上下
両移動杆から前記上下一対の横杆に伝動するためのラッ
クとギヤ機構とからなる2方伝動部62a,62bとを
備えたものである。
吊懸式移動パネル1における本体2の上端及び下端に上
下密閉基体5,6を、本体2の左右いずれか一方の側端
に側方密閉基体12をそれぞれ突出、後退動可能に配設
し、前記本体2内には、前記上下両密閉基体5,6にそ
れぞれ先端が連結される縦杆22,22と、前記側方密
閉基体12に先端が連結された上下一対の横杆35、3
5とを配置する一方、前記本体2内には、前記上下両縦
杆22,22を互いに逆方向に作動させ、且つ前記横杆
35,35への横作動杆32を横移動させるためのねじ
部とギヤ機構とからなる3方向操作部60と、前横作動
杆32から上下両移動杆63a,63bに伝動するため
のラックとギヤ機構とからなる3方伝動部61と、上下
両移動杆から前記上下一対の横杆に伝動するためのラッ
クとギヤ機構とからなる2方伝動部62a,62bとを
備えたものである。
【0021】これの構成をさらに詳細に説明すると、上
下各密閉基体5,6の左右両端部近傍を支持する先端縦
杆22a,22aを横長の支持杆22bの中央部が縦杆
2の先端に連結されており、各先端縦杆22a,22a
は緩衝用スプリング入りのスプリングケース21を介し
て各密閉基体5,6に装着されている。同様に、スプリ
ングケース21を介して横杆35,35の先端が側方密
閉基体12に装着されている。
下各密閉基体5,6の左右両端部近傍を支持する先端縦
杆22a,22aを横長の支持杆22bの中央部が縦杆
2の先端に連結されており、各先端縦杆22a,22a
は緩衝用スプリング入りのスプリングケース21を介し
て各密閉基体5,6に装着されている。同様に、スプリ
ングケース21を介して横杆35,35の先端が側方密
閉基体12に装着されている。
【0022】3方向操作部60は、図13及び図14に
示すように、正面視横向きT字状の操作部ケース64の
ほぼ中央部には、吊懸式移動パネル1の表裏両面からの
ハンドル65に嵌合する操作軸部66,66を備えた大
径ねじ歯車67が配置されている。この大径ねじ歯車6
7に、前記横作動杆32に対する第1小径ねじ歯車68
と、上下の縦杆22,22に対する第2小径ねじ歯車6
9とがそれぞれ噛み合うように配置されている。なお、
大径ねじ歯車67と第1小径ねじ歯車68及び第2小径
ねじ歯車69との歯車比を1対2程度として、大径ねじ
歯車67の少ない回転数にて(回転操作力は若干重くな
るが)所定の移動距離を達成できるようにしている。
示すように、正面視横向きT字状の操作部ケース64の
ほぼ中央部には、吊懸式移動パネル1の表裏両面からの
ハンドル65に嵌合する操作軸部66,66を備えた大
径ねじ歯車67が配置されている。この大径ねじ歯車6
7に、前記横作動杆32に対する第1小径ねじ歯車68
と、上下の縦杆22,22に対する第2小径ねじ歯車6
9とがそれぞれ噛み合うように配置されている。なお、
大径ねじ歯車67と第1小径ねじ歯車68及び第2小径
ねじ歯車69との歯車比を1対2程度として、大径ねじ
歯車67の少ない回転数にて(回転操作力は若干重くな
るが)所定の移動距離を達成できるようにしている。
【0023】第1小径ねじ歯車68に連結され、一体的
に回転可能な第1雄ねじ部70は、操作部ケース64に
対して非回転で且つ横方向に進退移動可能に装着された
第1雌ねじ部71に螺合されている。そして、第1雌ね
じ部71の先端部が前記横作動杆32に対してピン72
等にて連結されている。他方、第2小径ねじ歯車69に
上下方向に突設された上下一対の第2雄ねじ部73a,
73bは、互いに逆ねじ関係に形成されている。これら
各第2雄ねじ部73a,73bに対して各々螺合する第
2雌ねじ部74a,74bが操作部ケース64に対して
非回転で且つ上下方向に進退移動可能に装着されてい
る。上側の第2雌ねじ部74aは上側の縦杆22にピン
72等を介して連結され、下側の第2雌ねじ部74bは
下側の縦杆22にピン72等を介して連結されている。
に回転可能な第1雄ねじ部70は、操作部ケース64に
対して非回転で且つ横方向に進退移動可能に装着された
第1雌ねじ部71に螺合されている。そして、第1雌ね
じ部71の先端部が前記横作動杆32に対してピン72
等にて連結されている。他方、第2小径ねじ歯車69に
上下方向に突設された上下一対の第2雄ねじ部73a,
73bは、互いに逆ねじ関係に形成されている。これら
各第2雄ねじ部73a,73bに対して各々螺合する第
2雌ねじ部74a,74bが操作部ケース64に対して
非回転で且つ上下方向に進退移動可能に装着されてい
る。上側の第2雌ねじ部74aは上側の縦杆22にピン
72等を介して連結され、下側の第2雌ねじ部74bは
下側の縦杆22にピン72等を介して連結されている。
【0024】しかして、ハンドル65を一定方向に回転
するとき、例えば、図12及び図13において、時計方
向に操作軸部66を回転させると、第1雌ねじ部71が
左方向(矢印D方向)に後退して横作動杆32を左に引
く。同時に、上側の第2雌ねじ部74aは上昇し(矢印
E方向)、上側の縦杆22を上昇させ、下側の第2雌ね
じ部74bは下降し(矢印F方向)、下側の縦杆22を
下降させるのである。これにより、上下両密閉基体5,
6は互いに上下方向に突出して天井レール10及び床面
に密接できる一方、側方密閉基体12は、後述する3方
向伝動部61及び2方向伝動部62a,62bを介して
横方向に突出できるのである。
するとき、例えば、図12及び図13において、時計方
向に操作軸部66を回転させると、第1雌ねじ部71が
左方向(矢印D方向)に後退して横作動杆32を左に引
く。同時に、上側の第2雌ねじ部74aは上昇し(矢印
E方向)、上側の縦杆22を上昇させ、下側の第2雌ね
じ部74bは下降し(矢印F方向)、下側の縦杆22を
下降させるのである。これにより、上下両密閉基体5,
6は互いに上下方向に突出して天井レール10及び床面
に密接できる一方、側方密閉基体12は、後述する3方
向伝動部61及び2方向伝動部62a,62bを介して
横方向に突出できるのである。
【0025】3方向伝動部61は、図15と図16
(a)〜図16(c)に示すように、表裏一対のブロッ
ク部材75a,75bの間に配置された回転自在なギヤ
機構としてのピニオン歯車76と、該ピニオン歯車76
に噛み合い且つ前記横作動杆32の他端と連結するため
の二股状の横ラック77と、該横ラック77と直交する
ように当該横ラック77の長溝孔78に挿通して、ブロ
ック部材75a,75bの間で上下に摺動自在に配置さ
れ、且つピニオン歯車76に噛み合って上下にそれぞれ
移動可能な上下ラック79a,79bとからなる。上ラ
ック79aは上移動杆63aに連結され、下ラック79
bは下移動杆63bに連結されている。表裏一対のブロ
ック部材75a,75bはネジにて合わせ固定され、且
つ他のネジにて本体2の表裏面に位置固定されている。
(a)〜図16(c)に示すように、表裏一対のブロッ
ク部材75a,75bの間に配置された回転自在なギヤ
機構としてのピニオン歯車76と、該ピニオン歯車76
に噛み合い且つ前記横作動杆32の他端と連結するため
の二股状の横ラック77と、該横ラック77と直交する
ように当該横ラック77の長溝孔78に挿通して、ブロ
ック部材75a,75bの間で上下に摺動自在に配置さ
れ、且つピニオン歯車76に噛み合って上下にそれぞれ
移動可能な上下ラック79a,79bとからなる。上ラ
ック79aは上移動杆63aに連結され、下ラック79
bは下移動杆63bに連結されている。表裏一対のブロ
ック部材75a,75bはネジにて合わせ固定され、且
つ他のネジにて本体2の表裏面に位置固定されている。
【0026】しかして、横作動杆32が図16(a)に
おいて、矢印D方向に横移動すると、前記ピニオン歯車
76の噛み合い回転することより、上移動杆63aは下
降し、下移動杆63bは上昇移動する。図17は上側の
2方向伝動部62aを示し、図18は下側の2方向伝動
部62bを示す。これらの構成も、前記3方向伝動部6
1と基本的な構成は同じであり、表裏一対のブロック部
材80a,80bの間に配置された回転自在なギヤ機構
としてのピニオン歯車81と、該ピニオン歯車81に噛
み合い且つ前記横杆35の他端と連結するための二股状
の横ラック82と、該横ラック82と直交するように当
該横ラック82の長溝孔83に挿通して、ブロック部材
80a,80bの間で上下に摺動自在に配置され、且つ
ピニオン歯車81に噛み合って上または下にそれぞれ移
動可能な上下ラック84a,84bとからなり、上ラッ
ク84aの下端には、前記上移動杆63aの上端を連結
し、下ラック84bの上端には下移動杆63bの下端を
連結する。そして、上移動杆63aを下降させ、同時に
下移動杆63bを上昇させると、前記上下両2方向伝動
部62a,62bの箇所において、横杆35,35は同
時に右移動して、側方密閉基体12を突出すべく移動さ
せことができるのである。
おいて、矢印D方向に横移動すると、前記ピニオン歯車
76の噛み合い回転することより、上移動杆63aは下
降し、下移動杆63bは上昇移動する。図17は上側の
2方向伝動部62aを示し、図18は下側の2方向伝動
部62bを示す。これらの構成も、前記3方向伝動部6
1と基本的な構成は同じであり、表裏一対のブロック部
材80a,80bの間に配置された回転自在なギヤ機構
としてのピニオン歯車81と、該ピニオン歯車81に噛
み合い且つ前記横杆35の他端と連結するための二股状
の横ラック82と、該横ラック82と直交するように当
該横ラック82の長溝孔83に挿通して、ブロック部材
80a,80bの間で上下に摺動自在に配置され、且つ
ピニオン歯車81に噛み合って上または下にそれぞれ移
動可能な上下ラック84a,84bとからなり、上ラッ
ク84aの下端には、前記上移動杆63aの上端を連結
し、下ラック84bの上端には下移動杆63bの下端を
連結する。そして、上移動杆63aを下降させ、同時に
下移動杆63bを上昇させると、前記上下両2方向伝動
部62a,62bの箇所において、横杆35,35は同
時に右移動して、側方密閉基体12を突出すべく移動さ
せことができるのである。
【0027】これらの構成により、例えば図1に示す室
内の側壁に接近移動させた吊懸式移動パネル1を停止さ
せて、ハンドル65を、例えば時計回りに回転させるこ
とにより、上下両密閉基体5,6は天井レール10及び
床面方向に突出し、側方密閉基体12は側壁11に向か
って突出し、それぞれの箇所を密閉できるのであり、ハ
ンドル65を逆方向に回せば、上下両密閉基体5,6及
び側方密閉基体12を本体2内の方向に後退させること
ができるのである。そして、この実施形態においても、
支持杆22bの箇所以外は夫々の杆22、22a、3
2、63a,63b、35はその軸線方向にのみ移動す
るので本体2内において、杆の移動のための大きな空間
を設ける必要がなく、前記棒状の杆22、22a、3
2、63a,63b、35の箇所を除いて、大きい範囲
を防音材等るて塞ぐことができる。
内の側壁に接近移動させた吊懸式移動パネル1を停止さ
せて、ハンドル65を、例えば時計回りに回転させるこ
とにより、上下両密閉基体5,6は天井レール10及び
床面方向に突出し、側方密閉基体12は側壁11に向か
って突出し、それぞれの箇所を密閉できるのであり、ハ
ンドル65を逆方向に回せば、上下両密閉基体5,6及
び側方密閉基体12を本体2内の方向に後退させること
ができるのである。そして、この実施形態においても、
支持杆22bの箇所以外は夫々の杆22、22a、3
2、63a,63b、35はその軸線方向にのみ移動す
るので本体2内において、杆の移動のための大きな空間
を設ける必要がなく、前記棒状の杆22、22a、3
2、63a,63b、35の箇所を除いて、大きい範囲
を防音材等るて塞ぐことができる。
【0028】本実施形態によれば、3方向操作部60で
は、ねじ歯車等のギヤ機構とこれにより作動するねじ部
とによるので、操作力が軽く、また、伝動下流側の3方
向伝動部61及び2方向伝動部62もギヤ機構とラック
とにより構成されているから、軽い伝達力で側方密閉基
体12を移動させることができるという効果を奏する。
は、ねじ歯車等のギヤ機構とこれにより作動するねじ部
とによるので、操作力が軽く、また、伝動下流側の3方
向伝動部61及び2方向伝動部62もギヤ機構とラック
とにより構成されているから、軽い伝達力で側方密閉基
体12を移動させることができるという効果を奏する。
【0029】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1に記載
の発明の吊懸式移動パネルの密閉装置は、吊懸式移動パ
ネルにおける本体の少なくとも上端及び下端に密閉基体
を突出、後退動可能に配設し、前記本体内には、その左
右両側端部寄り部位にて前記上下両密閉基体にそれぞれ
先端が連結される縦杆をほぼ平行状に配設し、前記左右
両側位置の上下の縦杆の基端を上下一対のリンク片にて
各々連結し、該左右両側における上下一対のリンク片の
中間連結部同士を横長作動杆にて接続し、前記左右両側
のうちの一方の対のリンク片の連結箇所の近傍には、前
記横長作動杆を前記本体の側面外部から左右移動させる
ための作動部を備えたものである。
の発明の吊懸式移動パネルの密閉装置は、吊懸式移動パ
ネルにおける本体の少なくとも上端及び下端に密閉基体
を突出、後退動可能に配設し、前記本体内には、その左
右両側端部寄り部位にて前記上下両密閉基体にそれぞれ
先端が連結される縦杆をほぼ平行状に配設し、前記左右
両側位置の上下の縦杆の基端を上下一対のリンク片にて
各々連結し、該左右両側における上下一対のリンク片の
中間連結部同士を横長作動杆にて接続し、前記左右両側
のうちの一方の対のリンク片の連結箇所の近傍には、前
記横長作動杆を前記本体の側面外部から左右移動させる
ための作動部を備えたものである。
【0030】この構成によれば、移動パネルにおける本
体の広幅面が上下の縦杆と横長作動杆とで区切られて、
ほぼ矩形の空間が形成されると共に、前記縦杆及び横長
作動杆はそれぞれその長手軸線に沿った方向にのみ移動
するから、これらの杆の移動のために要する必要空間は
前記縦杆及び横長作動杆の長手軸線に沿う極めて細長い
もので済む。従って、本体の広幅面の空間を、ガラスウ
ール等の断熱部材やロックウール防音材(吸音材)にて
充填する空間が広くなり、且つその空間形状もほぼ矩形
状でシンプルであるから、防音材等の形状形成の作業も
簡単にできるという効果を奏する。
体の広幅面が上下の縦杆と横長作動杆とで区切られて、
ほぼ矩形の空間が形成されると共に、前記縦杆及び横長
作動杆はそれぞれその長手軸線に沿った方向にのみ移動
するから、これらの杆の移動のために要する必要空間は
前記縦杆及び横長作動杆の長手軸線に沿う極めて細長い
もので済む。従って、本体の広幅面の空間を、ガラスウ
ール等の断熱部材やロックウール防音材(吸音材)にて
充填する空間が広くなり、且つその空間形状もほぼ矩形
状でシンプルであるから、防音材等の形状形成の作業も
簡単にできるという効果を奏する。
【0031】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の吊懸式移動パネルの密閉装置において、前記本
体内には、前記左右両側の上下一対のリンク片の中間連
結部を左右方向にガイドするための案内溝を備えた枠体
を有するものであるから、この枠体の箇所を除くように
防音材等を配置すれば、当該作動部に防音材等が紛れ込
まず、作動部の作動が防音材等によって邪魔されてつか
えるという事故も無くなるのである。
に記載の吊懸式移動パネルの密閉装置において、前記本
体内には、前記左右両側の上下一対のリンク片の中間連
結部を左右方向にガイドするための案内溝を備えた枠体
を有するものであるから、この枠体の箇所を除くように
防音材等を配置すれば、当該作動部に防音材等が紛れ込
まず、作動部の作動が防音材等によって邪魔されてつか
えるという事故も無くなるのである。
【0032】さらに、請求項3に記載の発明の吊懸式移
動パネルの密閉装置は、吊懸式移動パネルにおける本体
の上端及び下端に上下密閉基体を、本体の左右いずれか
一方の側端に側方密閉基体をそれぞれ突出、後退動可能
に配設し、前記本体内には、前記上下両密閉基体にそれ
ぞれ先端が連結される縦杆と、前記側方密閉基体に先端
が連結された上下一対の横杆とを配置する一方、前記本
体内には、前記上下両縦杆を互いに逆方向に作動させ、
且つ前記横杆への横作動杆を横移動させるためのねじ部
とギヤ機構とからなる3方向操作部と、前横作動杆から
上下両移動杆に伝動するためのラックとギヤ機構とから
なる3方伝動部と、上下両移動杆から前記上下一対の横
杆に伝動するためのラックとギヤ機構とからなる2方伝
動部とを備えたものであるから、縦杆、横杆、横作動杆
はその軸線方向にのみ移動するので本体2内において、
杆の移動のための大きな空間を設ける必要がなく、前記
棒状の杆の箇所を除いて、大きい範囲を防音材等るて塞
ぐことができる。
動パネルの密閉装置は、吊懸式移動パネルにおける本体
の上端及び下端に上下密閉基体を、本体の左右いずれか
一方の側端に側方密閉基体をそれぞれ突出、後退動可能
に配設し、前記本体内には、前記上下両密閉基体にそれ
ぞれ先端が連結される縦杆と、前記側方密閉基体に先端
が連結された上下一対の横杆とを配置する一方、前記本
体内には、前記上下両縦杆を互いに逆方向に作動させ、
且つ前記横杆への横作動杆を横移動させるためのねじ部
とギヤ機構とからなる3方向操作部と、前横作動杆から
上下両移動杆に伝動するためのラックとギヤ機構とから
なる3方伝動部と、上下両移動杆から前記上下一対の横
杆に伝動するためのラックとギヤ機構とからなる2方伝
動部とを備えたものであるから、縦杆、横杆、横作動杆
はその軸線方向にのみ移動するので本体2内において、
杆の移動のための大きな空間を設ける必要がなく、前記
棒状の杆の箇所を除いて、大きい範囲を防音材等るて塞
ぐことができる。
【0033】また、3方向操作部では、ねじ歯車等のギ
ヤ機構とこれにより作動するねじ部とによるので、操作
力が軽く、また、伝動下流側の3方向伝動部及び2方向
伝動部もギヤ機構とラックとにより構成されているか
ら、軽い伝達力で側方密閉基体を移動させることができ
るという効果を奏する。
ヤ機構とこれにより作動するねじ部とによるので、操作
力が軽く、また、伝動下流側の3方向伝動部及び2方向
伝動部もギヤ機構とラックとにより構成されているか
ら、軽い伝達力で側方密閉基体を移動させることができ
るという効果を奏する。
【図1】移動パネルの正面図である。
【図2】移動パネルの主要部品の斜視図である。
【図3】移動パネルの上部の断面図である。
【図4】図1のIV−IV線矢視拡大断面図である。
【図5】主枠体及び副枠体の箇所の一方の板を除いた状
態の正面図である。
態の正面図である。
【図6】図5のVI−VI線矢視拡大断面図である。
【図7】コーナ密閉基体の正面図である。
【図8】(a)はコーナ密閉基体が没した状態の正面
図、(b)はコーナ密閉基体が突出した状態の一部切欠
き正面図である。
図、(b)はコーナ密閉基体が突出した状態の一部切欠
き正面図である。
【図9】(a)はコーナ密閉基体の拡大断面図、(b)
は図7のIX−IX線矢視拡大断面図である。
は図7のIX−IX線矢視拡大断面図である。
【図10】図4のX−X矢視で示す移動パネルの端面図
である。
である。
【図11】パッキンの拡大断面図である。
【図12】他の実施形態の枠状本体の正面図である。
【図13】3方向操作部の一部切欠き正面図である。
【図14】図13のXIV −XIV 線矢視断面図である。
【図15】3方向伝動部の斜視図である。
【図16】(a)は3方向伝動部の一方のブロック部材
を除去した状態の正面図、(b)は平面図、(c)は図
16(b)のXVIc−XVIc線矢視断面図である。
を除去した状態の正面図、(b)は平面図、(c)は図
16(b)のXVIc−XVIc線矢視断面図である。
【図17】上側2方向伝動部の一方のブロック部材を除
去した状態の正面図である。
去した状態の正面図である。
【図18】下側2方向伝動部の一方のブロック部材を除
去した状態の正面図である。
去した状態の正面図である。
1 移動パネル 2 本体 3 上凹溝部材 4 下凹溝部材 5 上密閉基体 6 下密閉基体 12 側方密閉基体 17 長手シール片 22 縦杆 23 主枠体 24 副枠体 27 リンク片 28 ピン 29 連結ピン 30 案内溝 31 ラック 32 横長作動杆 33 ピニオンギヤ 60 3方向操作部 61 3方向伝動部 62 2方向伝動部
Claims (3)
- 【請求項1】 吊懸式移動パネルにおける本体の少なく
とも上端及び下端に密閉基体を突出、後退動可能に配設
し、 前記本体内には、その左右両側端部寄り部位にて前記上
下両密閉基体にそれぞれ先端が連結される縦杆をほぼ平
行状に配設し、前記左右両側位置の上下の縦杆の基端を
上下一対のリンク片にて各々連結し、該左右両側におけ
る上下一対のリンク片の中間連結部同士を横長作動杆に
て接続し、前記左右両側のうちの一方の対のリンク片の
連結箇所の近傍には、前記横長作動杆を前記本体の側面
外部から左右移動させるための作動部を備えたことを特
徴とする吊懸式移動パネルの密閉装置。 - 【請求項2】 前記本体内には、前記左右両側の上下一
対のリンク片の中間連結部を左右方向にガイドするため
の案内溝を備えた枠体を有することを特徴とする請求項
1に記載の吊懸式移動パネルの密閉装置。 - 【請求項3】 吊懸式移動パネルにおける本体の上端及
び下端に上下密閉基体を、本体の左右いずれか一方の側
端に側方密閉基体をそれぞれ突出、後退動可能に配設
し、 前記本体内には、前記上下両密閉基体にそれぞれ先端が
連結される縦杆と、前記側方密閉基体に先端が連結され
た上下一対の横杆とを配置する一方、 前記本体内には、前記上下両縦杆を互いに逆方向に作動
させ、且つ前記横杆への横作動杆を横移動させるための
ねじ部とギヤ機構とからなる3方向操作部と、前横作動
杆から上下両移動杆に伝動するためのラックとギヤ機構
とからなる3方伝動部と、上下両移動杆から前記上下一
対の横杆に伝動するためのラックとギヤ機構とからなる
2方伝動部とを備えたことを特徴とする吊懸式移動パネ
ルの密閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35767398A JPH11241578A (ja) | 1997-12-18 | 1998-12-16 | 吊懸式移動パネルの密閉装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-349399 | 1997-12-18 | ||
JP34939997 | 1997-12-18 | ||
JP35767398A JPH11241578A (ja) | 1997-12-18 | 1998-12-16 | 吊懸式移動パネルの密閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11241578A true JPH11241578A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=26578938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35767398A Pending JPH11241578A (ja) | 1997-12-18 | 1998-12-16 | 吊懸式移動パネルの密閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11241578A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009052252A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Okamura Corp | 移動間仕切装置における間仕切パネル |
JP2014101657A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Senyo Shokai:Kk | 移動間仕切り壁 |
KR101674560B1 (ko) * | 2015-06-24 | 2016-11-10 | 김병철 | 밀폐장치 및 이를 포함하는 도어 |
WO2023245241A1 (en) * | 2022-06-23 | 2023-12-28 | O2Systems Pty Ltd | Wall system |
CN118187622A (zh) * | 2024-05-20 | 2024-06-14 | 山东泰信建筑科技有限公司 | 钢结构双扇浮动防护密闭门 |
-
1998
- 1998-12-16 JP JP35767398A patent/JPH11241578A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009052252A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Okamura Corp | 移動間仕切装置における間仕切パネル |
JP2014101657A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Senyo Shokai:Kk | 移動間仕切り壁 |
KR101674560B1 (ko) * | 2015-06-24 | 2016-11-10 | 김병철 | 밀폐장치 및 이를 포함하는 도어 |
WO2023245241A1 (en) * | 2022-06-23 | 2023-12-28 | O2Systems Pty Ltd | Wall system |
CN118187622A (zh) * | 2024-05-20 | 2024-06-14 | 山东泰信建筑科技有限公司 | 钢结构双扇浮动防护密闭门 |
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