JPH11150640A - イメージセンサ、原稿読取装置及びイメージセンサの製造方法 - Google Patents
イメージセンサ、原稿読取装置及びイメージセンサの製造方法Info
- Publication number
- JPH11150640A JPH11150640A JP9315743A JP31574397A JPH11150640A JP H11150640 A JPH11150640 A JP H11150640A JP 9315743 A JP9315743 A JP 9315743A JP 31574397 A JP31574397 A JP 31574397A JP H11150640 A JPH11150640 A JP H11150640A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image sensor
- hole
- frame
- light
- document
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/024—Details of scanning heads ; Means for illuminating the original
- H04N1/028—Details of scanning heads ; Means for illuminating the original for picture information pick-up
- H04N1/03—Details of scanning heads ; Means for illuminating the original for picture information pick-up with photodetectors arranged in a substantially linear array
- H04N1/031—Details of scanning heads ; Means for illuminating the original for picture information pick-up with photodetectors arranged in a substantially linear array the photodetectors having a one-to-one and optically positive correspondence with the scanned picture elements, e.g. linear contact sensors
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00519—Constructional details not otherwise provided for, e.g. housings, covers
- H04N1/00543—Allowing easy access, e.g. for maintenance or in case of paper jam
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Image Input (AREA)
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 センサ基板やガラスプレート等を取り外すこ
となく、センサ基板、ガラスプレート、フレームに囲ま
れた筐体に入り込んだ異物を容易に取り除くことができ
るイメージセンサを得ること。 【解決手段】受光素子が実装されている基板及びロッド
レンズアレイを保持するフレームの片側側面あるいは両
側側面にイメージセンサの内部と外部を貫通する貫通穴
を設け、この貫通穴を脱着可能なテープによって閉塞し
たものである。
となく、センサ基板、ガラスプレート、フレームに囲ま
れた筐体に入り込んだ異物を容易に取り除くことができ
るイメージセンサを得ること。 【解決手段】受光素子が実装されている基板及びロッド
レンズアレイを保持するフレームの片側側面あるいは両
側側面にイメージセンサの内部と外部を貫通する貫通穴
を設け、この貫通穴を脱着可能なテープによって閉塞し
たものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ装
置等に使用されるイメージセンサ及びその製造方法、さ
らにイメージセンサを有する原稿読取装置に関する。
置等に使用されるイメージセンサ及びその製造方法、さ
らにイメージセンサを有する原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5及び図15は、例えばSPIC/S
olid State SensorArrays :D
evelopment and Application
sで発表された従来のイメージセンサである。図15は
外観図であり、図4は断面図である。図において、1は
原稿、2はセンサ基板、3はセンサ基板2の上に直線状
に並べれている発光ダイオード、4は正立等倍結像用ロ
ッドレンズアレイで複数個のロッドレンズ(図示せず)
によって構成されている。5はセンサ基板2の上に直線
状に並べられているセンサIC、6は原稿走行面に位置
するガラスプレート、7は前記部品の位置決めをするフ
レームであり、7aはフレーム7の端面である。8はイ
メージセンサを装置に取り付けるとき使用するネジ穴で
フレーム端面部7aに設けられている。
olid State SensorArrays :D
evelopment and Application
sで発表された従来のイメージセンサである。図15は
外観図であり、図4は断面図である。図において、1は
原稿、2はセンサ基板、3はセンサ基板2の上に直線状
に並べれている発光ダイオード、4は正立等倍結像用ロ
ッドレンズアレイで複数個のロッドレンズ(図示せず)
によって構成されている。5はセンサ基板2の上に直線
状に並べられているセンサIC、6は原稿走行面に位置
するガラスプレート、7は前記部品の位置決めをするフ
レームであり、7aはフレーム7の端面である。8はイ
メージセンサを装置に取り付けるとき使用するネジ穴で
フレーム端面部7aに設けられている。
【0003】次に動作について説明する。発光ダイオー
ド3は複数個が直線上に並べられており、ライン光源と
して用いられる。発光ダイオード3からの光は、ガラス
プレート6を通り、原稿1を照明する。照明光は原稿1
で画像の濃淡情報に応じて反射され、ロッドレンズアレ
イ4のロッドレンズ内を通過し、センサIC5に結像さ
れる。センサIC5は数mm長でイメージセンサの読取
幅に合わせて複数個が直線状に並べられており、反射光
の強さに応じて電荷を蓄積し、センサ基板2を介して出
力される。
ド3は複数個が直線上に並べられており、ライン光源と
して用いられる。発光ダイオード3からの光は、ガラス
プレート6を通り、原稿1を照明する。照明光は原稿1
で画像の濃淡情報に応じて反射され、ロッドレンズアレ
イ4のロッドレンズ内を通過し、センサIC5に結像さ
れる。センサIC5は数mm長でイメージセンサの読取
幅に合わせて複数個が直線状に並べられており、反射光
の強さに応じて電荷を蓄積し、センサ基板2を介して出
力される。
【0004】フレーム7はロッドレンズアレイ4、ガラ
スプレート6、センサ基板2を支持してイメージセンサ
を構成する。センサ基板2およびガラスプレート6は、
接着剤などによりフレーム7にしっかりと固定されてお
り、容易には外れない構成となっている。これは、組立
後、異物がイメージセンサ内部に進入してガラスプレー
ト6とロッドレンズアレイ4の間に存在し、原稿1から
の反射光の妨げとならないようにするためで、フレーム
7はセンサ基板2およびガラスプレート6を取り付ける
ことにより完全に内部と外部が遮断される。
スプレート6、センサ基板2を支持してイメージセンサ
を構成する。センサ基板2およびガラスプレート6は、
接着剤などによりフレーム7にしっかりと固定されてお
り、容易には外れない構成となっている。これは、組立
後、異物がイメージセンサ内部に進入してガラスプレー
ト6とロッドレンズアレイ4の間に存在し、原稿1から
の反射光の妨げとならないようにするためで、フレーム
7はセンサ基板2およびガラスプレート6を取り付ける
ことにより完全に内部と外部が遮断される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のイメージセンサ
は、以上のように構成されているので、イメージセンサ
の製造工程において、組立て後センサ基板2、ガラスプ
レート6、フレーム7で囲まれた範囲に異物が発見さ
れ、ガラスプレート6とロッドレンズ4の間にあり、原
稿1からの反射光の妨げとなる場合、およびガラスプレ
ート6とロッドレンズアレイ4の間以外にあっても、こ
の異物が移動してガラスプレート6とロッドレンズアレ
イ4の間に入り込むことが予想されるため取り除く必要
がある場合、センサ基板2およびガラスプレート6が接
着剤などによりフレーム7にしっかりと固定されてお
り、容易には外れない構成となっているため、再利用可
能な状態への分解が困難で、廃棄処分せざるを得ないこ
とが頻繁にあった。
は、以上のように構成されているので、イメージセンサ
の製造工程において、組立て後センサ基板2、ガラスプ
レート6、フレーム7で囲まれた範囲に異物が発見さ
れ、ガラスプレート6とロッドレンズ4の間にあり、原
稿1からの反射光の妨げとなる場合、およびガラスプレ
ート6とロッドレンズアレイ4の間以外にあっても、こ
の異物が移動してガラスプレート6とロッドレンズアレ
イ4の間に入り込むことが予想されるため取り除く必要
がある場合、センサ基板2およびガラスプレート6が接
着剤などによりフレーム7にしっかりと固定されてお
り、容易には外れない構成となっているため、再利用可
能な状態への分解が困難で、廃棄処分せざるを得ないこ
とが頻繁にあった。
【0006】また、イメージセンサを装置に取り付ける
ときネジ8を使用するが、直接に製品の一部とネジ止め
するのは組立上困難があるため、装置への固定に適した
形状を持つ取付用の金具を用意し、これをイメージセン
サにネジ止めし、その後取付用の金具を介して、イメー
ジセンサを装置に固定する方法がとられている。このと
き、イメージセンサの装置への固定は、取付金具を介し
ておこなっているため、イメージセンサと取付金具の位
置精度が悪いとイメージセンサの装置に対する位置精度
に影響し、原稿1の送りがまっすぐにおこなわれずに、
原稿1が紛って折れるという問題があった。
ときネジ8を使用するが、直接に製品の一部とネジ止め
するのは組立上困難があるため、装置への固定に適した
形状を持つ取付用の金具を用意し、これをイメージセン
サにネジ止めし、その後取付用の金具を介して、イメー
ジセンサを装置に固定する方法がとられている。このと
き、イメージセンサの装置への固定は、取付金具を介し
ておこなっているため、イメージセンサと取付金具の位
置精度が悪いとイメージセンサの装置に対する位置精度
に影響し、原稿1の送りがまっすぐにおこなわれずに、
原稿1が紛って折れるという問題があった。
【0007】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、接着剤などで固定されているセンサ
基板2やガラスプレート6を外すことなく、センサ基板
2、ガラスプレート6、フレーム7に囲まれた範囲に見
つかった異物を容易に取り除き、分解困難により廃棄処
分となることを防ぐイメージセンサおよびその製造方法
を得ることを目的とする。また、イメージセンサを精度
良く位置決めし、原稿1の送りをまっすぐにおこなうこ
とのできるイメージセンサを得ることを目的とする。
になされたもので、接着剤などで固定されているセンサ
基板2やガラスプレート6を外すことなく、センサ基板
2、ガラスプレート6、フレーム7に囲まれた範囲に見
つかった異物を容易に取り除き、分解困難により廃棄処
分となることを防ぐイメージセンサおよびその製造方法
を得ることを目的とする。また、イメージセンサを精度
良く位置決めし、原稿1の送りをまっすぐにおこなうこ
とのできるイメージセンサを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるイメー
ジセンサは、光を原稿に照射する光源と、前記原稿で反
射された光を受光する受光素子と、複数の壁面で囲まれ
た内部に前記光源及び受光素子を格納し、前記複数の壁
面の内少なくとも1つの壁面に貫通穴が設けられた筐体
と、前記貫通穴を脱着可能に閉塞する閉塞手段と、を有
するものである。
ジセンサは、光を原稿に照射する光源と、前記原稿で反
射された光を受光する受光素子と、複数の壁面で囲まれ
た内部に前記光源及び受光素子を格納し、前記複数の壁
面の内少なくとも1つの壁面に貫通穴が設けられた筐体
と、前記貫通穴を脱着可能に閉塞する閉塞手段と、を有
するものである。
【0009】また、前記貫通穴が設けられた壁面には、
前記閉塞手段の接触部分が前記閉塞手段の接触していな
い部分に対して窪むように段差が設けられているもので
ある。
前記閉塞手段の接触部分が前記閉塞手段の接触していな
い部分に対して窪むように段差が設けられているもので
ある。
【0010】さらに、前記閉塞手段の厚さは、前記段差
部の高さよりも薄いものである。
部の高さよりも薄いものである。
【0011】この発明における原稿読取装置は、光を原
稿に照射する光源、前記原稿で反射された光を受光する
受光素子、複数の壁面で囲まれた内部に前記光源及び受
光素子を格納し、前記複数の壁面の内少なくとも1つの
壁面に貫通穴が設けられた筐体を有するイメージセンサ
と、前記イメージセンサを載置する載置台と、前記載置
台に対して前記イメージセンサを固定する固定手段とを
有し、前記固定手段に前記貫通穴に勘合する突起を設け
たものである。
稿に照射する光源、前記原稿で反射された光を受光する
受光素子、複数の壁面で囲まれた内部に前記光源及び受
光素子を格納し、前記複数の壁面の内少なくとも1つの
壁面に貫通穴が設けられた筐体を有するイメージセンサ
と、前記イメージセンサを載置する載置台と、前記載置
台に対して前記イメージセンサを固定する固定手段とを
有し、前記固定手段に前記貫通穴に勘合する突起を設け
たものである。
【0012】また、前記壁面と接触して貫通穴を閉塞す
る閉塞手段とを有し、前記突起を前記貫通穴に勘合させ
た際に、前記突起が前記閉塞手段を前記壁面に対して押
圧するものである。
る閉塞手段とを有し、前記突起を前記貫通穴に勘合させ
た際に、前記突起が前記閉塞手段を前記壁面に対して押
圧するものである。
【0013】この発明における原稿読取装置は、光を原
稿に照射する光源、前記原稿で反射された光を受光する
受光素子、複数の壁面で囲まれた内部に前記光源及び受
光素子を格納し、前記複数の壁面の内少なくとも1つの
壁面に凹部が設けられた筐体を有するイメージセンサ
と、前記イメージセンサを載置する載置台と、前記載置
台に対して前記イメージセンサを固定する固定手段とを
有し、前記固定手段に前記凹部に勘合する突起を設けた
ことを特徴とする原稿読取装置。
稿に照射する光源、前記原稿で反射された光を受光する
受光素子、複数の壁面で囲まれた内部に前記光源及び受
光素子を格納し、前記複数の壁面の内少なくとも1つの
壁面に凹部が設けられた筐体を有するイメージセンサ
と、前記イメージセンサを載置する載置台と、前記載置
台に対して前記イメージセンサを固定する固定手段とを
有し、前記固定手段に前記凹部に勘合する突起を設けた
ことを特徴とする原稿読取装置。
【0014】この発明におけるイメージセンサの製造方
法は、筐体内に光学部品を配置する組立ステップと、前
記組立ステップの後、前記筐体の壁面に開けられた貫通
穴から前記筐体内に気体を流入又は前記筐体内の気体を
吸引することにより、することにより、前記筐体内に入
り込んだ異物を取り除く除去ステップとを有するもので
ある。
法は、筐体内に光学部品を配置する組立ステップと、前
記組立ステップの後、前記筐体の壁面に開けられた貫通
穴から前記筐体内に気体を流入又は前記筐体内の気体を
吸引することにより、することにより、前記筐体内に入
り込んだ異物を取り除く除去ステップとを有するもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この実施
の形態におけるイメージセンサの外観図である。図1に
おいいて、7はフレームであり、7aはフレームの端面
部である。6は、原稿走行面に配置されたガラスプレー
トであり、このガラスプレート6はフレーム7の一面に
設けられている。また、フレームの端面部7aには、貫
通穴20が開けられており、この貫通穴20を図1にお
いては点線で示している。そして、フレームの端面部7
aには、貫通穴20を塞ぐようにテープ9が貼られてい
る。図2は、図1のB方向からイメージセンサを見たと
きの側面図である。図2において斜線で示した部分は、
テープ9の接着剤が塗布されている部分であり、この接
着剤によってテープ9がフレーム7の端面部7aに脱着
可能に接着される。
の形態におけるイメージセンサの外観図である。図1に
おいいて、7はフレームであり、7aはフレームの端面
部である。6は、原稿走行面に配置されたガラスプレー
トであり、このガラスプレート6はフレーム7の一面に
設けられている。また、フレームの端面部7aには、貫
通穴20が開けられており、この貫通穴20を図1にお
いては点線で示している。そして、フレームの端面部7
aには、貫通穴20を塞ぐようにテープ9が貼られてい
る。図2は、図1のB方向からイメージセンサを見たと
きの側面図である。図2において斜線で示した部分は、
テープ9の接着剤が塗布されている部分であり、この接
着剤によってテープ9がフレーム7の端面部7aに脱着
可能に接着される。
【0016】図3は、テープ9を剥がした時の側面図で
ある。図3からわかるように、貫通穴20は、上端がガ
ラスプレート6の下面と略接するように位置しており、
下端がセンサ基板2の上面と略接するように位置してい
る。貫通穴20の両側端については、フレーム7の内表
面と同じ輪郭を有するようにしてある。貫通穴20が図
3のような形状及び位置に開けられることによって、フ
レーム7に進入した異物を効率よく排出することが可能
となる。
ある。図3からわかるように、貫通穴20は、上端がガ
ラスプレート6の下面と略接するように位置しており、
下端がセンサ基板2の上面と略接するように位置してい
る。貫通穴20の両側端については、フレーム7の内表
面と同じ輪郭を有するようにしてある。貫通穴20が図
3のような形状及び位置に開けられることによって、フ
レーム7に進入した異物を効率よく排出することが可能
となる。
【0017】図4は、図1のA−A断面の断面図であ
る。図において、1はイメージセンサの原稿走行面上を
通過する原稿であり、2はフレーム7の下面に設けられ
るセンサ基板であり、3はセンサ基板2の上に直線状に
並べられている発光ダイオードであり、4は正立等倍結
像用ロッドレンズアレイで複数個のロッドレンズ(図示
せず)によって構成されている。
る。図において、1はイメージセンサの原稿走行面上を
通過する原稿であり、2はフレーム7の下面に設けられ
るセンサ基板であり、3はセンサ基板2の上に直線状に
並べられている発光ダイオードであり、4は正立等倍結
像用ロッドレンズアレイで複数個のロッドレンズ(図示
せず)によって構成されている。
【0018】5はセンサ基板2の上に直線状に並べられ
ているセンサICで表面に複数個の受光部を持つ。6は
原稿走行面に位置するガラスプレートであり、フレーム
7の上面にはめ込むように設けられている。
ているセンサICで表面に複数個の受光部を持つ。6は
原稿走行面に位置するガラスプレートであり、フレーム
7の上面にはめ込むように設けられている。
【0019】この実施の形態におけるイメージセンサ
は、図1や図2に示したようにフレーム端面部7aに設
けられた貫通穴20をテープによって塞いで出荷する。
は、図1や図2に示したようにフレーム端面部7aに設
けられた貫通穴20をテープによって塞いで出荷する。
【0020】以上のように本実施の形態においては、フ
レーム端面部7aにフレーム7の内部と外部を貫通する
穴を設けたので、イメージセンサの組立後、検査工程に
おいてフレーム7の内部にある異物により、不具合品と
判定されたときでも、イメージセンサを分解することな
く、フレーム端面部7aの穴から異物をピンセット、
箸、ワイヤーの様なものを用いて取り除くことができ
る。
レーム端面部7aにフレーム7の内部と外部を貫通する
穴を設けたので、イメージセンサの組立後、検査工程に
おいてフレーム7の内部にある異物により、不具合品と
判定されたときでも、イメージセンサを分解することな
く、フレーム端面部7aの穴から異物をピンセット、
箸、ワイヤーの様なものを用いて取り除くことができ
る。
【0021】具体的には、ピンセットあるいは箸の先端
を貫通穴に差し込み、フレームの内部にある異物をつか
み、フレームの外部へと運び出す。あるいは、先端を折
り曲げたワイヤーを差し込み、折り曲げた先端に異物を
引っかけ、フレームの外部へと運び出してもよい。
を貫通穴に差し込み、フレームの内部にある異物をつか
み、フレームの外部へと運び出す。あるいは、先端を折
り曲げたワイヤーを差し込み、折り曲げた先端に異物を
引っかけ、フレームの外部へと運び出してもよい。
【0022】よって、フレーム7内部に異物が入り込ん
だ場合であっても、短時間でイメージセンサを良品とし
て再生でき、廃棄処分となることもない。また、分解工
程時にイメージセンサを破損させることもなくなる。ま
た、図2のように出荷時には貫通穴20をテープ9で塞
ぐため、出荷後にフレーム内に異物が進入することがな
い。さらに、出荷前の検査工程において発見することが
できなかった異物が出荷先、あるいは市場において発見
されたとしても貫通穴を塞いでいるテープ9を剥がして
速やかに異物を取り除くことができるため、再利用する
ことができる。
だ場合であっても、短時間でイメージセンサを良品とし
て再生でき、廃棄処分となることもない。また、分解工
程時にイメージセンサを破損させることもなくなる。ま
た、図2のように出荷時には貫通穴20をテープ9で塞
ぐため、出荷後にフレーム内に異物が進入することがな
い。さらに、出荷前の検査工程において発見することが
できなかった異物が出荷先、あるいは市場において発見
されたとしても貫通穴を塞いでいるテープ9を剥がして
速やかに異物を取り除くことができるため、再利用する
ことができる。
【0023】尚、この実施の形態においては、フレーム
7aに開けた貫通穴20を塞ぐためにテープ9を用いて
いるが、このテープ9にはフレームの端面部7aと接触
する部分だけに接着剤を付けるようにしてもよく、テー
プ9全面に接着剤を付けるようにしてもよい。但し、テ
ープ9全面に接着剤を付けるようにした場合、フレーム
7を傾けたりすることで、フレーム7内に入った異物を
このテープ9の接着剤に付着させることが可能となり、
フレーム7内に入った異物をフレーム7外に取り除く必
要が無くなる場合がある。このような点で、テープ9全
面に接着剤を付けるメリットがある。
7aに開けた貫通穴20を塞ぐためにテープ9を用いて
いるが、このテープ9にはフレームの端面部7aと接触
する部分だけに接着剤を付けるようにしてもよく、テー
プ9全面に接着剤を付けるようにしてもよい。但し、テ
ープ9全面に接着剤を付けるようにした場合、フレーム
7を傾けたりすることで、フレーム7内に入った異物を
このテープ9の接着剤に付着させることが可能となり、
フレーム7内に入った異物をフレーム7外に取り除く必
要が無くなる場合がある。このような点で、テープ9全
面に接着剤を付けるメリットがある。
【0024】また、貫通穴20を覆うものは、必ずしも
テープ状のものである必要はなく、貫通穴20を覆うも
ので、かつフレームの端面部7aに対して着脱可能なも
のであれば他の部品を用いてもよい。この点、以降の実
施の形態でも同様である。
テープ状のものである必要はなく、貫通穴20を覆うも
ので、かつフレームの端面部7aに対して着脱可能なも
のであれば他の部品を用いてもよい。この点、以降の実
施の形態でも同様である。
【0025】この実施の形態における発光ダイオード3
は、原稿に光を照射する光源の一例であり、センサIC
5は原稿で反射された光を受光する受光素子の一例であ
る。また、フレーム7は複数の壁面で囲まれた筐体の一
例を示しており、本実施の形態では、フレーム7にはガ
ラスプレート6やセンサ基板2がはめ込まれて壁を構成
している。さらに、テープ9は筐体の壁面に設けられた
貫通穴を脱着可能に閉塞する閉塞手段の一例である。以
上の点は以降の実施の形態でもいえる。
は、原稿に光を照射する光源の一例であり、センサIC
5は原稿で反射された光を受光する受光素子の一例であ
る。また、フレーム7は複数の壁面で囲まれた筐体の一
例を示しており、本実施の形態では、フレーム7にはガ
ラスプレート6やセンサ基板2がはめ込まれて壁を構成
している。さらに、テープ9は筐体の壁面に設けられた
貫通穴を脱着可能に閉塞する閉塞手段の一例である。以
上の点は以降の実施の形態でもいえる。
【0026】実施の形態2.図5は、この実施の形態に
おけるイメージセンサの外観図である。この実施の形態
におけるイメージセンサについても、フレームの端面部
7aには貫通穴20が設けられており、その貫通穴20
を塞ぐようにテープ9が貼られている。図6は、図5の
A−A断面の断面図である。図6において、1は原稿、
2はセンサ基板、4は正立等倍結像用ロッドレンズアレ
イで複数個のロッドレンズ(図示せず)によって構成さ
れている。5はセンサ基板2の上に直線状に並べられて
いるセンサICで表面に複数個の受光部を持つ。
おけるイメージセンサの外観図である。この実施の形態
におけるイメージセンサについても、フレームの端面部
7aには貫通穴20が設けられており、その貫通穴20
を塞ぐようにテープ9が貼られている。図6は、図5の
A−A断面の断面図である。図6において、1は原稿、
2はセンサ基板、4は正立等倍結像用ロッドレンズアレ
イで複数個のロッドレンズ(図示せず)によって構成さ
れている。5はセンサ基板2の上に直線状に並べられて
いるセンサICで表面に複数個の受光部を持つ。
【0027】6は原稿走行面に位置するガラスプレー
ト、7は前記部品を保持するフレーム、10は発光体
(図示せず)からの光を原稿1まで導く導光体で、原稿
と対向しない面からの光の漏れを防ぐために設けられた
カバー21により、原稿1に対向する導光体10の面か
ら原稿1に光が当たるようになっている。図4におい
て、7aはフレーム7の端面部であり、フレーム7の内
部と外部を貫通する穴が設けられている。図示はしない
が、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に出
荷時には貫通穴をテープで塞ぐ。
ト、7は前記部品を保持するフレーム、10は発光体
(図示せず)からの光を原稿1まで導く導光体で、原稿
と対向しない面からの光の漏れを防ぐために設けられた
カバー21により、原稿1に対向する導光体10の面か
ら原稿1に光が当たるようになっている。図4におい
て、7aはフレーム7の端面部であり、フレーム7の内
部と外部を貫通する穴が設けられている。図示はしない
が、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に出
荷時には貫通穴をテープで塞ぐ。
【0028】図7は、テープ9を剥がしたときの側面図
である。この実施の形態において貫通穴20は、上端が
ガラスプレートの下面に略接するように位置し、下端が
カバー21の面に略接するように位置するように開けら
れている。
である。この実施の形態において貫通穴20は、上端が
ガラスプレートの下面に略接するように位置し、下端が
カバー21の面に略接するように位置するように開けら
れている。
【0029】以上のように本実施の形態においては、フ
レーム端面部7aにフレーム7の内部と外部を貫通する
穴を設けたので、実施の形態1と同様の効果を奏する。
レーム端面部7aにフレーム7の内部と外部を貫通する
穴を設けたので、実施の形態1と同様の効果を奏する。
【0030】実施の形態3.図8はこの実施の形態にお
けるイメージセンサの外観図である。図8においては、
貫通穴20を塞ぐテープ9を剥がした状態の図面であ
る。図8において、斜線部分は、貫通穴20の周囲に設
けられた段差部である。この段差部11については、後
述する。図9は、図8のB方向から見た側面図である。
図9において、1は原稿、2はセンサ基板、3はセンサ
基板2の上に直線状に並べられている発光ダイオード、
4は正立等倍結像用ロッドレンズアレイで複数個のロッ
ドレンズ(図示せず)によって構成されている。11は
フレーム端面部7aの貫通穴のまわりに設けられた段差
である。
けるイメージセンサの外観図である。図8においては、
貫通穴20を塞ぐテープ9を剥がした状態の図面であ
る。図8において、斜線部分は、貫通穴20の周囲に設
けられた段差部である。この段差部11については、後
述する。図9は、図8のB方向から見た側面図である。
図9において、1は原稿、2はセンサ基板、3はセンサ
基板2の上に直線状に並べられている発光ダイオード、
4は正立等倍結像用ロッドレンズアレイで複数個のロッ
ドレンズ(図示せず)によって構成されている。11は
フレーム端面部7aの貫通穴のまわりに設けられた段差
である。
【0031】図10は、図8のC−C断面の断面図であ
る。図8では、フレーム7の端面部7a付近を示してい
る。図10からわかるように貫通穴20の周囲に設けら
れた段差部11は、フレーム7aの面に対して寸法aの
深さをもつ段差となっている。図10で図示していない
が、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に出
荷時には貫通穴をテープ9で塞ぐ。このテープ9の大き
さは、貫通穴20よりも大きく、かつ段差11よりも小
さく、テープ9の厚さは段差11の深さaよりも薄いも
のを用いる。
る。図8では、フレーム7の端面部7a付近を示してい
る。図10からわかるように貫通穴20の周囲に設けら
れた段差部11は、フレーム7aの面に対して寸法aの
深さをもつ段差となっている。図10で図示していない
が、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に出
荷時には貫通穴をテープ9で塞ぐ。このテープ9の大き
さは、貫通穴20よりも大きく、かつ段差11よりも小
さく、テープ9の厚さは段差11の深さaよりも薄いも
のを用いる。
【0032】以上のように、本実施の形態においては、
フレーム端面部7aにフレーム7の内部と外部を貫通す
る穴を設けたので、実施の形態1と同様の効果を奏す
る。また、テープ厚さよりも深い段差をテープ9を貼る
位置に設けたので、テープ9を貼った後でもフレーム端
面部7aからテープ9が突出することが無く、イメージ
センサを装置に取付けるときでもフレーム端面部7aの
面を基準とすることができる。また、テープ9の接着面
がフレーム端面7aの段差部分で囲まれるようになるた
め、テープ9と接着面からフレーム7内にゴミが入るの
を低減することができる。さらに、テープ厚さよりも深
い段差により、テープ9が他の物体等に接触してテープ
がはがれるのを防止することができる。
フレーム端面部7aにフレーム7の内部と外部を貫通す
る穴を設けたので、実施の形態1と同様の効果を奏す
る。また、テープ厚さよりも深い段差をテープ9を貼る
位置に設けたので、テープ9を貼った後でもフレーム端
面部7aからテープ9が突出することが無く、イメージ
センサを装置に取付けるときでもフレーム端面部7aの
面を基準とすることができる。また、テープ9の接着面
がフレーム端面7aの段差部分で囲まれるようになるた
め、テープ9と接着面からフレーム7内にゴミが入るの
を低減することができる。さらに、テープ厚さよりも深
い段差により、テープ9が他の物体等に接触してテープ
がはがれるのを防止することができる。
【0033】実施の形態4.図11は、原稿読取装置に
イメージセンサを取付けた状態を示した図である。図1
1は、原稿読取装置へのイメージセンサの取付状態を特
に重点的に示すものであり、原稿読取装置内部のイメー
ジセンサ以外の構成については特に示していない。
イメージセンサを取付けた状態を示した図である。図1
1は、原稿読取装置へのイメージセンサの取付状態を特
に重点的に示すものであり、原稿読取装置内部のイメー
ジセンサ以外の構成については特に示していない。
【0034】図11において、18はイメージセンサが
取付けられる取付台であり、12はイメージセンサを取
付台18に取付けるための取付金具である。図12は、
イメージセンサと取付金具12とを分解した場合の状態
図である。取付金具12には、フレーム端面部7aの貫
通穴20に勘合する突起13が設けられている。この突
起13は、その断面がフレーム端面部7aの貫通穴20
と同形状となっている。
取付けられる取付台であり、12はイメージセンサを取
付台18に取付けるための取付金具である。図12は、
イメージセンサと取付金具12とを分解した場合の状態
図である。取付金具12には、フレーム端面部7aの貫
通穴20に勘合する突起13が設けられている。この突
起13は、その断面がフレーム端面部7aの貫通穴20
と同形状となっている。
【0035】8はフレーム端面7aに開けられたネジ用
の貫通穴であり、14は取付金具12に開けられたネジ
用の貫通穴である。ネジ用の貫通穴8,14を貫通する
ネジによってイメージセンサと取付金具12が固定され
る。また、取付金具12はネジ等の固定手段によって取
付台18に取付けられる。
の貫通穴であり、14は取付金具12に開けられたネジ
用の貫通穴である。ネジ用の貫通穴8,14を貫通する
ネジによってイメージセンサと取付金具12が固定され
る。また、取付金具12はネジ等の固定手段によって取
付台18に取付けられる。
【0036】以上のように本実施の形態においては、イ
メージセンサのフレーム端面7aの貫通穴を設けたの
で、実施の形態1と同様の効果を奏する。さらに、取付
金具12にフレーム端面7aの貫通穴と同形状の突起1
3を設けたので、ネジを用いて、取付金具12をフレー
ム端部7aに取付ける場合、貫通穴と突起13の勘合に
より位置決めが容易になり、取付金具12がイメージセ
ンサに対して精度よくネジ止めできる。したがって、イ
メージセンサを原稿読取装置の取付台18に対して固定
する場合には、取付金具12をイメージセンサに対して
精度良く位置決めさえすれば、相対的にイメージセンサ
が取付台18に精度良く取付けられることになる。
メージセンサのフレーム端面7aの貫通穴を設けたの
で、実施の形態1と同様の効果を奏する。さらに、取付
金具12にフレーム端面7aの貫通穴と同形状の突起1
3を設けたので、ネジを用いて、取付金具12をフレー
ム端部7aに取付ける場合、貫通穴と突起13の勘合に
より位置決めが容易になり、取付金具12がイメージセ
ンサに対して精度よくネジ止めできる。したがって、イ
メージセンサを原稿読取装置の取付台18に対して固定
する場合には、取付金具12をイメージセンサに対して
精度良く位置決めさえすれば、相対的にイメージセンサ
が取付台18に精度良く取付けられることになる。
【0037】本実施の形態では、12を取付金具として
いるが、金具でなく、他の材質であっても何ら問題はな
い。また、上記実施の形態では、取付金具をネジで取付
けたが、フレーム側面の穴にピン等をはめ込んでもよ
く、穴を利用して固定できれば他の取付方法でも何ら問
題ない。以上の点は他の実施の形態についてもいえる。
この実施の形態において、取付台18はイメージセンサ
を載置するための載置台の一例であり、取付金具12は
載置台に対してイメージセンサを固定するための固定手
段の一例である。
いるが、金具でなく、他の材質であっても何ら問題はな
い。また、上記実施の形態では、取付金具をネジで取付
けたが、フレーム側面の穴にピン等をはめ込んでもよ
く、穴を利用して固定できれば他の取付方法でも何ら問
題ない。以上の点は他の実施の形態についてもいえる。
この実施の形態において、取付台18はイメージセンサ
を載置するための載置台の一例であり、取付金具12は
載置台に対してイメージセンサを固定するための固定手
段の一例である。
【0038】実施の形態5.図13は、この実施の形態
におけるイメージセンサと、取付金具12とを分解した
場合の状態図である。図13において、15はフレーム
端面7aに設けられた切り欠きである。イメージセンサ
に取付金具12を取付ける際に、切り欠き15に対して
取付金具12の突起13が勘合する。さらに、取付金具
12に開けられたネジ用の貫通穴14と、フレーム端面
部7aに開けられたネジ用の貫通穴8とにネジを勘合さ
せることによってイメージセンサと取付金具12とが固
定される。尚、取付金具12と取付台18とはネジ等の
固定手段によって固定される。このようにして、取付台
18に対してイメージセンサが固定されることになる。
におけるイメージセンサと、取付金具12とを分解した
場合の状態図である。図13において、15はフレーム
端面7aに設けられた切り欠きである。イメージセンサ
に取付金具12を取付ける際に、切り欠き15に対して
取付金具12の突起13が勘合する。さらに、取付金具
12に開けられたネジ用の貫通穴14と、フレーム端面
部7aに開けられたネジ用の貫通穴8とにネジを勘合さ
せることによってイメージセンサと取付金具12とが固
定される。尚、取付金具12と取付台18とはネジ等の
固定手段によって固定される。このようにして、取付台
18に対してイメージセンサが固定されることになる。
【0039】以上のように、本実施の形態ではフレーム
端面7aに切り欠き15を設けたので、イメージセンサ
のフレーム端面7aに取付金具12を取付ける場合の基
準穴として使用することができる。この取付金具12に
突起13を設けることにより、突起13と切り欠き15
を勘合させることで精度良い位置決めをすることができ
る。したがって、取付台12に対しては、取付金具12
を精度良く位置決めさえすれば、相対的にイメージセン
サが取付台18に対して精度良く取付けられたことにな
る。この実施の形態における切り欠き15は、筐体の壁
面に設けられた凹部の一例であり、その形状および深さ
については位置決め精度等に応じて設計、選択される。
端面7aに切り欠き15を設けたので、イメージセンサ
のフレーム端面7aに取付金具12を取付ける場合の基
準穴として使用することができる。この取付金具12に
突起13を設けることにより、突起13と切り欠き15
を勘合させることで精度良い位置決めをすることができ
る。したがって、取付台12に対しては、取付金具12
を精度良く位置決めさえすれば、相対的にイメージセン
サが取付台18に対して精度良く取付けられたことにな
る。この実施の形態における切り欠き15は、筐体の壁
面に設けられた凹部の一例であり、その形状および深さ
については位置決め精度等に応じて設計、選択される。
【0040】実施の形態6.この実施の形態はイメージ
センサの製造方法および修理方法に関するものであり、
図14、図18に基づいて説明する。図14はイメージ
センサ内の異物を取り出す処理を示す状態図である。図
において、7aは前記各部品の位置決めをするフレーム
7の端面部で、このフレーム7の両方の端面部7aには
フレーム7の内部と外部を貫通する貫通穴20が開けら
れている。16は貫通穴20を介してフレーム7の内部
へ向って圧縮空気を吹き込むための第1のノズルであ
り、17は貫通穴20を介してフレーム7の内部から外
部に対して空気を吸い出すための第2のノズルである。
センサの製造方法および修理方法に関するものであり、
図14、図18に基づいて説明する。図14はイメージ
センサ内の異物を取り出す処理を示す状態図である。図
において、7aは前記各部品の位置決めをするフレーム
7の端面部で、このフレーム7の両方の端面部7aには
フレーム7の内部と外部を貫通する貫通穴20が開けら
れている。16は貫通穴20を介してフレーム7の内部
へ向って圧縮空気を吹き込むための第1のノズルであ
り、17は貫通穴20を介してフレーム7の内部から外
部に対して空気を吸い出すための第2のノズルである。
【0041】図18に本実施の形態におけるイメージセ
ンサの製造方法のフローチャートを示す。本実施の形態
におけるイメージセンサの製造方法では、まずフレーム
7内に先の実施の形態で示したようなセンサ基板2、発
光ダイオード3、正立等倍結像用ロッドレンズアレイ
4、センサIC5、ガラスプレート6等の光学部品を配
置することによりイメージセンサの組み立てを行う(ス
テップ1:ST1)。イメージセンサの組み立て後、イ
メージセンサのフレーム7内に異物が入っているか否か
を検査する検査工程を行う(ステップ2:ST2)。検
査工程においてフレーム7の内部にある異物により、不
具合品と判定されたときでも、イメージセンサを分解す
ることなく、フレーム端面7aの片方から第1のノズル
16を使い、圧縮空気を貫通穴からイメージセンサ内部
に送り込み、フレーム端面7aの反対面から第2のノズ
ル17を使って内部から貫通穴を介して空気を吸い出す
ことにより、イメージセンサ内部の異物を空気の流れを
用いて取り除く。(ステップ3:ST3)
ンサの製造方法のフローチャートを示す。本実施の形態
におけるイメージセンサの製造方法では、まずフレーム
7内に先の実施の形態で示したようなセンサ基板2、発
光ダイオード3、正立等倍結像用ロッドレンズアレイ
4、センサIC5、ガラスプレート6等の光学部品を配
置することによりイメージセンサの組み立てを行う(ス
テップ1:ST1)。イメージセンサの組み立て後、イ
メージセンサのフレーム7内に異物が入っているか否か
を検査する検査工程を行う(ステップ2:ST2)。検
査工程においてフレーム7の内部にある異物により、不
具合品と判定されたときでも、イメージセンサを分解す
ることなく、フレーム端面7aの片方から第1のノズル
16を使い、圧縮空気を貫通穴からイメージセンサ内部
に送り込み、フレーム端面7aの反対面から第2のノズ
ル17を使って内部から貫通穴を介して空気を吸い出す
ことにより、イメージセンサ内部の異物を空気の流れを
用いて取り除く。(ステップ3:ST3)
【0042】あるいは、上述のようなイメージセンサ内
の異物を取り出す処理を全てのイメージセンサの通常の
製造工程に取り込むことにより、不具合の発生率を大き
く減らすことができる。この場合には、イメージセンサ
の組み立て後、イメージセンサのフレーム7内に異物が
入っているか否かを検査する検査工程(ステップ2)は
不要になり、上述のステップ1とステップ3の工程を有
することになる。ここで、本実施の形態においては、2
つのノズル16及び17を用いたが、どちらか一方のみ
用いてもイメージセンサ内に空気の流れは発生し、同様
の効果が得られる。
の異物を取り出す処理を全てのイメージセンサの通常の
製造工程に取り込むことにより、不具合の発生率を大き
く減らすことができる。この場合には、イメージセンサ
の組み立て後、イメージセンサのフレーム7内に異物が
入っているか否かを検査する検査工程(ステップ2)は
不要になり、上述のステップ1とステップ3の工程を有
することになる。ここで、本実施の形態においては、2
つのノズル16及び17を用いたが、どちらか一方のみ
用いてもイメージセンサ内に空気の流れは発生し、同様
の効果が得られる。
【0043】実施の形態7.この実施の形態は、実施の
形態4の他の例であり、取付金具12とフレーム7との
取付状態を特に重点的に説明する。尚、取付金具12と
取付台18との固定方法については、実施の形態4と特
に変わるところはないので説明は省略する。
形態4の他の例であり、取付金具12とフレーム7との
取付状態を特に重点的に説明する。尚、取付金具12と
取付台18との固定方法については、実施の形態4と特
に変わるところはないので説明は省略する。
【0044】図16は、この実施の形態における取付金
具12とフレーム7との取付状態を示した図である。図
において、9はフレーム7に開けられた貫通穴を塞ぐテ
ープであり、先の実施の形態で説明したように接着剤に
より貫通穴を塞ぐように取付けられている。テープ9は
厚さ方向に伸縮可能な材質のものであり、接着剤は着脱
可能な材質であることが好ましい。また、13はフレー
ム7に開けられた貫通穴を塞ぐ突起であり、この突起1
3は取付金具12に設けられている。
具12とフレーム7との取付状態を示した図である。図
において、9はフレーム7に開けられた貫通穴を塞ぐテ
ープであり、先の実施の形態で説明したように接着剤に
より貫通穴を塞ぐように取付けられている。テープ9は
厚さ方向に伸縮可能な材質のものであり、接着剤は着脱
可能な材質であることが好ましい。また、13はフレー
ム7に開けられた貫通穴を塞ぐ突起であり、この突起1
3は取付金具12に設けられている。
【0045】73はテープ9とフレーム端面7aとの接
着面であり、74は突起13とフレーム端面7aとの接
触面である。フレーム端面7aには、2つの段差部7
1、72が設けられている。段差部71の高さは、テー
プ9の厚さよりも短く設定し、段差部72の高さは、突
起13の高さと同じもしくは突起13の高さよりも長く
設定される。
着面であり、74は突起13とフレーム端面7aとの接
触面である。フレーム端面7aには、2つの段差部7
1、72が設けられている。段差部71の高さは、テー
プ9の厚さよりも短く設定し、段差部72の高さは、突
起13の高さと同じもしくは突起13の高さよりも長く
設定される。
【0046】段差部71の高さがテープ9の厚さよりも
短いため、突起13をはめ込んだ際にはテープ9が圧縮
されることになる。テープ9は厚さ方向に伸縮可能な材
質であるから、突起13が押し込まれることによって、
テープ9の厚さは段差部71の高さと同じ高さとなる。
この状態では、テープ9に突起13からの押し込み力が
加わることになるため、テープ9とフレーム端面7aと
の接着面73の密着度が高まることになる。したがっ
て、この実施の形態においては、実施の形態4で示した
効果に加え、テープ9と、突起13の2つによってフレ
ーム7内にゴミが入り込むのを防止することができると
ともに、テープ9とフレーム端面7aとの接着面73と
の密着度が向上することによってさらにゴミ等がフレー
ム7内に入り込むのを低減できる。また、本実施の形態
のフレーム端面7aは段差71、72の2つの段差を有
する構成であるので、よりゴミ等がフレーム7内に入り
込むのを低減できる。
短いため、突起13をはめ込んだ際にはテープ9が圧縮
されることになる。テープ9は厚さ方向に伸縮可能な材
質であるから、突起13が押し込まれることによって、
テープ9の厚さは段差部71の高さと同じ高さとなる。
この状態では、テープ9に突起13からの押し込み力が
加わることになるため、テープ9とフレーム端面7aと
の接着面73の密着度が高まることになる。したがっ
て、この実施の形態においては、実施の形態4で示した
効果に加え、テープ9と、突起13の2つによってフレ
ーム7内にゴミが入り込むのを防止することができると
ともに、テープ9とフレーム端面7aとの接着面73と
の密着度が向上することによってさらにゴミ等がフレー
ム7内に入り込むのを低減できる。また、本実施の形態
のフレーム端面7aは段差71、72の2つの段差を有
する構成であるので、よりゴミ等がフレーム7内に入り
込むのを低減できる。
【0047】尚、この実施の形態では段差部71の高さ
を、テープ9の厚さよりも短く設定しているが、テープ
9の厚さと同じまたはテープ9の厚さよりも長く設定し
てもよい。この実施の形態において、取付台18はイメ
ージセンサを載置するための載置台の一例であり、取付
金具12は載置台に対してイメージセンサを固定するた
めの固定手段の一例である。
を、テープ9の厚さよりも短く設定しているが、テープ
9の厚さと同じまたはテープ9の厚さよりも長く設定し
てもよい。この実施の形態において、取付台18はイメ
ージセンサを載置するための載置台の一例であり、取付
金具12は載置台に対してイメージセンサを固定するた
めの固定手段の一例である。
【0048】実施の形態8.この実施の形態は、実施の
形態5の他の例であり、取付金具12とフレーム7との
取付状態を特に重点的に説明する。尚、取付金具12と
取付台18との固定方法については、実施の形態5と特
に変わるところはないので説明は省略する。
形態5の他の例であり、取付金具12とフレーム7との
取付状態を特に重点的に説明する。尚、取付金具12と
取付台18との固定方法については、実施の形態5と特
に変わるところはないので説明は省略する。
【0049】図17は、この実施の形態における取付金
具12とフレーム7との取付状態を示した図である。図
において、9はフレーム7に開けられた貫通穴を塞ぐテ
ープであり、先の実施の形態で説明したように接着剤に
より貫通穴を塞ぐように取付けられている。テープ9は
厚さ方向に伸縮可能な材質のものであり、接着剤は着脱
可能な材質であることが好ましい。また、13はフレー
ム7に開けられた切欠き15を塞ぐ突起であり、この突
起13は取付金具12に設けられている。この切欠き1
5はフレーム端面7aの両側に設けられており、この2
つの切欠き15に対してそれぞれ勘合するように突起1
3が取付金具12に設けられている。
具12とフレーム7との取付状態を示した図である。図
において、9はフレーム7に開けられた貫通穴を塞ぐテ
ープであり、先の実施の形態で説明したように接着剤に
より貫通穴を塞ぐように取付けられている。テープ9は
厚さ方向に伸縮可能な材質のものであり、接着剤は着脱
可能な材質であることが好ましい。また、13はフレー
ム7に開けられた切欠き15を塞ぐ突起であり、この突
起13は取付金具12に設けられている。この切欠き1
5はフレーム端面7aの両側に設けられており、この2
つの切欠き15に対してそれぞれ勘合するように突起1
3が取付金具12に設けられている。
【0050】73はテープ9とフレーム端面7aとの接
着面であり、71はフレーム端面7aに設けられた段差
部である。段差部71の高さは、テープ9の厚さよりも
短く設定される。段差部71の高さがテープ9の厚さよ
りも短いため、突起13をはめ込んだ際には取付金具1
2によってテープ9が圧縮されることになる。テープ9
は厚さ方向に伸縮可能な材質であるから、突起13が押
し込まれることによって、テープ9の厚さは段差部71
の高さと同じ高さとなる。この状態では、テープ9に取
付金具12からの押し込み力が加わることになるため、
テープ9とフレーム端面7aとの接着面73の密着度が
高まることになる。したがって、この実施の形態におい
ては、実施の形態5で示した効果に加え、テープ9とフ
レーム端面7aとの接着面73との密着度が向上するこ
とによってさらにゴミ等がフレーム7内に入り込むのを
低減できる。また、本実施の形態のフレーム端面7aは
段差71を有する構成であるので、よりゴミ等がフレー
ム7内に入り込むのを低減できる。
着面であり、71はフレーム端面7aに設けられた段差
部である。段差部71の高さは、テープ9の厚さよりも
短く設定される。段差部71の高さがテープ9の厚さよ
りも短いため、突起13をはめ込んだ際には取付金具1
2によってテープ9が圧縮されることになる。テープ9
は厚さ方向に伸縮可能な材質であるから、突起13が押
し込まれることによって、テープ9の厚さは段差部71
の高さと同じ高さとなる。この状態では、テープ9に取
付金具12からの押し込み力が加わることになるため、
テープ9とフレーム端面7aとの接着面73の密着度が
高まることになる。したがって、この実施の形態におい
ては、実施の形態5で示した効果に加え、テープ9とフ
レーム端面7aとの接着面73との密着度が向上するこ
とによってさらにゴミ等がフレーム7内に入り込むのを
低減できる。また、本実施の形態のフレーム端面7aは
段差71を有する構成であるので、よりゴミ等がフレー
ム7内に入り込むのを低減できる。
【0051】尚、この実施の形態では段差部71の高さ
を、テープ9の厚さよりも短く設定しているが、テープ
9の厚さと同じまたはテープ9の厚さよりも長く設定し
てもよい。
を、テープ9の厚さよりも短く設定しているが、テープ
9の厚さと同じまたはテープ9の厚さよりも長く設定し
てもよい。
【0052】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。この発明にかかるイメージセンサは、光を原稿に照
射する光源と、前記原稿で反射された光を受光する受光
素子と、複数の壁面で囲まれた内部に前記光源及び受光
素子を格納し、前記複数の壁面の内少なくとも1つの壁
面に貫通穴が設けられた筐体と、前記貫通穴を脱着可能
に閉塞する閉塞手段とを有するため、前記筐体内に異物
が進入した場合であっても前記閉塞手段を着脱し、前記
貫通穴から異物を除去することができることができ、イ
メージセンサを分解していた従来に比べて異物の除去作
業が容易になる。
されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。この発明にかかるイメージセンサは、光を原稿に照
射する光源と、前記原稿で反射された光を受光する受光
素子と、複数の壁面で囲まれた内部に前記光源及び受光
素子を格納し、前記複数の壁面の内少なくとも1つの壁
面に貫通穴が設けられた筐体と、前記貫通穴を脱着可能
に閉塞する閉塞手段とを有するため、前記筐体内に異物
が進入した場合であっても前記閉塞手段を着脱し、前記
貫通穴から異物を除去することができることができ、イ
メージセンサを分解していた従来に比べて異物の除去作
業が容易になる。
【0053】また、前記貫通穴が設けられた壁面には、
前記閉塞手段の接触部分が前記閉塞手段の接触していな
い部分に対して窪むように段差が設けられているため、
前記閉塞手段と壁面との接触部分から筐体内部に異物が
進入するのを低減することができる。
前記閉塞手段の接触部分が前記閉塞手段の接触していな
い部分に対して窪むように段差が設けられているため、
前記閉塞手段と壁面との接触部分から筐体内部に異物が
進入するのを低減することができる。
【0054】さらに、前記閉塞手段の厚さは、前記段差
部の高さよりも薄いため、前記貫通穴が設けられた壁面
から閉塞手段が突出することがなく、前記貫通穴が設け
られた壁面を基準に配置することができる。また、閉塞
手段が他の物体等に接触することによってはがれるのを
防止することができる。
部の高さよりも薄いため、前記貫通穴が設けられた壁面
から閉塞手段が突出することがなく、前記貫通穴が設け
られた壁面を基準に配置することができる。また、閉塞
手段が他の物体等に接触することによってはがれるのを
防止することができる。
【0055】この発明における原稿読取装置は、光を原
稿に照射する光源、前記原稿で反射された光を受光する
受光素子、複数の壁面で囲まれた内部に前記光源及び受
光素子を格納し、前記複数の壁面の内少なくとも1つの
壁面に貫通穴が設けられた筐体を有するイメージセンサ
と、前記イメージセンサを載置する載置台と、前記載置
台に対して前記イメージセンサを固定する固定手段とを
有し、前記固定手段に前記貫通穴に勘合する突起を設け
たため、貫通穴と突起の勘合により前記固定手段に対す
るイメージセンサの位置決めを精度良く行うことが可能
となるとともに、貫通穴の閉塞をも行うことが可能とな
る。
稿に照射する光源、前記原稿で反射された光を受光する
受光素子、複数の壁面で囲まれた内部に前記光源及び受
光素子を格納し、前記複数の壁面の内少なくとも1つの
壁面に貫通穴が設けられた筐体を有するイメージセンサ
と、前記イメージセンサを載置する載置台と、前記載置
台に対して前記イメージセンサを固定する固定手段とを
有し、前記固定手段に前記貫通穴に勘合する突起を設け
たため、貫通穴と突起の勘合により前記固定手段に対す
るイメージセンサの位置決めを精度良く行うことが可能
となるとともに、貫通穴の閉塞をも行うことが可能とな
る。
【0056】また、前記壁面と接触して貫通穴を閉塞す
る閉塞手段とを有し、前記突起を前記貫通穴に勘合させ
た際に、前記突起が前記閉塞手段を前記壁面に対して押
圧するため、前記貫通穴の閉塞をより高めることができ
る。
る閉塞手段とを有し、前記突起を前記貫通穴に勘合させ
た際に、前記突起が前記閉塞手段を前記壁面に対して押
圧するため、前記貫通穴の閉塞をより高めることができ
る。
【0057】この発明における原稿読取装置は、光を原
稿に照射する光源、前記原稿で反射された光を受光する
受光素子、複数の壁面で囲まれた内部に前記光源及び受
光素子を格納し、前記複数の壁面の内少なくとも1つの
壁面に凹部が設けられた筐体を有するイメージセンサ
と、前記イメージセンサを載置する載置台と、前記載置
台に対して前記イメージセンサを固定する固定手段とを
有し、前記固定手段に前記凹部に勘合する突起を設けた
ため、貫通穴と凹部の勘合により前記固定手段に対する
イメージセンサの位置決めを精度良く行うことが可能と
なる。
稿に照射する光源、前記原稿で反射された光を受光する
受光素子、複数の壁面で囲まれた内部に前記光源及び受
光素子を格納し、前記複数の壁面の内少なくとも1つの
壁面に凹部が設けられた筐体を有するイメージセンサ
と、前記イメージセンサを載置する載置台と、前記載置
台に対して前記イメージセンサを固定する固定手段とを
有し、前記固定手段に前記凹部に勘合する突起を設けた
ため、貫通穴と凹部の勘合により前記固定手段に対する
イメージセンサの位置決めを精度良く行うことが可能と
なる。
【0058】この発明におけるイメージセンサの製造方
法は、筐体内に光学部品を配置する組立ステップと、前
記組立ステップの後、前記筐体の壁面に開けられた貫通
穴から前記筐体内に気体を流入又は前記筐体内の気体を
吸引することにより、前記筐体内に入り込んだ異物を取
り除く除去ステップとを有するため、前記筐体内の光学
部品を損傷させることなく、筐体内に入り込んだ異物を
取り除くことが可能となり、イメージセンサの製造方法
の作業効率が高まる。
法は、筐体内に光学部品を配置する組立ステップと、前
記組立ステップの後、前記筐体の壁面に開けられた貫通
穴から前記筐体内に気体を流入又は前記筐体内の気体を
吸引することにより、前記筐体内に入り込んだ異物を取
り除く除去ステップとを有するため、前記筐体内の光学
部品を損傷させることなく、筐体内に入り込んだ異物を
取り除くことが可能となり、イメージセンサの製造方法
の作業効率が高まる。
【図1】 実施の形態1におけるイメージセンサの外観
図である。
図である。
【図2】 図1のB方向からイメージセンサを見たとき
の側面図である。
の側面図である。
【図3】 実施の形態1におけるイメージセンサのテー
プ9を剥がした時の側面図である。
プ9を剥がした時の側面図である。
【図4】 図1のA−A断面の断面図である。
【図5】 実施の形態2におけるイメージセンサの外観
図である。
図である。
【図6】 図5のA−A断面の断面図である。
【図7】 実施の形態2におけるイメージセンサのテー
プ9を剥がしたときの側面図である
プ9を剥がしたときの側面図である
【図8】 実施の形態3におけるイメージセンサの外観
図である。
図である。
【図9】 図8のB方向から見た側面図である。
【図10】 図8のC−C断面の断面図である。
【図11】 原稿読取装置にイメージセンサを取付けた
状態を示した図である。
状態を示した図である。
【図12】 イメージセンサと取付金具12とを分解し
た場合の状態図である。
た場合の状態図である。
【図13】 実施の形態5におけるイメージセンサと、
取付金具12とを分解した場合の状態図である。
取付金具12とを分解した場合の状態図である。
【図14】 イメージセンサ内の異物を取り出す処理を
示す状態図である。
示す状態図である。
【図15】 従来のイメージセンサの外観図である。
【図16】 実施の形態7における取付金具12とフレ
ーム7との取付状態を示した図である。
ーム7との取付状態を示した図である。
【図17】 実施の形態8における取付金具12とフレ
ーム7との取付状態を示した図である。
ーム7との取付状態を示した図である。
【図18】 実施の形態6におけるイメージセンサの製
造方法のフローチャートである。
造方法のフローチャートである。
1 原稿、2 センサ基板、3 発光ダイオード、4
正立等倍結像用ロッドレンズアレイ、5 センサIC、
6 ガラスプレート、7 フレーム、7a フレーム端
面部、8 フレーム端面部に設けられたネジ穴、9 テ
ープ、10 導光体、20 貫通穴、11 段差、12
取付金具、13 突起、14 取付金具に設けられた
ネジ穴、15 切り欠き、16 排出ノズル、17 吸
引ノズル、18 取付台、20 貫通穴、21 カバ
ー、71、72 段差部、73 テープ9とフレーム端
面7aとの接着面、74 突起13とフレーム端面7a
との接触面。
正立等倍結像用ロッドレンズアレイ、5 センサIC、
6 ガラスプレート、7 フレーム、7a フレーム端
面部、8 フレーム端面部に設けられたネジ穴、9 テ
ープ、10 導光体、20 貫通穴、11 段差、12
取付金具、13 突起、14 取付金具に設けられた
ネジ穴、15 切り欠き、16 排出ノズル、17 吸
引ノズル、18 取付台、20 貫通穴、21 カバ
ー、71、72 段差部、73 テープ9とフレーム端
面7aとの接着面、74 突起13とフレーム端面7a
との接触面。
Claims (7)
- 【請求項1】 光を原稿に照射する光源と、 前記原稿で反射された光を受光する受光素子と、 複数の壁面で囲まれた内部に前記光源及び受光素子を格
納し、前記複数の壁面の内少なくとも1つの壁面に貫通
穴が設けられた筐体と、 前記貫通穴を脱着可能に閉塞する閉塞手段と、を有する
ことを特徴とするイメージセンサ。 - 【請求項2】 前記貫通穴が設けられた壁面には、前記
閉塞手段の接触部分が前記閉塞手段の接触していない部
分に対して窪むように段差が設けられていることを特徴
とする請求項1記載のイメージセンサ。 - 【請求項3】 前記閉塞手段の厚さは、前記段差部の高
さよりも薄いことを特徴とする請求項2記載のイメージ
センサ。 - 【請求項4】 光を原稿に照射する光源、前記原稿で反
射された光を受光する受光素子、複数の壁面で囲まれた
内部に前記光源及び受光素子を格納し、前記複数の壁面
の内少なくとも1つの壁面に貫通穴が設けられた筐体を
有するイメージセンサと、前記イメージセンサを載置す
る載置台と、前記載置台に対して前記イメージセンサを
固定する固定手段とを有し、前記固定手段に前記貫通穴
に勘合する突起を設けたことを特徴とする原稿読取装
置。 - 【請求項5】 前記壁面と接触して貫通穴を閉塞する閉
塞手段とを有し、前記突起を前記貫通穴に勘合させた際
に、前記突起が前記閉塞手段を前記壁面に対して押圧す
ることを特徴とする請求項4記載の原稿読取装置。 - 【請求項6】 光を原稿に照射する光源、前記原稿で反
射された光を受光する受光素子、複数の壁面で囲まれた
内部に前記光源及び受光素子を格納し、前記複数の壁面
の内少なくとも1つの壁面に凹部が設けられた筐体を有
するイメージセンサと、前記イメージセンサを載置する
載置台と、前記載置台に対して前記イメージセンサを固
定する固定手段とを有し、前記固定手段に前記凹部に勘
合する突起を設けたことを特徴とする原稿読取装置。 - 【請求項7】 筐体内に光学部品を配置する組立ステッ
プと、 前記組立ステップの後、前記筐体の壁面に開けられた貫
通穴から前記筐体内に気体を流入又は前記筐体内の気体
を吸引することにより、前記筐体内に入り込んだ異物を
取り除く除去ステップとを有することを特徴とするイメ
ージセンサの製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9315743A JPH11150640A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | イメージセンサ、原稿読取装置及びイメージセンサの製造方法 |
TW087106129A TW367468B (en) | 1997-11-18 | 1998-04-21 | Image detector, manuscript scanner and manufacturing method of image detector |
US09/124,246 US6377365B1 (en) | 1997-11-18 | 1998-07-29 | Image sensor and document reading apparatus including the same |
CN98118713A CN1120443C (zh) | 1997-11-18 | 1998-08-26 | 图象传感器、原稿读取装置及图象传感器的制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9315743A JPH11150640A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | イメージセンサ、原稿読取装置及びイメージセンサの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11150640A true JPH11150640A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18069010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9315743A Pending JPH11150640A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | イメージセンサ、原稿読取装置及びイメージセンサの製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6377365B1 (ja) |
JP (1) | JPH11150640A (ja) |
CN (1) | CN1120443C (ja) |
TW (1) | TW367468B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007208402A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Mitsubishi Electric Corp | イメージセンサ |
JP2009272322A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Canon Inc | 発光装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6940623B2 (en) * | 2001-09-26 | 2005-09-06 | Lite-On Technology Corporation | Glass mount for scanner |
US7942237B2 (en) * | 2006-04-12 | 2011-05-17 | Ocv Intellectual Capital, Llc | Long fiber thermoplastic composite muffler system with integrated reflective chamber |
DE102010007530A1 (de) * | 2010-02-11 | 2011-08-11 | ROTH + WEBER GmbH, 57520 | Vorrichtung zum Reproduzieren von auf Vorlagen befindlichen Abbildungen |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4783700A (en) * | 1986-06-10 | 1988-11-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Image sensor unit and image reading apparatus having the unit |
JPH0470053A (ja) * | 1990-07-09 | 1992-03-05 | Mitsubishi Electric Corp | 密着型イメージセンサ |
KR950005593B1 (ko) | 1991-04-15 | 1995-05-27 | 미쯔비시덴끼 가부시끼가이샤 | 이미지 센서용 ic |
US6014231A (en) * | 1992-09-09 | 2000-01-11 | Rohm Co., Ltd. | Image sensor |
-
1997
- 1997-11-18 JP JP9315743A patent/JPH11150640A/ja active Pending
-
1998
- 1998-04-21 TW TW087106129A patent/TW367468B/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-07-29 US US09/124,246 patent/US6377365B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-08-26 CN CN98118713A patent/CN1120443C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007208402A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Mitsubishi Electric Corp | イメージセンサ |
JP2009272322A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Canon Inc | 発光装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW367468B (en) | 1999-08-21 |
CN1120443C (zh) | 2003-09-03 |
US6377365B1 (en) | 2002-04-23 |
CN1217513A (zh) | 1999-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4550395B2 (ja) | レンズが一体に組み込まれた光学ナビゲーションセンサ | |
US8309882B2 (en) | Mold removing method | |
JP2010130056A (ja) | 光照射装置、画像読取装置および画像形成装置 | |
ATE505941T1 (de) | Verfahren und vorrichtung zur bestückung von bauteilen | |
JP3690344B2 (ja) | イメージセンサのセンサフレームの製造方法 | |
JP2005198103A (ja) | カメラモジュールの組立装置および組立方法 | |
JP3436139B2 (ja) | ライン光源および画像入力装置 | |
JPH11150640A (ja) | イメージセンサ、原稿読取装置及びイメージセンサの製造方法 | |
CN1671171A (zh) | 直线式照明装置及结合有该直线式照明装置的图像扫描装置 | |
JP2008131397A (ja) | 撮像装置の防塵部材、撮像装置の防塵構造、及び撮像装置 | |
JP2009017574A (ja) | 画像読取装置 | |
JPH11345865A (ja) | 半導体製造装置 | |
KR101952847B1 (ko) | 워피지 측정 시스템 및 워피지 측정 방법 | |
KR100533704B1 (ko) | 테이프 캐리어 패키지의 외형 검사 장치 및 방법 | |
JP3705593B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JP4235585B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JP4511237B2 (ja) | 光プリンタヘッドの製造方法 | |
JP2004158784A (ja) | 光源装置 | |
KR20040001289A (ko) | 반도체 패키지의 리드촬영장치 | |
JP2006303954A (ja) | 撮像ユニットの製造装置及び方法 | |
JP3181012B2 (ja) | 原稿読み取り装置 | |
JP2004179918A (ja) | 固体撮像装置 | |
JPH08327867A (ja) | 射出光学装置 | |
JP3058770B2 (ja) | イメージセンサ | |
JP2007150147A (ja) | 位置決め治具およびこれを用いた装置組立方法 |