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JPH0394243A - 一眼レフカメラの駆動装置 - Google Patents

一眼レフカメラの駆動装置

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Publication number
JPH0394243A
JPH0394243A JP1232289A JP23228989A JPH0394243A JP H0394243 A JPH0394243 A JP H0394243A JP 1232289 A JP1232289 A JP 1232289A JP 23228989 A JP23228989 A JP 23228989A JP H0394243 A JPH0394243 A JP H0394243A
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JP
Japan
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driving means
film
mirror
driving
motor
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JP1232289A
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Inventor
Yutaka Osawa
裕 大澤
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、フィルムの粕送と、シャッタ、ミラーなどの
メカチャージとをそれぞれ別個の駆動手段、例えばモー
タで行なう一眼レフカメラの駆動装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 近年の一眼レフカメラは、オートワインド装置を備えた
ものが多い。オートワインド装置は、通常1個のモータ
で、フィルムの給送(巻上げ、巻戻し)と並行してメカ
チャージを行なっている。
このメカチャージとは、例えばミラーを、これを上昇さ
せるばね力に抗して最下降位置まで移動させるミラーチ
ャージ、シャッターの先幕および後幕を、これらをそれ
ぞれ走行させるばね力に抗して所定の位置まで移動させ
るシャツターチャージ、および絞りを絞り込ませる絞り
レバーを、これを絞り込み方向に移動させるばね力に抗
して開放位置まで移動させる絞りチャージをいう。
さらに近時のオートワインド装置には、モータドライブ
並の高速性が望まれきている。この要求を満足するため
に、フィルムの給送とメカチャージとを別個独立したモ
ータで行なうオートワインド装置が開発されている。
しかし、従来のワインドモータ及びメカチャージモーク
の駆動制御は一連の制御として、制御手段によって行な
われている。たとえば、特開昭6l−183630号公
報に記載されたカメラでは、チャージモータスタート後
所定時間経過時にワインドモータスタート、というよう
にプログラム内で2個のモータの起動を一連の動作とし
て制御している。
そして、エラーチェックは、それぞれのモータ駆動によ
る動作が完了したことを検出するスイッチの状態、ある
いはタイマーにより行なわれている。したがって、一方
のモータにエラーが生じても、その時点において直ちに
両方のモータを停止させることができず、無駄な動作が
行なわれてしまう。たとえば、メカチャージモータにエ
ラーが発生したとしても、ワインドモータは駆動され続
けるのでフィルムは巻上げられる。
そのために、エラー発生時において、カメラのレリーズ
動作終了後から次のコマの撮影待機状態になるまでの一
連の動作の内、どこの過程でエラーが発生したのかが撮
影者には分かり難い、という問題があった。
「発明の目的」 本発明は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたもので
、フィルム給送とメカチャージとを別個の駆動手段で行
なう一眼レフカメラの駆動装置において、それぞれの駆
動手段の異常動作の検出、異常動作の防止ができる制御
装置を提供することを目的とする。
「発明の概要」 上記目的を達成する本発明は、メカチャージおよびメイ
ンミラーのダウンを行なう第1の駆動手段と、フィルム
の給送を行なう第2の駆動手段と、前記第1の駆動手段
および第2の駆動手段が正常に起動したことをそれぞれ
挟出する検出手段と、露光終了後に前記2個の駆動手段
の一方を起動し、この起動した駆動手段が正常な動作を
開始したことを前記検出手段が検出したときに、前記他
方の駆動手段を起動する制御手段とを設けたことに特徴
を有する。
上記構成によれば、一方の駆動手段が正常に起動したこ
とを条件に他方の駆動手段が起動するので、万一エラー
が発生しても、どこでエラーが発生したのかが分かりや
すい。
また、2個の駆動手段が同時に起動することがないので
、電源電圧の異常低下がない。
なお、後の駆動手段を起動するタイミングは任意である
が、たとえば、第1の駆動手段を先に起動させるときは
、ミラーがダウンを開始したことを検出するミラーダウ
ン検出手段を設け、このミラーダウン検出手段によりミ
ラーダウンを検出してから第2の駆動手段を起動させる
構成にできる。一方、第2の駆動手段を先に駆動させる
ときは、フィルムが走行していることを検出するフィル
ム走行検出手段を設け、このフィルム走行検出手段によ
りフィルムの巻上げ開始を検出してから第1の駆動手段
を起動する構戊にできる。
「発明の実施例」 以下図示実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は、本発明を適用した一眼レフカメラの制御系の
一実施例を示すブロック図である.カメラボディ10に
搭載されたこのカメラの制御系は、バスラインを介して
相互に接続されたメインC P U (Central
 Processing Unit )  1 1、D
 P U (Data Processing Uni
t) i 3およびIPU (Indication 
Processing Unit)  l 5で構成さ
れている。
メインCPUIIは、DPUl3およびIPU15なら
びに本カメラのシステム全体を統括的に制御するマイコ
ンである。DPUl3は主に、CCD測距センサ16お
よびこの測光センサ16から出力される測距信号および
測光信号をメインcpui tに出力するインターフェ
ースとしての機能と、フラッシュ回路l9を介してフラ
ッシュの発光を制御するフラッシュ制御機能とを担って
いる。
IPU15は、露出モード、撮影枚数、シャッタ速度、
絞り値およびフラッシュ情報などの撮影情報を表示バネ
ル21に表示させる表示制御機能を担っている。
メインcputiの入力ボートにはスイッチ回路23が
接続され、この回路23には、スイッチ類として、測光
スイッチおよびレリーズスイッチ(図示せず)が入力さ
れている。測光スイッチおよびレリーズスイッチは、周
知の通りレリーズボタン(図示せず)に連動していて、
レリーズボタンの半押しで測光スイッチがONL、同全
押しでレリーズスイッチがONする。
さらにスイッチ回路23には、メカチャージ完了検出ス
イッチSWI、巻上げ完了検出スイッチSW2、後幕走
行完了検出スイッチSW3、検出手段としてのミラーダ
ウン検出スイッチSW4および同検出手段としてのワイ
ンドパルス発生スイッチSW5が接続されている。
メカチャージ完了検出スイッチSWIは、メカチャージ
が完了したときにオンするスイッチで、ミラーと連動し
、ミラーが最下降位置にダウンしたときにオンする。
巻上げ完了検出スイッチSW2は、フィルムが1コマ巻
上げられたときにオンする。後幕走行完了スイッチSW
3は、後幕の走行終了位置に設けられ、後幕の走行が完
了したときにオンする。
ミラーダウン検出スイッチSW4は、ミラーが最上昇位
置からダウンを開始し,いくらかダウンしたときにオン
するメカスイッチで、ミラーダウン検出手段を構成して
いる。
ワインドパルス発生スイッチSW5は、フィルムの走行
よって回転駆動されるスブロケットに連動してパルスを
発生するスイッチで、フィルム走行検出手段を構成して
いる。ワインドバルス発生スイッチSW5は、例えばス
ブロケットと連動して回転するカム板および該カム板の
回転によりON/OFFされるスイッチ、あるいは前記
スブロケットと連動して回転するスリット円板および該
スリット円板のスリット通過位置に設けられたフォトイ
ンタラブタから構成される。
またこのカメラは、駆動手段として、自動焦点調節用の
AFモータ25と、リワインドモータ29と、メカチャ
ージモータ31の3個のモータを有する。AFモータ2
5はモータドライバ27を介して、第1の駆動手段とし
てのメカチャージモータ31および第2の駆動手段とし
てのワインドモータ29はモータドライバ33を介して
それぞれメインcput tにより制御される。
AFモータ25は,図示しないが、AF駆動機構を介し
て撮影レンズのフォーカスレンズ群を光軸方向に移動さ
せて、焦点調節を行なう。
ワインドモータ29は、公知のフィルム給送機構を介し
てフィルムの給送(オートローディング、巻上げおよび
巻戻し)を行なう。
メカチャージモータ31は、シャッタの先幕および後幕
をそれぞれ走行させるばね力に抗して初期位置まで移動
(チャージ)し、絞りを絞り込ませる絞りレバーをばね
力に抗して初期位置まで移動(チャージ)し、さらにミ
ラーをばね力に抗して初期位置までダウン(チャージ)
する。各部材は、それぞれチャージ完了位置で機械的係
止手段(図示せず)によって係止され、この機械的係止
は、レリーズマグネット35の通電により解除される。
なお、上記各チャージは、ミラーダウン動作と並行して
行なわれる。
さらにメインCPUIIには、マグネット類として、レ
リーズマグネット35、先幕マグネット39および後幕
マグネット43が、それぞれマグネットドライバ37、
41、45を介して接続されている。レリーズマグネッ
ト35は、通電時に、上記チャージされた部材の機械的
係止を解除する。一方先幕マグネット39および後幕マ
グネット43は、通電されたとき先幕および後幕をそれ
ぞれ機械的係止に代わって係止し5、その走行を制御す
る。
またメインCPUIIには、絞り込み動作に連動してE
Eパルスを発生するEEバルス発生装置と、絞込み動作
を停止させて絞りを所定の絞り値に保持するEEマグネ
ット(以上図示せず)とを備えた公知のEE回路47が
接続されている。なお、絞込み動作は、ミラーの上昇動
作と連動して行なわれる。
E”PROM4 9には、撮影に関する各種データが格
納されていて、そのデータは、適時にメインCPUII
により読出される。
メインCPUIIは、撮影レンズLに搭載されたレンズ
CPU5 1との間で、マウント面に設けられた電気接
点群を介して通信を行なう。レンズCPU5 1には、
焦点距離情報、開放絞り値および最小絞り値情報などそ
の撮影レンズ固有のレンズ情報が格納されていて、これ
らの撮影情報が上記通信によりメインcputtに読み
込まれる。
DPUl3には、前述の通り位相差検出方式の測距セン
サ16および被写体輝度を検出するための測距センサ1
6が接続されている。測距センサ16には、多数の画素
が列上に配設されたCCDイメージセンサが使用されて
いる。測距センサ16(のCCDイメージセンサ)から
順に出力される各画素信号は、DPU13において、メ
インCPUIIで処理できる画素データに変換処理され
、メインcputtに出力される。メインCPUIIは
、DP013からの画素データに基づいて所定の演算を
実行してデフォーカス量を算出し、算出したデフォーカ
ス量に基づいてAFモータ25を駆動する。
測距センサl6は、図示しないが受光素子および測光回
路を備えていて、被写体光線束を受けた受光素子の出力
信号を測光回路で対数圧縮してDPU L 3に出力す
る。DPUl3は、この測光データを所定の被写体輝度
データに変換してメインCPUIIに出力する。メイン
CPUIIは、この被写体輝度データおよびフィルム感
度情報などを基に、シャッタ速度および絞り値を算出す
る。
さらにDPU13には、内蔵および外付けフラッシュの
発光を制御するフラッシュ回路17が接続されている。
DPUl3は、メインCPU1lから発光準備信号を受
けると、フラッシュ回路17を介してフラッシュにフラ
ッシュ発光準備(チャージ)を行なわせ、発光信号を受
けるとフラッシュ回路1lにトリガ信号を出力し、フラ
ッシュを発光させる。
一方DPUl3は、フラッシュ回路17がら、発光前に
は発光準備完了信号を受けて、発光後にはクウェンチ信
号を受けて所定の表示信号をIPU15に出力し、LC
D (液晶ディスプレイ)21に所定の表示をさせる。
LCD2 1の表示はIPU15によって制御され、上
記フラッシュ情報などの撮影情報が表示される。メイン
CPUI1はIPIl15との間でデータ通信を行ない
、メインCPUIIからIPUl5へは,撮影モード、
撮影枚数、合焦状態およびストロボ使用勧告などの撮影
情報を送る。なお、LCD21は、カメラボディ10の
外部上面およびファインダ視野内に設けられている。
次に、以上のように構成された実施例のレリーズ動作に
ついて、第2図に示したフローチャートを参照して説明
する。なおこの動作は、メインCPUIIに格納された
プログラムにしたがって、メインCPUIIによって実
行される。
シャッタボタンが全押しされてレリーズスイッチがオン
すると、第2図に示したサブルーチンが0平び出される
。なお、レリーズスイッチがオンする前に、シャッタボ
タンの半押しで先ず測光スイッチがオンし、合焦動作お
よび測光動作が実行されて絞り値(EEバルス数)およ
びシャツタ速度が算出され、メモリされている。
このレリーズ処理では、先ず60msタイマーをスター
トさせる(Sll)。このタイマーは、レノーズ動作に
おいてメインミラーが上昇動作をしたときに、その上昇
が完了して機械的振動が納まるのを待つためのタイマー
であり、その値はカメラに応じて設定される。
そして、先ず先幕マグネット39および後幕マグネット
43をオンしてこれらにより先幕および後幕を電磁的に
係止させた後に、レリーズマグネッ1・37をオン(5
ms間)してミラーチャージ部材の機械的係止を解除す
る(S13).この係止解除により、ミラーアップ動作
および絞込み動作が始まり、ミラーアップ動作の途中で
ミラーの動きに連動してシャッタの機械的係止が解除さ
れる。
次に、EE回路47を起動してEEパルスのカウントを
開始する(S15)。EEバルス数のカウント値が先の
測光動作で算出した所定値に達したら、絞りマグネット
をオンして絞り込み動作を停止させ、絞りを所定値に保
つ(S 1 7)。
そして、60msタイマーがタイムアップするのを待つ
(S19)。正常な動作では60msタイマーがタイム
アップする前にミラーアップ動作は終了するが、このウ
ェイト処理により、ミラーの停止時に生じる機械的振動
が納まる。
60msタイマーがタイムアップしたら、先幕マグネッ
ト39をオフして先幕を走らせ、露光を開始する(S2
1).そして、露出演算で求められた(あるいは撮影者
によって設定された)シャッタ速度が低速かどうかをチ
ェックする(323>.本実施例では、1/15秒以下
を低速、l730秒以上を高速としているが、その境界
速度は任意である。
シャッタ速度が高速であれば、設定シャツタ秒時間が来
るのを待ち、シャッタ秒時間が来たら後幕マグネット4
3をオフして後幕を走らせ、露光を終了する(S25、
S3 1)。
一方低速であれば後幕を走行させるまでの時間が長いの
で、ロックが解除されたかどうかをチェックし、ロック
が解除されていれば設定シャッタ秒時間が来たかどうか
をチェックし、シャッタ秒時間が来るのを上記ロック解
除チェックおよびシャッタ秒時間経過チェックを繰り返
して待つ(S27、S29)。シャッタ秒時間が来たら
、後幕マグネット43をオフして後幕を走らせて露光を
終了する(S31)。
なお、ロック解除チェック(S27)は、露光中に異常
操作がなされたときに後幕を走行させてトラブルを回避
する処理である。通常のロック解除は、メインスイッチ
がオフ、あるいは裏蓋が開けられた場合に行なわれる。
後幕マグネット43をオフしたら、後幕の走行が終了し
たかどうかのチェックを繰り返して後幕の走行が終了す
るのを待つ(S33)。後幕の走行完了は、後幕走行完
了スイッチSW3の変化で検出する。
S33にて後幕の走行完了を検出したら、露出が完了し
たので、ワインド処理に進む。
次に、本発明の特徴であるワインド処理の実施例につい
て、第3図に示したフローチャートおよび第4図に示し
たタイミングチャートを参照して説明する。この実施例
は、ワインドモータ29よりも先にメカチャージモータ
31を起動する構成である。
前記333にて後幕の走行完了を検出したらこのサブル
ーチンに入り、先ずメカチャージモーク3lを起動し、
ミラーダウンおよびスプリングのチャージを開始させる
(S41)。
そして、検出手段としてのミラーダウン異常検出タイマ
ーをスタートさせ(S43).このタイマーがタイムア
ップしたかどうか、およびタイムアップしていないとき
はミラーダウン検出スイッチSW4がオンしたかどうか
のチェックを繰り返す(S45、S47)。ミラーダウ
ン異常検出タイマーは、本実施例では20msに設定さ
れているが、この時間はカメラに応じて変更される。ミ
ラーダウン検出スイッチSW4は、ミラーが最上昇位置
からい《らかダウンしたときにオンするメカスイッチで
あり、正常な動作時には、ミラーダウン異常検出タイマ
ースタート時からlo−15msでオンする。
ミラーダウン検出スイッチSW4がオンするよりも前に
ミラーダウン異常検出タイマーがタイムアップしたとき
はミラー作動異常なので、すぐにメカチャージモータ3
1を停止し、LCD2 1の全表示を点滅させて警告表
示をする。またこのとき、ワインドモータ29は起動し
ないので撮影者は異常に気付き、フィルム巻上げ動作以
前にエラーが発生したことを確認できる。
タイムアップ前にミラーダウン検出スイッチSW4がオ
ンしたときは正常な動作なので、ワインドモーク29を
ワインド方向に起動してフィルムの巻上げを開始させる
(S51.)。このように、メカチャージモータ31が
起動した後、ミラーの動作状態を確認してからワインド
モータ29を起動させるようになっているので、メカチ
ャージ系のエラーが発生した場合はワインドモータ29
は起動され図、無駄な動作がなく、2個のモータが同時
に起動することもないので、過電流による電源電圧の低
下がない。
そして、検出手段としてのワインド異常検出タイマーを
スタートさせる(S53)。ワインド異常検出タイマー
は、本実施例ではloomsに設定されているが、この
値は、ワインドパルスの出力周期に応じて変更される。
次に、ワインドパルスの変化を検出する(S55)。こ
のワインドパルスは、フィルムの走行により回転駆動さ
れるスブロケットと連動するワインドバルス発生部材が
ら出力される。ワインドバルス発生部材は、例えばスブ
ロケットと連動して回転するカム板および該カム板の回
転により○N/OFFされるスイッチから構成できる。
ワインドパルスの変化があったときは、ワインド異常検
出タイマーをリセットし、再スタートさせる(S57)
。そして、巻上げが完了したかどうかをチェックし、完
了していなければ、完了するまで355〜S59の処理
を繰り返す。巻上げ完了は、例えばフィルムが1コマ分
送られたことを前記ワインドパルス発生部材から出力さ
れるパルス数をカウントしてカウント値が所定値になっ
たことにより、あるいはスブロケットが1コマ分回転す
るとオンまたはオフするスイッチにより検出する。
ワインドパルスの変化がないときは、S67に進んでメ
カチャージが完了したがどうかを、メカチャージ完了検
出スイッチSWIがオンしたがどうかでチェックする。
本実施例は、フィルムの巻上げの方がメカチャージより
も先に終了する構成なので、正常な巻上げ中はメカチャ
ージ完了検出スイッチSWIがオフしている。メカチャ
ージ完了検出スイッチSWIオンしている場合は、S6
9をジャンプして巻上げ異常タイマーがタイムアップし
ているかどうかをチェックする(S73)。正常な動作
であればタイムアップしていないのでS55に戻り、巻
上げが完了するまでS55、S57〜S59およびS5
5、S67〜S73の処理を繰り返す。
巻上げが完了すると、ワインドモータ29を停止してフ
ィルムの巻上げを完了する(S61),本実施例では、
フィルムの巻上げが終了してもメカチャージは完了しな
いので、さらにメカチャージが完了するまで、メカチャ
ージ完了検出スイッチSWIのチェックを繰り返して待
つ(S63). メカチャージが完了してメカチャージ完了スイッチSW
lがオンすると、メカチャージモータ3lを停止してリ
ターンする。
以上の処理で、正常なワインド処理lが完了する。
何らかの事情で、もし巻上げよりも先にメカチャージが
完了し、メカチャージ完了検出スイッチS W 1がオ
ンしたときは、これをS67で検出してS69でメカチ
ャージモータ3lを先に停止させる。
フィルムの巻上げが正常に行なわれない場合,あるいは
フィルムを終端まで巻上げてそれ以上巻上げができなく
なると、ワインドパルスの変化が無くなりワインド異常
検出タイマーがタイムアップする。したがって、この場
合はS71から373に進んでワインドモータ29を停
止する.そして、メカチャージが完了するのを待ち、完
了したらメカチャージモータ31を停止してフィルム終
端処理を行なう(S75、S77)。このフィルム終端
処理は、例えば、液晶のフィルム枚数表示手段な「00
」で点滅させ、ワインドモータ29を巻戻方向に回転さ
せてフィルムを巻戻す処理である。
以上はメカチャージモータ31をワインドモータ29よ
りも先に起動する実施例の動作フローチャートであるが
、次に、ワインドモータ29をメカチャージモータ31
よりも先に起動するワインド処理2について、第5図に
示したフローチャートおよび第6図に示したタイミング
チャートに基づいて説明する。
S33にて後幕の走行完了を検出したら、このワインド
処理2のサブルーチンに入る。先ずワインド処理2では
、ワインドモータ29を巻上げ方向にオンしてフイルム
の巻上げを開始し、検出手段としての巻上げ異常検出タ
イマーをスタートさせる(S81、S82)。そして、
ワインドパルス発生スイッチSW5が出力するワインド
バルスが巻上げ異常検出タイマーがタイムアップする前
に変化したかどうかをチェックする(S85、S87、
S89、S91、S9 1)。正常な動作をしていると
きには、タイムアップ前に変化する。
タイムアップ前にワインドパルスが変化したら、巻上げ
異常検出タイマーをリセットして再スタートさせ、メカ
チャージモーク31を起動する(S95、S97)。こ
のようにワインドパルスが変化することを確認してから
メカチャージモータ31を起動させるように構成されて
いるので、ワインドモータ31の起動時にエラーが発し
た場合にはメカチャージモータ29が起動されない。
また、同時に2個のモータ29、31が起動することは
ないので、過電流による電源電圧の低下がない。
メカチャージモータ31を起動したら、ミラータイマー
をスタートさせてから(S99).巻上げ異常タイマー
がタイムアップする前にワインドパルスが変化があった
かどうかのチェック処理を開始する(SIOI. S1
03、S105、S107、Sl09)。正常な巻上げ
動作が行なわれているときは、以下のような処理がなさ
れる。最初はワインドパルスの変化はないのでSIOI
からS103に進んでミラーダウン検出スイッチSW4
がオンしたかどうかをチェックし、オンしていないとき
にはSl05に進んでミラーダウンタイマーがタイムア
ップしたかどうかをチェックし、タイムアップしていな
いので3107に進み、Sl03でミラーダウン検出ス
イッチSW4がオンしていればS107に進む, Sl
07では、巻上げ異常検出タイマーがタイムアップした
かどうかをチェックし、タイムアップしていないのでS
10】に戻る。以上の処理を、ワインドパルスが変化す
るまで繰り返す。
ワインドパルスが変化すると、異常検出タイマーのリセ
ットおよび再スタートを実行し、巻上げが完了したかど
うかを巻完スイッチでチエ,yクし、巻上げが完了して
いなければSIOIに戻って上記処理を繰り返す。
フィルムが1コマ分巻上げられ、巻完スイッチがオンす
るとSillからS113に進んでワインドモータ29
を停止させる。そして、メカチャージが完了するのをメ
カチャージ完了検出スイッチSWIのチェックを繰り返
して待ち、オンしたらメカチャージモータ3lを停止し
て電源オフ処理に進む(Sll5、SII.7) . 以上の動作で、フィルムの巻上げおよびメカチャージが
完了し、ワインド処理2が終了する。
次に、ワインド処理2中にフィルムが終端に達したとき
、および異常が起きたときの処理について説明する。
レリーズ処理を行なったコマが、パトローネからフィル
ムをそれ以上引き出せない終端のコマであったときは、
ワインドモータ29をオンしてもフィルムが1コマ分巻
上げられないので、ワインドパルスが変化しないか、途
中で変化が無くなる。そのため、S85〜S93のワイ
ンドパルスチェックルーブ処理中に異常検出タイマーが
タイムアップする。したがってメインCPUIIは、S
87またはS93のチェックでこのタイムアップを検出
し、ワインドモータ29を停止してフィルム終端処理に
進む(Sll9)。なお、フィルム終端処理では、所定
の表示およびフィルムの巻戻を行なう。
また、フィルムの巻上げ途中でフィルムが終端になった
ときは、下記のように処理される。SIOI〜S107
のワインドパルス・ミラーダウンチェックループ処理中
に巻上げ異常検出タイマーがタイムアップする。メイン
CPUIIは、このタイムアップを3107のチェック
で検出し、ワインドモータ29を停止させる(S121
)。これにより、ワインドモータ29の過負荷が防止さ
れる。この段階ではメカチャージモータ31が作動中な
ので、メカチャージが完了するのをチャージ完了スイッ
チチェックを繰り返して待つ(Sl23)。メカチャー
ジが完了したら、メカチャージモータ31を停止してフ
ィルム終端処理に進む(S125)。
以上の処理で、フィルム巻上げ途中でフィルムが終了し
ても、メカチャージが完了した適正な動作がなされる。
ミラーダウンが適切になされなかった場合には、次のよ
うに処理される。メカチャージモータ31が起動すると
、ミラーダウンが始まる。その際、ミラーボックス内に
異物が入ったときなど、何らかの原因でミラーがダウン
しない場合は、ミラーダウン検出スイッチSW4がオン
する前にミラー以上検出タイマーがタイムアップ、つま
り、SIOI − S107のワインドパルス・ミラー
ダウンチェックルーブ処理中に巻上げ異常検出タイマー
がタイムアップする。メインCPUIIは、このタイム
アップを3107のチェックで検出し、直ちにメカヂャ
ージモータ33およびワインドモータ29を停止させ、
メカ異常処理に進む(S127、S129)。この処理
により、モータの過負荷、ミラーの破損などが防止され
る。なおメカ異常処理は、例えば、電源をオフし、LC
D2 1の全表示を点滅させることなどである。
以上本実施例によれば、メカチャージとフィルムの巻上
げとを独立した別個のモータでそれぞれ行なうので巻上
げ速度が早くなり、かつ起動時がずれているので、起動
時のラッシュ電流の重複がないので、電圧の異常低下に
よる誤動作が無くなる。
以上本実施例によれば、メカチャージとフィルム巻上げ
をそれぞれ独立して行な)2個のモータの内の一方の起
動状態をチェックした上で他方のモータを起動させるの
で、エラー発生時にどの部分でエラーが発生したのかが
確認できるとともに、2個のモータが同時に起動するこ
とがないので過電流による電源電圧の低下を防止できる
「発明の効果」 以上の説明から明らかなように本発明は、メカチャージ
とフィルム給送とを別個の駆動手段で駆動するが、一方
の駆動手段による動作状態を確認してから他方の駆動手
段を駆動するので、エラーが発生したときには具体的な
エラー発生箇所が分かるとともに、過電流による電源電
圧の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用した一眼レフカメラの制御系の
要部を示したブロック図、第2図は、同カメラのレリー
ズ動作に関するフローチャート、第3図は、本発明のワ
インド処理に関する第1実施例の動作フローチャート、
第4図は同第1実施例のタイミングチャート、第5図は
、本発明のワインド処理に関する別の実施例の動作フロ
ーチャート、第6図は同別の実施例のタイミングチャー
トである。 11・・・メインC P tJ、 29・・・ワーfンドモータ(第2の駆動手段)31・
・・メカチャージモータ (第1の駆動手段) SW4・・・ミラーダウン検出スイッチ(ミラーダウン
検出手段)、 SW5・・・ワインドパルス発生スイッチ(フィルム走
行検出手段)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メカチャージおよびメインミラーのダウンを行な
    う第1の駆動手段と、 フィルムの給送を行なう第2の駆動手段と、前記第1の
    駆動手段および第2の駆動手段が正常に起動したことを
    検出する検出手段と、 露光終了後に前記2個の駆動手段の一方を起動し、この
    起動した駆動手段が正常な動作を開始したことを前記検
    出手段が検出したときに、前記他方の駆動手段を起動す
    る制御手段と、を備えていることを特徴とする一眼レフ
    カメラの駆動装置。
  2. (2)請求項1において、前記検出手段は、ミラーがダ
    ウンを開始したことを検出するミラーダウン検出手段か
    らなり、前記制御手段は、露光終了後に前記第1の駆動
    手段を起動し、前記ミラーダウン検出手段がミラーダウ
    ンを検出した後に前記第2の駆動手段を駆動する一眼レ
    フカメラの駆動装置。
  3. (3)請求項2において、前記制御手段は、露光終了後
    に前記第1の駆動手段を起動し、さらに所定時間内に前
    記ミラーダウン検出手段がミラーダウンを検出したとき
    にその後前記第2の駆動手段を駆動する一眼レフカメラ
    の駆動装置。
  4. (4)請求項1において、前記検出手段はフィルムの走
    行を検出するフィルム走行検出手段からなり、前記制御
    手段は、露光終了後に前記第2の駆動手段を起動し、前
    記フィルム走行検出手段がフィルムの走行を検出した後
    に前記第1の駆動手段を起動する一眼レフカメラの駆動
    装置。
  5. (5)請求項4において、前記制御手段は、露光終了後
    に前記第2の駆動手段を起動し、さらに所定時間内に前
    記フィルム走行検出手段がフィルムの走行を検出したと
    きにその後前記第1の駆動手段を起動する一眼レフカメ
    ラの駆動装置。
  6. (6)請求項1ないし5のいずれかに記載のカメラは、
    前記検出手段が異常を検出したときに、その異常を表示
    する表示手段を備えていることを特徴とするカメラの駆
    動装置。
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