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JPH0336543A - 指紋付着性が改良された反射写真要素 - Google Patents

指紋付着性が改良された反射写真要素

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Publication number
JPH0336543A
JPH0336543A JP17149789A JP17149789A JPH0336543A JP H0336543 A JPH0336543 A JP H0336543A JP 17149789 A JP17149789 A JP 17149789A JP 17149789 A JP17149789 A JP 17149789A JP H0336543 A JPH0336543 A JP H0336543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
titanium oxide
photographic
photographic element
present
silver halide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17149789A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Araki
荒木 弘光
Kazuto Kiyohara
一人 清原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP17149789A priority Critical patent/JPH0336543A/ja
Publication of JPH0336543A publication Critical patent/JPH0336543A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は酸化チタンを含有づる白色ポリエステルからな
る支持体を有する゛反射写真要素に関するものであり、
更に詳しくは、指紋付着性が改良された上記反射写真要
素に関するものである。
[発明の背爾] 従来、反射写真要素の支持体としては、パルプから製造
された原紙上に白色If斜等を混練したポリエチレン層
を設けたポリエチレン被覆紙が一般に使用されている。
しかしながら、ポリlブレン被覆紙を支持体として用い
た反rJJ写真要素′C−【よ、隣接する原紙支持体表
面の凹凸のため、ざらざらしたさざ波状の光沢面になり
、V頁画像の明るさ、鮮明さおよびそれらに起因づる美
蜆が著しく1【1なわれる。また、支持体の原紙の両面
は不透水性のポリエチレン薄膜で被覆されるが、原紙の
切断面は被覆されないため、ここから現fl理液等のし
み込みが生じ、着色する等の欠点があった。
上記欠点を解消する方法とし〔、支持体に原紙を用いず
熱可塑性樹脂フィルムのみを用いる方法がいくつか提案
されている。
特に、ポリエステルを用いた技術として、英国特許第1
 、563.591号および同第1,563,592月
に硫酸バリウムをポリエステルに添加し、廷伸する方法
が開示されている。しかしながら、同方法では、反射写
真要素用の支持体としての十分な白色度が得られない。
これは同特許の実施例において蛍光増白剤や他顔料を各
月していることから明らかである。また、延伸の結果、
硫酸バリウム粒子周囲に空隙を生じ、写真層を塗設した
場合前られる画像の解像力が不十分となる。また、特公
昭56−4901号には、1iAfllfバリウムと酸
化ブタンを併用する技術が開示されている。同特許では
使用しうる熱可塑性樹脂として種々の樹脂とulせて飽
0(ポリエステル系樹脂も好適であると述べられている
が、次の二点の連山からポリニスj・ル系樹脂は適用し
かねるものである。りなわら、その第−点は、硫酸バリ
ウムとポリエステル゛の11■折率の値が近く、延伸し
ないかぎり好適な白色度は得られず、同特許1にもポリ
エステル系樹脂に添加した場合について何ら開示してい
ないこと、第二点は、酸化チタンはそのままポリエステ
ル系樹脂に添加し延伸りると粒子周囲に空隙を生じてし
まい、写r(1!i像の解像力が不十分となることであ
る。
これらの欠点を改良するものとして、特開昭61−11
8746号にはポリエステルに平均粒子径0.1〜0.
5μ繻の表面処理された酸化チタンを添加して、その膜
厚おJ:び全可視光透過率が特定の範囲にあるフィルム
上に乳剤を塗布した反則写真要素が開示されている。上
記技術により、反rJ4写真要素としての白色度および
解像力は改良されたが、支持体フィルム表面の平滑性が
不十分であり、突起状の欠陥が現れ、光沢感が不足する
という欠点があった。
[発明が解決しようとす′る問題点] 上記の欠点を改良づるものとして、本発明′8等は昭和
62年12月28日出願ノ特m1lil 62−333
450号において、平均粒子径が特定の範囲にあり、実
質的に粒子径3μm以上の粒子を含まない酸化チタンを
含有するポリエステルフィルム上に乳71111を検相
した反射写真要素を開示した。
上記技術により、前記欠点及び光沢感はほぼ改良された
が、新たに反射写真要素を露光・現像処理しプリントし
て得られた写真を1[する際等に画像面に指紋跡がつき
やづ−く外観を損なうという欠点が生じていた。
従って本発明の目的は前記開問題を解決し、画像面に指
紋跡がつきにくく、かつ写真画像の解像力に優れた反射
写真要素を提供づることにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者等は前記問題点に鑑みて、鋭意検討の結果、本
発明の上記目的は、酸化チタンを10ffi吊%以上含
有する白色ポリエステルフィルムからなる支持体の少な
くとも一方の面に感光性ハロゲン化銀写真乳剤層を塗設
した反射写真要素であって、上記ハロゲン化銀写真乳剤
層を1設した側の表面の中心面平均粗さが0.1μm以
上であり、かつ高さo、oeμm以上の突起の数が5m
52当たり100個以上であることを特徴とする反射写
真a索を提供することにより達成されることを見出した
以下に、本発明を更に詳細に説明する。
本発明において、中心面平均粗さは以下の様に定義され
る。
すなわち、粗さ曲面から、その中心面上にjlfi積S
Mの部分を抜き取り、この抜取り部分の中心面上に直交
座標軸、X軸、Y軸を置き、中心面に直交する軸をZ軸
と置いた時に、次の式で与えられる値を中心面平均粗さ
(SRa )と定義し、μm単位で表わす。
ただし、LX−LY−3M Z−r(X、Y) 又、本発明において突起の数は以下の様に定義される。
すなわち、中心面の上下に平行に0.03μ麿のヒステ
リシス巾だけ離れて山検出レベルと谷検出レベルを設定
して山数を計数して5 m−2当りに換算した数で表わ
す。
本発明の反射写真要素においては上記の如く定義された
中心面平均粗さ及び502当たりの0.06μ膳以上の
突起の数の値は各々0.1μ園以上、100個以上であ
ることが必要であるが、好ましくは各々0.2〜2.0
μm1200〜SOO個である。
本発明の反射写真要素はハロゲン化銀乳剤層を塗設した
側の表面の中心面平均粗さが0.1μ編以上であり、5
−■2当りの高さ0.06μm以上の突起の数が100
個以上であれば本発明の目的を達成でき、その製造方法
番よ特に限定されないが、好、Lしくは湿式あるいは乾
式の分級処(jl+および/または粉砕処理により得ら
れた3μm以上、好ましくは3〜50μmの粒子径を有
する酸化ヂタンの粗粉を酸化チタンの全添加量に対して
5〜50重屯%添加し、ポリエステルと混練した組成物
を原料として成形したフィルムを支持体として使用する
方法が挙げられる。
3μ厘より小さい粒径の粒子では本発明の効果が得られ
ず、50μmをこえる粒径の粒子を含有すると製膜中、
1Z1に延伸中にフィルムが裂けたりすることがあり安
定操業ができなくなる場合がある。したがって分級処理
により粒子径3μ回未満および50μmをこえる粒子を
除去することが好ましい。
また、本発明において中心面平均粗さ及び突起の数を実
現する方法として酸化チタンの他に有機又は無機粒子を
添加する方法があり、この場合、平均粒子径3〜50μ
mの上記粒子を少なくとも1種以上含有さUることが望
ましい。
50μmをこえる粒径の粒子を含有すると酸化チタンの
場合と同様に安定操業が出来なくなる場合がある。
このような有機又は無機粒子番よ、酸化チタンの全添加
量に対して5〜50虫屯%添加することが好ましい。
このような右槻又tit無機粒子の代表的なものとして
は、酸化亜鉛、硫酸バリウム、シリカ、タルク、v2酸
カルシウム、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)
 、ポリスチレン、ナイロンなどが挙げられる。
上記酸化チタン及び有機又は無機粒子は乳剤塗布後の保
護居中に添加してちJ:い。
前記湿式の分級処理とは、酸化チタンを溶解しない例え
ば水等の液体中に酸化チタンを懸濁し、粒子径による沈
降速度の差を利用して一定粒子径以上の粒子を分離する
もので、沈降の仕方によって自然沈降法と遠心沈降法に
区別される。本発明ではどちらも採用しうるが、精度が
高く装置が簡便なことから自然沈降法が好ましく用いら
れる。
また懸濁液濃度に特に1.Il限はないが、通常100
〜7001J/ Ilの範囲で行なわれる。また懸濁液
にヘキサメタリン酸ソーダ等の分散剤を添加することが
できる。
乾式の分級処理とは、空気等の気体中で粒子径による挙
動の差を利用して一定粒子径以上の粒子を分離する方法
を指し、例えばI’ll!li、エアヒバレータ、サイ
クロン等が用いつる。
本発明では分級の精度、取扱いの容易さ等において、湿
式よりも乾式の分級処理が好ましく用いられる。
湿式の粉砕処理とは、酸化チタンを溶解しない例えば水
等の液体中で酸化チタンを粉砕する操作を指し、通常、
ボールミル、振動ミル、サンドミル等の粉砕機を用いる
。こ、れらの中でもナンドミル形式のものが効果的であ
り、メディアにはガラスピーズ、アルミナビーズ、ジル
コニアビーズ、オタワサンド等が用いられ、多くの市販
機種がある。粉砕機中における滞留時間はサンドミルの
場合、おおむね3〜30分程度が適当である。
乾式の粉砕処理番よ水等の液体を用いず空気W窒素等の
気流中で粉砕操作を行なうもので、ヘンシェルミキサー
、ジェットミルなどが用いられる。
本発明に(13いては分級処理と粉砕処理はいずれか一
方を行なってもよいし、両方行なってもよい。
本発明において、分級I18埋Jjよび/又はIn処理
は後述の酸化チタンの表面処理工程の前に行なっても、
後に行なっても、又表面処理が無機処理と有機処理の両
方を行なう場合はmfi処理と有機処理の間に行なって
もよい。
本発明に用いられる酸化チタンは、ルチル型J3よびア
ナターゼ型のいずれも用いることができるが、青味の色
調からアナターゼ型がより好ましく用いられる。
本発明に用いられる酸化チタンの屈折率(n −2,5
〜2.75)は、本発明に用いるポリエステルの屈折率
(例えばポリエチレンプレフタレートの屈折率は約1.
57 )に比べて極めて大きいため、反射写真要素の支
持体中に用いた場合、光反則能力に優れ、得られる写真
画体の解倣力が浸れたものとなる。
本発明にJ3いては、酸化チタンに表面処理を施づこと
ができる。この表面処理とはAl1.Ce。
MO,Ti 、Sly、Si 、Sn、Zn、Zr’F
jの金属の水酸化物、水和酸化物、リンM塩、または塩
基性lii!酸塩等から選ばれる1種あるいは2種以上
を沈着させる無機処]![! 33よび/又は脂肪酸金
属塩、各種カップリング剤、アルコール類、アミン類、
シロキサンポリマー類、各種エステル化合物、リン酸化
合物等を酸化チタン表面に吸着さ吐る71機処理である
本発明において、ポリエステルフィルム中に含有される
上記酸化チタンの割合は支持体フィルムの白色度、延伸
性等の点からポリエステルに対し、10重瓜%以上が好
ましく、更に10〜50重岳%が好ましく、特に好まし
くは15〜30重出%であり、支持体フィルムとして全
可視光透過率が20%以下になるように添加することが
好ましい。
本発明においては酸化チタンに一般に当業界で白色顔料
として用いられ〔いる例えば、酸化亜釦、硫酸バリウム
、シリカ、タルク、炭酸カルシウム等の無機顔料等の1
独または2秤以上を併用づることができる。但し、これ
らのat用し得る白色顔料は、本発明のポリエステル1
00重量部に対し、10重項部を越えてはならない。
本発明に用いられるポリニスデルどは、ポリエステルの
みからなる熱可塑性樹脂はもらろlυのこと、主成分で
あるポリエステルの樹脂特性を実用的に変動させない範
囲において他のポリマー、添加剤等を加えたものも包含
される。
本発明に用いられるポリエステルとしては、テレフタル
酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸
等の芳香族ジカルボン酸とエチレングリコール、1.3
−プロパンジオール、1゜4−ブタンジオール等のグリ
コール類との縮合物のポリマー、例えば、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレン2.6−ジナフタレート
、ポリプロピレンテレフタレート、ポリエチレンテレフ
タレート等、あるいはこれらの共重合体が挙げられる。
本発明に用いられるポリエステルとしては、ポリエチレ
ンテレフタレート(以1;、PETと略称する)が好ま
しい、PETフィルムは、水を浸透せず、平滑性に優れ
、引張強度、引き裂き強度等の機械的特性に優れ、熱収
縮等の寸法安定性に優れ、さらに現像処理時の耐薬品性
に優れているものである。
本発明に用いられるポリエステルとしては、フェノール
/1.1,2.2−テ1−ラクロロエタン(60/40
重良比〉の混合溶媒中、20℃で測定した固有粘度が、
0.4〜1.0であるものが好ましく、より好ましくは
0.5〜0.8のものである。
本発明においては、酸化チタンをポリエステルに混練す
る際にはポリエステルの溶融状態で混練されることが好
ましい。
酸化チタンをポリエステルに混線分散するための混練機
としては、混線用のロータやブレードを持つ押出機、同
方向あるいは異方向回転型の二軸混練押出機、−軸型の
コンティニュアスニーダなどの連続式混練機、また三本
ロール、パンバリミキサ、ヘンシェルミキサ、ニーダな
どの回分式混線機等が使用される。中でも弾いU゛ん断
力をかけながら連続的に混線できることから同方向回転
型の連続式二軸混練押出機が好適に使用される。
本発明においては、上記混練により得られるポリエステ
ル組成物を一旦ベレット化してからフィルム成形に供し
てもよいし、溶融状態のままフィルム成形に供してもよ
い。またどちらの方法においてもmnm度をそのままで
成形してもよいし、高顔料濃度の組成物、いわゆるマス
ターバッチを作成して、これを希釈して成形してもよい
フィルム成形には混線により得られるポリエステル組成
物を溶融状態でスリットダイから押出し、回転ドラム等
の急冷表面に接地し、無定形のシートとした後、該無定
形シートをポリエステルのガラス転移温度(To )以
上130℃以下の温度範囲でフィルムの表裏に好ましく
は10℃以上の温度差をもたせ、縦又は横方向の一軸方
向に順次または縦、横二軸同時に延伸することにより行
なわれる。
−軸方向に延伸する際の延伸倍率は2〜4倍が好ましい
。また、二軸同時に延伸する場合はその延伸倍率は面積
比で4〜1618、更に6〜12倍が好ましい。また、
延伸に次いで、熱固定、熱緩和を行なうことが好ましい
上記で得られたフィルム支持体のwA厚は、50〜30
0μmが好ましく、より好ましくは75〜250μmで
ある。50μmより薄い場合は、支持体としての腰が弱
く、しわになり易い。また、300μ場を越える場合は
、厚づ′ぎて取り扱いが不便となる等の欠点が生じる。
本発明のフィルム支持体において、本発明の目的を損な
わない範囲で、通常用いられる種々の添加剤、例えば蛍
光増白剤、染料、紫外線吸収剤、セ1)電防止剤等を含
有することができる。
上記の如く成形され、不透明、白色化された本発明のフ
ィルム支持体上に少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀
写真乳剤層が塗設され、本発明の反射写真要素が形成さ
れる。このm合、必要に応じて感光性ハロゲン化銀写真
乳剤m塗布に先んじてコロナ放電等の表面活性化処理お
J、び/または下引層を塗設り゛ることがでさ・る。
感光性ハロゲン化銀写真乳剤層の塗布法としては、2種
以上の層を同時に塗布することの出来るエクストルージ
ョンコーティング及びカーテンコーティングが特に有用
である。又、塗布速度は任意に選ぶことが出来るが生産
性の上で50m/分以上の速度が好ましい。
ここで反射写真要素とは、写真画像を透過光により投影
しその投影画像を利用する所謂、透過写真要素に対し、
支持体として不透明な林料を用いその上に写真層を設け
たものであっ〔、該写真層に形成された写真iii像を
反射光により直接観賞するだめの通常印画紙と呼ばれて
いる如き写真要素をいう。
すなわち、本発明の反射写真要素は、上記の如き支持体
を用いる写真要素であればすべてに適用でき、例えば白
黒用、カラー用等の制限はなく、写真構成層においても
、感光性ハロゲン化銀写真乳剤層、中囚層、保’yim
、フィルター層、バラフコ−1〜!IJ等の層数、層順
序に特に制限はなく適用できる。
本発明にお番)る感光性ハロゲン化銀写真乳剤層として
は、種々の公知のハロゲン化銀乳剤層が適用できるが、
例えば、塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭
化銀各乳剤等からなるハロゲン化銀乳剤層を好ましく用
いることができる。また、ハロゲン化銀乳剤層の中には
カラー像を作るためのカプラーを含ませることも可能で
あり、また結合剤としてゼラチン又はそれ以外の親水性
高分子物質、例えばポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン等を含ませることも可能である。更に、上記
ハロゲン化銀乳剤層は、シアニン色素、メロシアニンe
A素等の分光増感色素により感光波長域を増感させるこ
ともでき、また、その(l!!種々の写真用添加剤、例
えば、カプリ防止剤、金、イオウ等を用いた化学増感剤
、硬膜剤、帯電防止剤等を好ましく加えることができる
。従って、本発明の反射写真要素の現像処理も、白黒用
lI像処理であっても、カラー用現像処理であっても、
本発明は有効である。
[実施例] 以下、本発明を実施例をあげて更に具体的に説明するが
、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 アルミナ及びポリジメチルシロキサンで表面処理したア
ナターぜ型酸化チタンを日清ターボクラシファイヤーT
C−25M (日清エンジニアリング0製)にて回転数
6000rpm%風aG、5m1/分、及び供給量20
 ko/時の条件にて粗粉と微粉とに分級した。
得られた粗粉を調べてみたところ90%以上が3μ以上
の粒子径を有する粒子であった。
ついでこの粗粉10重量部を平均粒子径0.37μ調の
アナターゼ型酸化チタン1ota部と混合した。
上記得られた酸化チタン201ffi郡と蛍光増白剤(
サンド社すューコプアεGM)  0.051ffi部
と固有粘@ 0.80のポリエチレンテレフタレート8
0重置部とを同方向回転型三輪スクリュー混練押出機(
A−トマブツク社製Z CM 53/ 60)で溶&!
1混練した後ベレント化した。
このベレット・を180℃で6時間貞空乾燥し、ついで
押出機にて溶融後スリットダイより急冷回転ドラム上に
押出し、膜厚1.4mmの非晶質のシートとし、ついで
縦方向に95℃で2.6(9延伸し、ついで横方向に1
10℃で3.0倍延伸し、ついで210℃で熱固定し、
ついで横方向に0.5%!Ifll!、た後冷却して厚
さ180μ謬の白色不透明フィルム支持体を得た。
このフィルムの全可視光透過率は5.0%であった。
このフィルムにスチレン−ブタジェン−無水マレイン酸
の三元共重合体からなる下引層を塗布した後コロナ放電
し、この上に通常カラー写真印画紙に用いられているゼ
ラチン−ハロゲン化銀写真乳剤を乾燥l!厚が15μm
になるように塗設し、反射写真要素試料N091を調製
した。
得られた試料N001について、中心面平均粗さ、5m
m2あたりの高さ 0.06μ醜以上の突起の数、解像
力及び指紋付着性を下記の如く測定、評価し結果を表1
に示づ。
(評価方法) 中心面平均粗さ及び5−12当りの高さ0.06μ鳳以
上の突起の数・・・ ■小板研究所製三次元表面粗さ測定機 (SE−30口)を用い、直径4umのダイヤモンド釘
でカットオフ値0.25mm 。
水平方向の拡大倍率2018、高さ方向の拡大倍率20
00倍で5 mm2の面積を測定して求めた。また、こ
の時の測定側の送り速さは0.5+em/秒程度であっ
た。
解像力・・・反射写真要素試料に解像力測定用重線チャ
ートを焼き付は露光した後、通常の方法で現像処理し、
重線プリン1−画像の光学的mrx差をマイクロデンシ
トメータPDM−5(コニカi製〉で測定し、次式で表
わされる値を解像力とした。
5本/111の密輸プリント画像の (%)    0.1本7ym(DW!、flalリプ
リン像のDIla×と[)sinの濃度差 指紋付着性・・・反射写真要素試料に指をおしつ【ノ画
像面上の指紋跡を目視により次に示す基準で評価した。
O・・・指紋の付着がほとんど確認できない。
0・・・指紋の付着がごくわずかに確認できる。
Δ・・・指紋の付着が若干母確認できる。
×・・・指紋の付着がはっきりと確認できる。
0以上のレベルであれば実用上問題なく、指紋付着性の
優れた反射写真要素となる。
Δ以下のレベルでは外観を損なうものとなり、指紋付着
性に欠番ノるものとなる。
比較例1 平均粒子径0.37μ層のアナターゼ型酸化チタン20
1i量部と蛍光増白剤(サンド社すューコプアEGM)
0.05重量部と固有粘度O,aOのポリエチレンテレ
フタレー1−80ff!ffi部とを実施例1と同様に
溶融混練した後ベレット化した。このベレットを用い実
施例1と同様にして厚さ 180μmの白色不透明フィ
ルム支持体を得た。
ついで、得られたフィルム支持体上に実施例1と同様に
ハロゲン化銀写真乳剤を塗設して反則写真要素試料N0
02を作製し、実施例1と同様にこの試料の三次元粗さ
、解像力、指紋付着性を測定、評価しその結果を表1に
示す。
比較例2 実施例1の粗粉の添加量を0.5重尾部、平均粒子径0
.37μmのアナターゼ型酸化チタンの添加mを19.
511m部に代えた他は実施例1と同様にして試料N 
0.3を作製し、この試料の三次元粗さ、解像力、指紋
付着性を実施例1と同様に評価し、その結果を表1に示
す。
実施例2 実施例1の粗粉の添加量を5ififf1部、平均粒子
径0.37μ園のアナターゼ型酸化チタンの母を15f
flff1部に代えた他は実施例1と同様にして試料N
 0.4を作製し、この試料の三次元粗さ、解像力、指
紋イづ若竹を実施例1と同様に評価した結果を表1に示
す。
実施例3 実施例1の粗粉の添加mを1重量部、平均粒子径0.3
1μmのアナターゼ型酸化チタンの蚤を19重量部に代
えた他は実施例1と同様にして試料N005を作製し、
この試料の三次元粗さ、解隊力、指紋付着性を実施例1
と同様に評価した結果を表1に示す。
表1 表1の結果から、本発明の試料NO,1,4及び5はい
ずれも解像力及び指紋付着性に優れていることがわかる
さらに本発明の試料は光沢感がなくなり高級感がなくな
るとの予想に反して、表面のうねりがない分、従来の紙
支持体より平滑で落着いた感じで高級感のあるプリント
が得られた。
[発明の効果J 以上詳細に説明したように本発明により、指紋付着性に
優れ、写真画像の解像力に優れた反則写真要素を提供す
ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酸化チタンを10重量%以上含有する白色ポリエステル
    フィルムからなる支持体の少なくとも一方の面に感光性
    ハロゲン化銀写真乳剤層を塗設した反射写真要素であっ
    て、上記ハロゲン化銀写真乳剤層を塗設した側の表面の
    中心面平均粗さが0.1μm以上であり、かつ高さ0.
    06μm以上の突起の数が5mm^2当たり100個以
    上であることを特徴とする反射写真要素。
JP17149789A 1989-07-03 1989-07-03 指紋付着性が改良された反射写真要素 Pending JPH0336543A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4615070B2 (ja) * 2008-06-30 2011-01-19 日研工業株式会社 ゴルフクラブの陳列具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4615070B2 (ja) * 2008-06-30 2011-01-19 日研工業株式会社 ゴルフクラブの陳列具

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