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JPH033447Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH033447Y2
JPH033447Y2 JP1981131173U JP13117381U JPH033447Y2 JP H033447 Y2 JPH033447 Y2 JP H033447Y2 JP 1981131173 U JP1981131173 U JP 1981131173U JP 13117381 U JP13117381 U JP 13117381U JP H033447 Y2 JPH033447 Y2 JP H033447Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
string
beak
arm
cam
tying
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981131173U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5836202U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13117381U priority Critical patent/JPS5836202U/ja
Publication of JPS5836202U publication Critical patent/JPS5836202U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH033447Y2 publication Critical patent/JPH033447Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は紐掛けアームが回転する型の結束機の
改良に関する。
(従来の技術) 従来、結束機において結び目形成のために紐に
余裕を与える装置としては特公昭49−13478号、
実公昭54−3990号、特許庁公報53−219周知・慣
用技術集第102頁、同103頁および実公昭51−
49258号が知られている。
アーム回転型の結束機は被結束物のまわりに回
転して紐を巻付けるアームと、結び目を形成する
ためビーク、紐押えなどを有する結束機構とを含
み、結び目を形成するためには被結束物に巻き掛
けられた紐の初めの部分と終りの部分を差込杆お
よび紐持上げ杆により前記ビークに引き寄せるこ
とが行なわれ、そのような紐の引き寄せ分の余裕
は紐の弾性および被結束物に対する紐のくい込み
によつて捻出された。そのため、被結束物が比較
的固い物であれば、結び目形成のための紐の余裕
が捻出しにくいので、ビークおよびそれに関連し
た結束機構の部材に無理な力が作用し、または紐
が切れる欠点があつた。
それを克服するため従来技術では第3図に示す
ように、主軸で回転されるカムaにより、ロツド
b,cを介し、ひも押えdを矢印e方向に移動す
るもの、または第4図に示すように紐押えボタン
dを弾性材fで支持するもの、さらには第5図に
示すように被結束物をゴムgなどの弾性材で支持
するものがあつた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来技術では、カムおよびロツドを介して
紐に余裕を与えるものでは機構が複雑であり、ま
た紐押えボタンを弾性的に支持するものでは紐の
余裕が限られ、さらにゴムなどの弾性材で被結束
物を支持するものは重い被結束物の場合、その役
割を果さない、という問題点があつた。
それ故、本考案の目的は被結束物が如何なる物
であつても結び目形成のための紐の余裕が単純な
構造で確実にとれるようにしたアーム回転型の結
束機を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本考案による結束機を特徴づける構成は、アー
ム2の最初の回転の際にアーム先端と結束機構の
紐押え4との間に張られた紐の通過軌道面に突出
する進退自在の作動杆10とアーム2を作動する
メインカムと同期して回転するカムにより該作動
杆10を作動する装置を含み、前記作動杆によつ
て被結束物に対し最初に巻き掛けられる紐を一時
的に引つ掛けるようになつている。
(前記手段の作用) 結束の際、紐掛けアームの最初の回転時に作動
杆10が突出してその先端14にも紐が掛けら
れ、次の回転の際には作動杆10は引込み、従つ
て2回目以降にはその先端には紐が掛けられず、
従来と同様になされる。作動杆10の先端に最初
に紐が掛けられたことによつて紐のたるみを生
じ、その分が紐の余裕となりビークによる結び目
形成が適切になされる。
(実施例) 次に図面を参照のもとに本考案の実施例に関し
説明する。第1図は結束機の要部を構成する結束
機構1と紐掛けアーム2を示すものであつて、ア
ーム2は結束機のテーブル上の所定位置に置かれ
た被結束物のまわりに回転して紐Sを巻き付け、
その先端2aから紐がくり出される。結束機構1
は結び目形成時の紐寄せ、即ちビークへの紐の巻
き終りの部分と紐の巻き始めの部分の紐寄せを行
なう差込杆3aおよび紐持上げ杆3b、紐の端末
を押える紐押え4、結び目を作るビーク5、紐の
切断を行なうカツター6などを含む。結束機構1
の各部材および紐掛けアーム2の作動は結束機の
メインシヤフト7に設けられたメインカム8によ
つてなされ、アーム2の作動と結束機構1の作動
が所定のタイミングでなされる。
ビーク5は図示のように、上くちばしと下くち
ばしからなり、上くちばしはビークの回転軸に固
定され、且つ下くちばしはピンにより枢止され
て、ビーク本体に設けられたカムに対し下くちば
しの後端にあるビークコロが係合し、下くちばし
を揺動して開閉する。そして、ビーク5が所定位
置にあるとき、差込杆3aおよび紐持上げ杆3b
の作動により紐の巻き終りと巻き始めの部分をビ
ークに近づけ、ビークの本体を揺動してビークの
あごに紐を掛け、ビークを回転する。その際ビー
クコロはカムに係合しつつ移動するので、下くち
ばしは揺動し、ビークは除々に開き、その間に紐
をくわえて一回転し、元の位置にくるとビークは
閉じる。次いでビーク本体は元の位置に揺動し、
ビークのまわりの紐のループが外れて結び目を形
成する。
従つて、結び目の形成にはビーク5のあごに紐
を掛けるので、被結束物に巻き付けられた紐にた
るみまたは余裕が必要であり、被結束物が固い物
であれば紐の余裕がないため、前記のような欠点
があつた。
本考案の特徴はアーム2の先端2aと結束機構
の紐押え4との間に張られた紐の通過軌道面に突
出し得る進退自在の作動杆乃至レバー10を備え
ることであり、そのような作動杆10は好ましく
は、図示のようにピン11により枢止されたレバ
ーからなり、そのレバー10の一端(図では下
端)のローラ12がメインカム8に設けられたカ
ム13に係合し且つ他端(先端)14が前記軌道
面に突出し得るように進退自在になつている。カ
ム13の形状および位置は、アーム2の最初の回
転、即ち被結束物に紐を複数回巻き付ける場合に
は最初の巻掛けの際に、レバー10の先端14が
突出するように設定される。第1図の15はレバ
ー10の上部が後退した際に受けられる溝であ
り、16はレバーの下部を引き付けるばねであ
る。
なお、図示の実施例では突出する作動杆はメイ
ンカム上のカム13に関連して上端が進退する枢
止レバーから成るが、この作動杆としては他の構
成を採り得ることは明らかであり、例えばメイン
カム8と同期して回転するカムにより作動される
リミツトスイツチを介しソレノイドまたはシリン
ダ装置により前記軌道面に垂直に進退するように
し、且つそれを適当な感知装置によりアーム2の
最初の回転の際にのみ突出するように作動しても
よい。
本考案の結束機では、作動中、紐掛けアーム2
の最初の回転の際には、レバー10の下端のロー
ラ12がメインカムのカム13との係合が外れて
レバー10の先端14が突出し、第2図に示すよ
うに被結束物Aと共にレバー10の先端14にも
紐が掛けられ、アーム2の次の回転の際にはレバ
ー10の先端14はレバーのローラ12とカム1
3の係合により引込み、従つて2回目以降の紐の
巻掛けは従来と同様になされる。なお、第2図の
17はテーブルである。
そのため最初の巻掛けにおいてレバーの先端1
4に掛けられたことによる紐のたるみとして紐に
余裕ができ、その紐の余裕によりビークによる結
び目形成が適切になされる。また、そのような紐
の余裕が生じるようにレバー10の先端14の位
置が定められる。
従つて、本考案によれば、簡単な機構により、
被結束物が重い物であつても結び目の形成に必要
な紐の余裕が得られるので、結び目形成の際に結
束機構に無理な力がかかることはなく、且つ紐が
切断するよう事態が防止される。とくに、固い被
結束物が小形の場合または紐の巻掛数が少ないと
きには紐の弾性による伸びが少ないので、そのよ
うな場合に特に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例による結束機の要部の斜
視図、第2図は本考案の結束機において被結束物
に紐が掛けられた状態を示す側面図、第3図は従
来の結束機の要部を示す斜視図、第4図は従来の
紐押えボタンの支持部分の側面図、および第5図
は他の従来の結束機の例を示す斜視図である。 図中、1……結束機構、2……アーム、2a…
…アームの先端、4……紐押え、5……ビーク、
8……メインカム、10……突出し得る作動杆、
12……作動杆の一端、13……カム、14……
作動杆の他端。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被結束物のまわりに回転して紐を巻付けるア
    ームと、結び目を形成するためビーク、紐押
    え、紐の巻き始めの部分と巻き終りの部分を前
    記ビークに引き寄せる紐持上げ杆および差込杆
    を有する結束機構を含む結束機において、前記
    結束機はさらに、前記アームの最初の回転の際
    に前記アームの先端と前記紐押えとの間に張ら
    れる紐の通過軌道面に突出する進退自在の作動
    杆と、前記アームを作動するメインカムと同期
    して回転するカムにより前記作動杆を作動する
    装置を含むことを特徴とする結束機。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の結束
    機において、前記作動杆は一端が前記結束機の
    メインカムに設けられたカムに係合し且つ他端
    が前記軌道面に進退する枢止レバーからなる結
    束機。
JP13117381U 1981-09-02 1981-09-02 結束機 Granted JPS5836202U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13117381U JPS5836202U (ja) 1981-09-02 1981-09-02 結束機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13117381U JPS5836202U (ja) 1981-09-02 1981-09-02 結束機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5836202U JPS5836202U (ja) 1983-03-09
JPH033447Y2 true JPH033447Y2 (ja) 1991-01-29

Family

ID=29924767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13117381U Granted JPS5836202U (ja) 1981-09-02 1981-09-02 結束機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5836202U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS493798A (ja) * 1972-05-01 1974-01-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS493798A (ja) * 1972-05-01 1974-01-14

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Publication number Publication date
JPS5836202U (ja) 1983-03-09

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