JPH0260827A - 自動車用スライドドアのストッパ構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、　産業上の利用分野 本発明は自動車用スライドドアのストッパ構造に関する
。

ｂ、　従来の技術 スライドドアを備えた自動車は、第７図のように車体１
００の側部パネル１０１　に形成された乗降用開口部周
縁に水平方向の上中下段のガイドレール１０２、１０３
．１０４を設け、これらガイドレール１０２．１０３１
０４にガイドローラ１０５を係合させてスライドドア１
０６を取付けている。

スライドドア１０６の開閉は、ドアパネルの表側にアウ
トサイドハンドル１０７を設け、ドアパネルの裏側にド
アロンフィンサイドハンドル１０日を設け、これらのハ
ンドルによってドアの開閉を行なうものである。（関連
する先行技術特開昭５７−４４５２３公報）。

このようなスライドドア１０６は、ドアの開きを規制す
るために、スライドドア１０６の室内側のパネルにスト
ッパを設け、側部パネル１０１　の側壁面に当接させて
いる（実開昭６０−６９７２０号公報）。

Ｃ１発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来技術では、スライドドアのスト
ッパが側部パネルの側壁面に常時係止されるので、側壁
面のパネルが次第に変形してくる欠点があった。

本発明は上記課題を解決し、充分な強度を得ることがで
きる自動車用スライドドアのストッパ構造を提供するこ
とを目的とする。

ｄ、　課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するため、自動車用スライドド
アの室内側パネル面にストッパを設け、このストッパを
サイドボディに設けられた乗降口側壁面で係止するよう
にした自動車用スライドドアのストッパ構造において、
サイドボディ外面に水平方向のビードを設け、このビー
ド位置に対応して上記スライドドアのストッパを設け、
かつ該ストッパを係止する側壁面内面に補強部材を設け
たことにある。

ｅ、　作用 スライドドアを開けると、スライドドアのストッパがサ
イドボディの側壁面に係止されてスライドドアの開きが
規制される。側壁面は補強部材およびビードによって補
強されているので、充分な強度が得られる。

ｆ、　実施例 以下本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。

第１図はスライドドアを取り外した状態を示す概念図、
第２図はスライドドアを閉じた状態を示す斜視図、第３
図はスライドドアを開放する途中を示す概念図である。

第１図ないし第３図において、１はスライドドア２を備
えた自動車の車体であり、これは側部パネル３にスライ
ドドア２取付用の開口部４が乗降口として形成されてい
る。スライドドア２は通常の乗用車のドアと同形状のも
ので、上辺の長さが下辺の長さより短かく形成され、上
辺の前方が斜めに形成されている。

上記開口部４の上縁４ａおよび下縁４ｃにはそれぞれ上
段ガイドレール５１および下段ガイドレール５コが設け
られ、後部側側縁４ｂから後方の側部パネルには上段お
よび下段ガイドレール５１．５３と同方向の中段ガイド
レール５２が設けられている。

上記上段ガイドレール５．は開口部４の上縁４ａから後
方パネル部３ｂを上縁４ａと同一面位置になるように形
成し、このパネル部３ｂにかけて上段ガイドレール５１
を延長して設けである。これによって、上段ガイドレー
ル５Ｉの長さを下段ガイドレール５１と同一長さに設定
しである。

６は上段ガイドレール島の外側に設けられたクォーター
ガーニッシュであり、これはルーフパネル７と連続する
ような外形に形成されている。このクォーターガーニッ
シュ６は下縁にクォーターガラス８との間に一定の間隙
を形成する段部９が設けられている。

一方、スライドドア２には上中下段のガイドレール５．
．５．．５ツに係合するガイドローラ１０＋、Ｌｏｇ、
１０ｚが設けられている。

１１は第４図および第５図のように側部パネル３および
スライドドア２の外面に設けられたビードであり、これ
はパネル全体の剛性の向上およびデザイン面から設けら
れている。ビード１１はガイドレール５□と５．の略中
間位置に、これらガイドレール５□、５．と略平行に設
けられている。

スライドドア２の開閉は、スライドドア２の表面に設け
られたアウトサイドハンドル１２と裏面に設けられたド
アロックインサイドハンドル１３によって行なわれる。

このドアロックインサイドハンドル１３はインストルメ
ントパネル１４と干渉しない位置に設けられている。】
５はスライドドア２の裏面の前方下部に設けられたＬ字
型の補助ハンドルであり、これはスライドドア２を閉じ
たときインストルメントパネル１４の下部に隠れる位置
に設けられている。

上記補助ハンドル１５の後部側端面にはストッパ１６が
設けられており、このストッパ１６はビード１１が設け
られた乗降口側壁面１７に対向して設けられている。該
側壁面１７の内面側には第６図のように補強板１８が設
けられており、ストッパ１６の当接による側壁面１７の
変形を防止している。

次に上記構成によると、スライドドア２を室内から開け
るときは、ドアロックインサイドハンドル１３を持って
途中まで開け、ドアロックインサイドハンドル１３が開
口部４を過ぎると、補助ハンドル１５を持ってスライド
ドア２を一杯まで開ける。

このとき、スライドドア２はガイドローラ１０１，１０
．。

１０、が上中下段のガイドレール５Ｉ、５□、５．に沿
って転動し、開口部４を開放する。そして、上段ガイド
ローラ１０１　　は上段ガイドレール５１に沿って移動
し、クォーターガーニッシュ６とクォーターガラス８と
の間の間隙内まで移動する。

そして、ストッパ１６が側壁面１７に係止されて開きが
規制される。側面１７はビード１１と補強板１８によっ
て補強されているので、充分な強度を得ることができる
。

ｇ、　発明の効果 以上述べたように、本発明による自動車用スライドドア
のストッパ構造によれば、自動車用スライドドアの室内
側パネル面にストッパを設け、このストッパをサイドボ
ディに設けられた乗降口側壁面で係止するようにした自
動車用スライドドアのストッパ構造において、サイドボ
ディ外面に水平方向のビードを設け、このビード位置に
対応して上記スライドドアのストッパを設け、かつ該ス
トッパを係止する側壁面内面に補強部材を設けたので、
スライドドア開放時の衝撃から乗降口側壁面の補強を図
ることができる。また、サイドボディ外面のビードがパ
ネル全体の剛性の向上を図ることができると共に、デザ
インの向上となる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の自動車用スライドドアの
ストッパ構造の一実施例を示し、第１図はスライドドア
を取り外した状態を示す概念図、第２図はスライドドア
を閉じた状態を示す斜視図、第３図はスライドドアを開
放する途中を示す概念図、第４図は車体側の乗降口側壁
面を示す斜視図、第５図は第４図のＡ−Ａ線断面図、第
６図は第４図のＢ−Ｂ線断面図、第７図はスライドドア
付自動車を示す概念図である。 １・・・車体、　　　　　　２・・・スライドドア、３
・・・側部パネル、　　　４・・・開口部、５Ｉ、５□
、５．・・・ガイドレール、１０＋、ｌｏｚ、１０ｓ・
・・ガイドローラ、１１・・・ビード、１５・・・補助
ハンドル、１６・・・ストッパ、　　　１７・・・側壁
面。 第 図 第 図 第 図 補正の内容 第 真筆２行の 「下段ガイ ドレール５＋、＋ を 昭和６３ 年１２ 月１４ 日 「下段ガイ ド レール５３」 と訂正する。 第 １図を別紙のとおり訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動車用スライドドアの室内側パネル面にストッパを設
   け、このストッパをサイドボディに設けられた乗降口側
   壁面で係止するようにした自動車用スライドドアのスト
   ッパ構造において、サイドボディ外面に水平方向のビー
   ドを設け、このビード位置に対応して上記スライドドア
   のストッパを設け、かつ該ストッパを係止する側壁面内
   面に補強部材を設けたことを特徴とする自動車用スライ
   ドドアのストッパ構造。