JPH0717250A - 車両用リヤドア部補強車体構造 - Google Patents
車両用リヤドア部補強車体構造Info
- Publication number
- JPH0717250A JPH0717250A JP16568493A JP16568493A JPH0717250A JP H0717250 A JPH0717250 A JP H0717250A JP 16568493 A JP16568493 A JP 16568493A JP 16568493 A JP16568493 A JP 16568493A JP H0717250 A JPH0717250 A JP H0717250A
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- Japan
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- rear door
- wheel house
- door
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 側面衝突時にリヤドアに入力した荷重を有効
に車体側に伝達してリヤドアの車室内への侵入を従来よ
り抑制できる車両用リヤドア部補強車体構造を提供す
る。 【構成】 車体のリヤドア開口21を開閉するリヤドア
1内に車両前後方向に沿ってガードバー5が配設される
一方、前記リヤドア開口21の周縁部22の車両後方側
部分を、リヤホイールハウス23の前部側で構成し、該
リヤホイールハウス23は、ホイールハウスアウタ24
とホイールハウスインナ25とのフランジ部24a,2
5aが接合されて構成された車体構造において、前記ホ
イールハウスインナ25の一部に、前記リヤドア開口2
1内側に突出する膨出部25bを形成して前記ガードバ
ー5の後端部5aをオーバーラップさせ、車両側面衝突
時に前記後端部5aが前記膨出部25bに係合するよう
に設定した。
に車体側に伝達してリヤドアの車室内への侵入を従来よ
り抑制できる車両用リヤドア部補強車体構造を提供す
る。 【構成】 車体のリヤドア開口21を開閉するリヤドア
1内に車両前後方向に沿ってガードバー5が配設される
一方、前記リヤドア開口21の周縁部22の車両後方側
部分を、リヤホイールハウス23の前部側で構成し、該
リヤホイールハウス23は、ホイールハウスアウタ24
とホイールハウスインナ25とのフランジ部24a,2
5aが接合されて構成された車体構造において、前記ホ
イールハウスインナ25の一部に、前記リヤドア開口2
1内側に突出する膨出部25bを形成して前記ガードバ
ー5の後端部5aをオーバーラップさせ、車両側面衝突
時に前記後端部5aが前記膨出部25bに係合するよう
に設定した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両側面衝突時にお
けるリヤドアの車室内側への侵入を防止するために改良
された車体構造に関するものである。
けるリヤドアの車室内側への侵入を防止するために改良
された車体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものとしては、例えば図
3及び図4に示すようなものがある。図中符号1はリヤ
ドアで、このリヤドア1はドアアウタパネル2及びドア
インナパネル3で外形が形成されている。そして、この
リヤドア1には、車室内側にアームレスト4が配設され
ると共に、ドア1内にこのアームレスト4と略同じ高さ
で車両前後方向に沿ってガードバー5が配設されてい
る。
3及び図4に示すようなものがある。図中符号1はリヤ
ドアで、このリヤドア1はドアアウタパネル2及びドア
インナパネル3で外形が形成されている。そして、この
リヤドア1には、車室内側にアームレスト4が配設され
ると共に、ドア1内にこのアームレスト4と略同じ高さ
で車両前後方向に沿ってガードバー5が配設されてい
る。
【0003】一方、このリヤドア1により開閉されるリ
ヤドア開口6の開口周縁部7の車両後方側部分は、図4
に示すように、リヤホイールハウス8の前部側で構成さ
れるようになっている。このリヤホイールハウス8は、
ホイールハウスアウタ9とホイールハウスインナ10と
から構成されている。このホイールハウスアウタ9とホ
イールハウスインナ10とは、周縁部に形成されたフラ
ンジ部9a,10aが接合されて組み付けられている。
ヤドア開口6の開口周縁部7の車両後方側部分は、図4
に示すように、リヤホイールハウス8の前部側で構成さ
れるようになっている。このリヤホイールハウス8は、
ホイールハウスアウタ9とホイールハウスインナ10と
から構成されている。このホイールハウスアウタ9とホ
イールハウスインナ10とは、周縁部に形成されたフラ
ンジ部9a,10aが接合されて組み付けられている。
【0004】なお、符号11は車体外表面を形成するリ
ヤフェンダである。
ヤフェンダである。
【0005】そして、車両側面衝突時には、ガードバー
5によりリヤドア1の変形が抑制され、車室内への侵入
が抑制されるようになっている。
5によりリヤドア1の変形が抑制され、車室内への侵入
が抑制されるようになっている。
【0006】また、車両側面衝突時におけるドアの車室
内への侵入を防止する他の構造としては、例えば図5に
記載されたようなものがある(実開昭61ー18372
3号公報参照)。すなわち、車両のドア13の下端部に
は、凹凸形状を有する係合部13aが形成され、この係
合部13aが係合する凹凸形状の被係合部14aがサイ
ドシル14に形成されている。
内への侵入を防止する他の構造としては、例えば図5に
記載されたようなものがある(実開昭61ー18372
3号公報参照)。すなわち、車両のドア13の下端部に
は、凹凸形状を有する係合部13aが形成され、この係
合部13aが係合する凹凸形状の被係合部14aがサイ
ドシル14に形成されている。
【0007】車両側面衝突時には、図5の(a)に示す
状態から(b)に示す状態まで、ドア13が車室内側に
移動して下端部に形成された係合部13aがサイドシル
14の被係合部14aに係合する。この係合により、ド
ア13の車室内側への侵入が抑制されることとなる。
状態から(b)に示す状態まで、ドア13が車室内側に
移動して下端部に形成された係合部13aがサイドシル
14の被係合部14aに係合する。この係合により、ド
ア13の車室内側への侵入が抑制されることとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の図3及び図4に示すものにあっては、車両側
面衝突時にガードバー5の後端部から車体側に伝達され
る経路としては、この後端部からリヤホイールハウス8
のフランジ部9a,10aに伝達される経路を取るた
め、このフランジ部9a,10aは変形し易いことか
ら、衝突荷重を車体側で有効に負担するには、板厚向上
を図ったり、図示省略のドアロック装置のロック状態を
強固なものとしてドア13の車室内への侵入を防止する
ようにする必要がある。
うな従来の図3及び図4に示すものにあっては、車両側
面衝突時にガードバー5の後端部から車体側に伝達され
る経路としては、この後端部からリヤホイールハウス8
のフランジ部9a,10aに伝達される経路を取るた
め、このフランジ部9a,10aは変形し易いことか
ら、衝突荷重を車体側で有効に負担するには、板厚向上
を図ったり、図示省略のドアロック装置のロック状態を
強固なものとしてドア13の車室内への侵入を防止する
ようにする必要がある。
【0009】また、図5に示すようなものでは、ドア1
3の下端部で車体側と係合するものであるため、最も効
果のある場所であるガードバー5の両端部付近から離れ
た位置で係合するものであることから、ドア13側へ入
力した側面衝突荷重を有効に車体側に伝達することがで
きない、という問題がある。
3の下端部で車体側と係合するものであるため、最も効
果のある場所であるガードバー5の両端部付近から離れ
た位置で係合するものであることから、ドア13側へ入
力した側面衝突荷重を有効に車体側に伝達することがで
きない、という問題がある。
【0010】そこで、この発明は、側面衝突時にリヤド
アに入力した荷重を有効に車体側に伝達してリヤドアの
車室内への侵入を従来より抑制できる車両用リヤドア部
補強車体構造を提供することを課題としている。
アに入力した荷重を有効に車体側に伝達してリヤドアの
車室内への侵入を従来より抑制できる車両用リヤドア部
補強車体構造を提供することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
に着目してなされたもので、車体のリヤドア開口を開閉
するリヤドア内に車両前後方向に沿ってガードバーが配
設される一方、前記リヤドア開口の周縁部の車両後方側
部分を、リヤホイールハウスの前部側で構成し、該リヤ
ホイールハウスは、ホイールハウスアウタとホイールハ
ウスインナとのフランジ部が接合されて構成された車体
構造において、 前記ホイールハウスインナの一部に、
前記リヤドア開口内側に突出する膨出部を形成して前記
ガードバーの後端部をオーバーラップさせ、車両側面衝
突時に前記後端部が前記膨出部に係合するように設定し
た車両用リヤドア部補強車体構造としたことを特徴とし
ている。
に着目してなされたもので、車体のリヤドア開口を開閉
するリヤドア内に車両前後方向に沿ってガードバーが配
設される一方、前記リヤドア開口の周縁部の車両後方側
部分を、リヤホイールハウスの前部側で構成し、該リヤ
ホイールハウスは、ホイールハウスアウタとホイールハ
ウスインナとのフランジ部が接合されて構成された車体
構造において、 前記ホイールハウスインナの一部に、
前記リヤドア開口内側に突出する膨出部を形成して前記
ガードバーの後端部をオーバーラップさせ、車両側面衝
突時に前記後端部が前記膨出部に係合するように設定し
た車両用リヤドア部補強車体構造としたことを特徴とし
ている。
【0012】また、前記膨出部の上面と、前記リヤドア
の車室内側に設けられたアームレストの上面とを略同じ
高さに設定すると共に、前記膨出部の上面の前端縁部と
前記アームレストの後端縁部とを接近させることもでき
る。
の車室内側に設けられたアームレストの上面とを略同じ
高さに設定すると共に、前記膨出部の上面の前端縁部と
前記アームレストの後端縁部とを接近させることもでき
る。
【0013】
【作 用】かかる手段によれば、車両側面衝突時にリヤ
ドアに入力した荷重は、主にガードバーで負担されて変
形が抑制され、このガードバーの後端部からリヤホイー
ルハウスに荷重が伝達される。
ドアに入力した荷重は、主にガードバーで負担されて変
形が抑制され、このガードバーの後端部からリヤホイー
ルハウスに荷重が伝達される。
【0014】この場合、ガードバーの後端部が、ホイー
ルハウスインナの膨出部とオーバーラップしているた
め、この部分にガードバー後端部からの荷重が入力され
る。従って、従来のようにフランジ部に入力されるもの
と比較すると、この膨出部の部分は閉断面構造を呈して
剛性が向上していることから、有効に荷重を負担でき
る。その結果、リヤドアの車室内側への侵入を従来より
抑制できる。
ルハウスインナの膨出部とオーバーラップしているた
め、この部分にガードバー後端部からの荷重が入力され
る。従って、従来のようにフランジ部に入力されるもの
と比較すると、この膨出部の部分は閉断面構造を呈して
剛性が向上していることから、有効に荷重を負担でき
る。その結果、リヤドアの車室内側への侵入を従来より
抑制できる。
【0015】また、膨出部の上面部を、リヤドアのアー
ムレストの上面部と略同じ高さにすると共に、この上面
部の後端縁部と膨出部の上面部の前端縁部とが接近する
ように設定されているため、その膨出部をアームレスト
の一部として利用できると同時に、外見上も違和感を与
えることがない。
ムレストの上面部と略同じ高さにすると共に、この上面
部の後端縁部と膨出部の上面部の前端縁部とが接近する
ように設定されているため、その膨出部をアームレスト
の一部として利用できると同時に、外見上も違和感を与
えることがない。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0017】図1及び図2は、この発明の一実施例を示
すものである。従来と同一乃至均等な部材については同
一符号を付して説明するまず、構成を説明すると、図中
符号1はリヤドアで、このリヤドア1はドアアウタパネ
ル2及びドアインナパネル3で外形が形成されている。
そして、このリヤドア1には、車室内側にアームレスト
4が配設されると共に、ドア1内にこのアームレスト4
と略同じ高さで車両前後方向に沿ってガードバー5が配
設されている。
すものである。従来と同一乃至均等な部材については同
一符号を付して説明するまず、構成を説明すると、図中
符号1はリヤドアで、このリヤドア1はドアアウタパネ
ル2及びドアインナパネル3で外形が形成されている。
そして、このリヤドア1には、車室内側にアームレスト
4が配設されると共に、ドア1内にこのアームレスト4
と略同じ高さで車両前後方向に沿ってガードバー5が配
設されている。
【0018】一方、このリヤドア1により開閉されるリ
ヤドア開口21の開口周縁部22の車両後方側部分は、
リヤホイールハウス23の前部側で構成されるようにな
っている。このリヤホイールハウス23は、図1に示す
ように、ホイールハウスアウタ24とホイールハウスイ
ンナ25とから構成されている。このホイールハウスア
ウタ24とホイールハウスインナ25とは、大略アーチ
形状に形成され、周縁部に形成されたフランジ部24
a,25aが接合されて組み付けられている。
ヤドア開口21の開口周縁部22の車両後方側部分は、
リヤホイールハウス23の前部側で構成されるようにな
っている。このリヤホイールハウス23は、図1に示す
ように、ホイールハウスアウタ24とホイールハウスイ
ンナ25とから構成されている。このホイールハウスア
ウタ24とホイールハウスインナ25とは、大略アーチ
形状に形成され、周縁部に形成されたフランジ部24
a,25aが接合されて組み付けられている。
【0019】より詳しくは、ホイールハウスインナ25
の、前記ガードバー5と略同じ高さの部分に、前記リヤ
ドア開口21内側に突出する膨出部25bが形成されて
いる。この膨出部25bの部分は、ホイールハウスアウ
タ24とで閉断面構造を呈している。
の、前記ガードバー5と略同じ高さの部分に、前記リヤ
ドア開口21内側に突出する膨出部25bが形成されて
いる。この膨出部25bの部分は、ホイールハウスアウ
タ24とで閉断面構造を呈している。
【0020】これにより、膨出部25bとガードバー5
の後端部5aとが、図1中距離Lの範囲でオーバーラッ
プするように設定され、車両側面衝突時に、そのオーバ
ーラップした範囲で、ガードバー5の後端部5aが膨出
部25bに係合するようになっている。
の後端部5aとが、図1中距離Lの範囲でオーバーラッ
プするように設定され、車両側面衝突時に、そのオーバ
ーラップした範囲で、ガードバー5の後端部5aが膨出
部25bに係合するようになっている。
【0021】また、この膨出部25bの上面部25c
は、平面形状に形成され、高さがアームレスト4の上面
部4aと略同じ高さに設定されると共に、この上面部4
aの後端縁部4bと膨出部25bの上面部25cの前端
縁部25dとが接近するように設定されている。
は、平面形状に形成され、高さがアームレスト4の上面
部4aと略同じ高さに設定されると共に、この上面部4
aの後端縁部4bと膨出部25bの上面部25cの前端
縁部25dとが接近するように設定されている。
【0022】そして、ホイールハウスインナ25の車室
内側には、図示省略のフィニッシャが配設され、このフ
ィニッシャで図1中二点鎖線で示す膨出部25bとアー
ムレスト4との間のX部を埋めるようにしている。
内側には、図示省略のフィニッシャが配設され、このフ
ィニッシャで図1中二点鎖線で示す膨出部25bとアー
ムレスト4との間のX部を埋めるようにしている。
【0023】次に、作用について説明する。
【0024】車両側面衝突時にリヤドア1に入力した荷
重は、主にガードバー5で負担されてリヤドア1自体の
変形が抑制され、このガードバー5の後端部5aからリ
ヤホイールハウス23に荷重が伝達される。
重は、主にガードバー5で負担されてリヤドア1自体の
変形が抑制され、このガードバー5の後端部5aからリ
ヤホイールハウス23に荷重が伝達される。
【0025】この場合、ガードバー5の後端部5aが、
ホイールハウスインナ25の膨出部25bとオーバーラ
ップしているため、この部分にガードバー後端部5aか
らの荷重が入力される。従って、従来のようにフランジ
部に入力されるものと比較すると、この膨出部25bの
部分は閉断面構造を呈して剛性が向上していることか
ら、有効に荷重を負担できる。
ホイールハウスインナ25の膨出部25bとオーバーラ
ップしているため、この部分にガードバー後端部5aか
らの荷重が入力される。従って、従来のようにフランジ
部に入力されるものと比較すると、この膨出部25bの
部分は閉断面構造を呈して剛性が向上していることか
ら、有効に荷重を負担できる。
【0026】その結果、リヤドア1の車室内側への侵入
を従来より抑制できる。
を従来より抑制できる。
【0027】また、膨出部25bの上面部25cを、リ
ヤドア1のアームレスト4の上面部4aと略同じ高さに
すると共に、この上面部4aの後端縁部4bと膨出部2
5bの上面部25cの前端縁部25dとが接近するよう
に設定されているため、その膨出部25bをアームレス
ト4の一部として利用できると同時に、外見上も違和感
を与えることがない。しかも、ホイールハウスインナ2
5の車室内側に配設されたフィニッシャで、アームレス
ト4と膨出部25bとの間のX部を埋めるようにすれ
ば、よりアームレスト4と膨出部25bとの一体感を強
めることができる。
ヤドア1のアームレスト4の上面部4aと略同じ高さに
すると共に、この上面部4aの後端縁部4bと膨出部2
5bの上面部25cの前端縁部25dとが接近するよう
に設定されているため、その膨出部25bをアームレス
ト4の一部として利用できると同時に、外見上も違和感
を与えることがない。しかも、ホイールハウスインナ2
5の車室内側に配設されたフィニッシャで、アームレス
ト4と膨出部25bとの間のX部を埋めるようにすれ
ば、よりアームレスト4と膨出部25bとの一体感を強
めることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、ガードバーの後端部が、ホイールハウスインナの
膨出部とオーバーラップしており、車両側面衝突時に、
その膨出部の部分にガードバー後端部からの荷重が入力
されるため、従来のようにフランジ部に入力されるもの
と比較すると、この膨出部の部分は閉断面構造を呈し剛
性が向上していることから、有効に荷重を負担できる。
その結果、リヤドアの車室内側への侵入を従来より抑制
できる。
れば、ガードバーの後端部が、ホイールハウスインナの
膨出部とオーバーラップしており、車両側面衝突時に、
その膨出部の部分にガードバー後端部からの荷重が入力
されるため、従来のようにフランジ部に入力されるもの
と比較すると、この膨出部の部分は閉断面構造を呈し剛
性が向上していることから、有効に荷重を負担できる。
その結果、リヤドアの車室内側への侵入を従来より抑制
できる。
【0029】また、膨出部の上面部を、リヤドアのアー
ムレストの上面部と略同じ高さにすると共に、この上面
部の後端縁部と膨出部の上面部の前端縁部とが接近する
ように設定されているため、その膨出部をアームレスト
の一部として利用できると同時に、外見上も違和感を与
えることがない、という実用上有益な効果を発揮する。
ムレストの上面部と略同じ高さにすると共に、この上面
部の後端縁部と膨出部の上面部の前端縁部とが接近する
ように設定されているため、その膨出部をアームレスト
の一部として利用できると同時に、外見上も違和感を与
えることがない、という実用上有益な効果を発揮する。
【図1】この発明の一実施例を示す図2のA−A線に沿
う断面図である。
う断面図である。
【図2】同実施例を示す車室内側の一部の斜視図であ
る。
る。
【図3】従来例を示す図2に相当する斜視図である。
【図4】同従来例を示す図3のB−B線に沿う断面図で
ある。
ある。
【図5】他の従来例を示すドア下端部側の鉛直方向に沿
う断面図である。
う断面図である。
1 リヤドア 4 アームレスト 4a 上面部 4b 後端縁部 5 ガードバー 5a 後端部 21 リヤドア開口 22 開口周縁部 23 リヤホイールハウス 24 ホイールハウスアウタ 25 ホイールハウスインナ 25b 膨出部 25c 上面部 25d 前端縁部
Claims (2)
- 【請求項1】 車体のリヤドア開口を開閉するリヤドア
内に車両前後方向に沿ってガードバーが配設される一
方、前記リヤドア開口の周縁部の車両後方側部分を、リ
ヤホイールハウスの前部側で構成し、該リヤホイールハ
ウスは、ホイールハウスアウタとホイールハウスインナ
とのフランジ部が接合されて構成された車体構造におい
て、 前記ホイールハウスインナの一部に、前記リヤドア開口
内側に突出する膨出部を形成して前記ガードバーの後端
部をオーバーラップさせ、車両側面衝突時に前記後端部
が前記膨出部に係合するように設定したことを特徴とす
る車両用リヤドア部補強車体構造。 - 【請求項2】 前記膨出部の上面と、前記リヤドアの車
室内側に設けられたアームレストの上面とを略同じ高さ
に設定すると共に、前記膨出部の上面の前端縁部と前記
アームレストの後端縁部とを接近させたことを特徴とす
る請求項1記載の車両用リヤドア部補強車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16568493A JPH0717250A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 車両用リヤドア部補強車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16568493A JPH0717250A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 車両用リヤドア部補強車体構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717250A true JPH0717250A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15817080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16568493A Pending JPH0717250A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 車両用リヤドア部補強車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717250A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007126030A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Mazda Motor Corp | 車両の側面衝突用乗員保護装置 |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP16568493A patent/JPH0717250A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007126030A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Mazda Motor Corp | 車両の側面衝突用乗員保護装置 |
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