JPH01267636A - 放射線画像読取装置 - Google Patents
放射線画像読取装置Info
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- JPH01267636A JPH01267636A JP63097900A JP9790088A JPH01267636A JP H01267636 A JPH01267636 A JP H01267636A JP 63097900 A JP63097900 A JP 63097900A JP 9790088 A JP9790088 A JP 9790088A JP H01267636 A JPH01267636 A JP H01267636A
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Landscapes
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、放射線画像が記録さ九た蓄積性蛍光体シート
を光ビームにより走査してこのシートに蓄積された放射
線エネルギーの一部を輝尽発光光として放出させて読み
取る先読みを行なうことにより上記放射線画像の概略を
表わす先読画像信号を得、この先読画像信号に基づいて
後述する本読みの際の読取条件を求め、その後、上記シ
ートを上記光ビームより高レベルの光ビームにより走査
してこのシートから発せられた輝尽発光光を、上記読取
条件に従って読み取る本読みを行なうことにより、上記
放射線画像を表わす画像信号を得る放射線画像読取装置
に関するものである。
を光ビームにより走査してこのシートに蓄積された放射
線エネルギーの一部を輝尽発光光として放出させて読み
取る先読みを行なうことにより上記放射線画像の概略を
表わす先読画像信号を得、この先読画像信号に基づいて
後述する本読みの際の読取条件を求め、その後、上記シ
ートを上記光ビームより高レベルの光ビームにより走査
してこのシートから発せられた輝尽発光光を、上記読取
条件に従って読み取る本読みを行なうことにより、上記
放射線画像を表わす画像信号を得る放射線画像読取装置
に関するものである。
(従来の技術)
放射線(X線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線等)
を照射するとこの放射線エネルギーの一部を蓄積し、そ
の後可視光等の励起光を照射すると蓄積されたエネルギ
ーに応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体
)が知られている。
を照射するとこの放射線エネルギーの一部を蓄積し、そ
の後可視光等の励起光を照射すると蓄積されたエネルギ
ーに応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体
)が知られている。
この蓄積性蛍光体を利用して、人体等の被写体の放射線
画像情報を一部シート状の蓄積性蛍光体に記録し、この
蓄積性蛍光体シートをレーザー光等の励起光で走査して
輝尽発光光を生ぜしめ、得られた輝尽発光光を光電的に
読み取って画像信号を得、この画像信号に基づき被写体
の放射線画像を写真感光材料等の記録材料、CRT等に
可視像として出力させる放射線画像記録再生システムが
、本出願人によりすでに提案されている(特開昭55−
12429号、同5B−11395号、同55−183
472号、同56−104845号、同55−1183
40号等)。
画像情報を一部シート状の蓄積性蛍光体に記録し、この
蓄積性蛍光体シートをレーザー光等の励起光で走査して
輝尽発光光を生ぜしめ、得られた輝尽発光光を光電的に
読み取って画像信号を得、この画像信号に基づき被写体
の放射線画像を写真感光材料等の記録材料、CRT等に
可視像として出力させる放射線画像記録再生システムが
、本出願人によりすでに提案されている(特開昭55−
12429号、同5B−11395号、同55−183
472号、同56−104845号、同55−1183
40号等)。
このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真シ
ステムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画
像を記録しつるという実用的な利点を有している。すな
わち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対して
蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が極め
て広い範囲にわたって比例することが認められており、
従って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり大幅
に変動しても、蓄積性蛍光体シートより放射される輝尽
発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定して光電変
換手段により読み取って電気信号に変換し、この電気信
号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示
装置に放射線画像を可視像として出力させることによっ
て゛、放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を
得ることができる。
ステムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画
像を記録しつるという実用的な利点を有している。すな
わち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対して
蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が極め
て広い範囲にわたって比例することが認められており、
従って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり大幅
に変動しても、蓄積性蛍光体シートより放射される輝尽
発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定して光電変
換手段により読み取って電気信号に変換し、この電気信
号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示
装置に放射線画像を可視像として出力させることによっ
て゛、放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を
得ることができる。
上記システムにおいて、蓄積性蛍光体シートから発せら
れた輝尽発光光を読み取って画像信号を得る前に、予め
低レベルの光ビームにより蓄積性蛍光体シートを走査し
て先読読取条件に従ってこのシートに記録された放射線
画像の概略を読み取る先読みを行ない、この先読みによ
り得られた先読画像信号を分析してこの放射線画像を読
み取るのに最適な本読読取条件を求め1、その後上記シ
ートに上記先読みの際の光ビームよりも高レベルの先ビ
ームを照射して走査し、この放射線画像に最適な上記本
読読取条件に従って読み取って画像信号を得る本読みを
行なうように構成されたシステムがある(特開昭58−
67240号、同5g−67241号。
れた輝尽発光光を読み取って画像信号を得る前に、予め
低レベルの光ビームにより蓄積性蛍光体シートを走査し
て先読読取条件に従ってこのシートに記録された放射線
画像の概略を読み取る先読みを行ない、この先読みによ
り得られた先読画像信号を分析してこの放射線画像を読
み取るのに最適な本読読取条件を求め1、その後上記シ
ートに上記先読みの際の光ビームよりも高レベルの先ビ
ームを照射して走査し、この放射線画像に最適な上記本
読読取条件に従って読み取って画像信号を得る本読みを
行なうように構成されたシステムがある(特開昭58−
67240号、同5g−67241号。
同58−67242号等)。
ここで先読読取条件1本読読取条件とは、それぞれ先読
み1本読みにおける輝尽発光光の光量と読取装置の出力
との関係に影響を与え゛る各種の条件を総称するもので
あり、例えば入出力の関係を定める読取ゲイン、スケー
ルファクタあるいは、’Elc取りにおける光ビームの
パワー等を意味するものである。
み1本読みにおける輝尽発光光の光量と読取装置の出力
との関係に影響を与え゛る各種の条件を総称するもので
あり、例えば入出力の関係を定める読取ゲイン、スケー
ルファクタあるいは、’Elc取りにおける光ビームの
パワー等を意味するものである。
また、先ビームの高レベル/低レベルとは、それぞれ、
上記シートの単位面積当りに照射される光ビームの強度
の大/小、もしくは上記シートから発せられる輝尽発光
光の強度が上記光ビームの波長に依存する(波長感度分
布を有する)場合は、上記シートの単位面積当りに照射
される光ビームの強度を上記波長感度で重みづけした後
の重みづけ強度の大/小をいい、光ビームのレベルを変
える方法としては、異なる波長の光ビームを用いる方法
、レーザ光源等から発せられる光ビームの強度そのもの
を変える方法、光ビームの光路上にNDフィルター等を
挿入、除去することにより光ビ−ムの強度を変える方法
、光ビームのビーム径を変えて走査密度を変える方法、
走査速度を変える方法等、公知の種々の方法を用い−る
ことができる。
上記シートの単位面積当りに照射される光ビームの強度
の大/小、もしくは上記シートから発せられる輝尽発光
光の強度が上記光ビームの波長に依存する(波長感度分
布を有する)場合は、上記シートの単位面積当りに照射
される光ビームの強度を上記波長感度で重みづけした後
の重みづけ強度の大/小をいい、光ビームのレベルを変
える方法としては、異なる波長の光ビームを用いる方法
、レーザ光源等から発せられる光ビームの強度そのもの
を変える方法、光ビームの光路上にNDフィルター等を
挿入、除去することにより光ビ−ムの強度を変える方法
、光ビームのビーム径を変えて走査密度を変える方法、
走査速度を変える方法等、公知の種々の方法を用い−る
ことができる。
(発明が解決しようとする課題)
上記先読みを行なうシステムにおいて、上記先読読取条
件は、通常、被写体の撮影部位(たとえば人体の頭部、
胸部、腹部等)や撮影方法(通常撮影、造影撮影、拡大
撮影等)等の撮影条件により分類した放射線画像毎に定
められている。しかし同一の分類に属する放射線画像で
も、システムが設置された施設等により、その照射線量
等が大きく相違しており、これらを全てカバーするため
に、かなり弱い光からかなり強い光までを読み取ること
のできる広レンジの読取条件に設定される。
件は、通常、被写体の撮影部位(たとえば人体の頭部、
胸部、腹部等)や撮影方法(通常撮影、造影撮影、拡大
撮影等)等の撮影条件により分類した放射線画像毎に定
められている。しかし同一の分類に属する放射線画像で
も、システムが設置された施設等により、その照射線量
等が大きく相違しており、これらを全てカバーするため
に、かなり弱い光からかなり強い光までを読み取ること
のできる広レンジの読取条件に設定される。
この先読読取条件に従って先読みを行ない、放射線画像
の概略を表わす先読画像信号を得た後、この先読画像信
号から、可視画像を再生出力して観察するために必要な
、本読みにおける輝尽発光光の所望とする光量範囲を求
め、本読みにおいてこの所望とする光量範囲が所定の信
号範回を占めるように本読みの際の読取条件(本読読取
条件)を求め、本読みにおいてこの求められた本読読取
条件に従って輝尽発光光を読み取ることにより良好な分
解能を有する画像信号を得、その後この画像信号に空間
周波数処理等の画像処理が施され、画像処理後の画像信
号に基づいて可視画像が再生出力される。
の概略を表わす先読画像信号を得た後、この先読画像信
号から、可視画像を再生出力して観察するために必要な
、本読みにおける輝尽発光光の所望とする光量範囲を求
め、本読みにおいてこの所望とする光量範囲が所定の信
号範回を占めるように本読みの際の読取条件(本読読取
条件)を求め、本読みにおいてこの求められた本読読取
条件に従って輝尽発光光を読み取ることにより良好な分
解能を有する画像信号を得、その後この画像信号に空間
周波数処理等の画像処理が施され、画像処理後の画像信
号に基づいて可視画像が再生出力される。
先読読取条件はは、上記のようにかなり広レンジに設定
されているが、前述したように、同一の分類に属する放
射線画像でもシステムが設置された施設等により、同一
の先読読取条件から得られた先読画像信号における所望
とする範囲がかなり大きく変動し、さらに1つのシステ
ム内においても放射線画像毎にかなり変動するため、こ
れらの変動が重なること等により先読読取条件のレンジ
を外れてしまうこともあり、このような場合には先読画
像信号から最適な本読読取条件を求めることができなく
なるという問題点がある。
されているが、前述したように、同一の分類に属する放
射線画像でもシステムが設置された施設等により、同一
の先読読取条件から得られた先読画像信号における所望
とする範囲がかなり大きく変動し、さらに1つのシステ
ム内においても放射線画像毎にかなり変動するため、こ
れらの変動が重なること等により先読読取条件のレンジ
を外れてしまうこともあり、このような場合には先読画
像信号から最適な本読読取条件を求めることができなく
なるという問題点がある。
またこの問題点を避けるためにさらに広大なレンジをも
った先読読取条件を設定しようとすると、先読みにおい
て輝尽発光光を受光する光センサとして広大な読取レン
ジを有するものを使用する必要があり、このような光セ
ンサを構成することは技術的に難しく、また技術的に可
能であっても高価なものとなるという問題点がある。
った先読読取条件を設定しようとすると、先読みにおい
て輝尽発光光を受光する光センサとして広大な読取レン
ジを有するものを使用する必要があり、このような光セ
ンサを構成することは技術的に難しく、また技術的に可
能であっても高価なものとなるという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、先読みで得られた先読画
像信号に所望とする範囲が含まれるようにして、先読画
像信号から最適な本読読取条件を求めることのできる放
射線画像読取装置を提供することを目的とするものであ
る。
像信号に所望とする範囲が含まれるようにして、先読画
像信号から最適な本読読取条件を求めることのできる放
射線画像読取装置を提供することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段)
第1図は本発明の放射線画像読取装置の構成を明示する
ための全体構成図である。
ための全体構成図である。
本発明の放射線画像読取装置は、読取手段1と読取条件
決定手段2と本読手段3とを有している。
決定手段2と本読手段3とを有している。
読取手段1は、放射線画像が記録された蓄積性蛍光体シ
ートや光ビームにより走査して、このシートに蓄積され
た放射線エネルギーの一部を輝尽発光光として放出させ
、この輝尽発光光を所定の先読読取条件GPIに従って
光電的に読み取って上記放射線画像の概略を表わす先読
画像信号S、を得るものである。
ートや光ビームにより走査して、このシートに蓄積され
た放射線エネルギーの一部を輝尽発光光として放出させ
、この輝尽発光光を所定の先読読取条件GPIに従って
光電的に読み取って上記放射線画像の概略を表わす先読
画像信号S、を得るものである。
また、本読手段3は、先読手段1で用いた光ビームより
高レベルの光ビームにより上記シートを走査して上記シ
ートから発せられた輝尽発光光を本読読取条件G0に従
って光電的に読み取り、上記放射線画像を表わす画像信
号を得るものである。
高レベルの光ビームにより上記シートを走査して上記シ
ートから発せられた輝尽発光光を本読読取条件G0に従
って光電的に読み取り、上記放射線画像を表わす画像信
号を得るものである。
このようにして得られた画像信号は、必要に応じて画像
処理装置に転送されて適切な画像処理が施され、また画
像再生装置に転送されて正規化画像信号に基づく可視画
像が再生記録される。
処理装置に転送されて適切な画像処理が施され、また画
像再生装置に転送されて正規化画像信号に基づく可視画
像が再生記録される。
また、読取条件決定手段2は、本読読取条件演算部2a
と記憶部2bと、先読読取条件演算部2Cとから構成さ
れている。
と記憶部2bと、先読読取条件演算部2Cとから構成さ
れている。
本読読取条件演算部2aは、先読手段1で得られた先読
画像信号SPが入力されこの先読画像信号S、に基づい
て上記本読読取条件G0を求め、この本読読取条件Go
を本読手段3に出力するものである。
画像信号SPが入力されこの先読画像信号S、に基づい
て上記本読読取条件G0を求め、この本読読取条件Go
を本読手段3に出力するものである。
記憶部2bは、先読手段1で先読みの行なわれた多数の
放射線画像にそれぞれ対応する多数の先読画像信号のそ
れぞれに基づいて、本読読取条件演算部2aで求められ
た多数の本読読取条件GQを記憶しておくものである。
放射線画像にそれぞれ対応する多数の先読画像信号のそ
れぞれに基づいて、本読読取条件演算部2aで求められ
た多数の本読読取条件GQを記憶しておくものである。
先読読取条件演算部2Cは、記憶部’2bに記憶された
多数の本読読取条件Goを読み出し、これら多数の本読
読取条件GQに基づいて最適な先読読取条件G、2を求
め、この最適な先読読取条件GP2を所定の先読読取条
件GPIに代えて先読手段1に出力するものである。
多数の本読読取条件Goを読み出し、これら多数の本読
読取条件GQに基づいて最適な先読読取条件G、2を求
め、この最適な先読読取条件GP2を所定の先読読取条
件GPIに代えて先読手段1に出力するものである。
ここで、所定の先読読取条件GPIは、読取手段1で読
み取られる全ての放射線画像を対象として1つだけ定め
られていてもよく、読取手段1で読み取られる放射線画
像を前述した撮影条件毎に分類し、分類した撮影条件毎
に定められていてもよい。上記最適な先読読取条件GP
2は、対象とする放射線画像が上記所定の先読読取条件
GP+と一致するように、1つまたは複数水められる。
み取られる全ての放射線画像を対象として1つだけ定め
られていてもよく、読取手段1で読み取られる放射線画
像を前述した撮影条件毎に分類し、分類した撮影条件毎
に定められていてもよい。上記最適な先読読取条件GP
2は、対象とする放射線画像が上記所定の先読読取条件
GP+と一致するように、1つまたは複数水められる。
(作 用)
上記本読読取条件を分析することにより、撮影等におけ
る変動があっても、本読みの際の所望とする範囲が確実
に先読画像信号に含まれるようにするには、どのような
先読読取条件の下で先読みを行なえば最適であったかを
知ることができる。
る変動があっても、本読みの際の所望とする範囲が確実
に先読画像信号に含まれるようにするには、どのような
先読読取条件の下で先読みを行なえば最適であったかを
知ることができる。
本発明の放射線画像読取装置は、先読読取条件演算部2
cが、多数の本読読取条件に基づいて最適な先読読取条
件を求め、この最適な先読読取条件を、それまで先読手
段1で用いられていた所定の先読読取条件に代えて先読
手段1に出力するものであるため、先読手段1で用いら
れる先読読取条件が、この放射線画像読取装置が設置さ
れた施設等や、経時的な変化等に応じて最適なものに更
新され、各放射線画像に応じた最適な本読読取条件を求
めることができるように所望とする範囲を確実に含む先
読画像信号を得ることができる。
cが、多数の本読読取条件に基づいて最適な先読読取条
件を求め、この最適な先読読取条件を、それまで先読手
段1で用いられていた所定の先読読取条件に代えて先読
手段1に出力するものであるため、先読手段1で用いら
れる先読読取条件が、この放射線画像読取装置が設置さ
れた施設等や、経時的な変化等に応じて最適なものに更
新され、各放射線画像に応じた最適な本読読取条件を求
めることができるように所望とする範囲を確実に含む先
読画像信号を得ることができる。
(実 施 例)
以下、本発明の実施例について説明する。
第2図は、本発明の放射線画像読取装置の一実施例を示
した斜視図である。この実施例は蓄積性蛍光体シートを
用いるシステムである。
した斜視図である。この実施例は蓄積性蛍光体シートを
用いるシステムである。
図示しない撮影装置で撮影が行なわれ、被写体の放射線
画像が記録された蓄積性蛍光体シート11は、まず弱い
光ビームで走査してこのシート11に蓄積された放射線
エネルギーの一部のみを放出させて先読みを行なう先読
手段100の°所定位置にセットされる。この所定位置
にセットされた蓄積性蛍光体シート11は、モータ12
により駆動されるエンドレスベルト等のシート搬送手段
13により、矢印Y方向に搬送(副走査)される。一方
、レーザー光[14から発せられた弱い光ビーム15は
モータ23により駆動され矢印方向に高速回転する回転
多面鏡1Bによって反射偏向され、fθレンズ等の集束
レンズ17を通過した後、ミラー18により光路を変え
て前記シートllに入射し副走査の方向(矢印Y方向)
と略垂直な矢印X方向に主走査する。この光ビーム15
が照射されたシート11の箇所からは、蓄積記録されて
いる放射線画像情報に応じた光量の輝尽発光光19が発
散され、この輝尽発光光19は光ガイド20によって導
かれ、フォトマルチプライヤ(光電子増倍管) 21に
よって光電的に検出される。上記光ガイド20はアクリ
ル板等の導光性材料を成形して作られたものであり、直
線状をなす入射端面20aが蓄積性蛍光体シート11上
の主走査線に沿って延びるように配され、円環状に形成
された出射端面20bに上記フォトマルチプライヤ21
の受光面が結合されている。上記入射端面20aから光
ガイド20内に入射した輝尽発光光19は、該光ガイド
20の内部を全反射を繰り返して進み、出射端面20b
から出射してフォトマルチプライヤ21に受光され、放
射線画像を表わす輝尽発光光19の光量がフォトマルチ
プライヤ21によって電気信号に検出される。
画像が記録された蓄積性蛍光体シート11は、まず弱い
光ビームで走査してこのシート11に蓄積された放射線
エネルギーの一部のみを放出させて先読みを行なう先読
手段100の°所定位置にセットされる。この所定位置
にセットされた蓄積性蛍光体シート11は、モータ12
により駆動されるエンドレスベルト等のシート搬送手段
13により、矢印Y方向に搬送(副走査)される。一方
、レーザー光[14から発せられた弱い光ビーム15は
モータ23により駆動され矢印方向に高速回転する回転
多面鏡1Bによって反射偏向され、fθレンズ等の集束
レンズ17を通過した後、ミラー18により光路を変え
て前記シートllに入射し副走査の方向(矢印Y方向)
と略垂直な矢印X方向に主走査する。この光ビーム15
が照射されたシート11の箇所からは、蓄積記録されて
いる放射線画像情報に応じた光量の輝尽発光光19が発
散され、この輝尽発光光19は光ガイド20によって導
かれ、フォトマルチプライヤ(光電子増倍管) 21に
よって光電的に検出される。上記光ガイド20はアクリ
ル板等の導光性材料を成形して作られたものであり、直
線状をなす入射端面20aが蓄積性蛍光体シート11上
の主走査線に沿って延びるように配され、円環状に形成
された出射端面20bに上記フォトマルチプライヤ21
の受光面が結合されている。上記入射端面20aから光
ガイド20内に入射した輝尽発光光19は、該光ガイド
20の内部を全反射を繰り返して進み、出射端面20b
から出射してフォトマルチプライヤ21に受光され、放
射線画像を表わす輝尽発光光19の光量がフォトマルチ
プライヤ21によって電気信号に検出される。
フォトマルチプライヤ21から出力されたアナログ出力
信号Sは増幅器2Bで増幅され、A/D変換器27でデ
ィジタル化され、先読画像信号Spが得られる。
信号Sは増幅器2Bで増幅され、A/D変換器27でデ
ィジタル化され、先読画像信号Spが得られる。
上記先読みにおいては、蓄積性蛍光体シート11に蓄積
された放射線エネルギーの広い領域゛にわたって読み取
ることができるように定められた、所定の先読読取条件
GPIに従ってフォトマルチブライヤ21に印加する電
圧値や増幅器26の増幅率等が定められている。
された放射線エネルギーの広い領域゛にわたって読み取
ることができるように定められた、所定の先読読取条件
GPIに従ってフォトマルチブライヤ21に印加する電
圧値や増幅器26の増幅率等が定められている。
このようにして得られたディジ険ル化された先読画像信
号S、は、読取条件決定手段200内の本読読取条件演
算部28に人力される。本読読取条件演算部28では、
入力された先読画像信号SPI:基づいて、本読みにお
いて良好な分解能を有する画像信号を得ることができる
ように本読読取条件G。が求められる。求められた本読
読取条件COは、読取条件決定手段200内の記憶部2
9に送られて記憶されるとともに、本読手段100′に
も送られる。
号S、は、読取条件決定手段200内の本読読取条件演
算部28に人力される。本読読取条件演算部28では、
入力された先読画像信号SPI:基づいて、本読みにお
いて良好な分解能を有する画像信号を得ることができる
ように本読読取条件G。が求められる。求められた本読
読取条件COは、読取条件決定手段200内の記憶部2
9に送られて記憶されるとともに、本読手段100′に
も送られる。
本読手段100′では、蓄積性蛍光体シートに蓄積記録
された放射線画像を良好な分解能で読み取るように、入
力された本読読取条件G0に従ってフォトマルチプライ
ヤ21′に印加される電圧や増幅器2B’の増幅率が制
御される。
された放射線画像を良好な分解能で読み取るように、入
力された本読読取条件G0に従ってフォトマルチプライ
ヤ21′に印加される電圧や増幅器2B’の増幅率が制
御される。
先読みの終了した蓄積性蛍光体シートll′は、本読手
段100′の所定位置にセットされ、上記先読みに使用
した光ビームより強い光ビーム15′ によりシート1
1′が走査され、前述のようにして求められた本読読取
条件G0により良好な分解能を有する画像信号S、が得
られるが、本読手段100′の構成は上記先読手段10
0の構成と路間−であるため、先読手段100の各構成
要素と対応する構成要素には先読手段100で用いた番
号にダッシュを付して示し、説明は省略する。
段100′の所定位置にセットされ、上記先読みに使用
した光ビームより強い光ビーム15′ によりシート1
1′が走査され、前述のようにして求められた本読読取
条件G0により良好な分解能を有する画像信号S、が得
られるが、本読手段100′の構成は上記先読手段10
0の構成と路間−であるため、先読手段100の各構成
要素と対応する構成要素には先読手段100で用いた番
号にダッシュを付して示し、説明は省略する。
A/D変換器27′でディジタル化されることにより得
られた画像信号S0は、画像処理装置300に送られる
。画像処理装置300では画像信号SOに適切な画像処
理が施される。この画像処理の施された画像信号は画像
再生装g!400に送られ、この画像信号に基づく放射
線画像が再生出力される。
られた画像信号S0は、画像処理装置300に送られる
。画像処理装置300では画像信号SOに適切な画像処
理が施される。この画像処理の施された画像信号は画像
再生装g!400に送られ、この画像信号に基づく放射
線画像が再生出力される。
以上のようにして多数の蓄積性蛍光体シート11の読み
取りが行なわれると、読取条件決定手段200の記憶部
29に各シート11に対応する多数の本読読取手段G0
が記憶される。この後、この多数の本読読取条件G0が
読み出されて先読読取条件演算部30に入力される。先
読読取条件演算部30では、入力された多数の本読取読
取条件に基づいて、蓄積性蛍光体シート11に蓄積され
る放射線エネルギー等が変動しても先読手段100で得
られた先読画像信号S、から最適な本読読取条件G0を
求めることができるように、最適な先読読取条件GP2
が求められ、それまで用いられていた所定の先読読取条
件GPIに代えて先読手段100゛に出力される。
取りが行なわれると、読取条件決定手段200の記憶部
29に各シート11に対応する多数の本読読取手段G0
が記憶される。この後、この多数の本読読取条件G0が
読み出されて先読読取条件演算部30に入力される。先
読読取条件演算部30では、入力された多数の本読取読
取条件に基づいて、蓄積性蛍光体シート11に蓄積され
る放射線エネルギー等が変動しても先読手段100で得
られた先読画像信号S、から最適な本読読取条件G0を
求めることができるように、最適な先読読取条件GP2
が求められ、それまで用いられていた所定の先読読取条
件GPIに代えて先読手段100゛に出力される。
先読手段100では、入力された最適な先読読取条件G
P2に従って、フォトマルチプライヤ21に印加する電
圧や増幅器26の増幅率が定められる。
P2に従って、フォトマルチプライヤ21に印加する電
圧や増幅器26の増幅率が定められる。
第3図は、本読読取条件および先読読取条件の求め方の
一例を説明するための、輝尽発光光の光量、読取手段で
得られた先読画像信号Spsおよび本読手段で得られた
画像信号SQのヒストグラムの一例を示した図である。
一例を説明するための、輝尽発光光の光量、読取手段で
得られた先読画像信号Spsおよび本読手段で得られた
画像信号SQのヒストグラムの一例を示した図である。
ここで先読手段100で発せられた輝尽発光光の光量と
、本読手段100′で発せられる輝尽発光光の光量とで
は、ヒストグラムの形状は同一であるが光量自身は大き
く異なっている。しかしここでは簡単のため、輝尽発光
光の光量のヒストグラムしは先読手段100と本読手段
100′のそれぞれにおいて発せられた輝尽発光光の光
量のヒストグラムを、横軸(光量の対数値)をずらせて
ひとつに重ね合わせたものであるとする。
、本読手段100′で発せられる輝尽発光光の光量とで
は、ヒストグラムの形状は同一であるが光量自身は大き
く異なっている。しかしここでは簡単のため、輝尽発光
光の光量のヒストグラムしは先読手段100と本読手段
100′のそれぞれにおいて発せられた輝尽発光光の光
量のヒストグラムを、横軸(光量の対数値)をずらせて
ひとつに重ね合わせたものであるとする。
第3図において、横軸は上記のように輝尽発光光の光量
の対数値(ただし先読みと本読みとでは値は異なる)を
表わしている。また、縦軸(上方)は、この光量値の出
現開度を蓄積性蛍光体シートの各画素毎に計数した値、
縦軸の下方は先読み。
の対数値(ただし先読みと本読みとでは値は異なる)を
表わしている。また、縦軸(上方)は、この光量値の出
現開度を蓄積性蛍光体シートの各画素毎に計数した値、
縦軸の下方は先読み。
本読みにより得られた、上記光量の対数値と比例する先
読画像信号SPr 画像信号S0を表わしている。
読画像信号SPr 画像信号S0を表わしている。
輝尽発光光の光量のヒストグラムLが3つの山A、B、
Cからなり、必要な放射線画像に対応する部分は山Bの
部分である。すなわち山Aおよび山Cはそれぞれ散乱放
射線のみの部分および被写体を経由(透過又は反射)せ
ずに放射線が直接シートttc第2図参照)に照射され
た部分であり、可視画像を再生出力するためには不要な
部分である。山Bは被写体に対応する必要な部分である
。
Cからなり、必要な放射線画像に対応する部分は山Bの
部分である。すなわち山Aおよび山Cはそれぞれ散乱放
射線のみの部分および被写体を経由(透過又は反射)せ
ずに放射線が直接シートttc第2図参照)に照射され
た部分であり、可視画像を再生出力するためには不要な
部分である。山Bは被写体に対応する必要な部分である
。
ここで、光量がDmlnのときに最小の画像信号5gm
1nが得られ、光量がD a+axのときに最大の画像
信号S、saxが得られるように、すなわち図に示す直
線GPIに沿うように所定の先読読取条件が定められて
いるものとする。こめとき、図に示すDglnとDsと
の間は頻度が零であるため、これに対応する先読画像信
号Sp (S’p min =Sps)は得られない
。結局、図に示すDsとD saxとで挾まれた範囲(
ヒストグラムが実線で描かれた範囲)の光量がSPSと
SpHlaXとに挾まれた範囲の先読画像信号Spに変
換される。
1nが得られ、光量がD a+axのときに最大の画像
信号S、saxが得られるように、すなわち図に示す直
線GPIに沿うように所定の先読読取条件が定められて
いるものとする。こめとき、図に示すDglnとDsと
の間は頻度が零であるため、これに対応する先読画像信
号Sp (S’p min =Sps)は得られない
。結局、図に示すDsとD saxとで挾まれた範囲(
ヒストグラムが実線で描かれた範囲)の光量がSPSと
SpHlaXとに挾まれた範囲の先読画像信号Spに変
換される。
このようにして得られた先読画像信号S、のヒストグラ
ムSを求めると、このヒストグラムSは光量のヒストグ
ラムしに示す実線の部分(山Aと山Bの部分)に相当す
る。ここで、光量のヒストグラムLの山Bに相当する山
B′を見つけるために、しきい値Tで先読画像信号S、
の最小値S。
ムSを求めると、このヒストグラムSは光量のヒストグ
ラムしに示す実線の部分(山Aと山Bの部分)に相当す
る。ここで、光量のヒストグラムLの山Bに相当する山
B′を見つけるために、しきい値Tで先読画像信号S、
の最小値S。
iln (光11Dslnに対応)の位置Cから先読
画像信号S2の値が、増加する方向にサーチしく図の2
点鎖線に対応)、2度目の立ち上がり点aとその次の立
ち下がり点すとが見つけられる。この2点a、bに挾ま
れる範囲の最小値および最大値をそれぞれSP+(点a
に対応)、5P2(点すに対応)としたとき、この範囲
Eに含まれる先読画像信号SPのみが本読みの際に読み
取るべき所望の光量範囲に対応する、所望とする信号範
囲Eである。
画像信号S2の値が、増加する方向にサーチしく図の2
点鎖線に対応)、2度目の立ち上がり点aとその次の立
ち下がり点すとが見つけられる。この2点a、bに挾ま
れる範囲の最小値および最大値をそれぞれSP+(点a
に対応)、5P2(点すに対応)としたとき、この範囲
Eに含まれる先読画像信号SPのみが本読みの際に読み
取るべき所望の光量範囲に対応する、所望とする信号範
囲Eである。
このようにして所望とする信号範囲Eが求められた後、
この所望とする信号範囲Eに対応する、本読みの際の輝
尽発光光の光量範囲(所望とする光量節V!I)E′の
みを本読手段100’(第2図参照)において読み取る
ように、すなわち図に示す直線Goに沿って画像信号S
oが得られるように本読読取条件が定められる。このよ
うに本読読取条件が定められると、本読手段100′に
おいて、所望とする光量節FME′の最小光In D
sが画像信号SOの最小値SQ+gInとして読み取ら
れ、最大光量D2が最大値Sgaaxとして読み取られ
る。
この所望とする信号範囲Eに対応する、本読みの際の輝
尽発光光の光量範囲(所望とする光量節V!I)E′の
みを本読手段100’(第2図参照)において読み取る
ように、すなわち図に示す直線Goに沿って画像信号S
oが得られるように本読読取条件が定められる。このよ
うに本読読取条件が定められると、本読手段100′に
おいて、所望とする光量節FME′の最小光In D
sが画像信号SOの最小値SQ+gInとして読み取ら
れ、最大光量D2が最大値Sgaaxとして読み取られ
る。
このようにして所望とする光量節[E’が、最大の画像
信号範囲E′の全てを占めるように読み取られるため、
得られた画像信号SQは最良の分解能を有している。
信号範囲E′の全てを占めるように読み取られるため、
得られた画像信号SQは最良の分解能を有している。
ところで、前述したように、同一の分類に属する放射線
画像でも、装置が設置された施設等により、その照射線
量等が大きく相違している。先読読取条件は、かなり弱
い光からかなり強い光までを読み取ることのできる広レ
ンジに設定されているが、装置が設置された施設毎の変
動や、放射線画像毎の変動等を考慮すると必ずしも十分
に広いレンジではなく、先読画像信号S、に所望する全
範囲が含まれず、この先読画像信号S、から最適な本読
読取条件を求めることができない場合が生ずる。一方、
装置が特定の施設に設置され稼動が安定に開始された後
は、その装置においては同一の分類に属する放射線画像
毎の変動は施設毎の変動を考慮した場合よりかなり小さ
い範囲内にある。
画像でも、装置が設置された施設等により、その照射線
量等が大きく相違している。先読読取条件は、かなり弱
い光からかなり強い光までを読み取ることのできる広レ
ンジに設定されているが、装置が設置された施設毎の変
動や、放射線画像毎の変動等を考慮すると必ずしも十分
に広いレンジではなく、先読画像信号S、に所望する全
範囲が含まれず、この先読画像信号S、から最適な本読
読取条件を求めることができない場合が生ずる。一方、
装置が特定の施設に設置され稼動が安定に開始された後
は、その装置においては同一の分類に属する放射線画像
毎の変動は施設毎の変動を考慮した場合よりかなり小さ
い範囲内にある。
そこで、装置設置後の所定期間内に読み取った放射線画
像の各々に対応する多数の本読読取条件または装置設置
後読み取った所定数の放射線画像の各々に対応する多数
の本読読取条件に基づいて、それまで用いられていた所
定の先読読取条件が以下のようにして変更される。
像の各々に対応する多数の本読読取条件または装置設置
後読み取った所定数の放射線画像の各々に対応する多数
の本読読取条件に基づいて、それまで用いられていた所
定の先読読取条件が以下のようにして変更される。
第2図に示す本読読取条件演算部28で求められた本読
読取条件COは、前述したように本読手段100′に転
送されるほか、記憶部29にも転送され、記憶部29に
記憶される。このようにして記憶された本読読取条件G
oは、同様の手順により既に求められた記憶されている
多数の本読読取条件とともに読み出され、先読読取条件
演算部30に入力される。先読読取条件演算部30では
、入力された多数の本読読取条件に基づいて、多数の放
射線画像についての照射線量の変動等の種々の変動に最
も強くなるように、最適な先読読取条件GP2が求めら
れる。
読取条件COは、前述したように本読手段100′に転
送されるほか、記憶部29にも転送され、記憶部29に
記憶される。このようにして記憶された本読読取条件G
oは、同様の手順により既に求められた記憶されている
多数の本読読取条件とともに読み出され、先読読取条件
演算部30に入力される。先読読取条件演算部30では
、入力された多数の本読読取条件に基づいて、多数の放
射線画像についての照射線量の変動等の種々の変動に最
も強くなるように、最適な先読読取条件GP2が求めら
れる。
第3図の直線GP2は、このようにして求めた最適な先
読読取条件の一例を示したものである。すなわち、今後
の先読みの際には、シート11(第2図参照)から発光
された輝尽発光光19を直線GP2に沿うように、フォ
トマルチプライヤ21に印加する電圧値、増幅器26の
増幅率が制御される。直線GP2は、同−分類内の放射
線画像の照射線量等の変動に対処できるように、所望と
する光量範囲(山Bに対応)の最大値側、最小値側双方
に広い余裕度をもたせた先読読取条件になっている。こ
の直線GP2に沿う最適な先読読取条件で読取りを行な
うことにより、Dmln ’ とDiax’ とに挾ま
れた光量範囲が5painとS、maxとに挾まれた先
読画像信号SPとして読み取られ°る。
読読取条件の一例を示したものである。すなわち、今後
の先読みの際には、シート11(第2図参照)から発光
された輝尽発光光19を直線GP2に沿うように、フォ
トマルチプライヤ21に印加する電圧値、増幅器26の
増幅率が制御される。直線GP2は、同−分類内の放射
線画像の照射線量等の変動に対処できるように、所望と
する光量範囲(山Bに対応)の最大値側、最小値側双方
に広い余裕度をもたせた先読読取条件になっている。こ
の直線GP2に沿う最適な先読読取条件で読取りを行な
うことにより、Dmln ’ とDiax’ とに挾ま
れた光量範囲が5painとS、maxとに挾まれた先
読画像信号SPとして読み取られ°る。
前述した所定の先読読取条件GPIに従って先読みの行
なわれた先読画像信号S、には、所望とする信号範囲E
(LLIB’ に対応)が含まれているが、全体として
S、+Iax側に寄っており、光量がこれ以上増加する
方向に変動すると5plaXを超える可能性が大きい。
なわれた先読画像信号S、には、所望とする信号範囲E
(LLIB’ に対応)が含まれているが、全体として
S、+Iax側に寄っており、光量がこれ以上増加する
方向に変動すると5plaXを超える可能性が大きい。
上記のようにして求めた最適な先読読取信号GF2に従
って先読画像信号spを得ると、5pat口と5pla
Xとに挾まれる範囲のほぼ中央に所望とする信号範囲が
位置することになり、先読読取信号GP2は種々の変動
に対し最も強い読取条件となっている。
って先読画像信号spを得ると、5pat口と5pla
Xとに挾まれる範囲のほぼ中央に所望とする信号範囲が
位置することになり、先読読取信号GP2は種々の変動
に対し最も強い読取条件となっている。
上記先読読取条件の最適化は、前述したように、装置を
設置した後その装置を設置した施設に適合するように一
回だけ行なってもよいが、これに限られるものではなく
、たとえばそれまでに求められ:c!憶された多数の本
読読取条件に基づいて1枚のシート11を読取った都度
行なうようにしてもよく、シート11の所定の枚数毎、
または、所定の期間毎に行なうようにしてもよい。
設置した後その装置を設置した施設に適合するように一
回だけ行なってもよいが、これに限られるものではなく
、たとえばそれまでに求められ:c!憶された多数の本
読読取条件に基づいて1枚のシート11を読取った都度
行なうようにしてもよく、シート11の所定の枚数毎、
または、所定の期間毎に行なうようにしてもよい。
また、先読手段100で先読みの行なわれる放射線画像
全体について、1つの先読読取条件で先読みを行なうよ
うにしてもよく、放射線画像を被写体の撮影部位や撮影
方法等の撮影条件により分類し、各分類毎に1つの先読
読取条件を定めるようにしてもよい。
全体について、1つの先読読取条件で先読みを行なうよ
うにしてもよく、放射線画像を被写体の撮影部位や撮影
方法等の撮影条件により分類し、各分類毎に1つの先読
読取条件を定めるようにしてもよい。
また、放射線画像の中には、撮影の際、誤った撮影条件
で撮影を行なってしまったものも含まれる場合がある。
で撮影を行なってしまったものも含まれる場合がある。
この場合、それまでに用いられていた先読読取条件とか
なり異なる先読読取条件が求められることもあるため、
一定値以上はずれるような先読読取条件が求められた場
合は無視するようにしてもよい。
なり異なる先読読取条件が求められることもあるため、
一定値以上はずれるような先読読取条件が求められた場
合は無視するようにしてもよい。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明の放射線画像読取装
置は、先読手段において所定の先読読取条件により得ら
れた先読画像信号に基づいて本読読取条件を求め、多数
の本読読取条件を記憶しておいてこれら多数の本読読取
条件に基づいて最適な先読読取条件を求めるようにした
ため、先読みで得られた先読画像信号に所望とす゛る範
囲が含まれ、先読画像信号から最適な本読読取条件を求
めることができる。
置は、先読手段において所定の先読読取条件により得ら
れた先読画像信号に基づいて本読読取条件を求め、多数
の本読読取条件を記憶しておいてこれら多数の本読読取
条件に基づいて最適な先読読取条件を求めるようにした
ため、先読みで得られた先読画像信号に所望とす゛る範
囲が含まれ、先読画像信号から最適な本読読取条件を求
めることができる。
第1図は、本発明の放射線画像読取装置の構成を明示す
るための全体構成図、 第2図は、本発明の放射線画像読取装置の一例として、
蓄積性蛍光体シートを用いる装置の実施例を示す斜視図
、 第3図は、本読読取条件および先読読取条件の求め方の
一例を説明するための、輝尽発光光の光量、先読手段で
得られた先読画像信号SP%および本読手段でi%られ
た画像信号S0のヒストグラムの一例を示した図である
。 1.100・・・先読手段 2、200・・・読取条件決定手段 2a、28・・・本読読取条件演算部 2b、29・・・記憶部 2c、30・・・先読読取条件演算部 3.100’ ・・・本読手段 ii、+t ’ ・・・蓄積性蛍光体シート14.14
’ ・・・レーザ光源 19.19 ’・・・輝尽発光光 21.21 ’ ・・・フォトマルチプライヤ28.2
6 ’・・・増幅器 27.27 ’・・・A/D変換器 300・・・画像処理装置 400・・・画像再生装
置第1図 第3図
るための全体構成図、 第2図は、本発明の放射線画像読取装置の一例として、
蓄積性蛍光体シートを用いる装置の実施例を示す斜視図
、 第3図は、本読読取条件および先読読取条件の求め方の
一例を説明するための、輝尽発光光の光量、先読手段で
得られた先読画像信号SP%および本読手段でi%られ
た画像信号S0のヒストグラムの一例を示した図である
。 1.100・・・先読手段 2、200・・・読取条件決定手段 2a、28・・・本読読取条件演算部 2b、29・・・記憶部 2c、30・・・先読読取条件演算部 3.100’ ・・・本読手段 ii、+t ’ ・・・蓄積性蛍光体シート14.14
’ ・・・レーザ光源 19.19 ’・・・輝尽発光光 21.21 ’ ・・・フォトマルチプライヤ28.2
6 ’・・・増幅器 27.27 ’・・・A/D変換器 300・・・画像処理装置 400・・・画像再生装
置第1図 第3図
Claims (1)
- (1)放射線画像が記録された蓄積性蛍光体シートを光
ビームにより走査してこのシートに蓄積された放射線エ
ネルギーの一部を輝尽発光光として放出させ、この輝尽
発光光を所定の先読読取条件に従って光電的に読み取っ
て前記放射線画像の概略を表わす先読画像信号を得る先
読手段、 前記光ビームより高レベルの光ビームにより前記シート
を走査して前記シートから発せられた輝尽発光光を本読
読取条件に従って光電的に読み取り、前記放射線画像を
表わす画像信号を得る本読手段、および 前記先読画像信号が入力されこの先読画像信号に基づい
て前記本読読取条件を求め、この本読読取条件を前記本
読手段に出力する本読読取条件演算部と、この本読読取
条件演算部で求められた各前記放射線画像のそれぞれに
対応する多数の前記本読読取条件を記憶する記憶部と、
この記憶部に記憶された多数の前記本読読取条件を読み
出し、これら多数の本読読取条件に基づいて最適な前記
先読読取条件を求め、この最適な先読読取条件を前記所
定の先読読取条件に代えて前記先読手段に出力する先読
読取条件演算部とからなる読取条件決定手段から構成さ
れていることを特徴とする放射線画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63097900A JPH01267636A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 放射線画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63097900A JPH01267636A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 放射線画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01267636A true JPH01267636A (ja) | 1989-10-25 |
Family
ID=14204613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63097900A Pending JPH01267636A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 放射線画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01267636A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0454763A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像読取装置 |
JP2001051202A (ja) * | 1999-06-04 | 2001-02-23 | Olympus Optical Co Ltd | 走査型顕微鏡の測定パラメータ決定方法及びコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体 |
JP2001059939A (ja) * | 1999-06-14 | 2001-03-06 | Olympus Optical Co Ltd | フォトマルチプライヤの感度調整方法、該感度調整方法を採用した走査型レーザ顕微鏡および感度調整プログラムを記録した記録媒体 |
-
1988
- 1988-04-20 JP JP63097900A patent/JPH01267636A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0454763A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像読取装置 |
JP2001051202A (ja) * | 1999-06-04 | 2001-02-23 | Olympus Optical Co Ltd | 走査型顕微鏡の測定パラメータ決定方法及びコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体 |
JP2001059939A (ja) * | 1999-06-14 | 2001-03-06 | Olympus Optical Co Ltd | フォトマルチプライヤの感度調整方法、該感度調整方法を採用した走査型レーザ顕微鏡および感度調整プログラムを記録した記録媒体 |
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