JPH0925959A - 2方向差動クラッチ - Google Patents
2方向差動クラッチInfo
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- JPH0925959A JPH0925959A JP7178421A JP17842195A JPH0925959A JP H0925959 A JPH0925959 A JP H0925959A JP 7178421 A JP7178421 A JP 7178421A JP 17842195 A JP17842195 A JP 17842195A JP H0925959 A JPH0925959 A JP H0925959A
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- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/08—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action
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- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/069—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags
- F16D41/07—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces
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- Retarders (AREA)
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- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Abstract
て、入力ギヤの回転方向の切り換え時において、スプラ
グの傾動方向の切り換えを即座に行なわせる。 【構成】 入力ギヤ7の円筒形内面9と回転軸4の円筒
形外面8間に径の異なる2つの保持器10、11を組込
む。大径側保持器10を入力ギヤ7に固定し、小径側保
持器11を回転軸4に回転自在に取付ける。両保持器1
0、11に形成したポケット15、16にスプラグ17
を組込む。小径側保持器11の端部に摩擦板21を回転
自在に取付け、その摩擦板21を弾性部材22の弾力に
よって小径側保持器11のフランジ23に圧接させる。
摩擦板21をギヤケース1に回り止めし、入力ギヤ7の
回転方向の切り換え時に、大径側保持器10と小径側保
持器11の相互間に大きな回転速度差をもたせ、両保持
器10、11の速度差によってスプラグ17の傾倒方向
を直ちに切り換える。
Description
方向差動クラッチに関するものである。
装置には、普通、2方向差動クラッチが組込まれてい
る。その2方向差動クラッチとして、特開平3−199
722号公報に記載されたものが従来から知られてい
る。
(II)で示すように、回転軸60に出力ギヤ61を取付
け、その回転軸60に形成された円筒形外面62と入力
ギヤ63に設けられた円筒形内面64間に径の異なる2
つの保持器65、66を組込み、大径側保持器65を入
力ギヤ63に固定し、小径側保持器66を回転軸60で
回転自在に支持し、その小径側保持器66に設けたピン
67を大径側保持器65に形成した切欠部68に挿入し
ている。
ぞれに複数のポケット69、70を周方向に等間隔に形
成し、径方向で対向するポケット69、70にスプラグ
71を挿入し、小径側保持器66に取付けられた弾性部
材72でスプラグ71を両側から押圧して、スプラグ7
1の内外のカム面73、74が円筒形外面62および円
筒形内面64と係合しない中立位置にスプラグ71を保
持している。
ヤ75を回転自在に取付け、そのサブギヤ75を皿ばね
76によって小径側保持器66に設けたフランジ77に
押し付けている。
チにおいて、エンジンの駆動によって回転される駆動ギ
ヤ78は入力ギヤ63およびサブギヤ75に噛合され
る。ここで、サブギヤ75の歯数は入力ギヤ63の歯数
より数段多く設定されており、上記駆動ギヤ78の回転
により、サブギヤ75の回転は入力ギヤ63の回転より
遅れることになる。
に圧接している小径側保持器66は入力ギヤ63の回転
に対して差速を有し、ピン67が切欠部68の端面に当
接するまで大径側保持器65と小径側保持器66は相対
回転する。その相対回転によってスプラグ71が小径側
保持器66の回転方向に倒れ、内外のカム面73、74
が円筒形外面62および円筒形内面64に係合し、クラ
ッチ差動可能状態となる。
は、出力ギヤ61を有する回転軸60は入力ギヤ63の
回転より速く回転するよう設定されているため、スプラ
グ71は起立する方向に摩擦力を受け、スプラグ71の
内外のカム面73、74は円筒形外面62及び円筒形内
面64に噛み込むことはない。
と、入力ギヤ63の回転が回転軸60の回転より速くな
るため、スプラグ71の内外のカム面73、74が円筒
形外面62および円筒形内面64に係合し、入力ギヤ6
3の回転が回転軸60に伝達される。
た場合には、スプラグ71は上記と逆方向に倒れ、上記
と同様の作用をする。
差動クラッチにおいては、駆動ギヤ78が入力ギヤ63
とサブギヤ75に噛合しているため、入力ギヤ63とサ
ブギヤ75とに大きな歯数差を設けることができない。
このため、駆動ギヤ78が回転した際の、大径側保持器
65と小径側保持器66の相互間における回転速度差は
小さく、入力ギヤ63の回転方向の切り換え時、スプラ
グ71の傾斜方向の切り換えに時間を要する。従い、ス
プラグ71が円筒形外面62および円筒形内面64に係
合するまでの間、スプラグ71のカム面73、74と円
筒形外面62および円筒形内面64の接触部に滑りが伴
ない、上記接触部の摩耗を増加させる懸念がある。
り換え時にスプラグの傾斜方向を即座に切り換えること
ができるようにした2方向差動クラッチを提供すること
である。
めに、第1の発明においては、入力ギヤに設けられた円
筒形内面とその入力ギヤを貫通する回転軸の円筒形外面
間に径の異なる2つの保持器を組込み、その大径側保持
器を入力ギヤに固定し、小径側保持器を上記回転軸に対
して回転自在に支持し、その両保持器に形成されたポケ
ットにスプラグを組込み、上記大径側保持器と小径側保
持器の相対的な回転によってスプラグを入力ギヤの円筒
形内面と回転軸の円筒形外面とに係合させるようにした
2方向差動クラッチにおいて、前記小径側保持器の前記
入力ギヤから外方に臨む端部に摩擦板を回転自在に取付
け、その摩擦板に弾性部材の弾力を付与して小径側保持
器に設けられたフランジに圧接し、上記摩擦板をその周
囲の固定部に対して回り止めする回り止め手段を設けた
構成を採用している。
設けられた円筒形内面とその入力ギヤを貫通する回転軸
の円筒形外面間に径の異なる2つの保持器を組込み、そ
の大径側保持器を入力ギヤに固定し、小径側保持器を上
記回転軸に対して回転自在に支持し、その両保持器に形
成されたポケットにスプラグを組込み、上記大径側保持
器と小径側保持器の相対的な回転によってスプラグを入
力ギヤの円筒形内面と回転軸の円筒形外面とに係合させ
るようにした2方向差動クラッチにおいて、前記小径側
保持器の前記入力ギヤから外方に臨む端部外周にその周
囲の固定部とのすべり接触により摩擦力を発生させる摩
擦発生手段を設けた構成を採用している。
に設けられた円筒形内面とその入力ギヤを貫通する回転
軸の円筒形外面間に径の異なる2つの保持器を組込み、
その大径側保持器を入力ギヤに固定し、小径側保持器を
上記回転軸に対して回転自在に支持し、その両保持器に
形成されたポケットにスプラグを組込み、上記大径側保
持器と小径側保持器の相対的な回転によってスプラグを
入力ギヤの円筒形内面と回転軸の円筒形外面とに係合さ
せるようにした2方向差動クラッチにおいて、前記小径
側保持器の前記入力ギヤから外方に臨む端部にサブギヤ
を回転自在に取付け、そのサブギヤに弾性部材の弾力を
付与して小径側保持器の端部外周に設けたフランジに圧
接し、前記入力ギヤに噛合する第1ギヤと、前記サブギ
ヤに噛合しその第1ギヤより歯数の少ない第2ギヤとを
有するアイドルギヤを入力ギヤの周囲に固定部に回転自
在に設けた構成を採用している。
ことにより、入力ギヤの回転方向の切り換え時、大径側
保持器と小径側保持器の相互間に大きな回転速度差を生
じさせることができる。このため、スプラグは直ちに逆
方向に倒れて入力ギヤの円筒形内面と回転軸の円筒形外
面に係合可能な状態となり、スプラグの傾斜方向を即座
に切り換えることができる。
る摩擦力によって小径側保持器の円周方向回転を減速さ
せることができるため、入力ギヤの回転方向の切り換え
時、スプラグの傾倒方向を直ちに切り換えることができ
る。
1ギヤを入力ギヤに噛合させ、その第1ギヤより歯数の
少ない第2ギヤをサブギヤに噛合させたことにより、入
力ギヤとサブギヤとの間に大きな歯数差を形成すること
ができる。このため、入力ギヤの回転方向の切り換え
時、その入力ギヤとサブギヤとの間に大きな回転速度差
を生じさせることができ、スプラグの傾倒方向を直ちに
切り換えることができる。
づいて説明する。
明の第1の実施例を示す。図示のように、ギヤケース1
の対向側壁2には軸受3が取付けられ、その軸受3によ
って両端部が回転自在に支持された回転軸4に出力ギヤ
5が取付けられている。
受6によって入力ギヤ7が支持されている。回転軸4は
円筒形外面8を有し、一方、入力ギヤ7は円筒形内面9
を有し、その円筒形外面8と円筒形内面9間に径が異な
る2つの保持器10、11が組込まれている。
れ、小径側保持器11は軸受12を介して回転軸4に回
転自在に支持されている。その小径側保持器11に取付
けられたピン13は大径側保持器10に形成された周方
向に長いピン孔14に挿入され、そのピン孔14の両端
にピン13が当接する範囲内において大径側保持器10
と小径側保持器11は相対回転し得るようになってい
る。
れぞれには複数のポケット15、16が周方向に等間隔
に形成され、径方向で対向するポケット15、16にス
プラグ17が挿入されている。
けられた弾性部材18によって両側から押圧されてい
る。その押圧によってスプラグ17は内・外端のカム面
19、20が円筒形外面8および円筒形内面9に係合し
ない中立の状態に保持されている。
外方に臨む端部には摩擦板21が回転自在に支持され、
その摩擦板21は皿ばねから成る弾性部材22によって
小径側保持器11の端部外周に設けたフランジ23に押
し付けられている。
定部であるギヤケース1に回り止めされている。
板21の外周に突片31を設け、その突片31をギヤケ
ース1の内面に取付けた係合板32の切欠部33に係合
させるようにしている。
摩擦板21を回り止め機構30によって回り止めするこ
とにより、駆動ギヤ24の駆動により入力ギヤ7を回転
させると、その入力ギヤ7に取付けられた大径側保持器
10のポケット15と小径側保持器11のポケット16
間に円周方向のずれが生じる。そのずれによってスプラ
グ17は入力ギヤ7の回転方向に傾動してカム面19、
20が円筒形外面8および円筒形内面9に係合可能なス
タンバイ状態となり、入力ギヤ7の回転速度が回転軸4
の回転速度より速い場合に、スプラグ17が円筒形外面
8および円筒形内面9に噛み込み入力ギヤ7の回転が回
転軸4に伝達される。なお、入力ギヤ7の回転時、大径
側保持器10と小径側保持器11においてピン13がピ
ン孔14の端部に当接するまで円周方向にずれた後、フ
ランジ23と摩擦板21との間で滑りが生じ、入力ギヤ
7は回転を継続する。
て入力ギヤ7を逆転させると、大径側保持器10も入力
ギヤ7のと同方向に回転し、このとき、小径側保持器1
1は回り止めされた摩擦板21との接触によって制止さ
れるため、スプラグ17は入力ギヤ7の回転方向に傾倒
してカム面19、20が円筒形外面8および円筒形内面
9に係合可能なスタンバイ状態となる。
擦板21を回り止めしたことにより、入力ギヤ7の回転
方向の切り換え時、その入力ギヤ7に取付けられた大径
側保持器10と小径側保持器11との間に大きな回転速
度差を生じさせることができる。このため、入力ギヤ7
の回転方向の切り換え時にスプラグ17の傾倒方向を即
座に切り換えることができ、スプラグ17を直ちにスタ
ンバイ状態とすることができる。
例を示す。図2(I)、(II)に示す回り止め機構30
は、摩擦板21の外周に設けた突片31をギヤケース1
の内面に設けた係合溝34に係合させるようにしてい
る。
0は、摩擦板21の外周に切欠部35を形成し、その切
欠部35にピン36の先端部を挿入し、そのピン36を
ギヤケース1に固定している。
0は、図3に示すピン36をギヤケース1の側壁2に固
定している。
0は、図4に示す回り止め機構30の切欠部35に代え
て、摩擦板21の外周部にピン孔37を設けている。
実施例を示す。この実施例では、図1(I)、(II)、
(III )の実施例で示す摩擦板21および回り止め機構
30に代えて、摩擦発生機構40を用い、その摩擦発生
機構40によって小径側保持器11にすべり接触による
摩擦力を付与している。
アーム41を固定し、その摩擦アーム41の先端部に取
付けた摩擦部材42を小径側保持器11の端部外周に圧
接させるようにしている。ここで、摩擦アーム41の数
は任意である。
図7に示す摩擦発生機構40を用いるようにしてもよ
い。図7に示す摩擦発生機構40はギヤケース1の側壁
2にアーム43を固定し、そのアーム43の先端部に孔
44を形成し、その孔44にボール45と、弾性部材4
6とを組込み、その弾性部材46の弾力によってボール
45を小径側保持器11の端部外周に圧接させるように
している。
小径側保持器11に摩擦力を付与することにより、入力
ギヤ7の回転方向の切り換え時、第1の実施例と同様に
その入力ギヤ7に取付けられた大径側保持器10と小径
側保持器11との間に大きな回転速度差を生じさせるこ
とができ、スプラグ17の傾倒方向を即座に切り換える
ことができる。
皿ばね76、その皿ばね76を止める止め輪等を省略す
ることができるため、部品点数が少なくなり、コストの
低減を図ることができる。
この実施例では、ギヤケース1の側壁2に取付けか軸受
50でギヤ軸51を回転自在に取付け、そのギヤ軸51
に第3ギヤ53と、その第3ギヤ53より歯数が少ない
第2ギヤ54とを有するアイドルギヤ52を固定し、第
1ギヤ53を入力ギヤ7に噛合し、第2ギヤ54をサブ
ギヤ55に噛合している。
の端部に回転自在に取付けられ、皿ばねから成る弾性部
材56の押圧によって小径側保持器11に設けられたフ
ランジ23に圧接されている。
入力ギヤ7とのみ噛合している。
歯数を入力ギヤ7の歯数より多くすることができるた
め、入力ギヤ7の回転方向の切り換え時、大径側保持器
10と小径側保持器11との間に大きな回転速度差をも
たせることができ、スプラグ17の傾倒方向を即座に切
り換えて円筒形外面8および円筒形内面9と係合可能な
スタンバイ状態とすることができる。
記に示す効果を奏する。
のいずれの発明も、入力ギヤの回転方向の切り換え時
に、大径側保持器と小径側保持器との相互間に大きな回
転速度差を生じさせることができるため、スプラグの傾
倒方向を即座に切り換えることができる。
円筒形内面に噛み込むまでの微妙な滑りを少なくでき、
スプラグと入力ギヤおよび回転軸との接触部の摩耗を抑
制することができる。
部品点数が少なく、コストの低減を図ることができる。
図、(II)は(I)の(イ)−(イ)線に沿った断面
図、(III )は(I)の(ロ)−(ロ)線に沿った断面
図
断面図、(II)は(I)の(ハ)−(ハ)線に沿った断
面図
断面図、(II)は(I)の(ニ)−(ニ)線に沿った断
面図
断面図、(II)は(I)の(ホ)−(ホ)線に沿った断
面図
(I)は断面図、(II)は(I)の(ヘ)−(ヘ)線に
沿った断面図
図、(II)は(I)の(ト)−(ト)線に沿った断面図
断面図、(II)は(I)の(チ)−(チ)線に沿った断
面図
面図、(II)は(I)の(リ)−(リ)線に沿った断面
図
Claims (9)
- 【請求項1】 入力ギヤに設けられた円筒形内面とその
入力ギヤを貫通する回転軸の円筒形外面間に径の異なる
2つの保持器を組込み、その大径側保持器を入力ギヤに
固定し、小径側保持器を上記回転軸に対して回転自在に
支持し、その両保持器に形成されたポケットにスプラグ
を組込み、上記大径側保持器と小径側保持器の相対的な
回転によってスプラグを入力ギヤの円筒形内面と回転軸
の円筒形外面とに係合させるようにした2方向差動クラ
ッチにおいて、前記小径側保持器の前記入力ギヤから外
方に臨む端部に摩擦板を回転自在に取付け、その摩擦板
に弾性部材の弾力を付与して小径側保持器に設けられた
フランジに圧接し、上記摩擦板をその周囲の固定部に対
して回り止めする回り止め手段を設けたことを特徴とす
る2方向差動クラッチ。 - 【請求項2】 前記回り止め手段が、摩擦板の外周に突
片を設け、その突片を固定部に取付けられた係合板の切
欠部に係合させた構成から成る請求項1に記載の2方向
差動クラッチ。 - 【請求項3】 前記回り止め手段が、固定部に回転軸の
軸方向に延びる係合溝を形成し、摩擦板の外周に設けた
突片を上記係合溝に係合させた構成から成る請求項1に
記載の2方向差動クラッチ。 - 【請求項4】 前記回り止め手段が、固定部にピンを固
定し、そのピンを摩擦板の外周に形成された切欠部に係
合させた構成から成る請求項1に記載の2方向差動クラ
ッチ。 - 【請求項5】 前記切欠部に代えてピン孔を形成した請
求項3に記載の2方向差動クラッチ。 - 【請求項6】 入力ギヤに設けられた円筒形内面とその
入力ギヤを貫通する回転軸の円筒形外面間に径の異なる
2つの保持器を組込み、その大径側保持器を入力ギヤに
固定し、小径側保持器を上記回転軸に対して回転自在に
支持し、その両保持器に形成されたポケットにスプラグ
を組込み、上記大径側保持器と小径側保持器の相対的な
回転によってスプラグを入力ギヤの円筒形内面と回転軸
の円筒形外面とに係合させるようにした2方向差動クラ
ッチにおいて、前記小径側保持器の前記入力ギヤから外
方に臨む端部外周にすべり接触により摩擦力を発生させ
る摩擦発生手段を設けたことを特徴とする2方向差動ク
ラッチ。 - 【請求項7】 前記摩擦発生手段が、入力ギヤの周囲の
固定部に摩擦アームを固定し、その摩擦アームの先端部
を小径側保持器の端部外周に接触させた構成から成る請
求項6に記載の2方向差動クラッチ。 - 【請求項8】 前記摩擦発生手段が、入力ギヤの周囲の
固定部にアームを固定し、そのアームの小径側保持器の
端部外周に臨む先端部に孔を設け、その孔にボールと、
そのボールを小径側保持器の端部外周に圧接させる弾性
部材とを組込んだ構成から成る請求項6に記載の2方向
差動クラッチ。 - 【請求項9】 入力ギヤに設けられた円筒形内面とその
入力ギヤを貫通する回転軸の円筒形外面間に径の異なる
2つの保持器を組込み、その大径側保持器を入力ギヤに
固定し、小径側保持器を上記回転軸に対して回転自在に
支持し、その両保持器に形成されたポケットにスプラグ
を組込み、上記大径側保持器と小径側保持器の相対的な
回転によってスプラグを入力ギヤの円筒形内面と回転軸
の円筒形外面とに係合させるようにした2方向差動クラ
ッチにおいて、前記小径側保持器の前記入力ギヤから外
方に臨む端部にサブギヤを回転自在に取付け、そのサブ
ギヤに弾性部材の弾力を付与して小径側保持器の端部外
周に設けたフランジに圧接し、前記入力ギヤに噛合する
第1ギヤと、前記サブギヤと噛合し、第1ギヤより歯数
の少ない第2ギヤとを有するアイドルギヤを入力ギヤの
周囲に固定部に回転自在に設けたことを特徴とする2方
向差動クラッチ。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
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DE69611126T DE69611126T2 (de) | 1995-07-14 | 1996-07-11 | Zweirichtungs-Differentialkupplung |
EP96111220A EP0753682B1 (en) | 1995-07-14 | 1996-07-11 | Two-way differential clutch |
US08/679,446 US5848679A (en) | 1995-07-14 | 1996-07-12 | Two-way differential clutch |
KR1019960028303A KR100394396B1 (ko) | 1995-07-14 | 1996-07-13 | 2방향차동클러치 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP3547859B2 JP3547859B2 (ja) | 2004-07-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17842195A Expired - Fee Related JP3547859B2 (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 2方向差動クラッチ |
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JP (1) | JP3547859B2 (ja) |
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