JPH09129719A - 半導体ウエハの収納構造および半導体ウエハの収納・取出し方法 - Google Patents
半導体ウエハの収納構造および半導体ウエハの収納・取出し方法Info
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Abstract
擦等による静電気の発生防止を施した前記収納構造およ
び収納・取出し方法を提供する。 【解決手段】 半導体ウエハ4が多数枚重ねられて収納
された導電性材料からなる容器1と、前記半導体ウエハ
間に介在したスペーサシート5と、前記多数枚重ねられ
て収納された半導体ウエハの上下端部に配置された端部
クッション材6A,6Bと、からなることを特徴とす
る。
Description
エハの収納構造および半導体ウエハの収納・取出し方法
に関し、特に、運搬時における衝撃による半導体ウエハ
の破損防止、および摩擦による静電気の発生防止を施し
た前記収納構造および収納・取出し方法に関する。
う)は、一般にはシリコン単結晶インゴットを薄い円板
状に切り出したもので、その径は例えば2〜8インチ程
度である。このウエハの表面に、多数のLSI等の回路
を形成し、このウエハをチップに切断し、この後これら
のチップをパッケージングしてLSI等の半導体装置を
製造する。
出す工程と、上記ウエハに回路を形成する工程と、この
ウエハをチップに切断してパッケージングする工程とは
異なる場所で行われることが多い。通常、ある工程が行
われる場所から他の工程が行われる場所へのウエハの運
搬には、専用容器が使用される。また、回路が形成され
たウエハの表面の静電破壊は、歩留りの低下に結びつく
ことが多いため、ウエハの専用容器への収納には特別の
配慮がなされる。
しておき、ウエハをこれらの溝に挟持する収納構造が知
られている。また、専用容器内にポリエチレンフィルム
を順次介在させた状態でウエハを積み重ねる収納構造も
知られている。
形成した専用容器による収納構造では、その運搬時にお
ける振動や不慮の落下による衝撃が、直接該容器を通し
てウエハに達し、ウエハが物理的に(力学的に)破損す
る。また、上記の各ウエハ間にポリエチレンフィルムを
介在させる収納構造では、運搬時における振動等によ
り、ポリエチレンフィルムとウエハとが相互に微動する
ことが多い。この微動により静電気が発生し、ポリエチ
レンフィルムやウエハに電荷が蓄積され、その放電によ
りウエハに形成された回路が損傷する。
容器からのウエハの取出しを人手により行う場合、誤操
作等によりウエハに損傷を与える危険が大きい。このた
め、上記ウエハの収納・取出しは、自動制御機構を用い
ることが好ましいが、従来の専用容器を用いた場合に
は、該自動制御機構が複雑となる。
決するために提案されたものであり、運搬時の衝撃に対
するウエハの物理的,電気的な損傷防止対策を施したウ
エハの収納構造を提供することである。また、本発明の
目的は、容器内においてウエハとスペーサシートとが、
密着状態で(すなわち、タイトに)接触する結果、ウエ
ハとスペーサシートとを容器から順に取り出そうとする
際に両者が一体となってしまう、という不都合を防止で
きるウエハの収納構造を提供することである。本発明の
さらに他の目的は、自動制御機構に適合した、ウエハの
専用容器への収納、専用容器からの取出しのための方法
を提供することである。
多数枚重ねられて収納された導電性材料からなる容器
と、前記ウエハ間に介在したスペーサシートと、前記多
数枚重ねられて収納されたウエハの上下端部に配置され
た端部クッション材と、からなることを特徴とする。
電性プラスチックス、あるいはポリマーアロイ処理した
導電性プラスチックスを素材として一体成形により製造
される。なお、添加する導電性フィラーとしては、カー
ボンブラック、グラファイトカーボン、炭素繊維、金属
粉末、金属繊維、金属酸化物の粉末、金属コートした無
機質微粉末、有機質微粉末および繊維が使用でき、前記
容器の表面抵抗は106Ω/□以下とすることが好まし
い。
紙、合成樹脂フィルム、合成樹脂フォームシート等によ
り形成される。スペーサシートは、導電性を有していて
もよいし、有していなくてもよい。前記スペーサシート
が導電性を有する場合、その表面抵抗は、106Ω/□
以下とすることが好ましい。導電性を有するスペーサシ
ートとして、ポリピロール、ポリアニリン等の導電性ポ
リマーを複合化した繊維、炭素繊維、金属被覆繊維等の
導電性繊維を分散したポリオレフィン系合成紙、あるい
は前記導電性フィラーや帯電防止剤を添加したポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等
のフィルムやフォームシートを用いることができる。
単層構造としてもよいし、上記の合成紙等の積層構造と
してもよいが、単層構造としたスペーサシートが、扱い
易さ、物性等の点で好ましい。また、ポリピロールを複
合化した繊維を用いた合成紙が、導電性コントロールの
容易性,耐久性等の点で好ましい。
117)が1800秒/100cc以下、平滑性(JI
S P8119)が10秒以下、発塵性(日本CIC社
方式)が0.5μm以上の粒子200個/100mm×
100mm以下であることが好ましい。
収納状態においては、ウエハ間にスペーサシートが介在
する(すなわち、これらは交互に積み重ねられる)。こ
の種の収納容器は、防塵の見地から、容器ごと真空包装
されることがあるが、ウエハは、その表面が極めて平滑
であるため、スペーサシートとウエハとは、両者間にエ
アーが実質上存在しない状態で密着して(すなわち、タ
イトに)接触することがある。このため、ウエハの容器
から、スペーサシートとウエハとを順に取り出す際に、
密着した状態のウエハとスペーサシートと分離は、通常
容易ではなく、人手によりウエハからスペーサシートを
一枚一枚剥がさなければならないといった煩わしさがあ
る。特に、後述する自動制御によるウエハの収納・取り
出し方法においては、上記ウエハとスペーサシートとの
密着した状態が、障害となることがある。このような不
都合を解消するために、本発明においては、スペーサシ
ートを、ウエハとの密着状態を元々生じさせない構造と
することができ、また、ウエハとの密着状態が生じたと
しても、この密着状態を容易に解除する構造とすること
ができる。すなわち、前記スペーサシートを、その少な
くとも一方の面に、複数の凹状部および/または凸状部
を有するように、または前記スペーサシートが、スペー
サ周囲から内側に切り込まれたカットラインを有するよ
うに形成することができる。なお、上記凹状部または/
および凸状部の形成は、典型的にはエンボス加工により
形成することができる。また、上記カットラインは典型
的には、カッタによるカットまたはカットラインに幅を
持たせた打ち抜きにより形成することができる。
ウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリプロピ
レンフォーム、ポリスチレンフォーム等用いることがで
きる。また、塵の侵入を防止するために、独立気泡フォ
ームとすることが好ましく、緩衝性の点で軟質ポリウレ
タンが好ましい。また、端部クッション材にも導電性を
持たせることもでき、この表面抵抗は1011Ω/□以
下とすることが好ましい。なお、端部クッション材が導
電性を有していない場合には、最上部のウエハと最下部
のウエハとの間に、導電性を有するスペーサシートを設
けることが好ましい。
は、前述のように交互に積み重ねられたスペーサシート
とウエハと上下端部に設けられ、これらを保持する。端
部クッション材として、その圧縮時応力(10%)は、
0.01〜0.6kg/cm2程度となるものを採用す
ることが好ましい。たとえば、ウレタンフォームでは
0.01〜0.03kg/cm2、ポリエチレンフォー
ムでは0.2〜0.4kg/cm2、ポリスチレンフォ
ームでは0.2〜0.6kg/cm2程度の応力を有す
るものを採用することが好ましい。
において、ウエハとスペーサシートとは交互に重ねられ
て容器内に収納されると共に、その上下端部には端部ク
ッション材が設けられる。したがって、運搬時の振動等
により容器に与えられる衝撃は、端部クッション材によ
って吸収され、ウエハは該衝撃から保護される。
つものを使用した場合には、運搬時における振動でウエ
ハとスペーサシートとの間に、またはウエハと端部クッ
ション材との間に摩擦が生じても、静電気は発生しない
か、仮に発生しても、容器内部に止まることはない。し
たがってウエハに形成された回路が静電気により損傷す
ると言った不都合は生じない。
ハとを、前記容器内で上下方向から保持することによっ
て、容器内において各ウエハは、相互に位置ずれを起こ
すことなく安定的に保持される。したがって容器内面へ
のウエハの接触による破損や、ウエハ同士の摩擦による
静電気の発生をさらに効率良く抑止できる。
に外部に逃がすようにするため、または外部電場の容器
内部への影響を防ぐために、容器の表面抵抗は106Ω
/□以下とすることが好ましい。
を、ウエハ収納用の筒部を有し、該筒部は、前記ウエハ
または前記スペーサシートを収納・取出しするためのピ
ックアップアームが入り込めるスリットを有するように
もできる。これにより、ウエハ等の収納や取出しを容易
に行うことができる。
は、1つまたは2つのピックアップアームを用いて、少
なくとも1つのスリットを有する筒部を持つ容器の該筒
部内に、半導体ウエハ、スペーサシートを収納し、ある
いは該筒部内からこれらを取り出す、半導体ウエハの収
納・取出し方法であって、自動制御機構に適用される。
1つのピックアップアームを用いる場合には、ピックア
ップアームは、前記少なくとも1つのスリットに入り込
み、前記半導体ウエハと前記スペーサシートとを、交互
に、前記筒部内に収納し、または前記筒部内から取り出
す。また、2つのピックアップアームを用いる場合に
は、これらピックアップアームのうち一方は、前記スリ
ットに入り込む。また2つのピックアップアームのうち
他方は、前記一方のピックアップアームが入り込むスリ
ットと同一のスリット、または異なるスリットに入り込
む。そして、2つのピックアップアームで、前記半導体
ウエハと前記スペーサシートとを、交互に、前記筒部内
に収納し、または前記筒部内から取り出す。
スリットを有する筒部を持つ容器を使用するので、ウエ
ハ等を容器の筒部内に収納し、またはウエハ等を該筒部
内から取り出す際に、ピックアップアームの先端部を、
筒部の内部にまで入り込ませることが可能となる。した
がって、自動制御機構において、ウエハの収納の際にウ
エハ枚数が順次増え、あるいはウエハの取出しの際にウ
エハ枚数が順次減っても、上記ピックアップアームの制
御が極めて容易となる。
する。図1は、本発明のウエハの収納構造に用いられる
容器(以下、「ウエハ収納容器」と言う)の一例を一部
破断して示す斜視図、図2はそのウエハ収納容器を半断
面として示す側面図である。これら各図において、ウエ
ハ収納容器1は、円板状のウエハを多数枚重ねて収納で
きる有底円筒状の容器本体2と、この容器本体2に被せ
られる蓋体3とで構成されている。
円筒部2bが突設されたもので、該円筒部2bにより形
成される収納空間2e内に、多数のウエハが積み重ねら
れて収納される。円筒部2bの内径は、収納されるウエ
ハ径に合わせて該径よりも数ミリ程度大きく形成され
る。この円筒部2bには、その先端部から基端部に亙っ
てスリット2c1〜2c4が円周方向に4等配した位置
に形成されている。これらのスリット2c1〜2c
4は、後述する収納・取出しシステムにおける搬送ロボ
ットのピックアップアームが入り込める幅寸法を有して
いる。スリットの位置は、基底部の一辺の中央部に設け
れば、ピックアップアームのストロークが短くなって好
ましい。もちろん、システムによっては、基底部の対角
線上に位置しても構わない。
ねじを構成する4つの傾斜状段部2dが略等間隔で形成
されており、これは、蓋体3の円周溝3dの内側に形成
した傾斜溝3eとねじれ位置で位置合せされて、容器本
体2または蓋体3のわずかな回動により両者を係合状態
とするものである。なお、容器本体2の基底部2a上面
(容器側内面)は、図2に示すように、同心円状の複数
の補強リブが突出する凹凸形状となっているが、これら
の上端は同一面上に位置しており、ウエハを水平に載置
できるようになっている。
し、円筒部3aと、この円筒部3aに外接する角筒部3
bとにより構成されている。この円筒部3aは、容器本
体2の円筒部2bを覆い、下端部が容器本体2の基底部
2aの一部を残して覆っている。円筒部3aは、蓋体3
と容器本体2との着脱の際の、案内手段等としての役割
をなしている。
筒部2bの上端を受け入れる円周溝3dが形成してある
と共に、容器本体2の収納空間2eに対応する位置に、
同心円状に複数のリブおよび凸部(以下、単にリブ3
c)が下方に突出状に形成されている。これらリブ3c
は、蓋体3を容器本体2に装着した状態で、図2に示す
ように、収納空間2eの上部に僅かに進入した状態で、
ウエハの積み重ねの上部に接する。もっとも本発明を構
成するにあたっては、上記ウエハの積み重ねの上部が蓋
体3の内面側によって下方に押し付けられるような構成
が取られればよく、リブ3cを設けること、およびこれ
を収納空間2e内に進入させることは必須の要件ではな
い。
た円筒部2bの傾斜状段部2dと円周溝3d内の傾斜溝
3eの係合によって、着脱自在に装着される。すなわ
ち、蓋体3は、容器本体2に対するねじれ位置で、円筒
部2bに被せられ、所定角度(15°〜45°)回動さ
れることによって、傾斜溝3eの傾斜角度だけ容器本体
2側に進行しつつ、徐々に締め付け固定されることとな
る。なお、容器本体2の下面は、蓋体3の上部を受け入
れられるよう、内側に窪んで形成され、これによってウ
エハ収納容器1は、上下方向に多数積み重ねることがで
きる。なお、本実施例では、ウエハ収納容器1として、
体積抵抗200Ω・cm、表面抵抗106Ω/□以下の
導電性ポリプロピレン樹脂を素材として用いた。
ウエハを収納する態様について説明する。図3は容器本
体2内にウエハを収納した状態を示す斜視図、図4はウ
エハ収納状態における容器本体2の縦断面図、図5はウ
エハ収納容器1内におけるウエハの保持状態を示す図2
の一部拡大断面図である。これら各図において、ウエハ
4は、容器本体2の収納空間2e内に、多数積み重ねて
収納され、各ウエハ4間にはスペーサシート(図3で
は、単層の導電性シート)5が介在される。
0mm)〜8インチ(約200mm)および厚さ35
0、500、750μm等、各種目的に応じた大きさの
ものがあるが、実施例においては、厚さ350μmの8
インチサイズのものを採用した。実施例に示すウエハ収
納容器1は、このウエハサイズに合わせて設計されたも
のであり、25枚のウエハを収納できる。
た際に、ウエハ4同士が直接接触しないようにして、ウ
エハ同士の擦れによる傷を防ぐと共に、ウエハ4との間
での静電気の発生を抑制するように作用する。このため
スペーサシート5は、表面抵抗が106Ω/□以下の軟
質素材により形成することが好ましい。本実施例では、
スペーサシート5として剛軟度80mm以下のポリオレ
フィン系合成紙を素材とし、厚さ230μm、径200
mmに形成したものを用いた。また、ウエハはクリーン
状態を維持しなくてはならないため、スペーサシート5
の発塵性は低くなければならない。本実施例では、当該
発塵性(日本CIC社方式)は、0.5μm以上の粒子
200個/100mm×100mm以下のものを用い
た。
器本体2の収納空間2eの最上部および最下部に配置さ
れる。すなわち、端部クッション材6A,6Bは、前述
したウエハ4とスペーサシート5とを交互に積み重ね、
その両端部にこの積み重ねを挟みこむ形で配置される。
この端部クッション材6A,6Bにより、積み重ねられ
たウエハ4が容器本体2の基底部2aおよび蓋体3の天
上面のリブ3cに直接接触することはない。端部クッシ
ョン材6A,6Bは、適度な衝撃吸収力を有しており、
ウエハ収納容器1に衝撃が与えられた場合でも、これを
吸収し、ウエハ4側には伝えないよう機能する。
A,6Bとして、表面抵抗8×1011Ω/□以下、帯
電圧減衰時間(50%)1.4秒以下、密度(JIS
K6401)27kg/m3、硬さ(JIS K640
1)6.5kgf、反発弾性(JIS K6402)4
0%の諸特性を有する軟質ポリウレタンフォームシート
を、径200mm、厚さ15mmに加工したものを用い
た。なお、端部クッション材としての軟質ポリウレタン
フォームシートの反発弾性は、20〜60%程度が好ま
しく用いられる。
ーサシート5を介在させて積み重ねられ、その上下端部
に端部クッション材6A,6Bを配置した状態で、図4
に示すように、容器本体2の収納空間2e内に収められ
る。図示はしないが、この状態で、容器本体2には、蓋
体3が被せられ装着されて、ウエハ4は運搬、保管可能
に収納される。ウエハ4と、スペーサシート5とを、端
部クッション材6A,6Bとの積み重ねて、蓋体3を装
着した場合、蓋体3の天上面に形成したリブ3cは、端
部クッション材6Aに押圧力を与える。
れ位置に被せられると、この位置でリブ3cは、端部ク
ッション材6Aに接触し、蓋体3が回動されて、容器本
体2側の傾斜状段部2dが蓋体3側の傾斜溝3eと深く
係合する。蓋体3の積層方向への進行につれて、リブ3
cは、徐々に端部クッション材6A,6Bを下方に押し
付けていく(図5の白抜き矢印参照)。蓋体3が容器本
体2に完全に装着された状態で、各上下の端部クッショ
ン材6A,6Bは、厚さが約10%収縮し、これにより
生ずる応力が積層されたウエハ4を挟みこむ力となり、
ウエハ4、スペーサシート5および端部クッション材6
A,6Bは、ウエハ収納容器1内で安定的に保持され
る。なお、端部クッション材6Aは、蓋体3の回動動作
に伴い、リブ3cと摺動接触するので、端部クッション
材6Aが回転してしまわないように、その表面Sを平滑
にしておくことが好ましい。
(A),(B)に示すようなウエハ4との密着状態を元
々生じさせない構造、またはウエハとの密着状態が生じ
たとしても、この密着状態を容易に解除する構造のもの
を使用することができる。図6(A)には、表面にエン
ボス51が形成された前記構成のスペーサシート5が示
されている。もちろん、このエンボス51は、前記構成
のスペーサシート5に形成することに限定されず、導電
性を有さないスペーサシートに形成することもできる。
また、エンボス51のパターンも、ウエハ4との密着状
態を元々生じさせないか、またはウエハとの密着状態が
生じたとしても、この密着した状態を容易に解除するこ
とができれば、いかなるパターン(たとえば、図6
(A)に示した散点状のパターン、あるいはシートの中
心から周囲に延びる放射線状、縞状、格子状のパター
ン)であってもよい。エンボス51のパターンやスペー
サシート5の材質等にもよるが、エンボス加工後のシー
トの見かけ厚さは、エンボス加工前のシート素材の厚さ
の、1.1〜3倍程度であることが好ましい。なお、エ
ンボスが形成されたスペーサシートを使用する場合に
は、ウエハに対する当該スペーサシートによる緩衝効果
を増大させることができる。前記実施例の構成の合成紙
からなるスペーサシート5を用いてウエハ4をウエハ収
納容器1に収納した後、容器1全体を真空包装し、さら
にこの後、包装を解いて収納容器1からウエハ4を取り
出すテストを行ったが、ウエハ4とスペーサシート5と
は密着状態とはならず、ウエハの取り出し等において支
障が生じることはなかった。また、カーボンブラック3
0重量%を含む、厚さ約50μmのポリエチレンシート
に、加工後のシートの厚さが120μmとなるエンボス
を施して作製したスペーサシートを用いて上記と同様の
テストを行ったが、ウエハ4とこのスペーサシートとが
密着した状態となることはなかった。
トライン52が切り込まれた前記構成のスペーサシート
5が示されている。もちろん、このカットライン52
は、図6(A)のエンボスの場合と同様、前記した構成
のスペーサシート5に形成することに限定されない。ま
た、カットライン52のパターンも、ウエハ4との密着
状態を元々生じさせないか、またはウエハとの密着状態
が生じたとしても、この密着状態を容易に解除すること
ができれば、いかなるパターン(たとえば、図6(B)
に示した周囲から中心に向かうパターン、あるいは周囲
から渦状に内側に向かうパターン)であってもよい。ス
ペーサシート5の材質等にもよるが、カットライン52
の数は2〜36本とすることが好ましい。
を、ウエハの搬送システムに応用した場合を例に説明す
る。図7はウエハの収納・取出しシステムの概略構成を
示す斜視図、図8〜図10は該システムによりウエハ収
納容器にウエハを順次収納していく手順について示す概
略図である。図7において、多数のウエハ4は、コンベ
ア7上を搬送され、順次容器への収納工程に至る。ま
た、ウエハ4を収納するための容器本体2も、別のコン
ベア8により収納工程に至り、ウエハ4が収納されるの
を順次待ち受ける。搬送ロボット9は、収納工程におい
て両コンベア7,8間に設置され、そのピックアップア
ーム9aの先端に真空吸着部9bを備える。コンベア7
上を搬送されてくるウエハ4は、この真空吸着部9bに
よって真空吸着され、容器本体2内に収納される。ま
た、搬送ロボット10は、搬送ロボット9と同じ構成を
有し、コンベア(図示せず)上を搬送されるスペーサシ
ート5および端部クッション材6A,6Bを容器本体2
内に搬送し、収納する。
ムにおいて、コンベア8上を搬送されてきた空の容器本
体2には、最初に、搬送ロボット10または手作業によ
って端部クッション材6Bが収納される。スペーサシー
ト5は、搬送ロボット10の真空吸着部10bにより吸
着されて、上方より容器本体2の収納空間2e内に収め
られるが、このとき、搬送ロボット10のピックアップ
アーム10aは、容器本体2に形成されたスリット(図
7では、符合2c1で示すもの)によって、吸着したス
ペーサシート5を収納空間2e底部まで入り込ませるこ
とが可能となる。搬送ロボット10のピックアップアー
ム10aは、収納空間の底部で、真空吸着部10bの吸
着状態を解除し、スペーサシート5を解放し、端部クッ
ション材6B上に載置した後、初期位置に戻る。
7上のウエハ4を吸着し(図8の破線で示したピックア
ップアーム9a参照)、容器本体2の上方に移動した後
(図8の実線で示したピックアップアーム9a参照)、
ピックアップアーム9aの先端を収納空間2e内に下降
させ、収納したスペーサシート5上の近接した位置(あ
るいはスペーサシート5に面接触させた位置)で、ウエ
ハ4の吸着を解除する(図9参照)。この場合にも、容
器本体2のスリット2c1とは異なるスリット(図7で
は、符合2c3で示す)によって、搬送ロボット9のピ
ックアップアーム9aは下降することが可能となる。上
記ピックアップアーム9aの収納空間2e内における下
降制御は、真空吸着部9bに設けた距離センサ(光セン
サ等)により、スペーサシート5との距離を計測して、
設定した位置でピックアップアーム9a先端を停止する
よう制御することができる。また、ピックアップアーム
9aの関節部にトルクセンサを設けて、ウエハ4がスペ
ーサシート5に接触した時のトルクを検出して、ピック
アップアーム9aを停止制御することもできる。ウエハ
4を解除した搬送ロボット9は、収納空間2e内を上昇
して(図10参照)、初期位置に戻り、次のウエハ搬送
のために待機する。
搬送ロボット10によってスペーサシート5が同様の方
法により載置され、この後、順次スペーサシート5とウ
エハ4は、交互に積層されていく。25枚のウエハ4が
容器本体2内に収納され、その上にスペーサシート5が
置かれると、最後に搬送ロボット10あるいは手作業に
よって端部クッション材6Aが収納され、収納作業が完
了する。収納作業が完了した時点で、容器本体2は、コ
ンベア8で搬送され、次工程で蓋体3が装着されてウエ
ハの収納が完了する。なお、蓋体3の装着は、前記ウエ
ハの収納工程と共に自動化させることもできるし、作業
員による手作業とすることもできる。また、ウエハ4と
スペーサシート5を、同じロボットによってそれぞれ移
動することもできるし、これらを手作業によって収納し
ていくこともできる。一方、ウエハ収納容器内に収納さ
れたウエハ4を搬出する工程は、収納工程を逆に実行す
ることによって達成される。
a,10aの制御は、積み重ねの最上のウエハ4または
スペーサシート5との距離を距離センサにより計測し、
ピックアップアーム9a,10aの先端を積み重ねの最
上のウエハ4またはスペーサシート5の位置で停止させ
ているが、次のような制御を行うこともできる。すなわ
ち、ウエハ4またはスペーサ5の収納や取出しが行われ
るたびに、ウエハ4またはスペーサ5の厚み分だけ下降
または上昇する機構のテーブルに容器本体2に載置して
おく。これにより、積み重ねの最上のウエハ4またはス
ペーサシート4の位置は常に一定高さに保持される。こ
れにより、ピックアップアーム9a,10aは常に同じ
高さで、ウエハ4やスペーサシート5の収納や取出しを
行うことができる。
は、容器本体2、ウエハ4等は、各コンベアおよび搬送
ロボットによって正確に位置制御され、搬送されるの
で、ウエハ4が容器本体2への収納時に、円筒部2bに
接触して、これが原因で破損するような事故が起こるこ
とはない。
は、積層されたウエハは、弾性部材に挟まれた状態で容
器内に収納され、運搬時の落下、振動により容器に与え
られる衝撃は、弾性部材によって吸収され、ウエハに伝
達されることが阻止され、その物理的な破損が防止され
る。
ートを導電性とした場合には、運搬時における振動でウ
エハとスペーサシートの間に摩擦が生じても、静電気は
発生しない(または、静電気が発生したとしても容器内
には止まらない)。したがって、ウエハに形成されたの
回路が静電気による損傷を受けることがない。
元々生じさせない構造、またはウエハとの密着状態が生
じたとしても、この密着状態を容易に解除する構造とし
た場合には、ウエハの容器からの取り出しに際して、ウ
エハとスペーサシートとが一体化したままとなることが
なく、円滑なウエハの取り出し作業を行うことができ
る。
ウエハからなる積層体を、前記容器内で上下方向から保
持することによって、容器内において各ウエハは、相互
に位置ずれを起こすことなく安定的に保持され、したが
って容器内面へのウエハの接触による破損や、摩擦によ
る静電気の発生をさらに抑止できる。
スリットを形成し、ウエハ等を搬送する収納・取出しシ
ステムのピックアップアームが入り込めるようにするこ
とで、ウエハを容器の筒部内に容易に収納し、またはウ
エハを該筒部内から容易に取り出すことができる。この
結果、従来、手作業によって収納する場合にウエハを容
器に接触させて破損させるといった事故がなくなると共
に、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
器の一例を一部破断して示す斜視図である。
図である。
の概略側断面図である。
示す一部拡大断面図である。
またはウエハとの密着状態が生じたとしても、この密着
状態を容易に解除する構造のスペーサシートを例示する
図であり、(A)は表面にエンボスが形成されたスペー
サシートを示し、(B)は周囲から内側に複数のカット
ラインが切り込まれたスペーサシートを示す。
る搬送システムの概略構成を示す斜視図である。
する前の状態を示す概略図である。
する途中の状態を示す概略図である。
納した後の状態を示す概略図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 半導体ウエハが多数枚重ねられて収納さ
れた導電性材料からなる容器と、前記半導体ウエハ間に
介在したスペーサシートと、前記多数枚重ねられて収納
された半導体ウエハの上下端部に配置された端部クッシ
ョン材と、からなることを特徴とする半導体ウエハの収
納構造。 - 【請求項2】 前記スペーサシートが、表面抵抗が10
6Ω/□以下の導電性を有することを特徴とする請求項
1に記載の半導体ウエハの収納構造。 - 【請求項3】 前記スペーサシートが、ポリピロールを
複合化した繊維を用いた導電性の合成紙であることを特
徴とする請求項1または2に記載の半導体ウエハの収納
構造。 - 【請求項4】 前記スペーサシートが、その少なくとも
一方の面に、複数の凹状部および/または凸状部を有す
ることを特徴とする請求項1〜3に記載の半導体ウエハ
の収納構造。 - 【請求項5】 前記スペーサシートが、スペーサ周囲か
ら内側に切り込まれたカットラインを有することを特徴
とする請求項1〜3に記載の半導体ウエハの収納構造。 - 【請求項6】 前記容器が、表面抵抗が106Ω/□以
下であることを特徴とする請求項1〜5に記載の半導体
ウエハの収納構造。 - 【請求項7】 前記容器が、半導体ウエハ収納用の筒部
を有し、該筒部は、前記半導体ウエハおよび前記スペー
サシートを収納・取出しするためのピックアップアーム
が入り込めるスリットを有することを特徴とする請求項
1〜6に記載の半導体ウエハの収納構造。 - 【請求項8】 1つのピックアップアームを用いて、少
なくとも1つのスリットを有する筒部を持つ容器の該筒
部内に、半導体ウエハ、スペーサシートを収納し、ある
いは該筒部内からこれらを取り出す、半導体ウエハの収
納・取出し方法であって、 前記ピックアップアームは、前記少なくとも1つのスリ
ットに入り込み、前記半導体ウエハと前記スペーサシー
トとを、交互に、前記筒部内に収納し、または前記筒部
内から取り出すことを特徴とする半導体ウエハの収納・
取出し方法。 - 【請求項9】 2つのピックアップアームを用いて、少
なくとも1つのスリットを有する筒部を持つ容器の該筒
部内に、半導体ウエハ、スペーサシートを収納し、ある
いは該筒部内からこれらを取り出す、半導体ウエハの収
納・取出し方法であって、 前記ピックアップアームのうち一方は、前記スリットに
入り込み、前記ピックアップアームのうち他方は、前記
一方のピックアップアームが入り込むスリットと、同一
のスリットまたは異なるスリットに入り込み、前記半導
体ウエハと前記スペーサシートとを、交互に、前記筒部
内に収納し、または前記筒部内から取り出すことを特徴
とする半導体ウエハの収納・取出し方法。
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