JPH09105917A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH09105917A JPH09105917A JP26268195A JP26268195A JPH09105917A JP H09105917 A JPH09105917 A JP H09105917A JP 26268195 A JP26268195 A JP 26268195A JP 26268195 A JP26268195 A JP 26268195A JP H09105917 A JPH09105917 A JP H09105917A
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Abstract
る液晶表示装置において、下フレームの位置決め用突起
部から液晶パネルに伝わる振動・衝撃等のストレスによ
って液晶パネルが破損するという問題があった。また、
これを解消するために位置決め用突起部に緩衝性を持た
せたものがあるが、液晶パネルの大きさのバラツキを一
様にしか吸収することができず、夫々のバラツキの大き
さに合わせた対応ができなかった。また、上フレームの
表示窓周縁部と液晶パネル周端部とは直接的、又は間接
的に接触していたため、特に液晶パネルの強度が弱いコ
ーナー部においてガラス割れ等の破損が生じていた。 【課題解決手段】 前記課題を解決するために、本発明
の液晶表示装置は、すくなくとも1つの位置決め用突起
部に取り付け、取り外し可能なリング状の弾性部材を嵌
め込んでおり、また、上フレームに形成された表示窓の
少なくとも1つのコーナー部をくり抜いた構成としてい
る。
Description
フレームに支持されてなる液晶表示装置に関するもので
ある。
は、液晶パネルの背面からその外周側を支持する例えば
プラスチック成形品からなる下フレームの中にセットさ
れるようになっている。この下フレームには、その各コ
ーナー部分に位置決め用突起部(位置決め用部材)が形
成されており、この位置決め用突起部にて、液晶パネル
の外形のバラツキを吸収しながら、液晶パネル平面方向
の位置決めを行っていた。従来、前記位置決め用突起部
は、下フレームと同一材料からなり、一体化されて形成
されている。
ームとの間には、緩衝材としてシリコン樹脂等からなる
スペーサ部材が介挿されるようになっている。このスペ
ーサ部材は、液晶パネルに伝わる液晶パネル垂直方向の
振動や衝撃を吸収して、そのストレスを緩和するように
なっている。
が、下フレームと同一材料のプラスチックからなってい
る場合、振動や衝撃等のストレスがガラスからなる液晶
パネルに直接伝わるため、液晶パネルが破損しやすいと
いう問題点を有している。
に、図6に示すように、位置決め用突起部12にバネ性
を持たせた構造が特開平1−246587号公報に開示
されている。また、図7に示すように、位置決め用突起
部をシリコン樹脂等の緩衝性のある材料にて下フレーム
11に一体形成させた構造が特開平7−168161号
公報に開示されている。
バネ性または緩衝性を有しているので、振動や衝撃等の
ストレスは、一旦、位置決め用突起部12に吸収されて
から液晶パネル15に伝わる。したがって、そのストレ
スは緩和され、液晶パネル15が破損し難くなり、ひい
ては、液晶表示装置の信頼性を向上させることができ
る。
うに下フレームの中にセットされた液晶表示パネルの上
から、表示窓を有する上フレームをかぶせることによっ
て、液晶パネルを固定していた。この上フレームは、表
示窓の周縁部を液晶パネルの周端部に重ね合わせるよう
にして液晶パネルを上下方向に対して固定している。
接接触していると、振動や衝撃等のストレスによって液
晶パネルが容易に破損し易いという問題点を有してい
る。
に、図8に示すように、上フレーム17と液晶パネル1
5との間に保護カバー19と緩衝材20とを配置させた
構造が特開平4−67013号公報に開示されている。
また、図9に示すように、上フレーム17の少なくとも
長辺に沿って液晶パネル15側に突出する突堤21を有
し、この突堤21と液晶パネル15の端子部との間に両
面に粘着層を形成した樹脂薄板からなるストライプ状ス
ペーサ16を介挿した構造が特開平6−347762号
公報に開示されている。
よれば、上フレーム17と液晶パネル15との間に設け
られた保護カバー19と弾性部材20とによって振動・
衝撃等のストレスが緩和され、外部応力に強い液晶表示
装置が得られる。また、特開平6−347762号公報
の構成によれば、上フレーム17の液晶パネル15に対
面する部分が直接液晶パネル15に接触することが防止
され、外部からの衝撃に対して十分耐え得る液晶表示装
置が得られる。
開平1−246587号公報の構成の場合、位置決め用
突起部12が下フレーム11と同一材料で形成されてい
るので、下フレーム11の反りなどの変形を防止するた
めに、下フレーム11の材料として、例えばガラス繊維
を混合して強化したプラスチックや、PPS(Poly
phenylene Sulfide)などの固い材料
を使用した場合、位置決め用突起部12に充分なバネ性
が得られず、振動や衝撃のストレスが充分に緩和されな
いといった事態を招来するという問題点を有していた。
尚、反対に、位置決め用突起部12に充分なバネ性を付
与すべく、下フレーム11に緩衝性のある材料を使用す
ることも考えられるが、そうすると下フレーム11に反
りが生じてしまい、これによって液晶表示装置の信頼性
が低下することとなる。
成の場合、下フレーム11であるプラスチック部に位置
決め用部材12として弾性部材を一体形成しているため
コストアップを招くという問題点があった。
部12にバネ性もしくは弾性を設けたことにより液晶パ
ネル15の形状のバラツキをある程度吸収することも可
能であるが、夫々のバラツキに適合した吸収はできない
という問題点があった。
開平6−347762号公報の構成の場合、上フレーム
17と液晶パネル15が保護カバー19や緩衝材20、
或いはストライプ状スペーサ16を介して接触している
ので、直接接触した場合に比べて耐衝撃性は上がるもの
の、液晶パネル15のうち最も破損しやすいコーナー部
においては充分な耐衝撃性が得られていないという問題
点を有している。
ものであり、液晶パネル平面方向及び垂直方向に対する
振動・衝撃等のストレスを緩和することのできる液晶表
示装置を提供するものである。
液晶表示装置は、液晶パネルと、この液晶パネルを挾持
する上下フレームとを備え、前記下フレームは液晶パネ
ルの位置決め用突起部が複数設けられてなる液晶表示装
置において、少なくとも前記液晶パネルを構成する2枚
の基板の電極引出部が交差する位置に設けられた位置決
め用突起部の、少なくとも前記液晶パネルとの接触部が
弾性部材で覆われていることを特徴としている。
請求項1記載の液晶表示装置において、前記弾性部材が
リング状に形成されていることを特徴としている。
液晶パネルと、この液晶パネルを挾持する上下フレーム
とを備え、前記上フレームには表示窓が形成されてなる
液晶表示装置において、前記上フレームの表示窓の4コ
ーナー部が、前記液晶パネルの上側基板のコーナー部を
逃げるような形状であることを特徴としている。
請求項1記載の液晶表示装置において、前記上フレーム
に、前記液晶パネルの上側基板のコーナー部を逃げるよ
うな形状のコーナー部を有する表示窓が形成されている
ことを特徴としている。
る。
パネル平面方向に対する振動・衝撃等のストレスが効率
良く緩和することができる。
部材がリング状に形成されているため、取り付け、取り
外しが容易に行えるので、夫々の液晶パネルの形状のバ
ラツキに応じて、リング状の弾性部材の厚みを適宜変更
することによって確実に液晶パネルを固定することがで
きる。
レームから液晶パネルに伝わる振動・衝撃等のストレス
が、該液晶パネルのコーナー部においてかなり減少され
るため、パネル割れ等の破損を防ぐことができる。
パネル水平方向に対する振動・衝撃等のストレスが効率
良く緩和するとともに、上フレームから液晶パネルに伝
わる振動・衝撃などのストレスを、該液晶パネルのコー
ナー部においてかなり減少されるため、パネル割れ等の
破損を防ぐことができる。
5を用いて説明する。
表示装置は、液晶表示装置の下フレームに特徴があるも
のであり、図1に示すように、液晶パネルを支持する下
フレーム1を有しており、この下フレーム1と、上フレ
ーム7とによって、同図に示す液晶パネル5が挾持され
た構成を有している。
部分には、液晶パネル平面方向の位置決めを行う位置決
め用突起部2が形成されている。これらの突起部のう
ち、前記液晶パネルを構成する2枚の基板の電極引出部
が交差しないコーナー部に設けられた突起部2aは、そ
の部分に対応する液晶パネル5のコーナー形状に合わせ
て略L字形状としている。前記液晶パネルを構成する2
枚の基板の電極引出部が交差するコーナー部に設けられ
た突起部2bは、その部分に対応する液晶パネル5のコ
ーナー形状が凹部を有するものとなっているので、この
凹部に合わせた形状をしている。これらの位置決め用突
起部2によって、下フレーム1の中にセットされる液晶
パネル5の液晶パネル平面方向の位置決めを行うように
なっている。そして、後者の突起部2bには、その外側
を覆うように図2に示すようなリング状の弾性部材3が
嵌め込まれている。このため、たとえ液晶パネル5の形
状にバラツキが生じていたとしても、夫々のバラツキの
程度によって嵌め込む弾性部材3の厚さを変えることに
よって効率よくバラツキを吸収すると共に、液晶パネル
5が受ける液晶パネル平面方向に対する振動・衝撃等の
ストレスを吸収するようになっている。
同士を結ぶように、液晶パネル垂直方向の緩衝材である
スペーサ部材4が設けられている。これらスペーサ部材
4は、緩衝材料から形成されているので、液晶パネル5
が受ける液晶パネル垂直方向に対する振動・衝撃等のス
トレスを効率よく吸収するようになっている。
レーム7は、アース板8を介して下フレーム1及び液晶
パネル5に取り付けられるようになっている。このと
き、アース板8をバネ性を有する構造としておけば、上
フレーム7の反り等のストレスから液晶パネル5を保護
することができる。また、この上フレーム7の表示窓周
縁部裏側にスペーサ部材(図示せず)を設け、液晶パネ
ル周端部と直接接しないような構成にすれば更に耐衝撃
性が向上する。
は、液晶パネル5に振動・衝撃等のストレスが加わる
と、その内の液晶パネル平面方向の振動・衝撃等のスト
レスは、前記位置決め用突起部2bに嵌め込まれたリン
グ状の弾性部材3にて一旦吸収された後、液晶パネル5
に伝わることとなる。したがって、本液晶表示装置は、
液晶パネルの水平方向に対する耐振動性・耐衝撃性が優
れたものとなる。一方、液晶パネルの垂直方向の振動・
衝撃等のストレスは、液晶パネル5と上下各フレームと
の間に間挿されたスペーサ部材にて一旦吸収された後、
液晶パネル5に伝わることとなる。したがって、本液晶
表示装置では、液晶パネル垂直方向に対する耐振動性・
耐衝撃性も優れたものとなる。
ば、液晶パネル5に伝わる液晶パネル水平方向・垂直方
向の振動・衝撃等のストレスは、位置決め用突起部2に
嵌め込まれたリング状の弾性部材3とスペーサ部材4と
で効率よく緩和されるので、液晶パネル平面方向・垂直
方向に対する耐振動性・耐衝撃性が優れたものとなり、
信頼性の高い液晶表示装置が実現されている。
れたリング状の弾性部材3は、取り付け、取り外しが容
易に行えるので、夫々の液晶パネル3の形状のバラツキ
に応じて、リング状の弾性部材3の厚さを変えることに
よって、確実に液晶パネル5を固定することができるた
め、耐振動性・耐衝撃性を更に向上させることができ
る。
表示装置は、液晶表示装置の上フレームに特徴を有する
ものであり、図3に示すような形状の表示窓を有してい
る。
のコーナー部分は、ガラスとの接触を防ぐために、表示
エリアのコーナー部を中心とする円弧に沿ってくり抜か
れている。図3におけるコーナー部断面図を図4に示
す。この図から液晶パネル5のコーナー部と上フレーム
7とが直接的、又は間接的に接触していないことが分か
る。また、コーナー部以外の直線部の液晶パネル接触面
にはスペーサ部材(図示せず)が設けられている。前記
円弧は同一半径でもよいが、端子接続部を有する2辺か
らなるコーナー部は凹形状となっているので、必要に応
じて半径を変えてもよい。また、このまま液晶表示装置
として使用すると、くり抜き部から光り漏れが生ずるた
め、これを防ぐために各くり抜き部に表示エリアに合わ
せて黒色フィルムを貼付してもよい。
弱い各コーナー部において、上フレーム7と液晶パネル
5とが直接的、又は間接的に接触することがないため、
液晶パネル5のガラス部に加わる応力が減少し、液晶パ
ネル5のガラス割れを防ぐことができる。また、光り漏
れを防ぐために黒色フィルムを貼付した場合であって
も、この黒色フィルムはメッキ鋼板等からなる上フレー
ム7ほど硬いものではなく、液晶パネル5のコーナー部
に与える応力は小さく抑えることができる。
は、上フレーム7が液晶パネル5のコーナー部において
直接的、又は間接的に上フレーム7と接触することがな
いため、上フレーム7から液晶パネル5に振動・衝撃な
どのストレスが伝わったとしても、各コーナー部におい
てはこのストレスがかなり減少して伝わるので、液晶パ
ネル5のガラス割れを防ぐことができ、耐振動性・耐衝
撃性が優れたものとなる。
ば、上フレーム7から液晶パネル5に伝わる応力がガラ
ス基板強度の弱いコーナー部においてかなり減少される
ので、耐振動性・耐衝撃性が優れたものとなり、信頼性
の高い液晶表示装置が実現されている。また、メッキ鋼
板等からなる上フレーム7の各コーナー部をくり抜くこ
とによって、液晶表示装置の軽量化を図ることが可能で
ある。
表示装置は、上述した2つの実施の形態における特徴を
合わせ持ち、液晶表示装置の上下フレームに特徴を有す
るものであり、図5に示すように、液晶パネルを支持す
る下フレーム1と、同図に示すような形状の表示窓を有
する上フレーム7とを有しており、これら上下フレーム
1、7によって、同図に示す液晶パネル5が挾持された
構成を有している。
部分には、液晶パネル平面方向の位置決めを行う位置決
め用突起部2が形成されている。これらの突起部のう
ち、前記液晶パネルを構成する2枚の基板の電極引出部
が交差しないコーナー部に設けられた突起部2aは、そ
の部分に対応する液晶パネル5のコーナー形状に合わせ
て略L字形状としている。前記液晶パネルを構成する2
枚の基板の電極引出部が交差するコーナー部に設けられ
た突起部2bは、その部分に対応する液晶パネル5のコ
ーナー形状が凹部を有するものとなっているので、この
凹部に合わせた形状をしている。これらの位置決め用突
起部2によって、下フレーム1の中にセットされる液晶
パネル5の液晶パネル平面方向の位置決めを行うように
なっている。そして、後者の突起部2bには、その外側
を覆うように図2に示すようなリング状の弾性部材3が
嵌め込まれている。このため、たとえ液晶パネル5の形
状にバラツキが生じていたとしても、夫々のバラツキの
程度によって嵌め込む弾性部材の厚さを変えることによ
って効率よくバラツキを吸収すると共に、液晶パネル5
が受ける液晶パネル平面方向に対する振動・衝撃等のス
トレスを吸収するようになっている。
同士を結ぶように、液晶パネル垂直方向の緩衝材である
スペーサ部材4が設けられている。このスペーサ部材4
は、緩衝材料から形成されているので、液晶パネル5が
受ける液晶パネル垂直方向に対する振動・衝撃等のスト
レスを効率よく吸収するようになっている。
る4つのコーナー部分は、ガラスとの接触を防ぐため
に、表示エリアのコーナー部を中心とする円弧に沿って
くり抜かれている。また、コーナー部以外の直線部の液
晶パネル接触面にはスペーサ部材(図示せず)が設けら
れている。また、前記円弧は同一半径でもよいが、端子
接続部を有する2辺からなるコーナー部は、凹形状とな
っているので、必要に応じて半径を変えてもよい。ま
た、このまま液晶表示装置として使用すると、くり抜き
部から光り漏れが生ずるため、これを防ぐために各くり
抜き部に表示エリアに合わせて黒色フィルムを貼付して
もよい。
は、液晶パネル5に振動・衝撃等のストレスが加わる
と、液晶パネル平面方向のストレスに対しては前記位置
決め用突起部2に嵌め込まれたリング状の弾性部材3に
て一旦吸収された後、液晶パネル5に伝わることとな
る。したがって、本液晶表示装置は、液晶パネル5の水
平方向に対する耐振動性・耐衝撃性が優れたものとな
る。
しては、液晶パネル5と上下各フレームとの間に介挿さ
れたスペーサ部材にて一旦吸収された後、液晶パネル5
に伝わることとなる。また、上フレーム7が液晶パネル
5のコーナー部において直接的、又は間接的に上フレー
ム7と接触することがないため、上フレーム7から液晶
パネル5に振動・衝撃などのストレスが伝わったとして
も、各コーナー部においてはこのストレスがかなり減少
して伝わることとなる。したがって、本液晶表示装置
は、液晶パネル5の垂直方向に対する耐振動性・耐衝撃
性も優れたものとなる。
ば、液晶パネル5に伝わる液晶パネル平面方向・垂直方
向の振動・衝撃等のストレスは、位置決め用突起部2に
嵌め込まれたリング状の弾性部材3と、液晶パネル5と
上下各フレームとの間に介挿されたスペーサ部材とで効
率よく緩和されるので、液晶パネル平面方向・垂直方向
の耐振動性・耐衝撃性が優れたものとなり、信頼性の高
い液晶表示装置が実現されている。更に、上フレーム7
の表示窓のコーナー部を円弧状にくり抜いているため、
上フレーム7から液晶パネル5に伝わる振動・衝撃等の
ストレスがガラス基板強度の弱いコーナー部においてか
なり減少されることとなり、液晶パネル5のガラス強度
の弱いコーナー部にかかるストレスがかなり減少される
ので、液晶パネル5のコーナー部におけるガラス割れ等
の破損を防ぐことができる。また、メッキ鋼板等からな
る上フレーム7の各コーナー部をくり抜くことによっ
て、液晶表示装置の軽量化を図ることが可能である。
が、これらの実施の形態において、位置決め用突起部2
に嵌め込む弾性部材3は、突起部に嵌め込み易くさせる
ために内径に少し余裕を持たせても良い。また、作業の
効率を上げるため、他の部品と識別し易いように着色し
ておく、或いは着色されたものを使用しても良い。ま
た、このリング状の弾性部材3の形状は図2のものに限
定されることはなく、例えば直方体に穴を空けた形状に
しても良い。さらに、この穴は必ずしも貫通していなく
ても良い。また、上フレーム7の表示窓の各コーナーを
くり抜く形状は円弧状に限定されないことは言うまでも
ない。
は、以上のように、少なくとも前記液晶パネル5を構成
する2枚の基板の電極引出部が交差する位置に設けられ
た位置決め用突起部2bの、少なくとも前記液晶パネル
との接触部が弾性部材3で覆われている構成である。
振動・衝撃等のストレスが効率良く緩和されるという効
果を奏する。
記弾性部材3がリング状に形成されている構成である。
取り外しが容易に行えるので、夫々の液晶パネル5の形
状のバラツキに応じて、リング状の弾性部材3の厚みを
適宜変更することによって確実に液晶パネル5を固定す
ることができる。また、このリング状の弾性部材3の内
径を位置決め用突起部2の外径よりも大きく形成してお
くと、作業性が向上するという効果も奏する。また、こ
のリング状の弾性部材3を、他の部品と識別できるよう
に着色しておくと更に作業性が向上する。
以上のように、上フレーム7の表示窓の4コーナー部
を、液晶パネル5の上側基板のコーナー部を逃げるよう
な形状とする構成である。
示窓のコーナー部において直接的、又は間接的に液晶パ
ネル5のガラス面と接触しないので、この上フレーム7
から液晶パネル5に伝わる振動・衝撃等のストレスがか
なり減少されて伝わることとなり、パネル割れ等の破損
を防ぐことができる。また、上フレーム7の一部をくり
抜くことによって液晶表示装置の軽量化を図ることもで
きる。
以上のように、少なくとも前記液晶パネル5を構成する
2枚の基板の電極引出部が交差する位置に設けられた位
置決め用突起部2bの、少なくとも前記液晶パネルとの
接触部が弾性部材3で覆われ、かつ、上フレーム7の表
示窓の4コーナー部を、液晶パネル5の上側基板のコー
ナー部を逃げるような形状とする構成である。
振動・衝撃等のストレスが効率良く緩和されるととも
に、前記上フレーム7が、その表示窓のコーナー部にお
いて直接的、又は間接的に液晶パネル5のガラス面と接
触しないので、この上フレーム7から液晶パネル5に伝
わる振動・衝撃等のストレスがかなり減少されて伝わる
こととなり、パネル割れ等の破損を防ぐことができる。
また、上フレーム7の一部をくり抜くことによって液晶
表示装置の軽量化を図ることもできる。
装置における下フレームと、液晶パネルと、上フレーム
とを示す斜視図である。
示装置における液晶パネル部を上から見た図である。
晶表示装置における下フレームと、液晶パネルと、上フ
レームとを示す斜視図である。
パネルを示す断面図である。
パネルを示す断面図である。
パネルと上フレームとを示す断面図である。
パネルと上フレームとを示す断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 液晶パネルと、この液晶パネルを挾持す
る上下フレームとを備え、前記下フレームは液晶パネル
の位置決め用突起部が複数設けられてなる液晶表示装置
において、 少なくとも前記液晶パネルを構成する2枚の基板の電極
引出部が交差する位置に設けられた位置決め用突起部
の、少なくとも前記液晶パネルとの接触部が弾性部材で
覆われていることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記弾性部材がリング状に形成されてい
ることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 液晶パネルと、この液晶パネルを挾持す
る上下フレームとを備え、前記上フレームには表示窓が
形成されてなる液晶表示装置において、 前記上フレームの表示窓の4コーナー部が、前記液晶パ
ネルの上側基板のコーナー部を逃げるような形状である
ことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項4】前記上フレームに、前記液晶パネルの上側
基板のコーナー部を逃げるような形状のコーナー部を有
する表示窓が形成されていることを特徴とする請求項1
記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP26268195A JP3239055B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 液晶表示装置 |
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JP26268195A Expired - Fee Related JP3239055B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 液晶表示装置 |
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