JPH08310503A - 箱体のフラップ折込み装置 - Google Patents
箱体のフラップ折込み装置Info
- Publication number
- JPH08310503A JPH08310503A JP14393595A JP14393595A JPH08310503A JP H08310503 A JPH08310503 A JP H08310503A JP 14393595 A JP14393595 A JP 14393595A JP 14393595 A JP14393595 A JP 14393595A JP H08310503 A JPH08310503 A JP H08310503A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flap
- flap folding
- box body
- closing
- support members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Closing Of Containers (AREA)
Abstract
に構成する。 【構成】両側の支持部材12,13間にくし型のガイド
部材14が挾持されている。両支持部材の脚部12a,
12b,13a,13bによって箱体10の四隅を保持
する。支持部材の外側には、それぞれフラップ折りプレ
ート22,23が回転可能に支持されており、シリンダ
24によって回転され、サイドフラップ10e,10f
を折り曲げてそのまま抑える。支持部材の下端部には、
閉鎖フラップ10gを折込むプレート32が回転自在に
支持され、シリンダ34によって回転される。一方、ガ
イド部材には、このプレート32の回転によって折込ま
れる差し込みフラップ10hの先端をガイドするガイド
面14cが形成されている。さらに、ガイド面の下端部
には、小さい段部14dが形成されて箱体の前方壁面1
0a上に係止され、箱体内に挿入される差し込みフラッ
プを案内する。
Description
置に係り、特に、箱体の一方の壁面上に設けられた蓋体
と、この蓋体の自由端に連続して設けられた差し込みフ
ラップとを折曲げつつ、差し込みフラップを箱体の向か
い側の壁面内に差し込むようにした箱体のフラップ折込
み装置に関するものである。
ドフラップと、前後の壁面の一方に設けられて開口部を
閉塞する閉鎖フラップ(蓋体)と、この閉鎖フラップの
先端に連続して設けられた差し込みフラップとを備え、
上方の開口部から内部に物品が収容された後、上記閉鎖
フラップによって開口部を閉塞するようにした箱体が従
来から一般に用いられている。このような箱体では、開
口部から内部に物品を挿入した後、先ず、両サイドフラ
ップを内側に折曲げ、次に、閉鎖フラップをそのサイド
フラップ上に重ねて折曲げるとともに、この閉鎖フラッ
プの先端に連続して設けられている差し込みフラップ
を、閉鎖フラップに対して折曲げて閉鎖フラップが設け
られている壁面の向かい側の壁面の内部に挿入すること
により開口部を閉塞するようになっている。
ような形状の箱体を閉鎖する従来の装置の一例を示すも
のである。この公報に記載された紙箱11は、前壁1
3、後壁14、一対の側壁12と、これら両側壁12上
に一体的に形成された側部フラップ15と、後壁14上
に一体的に形成された折込みフラップ16とを備えてい
る。また、この折込みフラップ16は、端部パネル17
と折込みパネル18とを備えている。そして、「紙箱を
閉鎖する装置」は、紙箱11を搬送する紙箱コンベアー
25の上方に、折込みパネル18を鉛直な端部パネル1
7に対して折曲げる切込みすき26と、折込みパネル1
8を前方に折曲げ閉鎖作業を開始するフラップ閉鎖すき
27と、最終フラップ折込み位置に設けられた無端ベル
ト28とを備えている。
側部フラップ15が予め折込まれた状態で、紙箱コンベ
ア25によって搬送されてきた紙箱11は、切込みすき
26によって折込みパネル18が折込まれ、続いて、フ
ラップ閉鎖すき27により端部パネル17を閉鎖すると
ともに、折込みパネル18を紙箱11の本体の中に入れ
始める。この状態にある間に、紙箱11はベルト28に
係合し、折込フラップ16に加えられるベルト28の力
により押し下げられて完全に閉鎖されるようになってい
る。
装置は、各工程を行なう部材をコンベアに沿って順次配
置し、コンベアによって箱体を連続的に搬送する過程
で、フラップの折込み工程を順次行なうようになってい
るので、構成する部材の点数が多く、構造が複雑でコス
ト高であり、しかも、コンベアが長い区間を走行する間
に各工程を行なうようになっているので、広いスペース
が必要であるという問題があった。
ラップの折曲げおよび差し込み片の箱体内への差し込み
を行なうようにした箱体のフラップ折込装置も既に提案
されている(実開平7−15329号公報)。この公報
に記載された装置は、基台2上に対向する方向で立設し
た一対の箱体保持具1と、この箱体保持具1の下方に回
動自在に設けられた板状のフラップ折曲体5と、フラッ
プ折曲体5の回動方向に円弧状に形成されたフラップ案
内ガイド12とを備えており、箱体搬入用ベルトコンベ
アー15によって搬送された箱体18を上記箱体保持具
1によって保持し、次に、フラップ折曲体5を回動させ
てフラップ案内ガイド14に沿って移動させることによ
り、箱体18のフラップ19を開口部側に折曲するとと
もに、このフラップ19の先端側に連続的に設けられて
いる差し込み片20をフラップ19に対して折曲げて、
この差し込み片を開口部20内に差し込むことにより開
口部を閉塞するようになっている。
フラップ折込み装置では、フラップ19とその先端に設
けられた差し込み片20とを同時に折曲げつつ差し込み
片20を開口部内に差し込むようにしているが、差し込
み片20の先端が箱体側壁の端面に当たって、箱体内に
スムーズに差し込まれないおそれがあった。また、箱体
保持具1と、フラップ折曲体5およびフラップ案内ガイ
ド14とが、それぞれ独立した構成になっているため、
異なるサイズの箱体に兼用する場合には、個々の部品を
交換し、または調整しなければならなかった。
ので、蓋体に設けられている差し込みフラップを、スム
ーズに箱体の内部に挿入することができ、また、各構成
部品を一体的な構成とし、全体を一度に交換できるよう
にして、異なるサイズの箱体に兼用することが容易な箱
体のフラップ折込み装置を提供することを目的とするも
のである。
ップ折込み装置は、両側に配置された一対の支持部材
と、これら両支持部材間に挾持され、下面の端部側を中
心とするほぼ円弧状のガイド面が形成されたくし型のガ
イド部材と、上記両側の支持部材にそれぞれ上端部が回
転可能に支持された一対のサイドフラップ折り手段と、
これら両サイドフラップ折り手段を回転させる第1の回
転手段と、上記両支持部材の下部間に一端部が回転可能
に支持され、他端部が上記ガイド面の円弧に沿って回転
するとともに、その先端部に上記ガイド部材のくし型に
噛合うくし歯が形成された閉鎖フラップ折込み手段と、
この閉鎖フラップ折込み手段の先端に一体的に形成され
た折曲部と、閉鎖フラップ折込み手段を回転させる第2
の回転手段とを備え、かつ、上記ガイド面の下部に、箱
体の壁面の上端に係止可能な小段部を形成したものであ
る。
支持部材、ガイド部材、サイドフラップ折り手段、その
回転手段、閉鎖フラップ折込み手段、その回転手段等を
一体として箱体の上方に移動させ、支持手段によって箱
体の四隅を抑えて位置決めする。次に、第1の回転手段
によって両側のサイドフラップ折り手段を回転させ、両
サイドフラップを箱体の内側に向けて折曲げる。その
後、第2の回転手段によって閉鎖フラップ折込み手段を
回転させる。閉鎖フラップ折込み手段を回転させると、
閉鎖フラップが折曲げられるとともに、閉鎖フラップの
先端に設けられている差し込みフラップが、円弧状のガ
イド面に沿って移動しつつ閉鎖フラップに対して折曲げ
られ、ガイド面の下端に設けられた小段部に案内されて
箱体の向かい側の壁面の内側へ導入される。
図1は本発明の一実施例に係る箱体のフラップ折込み装
置(全体として符号2で示す)の正面図、図2はその側
面図、また、図3ないし図8はこのフラップ折込み装置
2の作動を順次説明する図である。なお、図3ないし図
8では、それぞれの工程における要部を明瞭にするため
に一部を省略して示してある。この箱体のフラップ折込
み装置2は、図9に示すように、箱体搬送コンベア4の
側部に配置されたロボット本体6のハンド8に取付けら
れて操作されるようになっており、前工程で内部に物品
が充填され、上部の各フラップが開放した状態で上記搬
送コンベア4によって搬送されてきた箱体は、このロボ
ット6の前面に停止している間に、各フラップが順次折
込まれて封緘された後、再びコンベア4の走行によって
搬出される。なお、箱体のフラップ折込み装置2は、各
部品を一体としたアタッチメント2A,2B,2C……
として構成されており、箱体の形状に応じて選択され、
ロボットハンド8に取付けられて使用される。
ってフラップの折込み等が行なわれて封緘される箱体1
0は、底面上に直立する前方壁面10a、後方壁面10
b(この明細書中では、図3ないし図8の左上方を前、
右下方を後と呼ぶことにする)および両側の側壁10
c,10dと、両側壁10c,10d上に連続して設け
られたサイドフラップ10e,10fと、後方壁面10
bの上端に一体的に設けられた閉鎖フラップ(蓋体)1
0gおよびこの閉鎖フラップ10gの先端に連続して設
けられた差し込みフラップ10hを備えている。本実施
例に係るフラップ折込み装置2では、先ず、両側壁10
c,10d上のサイドフラップ10e,10fを箱体1
0の内部側に折曲げて水平状態にした後、閉鎖フラップ
10gをそのサイドフラップ10e,10f上に重ねて
折込み、さらに、その先端の差し込みフラップ10hを
閉鎖フラップ10gに対して折曲げて、箱体10の向か
い側の壁面(前方壁面)10aの内側に差し込むことに
より箱体10を封緘する。
構成について詳細に説明する。上記箱体10の前後の壁
面10a,10bの横幅L1 (図3参照)とほぼ等しい
間隔で一対の支持部材12,13が配置され、これら両
支持部材12,13間に、全体がくし型のガイド部材1
4が挾持されて一体化されている。これら支持部材1
2,13およびガイド部材14は、上面に固定された鉛
直方向の支柱16(図2参照)を介して水平な取付けプ
レート18に取付けられている。
c,13cが下方側から切欠かれており、前後にそれぞ
れ脚部12a,12b,13a,13bが形成されてい
る(図5および図8参照)。これら前後の脚部12a,
12b,13a,13bの下端部付近の内面間の距離
が、上記箱体10の両側壁10c,10dの横幅(すな
わち前方の壁面10aと後方の壁面10bとの間の距
離)L2 (図3参照)にほぼ一致している。また、上記
切欠き12c,13cの前方側脚部12a,13a側
は、後方側の脚部12b,13bの下端部付近を中心と
するほぼ円弧状の案内面となっている。
されているガイド部材14は、支持部材12,13の厚
さとほぼ等しい厚さを有する部分14aと、この部分1
4aの間に位置するほぼ同じ幅の空間14bとが交互に
形成されており、全体としてくし型になっている。さら
に、上記両側支持部材12,13の切欠き12c,13
cと同様に、箱体10の後壁10b側の下端部を中心と
するほぼ円弧状のガイド面14cが形成されている。こ
のガイド面14cは、その下端部と、両支持部材12,
13の後方側脚部12b,13bの下端部間を結ぶ線
(後に説明する水平方向のピン30)との距離L3 (図
8参照)が、その上端部と、後方側脚部12b,13b
の下端部間を結ぶ線との間の距離L4 よりも小さくなっ
ている。なお、このガイド部材14は、支持部材12,
13のような後方側の脚部はなく、開放された空間にな
っている。また、両支持部材12,13の前方側脚部1
2a,13aおよびガイド部材14の下端部の内面に
は、小さい段部12d,13d,14dが形成されてお
り、この段部12d,13d,14dが、箱体10の前
方側の壁面10aの上端面に当接するようになっている
(図2および図7、図8参照)。
れ、ピン20,21を介して、サイドフラップ折りプレ
ート22,23の上端部が回転自在に支持されている。
これら両サイドフラップ折りプレート22,23は、同
時に逆方向に回転されて、支持部材12、13の外方に
開いた位置(図3参照)と、支持部材12,13の外面
に密着してほぼ鉛直方向を向いた位置(図4の実線参
照)との間で開閉できるようになっている。これら両サ
イドフラップ折りプレート22,23の下端部には、内
側に向かって直角に折曲げられた抑え部22a,23a
がそれぞれ形成されている。各サイドフラップ折りプレ
ート22,23は、支持部材12,13よりも横幅が狭
く、支持部材12,13側に向かって回転したときに
は、上記抑え部22a,23aが支持部材12,13の
切欠き12c,13cの内部に入り込んで、後に説明す
るように、ほぼ水平に折曲げたサイドフラップ10c,
10dを抑えることができるようになっている。
の回転手段)24が固定され、このシリンダ24のロッ
ド24aの両側に、それぞれ長短2本のリンク26,2
7,28,29を介して上記サイドフラップ折りプレー
ト22,23の上端が連結されている。従って、このシ
リンダ24を作動させて上方の長いリンク26,28の
上端部を上下動させると、下方の短かいリンク27,2
9が揺動されることにより、両側のサイドフラップ折り
プレート22,23が互いに逆方向に回転して開閉す
る。
b,13bの下端部間には、水平方向のピン30(図2
および図6、図7参照)を介して閉鎖フラップ折りプレ
ート32の一端部が回転自在に支持されている。この閉
鎖フラップ折りプレート32は、平板状のプレート部3
2aとその先端に、ほほ直角に折曲げ形成された折曲部
32bとを有しており、プレート部32aは、上記箱体
10の閉鎖フラップ10gの長さL5 (図3参照)より
も僅かに大きい長さを有している。しかも、このプレー
ト部32aの長さは、上記ガイド部材14の内面に形成
されたガイド面14cの下部側と上記ピン30との距離
L3 よりもやや長く、また、ガイド面14cの上部側と
上記ピン30との距離L4 よりもやや短かくなってい
る。閉鎖フラップ折りプレート32の先端部およびその
前方側の折曲部32bは、ガイド部材14のくし型に噛
合うくし歯状になっており、閉鎖フラップ折りプレート
32が下方へ向けて回転した際にガイド部材14に干渉
することなく、次第に深く噛合うようになっている(図
2参照)。
には、この閉鎖フラップ折りプレート32を回転させる
第2のシリンダ(第2の回転手段)34が連結されてい
る。この第2シリンダ34は支持部材12の上端に下向
きに取付けられており、下方へ延びる作動ロッド34a
の先端に、リンク36を介して閉鎖フラップ折りプレー
ト32の支点側(ピン30側)が連結されている。従っ
て、この第2シリンダ34が作動することによって、閉
鎖フラップ折りプレート32はほぼ直立した位置(図2
の32A参照)とほぼ水平な位置(図2の32B参照)
との間で往復回転することができる。
置2の作動について説明する。上方の取付けプレート1
8の下面に支柱16を介して固定された支持部材12,
13およびガイド部材14と、支持部材12,13に支
持されている両側のサイドフラップ折りプレート22,
23および閉鎖フラップ折りプレート32と、これら両
プレート22,23,32を回転させるそれぞれのシリ
ンダ24,34とが一体として上記ロボットハンド8に
取付けられる。
コンベア4(図9参照)は間欠的に走行しており、箱体
10は、図3に示すように、両サイドフラップ10e,
10fおよび閉鎖フラップ(蓋体)10gが直立位置よ
りもやや外側へ開いた状態にくせ折りされ、上流側の図
示しない物品挿入ステーションで内部に物品が充填され
た後このコンベア4によって搬送されて、ロボット6の
前面に一時停止する。この位置で、ロボットハンド8が
上記箱体のフラップ折込み装置2を移動させ、停止して
いる箱体10上に下降させる。すると、両側支持部材1
2,13の前後の脚部12a,12b,13a,13b
の下端部内面が、箱体10の四隅に外側から当接しこの
箱体10を保持して位置決めする。なお、支持部材1
2,13の前方側脚部12a,13aおよびガイド部材
14の下端部の内面には、小さい段部12d,13d,
14dが形成されており、これら段部12d,13d,
14dが箱体10の前方側壁面10aの上端面に係止す
る。
ているフラップ折りプレートの回転用のシリンダ24を
作動させ、その作動ロッド24を下降させる。すると上
側の長いリンク26,28の上端が図1に実線で示す位
置から下がるとともに、下端が外方へ押出され、下方の
短いリンク27,29の上端が外側へ回動することによ
って、サイドフラップ折りプレート22,23を回転さ
せる。サイドフラップ折りプレート22,23は、両者
の下端部が互いに接近する方向に回転し、直立した状態
になって停止する(図4の2点鎖線に示す位置から実線
で示す位置へ移動する)。
22,23は、下端にL字状の抑え部22a,23aが
形成されており、これら抑え部22a,23aが回転す
る際にそれぞれサイドフラップ10e,10fを箱体1
0の内側へ向けて折込む。これら両サイドフラップ折り
プレート22,23がほぼ直立した状態になって停止し
たときには、両側のサイドフラップ10e,10fは水
平な状態に折曲げられている。そして、水平になったサ
イドフラップ10e,10fは、停止しているサイドフ
ラップ折りプレート22,23のL字状抑え部22a,
23aの下面によって抑えられて水平な状態のまま保持
される(図5参照)。
転用の第2シリンダ34を作動させて閉鎖フラップ折り
プレート32を回転させる。この閉鎖フラップ折りプレ
ート32は、第2シリンダ34の作動開始前にはプレー
ト部32aがほぼ直立した状態にあり(図2の32A参
照)、第2シリンダ34の作動によって次第に図2の半
時計回り方向に回転する。閉鎖フラップ10gの先端部
に連続して設けられている差し込みフラップ10hは、
その先端を閉鎖フラップ折りプレート32の先端の折曲
部32aによって後方から押されて、このプレート32
とともに図2の半時計回り方向に回転する。
ラップ10gの回転中心(閉鎖フラップ10gと後側壁
面10bとの接続部)との距離が、上部から下部に向け
て次第に小さくなるように構成されているので、閉鎖フ
ラップ折りプレート32が直立状態から水平な状態(図
2の32B参照)に向かって回転するにつれて、閉鎖フ
ラップ10gが折曲げられて次第に水平状態になるとと
もに、差し込みフラップ10hがこの閉鎖フラップ10
gに対して次第に折曲げられる。なお、閉鎖フラップ折
りプレート32のプレート部32a先端および折曲部3
2bはくし歯状(図6および図7参照)になっており、
水平方向への回転につれて、ガイド部材14のくし歯1
4a,14b内に次第に深く噛合う。
14cの下端部付近には、小さい段部14cが形成され
ており、この段部14cが箱体10の前方側壁面10a
上に係止しているので、回転する閉鎖フラップ折りプレ
ート32に後方から押されて次第に折曲げられてきた差
し込みフラップ10hの先端は、ガイド面14cの内面
に沿って下方に向けて移動してくると、箱体10の前方
壁面10aの上端に干渉することなく、そのまま箱体1
0の内部に挿入される。
フラップ10hがそれぞれ折曲げられ、差し込みフラッ
プ10hが箱体10内に挿入される直前に、サイドフラ
ップ折りプレート22,23の回転用シリンダ24を作
動させて、両サイドフラップ折りプレート22,23を
外方へ向けて回転させる。これにより、サイドフラップ
折りプレート22,23の先端に形成された抑え部22
a,23aは、閉鎖プレート10gの下側に挟み込まれ
ることなく退避する(図7参照)。その後、閉鎖フラッ
プ折りガイド32のプレート部32aが完全に水平な状
態になると、差し込みプレート10hは閉鎖プレート1
0Gとの連結部まで箱体10内に挿入されフラップの折
込み作業が完了する。
2,13、ガイド部材14、サイドフラップ折りプレー
ト22,23とその回転用シリンダ24、閉鎖フラップ
折りプレート32とその回転用シリンダ34等が一体的
な構成になっているので、異なるサイズの箱体のフラッ
プ折込み作業を行なう場合には、これらを一体的に交換
することができ、各種の箱体に容易に兼用することがで
きる。また、支持部材12,13およびガイド部材14
のガイド面14cの下端部に小さい段部12d,13
d,14dが形成され、この段部12d,13d,14
dが箱体10の前方側壁面10aの上端部に係止してい
るので、差し込みフラップ10hは、ガイド部材14の
ガイド面14aに沿って移動し、そのままガイド面14
aからスムーズに箱体10内に導入される。なお、各部
分の形状は、図示のものに限定されるものではなく、所
定の目的に沿って適宜変更することができることはいう
までもない。
に配置された一対の支持部材と、これら両支持部材間に
挾持され、下面の端部側を中心とするほぼ円弧状のガイ
ド面が形成されたくし型のガイド部材と、上記両側の支
持部材にそれぞれ上端部が回転可能に支持された一対の
サイドフラップ折り手段と、これら両サイドフラップ折
り手段を回転させる第1の回転手段と、上記両支持部材
の下部間に一端部が回転可能に支持され、他端部が上記
ガイド面の円弧に沿って回転するとともに、その先端部
に上記ガイド部材のくし型に噛合うくし歯が形成された
閉鎖フラップ折込み手段と、この閉鎖フラップ折込み手
段の先端に一体的に形成された折曲部と、閉鎖フラップ
折込み手段を回転させる第2の回転手段とを備え、か
つ、上記ガイド面の下部に、箱体の壁面の上端に係止可
能な小段部を形成し、上記両側の支持部材によって箱体
の四隅を支持しつつ、サイドフラップ折り手段によって
両サイドフラップを折り曲げ、さらに、閉鎖フラップ折
込み手段によって閉鎖フラップを折曲げるとともに、折
曲部によって閉鎖フラップの先端に一体的に設けられた
差し込みフラップを折曲げ、この差し込みフラップを上
記ガイド面に沿って箱体内に挿入するように構成したこ
とにより、差し込みフラップを箱体の壁面の上端に干渉
することなくスムーズに箱体内に挿入することができ
る。また、異るサイズ、形状の箱体に適用する場合に
も、各部品を一体として交換することができ、兼用性が
極めて優れている。
装置の正面図である。
図であり、折込み工程の第1段階を示す。
図であり、図3の次の工程を示す。
図であり、図4の次の工程を示す。
図であり、図5の次の工程を示す。
図であり、図6の次の工程を示す。
図であり、図7の次の工程を示す。
全体を示す平面図である。
方壁面) 10e サイドフラップ 10f サイドフラップ 10g 閉鎖フラップ 10h 差し込みフラップ 12 支持部材 13 支持部材 14 ガイド部材 14c ガイド面 14d ガイド部材の小段部 22 サイドフラップ折り手段 23 サイドフラップ折り手段 24 第1の回転手段(シリンダ) 32 閉鎖フラップ折込み手段 34 第2の回転手段(シリンダ)
Claims (1)
- 【請求項1】 両側に配置された一対の支持部材と、こ
れら両支持部材間に挾持され、下面の端部側を中心とす
るほぼ円弧状のガイド面が形成されたくし型のガイド部
材と、上記両側の支持部材にそれぞれ上端部が回転可能
に支持された一対のサイドフラップ折り手段と、これら
両サイドフラップ折り手段を回転させる第1の回転手段
と、上記両支持部材の下部間に一端部が回転可能に支持
され、他端部が上記ガイド面の円弧に沿って回転すると
ともに、その先端部に上記ガイド部材のくし型に噛合う
くし歯が形成された閉鎖フラップ折込み手段と、この閉
鎖フラップ折込み手段の先端に一体的に形成された折曲
部と、閉鎖フラップ折込み手段を回転させる第2の回転
手段とを備え、かつ、上記ガイド面の下部に、箱体の壁
面の上端に係止可能な小段部を形成し、上記両側の支持
部材によって箱体の四隅を支持しつつ、サイドフラップ
折り手段によって両サイドフラップを折り曲げ、さら
に、閉鎖フラップ折込み手段によって閉鎖フラップを折
曲げるとともに、折曲部によって閉鎖フラップの先端に
一体的に設けられた差し込みフラップを折曲げ、上記ガ
イド面に沿って箱体内に挿入することを特徴とする箱体
のフラップ折込み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14393595A JP3508297B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 箱体のフラップ折込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14393595A JP3508297B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 箱体のフラップ折込み装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08310503A true JPH08310503A (ja) | 1996-11-26 |
JP3508297B2 JP3508297B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=15350500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14393595A Expired - Fee Related JP3508297B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 箱体のフラップ折込み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3508297B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101333098B1 (ko) * | 2006-06-30 | 2013-11-26 | 오.에이.엠. 에스.피.에이. | 박스류의 폐쇄 장치 |
CN106394959A (zh) * | 2016-11-25 | 2017-02-15 | 济南翼菲自动化科技有限公司 | 一种02型带鸭舌瓦楞纸箱包装机 |
CN106516215A (zh) * | 2016-11-25 | 2017-03-22 | 济南翼菲自动化科技有限公司 | 一种02型带鸭舌瓦楞纸箱包装方法 |
JP2019072966A (ja) * | 2017-10-18 | 2019-05-16 | 児島段ボール株式会社 | 組立箱の組立方法 |
CN109808956A (zh) * | 2019-02-19 | 2019-05-28 | 广州珐玛珈智能设备股份有限公司 | 一种包装盒封装设备 |
CN110451023A (zh) * | 2019-08-26 | 2019-11-15 | 浙江正泰电器股份有限公司 | 包装设备和包装方法 |
KR102144043B1 (ko) * | 2019-12-23 | 2020-08-12 | 윤정원 | 카톤상자의 플랩 클로징 장치 |
CN113102586A (zh) * | 2021-04-09 | 2021-07-13 | 耿海生 | 一种合金喷塑电线电缆桥架制造成型加工方法 |
CN114524115A (zh) * | 2022-01-13 | 2022-05-24 | 安徽金三环金属科技有限公司 | 基于自动装盒机的自动合盖机构 |
CN114735294A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-07-12 | 浙江正泰电器股份有限公司 | 一种热继电器包装设备及其包装方法 |
-
1995
- 1995-05-18 JP JP14393595A patent/JP3508297B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101333098B1 (ko) * | 2006-06-30 | 2013-11-26 | 오.에이.엠. 에스.피.에이. | 박스류의 폐쇄 장치 |
CN106394959A (zh) * | 2016-11-25 | 2017-02-15 | 济南翼菲自动化科技有限公司 | 一种02型带鸭舌瓦楞纸箱包装机 |
CN106516215A (zh) * | 2016-11-25 | 2017-03-22 | 济南翼菲自动化科技有限公司 | 一种02型带鸭舌瓦楞纸箱包装方法 |
JP2019072966A (ja) * | 2017-10-18 | 2019-05-16 | 児島段ボール株式会社 | 組立箱の組立方法 |
CN109808956A (zh) * | 2019-02-19 | 2019-05-28 | 广州珐玛珈智能设备股份有限公司 | 一种包装盒封装设备 |
CN110451023B (zh) * | 2019-08-26 | 2024-05-17 | 浙江正泰电器股份有限公司 | 包装设备和包装方法 |
CN110451023A (zh) * | 2019-08-26 | 2019-11-15 | 浙江正泰电器股份有限公司 | 包装设备和包装方法 |
KR102144043B1 (ko) * | 2019-12-23 | 2020-08-12 | 윤정원 | 카톤상자의 플랩 클로징 장치 |
CN113102586B (zh) * | 2021-04-09 | 2023-10-03 | 深圳深华新电缆实业有限公司 | 一种合金喷塑电线电缆桥架制造成型加工方法 |
CN113102586A (zh) * | 2021-04-09 | 2021-07-13 | 耿海生 | 一种合金喷塑电线电缆桥架制造成型加工方法 |
CN114524115A (zh) * | 2022-01-13 | 2022-05-24 | 安徽金三环金属科技有限公司 | 基于自动装盒机的自动合盖机构 |
CN114524115B (zh) * | 2022-01-13 | 2024-05-03 | 临沂樱久自动化设备有限公司 | 基于自动装盒机的自动合盖机构 |
CN114735294A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-07-12 | 浙江正泰电器股份有限公司 | 一种热继电器包装设备及其包装方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3508297B2 (ja) | 2004-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08310503A (ja) | 箱体のフラップ折込み装置 | |
US4010597A (en) | Apparatus for closing and sealing two-piece slotted containers | |
JPS5837167B2 (ja) | 包装素材の中に品物を包むための装置 | |
JPS6058084B2 (ja) | シ−ト状の素材を折曲げて丁番蓋付きの包装箱を形成すると共にその中に内方包みで包まれた棒状品のブロックを収容するための装置 | |
ITBO940439A1 (it) | Metodo per l'espansione di astucci e per la loro alimentazione ad una linea di riempimento. | |
JPH089361B2 (ja) | 包装用ブランク折曲方法及び装置 | |
JPH06211211A (ja) | 包装用装置 | |
US6694703B1 (en) | Method of and apparatus for accumulating and joining blanks of packets for block-shaped groups of articles | |
RU2266849C2 (ru) | Способ и машина для производства сигаретных пачек с шарнирной крышкой | |
JPH09104526A (ja) | スナック菓子包装袋をl字に搬送する方法、及びスナック菓子包装袋のl字搬送・箱詰め方法 | |
JP7385960B2 (ja) | ワンタン全自動的包み・箱詰機 | |
JP4054274B2 (ja) | 包装対象品の装填装置 | |
ITBO960101A1 (it) | Unita' di uscita per una macchina incartatrice continua | |
ITBO980077A1 (it) | Metodo e macchina per l'incarto di un prodotto. | |
EP0476804A1 (en) | Method and apparatus for applying C-shaped innerframes to cigarette bundles | |
JPH06211212A (ja) | 包装機 | |
JPH06278726A (ja) | コンテナの自動折畳み装置 | |
US7338423B2 (en) | System and method for assembling a package with a flip-top | |
GB959409A (en) | Machine for setting up cartons | |
JP2662085B2 (ja) | 包装ケースのフラップ折曲装置 | |
JP3415042B2 (ja) | パチンコ機の自動包装機 | |
JP2003152154A (ja) | リード矯正装置およびそれに使用する櫛歯 | |
JPH09501376A (ja) | カートン包装装置 | |
ITBO20010752A1 (it) | METODO ED UNITû DI TRASFERIMENTO DI INCARTI | |
JPH10297608A (ja) | たばこ加工産業におけるパッケージブロックの幅狭な正面側方フラップを折畳むための折畳み装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20031215 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |