JPH0831526A - ラッチ付コネクタ - Google Patents
ラッチ付コネクタInfo
- Publication number
- JPH0831526A JPH0831526A JP7199019A JP19901995A JPH0831526A JP H0831526 A JPH0831526 A JP H0831526A JP 7199019 A JP7199019 A JP 7199019A JP 19901995 A JP19901995 A JP 19901995A JP H0831526 A JPH0831526 A JP H0831526A
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- JP
- Japan
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- latch
- housing
- circuit board
- printed circuit
- contact
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/79—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ラッチがクリープ変形し、プリント基板とコ
ンタクトピンとの接触が不充分になった。プリント基板
の挿抜によりラッチが欠損や折損していた。 【解決手段】 プラスチック製のハウジングに多数本の
コンタクトピン2を装着し、ハウジングの幅方向片側又
は両側にプリント基板16又はフレキシブル導体5に取
付けた補強板7により外側に押し広げられ且つそれらを
所定位置まで押込むと元の位置に戻ってプリント基板1
6又は補強板7を圧着保持するプラスチック製のラッチ
9を設け、そのラッチ9にそれに加わる接圧を受ける補
強具14を設けた。また、補強具14にラッチ9に取付
ける装着部18と、ハウジングをセットするプリント基
板16に固定される支持部17を形成した。さらに、補
強具14にラッチ19及びハウジングに取付ける装着部
18と、ハウジングをセットするプリント基板16に固
定される支持部17が形成されている。
ンタクトピンとの接触が不充分になった。プリント基板
の挿抜によりラッチが欠損や折損していた。 【解決手段】 プラスチック製のハウジングに多数本の
コンタクトピン2を装着し、ハウジングの幅方向片側又
は両側にプリント基板16又はフレキシブル導体5に取
付けた補強板7により外側に押し広げられ且つそれらを
所定位置まで押込むと元の位置に戻ってプリント基板1
6又は補強板7を圧着保持するプラスチック製のラッチ
9を設け、そのラッチ9にそれに加わる接圧を受ける補
強具14を設けた。また、補強具14にラッチ9に取付
ける装着部18と、ハウジングをセットするプリント基
板16に固定される支持部17を形成した。さらに、補
強具14にラッチ19及びハウジングに取付ける装着部
18と、ハウジングをセットするプリント基板16に固
定される支持部17が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント基板に実装
されて、そのプリント基板と他のプリント基板或はフレ
キシブルフラットケーブル(FFC)、フレキシブルプ
リンテッドサーキット(FPC)、コンダクティブイン
クドサーキット(CIC)等のフレキシブル導体とを接
続するのに使用されるラッチ付コネクタに関するもので
ある。
されて、そのプリント基板と他のプリント基板或はフレ
キシブルフラットケーブル(FFC)、フレキシブルプ
リンテッドサーキット(FPC)、コンダクティブイン
クドサーキット(CIC)等のフレキシブル導体とを接
続するのに使用されるラッチ付コネクタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】プリント基板又はFFC、FPC、CI
C等のフレキシブル導体を他のプリント基板に接続する
コネクタは従来からある。その主なものとして図6に示
すようにプラスチック製のハウジングA内に多数本の金
属製コンタクトピンBが装着され、同ハウジングAの幅
方向側面にそれと一体にラッチCが形成されているラッ
チ付コネクタがある。このラッチ付コネクタはプリント
基板或はFFC、FPC、CIC等のフレキシブル導体
の一部に貼り付けた補強板DをハウジングAの差込み口
に内に差込むとラッチCが無理に外側に押し広げられ、
所定位置まで差込むとプリント基板或は補強板Dがラッ
チCから外れてラッチCが自己の復元力で元の位置に復
帰し、同ラッチCがプリント基板或は補強板Dの幅方向
側面を挟着保持すると共に、プリント基板或はフレキシ
ブル導体がコンタクトBの接点に押し付けられて両者が
電気的に接触するようにしたものである。
C等のフレキシブル導体を他のプリント基板に接続する
コネクタは従来からある。その主なものとして図6に示
すようにプラスチック製のハウジングA内に多数本の金
属製コンタクトピンBが装着され、同ハウジングAの幅
方向側面にそれと一体にラッチCが形成されているラッ
チ付コネクタがある。このラッチ付コネクタはプリント
基板或はFFC、FPC、CIC等のフレキシブル導体
の一部に貼り付けた補強板DをハウジングAの差込み口
に内に差込むとラッチCが無理に外側に押し広げられ、
所定位置まで差込むとプリント基板或は補強板Dがラッ
チCから外れてラッチCが自己の復元力で元の位置に復
帰し、同ラッチCがプリント基板或は補強板Dの幅方向
側面を挟着保持すると共に、プリント基板或はフレキシ
ブル導体がコンタクトBの接点に押し付けられて両者が
電気的に接触するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のラッチ
付コネクタは次のような問題があった。 .図6(a)のようにハウジングAに差込まれたプリ
ント基板或は補強板Dには図6(b)のようにコンタク
トピンBの接圧が加わり、その接圧はプリント基板或は
補強板Dを挟着保持しているラッチCにかかる。しか
し、ラッチCはプラスチック製であるためその接圧を長
時間受け続けると図6(C)に示すようにクリープ変形
して元の状態に戻らなくなる。このためプリント基板基
板或は補強板DとコンタクトピンBとの距離が広がり、
両者の接触が不充分になる。 .プリント基板或は補強板Dの幅方向側面がラッチC
により挟着保持されるので、プリント基板或はフレキシ
ブル導体とコンタクトBの接点との接触が確実になる
が、プリント基板或は補強板Dの差込み或は引き抜き時
にラッチCが無理に外側に押されるため、プラスチック
製のラッチCにひびが入ったり、ラッチCが欠けたり、
折損したり、へたったりすることがある。 .ラッチCの強度を高めるためにはラッチCの剛性を
高めればよく、そのためにはラッチCを肉厚にするとか
ラッチの背丈を高くするなどすればよいが、そのように
するとハウジングAが大型化するという難点がある。
付コネクタは次のような問題があった。 .図6(a)のようにハウジングAに差込まれたプリ
ント基板或は補強板Dには図6(b)のようにコンタク
トピンBの接圧が加わり、その接圧はプリント基板或は
補強板Dを挟着保持しているラッチCにかかる。しか
し、ラッチCはプラスチック製であるためその接圧を長
時間受け続けると図6(C)に示すようにクリープ変形
して元の状態に戻らなくなる。このためプリント基板基
板或は補強板DとコンタクトピンBとの距離が広がり、
両者の接触が不充分になる。 .プリント基板或は補強板Dの幅方向側面がラッチC
により挟着保持されるので、プリント基板或はフレキシ
ブル導体とコンタクトBの接点との接触が確実になる
が、プリント基板或は補強板Dの差込み或は引き抜き時
にラッチCが無理に外側に押されるため、プラスチック
製のラッチCにひびが入ったり、ラッチCが欠けたり、
折損したり、へたったりすることがある。 .ラッチCの強度を高めるためにはラッチCの剛性を
高めればよく、そのためにはラッチCを肉厚にするとか
ラッチの背丈を高くするなどすればよいが、そのように
するとハウジングAが大型化するという難点がある。
【0004】本発明の目的はラッチがコンタクトピンの
接圧によりクリープ変形しにくく、ラッチにひびが入っ
たり、ラッチが折損したり、へたったりもしにくく、し
かも小型化可能なラッチ付コネクタを提供することにあ
る。
接圧によりクリープ変形しにくく、ラッチにひびが入っ
たり、ラッチが折損したり、へたったりもしにくく、し
かも小型化可能なラッチ付コネクタを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
ラッチ付コネクタは図1、5に示すように、プラスチッ
ク製のハウジング1に多数本のコンタクトピン2が装着
され、このハウジング1にプリント基板又はフレキシブ
ル導体5に取付けた補強板7を差込み可能な差込み口8
が形成され、ハウジング1の幅方向片側又は両側に、差
込み口8に差込まれるプリント基板又は補強板7により
外側に押し広げられ且つそれらが所定位置まで押込まれ
ると元の位置に戻って導体5を圧着保持するプラスチッ
ク製のラッチ9が設けられ、そのラッチ9にそれに加わ
る接圧を受ける補強具14を設けたものである。
ラッチ付コネクタは図1、5に示すように、プラスチッ
ク製のハウジング1に多数本のコンタクトピン2が装着
され、このハウジング1にプリント基板又はフレキシブ
ル導体5に取付けた補強板7を差込み可能な差込み口8
が形成され、ハウジング1の幅方向片側又は両側に、差
込み口8に差込まれるプリント基板又は補強板7により
外側に押し広げられ且つそれらが所定位置まで押込まれ
ると元の位置に戻って導体5を圧着保持するプラスチッ
ク製のラッチ9が設けられ、そのラッチ9にそれに加わ
る接圧を受ける補強具14を設けたものである。
【0006】本発明のうち請求項2のラッチ付コネクタ
は図5に示すように、補強具14にラッチ9に取付ける
装着部18と、ハウジング1をセットするプリント基板
16に固定される支持部17が形成されてなるものであ
る。
は図5に示すように、補強具14にラッチ9に取付ける
装着部18と、ハウジング1をセットするプリント基板
16に固定される支持部17が形成されてなるものであ
る。
【0007】本発明のうち請求項3のラッチ付コネクタ
は図1に示すように、補強具14にラッチ9及びハウジ
ング1に取付ける装着部18と、ハウジング1をセット
するプリント基板16に固定される支持部17が形成さ
れてなるものである。
は図1に示すように、補強具14にラッチ9及びハウジ
ング1に取付ける装着部18と、ハウジング1をセット
するプリント基板16に固定される支持部17が形成さ
れてなるものである。
【0008】本発明のうち請求項4のラッチ付コネクタ
は図1に示すように、補強具14がラッチ9の外周を包
むようにラッチ9に被嵌されてなるものである。
は図1に示すように、補強具14がラッチ9の外周を包
むようにラッチ9に被嵌されてなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態1】図1〜4は本発明のラッチ付コ
ネクタの実施形態の一例を示したものである。図1に示
す5はFFC、FPC、CIC等の可撓性を有するフレ
キシブル導体、16は各種電子部品を実装するリジッド
なプリント基板、21は同プリント基板16の上に実装
された本発明のフレキシブル導体用コネクタ21であ
る。このコネクタ21はプリント基板16と前記フレキ
シブル導体5とを電気的に接続するものである。
ネクタの実施形態の一例を示したものである。図1に示
す5はFFC、FPC、CIC等の可撓性を有するフレ
キシブル導体、16は各種電子部品を実装するリジッド
なプリント基板、21は同プリント基板16の上に実装
された本発明のフレキシブル導体用コネクタ21であ
る。このコネクタ21はプリント基板16と前記フレキ
シブル導体5とを電気的に接続するものである。
【0010】図1に示すラッチ付コネクタ21は図2
(a)に示すように多数のコンタクトピン2と、コンタ
クトピン2を横一列に間隔をあけて装着するハウジング
1とから構成され、これらが図2(b)のように組み立
てられてなる。以下にこれらについて詳細に説明する。
(a)に示すように多数のコンタクトピン2と、コンタ
クトピン2を横一列に間隔をあけて装着するハウジング
1とから構成され、これらが図2(b)のように組み立
てられてなる。以下にこれらについて詳細に説明する。
【0011】前記コンタクトピン2は導電性金属薄板を
型抜きして図2に示されるような形状に製作されたもの
であり、図1のプリント基板16の回路面に半田付けさ
れる端子部22と、ハウジング1に係止される上側ビー
ム23と、フレキシブル導体5の導体線路13に接続さ
れる下側ビーム24とを備えている。このうち直線的に
形成されている上側ビーム23の下縁にはハウジング1
に係止させるための係止突起25が下方に突出するよう
に形成されており、略U字形に形成されている下側ビー
ム24はその先端部である接点4が図4(a)(b)に
示すように上下方向に開閉可能な弾性を備えている。ま
た、図2(a)に明示するように、各コンタクトピン2
の上側ビーム23の先端にはコンタクト受部30が形成
されている。
型抜きして図2に示されるような形状に製作されたもの
であり、図1のプリント基板16の回路面に半田付けさ
れる端子部22と、ハウジング1に係止される上側ビー
ム23と、フレキシブル導体5の導体線路13に接続さ
れる下側ビーム24とを備えている。このうち直線的に
形成されている上側ビーム23の下縁にはハウジング1
に係止させるための係止突起25が下方に突出するよう
に形成されており、略U字形に形成されている下側ビー
ム24はその先端部である接点4が図4(a)(b)に
示すように上下方向に開閉可能な弾性を備えている。ま
た、図2(a)に明示するように、各コンタクトピン2
の上側ビーム23の先端にはコンタクト受部30が形成
されている。
【0012】前記ハウジング1は電気絶縁性のプラスチ
ック材料により図2(a)に示すような形状に一体成型
されたものであり、コンタクトピン2を装着するピン装
着部29が均一間隔で一列に多数形成されている。夫々
のピン装着部29には図2(b)に示す様にコンタクト
ピン2を差込んでその係止突起25をハウジング1に係
止させて固定すると共にコンタクトピン2の接点4を夫
々のピン装着部29の上面より上方まで突出させてあ
る。
ック材料により図2(a)に示すような形状に一体成型
されたものであり、コンタクトピン2を装着するピン装
着部29が均一間隔で一列に多数形成されている。夫々
のピン装着部29には図2(b)に示す様にコンタクト
ピン2を差込んでその係止突起25をハウジング1に係
止させて固定すると共にコンタクトピン2の接点4を夫
々のピン装着部29の上面より上方まで突出させてあ
る。
【0013】ハウジング1には差込み口8が形成されて
いる。この差込み口8はハウジング1のピン装着部29
の上面と、その後方上部に形成されたハウジング受部3
及びコンタクト受部30との間に形成されて、図2
(b)に示す様にピン装着部29にコンタクトピン2を
装着固定したときに、そのコンタクトピン2の接点4よ
りもフレキシブル導体差込み方向後方に位置するように
してある。
いる。この差込み口8はハウジング1のピン装着部29
の上面と、その後方上部に形成されたハウジング受部3
及びコンタクト受部30との間に形成されて、図2
(b)に示す様にピン装着部29にコンタクトピン2を
装着固定したときに、そのコンタクトピン2の接点4よ
りもフレキシブル導体差込み方向後方に位置するように
してある。
【0014】図1〜4に示すラッチ付コネクタにはハウ
ジング受部3とコンタクト受部30との双方が形成され
ている。このうちハウジング1に形成されているハウジ
ング受部3は図2(a)に明示するようにハウジング1
の幅方向全長に渡って形成され、しかもピン装着部29
の上方まで突出させてある。ハウジング受部3はこのよ
うに形成されることにより図3(a)に示す様に差込み
口8に差込まれたフレキシブル導体5の差込み端部7の
表面に接触し、また、図3(b)に示す様にハウジング
1にフレキシブル導体5を嵌合したときも、図4(c)
に示す様に差込み端部7の表面に接触してコンタクトピ
ン2の反力を受ける差込み端部7の反りを抑え、接点4
とフレキシブル導体5の導体線路13との接触も確保さ
れるようにしてある。
ジング受部3とコンタクト受部30との双方が形成され
ている。このうちハウジング1に形成されているハウジ
ング受部3は図2(a)に明示するようにハウジング1
の幅方向全長に渡って形成され、しかもピン装着部29
の上方まで突出させてある。ハウジング受部3はこのよ
うに形成されることにより図3(a)に示す様に差込み
口8に差込まれたフレキシブル導体5の差込み端部7の
表面に接触し、また、図3(b)に示す様にハウジング
1にフレキシブル導体5を嵌合したときも、図4(c)
に示す様に差込み端部7の表面に接触してコンタクトピ
ン2の反力を受ける差込み端部7の反りを抑え、接点4
とフレキシブル導体5の導体線路13との接触も確保さ
れるようにしてある。
【0015】コンタクトピン2の上側ビーム23の先端
に形成されているコンタクト受部30は、各コンタクト
ピン2を図1、図2(b)に示す様にハウジング1のピ
ン装着部29に装着したときに、そのコンタクト受部3
0がハウジング受部3の下に位置し且つコンタクト受部
30の先端がハウジング受部3の先端と同一面となるよ
うにしてある。このコンタクト受部30は図3(b)に
示す様にハウジング1の差込み口8にフレキシブル導体
5を嵌合したときに図4(a)に示す様にフレキシブル
導体5の差込み端部7の表面に接触し、差込み端部7を
図4(b)に示す様に水平に倒してハウジングに嵌合し
たときも差込み端部7の表面に接触してコンタクトピン
2の反力を受ける差込み端部7の反りを抑え、接点4と
フレキシブル導体5の導体線路13との接触も確保され
るようにしてある。
に形成されているコンタクト受部30は、各コンタクト
ピン2を図1、図2(b)に示す様にハウジング1のピ
ン装着部29に装着したときに、そのコンタクト受部3
0がハウジング受部3の下に位置し且つコンタクト受部
30の先端がハウジング受部3の先端と同一面となるよ
うにしてある。このコンタクト受部30は図3(b)に
示す様にハウジング1の差込み口8にフレキシブル導体
5を嵌合したときに図4(a)に示す様にフレキシブル
導体5の差込み端部7の表面に接触し、差込み端部7を
図4(b)に示す様に水平に倒してハウジングに嵌合し
たときも差込み端部7の表面に接触してコンタクトピン
2の反力を受ける差込み端部7の反りを抑え、接点4と
フレキシブル導体5の導体線路13との接触も確保され
るようにしてある。
【0016】前記のハウジング受部3、コンタクト受部
30はコンタクトピン2の接点4よりもフレキシブル導
体差込み方向後方にあるため、フレキシブル導体5を差
込み口8に差込んだ状態で差込み端部7の後端部Pをコ
ンタクトピン2側に回動すると、その後端部Pとハウジ
ング受部3及びコンタクト受部30とコンタクトピン2
の接点4の3箇所が梃の原理で言う力点、支点、作用点
となり、弱い押圧力でフレキシブル導体5の導体線路1
3をコンタクトピン2の接点4に押し付けることができ
る。なお、差込み端部7の押圧はフレキシブル導体5が
接点4より受ける力をfとしたとき、f×{|作用点と
支点間の距離|/|力点と支点間の距離|}となるた
め、力点と支点間の距離を作用点と支点間の距離に対し
て大きくなるよう設計すれば、その分だけ押圧を小さく
することができる。
30はコンタクトピン2の接点4よりもフレキシブル導
体差込み方向後方にあるため、フレキシブル導体5を差
込み口8に差込んだ状態で差込み端部7の後端部Pをコ
ンタクトピン2側に回動すると、その後端部Pとハウジ
ング受部3及びコンタクト受部30とコンタクトピン2
の接点4の3箇所が梃の原理で言う力点、支点、作用点
となり、弱い押圧力でフレキシブル導体5の導体線路1
3をコンタクトピン2の接点4に押し付けることができ
る。なお、差込み端部7の押圧はフレキシブル導体5が
接点4より受ける力をfとしたとき、f×{|作用点と
支点間の距離|/|力点と支点間の距離|}となるた
め、力点と支点間の距離を作用点と支点間の距離に対し
て大きくなるよう設計すれば、その分だけ押圧を小さく
することができる。
【0017】前記ハウジング1の幅方向両端部には2つ
のラッチ9が形成されている。このラッチ9はモールド
成形されてハウジング1と一体化されている短軸ビーム
部36と、その内側に隙間37をあけて平行に形成した
長軸ビーム部35と、長軸ビーム部35の先端部内面に
内側に突出するように形成した接触突部12とから構成
される。ハウジング1のうち両接触突部12の下方やや
後方寄りには抜け防止突子20が形成されている。ハウ
ジング1をこの様な構造とすることにより図1に示す様
に差込み口8に斜め上方から差込まれたフレキシブル導
体5の差込み端部7を、受部3を支点としてコンタクト
ピン2の接点4側に回動すると、差込み端部7の幅方向
両側面10、11がラッチ9の接触突部12に接触し、
ラッチ9が外側に押し広げられ、差込み端部7を更に回
動するとその幅方向両側面10、11が接触突部12か
ら外れてラッチ9が内側に復帰し、ラッチ9の接触突部
12が差込み端部7の上に被さる。このときフレキシブ
ル導体5の導体線路13がコンタクトピン2の接点4に
圧接されて、フレキシブル導体5の差込み端部7がコン
タクトピン2の接圧で上方に押されても、差込み端部7
の上面にラッチ9の接触突部12が被さっているので、
差込み端部7が不用意に上方に戻らず(回動せず)、導
体線路13がコンタクトピン2の接点4に圧接している
状態に確保される。また、差込み端部7の幅方向両側に
形成されている嵌合凹部19と前記抜け防止突子20と
が嵌合して差込み端部7が不用意に抜けなくなる。
のラッチ9が形成されている。このラッチ9はモールド
成形されてハウジング1と一体化されている短軸ビーム
部36と、その内側に隙間37をあけて平行に形成した
長軸ビーム部35と、長軸ビーム部35の先端部内面に
内側に突出するように形成した接触突部12とから構成
される。ハウジング1のうち両接触突部12の下方やや
後方寄りには抜け防止突子20が形成されている。ハウ
ジング1をこの様な構造とすることにより図1に示す様
に差込み口8に斜め上方から差込まれたフレキシブル導
体5の差込み端部7を、受部3を支点としてコンタクト
ピン2の接点4側に回動すると、差込み端部7の幅方向
両側面10、11がラッチ9の接触突部12に接触し、
ラッチ9が外側に押し広げられ、差込み端部7を更に回
動するとその幅方向両側面10、11が接触突部12か
ら外れてラッチ9が内側に復帰し、ラッチ9の接触突部
12が差込み端部7の上に被さる。このときフレキシブ
ル導体5の導体線路13がコンタクトピン2の接点4に
圧接されて、フレキシブル導体5の差込み端部7がコン
タクトピン2の接圧で上方に押されても、差込み端部7
の上面にラッチ9の接触突部12が被さっているので、
差込み端部7が不用意に上方に戻らず(回動せず)、導
体線路13がコンタクトピン2の接点4に圧接している
状態に確保される。また、差込み端部7の幅方向両側に
形成されている嵌合凹部19と前記抜け防止突子20と
が嵌合して差込み端部7が不用意に抜けなくなる。
【0018】前記ラッチ9には補強具14が取付けられ
ている。この補強具14は金属薄板を型抜きし、それを
折曲げて図1、図2に示すような形状に製作されてい
る。図2(a)の補強具14にはハウジング1に取付け
られる取付部15と、ハウジング1が搭載されるプリン
ト基板16の上に設置されて半田付けされる支持部17
と、ラッチ9の長軸ビーム部35の外側に被せる装着部
18と、短軸ビーム部36と長軸ビーム部35との間の
隙間37に差込まれる屈曲部44とを有する。装着部1
8と取付部15及び支持部17とは屈曲部44により連
結されて、装着部18と取付部15、装着部18と支持
部17とが互に揺動可能となっている。この補強具14
は必ずしも金属製である必要は無く、強化プラスチック
製などでもよい。
ている。この補強具14は金属薄板を型抜きし、それを
折曲げて図1、図2に示すような形状に製作されてい
る。図2(a)の補強具14にはハウジング1に取付け
られる取付部15と、ハウジング1が搭載されるプリン
ト基板16の上に設置されて半田付けされる支持部17
と、ラッチ9の長軸ビーム部35の外側に被せる装着部
18と、短軸ビーム部36と長軸ビーム部35との間の
隙間37に差込まれる屈曲部44とを有する。装着部1
8と取付部15及び支持部17とは屈曲部44により連
結されて、装着部18と取付部15、装着部18と支持
部17とが互に揺動可能となっている。この補強具14
は必ずしも金属製である必要は無く、強化プラスチック
製などでもよい。
【0019】前記取付部15は図2(a)に示す様にハ
ウジング1に形成されている差込み穴40に差込み可能
なるように形成され、取付部15の下縁には係止突起4
1が突設されており、この係止突起41は取付部15を
差込み穴40に圧入したときに同差込み穴40の内周面
に食込んで同差込み穴40に係止固定し、一旦図2
(b)のようにハウジング1に取付けるとその後は抜け
ないようにしてある。
ウジング1に形成されている差込み穴40に差込み可能
なるように形成され、取付部15の下縁には係止突起4
1が突設されており、この係止突起41は取付部15を
差込み穴40に圧入したときに同差込み穴40の内周面
に食込んで同差込み穴40に係止固定し、一旦図2
(b)のようにハウジング1に取付けるとその後は抜け
ないようにしてある。
【0020】補強具14の支持部17はプリント基板1
6の表面に設置して半田付けできるように外側にL字状
に折曲げられている。また支持部17は3本の細長棒状
に分割して、本発明のラッチ付コネクタを機械によりプ
リント基板16に自動搭載する時に支持部17を位置決
め検出に利用できるようにしてある。また支持部17を
プリント基板16に半田付けすことによりハウジング1
をプリント基板16に強固に固定することができ、コネ
クタに接続されたフレキシブル導体5に強い力が加わっ
てもコンタクトピン2とプリント基板16との半田接続
部には不要な力がかからず、同半田接続部がプリント基
板16から剥れたり断線することがない。
6の表面に設置して半田付けできるように外側にL字状
に折曲げられている。また支持部17は3本の細長棒状
に分割して、本発明のラッチ付コネクタを機械によりプ
リント基板16に自動搭載する時に支持部17を位置決
め検出に利用できるようにしてある。また支持部17を
プリント基板16に半田付けすことによりハウジング1
をプリント基板16に強固に固定することができ、コネ
クタに接続されたフレキシブル導体5に強い力が加わっ
てもコンタクトピン2とプリント基板16との半田接続
部には不要な力がかからず、同半田接続部がプリント基
板16から剥れたり断線することがない。
【0021】補強具14の装着部18は図2(a)に示
す長軸ビーム部35の上面45とハウジング1の裏面に
形成された保持溝43とに被さるように略C字形に形成
されている。この装着部18は図1の矢印a−b方向に
揺動可能なラッチ9の動きに合わせて揺動可能である
が、装着部18の下縁がハウジングの保持溝43に差込
まれているため、装着部18は保持溝43の幅内でしか
揺動できず、従ってラッチ9の広がりを規制することが
できる。このためラッチ9が欠けたり、折れたりしにく
くなる。また、ラッチ9が図2(a)の上方(Z方向)
へ変形するクリープ変形を防止することもできる。ま
た、クリープ変形により生ずるコネクタの接触力低下も
防止され、コネクタとプリント基板との接触不良も防止
される。
す長軸ビーム部35の上面45とハウジング1の裏面に
形成された保持溝43とに被さるように略C字形に形成
されている。この装着部18は図1の矢印a−b方向に
揺動可能なラッチ9の動きに合わせて揺動可能である
が、装着部18の下縁がハウジングの保持溝43に差込
まれているため、装着部18は保持溝43の幅内でしか
揺動できず、従ってラッチ9の広がりを規制することが
できる。このためラッチ9が欠けたり、折れたりしにく
くなる。また、ラッチ9が図2(a)の上方(Z方向)
へ変形するクリープ変形を防止することもできる。ま
た、クリープ変形により生ずるコネクタの接触力低下も
防止され、コネクタとプリント基板との接触不良も防止
される。
【0022】ちなみに、ラッチ9のクリープ変形を防止
するには、通常は図2(a)に示すラッチ9の背丈Tを
高くしているが、そのようにするとコネクタの背丈が高
くなり、コネクタを低背化して小型化することができな
いという難点があったが、本発明では背丈Tを高くする
必要がないので、コネクタを低背化して小型化すること
もできる。
するには、通常は図2(a)に示すラッチ9の背丈Tを
高くしているが、そのようにするとコネクタの背丈が高
くなり、コネクタを低背化して小型化することができな
いという難点があったが、本発明では背丈Tを高くする
必要がないので、コネクタを低背化して小型化すること
もできる。
【0023】フレキシブル導体5は図1に示す様に薄い
シート(例えばポリエステルシート、ポリイミドシート
等)50、51の間に細長の導体線路13を複数本間隔
をあけて配置してラミネートしたものであり、同フレキ
シブル導体5の差込み端部7の表面(上面)には比較的
厚めの補強板6が貼り付けられ、反対に差込み端部7の
裏面(下面)はシート51の一部が剥離されて内部の導
体線路13が露出している。このフレキシブル導体5の
差込み端部7の幅方向側縁にはハウジング1に形成され
ている抜け防止突子20と嵌合するコの字状の嵌合凹部
19が形成されている。
シート(例えばポリエステルシート、ポリイミドシート
等)50、51の間に細長の導体線路13を複数本間隔
をあけて配置してラミネートしたものであり、同フレキ
シブル導体5の差込み端部7の表面(上面)には比較的
厚めの補強板6が貼り付けられ、反対に差込み端部7の
裏面(下面)はシート51の一部が剥離されて内部の導
体線路13が露出している。このフレキシブル導体5の
差込み端部7の幅方向側縁にはハウジング1に形成され
ている抜け防止突子20と嵌合するコの字状の嵌合凹部
19が形成されている。
【0024】
【発明の実施の形態2】本発明のラッチ付コネクタ21
は図5に示すようにプリント基板16に対して縦向きに
垂直に取付けられるストレートタイプのものであっても
よい。このタイプのコネクタでは図5(a)に示す様に
差込み口8がハウジングの下側に形成されており、図5
(b)に示す様に差込み口8に斜上方から差込まれたフ
レキシブル導体5の差込み端部7を前記ハウジング受部
3を支点としてコンタクトピン2の接点4側に回動する
と、図5(c)に示す様に差込み端部7の幅方向両側面
10、11がラッチ9の接触突部12に接触してラッチ
9が外側に押し広げられる。差込み端部7を更に回動す
ると差込み端部7の幅方向側面が接触突部12から外れ
てラッチ9が内側に復帰し、ラッチ9が差込み端部7の
上に被さって差込み端部7を保持する。また、フレキシ
ブル導体5の導体線路13がコンタクトピン2の接点4
に圧接される。また、差込み端部7の幅方向両側に形成
されている嵌合凹部19と前記抜け防止突子20とが嵌
合して、差込み端部7が不用意に抜けなくなる。
は図5に示すようにプリント基板16に対して縦向きに
垂直に取付けられるストレートタイプのものであっても
よい。このタイプのコネクタでは図5(a)に示す様に
差込み口8がハウジングの下側に形成されており、図5
(b)に示す様に差込み口8に斜上方から差込まれたフ
レキシブル導体5の差込み端部7を前記ハウジング受部
3を支点としてコンタクトピン2の接点4側に回動する
と、図5(c)に示す様に差込み端部7の幅方向両側面
10、11がラッチ9の接触突部12に接触してラッチ
9が外側に押し広げられる。差込み端部7を更に回動す
ると差込み端部7の幅方向側面が接触突部12から外れ
てラッチ9が内側に復帰し、ラッチ9が差込み端部7の
上に被さって差込み端部7を保持する。また、フレキシ
ブル導体5の導体線路13がコンタクトピン2の接点4
に圧接される。また、差込み端部7の幅方向両側に形成
されている嵌合凹部19と前記抜け防止突子20とが嵌
合して、差込み端部7が不用意に抜けなくなる。
【0025】図5のラッチ付コネクタでもハウジング1
の幅方向両側に設けられたラッチ9に補強具14を取付
けてある。この場合、補強具14の上部形成されている
被嵌部18を被せると共にその被嵌部18をラッチ9の
上方突子9aの側面に係止してある。この被嵌部18
は、図5(c)に示す様にコネクタにセットされたプリ
ント基板又は補強板7を介してラッチ9に加わるコンタ
クトピン2の接圧(矢印X方向)を受けて、その接圧に
よるラッチ9のクリープ変形を防止することができる。
また、コネクタにプリント基板又は補強板7をセットす
るときに、それらによりラッチ9が無理に外側(矢印Y
方向)に押されて外側に広がるのを規制して、ラッチ9
が外側に広がりすぎて変形したり、折れたりしないよう
にもすることもできる。この補強具14も支持部17を
プリント基板16に半田付けにより固定してある。
の幅方向両側に設けられたラッチ9に補強具14を取付
けてある。この場合、補強具14の上部形成されている
被嵌部18を被せると共にその被嵌部18をラッチ9の
上方突子9aの側面に係止してある。この被嵌部18
は、図5(c)に示す様にコネクタにセットされたプリ
ント基板又は補強板7を介してラッチ9に加わるコンタ
クトピン2の接圧(矢印X方向)を受けて、その接圧に
よるラッチ9のクリープ変形を防止することができる。
また、コネクタにプリント基板又は補強板7をセットす
るときに、それらによりラッチ9が無理に外側(矢印Y
方向)に押されて外側に広がるのを規制して、ラッチ9
が外側に広がりすぎて変形したり、折れたりしないよう
にもすることもできる。この補強具14も支持部17を
プリント基板16に半田付けにより固定してある。
【0026】実施形態1、5のいずれのラッチ付コネク
タの場合もフレキシブル導体5の差込み端部7をハウジ
ング1から取外すときは、例えば指先でラッチ9を外側
に広げてラッチ9による挟着を解除してから、差込み端
部7を装着時とは反対方向に回動させれば差込み端部7
を差込み口8から取り出すことができる。この場合、ラ
ッチ9による挟着を解除すれば、コンタクト2の接圧に
より差込み端部7が装着時とは反対方向に押されるの
で、差込み端部7を差込み口8から取り外し易くなる。
タの場合もフレキシブル導体5の差込み端部7をハウジ
ング1から取外すときは、例えば指先でラッチ9を外側
に広げてラッチ9による挟着を解除してから、差込み端
部7を装着時とは反対方向に回動させれば差込み端部7
を差込み口8から取り出すことができる。この場合、ラ
ッチ9による挟着を解除すれば、コンタクト2の接圧に
より差込み端部7が装着時とは反対方向に押されるの
で、差込み端部7を差込み口8から取り外し易くなる。
【0027】
【発明の効果】請求項1に記載のラッチ付コネクタはラ
ッチにそれに加わる接圧を受ける補強具を設けてなるの
で次の様な効果がある。 .ラッチがコンタクトの接圧によりクリープ変形しに
くくなり、クリープ変形により生ずるコネクタの接触力
低下も防止され、コネクタとプリント基板との接触不良
も防止される。またラッチの剛性を高める必要も無いの
で、ラッチを肉厚にしたり、背丈を高くしたりする必要
も無い。このためハウジングを低背化して小型化するこ
ともできる。 .プリント基板やフレキシブル導体に取付けた補強板
によりラッチが無理に外側に押し広げられても、ラッチ
が補強具で保持されるのでラッチの広がりが規制され、
ラッチにひびが入ったり、折れたり、へたったりしにく
くなり、プリント基板又は補強板の繰返しの着脱にも耐
え得る。
ッチにそれに加わる接圧を受ける補強具を設けてなるの
で次の様な効果がある。 .ラッチがコンタクトの接圧によりクリープ変形しに
くくなり、クリープ変形により生ずるコネクタの接触力
低下も防止され、コネクタとプリント基板との接触不良
も防止される。またラッチの剛性を高める必要も無いの
で、ラッチを肉厚にしたり、背丈を高くしたりする必要
も無い。このためハウジングを低背化して小型化するこ
ともできる。 .プリント基板やフレキシブル導体に取付けた補強板
によりラッチが無理に外側に押し広げられても、ラッチ
が補強具で保持されるのでラッチの広がりが規制され、
ラッチにひびが入ったり、折れたり、へたったりしにく
くなり、プリント基板又は補強板の繰返しの着脱にも耐
え得る。
【0028】請求項2記載のラッチ付コネクタは補強具
にラッチに取付ける装着部と、ハウジングをセットする
プリント基板に固定される支持部とが形成されてなるの
で、装着部をラッチに、支持部をプリント基板に固定す
れば、補強具をラッチに手軽に取付けることができ、コ
ンタクトピンの接圧によるラッチのクリープ変形が防止
され、また、プリント基板に手軽に固定することもでき
る。
にラッチに取付ける装着部と、ハウジングをセットする
プリント基板に固定される支持部とが形成されてなるの
で、装着部をラッチに、支持部をプリント基板に固定す
れば、補強具をラッチに手軽に取付けることができ、コ
ンタクトピンの接圧によるラッチのクリープ変形が防止
され、また、プリント基板に手軽に固定することもでき
る。
【0029】請求項3記載のラッチ付コネクタは補強具
にラッチ及びハウジングに取付ける装着部と、ハウジン
グをセットするプリント基板に固定される装着部と支持
部とが形成されてなるので、装着部をラッチとハウジン
グに、支持部をプリント基板に固定すれば、補強具をラ
ッチに手軽に取付けることができ、コンタクトピンの接
圧によるラッチのクリープ変形とラッチの広がりとが防
止され、また、プリント基板に手軽に固定することもで
きる。
にラッチ及びハウジングに取付ける装着部と、ハウジン
グをセットするプリント基板に固定される装着部と支持
部とが形成されてなるので、装着部をラッチとハウジン
グに、支持部をプリント基板に固定すれば、補強具をラ
ッチに手軽に取付けることができ、コンタクトピンの接
圧によるラッチのクリープ変形とラッチの広がりとが防
止され、また、プリント基板に手軽に固定することもで
きる。
【0030】請求項4記載のラッチ付コネクタは補強具
がラッチの外周を包むようにラッチに被嵌されてなるの
で、ラッチの補強が確実になり、特に、プリント基板や
フレキシブル導体に取付けた補強板によりラッチが無理
に外側に押し広げられても、外側へのラッチの広がりが
規制され、ラッチにひびが入ったり、折れたり、へたっ
たりしにくくなり、プリント基板又は補強板の繰返しの
着脱にも耐え得る。
がラッチの外周を包むようにラッチに被嵌されてなるの
で、ラッチの補強が確実になり、特に、プリント基板や
フレキシブル導体に取付けた補強板によりラッチが無理
に外側に押し広げられても、外側へのラッチの広がりが
規制され、ラッチにひびが入ったり、折れたり、へたっ
たりしにくくなり、プリント基板又は補強板の繰返しの
着脱にも耐え得る。
【図1】本発明のラッチ付コネクタの第一の実施形態を
示した斜視図。
示した斜視図。
【図2】(a)は図1のラッチ付コネクタの分解斜視
図、(b)は組み立て状態の斜視図。
図、(b)は組み立て状態の斜視図。
【図3】(a)は本発明のラッチ付コネクタにフレキシ
ブル導体を差込んだ状態の斜視図、(b)はフレキシブ
ル導体を回動させてコネクタに嵌合した状態の斜視図。
ブル導体を差込んだ状態の斜視図、(b)はフレキシブ
ル導体を回動させてコネクタに嵌合した状態の斜視図。
【図4】(a)は本発明のラッチ付コネクタの図3
(a)の状態の断面図、(b)、(c)は図3(b)の
状態の異なる箇所の縦断面図。
(a)の状態の断面図、(b)、(c)は図3(b)の
状態の異なる箇所の縦断面図。
【図5】(a)は本発明のラッチ付コネクタの第二の実
施形態を示す斜視図、(b)は同コネクタにフレキシブ
ル導体を差込んだ状態の断面図、(c)はフレキシブル
導体を回動して同コネクタにセットした状態の断面図。
施形態を示す斜視図、(b)は同コネクタにフレキシブ
ル導体を差込んだ状態の断面図、(c)はフレキシブル
導体を回動して同コネクタにセットした状態の断面図。
【図6】(a)は従来のラッチ付コネクタにおけるコン
タクトピンとプリント基板又は補強板とラッチとの関係
を示す説明図、(b)はプリント基板又は補強板にかか
る反力の説明図、(c)はラッチの変形説明図。
タクトピンとプリント基板又は補強板とラッチとの関係
を示す説明図、(b)はプリント基板又は補強板にかか
る反力の説明図、(c)はラッチの変形説明図。
1 ハウジング 2 コンタクトピン 5 フレキシブル導体 7 補強板 8 差込み口 9 ラッチ 14 補強具 16 プリント基板 17 支持部 18 装着部
Claims (4)
- 【請求項1】プラスチック製のハウジング(1)に多数
本のコンタクトピン(2)が装着され、このハウジング
(1)にプリント基板又はフレキシブル導体(5)に取
付けた補強板(7)を差込み可能な差込み口(8)が形
成され、ハウジング(1)の幅方向片側又は両側に、差
込み口(8)に差込まれるプリント基板又は補強板
(7)により外側に押し広げられ且つそれらが所定位置
まで押込まれると元の位置に戻ってプリント基板又は補
強板(7)を圧着保持するプラスチック製のラッチ
(9)が設けられ、そのラッチ(9)にそれに加わる接
圧を受ける補強具(14)を設けてなることを特徴とす
るラッチ付コネクタ。 - 【請求項2】補強具(14)にラッチ(9)に取付ける
装着部(18)と、ハウジング(1)をセットするプリ
ント基板(16)に固定される支持部(17)が形成さ
れてなることを特徴とする請求項1記載のラッチ付コネ
クタ。 - 【請求項3】補強具(14)にラッチ(9)及びハウジ
ング(1)に取付ける装着部(18)と、ハウジング
(1)をセットするプリント基板(16)に固定される
支持部(17)が形成されてなることを特徴とする請求
項1又は請求項2記載のラッチ付コネクタ。 - 【請求項4】補強具(14)がラッチ(9)の外周を包
むようにラッチ(9)に被嵌されてなることを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載のラッチ付コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7199019A JPH0831526A (ja) | 1994-04-13 | 1995-07-12 | ラッチ付コネクタ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-97950 | 1994-04-13 | ||
JP9795094 | 1994-04-13 | ||
JP7199019A JPH0831526A (ja) | 1994-04-13 | 1995-07-12 | ラッチ付コネクタ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7111347A Division JPH07335342A (ja) | 1994-04-13 | 1995-04-12 | フレキシブル導体用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0831526A true JPH0831526A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=26439082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7199019A Pending JPH0831526A (ja) | 1994-04-13 | 1995-07-12 | ラッチ付コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0831526A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6533606B2 (en) | 2001-02-22 | 2003-03-18 | J. S. T. Mfg. Co. Ltd. | Electrical connector |
JP2006196424A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Jst Mfg Co Ltd | Fpc用コネクタ |
US7374429B2 (en) | 2005-04-26 | 2008-05-20 | 3M Innovative Properties Company | Connector assembly |
CN104347983A (zh) * | 2013-08-08 | 2015-02-11 | 第一精工株式会社 | 布线端子连结装置 |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP7199019A patent/JPH0831526A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6533606B2 (en) | 2001-02-22 | 2003-03-18 | J. S. T. Mfg. Co. Ltd. | Electrical connector |
JP2006196424A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Jst Mfg Co Ltd | Fpc用コネクタ |
US7374429B2 (en) | 2005-04-26 | 2008-05-20 | 3M Innovative Properties Company | Connector assembly |
CN104347983A (zh) * | 2013-08-08 | 2015-02-11 | 第一精工株式会社 | 布线端子连结装置 |
JP2015035298A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | 第一精工株式会社 | 配線端子連結装置 |
KR20150018377A (ko) * | 2013-08-08 | 2015-02-23 | 다이-이치 세이코 가부시키가이샤 | 배선 단자 연결 장치 |
US9190747B2 (en) | 2013-08-08 | 2015-11-17 | Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. | Circuit-terminal connecting device |
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