JP3000197B2 - Fpc多列zifコネクタ - Google Patents
Fpc多列zifコネクタInfo
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Description
C(Flexible Printed Circut) を低操作力で接続し得る
ZIF(Zero Insertion Force)コネクタのFPC保護
構造に関するものである。
PCを用いて他の基板の接続部(コンタクト)を接続さ
せるためのコネクタは数多く開発されている。例えば機
械式駆動型のものに関しては一例として特開平3―30
273号公報に開示された電気的コネクタ装置や、他例
として特開平3―257775号公報に開示されたモデ
ィファイされた高密度バックプレーンコネクタが挙げら
れ、別例として形状記憶合金を使用したものに関しては
特開平4―5011338号公報に開示された高密度及
び高信号保全性をもつコネクタが挙げられる。
をコンタクトとして用いたZIFコネクタの場合には、
相手側コネクタとの嵌合・離脱を繰り返して行うため、
特にFPCが小さい曲率で屈曲されると、FPC内部の
導体パターンが断線するおそれが有り、コネクタの信頼
性を大きく損うものとなっていた。
なされたもので、その技術的課題は、可撓性のFPCを
コンタクトとして用いるFPC多列ZIFコネクタにお
いて、FPCの導体パターンが、コネクタの嵌合・離脱
時における屈曲によって断線しないようなFPC多列Z
IFコネクタを提供することにある。
の一端部を収容するハウジングと、前記FPCを保持す
ると共に嵌合接続時に前記FPCの一端部の一面で露出
した導体パターンを相手側コネクタのコンタクトに押圧
し接触させるべく前記ハウジングに対して嵌合方向で往
復動自在なスライダと、前記FPCの一端部の他面に固
着されると共に前記ハウジング内に回動自在に配置さ
れ、前記スライダの嵌合方向への移動の際に該スライダ
と係合して前記FPCを外側に向けて押圧する弾性板と
を有し、前記スライダは、前記FPCを受け止め且つ支
持する部分である肩部を有し、該肩部は、未嵌合時に前
記FPCの曲率半径を大きく保つための曲面を有し、前
記弾性板は、嵌合時に前記FPCの曲率半径を大きく保
つための曲折部を有し、前記ハウジングは、嵌合時に前
記FPCを受け止め且つ支持する部分である支受部を有
し、該支受部は、嵌合時に前記FPCの曲率半径を大き
く保つための曲面を有していることを特徴とするFPC
多列ZIFコネクタが得られる。
明の実施の形態について説明する。
ネクタと相手側コネクタの分離状態を示した斜視図、図
2は図1に示すZIFコネクタと相手側コネクタとの嵌
合状態を示した斜視図、図3は図1に示すZIFコネク
タの分解状態を示した斜視図、図4は図1に示す相手側
コネクタの分解状態を示した斜視図、図5は図1に示す
ZIFコネクタの説明図であり、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は底面図であ
り、図6は図1に示すZIFコネクタの拡大側面断面
図、図7は図1に示すZIFコネクタに接続される基板
の要部の平面図、図8は図1に示す相手側コネクタの説
明図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は側面図、(d)は底面図であり、図9は図1に
示す相手側コネクタを基板に接続した状態における拡大
側面断面図、図10は図1に示す相手側コネクタを基板
に接続した状態における図1に示すZIFコネクタとの
嵌合状態を示す拡大側面断面図である。
施形態によるFPC多列ZIFコネクタ1は、図1から
明らかなように、FPC20を保持収容するハウジング
10と、このハウジング10に収容保持されたスライダ
30を有してなり、図2から明らかなように、相手側コ
ネクタ9と嵌合接続する。
ーンが露出しており、その反対側の面には、図3から明
らかなように、弾性板21が固着され、FPC20の反
対面のグランドと導通させてある。本実施形態において
は、この弾性板21を導電性金属材料から構成し、グラ
ンドコンタクトを兼ねるものとしてある。なお、本発明
は、これに限定されるものではなく、弾性板をグランド
コンタクトとして用いず、FPCの補強部材兼押圧部材
として用いるものであっても良い。
て断面円弧状の曲折部21aが形成されており、この曲
折部21aはFPC20を外側方向に押し広げる役目を
果たす。この曲折部21aは円弧状に形成されており、
FPC20が撓んだときに、その曲率半径が小さくなる
ことが防止されて、FPC20の導体パターンが断線す
ることが防止されるようになっている。また、弾性板2
1は、その長手方向両端部でハウジング10に回動自在
に支持され、それ自体の弾性により所定位置に復帰する
ように成っている。更に、弾性板21の高さ方向中間部
には、突出部21bが形成されている。この突出部21
bは、図6及び図10から明らかなように、スライダ3
0がスライドする際に、後述するスライダ30に形成さ
れたカム部33によって押圧され、これにより、弾性板
21は、ハウジング10内で回動するように成ってい
る。従って、スライダ30が嵌合方向に押し下げられた
ときに、弾性板21はスライダ30と係合して回動し、
この際に曲折部21aでもってFPC20を外側に押し
広げ、これにより、後述するように、FPC20をハウ
ジング10に形成された支受部19に押し当てるように
成っている。
ZIFコネクタ1のハウジング10は、絶縁材料で略箱
型に成形されており、底面側には、相手側コネクタ9の
受容部17が形成されている。ハウジング10には、そ
の長手方向に向けて、弾性板21が固着されたFPC2
0を挿通状態で保持する保持溝11が形成されており、
この保持溝11に挿通されたFPC20は、その表面に
形成された導電パターンが、コネクタ接続時に、相手側
コネクタ9のコンタクト80を介して基板101の端子
部に導通する。また、同様に、グランドコンタクトたる
弾性板21も相手側コネクタ9内のグランドコンタクト
81を介して基板101のグランドパターンと導通する
ように構成されている。
は、コネクタの接続時に弾性板(グランドコンタクト)
21の曲折部21aによって押し広げられたFPC20
を受け止め支持するための支受部19が曲面状に形成さ
れており、これにより、FPC20はこの支受部19に
沿って撓み、図10から明らかなように、FPC20の
曲率半径が小さくならないように制限されている。ま
た、ハウジング10の長手方向両端には、後述するスラ
イダ30の両端から垂下するように設けられた押圧部3
5およびロック片36を受容する収容部13が形成され
ている。また、ハウジング10の長手方向両端部には、
後述する相手側コネクタ9のベースインシュレータ90
に形成された嵌合凸部93を受け入れる切欠き18が形
成されている。
グ10の収容部13の一側には、ロックバネ15が垂下
するように設けられており、このロックバネ15は、後
述するスライダ30の押圧部35と摺接するように成っ
ており、また、その内側面には、後述するベースインシ
ュレータ90の両端面に形成された係止凹部95に係合
する係止凸部15bが形成されている。
動可能なスライダ30には、図3及び図6から最もよく
分るように、ハウジング10内に装填された一対のFP
C20をそれぞれ外方向に押し広げる肩部31が長手方
向に連続して形成されている。スライダ30の長手方向
両端部の上面側には、上方に向けて突出し、スライダ3
0を基板100に取り付けるための取付部32が設けら
れており、また肩部31の下方中央部には、カム部33
が形成されている。更にスライダ30の長手方向両端部
には、下方に向けて舌片状の押圧部35とロック片36
が垂下するように設けられている。肩部31は、コネク
タの非接続において、FPC20の曲率半径を大きく保
つように、言い換えれば、FPC20の曲率半径が小さ
くならないように制限すべく、曲面状に形成されてい
る。
イダ30を嵌合方向に沿って相手側コネクタ9の方へ移
動させた時に、ハウジング10のロックバネ15と押圧
接触し、ハウジング10の係止凸部15bをベースイン
シュレータ90の係止凹部95に係合させ、この係合を
ロックするものである。
ライダ30に固定保持させるためのリテイナー50が設
けられている。
1が接続される基板100を示すものである。
から明らかなように、ベースインシュレータ90と、F
PC20の導電パターンに導通接触するコンタクト80
と、弾性板(グランドコンタクト)21に導通接触する
グランドコンタクト81とを有し、ベースインシュレー
タ90内にコンタクト80及びグランドコンタクト81
が固定保持されている。
近傍部分にはそれぞれ係止凹部95が形成されており、
この係止凹部95には、ハウジング10に形成されたロ
ックバネ15の係止凸部15bが係合する。また、ベー
スインシュレータ90の長手方向両端部には、ハウジン
グ10の長手方向両端部に形成された切欠き18に嵌入
する嵌合凸部93が形成されている。
について説明する。
20が接続された基板100と相手側コネクタ9が搭載
された基板101とを接続する形式のものであり、先ず
ZIFコネクタ1のハウジング10を相手側コネクタ9
のベースインシュレータ90に嵌合させる。この時の嵌
合は無挿入力で行える。次に、スライダ30の押圧部3
5によって係合凸部15bと係止凹部95とが係合し、
ハウジング10がベースインシュレータ90に係止され
るまで、基板100を持ってこの基板100を相手側コ
ネクタ9の方へ押し込む。この際にスライダ30のカム
部33が弾性板21の突出部21bを押圧し、この結
果、弾性板21が回動し、この弾性板21によってFP
C20の導電パターンが、相手側コネクタ9のコンタク
ト80,81に対して圧接し、両基板100,101が
互いに接続される。この嵌合の前後において、弾性板2
1の曲折部21a、スライダ30の肩部31及びハウジ
ング10の支受部19によりFPC20の曲率半径が小
さく成るのを防いでいる。
Cは、スライダ、弾性板、ハウジングとの接触部におい
て曲率の大きい円弧面上に支受されるので、コネクタの
接続時および離脱時において、小さい曲率で屈曲するこ
とがなく、FPCに形成されたパターンが断線し難く、
高寿命のZIFコネクタを得ることができる。
固着される弾性板をグランドコンタクトとする場合に
は、マイクロストリップライン構造となり、信号の伝送
特性が向上し、より一層の高速信号を伝送させることが
可能となる。
手側コネクタの分離状態を示した斜視図である。
の嵌合状態を示した斜視図である。
斜視図である。
斜視図である。
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、
(d)は底面図である。
ある。
要部の平面図である。
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、
(d)は底面図である。
態における拡大側面断面図である。
状態において図1に示すZIFコネクタとの嵌合状態を
示す拡大側面断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 FPCの一端部を収容するハウジング
と、 前記FPCを保持すると共に嵌合接続時に前記FPCの
一端部の一面で露出した導体パターンを相手側コネクタ
のコンタクトに押圧し接触させるべく前記ハウジングに
対して嵌合方向で往復動自在なスライダと、 前記FPCの一端部の他面に固着されると共に前記ハウ
ジング内に回動自在に配置され、前記スライダの嵌合方
向への移動の際に該スライダと係合して前記FPCを押
圧する弾性板とを有し、 前記スライダは、前記FPCを受け止め且つ支持する部
分である肩部を有し、該肩部は、未嵌合時に前記FPC
の曲率半径を大きく保つための曲面を有し、 前記弾性板は、嵌合時に前記FPCの曲率半径を大きく
保つための曲折部を有し、 前記ハウジングは、嵌合時に前記FPCを受け止め且つ
支持する部分である支受部を有し、該支受部は、嵌合時
に前記FPCの曲率半径を大きく保つための曲面を有し
ていることを特徴とするFPC多列ZIFコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7258369A JP3000197B2 (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | Fpc多列zifコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7258369A JP3000197B2 (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | Fpc多列zifコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09102368A JPH09102368A (ja) | 1997-04-15 |
JP3000197B2 true JP3000197B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=17319293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7258369A Expired - Fee Related JP3000197B2 (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | Fpc多列zifコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3000197B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4408343B2 (ja) | 2003-04-30 | 2010-02-03 | 日本圧着端子製造株式会社 | 多層プリント配線板の接続構造 |
JP4276881B2 (ja) | 2003-04-30 | 2009-06-10 | 日本圧着端子製造株式会社 | 多層プリント配線板の接続構造 |
JP4276883B2 (ja) | 2003-04-30 | 2009-06-10 | 日本圧着端子製造株式会社 | 多層プリント配線板の接続構造 |
JP4276882B2 (ja) | 2003-04-30 | 2009-06-10 | 日本圧着端子製造株式会社 | 多層プリント配線板の接続構造 |
JP4276884B2 (ja) | 2003-04-30 | 2009-06-10 | 日本圧着端子製造株式会社 | 多層プリント配線板の接続構造 |
-
1995
- 1995-10-05 JP JP7258369A patent/JP3000197B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09102368A (ja) | 1997-04-15 |
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