JPH08275419A - 永久磁石式回転機の回転子 - Google Patents
永久磁石式回転機の回転子Info
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- JPH08275419A JPH08275419A JP7073085A JP7308595A JPH08275419A JP H08275419 A JPH08275419 A JP H08275419A JP 7073085 A JP7073085 A JP 7073085A JP 7308595 A JP7308595 A JP 7308595A JP H08275419 A JPH08275419 A JP H08275419A
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Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気特性を低下させることなく遠心力強度を
向上させた永久磁石式回転機の回転子を提供する。 【構成】 鉄心21に接続部A,Bを確保して主磁石用
溝23と補助磁石用溝22とを設け、これらの溝23,
22に主磁石26と補助磁石25とを嵌装して構成した
ものであって、主磁石26によって各極の主磁束が得ら
れ、しかも補助磁石25の漏れ磁束によって接続部A,
Bを磁気飽和させることにより、接続部A,Bを通って
主磁石26の磁束が漏れるのを防止するというものであ
る。そして鉄心が接続部A,Bによって接続された一体
のものであって高い遠心力強度を有するため、他の補強
部材を要せず、従ってエアギャップを小さくして磁束密
度を高めることができ、また有効鉄心長を減少させるこ
とがないというものである。
向上させた永久磁石式回転機の回転子を提供する。 【構成】 鉄心21に接続部A,Bを確保して主磁石用
溝23と補助磁石用溝22とを設け、これらの溝23,
22に主磁石26と補助磁石25とを嵌装して構成した
ものであって、主磁石26によって各極の主磁束が得ら
れ、しかも補助磁石25の漏れ磁束によって接続部A,
Bを磁気飽和させることにより、接続部A,Bを通って
主磁石26の磁束が漏れるのを防止するというものであ
る。そして鉄心が接続部A,Bによって接続された一体
のものであって高い遠心力強度を有するため、他の補強
部材を要せず、従ってエアギャップを小さくして磁束密
度を高めることができ、また有効鉄心長を減少させるこ
とがないというものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は永久磁石式回転機の回転
子に関し、電気特性を低下させることなく遠心力強度向
上を企図したものである。
子に関し、電気特性を低下させることなく遠心力強度向
上を企図したものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、永久磁石式回転機の全体構成
図である。同図において、1はフレーム、2は固定子鉄
心、3は固定子巻線、4はブラケット、5は回転子鉄
心、6は回転子羽根片、7は回転軸であり、回転子鉄心
5及び回転軸7によって回転子8が構成されている。こ
の永久磁石回転機の回転子8の構造には種々のものが実
用化されているが、代表的なものには、磁石貼付形と磁
石埋込形とがある。
図である。同図において、1はフレーム、2は固定子鉄
心、3は固定子巻線、4はブラケット、5は回転子鉄
心、6は回転子羽根片、7は回転軸であり、回転子鉄心
5及び回転軸7によって回転子8が構成されている。こ
の永久磁石回転機の回転子8の構造には種々のものが実
用化されているが、代表的なものには、磁石貼付形と磁
石埋込形とがある。
【0003】図12は、磁石貼付形の回転子8の断面図
である。同図に示すように、回転軸7の外周には複数の
永久磁石9が貼付され、これらの永久磁石9の外周には
非磁性の補強リング10が装着されている。このように
磁石貼付形の回転子8は、補強リング10を装着するこ
とにより遠心力強度を向上させ、高速回転に対応させて
いる。
である。同図に示すように、回転軸7の外周には複数の
永久磁石9が貼付され、これらの永久磁石9の外周には
非磁性の補強リング10が装着されている。このように
磁石貼付形の回転子8は、補強リング10を装着するこ
とにより遠心力強度を向上させ、高速回転に対応させて
いる。
【0004】図13は、磁石埋込形の回転子8の断面図
である。同図に示すように、回転子鉄心5には周方向に
等間隔に四分割されたスリット11と回転軸7の外周に
空間を形成するスリット12が設けられ、スリット1
1,12には永久磁石13が埋め込まれている。回転子
鉄心5の軸方向の適宜箇所(図11では2箇所)には回
転子鉄心5の断面形状に合った形状のステンレス板14
(図14参照)が挿入され、永久磁石13はステンレス
板14に形成されたスリット15に保持されて遠心力強
度が保たれている。このように磁石埋込形の回転子8
は、ステンレス板14を挿入することにより遠心力強度
を向上させ、高速回転に対応させている。
である。同図に示すように、回転子鉄心5には周方向に
等間隔に四分割されたスリット11と回転軸7の外周に
空間を形成するスリット12が設けられ、スリット1
1,12には永久磁石13が埋め込まれている。回転子
鉄心5の軸方向の適宜箇所(図11では2箇所)には回
転子鉄心5の断面形状に合った形状のステンレス板14
(図14参照)が挿入され、永久磁石13はステンレス
板14に形成されたスリット15に保持されて遠心力強
度が保たれている。このように磁石埋込形の回転子8
は、ステンレス板14を挿入することにより遠心力強度
を向上させ、高速回転に対応させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術に係る永久磁石式回転機の回転子8は、永久磁石の
遠心力強度を保つために装着した補強リング10やステ
ンレス板14の存在によって、等価的エアギャップを増
大させたり、有効鉄心長の減少等を生じさせたりして、
電気特性的には好ましくないものであった。
技術に係る永久磁石式回転機の回転子8は、永久磁石の
遠心力強度を保つために装着した補強リング10やステ
ンレス板14の存在によって、等価的エアギャップを増
大させたり、有効鉄心長の減少等を生じさせたりして、
電気特性的には好ましくないものであった。
【0006】従って本発明は上記状況に鑑みてなされた
もので、電気特性を低下させることなく遠心力強度を向
上させた永久磁石式回転機の回転子を提供することを目
的とする。
もので、電気特性を低下させることなく遠心力強度を向
上させた永久磁石式回転機の回転子を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の構成は、周方向に所定の間隔を有し且つ回転
軸方向に沿って設けられた主磁石用溝と、前記主磁石用
溝間に占位し且つ回転軸方向に沿って設けられた補助磁
石用溝とを有し、表面と前記補助磁石用溝の先端部との
間及び前記主磁石用溝の両端部と前記補助磁石用溝の基
端部との間には接続部が確保されて周方向及び径方向に
一体的に連続した鉄心と、磁極の方向が前記鉄心の径方
向に沿い且つ前記鉄心表面側の磁極が隣同士相異なるよ
うにして前記主磁石用溝に嵌装した永久磁石である主磁
石と、磁極の方向が前記鉄心の周方向に沿い且つ一方の
磁極とこの一方側に占位する主磁石の前記鉄心表面側の
磁極とが同極となるようにして前記補助磁石用溝に嵌装
した永久磁石である補助磁石とを有して構成したことを
特徴とする。
明の第1の構成は、周方向に所定の間隔を有し且つ回転
軸方向に沿って設けられた主磁石用溝と、前記主磁石用
溝間に占位し且つ回転軸方向に沿って設けられた補助磁
石用溝とを有し、表面と前記補助磁石用溝の先端部との
間及び前記主磁石用溝の両端部と前記補助磁石用溝の基
端部との間には接続部が確保されて周方向及び径方向に
一体的に連続した鉄心と、磁極の方向が前記鉄心の径方
向に沿い且つ前記鉄心表面側の磁極が隣同士相異なるよ
うにして前記主磁石用溝に嵌装した永久磁石である主磁
石と、磁極の方向が前記鉄心の周方向に沿い且つ一方の
磁極とこの一方側に占位する主磁石の前記鉄心表面側の
磁極とが同極となるようにして前記補助磁石用溝に嵌装
した永久磁石である補助磁石とを有して構成したことを
特徴とする。
【0008】また第2の構成は、上記第1の構成におい
て、鉄心の外周部にこの鉄心の周方向に所定の間隔を有
し且つ回転軸方向に沿ってダンパ用溝を設け、これらの
ダンパ溝中に占位する導体部とこれらの導体部の両端を
各々短絡する他の導体部とによって一体的に形成したダ
ンバ巻線を備えたことを特徴とする。
て、鉄心の外周部にこの鉄心の周方向に所定の間隔を有
し且つ回転軸方向に沿ってダンパ用溝を設け、これらの
ダンパ溝中に占位する導体部とこれらの導体部の両端を
各々短絡する他の導体部とによって一体的に形成したダ
ンバ巻線を備えたことを特徴とする。
【0009】また第3の構成は、上記第1又は第2の構
成において、同極となる主磁石及びこれらの主磁石を嵌
装するための主磁石用溝を削除した構成であることを特
徴とする。
成において、同極となる主磁石及びこれらの主磁石を嵌
装するための主磁石用溝を削除した構成であることを特
徴とする。
【0010】また第4の構成は、上記第1又は第2の構
成において、主磁石を回転軸方向に2分割して回転軸方
向の一方側からはS極となる主磁石及びこれらの主磁石
を嵌装するための主磁石用溝を削除し且つ他方側からは
N極となる主磁石及びこれらの主磁石を嵌装するための
主磁石用溝を削除した構成であることを特徴とする。
成において、主磁石を回転軸方向に2分割して回転軸方
向の一方側からはS極となる主磁石及びこれらの主磁石
を嵌装するための主磁石用溝を削除し且つ他方側からは
N極となる主磁石及びこれらの主磁石を嵌装するための
主磁石用溝を削除した構成であることを特徴とする。
【0011】また第5の構成は、上記第1、第2、第3
又は第4の構成において、主磁石用溝を鉄心表面側に凸
の円弧状とし、前記主磁石用溝の中央部と前記鉄心表面
との間の鉄心幅と、前記主磁石用溝の両端部と補助磁石
用溝の基端部との間の鉄心幅と、前記補助磁石用溝の先
端部と前記鉄心表面との間の鉄心幅とを略同一の寸法と
したことを特徴とする。
又は第4の構成において、主磁石用溝を鉄心表面側に凸
の円弧状とし、前記主磁石用溝の中央部と前記鉄心表面
との間の鉄心幅と、前記主磁石用溝の両端部と補助磁石
用溝の基端部との間の鉄心幅と、前記補助磁石用溝の先
端部と前記鉄心表面との間の鉄心幅とを略同一の寸法と
したことを特徴とする。
【0012】また第6の構成は、上記第1、第2、第
3、第4又は第5の構成において、極部のエアギャップ
が極間部のエアギャップよりも小さくなるよう鉄心の外
周部に凹凸を設けたことを特徴とする。
3、第4又は第5の構成において、極部のエアギャップ
が極間部のエアギャップよりも小さくなるよう鉄心の外
周部に凹凸を設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の
構成の本発明によれば、主磁石によって各極の主磁束が
得られ、しかも補助磁石の漏れ磁束が接続部を通ること
によってこの接続部を磁気的に飽和させることにより、
主磁石の磁束が接続部を通って流れるのを防止して主磁
束が低下するのを防止する。また鉄心が周方向及び径方
向に連続した一体のものであるため、遠心力強度が高
く、他の補強部材を要しない。従って鉄心表面が回転子
の表面になり、また有効鉄心長が減少されない。
構成の本発明によれば、主磁石によって各極の主磁束が
得られ、しかも補助磁石の漏れ磁束が接続部を通ること
によってこの接続部を磁気的に飽和させることにより、
主磁石の磁束が接続部を通って流れるのを防止して主磁
束が低下するのを防止する。また鉄心が周方向及び径方
向に連続した一体のものであるため、遠心力強度が高
く、他の補強部材を要しない。従って鉄心表面が回転子
の表面になり、また有効鉄心長が減少されない。
【0014】また上記第2の構成の本発明によれば、ダ
ンパ巻線による制動作用を有する。
ンパ巻線による制動作用を有する。
【0015】また上記第4の構成の本発明によれば、ハ
イブリッド励磁形回転子として作用する。
イブリッド励磁形回転子として作用する。
【0016】また上記第5の構成の本発明によれば、主
磁石用溝の中央部と鉄心表面との間の鉄心幅と、主磁石
用溝の両端部と補助磁石用溝の基端部との間の鉄心幅
と、補助磁石用溝の先端部と鉄心表面との間の鉄心幅と
が略同一であるため、d軸磁束とq軸磁束の通路の最小
断面が略同一となり、d軸リアクタンスとq軸リアクタ
ンスとが略同一となる。
磁石用溝の中央部と鉄心表面との間の鉄心幅と、主磁石
用溝の両端部と補助磁石用溝の基端部との間の鉄心幅
と、補助磁石用溝の先端部と鉄心表面との間の鉄心幅と
が略同一であるため、d軸磁束とq軸磁束の通路の最小
断面が略同一となり、d軸リアクタンスとq軸リアクタ
ンスとが略同一となる。
【0017】また上記第6の構成の本発明によれば、ギ
ャップ磁束分布が方形波状から正弦波状となる。
ャップ磁束分布が方形波状から正弦波状となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
説明する。
【0019】図1は本発明の第1実施例に係る永久磁石
式回転機の回転子を示す断面図、図2は図1に示す回転
子の一極当りの磁束の状態を示す説明図である。
式回転機の回転子を示す断面図、図2は図1に示す回転
子の一極当りの磁束の状態を示す説明図である。
【0020】図1に示すように、本第1実施例に係る回
転子27は、鉄心21に設けられた主磁石用溝23及び
補助磁石用溝22に永久磁石である主磁石26及び補助
磁石25を各々嵌装して構成されている。
転子27は、鉄心21に設けられた主磁石用溝23及び
補助磁石用溝22に永久磁石である主磁石26及び補助
磁石25を各々嵌装して構成されている。
【0021】即ち、主磁石用溝23は、断面が鉄心21
の周方向(以下単に周方向という)に長く且つ緩やかに
湾曲すると共に、回転軸24の軸方向(以下単に軸方向
という)に沿って形成された瓦形状の溝であって、周方
向に等間隔で8箇所設けられている。そして、これらの
主磁石用溝23に、これらと同形で磁極の方向が鉄心2
1の径方向(以下単に径方向という)に沿い且つ鉄心表
面側の磁極が相異なる主磁石26が周方向に交互に占位
するよう各々嵌装されている。
の周方向(以下単に周方向という)に長く且つ緩やかに
湾曲すると共に、回転軸24の軸方向(以下単に軸方向
という)に沿って形成された瓦形状の溝であって、周方
向に等間隔で8箇所設けられている。そして、これらの
主磁石用溝23に、これらと同形で磁極の方向が鉄心2
1の径方向(以下単に径方向という)に沿い且つ鉄心表
面側の磁極が相異なる主磁石26が周方向に交互に占位
するよう各々嵌装されている。
【0022】また補助磁石用溝22は、断面が径方向に
長い長方形であると共に、軸方向に沿って形成された直
方体状の溝であって、各主磁石用溝23間に各々設けら
れている。そして、これらの補助磁石用溝22に、これ
らと同形で磁極の方向が周方向に沿う補助磁石25がそ
の一方の磁極とこの一方側に占位する主磁石26の鉄心
表面側の磁極とが同極となるようにして各々嵌装されて
いる。しかも補助磁石用溝22の先端部と鉄心21の表
面との間には接続部Aが確保され、補助磁石用溝22の
基端部と主磁石用溝23の両端部との間には接続部Bが
確保されている。
長い長方形であると共に、軸方向に沿って形成された直
方体状の溝であって、各主磁石用溝23間に各々設けら
れている。そして、これらの補助磁石用溝22に、これ
らと同形で磁極の方向が周方向に沿う補助磁石25がそ
の一方の磁極とこの一方側に占位する主磁石26の鉄心
表面側の磁極とが同極となるようにして各々嵌装されて
いる。しかも補助磁石用溝22の先端部と鉄心21の表
面との間には接続部Aが確保され、補助磁石用溝22の
基端部と主磁石用溝23の両端部との間には接続部Bが
確保されている。
【0023】従って上記構成の回転子27は、図2に示
すように(N極の場合を示す。S極の場合には磁束の方
向が逆になる。)、各主磁石26の磁束を主磁束φ0 と
する8極の回転子であって、しかも磁気特性に優れてい
る。即ち、補助磁石25の漏れ磁束φ1 ,φ2 が接続部
A,Bを通ることによってこれらの接続部A,Bを磁気
的に飽和することにより、主磁石26の磁束がこれらの
接続部A,Bを通って流れるのを防止するため、主磁石
26の磁束が有効にエアギャプを通り、主磁束φ0 の低
下を防止してギャップ磁束密度を高めることができる。
つまり、単に隣極との接続部を確保しただけでは、この
接続部を通って主磁石26の磁束が流れることにより主
磁束φ0 が低下してしまうため、かかる主磁束φ0 の低
下を防止すべく補助磁石25が各主磁石26間に設けら
れている。
すように(N極の場合を示す。S極の場合には磁束の方
向が逆になる。)、各主磁石26の磁束を主磁束φ0 と
する8極の回転子であって、しかも磁気特性に優れてい
る。即ち、補助磁石25の漏れ磁束φ1 ,φ2 が接続部
A,Bを通ることによってこれらの接続部A,Bを磁気
的に飽和することにより、主磁石26の磁束がこれらの
接続部A,Bを通って流れるのを防止するため、主磁石
26の磁束が有効にエアギャプを通り、主磁束φ0 の低
下を防止してギャップ磁束密度を高めることができる。
つまり、単に隣極との接続部を確保しただけでは、この
接続部を通って主磁石26の磁束が流れることにより主
磁束φ0 が低下してしまうため、かかる主磁束φ0 の低
下を防止すべく補助磁石25が各主磁石26間に設けら
れている。
【0024】また接続部A,Bを確保することによって
鉄心21を周方向及び径方向に連続する一体のものとし
たため、遠心力に対する強度が高い。従って回転子27
は、従来のような補強リング10(図12)やステンレ
ス板14(図11,図14)のような補強部材を要する
ことなく高速回転が可能である。そして、補強リング1
0やステンレス板14が不要であることから、鉄心21
の表面がそのまま回転子27の表面になるため、エアギ
ャップを小さくして磁束密度を高めることができ、また
有効鉄心長が減少することもない。
鉄心21を周方向及び径方向に連続する一体のものとし
たため、遠心力に対する強度が高い。従って回転子27
は、従来のような補強リング10(図12)やステンレ
ス板14(図11,図14)のような補強部材を要する
ことなく高速回転が可能である。そして、補強リング1
0やステンレス板14が不要であることから、鉄心21
の表面がそのまま回転子27の表面になるため、エアギ
ャップを小さくして磁束密度を高めることができ、また
有効鉄心長が減少することもない。
【0025】また主磁石26及び補助磁石25が鉄心2
1の内部に嵌装されているため、これらの磁石26,2
5が破損しても特に問題はない。
1の内部に嵌装されているため、これらの磁石26,2
5が破損しても特に問題はない。
【0026】図3は、本発明の第2実施例に係る永久磁
石式回転機の回転子を示す断面図である。同図に示すよ
うに、本第2実施例に係る回転子27′は、図1に示す
鉄心21に代えて鉄心21′を備えたものであり、この
鉄心21′は鉄心21の外周部に多数のダンパ溝28を
等間隔に設けた形状のものである。そしてアルミダイキ
ャストや、銅バーとエンドリング等により、ダンパ溝2
8中に占位する導体部(銅バー等)とこれらの導体部の
両端を各々短絡する他の導体部(エンドリング等)によ
ってダンパ巻線を構成する。従って上記構成の回転子2
7′は、上記の回転子27と同様の作用効果を有すると
共に、ダンパ巻線による制動作用をも有する。
石式回転機の回転子を示す断面図である。同図に示すよ
うに、本第2実施例に係る回転子27′は、図1に示す
鉄心21に代えて鉄心21′を備えたものであり、この
鉄心21′は鉄心21の外周部に多数のダンパ溝28を
等間隔に設けた形状のものである。そしてアルミダイキ
ャストや、銅バーとエンドリング等により、ダンパ溝2
8中に占位する導体部(銅バー等)とこれらの導体部の
両端を各々短絡する他の導体部(エンドリング等)によ
ってダンパ巻線を構成する。従って上記構成の回転子2
7′は、上記の回転子27と同様の作用効果を有すると
共に、ダンパ巻線による制動作用をも有する。
【0027】図4は、本発明の第3実施例に係る永久磁
石式回転機の回転子を示す断面図である。同図に示すよ
うに、本第3実施例に係る回転子27′′は図1に示す
鉄心21に代えてこの鉄心21から同極(図4ではS
極)の主磁石用溝23を削除した形状の鉄心21′′を
備えると共に同極の主磁石26を削除した構成ものであ
る。この回転子27′′は、図4中に矢印で示すような
磁束分布となり、上記の回転子27と比較して磁束の量
は減少するが、上記の回転子27と同様の作用効果を有
する永久磁石式の回転子である。
石式回転機の回転子を示す断面図である。同図に示すよ
うに、本第3実施例に係る回転子27′′は図1に示す
鉄心21に代えてこの鉄心21から同極(図4ではS
極)の主磁石用溝23を削除した形状の鉄心21′′を
備えると共に同極の主磁石26を削除した構成ものであ
る。この回転子27′′は、図4中に矢印で示すような
磁束分布となり、上記の回転子27と比較して磁束の量
は減少するが、上記の回転子27と同様の作用効果を有
する永久磁石式の回転子である。
【0028】図5は、本発明の第4実施例に係る永久磁
石式回転機の回転子を示す斜視図である。同図に示すよ
うに、本第4実施例に係る回転子27′′′′は図1に
示す回転子27において、主磁石26を軸方向に2分割
して軸方向の一方側からはS極となる主磁石26及びこ
れらの主磁石26を嵌装するための主磁石用溝23を削
除し(即ち鉄心表面側がN極の主磁石26′′′′を鉄
心21′′′′の一方側の主磁石用溝23′′′′に嵌
装し)且つ他方側からはN極となる主磁石26及びこれ
らの主磁石26を嵌装するための主磁石用溝23を削除
した(即ち鉄心表面側がS極の主磁石26′′′′を鉄
心21′′′′の他方側の主磁石用溝23′′′′に嵌
装した)構成のものである。従って回転子27′′′′
は主磁石26′′′′によって、軸方向の一方側にN極
のみを有し且つ他方側にS極のみを有する。このため上
記構成の回転子27′′′′は、上記の回転子27と同
様の作用効果を有すると共に、図5に示すように固定子
(図示せず)に設けた励磁巻線28に直流電流Iを流す
ことによって前記一方側のN極間にS極を発生させ且つ
前記他方側のS極間にN極を発生させることにより、ハ
イブリッド励磁形用の回転子として機能する。
石式回転機の回転子を示す斜視図である。同図に示すよ
うに、本第4実施例に係る回転子27′′′′は図1に
示す回転子27において、主磁石26を軸方向に2分割
して軸方向の一方側からはS極となる主磁石26及びこ
れらの主磁石26を嵌装するための主磁石用溝23を削
除し(即ち鉄心表面側がN極の主磁石26′′′′を鉄
心21′′′′の一方側の主磁石用溝23′′′′に嵌
装し)且つ他方側からはN極となる主磁石26及びこれ
らの主磁石26を嵌装するための主磁石用溝23を削除
した(即ち鉄心表面側がS極の主磁石26′′′′を鉄
心21′′′′の他方側の主磁石用溝23′′′′に嵌
装した)構成のものである。従って回転子27′′′′
は主磁石26′′′′によって、軸方向の一方側にN極
のみを有し且つ他方側にS極のみを有する。このため上
記構成の回転子27′′′′は、上記の回転子27と同
様の作用効果を有すると共に、図5に示すように固定子
(図示せず)に設けた励磁巻線28に直流電流Iを流す
ことによって前記一方側のN極間にS極を発生させ且つ
前記他方側のS極間にN極を発生させることにより、ハ
イブリッド励磁形用の回転子として機能する。
【0029】なお上記の各実施例では、主磁石26,2
6′′′′及び主磁石用溝23,23′′′′が瓦形状
のものであるが、必ずしもこれに限定するものではなく
他の形状のものであってもよい。例えば図6(a),
(b)に示すような断面が長方形のもの(26′,2
3′)や台形のもの(26′′,23′′)であっても
よい。また図7に示すように、鉄心21′′′に端部を
丸くした(Rをつけた)主磁石用溝23′′′及び補助
磁石用溝22′′′を設け、これらに端部を丸くした主
磁石26′′′及び補助磁石25′′′を各々嵌装して
もよい。このように端部にRを付けることにより、図7
中のa部やb部への応力集中が緩和される。
6′′′′及び主磁石用溝23,23′′′′が瓦形状
のものであるが、必ずしもこれに限定するものではなく
他の形状のものであってもよい。例えば図6(a),
(b)に示すような断面が長方形のもの(26′,2
3′)や台形のもの(26′′,23′′)であっても
よい。また図7に示すように、鉄心21′′′に端部を
丸くした(Rをつけた)主磁石用溝23′′′及び補助
磁石用溝22′′′を設け、これらに端部を丸くした主
磁石26′′′及び補助磁石25′′′を各々嵌装して
もよい。このように端部にRを付けることにより、図7
中のa部やb部への応力集中が緩和される。
【0030】図8は本発明の第5実施例に係る永久磁石
式回転機の回転子を示す断面図、図9は図8に示す回転
子の一極を抽出して示す説明図であって(a)はd軸磁
束の状態を示し(b)はq軸磁束の状態を示す。本第5
実施例に係る回転子37は、鉄心31に設けられた主磁
石用溝33及び補助磁石用溝32に永久磁石である主磁
石36及び補助磁石35を各々嵌装して構成されてい
る。
式回転機の回転子を示す断面図、図9は図8に示す回転
子の一極を抽出して示す説明図であって(a)はd軸磁
束の状態を示し(b)はq軸磁束の状態を示す。本第5
実施例に係る回転子37は、鉄心31に設けられた主磁
石用溝33及び補助磁石用溝32に永久磁石である主磁
石36及び補助磁石35を各々嵌装して構成されてい
る。
【0031】即ち、主磁石用溝33は、断面が図1に示
す主磁石用溝23よりも更に大きく湾曲した円弧状の溝
であって、主磁石用溝23と同様に鉄心31の周方向
(以下単に周方向という)に等間隔で8箇所設けられて
おり、そしてこれらの主磁石用溝33に、これらと同形
で磁極の方向が鉄心31の径方向に沿い且つ鉄心表面側
の磁極が相異なる主磁石36が周方向に交互に占位する
よう各々嵌装されている。また補助磁石用溝32は、断
面が図1に示す補助磁石用溝22よりも少し短い溝であ
って、補助磁石用溝22と同様に各主磁石用溝33間に
各々設けられており、そしてこれらの補助磁石用溝32
に、これらと同形で磁極の方向が周方向に沿う補助磁石
35がその一方の磁極とこの一方側に占位する主磁石3
6の鉄心表面側の磁極とが同極となるようにして各々嵌
装されている。かくして主磁石用溝33の中央部と鉄心
31の表面との間の鉄心幅d1 と、主磁石用溝33の両
端部と補助磁石用溝32の基端部との間の鉄心幅d
2 と、補助磁石用溝32の先端部と鉄心31の表面との
間の鉄心幅d3 とを略同一で且つ容易に磁気飽和する寸
法をとしている。
す主磁石用溝23よりも更に大きく湾曲した円弧状の溝
であって、主磁石用溝23と同様に鉄心31の周方向
(以下単に周方向という)に等間隔で8箇所設けられて
おり、そしてこれらの主磁石用溝33に、これらと同形
で磁極の方向が鉄心31の径方向に沿い且つ鉄心表面側
の磁極が相異なる主磁石36が周方向に交互に占位する
よう各々嵌装されている。また補助磁石用溝32は、断
面が図1に示す補助磁石用溝22よりも少し短い溝であ
って、補助磁石用溝22と同様に各主磁石用溝33間に
各々設けられており、そしてこれらの補助磁石用溝32
に、これらと同形で磁極の方向が周方向に沿う補助磁石
35がその一方の磁極とこの一方側に占位する主磁石3
6の鉄心表面側の磁極とが同極となるようにして各々嵌
装されている。かくして主磁石用溝33の中央部と鉄心
31の表面との間の鉄心幅d1 と、主磁石用溝33の両
端部と補助磁石用溝32の基端部との間の鉄心幅d
2 と、補助磁石用溝32の先端部と鉄心31の表面との
間の鉄心幅d3 とを略同一で且つ容易に磁気飽和する寸
法をとしている。
【0032】従って上記構成の回転子37は、上記の回
転子27と同様の作用効果を有すると共に、鉄心幅
d1 ,d2 ,d3 を略同一で且つ容易に磁気飽和する寸
法としたことにより、次のような作用効果を有する。
転子27と同様の作用効果を有すると共に、鉄心幅
d1 ,d2 ,d3 を略同一で且つ容易に磁気飽和する寸
法としたことにより、次のような作用効果を有する。
【0033】即ち、機械的には、各極部の鉄心量が減少
し、回転子37を高速で回転させた際に鉄心31の応力
集中部に作用する応力が軽減され、また主磁石36にか
かる応力が軽減される。電気的には、図9(a),
(b)に示すように、電機子電流によるd軸磁束φd と
q軸磁束φq の通路の最小断面の寸法が略同一となり、
またこれらの通路が容易に磁気飽和するため、d軸リア
クタンスとq軸リアクタンスとが略同一となり、また小
さな値となる。このため制御性が向上する。
し、回転子37を高速で回転させた際に鉄心31の応力
集中部に作用する応力が軽減され、また主磁石36にか
かる応力が軽減される。電気的には、図9(a),
(b)に示すように、電機子電流によるd軸磁束φd と
q軸磁束φq の通路の最小断面の寸法が略同一となり、
またこれらの通路が容易に磁気飽和するため、d軸リア
クタンスとq軸リアクタンスとが略同一となり、また小
さな値となる。このため制御性が向上する。
【0034】図10は、本発明の第6実施例に係る永久
磁石式回転機の回転子を示す要部断面図である。同図に
示すように、本第6実施例に係る回転子37′は、図8
に示す鉄心31に代えて鉄心31′を備えたものであ
り、この鉄心31′は極部のエアギャップ(回転子3
7′と固定子38とのギャップ)δ0 が極間部のエアギ
ャップδ1 よりも小さくなるよう鉄心31の外周部に凹
凸を設けた形状のものである。
磁石式回転機の回転子を示す要部断面図である。同図に
示すように、本第6実施例に係る回転子37′は、図8
に示す鉄心31に代えて鉄心31′を備えたものであ
り、この鉄心31′は極部のエアギャップ(回転子3
7′と固定子38とのギャップ)δ0 が極間部のエアギ
ャップδ1 よりも小さくなるよう鉄心31の外周部に凹
凸を設けた形状のものである。
【0035】従って上記構成の回転子37′は、上記の
回転子37と同様の作用効果を有すると共に、極部のエ
アギャップδ0 を極間部のエアギャップδ1 よりも小さ
くしたことにより、ギャップ磁束分布が方形波状から正
弦波状となる。従って更に磁気特性が向上する。
回転子37と同様の作用効果を有すると共に、極部のエ
アギャップδ0 を極間部のエアギャップδ1 よりも小さ
くしたことにより、ギャップ磁束分布が方形波状から正
弦波状となる。従って更に磁気特性が向上する。
【0036】なお、上記の各実施例における回転軸2
4,34の材質は通常の構造用炭素鋼でよい。また上記
の各実施例では8極の場合について示したが、勿論これ
に限定するものではなく、何極であってもよい。
4,34の材質は通常の構造用炭素鋼でよい。また上記
の各実施例では8極の場合について示したが、勿論これ
に限定するものではなく、何極であってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に本発明によれば、主磁石によって各極の主磁束が得ら
れ、しかも補助磁石の漏れ磁束によって鉄心の接続部を
磁気飽和させることにより主磁石の磁束が接続部を通っ
て流れるのを防止することができるめ、主磁束の低下を
防止してギャップ磁束密度を高めることができる。また
鉄心が接続部によって接続された一体のものであって高
い遠心力強度を有するため、従来のような補強リングや
ステンレス板といった補強部材を要することなく、高速
回転が可能である。そして前記補強部材が不要であるこ
とから、エアギャップを小さくして磁束密度を高めるこ
とができると共に、有効鉄心長を減少させることがな
い。更には主磁石及び補助磁石が鉄心内部に嵌装されて
いるため、これらの磁石が破損しても特に問題はない。
またダンパ巻線を設けたことによって制動作用を有し、
一方側をN極のみとし他方側をS極のみとすることによ
ってハイブリッド励磁形の回転子とすることができる。
に本発明によれば、主磁石によって各極の主磁束が得ら
れ、しかも補助磁石の漏れ磁束によって鉄心の接続部を
磁気飽和させることにより主磁石の磁束が接続部を通っ
て流れるのを防止することができるめ、主磁束の低下を
防止してギャップ磁束密度を高めることができる。また
鉄心が接続部によって接続された一体のものであって高
い遠心力強度を有するため、従来のような補強リングや
ステンレス板といった補強部材を要することなく、高速
回転が可能である。そして前記補強部材が不要であるこ
とから、エアギャップを小さくして磁束密度を高めるこ
とができると共に、有効鉄心長を減少させることがな
い。更には主磁石及び補助磁石が鉄心内部に嵌装されて
いるため、これらの磁石が破損しても特に問題はない。
またダンパ巻線を設けたことによって制動作用を有し、
一方側をN極のみとし他方側をS極のみとすることによ
ってハイブリッド励磁形の回転子とすることができる。
【0038】また主磁石を円弧状とし、主磁石用溝の中
央部と鉄心表面との間の鉄心幅と、主磁石用溝の両端部
と補助磁石用溝の基端部との間の鉄心幅と、補助磁石用
溝の先端部と鉄心表面との間の鉄心幅とを略同一の寸法
としたことにより、応力が軽減されると共に、d軸リア
クタンスとq軸リアクタンスとが略同一となって制御性
が向上する。
央部と鉄心表面との間の鉄心幅と、主磁石用溝の両端部
と補助磁石用溝の基端部との間の鉄心幅と、補助磁石用
溝の先端部と鉄心表面との間の鉄心幅とを略同一の寸法
としたことにより、応力が軽減されると共に、d軸リア
クタンスとq軸リアクタンスとが略同一となって制御性
が向上する。
【0039】また極部のエアギャップを極間部のエアギ
ャップよりも小さくしたことにより、ギャップ磁束分布
が方形波状から正弦波状になり、更に磁気特性が向上す
る。
ャップよりも小さくしたことにより、ギャップ磁束分布
が方形波状から正弦波状になり、更に磁気特性が向上す
る。
【図1】本発明の第1実施例に係る永久磁石式回転機の
回転子を示す断面図である。
回転子を示す断面図である。
【図2】図1に示す回転子の一極当りの磁束の状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る永久磁石式回転機の
回転子を示す断面図である。
回転子を示す断面図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る永久磁石式回転機の
回転子を示す断面図である。
回転子を示す断面図である。
【図5】本発明の第4実施例に係る永久磁石式回転機の
回転子を示す斜視図である。
回転子を示す斜視図である。
【図6】主磁石の他の形状例を示す断面図である。
【図7】主磁石及び補助磁石の他の形状例を示す断面図
である。
である。
【図8】本発明の第5実施例に係る永久磁石式回転機の
回転子を示す断面図である。
回転子を示す断面図である。
【図9】図8に示す回転子の一極を抽出して示す説明図
であって(a)はd軸磁束の状態を示し(b)はq軸磁
束の状態を示す。
であって(a)はd軸磁束の状態を示し(b)はq軸磁
束の状態を示す。
【図10】本発明の第6実施例に係る永久磁石式回転機
の回転子を示す断面図である。
の回転子を示す断面図である。
【図11】永久磁石式回転機の全体構成図である。
【図12】磁石貼付形の回転子を示す断面図である。
【図13】磁石埋込形の回転子を示す断面図である。
【図14】ステンレス板の正面図である。
21,21′,21′′,21′′′,21′′′′,
31,31′ 鉄心 22,22′′′,32 補助磁石用溝 23,23′,23′′,23′′′,23′′′′,
33 主磁石用溝 24,34 回転軸 25,25′′′,35 補助磁石 26,26′,26′′,26′′′,26′′′′,
36 主磁石 27,27′,27′′,27′′′,37,37′
回転子 28 励磁巻線 A,B 接続部 d1 ,d2 ,d3 鉄心幅 I 直流電流 δ0 ,δ1 エアギャップ φ0 主磁束 φ1 ,φ2 漏れ磁束
31,31′ 鉄心 22,22′′′,32 補助磁石用溝 23,23′,23′′,23′′′,23′′′′,
33 主磁石用溝 24,34 回転軸 25,25′′′,35 補助磁石 26,26′,26′′,26′′′,26′′′′,
36 主磁石 27,27′,27′′,27′′′,37,37′
回転子 28 励磁巻線 A,B 接続部 d1 ,d2 ,d3 鉄心幅 I 直流電流 δ0 ,δ1 エアギャップ φ0 主磁束 φ1 ,φ2 漏れ磁束
Claims (6)
- 【請求項1】 周方向に所定の間隔を有し且つ回転軸方
向に沿って設けられた主磁石用溝と、前記主磁石用溝間
に占位し且つ回転軸方向に沿って設けられた補助磁石用
溝とを有し、表面と前記補助磁石用溝の先端部との間及
び前記主磁石用溝の両端部と前記補助磁石用溝の基端部
との間には接続部が確保されて周方向及び径方向に一体
的に連続した鉄心と、 磁極の方向が前記鉄心の径方向に沿い且つ前記鉄心表面
側の磁極が隣同士相異なるようにして前記主磁石用溝に
嵌装した永久磁石である主磁石と、 磁極の方向が前記鉄心の周方向に沿い且つ一方の磁極と
この一方側に占位する主磁石の前記鉄心表面側の磁極と
が同極となるようにして前記補助磁石用溝に嵌装した永
久磁石である補助磁石とを有して構成したことを特徴と
する永久磁石式回転機の回転子。 - 【請求項2】 請求項1に記載する永久磁石式回転機の
回転子において、 鉄心の外周部にこの鉄心の周方向に所定の間隔を有し且
つ回転軸方向に沿ってダンパ用溝を設け、これらのダン
パ溝中に占位する導体部とこれらの導体部の両端を各々
短絡する他の導体部とによって一体的に形成したダンバ
巻線を備えたことを特徴とする永久磁石式回転機の回転
子。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載する永久磁石式回
転機の回転子において、 同極となる主磁石及びこれらの主磁石を嵌装するための
主磁石用溝を削除した構成であることを特徴とする永久
磁石式回転機の回転子。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載する永久磁石式回
転機の回転子において、 主磁石を回転軸方向に2分割して回転軸方向の一方側か
らはS極となる主磁石及びこれらの主磁石を嵌装するた
めの主磁石用溝を削除し且つ他方側からはN極となる主
磁石及びこれらの主磁石を嵌装するための主磁石用溝を
削除した構成であることを特徴とする永久磁石式回転機
の回転子。 - 【請求項5】 請求項1,2,3又は4に記載する永久
磁石式回転機の回転子において、 主磁石用溝を鉄心表面側に凸の円弧状とし、前記主磁石
用溝の中央部と前記鉄心表面との間の鉄心幅と、前記主
磁石用溝の両端部と補助磁石用溝の基端部との間の鉄心
幅と、前記補助磁石用溝の先端部と前記鉄心表面との間
の鉄心幅とを略同一の寸法としたことを特徴とする永久
磁石式回転機の回転子。 - 【請求項6】 請求項1,2,3,4又は5に記載する
永久磁石式回転機の回転子において、 極部のエアギャップが極間部のエアギャップよりも小さ
くなるよう鉄心の外周部に凹凸を設けたことを特徴とす
る永久磁石式回転機の回転子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7073085A JPH08275419A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 永久磁石式回転機の回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7073085A JPH08275419A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 永久磁石式回転機の回転子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08275419A true JPH08275419A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=13508151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7073085A Pending JPH08275419A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 永久磁石式回転機の回転子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08275419A (ja) |
Cited By (42)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN109560631A (zh) * | 2017-09-27 | 2019-04-02 | 富士电机株式会社 | 可变磁通型的永磁体式旋转电机 |
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JP2019122233A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 株式会社デンソー | 回転電機システム |
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