JPH0820793A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JPH0820793A JPH0820793A JP15693594A JP15693594A JPH0820793A JP H0820793 A JPH0820793 A JP H0820793A JP 15693594 A JP15693594 A JP 15693594A JP 15693594 A JP15693594 A JP 15693594A JP H0820793 A JPH0820793 A JP H0820793A
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- water
- ether sulfate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 皮膚、毛髪に対する刺激が少なく、使用時の
泡の腰が強く、すすぎ時にはぬめり感が少なく、さらに
乾燥後の皮膚や毛髪にシットリとした感触を与える洗浄
剤組成物を提供する。 【構成】 ポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテルサ
ルフェート化合物および水溶性シルクペプタイドを、重
量比で99:1〜70:30の範囲で含有することを特
徴とする洗浄剤組成物。
泡の腰が強く、すすぎ時にはぬめり感が少なく、さらに
乾燥後の皮膚や毛髪にシットリとした感触を与える洗浄
剤組成物を提供する。 【構成】 ポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテルサ
ルフェート化合物および水溶性シルクペプタイドを、重
量比で99:1〜70:30の範囲で含有することを特
徴とする洗浄剤組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚、毛髪に対する刺
激が少なく、使用時の泡の腰が強く、すすぎ時にはぬめ
り感が少なく、乾燥後の皮膚や毛髪にシットリとした感
触を与える洗浄剤組成物に関するものである。
激が少なく、使用時の泡の腰が強く、すすぎ時にはぬめ
り感が少なく、乾燥後の皮膚や毛髪にシットリとした感
触を与える洗浄剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、身体用の洗浄剤としては脂肪酸石
鹸が長年の間使用されてきた。一般に脂肪酸石鹸は、洗
浄後の皮膚にサッパリとした感触を残すが、そのもの自
体がアルカリ性であるためアルカリ障害が起きることが
あり、皮膚の弱い人や乳幼児には不適である。そこで最
近では、アルカリ障害がなく、かつ皮膚刺激の少ない界
面活性剤としてポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテ
ルサルフェート型界面活性剤が広く用いられるようにな
ってきた。しかし、これらのポリオキシエチレン脂肪酸
アミドエーテルサルフェート型界面活性剤は、皮膚刺激
がすくないものの、使用時の泡の質が悪いこと、すすぎ
時にぬめり感があり、乾燥後の皮膚のシットリ感が少な
いことなどから、身体用洗浄剤としては必ずしも満足で
きるものではなかった。
鹸が長年の間使用されてきた。一般に脂肪酸石鹸は、洗
浄後の皮膚にサッパリとした感触を残すが、そのもの自
体がアルカリ性であるためアルカリ障害が起きることが
あり、皮膚の弱い人や乳幼児には不適である。そこで最
近では、アルカリ障害がなく、かつ皮膚刺激の少ない界
面活性剤としてポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテ
ルサルフェート型界面活性剤が広く用いられるようにな
ってきた。しかし、これらのポリオキシエチレン脂肪酸
アミドエーテルサルフェート型界面活性剤は、皮膚刺激
がすくないものの、使用時の泡の質が悪いこと、すすぎ
時にぬめり感があり、乾燥後の皮膚のシットリ感が少な
いことなどから、身体用洗浄剤としては必ずしも満足で
きるものではなかった。
【0003】また、近年になり、各種のペプタイドを配
合して、洗浄剤や化粧料に様々な付加価値を付与しよう
とする試みがなされており、例えば、下記のような技術
が開示されている。
合して、洗浄剤や化粧料に様々な付加価値を付与しよう
とする試みがなされており、例えば、下記のような技術
が開示されている。
【0004】(a)水溶性シルクペプタイドとアニオン
界面活性剤および両性界面活性剤とを組合わせた化粧料
が開示され、刺激性の低減と泡の安定性の改良を試みて
いる(特開平3−261706号公報)。
界面活性剤および両性界面活性剤とを組合わせた化粧料
が開示され、刺激性の低減と泡の安定性の改良を試みて
いる(特開平3−261706号公報)。
【0005】(b)アニオン活性剤界面活性剤とキレー
ト剤、これに平均分子量400〜1000のペプタイド
を含有するシャンプー組成物が開示され、リンス効果と
カルシウムの再沈着防止効果を有することが示されてい
る(特開昭63−150212号公報)。
ト剤、これに平均分子量400〜1000のペプタイド
を含有するシャンプー組成物が開示され、リンス効果と
カルシウムの再沈着防止効果を有することが示されてい
る(特開昭63−150212号公報)。
【0006】しかし、(a)、(b)の従来技術とも、
洗浄剤のすすぎ時のぬめり感の解消や、乾燥後の皮膚の
シットリ感の改善に関する討は何等なされていない。
洗浄剤のすすぎ時のぬめり感の解消や、乾燥後の皮膚の
シットリ感の改善に関する討は何等なされていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決使用とす
る課題は、皮膚、毛髪に対する刺激が少なく、使用時の
泡の腰が強く、すすぎ時にはぬめり感が少なく、さらに
乾燥後の皮膚や毛髪にシットリとした感触を与える洗浄
剤組成物を提供するものである。
る課題は、皮膚、毛髪に対する刺激が少なく、使用時の
泡の腰が強く、すすぎ時にはぬめり感が少なく、さらに
乾燥後の皮膚や毛髪にシットリとした感触を与える洗浄
剤組成物を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、皮膚、毛髪
に対する刺激が少なく、使用時の泡の腰が強く、すすぎ
時にはぬめり感が少なく、乾燥後の皮膚や毛髪にシット
リとした感触を与える洗浄剤組成物を得るべく鋭意検討
を行った結果、ポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテ
ルサルフェート型界面活性剤と水溶性シルクペプタイド
を組み合わせることにより、容易に上記課題を解決し得
ることを見いだし、本発明を完成した。すなわち、本発
明は、下記一般式(1)で示されるポリオキシエチレン
脂肪酸アミドエーテルサルフェート化合物および下記一
般式(2)で示される水溶性シルクペプタイドを重量比
で99:1〜70:30の範囲で含有することを特徴と
する洗浄剤組成物に関するものである。
に対する刺激が少なく、使用時の泡の腰が強く、すすぎ
時にはぬめり感が少なく、乾燥後の皮膚や毛髪にシット
リとした感触を与える洗浄剤組成物を得るべく鋭意検討
を行った結果、ポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテ
ルサルフェート型界面活性剤と水溶性シルクペプタイド
を組み合わせることにより、容易に上記課題を解決し得
ることを見いだし、本発明を完成した。すなわち、本発
明は、下記一般式(1)で示されるポリオキシエチレン
脂肪酸アミドエーテルサルフェート化合物および下記一
般式(2)で示される水溶性シルクペプタイドを重量比
で99:1〜70:30の範囲で含有することを特徴と
する洗浄剤組成物に関するものである。
【0009】〔ポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテ
ルサルフェート化合物〕
ルサルフェート化合物〕
【0010】
【化3】
【0011】(式中、R1は炭素数7〜21のアルキル
基またはアルケニル基を表し、Mはアルカリ金属、アル
カリ土類金属、アンモニウム基、塩基性アミノ酸または
アルカノールアミンのカチオン残基を表し、mは2〜2
0の整数を表す) 〔水溶性シルクペプタイド〕
基またはアルケニル基を表し、Mはアルカリ金属、アル
カリ土類金属、アンモニウム基、塩基性アミノ酸または
アルカノールアミンのカチオン残基を表し、mは2〜2
0の整数を表す) 〔水溶性シルクペプタイド〕
【0012】
【化4】
【0013】(式中、R2はシルクより誘導されるフィ
ブロインペプチドを構成するアミノ酸側鎖を表し、nは
2〜50の整数を表す) 本発明の洗浄剤組成物において、前記一般式(1)で示
されるポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテルサルフ
ェート化合物と、前記一般式(2)で示される水溶性シ
ルクペプタイドの重量比は99:1〜70:30、好ま
しくは95:5〜85:15の範囲である。また、本発
明の洗浄剤組成物における、ポリオキシエチレン脂肪酸
アミドエーテルサルフェート化合物および水溶性シルク
ペプタイドの合計含有率は15〜100%であることが
好ましい。本発明の洗浄剤組成物におけるポリオキシエ
チレン脂肪酸アミドエーテルサルフェート化合物と水溶
性シルクペプタイドの重量比および、両成分の合計含有
率が、上記の範囲外になると、皮膚・毛髪への刺激がな
いこと、すすぎの際にぬめり感がないこと、および乾燥
後のシットリ感がすぐれていることの全てが満足される
ことはなくなる。また本来の洗浄力、泡質の改良効果に
ついても不十分なものとなる。
ブロインペプチドを構成するアミノ酸側鎖を表し、nは
2〜50の整数を表す) 本発明の洗浄剤組成物において、前記一般式(1)で示
されるポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテルサルフ
ェート化合物と、前記一般式(2)で示される水溶性シ
ルクペプタイドの重量比は99:1〜70:30、好ま
しくは95:5〜85:15の範囲である。また、本発
明の洗浄剤組成物における、ポリオキシエチレン脂肪酸
アミドエーテルサルフェート化合物および水溶性シルク
ペプタイドの合計含有率は15〜100%であることが
好ましい。本発明の洗浄剤組成物におけるポリオキシエ
チレン脂肪酸アミドエーテルサルフェート化合物と水溶
性シルクペプタイドの重量比および、両成分の合計含有
率が、上記の範囲外になると、皮膚・毛髪への刺激がな
いこと、すすぎの際にぬめり感がないこと、および乾燥
後のシットリ感がすぐれていることの全てが満足される
ことはなくなる。また本来の洗浄力、泡質の改良効果に
ついても不十分なものとなる。
【0014】本発明の洗浄剤組成物において、前記一般
式(1)で示されるポリオキシエチレン脂肪酸アミドエ
ーテルサルフェート化合物は、例えば炭素数8〜22の
脂肪酸を出発物質として用い、これを低級アルコールに
よりエステル化した後モノエタノールアミンによりアミ
ド化し、次いでエチレンオキサイドを反応させオキシエ
チレン化を行った後、硫酸化し、塩基性化合物による中
和工程を経ることにより製造できる。
式(1)で示されるポリオキシエチレン脂肪酸アミドエ
ーテルサルフェート化合物は、例えば炭素数8〜22の
脂肪酸を出発物質として用い、これを低級アルコールに
よりエステル化した後モノエタノールアミンによりアミ
ド化し、次いでエチレンオキサイドを反応させオキシエ
チレン化を行った後、硫酸化し、塩基性化合物による中
和工程を経ることにより製造できる。
【0015】前記一般式(1)中のアシル基(R1CO
−)は、炭素数8〜22の直鎖あるいは分岐鎖の飽和脂
肪酸または不飽脂肪酸の脂肪酸残基であり、例えば、カ
プリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸あるいは、ヤシ
油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、硬化牛脂脂肪酸等の混合
脂肪酸の脂肪酸残基が挙げられる。
−)は、炭素数8〜22の直鎖あるいは分岐鎖の飽和脂
肪酸または不飽脂肪酸の脂肪酸残基であり、例えば、カ
プリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸あるいは、ヤシ
油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、硬化牛脂脂肪酸等の混合
脂肪酸の脂肪酸残基が挙げられる。
【0016】前記一般式(1)中のmにより表されるエ
チレンオキサイド付加モル数は2〜20、好ましくは3
〜6である。mが2未満では、得られる洗浄剤組成物の
起泡性および溶解性が不十分であり、またmが20を超
えるとマイルドな脱脂力を有する組成物が得られない。
チレンオキサイド付加モル数は2〜20、好ましくは3
〜6である。mが2未満では、得られる洗浄剤組成物の
起泡性および溶解性が不十分であり、またmが20を超
えるとマイルドな脱脂力を有する組成物が得られない。
【0017】ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、
カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属、アン
モニウム基、トリエタノールアミン等のアルカノールア
ミン、あるいはリジンまたはアルギニン等の塩基性アミ
ノ酸のカチオン残基を表す。本発明に用いられる一般式
(2)の水溶性シルクペプタイドは、シルク繊維を酸や
アルカリ等で処理して化学的に分解する方法、あるいは
プロテアーゼ等の酵素を使用して酵素的に分解する方法
等により可溶化したものであれば使用可能であるが、特
に平均分子量が約200〜5000程度の可溶化された
水溶性シルクペプタイドあるいはその乾燥物が好まし
い。平均分子量が200未満では、ペプタイド含量が少
ない点で、5000を超えると溶解性が低下するため好
ましくない。
カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属、アン
モニウム基、トリエタノールアミン等のアルカノールア
ミン、あるいはリジンまたはアルギニン等の塩基性アミ
ノ酸のカチオン残基を表す。本発明に用いられる一般式
(2)の水溶性シルクペプタイドは、シルク繊維を酸や
アルカリ等で処理して化学的に分解する方法、あるいは
プロテアーゼ等の酵素を使用して酵素的に分解する方法
等により可溶化したものであれば使用可能であるが、特
に平均分子量が約200〜5000程度の可溶化された
水溶性シルクペプタイドあるいはその乾燥物が好まし
い。平均分子量が200未満では、ペプタイド含量が少
ない点で、5000を超えると溶解性が低下するため好
ましくない。
【0018】本発明の洗浄剤組成物には、必要に応じて
更に脂肪酸ジあるいはモノエタノールアミド等の増粘
剤、グリセリン、1,3−ブチレングリコール等のグリ
コール類、エステル油等のエモリエント剤、ヒアルロン
酸、コラーゲン、キチン、キトサン等の保湿剤、アロエ
エキス、胎盤抽出エキス等の細胞賦活剤、アラントイ
ン、グリチル酸塩等の消炎症剤、ジンクピリチオン、ピ
ロクトンオラミン等の抗フケ剤、香料、色素等を加える
事ができる。
更に脂肪酸ジあるいはモノエタノールアミド等の増粘
剤、グリセリン、1,3−ブチレングリコール等のグリ
コール類、エステル油等のエモリエント剤、ヒアルロン
酸、コラーゲン、キチン、キトサン等の保湿剤、アロエ
エキス、胎盤抽出エキス等の細胞賦活剤、アラントイ
ン、グリチル酸塩等の消炎症剤、ジンクピリチオン、ピ
ロクトンオラミン等の抗フケ剤、香料、色素等を加える
事ができる。
【0019】本発明の洗浄剤組成物の剤型は任意であ
り、液体、ペースト、ゲル状、粉状、固体等どのような
剤型でも構わない。また用途も任意であるが、代表的な
ものとして、台所洗剤、硬質表面洗浄剤、洗顔剤、クレ
ンジングフォーム、ボディーシャンプー、ヘアーシャン
プー等があげられる。
り、液体、ペースト、ゲル状、粉状、固体等どのような
剤型でも構わない。また用途も任意であるが、代表的な
ものとして、台所洗剤、硬質表面洗浄剤、洗顔剤、クレ
ンジングフォーム、ボディーシャンプー、ヘアーシャン
プー等があげられる。
【0020】
【実施例】本発明を下記実施例により更に詳細に説明す
る。実施例中の各試験方法は次のようにして行った。
る。実施例中の各試験方法は次のようにして行った。
【0021】〈試験方法〉 1)ぬめり感試験 20〜40歳のパネラー20名に、試料5mlを浴用ス
ポンジに取ったものを用いて約40℃の温水で手及び前
腕部を3回ずつ洗浄させ、すすぎ後のぬめり感を下記基
準により評価させ、その評点の平均値を求めた。 ぬめり感がない・・・・・・・・・・・4点 ぬめり感がほとんどない・・・・・・・3点 ぬめり感がややある・・・・・・・・・2点 ぬめり感が明らかにある・・・・・・・1点。
ポンジに取ったものを用いて約40℃の温水で手及び前
腕部を3回ずつ洗浄させ、すすぎ後のぬめり感を下記基
準により評価させ、その評点の平均値を求めた。 ぬめり感がない・・・・・・・・・・・4点 ぬめり感がほとんどない・・・・・・・3点 ぬめり感がややある・・・・・・・・・2点 ぬめり感が明らかにある・・・・・・・1点。
【0022】2)シットリ感試験 前記洗浄及びすすぎの後、自然乾燥させた後の皮膚のシ
ットリ感を下記基準により評価し、その評価点の平均値
を算出した。 ぬめり感が全くなくてシットリしている・・・・・・・・4点 ほとんどぬめり感がなくてシットリしている・・・・・・3点 ぬめり感がややあり、シットリ感がうすい・・・・・・・2点 ぬめり感が明らかに残りシットリしない・・・・・・・・1点。
ットリ感を下記基準により評価し、その評価点の平均値
を算出した。 ぬめり感が全くなくてシットリしている・・・・・・・・4点 ほとんどぬめり感がなくてシットリしている・・・・・・3点 ぬめり感がややあり、シットリ感がうすい・・・・・・・2点 ぬめり感が明らかに残りシットリしない・・・・・・・・1点。
【0023】3)洗浄力試験 前記1)、2)の試験の際、市販固形石鹸と比較した洗
浄力を以下の評価により評価した。 石鹸より良い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎ 石鹸と同等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・○ 石鹸より劣る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・△ 石鹸よりかなり劣る・・・・・・・・・・・・・・・・・×。
浄力を以下の評価により評価した。 石鹸より良い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎ 石鹸と同等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・○ 石鹸より劣る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・△ 石鹸よりかなり劣る・・・・・・・・・・・・・・・・・×。
【0024】4)泡の感触試験 前記1)、2)の試験の際、市販固形石鹸と比較した泡
の感触試験を以下の評価により評価した。 石鹸より良い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎ 石鹸と同等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・○ 石鹸より劣る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・△ 石鹸よりかなり劣る・・・・・・・・・・・・・・・・・×。
の感触試験を以下の評価により評価した。 石鹸より良い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎ 石鹸と同等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・○ 石鹸より劣る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・△ 石鹸よりかなり劣る・・・・・・・・・・・・・・・・・×。
【0025】5)タンパク変成試験(刺激緩和作用の評
価) 水系高速液体クロマトグラフィーを利用し、卵白アルブ
ミンpH7緩衝溶液に、試料濃度1%になるように試料
を加えた場合の卵白アルブミン変性率を、220nmの
吸収ピークを用い、下記式から算出した。
価) 水系高速液体クロマトグラフィーを利用し、卵白アルブ
ミンpH7緩衝溶液に、試料濃度1%になるように試料
を加えた場合の卵白アルブミン変性率を、220nmの
吸収ピークを用い、下記式から算出した。
【0026】
【数1】
【0027】但し、 Ho:卵白アルブミンの220nm吸収ピークの高さ Hs:卵白アルブミン緩衝溶液に試料を加えた時の22
0nmの吸収ピークの高さ 評価の基準を次のように設定した。 ◎:卵白アルブミン変性率 10%未満 ○:卵白アルブミン変性率 10〜29% △:卵白アルブミン変性率 30〜49% ×:卵白アルブミン変性率 50%以上。
0nmの吸収ピークの高さ 評価の基準を次のように設定した。 ◎:卵白アルブミン変性率 10%未満 ○:卵白アルブミン変性率 10〜29% △:卵白アルブミン変性率 30〜49% ×:卵白アルブミン変性率 50%以上。
【0028】実施例1〜3、比較例1〜4 実施例1〜3、比較例1〜4の各々において表1に示す
組成を有するボディーシャンプー組成物を調製し、上記
試験に供した。その結果を表1に示す。なお、水溶性シ
ルクペプタイドは、絹を濃厚塩溶液に溶解し、透析した
後、酵素分解して得られる、前記一般式(2)におい
て、n≒10、平均分子量1000、R2がシルクより
誘導されるフィブロインペプタイドを構成するアミノ酸
側鎖であるペプタイドを使用した。
組成を有するボディーシャンプー組成物を調製し、上記
試験に供した。その結果を表1に示す。なお、水溶性シ
ルクペプタイドは、絹を濃厚塩溶液に溶解し、透析した
後、酵素分解して得られる、前記一般式(2)におい
て、n≒10、平均分子量1000、R2がシルクより
誘導されるフィブロインペプタイドを構成するアミノ酸
側鎖であるペプタイドを使用した。
【0029】
【表1】
【0030】表1の結果から明らかなように、ポリオキ
シエチレン脂肪酸アミドエーテルサルフェート化合物と
水溶性シルクペプタイドを特定の割合で含有する実施例
1〜3の本発明の洗浄剤組成物は、ぬめり感、シットリ
感、タンパク変性試験、洗浄力試験および泡の感触のす
べて試験項目で優れているのに対し、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸アミドエーテルサルフェート化合物単独の比較
例1や、水溶性シルクペプタイド単独の比較例2や、ポ
リオキシエチレン脂肪酸アミドエーテルサルフェート化
合物と水溶性シルクペプタイドが本発明の範囲外の洗浄
剤は、いずれかの評価項目で劣るものであった。
シエチレン脂肪酸アミドエーテルサルフェート化合物と
水溶性シルクペプタイドを特定の割合で含有する実施例
1〜3の本発明の洗浄剤組成物は、ぬめり感、シットリ
感、タンパク変性試験、洗浄力試験および泡の感触のす
べて試験項目で優れているのに対し、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸アミドエーテルサルフェート化合物単独の比較
例1や、水溶性シルクペプタイド単独の比較例2や、ポ
リオキシエチレン脂肪酸アミドエーテルサルフェート化
合物と水溶性シルクペプタイドが本発明の範囲外の洗浄
剤は、いずれかの評価項目で劣るものであった。
【0031】実施例4 下記組成の洗顔剤を調製し、これを前記試験に供した。
【0032】 成 分 重量 % ポリオキシエチレン(3)ラウリン酸 アミドエーテル硫酸ナトリウム(26%) 75 ラウリン酸モノエタノールアミド 5 水溶性シルクペプタイド(15%)* 15 水溶性コラーゲン(1%) 1 メチルパラベン 0.1 クエン酸 pH=6.5に調整 水 残部 *:n≒、平均分子量1000の水溶性シルクペプタイドを使用した。
【0033】実施例5 下記組成分のコンディショニングシャンプーを調製し、
これを前記試験に供した。
これを前記試験に供した。
【0034】 成 分 重量 % ポリオキシエチレン(6)ラウリン酸アミド エーテル硫酸トリエタノールアミン塩(25%) 80 ラウリン酸ジエタノールアミド 2 水溶性シルクペプタイド(粉末)* 3 カチオン化グアーガム 0.3 カルボキシメチルキトサン 0.2 メチルパラベン 0.1 グリセリン 3 EDTA 0.1 クエン酸 pH=6.5に調整 水 残部 *:n≒30、平均分子量3000の水溶性シルクペプタイドを使用した。
【0035】
【表2】
【0036】表2の結果から明らかなように、本発明の
洗浄剤組成物は、ぬめり感、シットリ感、タンパク変性
試験および泡の感触試験の全ての項目において優れたも
のであった。
洗浄剤組成物は、ぬめり感、シットリ感、タンパク変性
試験および泡の感触試験の全ての項目において優れたも
のであった。
【0037】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は使用時の泡質が
良く、洗浄後のすすぎの際のぬめり感が少なく、乾燥後
のシットリ感がすぐれていて、しかも皮膚刺激の少ない
実用上きわめて有用なものである。
良く、洗浄後のすすぎの際のぬめり感が少なく、乾燥後
のシットリ感がすぐれていて、しかも皮膚刺激の少ない
実用上きわめて有用なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1:32) (72)発明者 君塚 義行 埼玉県川越市今福2835 川研ファインケミ カル株式会社埼玉事業所内
Claims (2)
- 【請求項1】 下記一般式(1)で示されるポリオキシ
エチレン脂肪酸アミドエーテルサルフェート化合物およ
び下記一般式(2)で示される水溶性シルクペプタイド
を重量比で99:1〜70:30の範囲で含有すること
を特徴とする洗浄剤組成物。 〔ポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテルサルフェー
ト化合物〕 【化1】 (式中、R1は炭素数7〜21のアルキル基またはアル
ケニル基を表し、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウム基、塩基性アミノ酸またはアルカノー
ルアミンのカチオン残基を表し、mは2〜20の整数を
表す) 〔水溶性シルクペプタイド〕 【化2】 (式中、R2はシルクより誘導されるフィブロインペプ
チドを構成するアミノ酸側鎖を表し、nは2〜50の整
数を表す) - 【請求項2】 一般式(2)の水溶性シルクペプタイド
の平均分子量が、約200〜5000であることを特徴
とする請求項1記載の洗浄剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15693594A JPH0820793A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15693594A JPH0820793A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0820793A true JPH0820793A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15638571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15693594A Pending JPH0820793A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0820793A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001226242A (ja) * | 2000-02-17 | 2001-08-21 | Lion Corp | 口腔用組成物 |
JP2002114616A (ja) * | 2000-10-12 | 2002-04-16 | Ryoso:Kk | 除菌剤とそれを用いた消毒方法 |
JP2003040760A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Kanebo Ltd | 洗浄剤組成物 |
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1994
- 1994-07-08 JP JP15693594A patent/JPH0820793A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001226242A (ja) * | 2000-02-17 | 2001-08-21 | Lion Corp | 口腔用組成物 |
JP2002114616A (ja) * | 2000-10-12 | 2002-04-16 | Ryoso:Kk | 除菌剤とそれを用いた消毒方法 |
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