JP3200226B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JP3200226B2 JP3200226B2 JP07419093A JP7419093A JP3200226B2 JP 3200226 B2 JP3200226 B2 JP 3200226B2 JP 07419093 A JP07419093 A JP 07419093A JP 7419093 A JP7419093 A JP 7419093A JP 3200226 B2 JP3200226 B2 JP 3200226B2
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- Japan
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- fatty acid
- sodium
- chitosan
- detergent
- carboxymethyl
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用時の泡の感触が優
れたアニオン界面活性剤および/または両性界面活性剤
を基剤とする洗浄剤組成物に関するものである。
れたアニオン界面活性剤および/または両性界面活性剤
を基剤とする洗浄剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】身体等を洗浄する洗浄剤組成物は洗浄力
が必要なことはもとより、使用時の泡の感触が滑らかな
ことが必要である。従来この目的のために用いられてい
る物質としては、ラノリン及びその誘導体、レシチン及
びその誘導体、高級アルコール類、脂肪酸エステル類な
どの過脂肪剤などが提案されているが、何れも効果が充
分でなかったり、泡立ちや洗浄力が低下する等の弊害が
生じるなどの問題があり、まだ満足できるものは得られ
ていない。
が必要なことはもとより、使用時の泡の感触が滑らかな
ことが必要である。従来この目的のために用いられてい
る物質としては、ラノリン及びその誘導体、レシチン及
びその誘導体、高級アルコール類、脂肪酸エステル類な
どの過脂肪剤などが提案されているが、何れも効果が充
分でなかったり、泡立ちや洗浄力が低下する等の弊害が
生じるなどの問題があり、まだ満足できるものは得られ
ていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、泡立ち
を損ねることなく泡の感触を改良した洗浄剤組成物を得
るべく鋭意検討を行った結果、アニオン界面活性剤およ
び/または両性界面活性剤を基剤とする洗浄剤組成物に
おいて、特定のキトサン誘導体を配合することにより上
記課題を達成することを見いだし本発明を完成した。し
たがって本発明の目的は、充分な洗浄力を有しかつ使用
時の泡の感触が優れたアニオン界面活性剤および/また
は両性界面活性剤を基剤とする洗浄剤組成物を提供する
ものである。
を損ねることなく泡の感触を改良した洗浄剤組成物を得
るべく鋭意検討を行った結果、アニオン界面活性剤およ
び/または両性界面活性剤を基剤とする洗浄剤組成物に
おいて、特定のキトサン誘導体を配合することにより上
記課題を達成することを見いだし本発明を完成した。し
たがって本発明の目的は、充分な洗浄力を有しかつ使用
時の泡の感触が優れたアニオン界面活性剤および/また
は両性界面活性剤を基剤とする洗浄剤組成物を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、アニ
オン界面活性剤および/または両性界面活性剤を基剤と
する洗浄剤組成物において、一般式(I)で示されるN
−(3−カルボキシプロパノイル)−6−O−(カルボ
キシメチル)キトサン(以下、「CPCMキトサン」と
略称する)を必須成分として含有することを特徴とする
洗浄剤組成物に関するものである。
オン界面活性剤および/または両性界面活性剤を基剤と
する洗浄剤組成物において、一般式(I)で示されるN
−(3−カルボキシプロパノイル)−6−O−(カルボ
キシメチル)キトサン(以下、「CPCMキトサン」と
略称する)を必須成分として含有することを特徴とする
洗浄剤組成物に関するものである。
【0005】
【化2】
【0006】(式中Mは水素、アルカリ金属を表し、n
は10〜5000の整数を表す)。本発明に用いられる
CPCMキトサンは、キトサンの6位のヒドロキシ基を
カルボキシメチル化し、2位のアミノ基をカルボキシプ
ロパノイル化して水溶性としたものである。このCPC
Mキトサンは特開平2−105801号公報に記載の通
り6−O−(カルボキシメチル)キトサンに無水コハク
酸を反応させることにより容易に得られる。
は10〜5000の整数を表す)。本発明に用いられる
CPCMキトサンは、キトサンの6位のヒドロキシ基を
カルボキシメチル化し、2位のアミノ基をカルボキシプ
ロパノイル化して水溶性としたものである。このCPC
Mキトサンは特開平2−105801号公報に記載の通
り6−O−(カルボキシメチル)キトサンに無水コハク
酸を反応させることにより容易に得られる。
【0007】本発明の基剤として用いられるアニオン界
面活性剤としては、例えばアルキルベンゼンスルホン酸
塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ラウリル硫酸ナトリ
ウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫
酸アンモニウム等のラウリル硫酸塩、POE(3)ラウ
リルエーテル硫酸ナトリウム、POE(3)ラウリルエ
ーテル硫酸トリエタノールアミン等のPOEラウリルエ
ーテル硫酸塩、高級アルコールリン酸エステル類、ココ
イルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルタウ
リンナトリウム等のアシルメチルタウリン塩、スルホコ
ハク酸ラウリル二ナトリウム、POE(1〜4)スルホ
コハク酸ラウリル二ナトリウム、スルホコハク酸POE
(5)ラウロイルエタノールアミド二ナトリウム、オレ
イン酸アミドスルホコハク酸二ナトリウム等のスルホコ
ハク酸型界面活性剤、アルキルエーテルカルボン酸塩、
アシル化イセチオネート、脂肪酸アミドエーテルサルフ
ェート、モノアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエ
チレン脂肪酸エタノールアミドリン酸エステル塩、ヤシ
油脂肪酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ミリスチ
ン酸ナトリウム、牛脂脂肪酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸
トリエタノールアミン、ラウリン酸トリエタノールアミ
ン、ミリスチン酸トリエタノールアミン、牛脂脂肪酸ト
リエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸カリウム、ラウリン
酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、牛脂脂肪酸カリウ
ム等の高級脂肪酸塩、ココイルサルコシンナトリウム、
ラウロイルサルコシンナトリウム、ミリストイルサルコ
シンナトリウム、ラウロイルサルコシンカリウム、ラウ
ロイルサルコシントリエタノールアミン等のアシルサル
コシン塩、ココイルメチル−β−アラニンナトリウム、
ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム、ミリスト
イルメチル−β−アラニンナトリウム、パルミトイルメ
チル−β−アラニンナトリウム、ステアロイルメチル−
β−アラニンナトリウム、ラウロイルメチル−β−アラ
ニンカリウム、ラウロイルメチル−β−アラニントリエ
タノールアミン等のアシルメチル−β−アラニン塩、N
−2−ヒドロキシエチル−N−2−ラウリン酸アミドエ
チルグリシン、N−2−ヒドロキシエチル−N−2−ヤ
シ油脂肪酸アミドエチルグリシン、N−2−ヒドロキシ
エチル−N−2−ラウリン酸アミドエチル−β−アラニ
ン、N−2−ヒドロキシエチル−N−2−ヤシ油脂肪酸
アミドエチル−β−アラニン、N−(カルボキシメチ
ル)−N−{2−[N−(2−ヒドロキシエチル)ラウ
リン酸アミド]エチル}グリシン、N−(カルボキシメ
チル)−N−{2−[N−(2−ヒドロキシエチル)ヤ
シ油脂肪酸アミド]エチル}グリシン等のアミドアミノ
酸塩、ヤシ油脂肪酸アシル加水分解シルクペプタイド、
ラウロイル加水分解シルクペプタイド、パーム核油脂肪
酸アシル加水分解シルクペプタイド、ヤシ油脂肪酸アシ
ル加水分解コラーゲンペプタイド、ラウロイル加水分解
コラーゲンペプタイド、パーム核油脂肪酸アシル加水分
解コラーゲンペプタイド、ヤシ油脂肪酸アシル加水分解
カゼインペプタイド、ラウロイル加水分解カゼインペプ
タイド、パーム核油脂肪酸アシル加水分解カゼインペプ
タイド、ヤシ油脂肪酸アシル加水分解ケラチンペプタイ
ド、ラウロイル加水分解ケラチンペプタイド、パーム核
油脂肪酸アシル加水分解ケラチンペプタイド等の蛋白加
水分解物のアシル化物、N−ココイル−L−グルタミン
酸ナトリウム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナト
リウム、N−ココイル−L−グルタミン酸トリエタノー
ルアミン等のアシルグルタミン酸塩があるがこれらに限
定されるものではない。
面活性剤としては、例えばアルキルベンゼンスルホン酸
塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ラウリル硫酸ナトリ
ウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫
酸アンモニウム等のラウリル硫酸塩、POE(3)ラウ
リルエーテル硫酸ナトリウム、POE(3)ラウリルエ
ーテル硫酸トリエタノールアミン等のPOEラウリルエ
ーテル硫酸塩、高級アルコールリン酸エステル類、ココ
イルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルタウ
リンナトリウム等のアシルメチルタウリン塩、スルホコ
ハク酸ラウリル二ナトリウム、POE(1〜4)スルホ
コハク酸ラウリル二ナトリウム、スルホコハク酸POE
(5)ラウロイルエタノールアミド二ナトリウム、オレ
イン酸アミドスルホコハク酸二ナトリウム等のスルホコ
ハク酸型界面活性剤、アルキルエーテルカルボン酸塩、
アシル化イセチオネート、脂肪酸アミドエーテルサルフ
ェート、モノアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエ
チレン脂肪酸エタノールアミドリン酸エステル塩、ヤシ
油脂肪酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ミリスチ
ン酸ナトリウム、牛脂脂肪酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸
トリエタノールアミン、ラウリン酸トリエタノールアミ
ン、ミリスチン酸トリエタノールアミン、牛脂脂肪酸ト
リエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸カリウム、ラウリン
酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、牛脂脂肪酸カリウ
ム等の高級脂肪酸塩、ココイルサルコシンナトリウム、
ラウロイルサルコシンナトリウム、ミリストイルサルコ
シンナトリウム、ラウロイルサルコシンカリウム、ラウ
ロイルサルコシントリエタノールアミン等のアシルサル
コシン塩、ココイルメチル−β−アラニンナトリウム、
ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム、ミリスト
イルメチル−β−アラニンナトリウム、パルミトイルメ
チル−β−アラニンナトリウム、ステアロイルメチル−
β−アラニンナトリウム、ラウロイルメチル−β−アラ
ニンカリウム、ラウロイルメチル−β−アラニントリエ
タノールアミン等のアシルメチル−β−アラニン塩、N
−2−ヒドロキシエチル−N−2−ラウリン酸アミドエ
チルグリシン、N−2−ヒドロキシエチル−N−2−ヤ
シ油脂肪酸アミドエチルグリシン、N−2−ヒドロキシ
エチル−N−2−ラウリン酸アミドエチル−β−アラニ
ン、N−2−ヒドロキシエチル−N−2−ヤシ油脂肪酸
アミドエチル−β−アラニン、N−(カルボキシメチ
ル)−N−{2−[N−(2−ヒドロキシエチル)ラウ
リン酸アミド]エチル}グリシン、N−(カルボキシメ
チル)−N−{2−[N−(2−ヒドロキシエチル)ヤ
シ油脂肪酸アミド]エチル}グリシン等のアミドアミノ
酸塩、ヤシ油脂肪酸アシル加水分解シルクペプタイド、
ラウロイル加水分解シルクペプタイド、パーム核油脂肪
酸アシル加水分解シルクペプタイド、ヤシ油脂肪酸アシ
ル加水分解コラーゲンペプタイド、ラウロイル加水分解
コラーゲンペプタイド、パーム核油脂肪酸アシル加水分
解コラーゲンペプタイド、ヤシ油脂肪酸アシル加水分解
カゼインペプタイド、ラウロイル加水分解カゼインペプ
タイド、パーム核油脂肪酸アシル加水分解カゼインペプ
タイド、ヤシ油脂肪酸アシル加水分解ケラチンペプタイ
ド、ラウロイル加水分解ケラチンペプタイド、パーム核
油脂肪酸アシル加水分解ケラチンペプタイド等の蛋白加
水分解物のアシル化物、N−ココイル−L−グルタミン
酸ナトリウム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナト
リウム、N−ココイル−L−グルタミン酸トリエタノー
ルアミン等のアシルグルタミン酸塩があるがこれらに限
定されるものではない。
【0008】また本発明の基剤として用いられる両性界
面活性剤としては、例えば2−ヤシ油アルキル−N−カ
ルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムベタイン、2−パーム核油アルキル−N−カルボキシ
エチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイ
ン等のアルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキ
シエチルイミダゾリニウムベタイン、2−ヤシ油アルキ
ル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミ
ダゾリニウムベタイン、2−パーム核油アルキル−N−
カルボキシメエチル−N−ヒロキシエチルイミダゾリニ
ウムベタイン等のアルキル−N−カルボキシメチル−N
−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油
脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロ
ピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイ
ン等のアミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン等の
アルキルベタイン、ラウリン酸アミドヒドロキシスルホ
ベタイン、ラウリン酸アミドスルホベタイン等のスルホ
ベタイン、塩酸アルキルジアミノエチルグリシンがあ
る。
面活性剤としては、例えば2−ヤシ油アルキル−N−カ
ルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムベタイン、2−パーム核油アルキル−N−カルボキシ
エチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイ
ン等のアルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキ
シエチルイミダゾリニウムベタイン、2−ヤシ油アルキ
ル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミ
ダゾリニウムベタイン、2−パーム核油アルキル−N−
カルボキシメエチル−N−ヒロキシエチルイミダゾリニ
ウムベタイン等のアルキル−N−カルボキシメチル−N
−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油
脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロ
ピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイ
ン等のアミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン等の
アルキルベタイン、ラウリン酸アミドヒドロキシスルホ
ベタイン、ラウリン酸アミドスルホベタイン等のスルホ
ベタイン、塩酸アルキルジアミノエチルグリシンがあ
る。
【0009】CPCMキトサンの洗浄剤組成物への配合
量は、洗浄剤当たり0.001〜5重量%、好ましく
は、0.005〜3重量%である。0.001重量%未
満では効果が少なく、5重量%を超えて配合すると使用
時のベタツキ感が強く好ましくない。アニオン界面活性
剤、両性界面活性剤の配合量は、使用目的により異なる
が、洗浄剤当たり1〜80重量%の範囲が適当である。
量は、洗浄剤当たり0.001〜5重量%、好ましく
は、0.005〜3重量%である。0.001重量%未
満では効果が少なく、5重量%を超えて配合すると使用
時のベタツキ感が強く好ましくない。アニオン界面活性
剤、両性界面活性剤の配合量は、使用目的により異なる
が、洗浄剤当たり1〜80重量%の範囲が適当である。
【0010】本発明の洗浄剤組成物には必要に応じて、
塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリ
ルジメチルアンモニウム等のカチオン界面活性剤、脂肪
酸ジエタノールアミド、脂肪酸モノエタノールアミド、
POE脂肪酸モノエタノールアミド、アミンオキサイ
ド、POE高級アルコールエーテル、POEアルキルフ
ェニルエーテル等の非イオン界面活性剤、グリセリン、
プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、
ソルビトール等の多価アルコール類、セチルアルコー
ル、ミリスチン酸等の高級アルコール、高級脂肪酸類、
ヒアルロン酸、カルボキシメチルキチン、エラスチン、
コンドロイチン硫酸、デルマタン酸、フィブロネクチ
ン、セラミド類、コラーゲン等の水溶性高分子物質、ア
ロエエキス、胎盤抽出エキス等の細胞賦活剤、アラント
イン、グリチルリチン酸塩等の消炎剤、エデト酸塩、ク
エン酸、リンゴ酸、グルコン酸等のキレート剤、安息香
酸塩、サリチル酸塩、ソルビン酸塩、デヒドロ酢酸塩、
パラオキシ安息香酸塩、2,4,4′−トリクロロ−
2′−ヒドロキシジフェニルエーテル、3,4,4′−
トリクロロカルバニリド、塩化ベンザルコニウム、ヒノ
キチオール、レゾルシン等の防腐剤、殺菌剤、ジンクピ
リチオン、ピロクトンオラミン等の抗フケ剤、ジブチル
ヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没
食子酸プロピル、アスコルビン酸等の酸化防止剤、オキ
シベンゾン、4−tert−ブチル−4′−メトキシベ
ンゾイルメタン、2−エチルヘキシルパラジメチルアミ
ノベンゾエート等の紫外線吸収剤、アミノ変性シリコー
ン、ポリエーテル変性シリコーン等のシリコーン化合
物、香料および色素等を用いることができる。
塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリ
ルジメチルアンモニウム等のカチオン界面活性剤、脂肪
酸ジエタノールアミド、脂肪酸モノエタノールアミド、
POE脂肪酸モノエタノールアミド、アミンオキサイ
ド、POE高級アルコールエーテル、POEアルキルフ
ェニルエーテル等の非イオン界面活性剤、グリセリン、
プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、
ソルビトール等の多価アルコール類、セチルアルコー
ル、ミリスチン酸等の高級アルコール、高級脂肪酸類、
ヒアルロン酸、カルボキシメチルキチン、エラスチン、
コンドロイチン硫酸、デルマタン酸、フィブロネクチ
ン、セラミド類、コラーゲン等の水溶性高分子物質、ア
ロエエキス、胎盤抽出エキス等の細胞賦活剤、アラント
イン、グリチルリチン酸塩等の消炎剤、エデト酸塩、ク
エン酸、リンゴ酸、グルコン酸等のキレート剤、安息香
酸塩、サリチル酸塩、ソルビン酸塩、デヒドロ酢酸塩、
パラオキシ安息香酸塩、2,4,4′−トリクロロ−
2′−ヒドロキシジフェニルエーテル、3,4,4′−
トリクロロカルバニリド、塩化ベンザルコニウム、ヒノ
キチオール、レゾルシン等の防腐剤、殺菌剤、ジンクピ
リチオン、ピロクトンオラミン等の抗フケ剤、ジブチル
ヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没
食子酸プロピル、アスコルビン酸等の酸化防止剤、オキ
シベンゾン、4−tert−ブチル−4′−メトキシベ
ンゾイルメタン、2−エチルヘキシルパラジメチルアミ
ノベンゾエート等の紫外線吸収剤、アミノ変性シリコー
ン、ポリエーテル変性シリコーン等のシリコーン化合
物、香料および色素等を用いることができる。
【0011】本発明の洗浄剤組成物の形状は任意であ
り、液体、ペースト、ゲル状、粉状、固体等どのような
形状でも構わない。また、用途も任意であるが、代表的
なものとして、洗顔剤、クレンジングフォーム、シャン
プー、ボディシャンプー、固形洗剤、台所洗剤が挙げら
れる。
り、液体、ペースト、ゲル状、粉状、固体等どのような
形状でも構わない。また、用途も任意であるが、代表的
なものとして、洗顔剤、クレンジングフォーム、シャン
プー、ボディシャンプー、固形洗剤、台所洗剤が挙げら
れる。
【0012】
【実施例】以下、実施例、比較例により本発明を更に詳
細に説明する。なお各実施例の洗浄剤は通常の方法によ
り調製し、また泡の感触試験は次のようにして行った。 (試験方法) 泡の感触試験 20〜40才のパネラー10名に、液状洗浄剤の場合は
試料5mlを約40℃の温水で手及び前腕部を3回ずつ
洗浄させ、固形洗剤の場合は固形洗剤を約40℃の温水
で両手で5回ずつ擦り、以下の基準で評価した値の平均
値を求めた。 泡が滑らかである。 ・・・・4点 泡がやや滑らかである・・・・3点 泡があまり滑らかでない・・・2点 泡が滑らかでない・・・・・・1点
細に説明する。なお各実施例の洗浄剤は通常の方法によ
り調製し、また泡の感触試験は次のようにして行った。 (試験方法) 泡の感触試験 20〜40才のパネラー10名に、液状洗浄剤の場合は
試料5mlを約40℃の温水で手及び前腕部を3回ずつ
洗浄させ、固形洗剤の場合は固形洗剤を約40℃の温水
で両手で5回ずつ擦り、以下の基準で評価した値の平均
値を求めた。 泡が滑らかである。 ・・・・4点 泡がやや滑らかである・・・・3点 泡があまり滑らかでない・・・2点 泡が滑らかでない・・・・・・1点
【0013】実施例1〜4、比較例1〜2 表1に示す組成の液体洗浄剤を調製し、得られた液体洗
浄剤の泡の滑らかさを評価した。その結果を表1に示し
た。
浄剤の泡の滑らかさを評価した。その結果を表1に示し
た。
【0014】
【表1】
【0015】表1の結果から明らかなように、本発明の
CPCMキトサンを含有する洗浄剤は、いずれも泡の感
触が良好であり、かついずれも洗浄力が低下することが
なかった。また、比較例1、2のCPCMキトサンを含
まないか、あるいは配合量が低い洗浄剤は泡の滑らかさ
に劣っていた。さらに、過脂肪剤としてラノリンアルコ
ールを配合した洗浄剤は、泡の滑らかさがやや劣ってお
り、また洗浄力も若干低下した。
CPCMキトサンを含有する洗浄剤は、いずれも泡の感
触が良好であり、かついずれも洗浄力が低下することが
なかった。また、比較例1、2のCPCMキトサンを含
まないか、あるいは配合量が低い洗浄剤は泡の滑らかさ
に劣っていた。さらに、過脂肪剤としてラノリンアルコ
ールを配合した洗浄剤は、泡の滑らかさがやや劣ってお
り、また洗浄力も若干低下した。
【0016】実施例5 (シャンプー組成物) ・N-(カルボキシメチル)-N-{2-[N-(2-ヒドロキシエチル) ヤシ油脂肪酸アミド]エチル}グリシン(30%) 20.0wt% ・N-ココイル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン(30%) 5.0 ・2-ヤシ油アルキル-N-カルボキシエチル-N-ヒドロキシ エチルイミダゾリニウムベタイン(30%) 10.0 ・ラウリン酸ジエタノールアミド 1.0 ・CPCMキトサン(n=250) 0.001 ・塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5 ・カルボキシメチルキチン 0.1 ・ヒアルロン酸 0.1 ・エデト酸ナトリウム 0.1 ・防腐剤 0.1 ・精製水 残部
【0017】実施例6 (コンディショニングシャンプー) ・ポリオキシエチレン(3)ラウリル硫酸ナトリウム 10.0wt% ・ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム(30%) 20.0 ・ラウリン酸アミドエーテルサルフェート(25%) 2.0 ・カチオン化グアーガム 0.3 ・ラウリン酸ジエタノールアミド 2.0 ・CPCMキトサン(n=970) 0.05 ・グリセリン 3.0 ・エデト酸塩 0.1 ・クエン酸 pH=6.5とする量 ・精製水 残部
【0018】実施例7 (パール状シャンプー) ・N-2-ヒドロキシエチル-N-2-ヤシ油脂肪酸アミドエチル グリシン(30%) 15.0wt% ・2-ヤシ油アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシ エチルイミダゾリニウムベタイン(30%) 10.0 ・ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%) 5.0 ・ヤシ油脂肪酸アシル加水分解シルクペプタイド 2.0 ・ラウロイルメチルタウリンナトリウム(30%) 5.0 ・CPCMキトサン(n=61) 1.0 ・ラウリン酸ジエタノールアミド 2.0 ・ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.5 ・苛性ソーダ pH=6にする量 ・メチルパラベン 0.1 ・香料 適量 ・精製水 残部
【0019】実施例8 (洗顔剤) ・N-2-ヒドロキシエチル-N-2-ヤシ油脂肪酸アミド エチル-β-アラニン(30%) 60.0wt% ・ラウリン酸ジエタノールアミド 7.0 ・2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチル イミダゾリニウムベタイン(30%) 5.0 ・グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.2 ・CPCMキトサン(n=130) 3.0 ・アラントイン 0.5 ・メチルパラベン 0.1 ・クエン酸 pH=6.5にする量 ・精製水 残部
【0020】実施例9 (固形洗剤) ・石鹸用素地(牛脂:ヤシ=8:2) 93.3wt% ・N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 2.0 ・酸化チタン 0.1 ・エデト酸塩 0.1 ・CPCMキトサン(n=210) 4.5
【0021】実施例10 (台所洗剤) ・α−オレフィンスルホン酸ナトリウム 20.0wt% ・ラウリルグルコシド 3.0 ・POE(2)ラウリン酸モノエタノールアミド 2.0 ・エデト酸塩 0.1 ・CPCMキトサン(n=860) 0.1 ・精製水 残部
【0022】実施例5〜10の洗浄剤を使用したところ
いずれも優れた洗浄力を有していた。さらに各洗浄剤の
泡の滑らかさを実施例1と同様に測定した。その結果
を、表2に示す。
いずれも優れた洗浄力を有していた。さらに各洗浄剤の
泡の滑らかさを実施例1と同様に測定した。その結果
を、表2に示す。
【0023】
【表2】
【0024】
【発明の効果】本発明により、充分な洗浄力を有しかつ
使用時の泡が滑らかな洗浄剤組成物を製造することがで
きる。
使用時の泡が滑らかな洗浄剤組成物を製造することがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−105801(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 3/37 A61K 7/075 A61K 7/50 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)
Claims (2)
- 【請求項1】 アニオン界面活性剤および/または両性
界面活性剤を基剤とする洗浄剤組成物において、一般式
(I)で示されるN−(3−カルボキシプロパノイル)
−6−O−(カルボキシメチル)キトサンを必須成分と
して含有することを特徴とする洗浄剤組成物。 【化1】 (式中Mは水素、アルカリ金属を表し、nは10〜50
00の整数を表す) - 【請求項2】 N−(3−カルボキシプロパノイル)−
6−O−(カルボキシメチル)キトサンの配合量が洗浄
剤当たり0.001〜5重量%である請求項1記載の洗
浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07419093A JP3200226B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07419093A JP3200226B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 洗浄剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06287597A JPH06287597A (ja) | 1994-10-11 |
JP3200226B2 true JP3200226B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=13540009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07419093A Expired - Lifetime JP3200226B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3200226B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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DE19604180C2 (de) * | 1996-02-06 | 1997-12-18 | Henkel Kgaa | Verfahren zur Herstellung von Biopolymeren mit verbesserter Tensidlöslichkeit |
DE19741721A1 (de) * | 1997-09-22 | 1999-03-25 | Huels Chemische Werke Ag | Wasch- und Reinigungsmittelformulierungen mit Chitin/Chitosan-Derivaten als Schmutzlösepolymer |
CN110408476A (zh) * | 2019-07-19 | 2019-11-05 | 武汉东湖星科技有限公司 | 一种高效低泡洗瓶剂及其制备方法 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP07419093A patent/JP3200226B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH06287597A (ja) | 1994-10-11 |
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