JPH0754634A - 内燃機関用排気切替弁 - Google Patents
内燃機関用排気切替弁Info
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- JPH0754634A JPH0754634A JP5214811A JP21481193A JPH0754634A JP H0754634 A JPH0754634 A JP H0754634A JP 5214811 A JP5214811 A JP 5214811A JP 21481193 A JP21481193 A JP 21481193A JP H0754634 A JPH0754634 A JP H0754634A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- inlet
- outlet
- valve body
- secondary air
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、排気ガス用流路内の排気ガス及び
凝縮水が、2次空気と共にトラップへ流入することを防
止し、フィルターの再生性能を向上させることを課題と
する。 【構成】 本発明は、内燃機関用排気切替弁30におい
て、弁ボデー33に第1入口34、排気ガス用流路43、第1
出口及び第2出口37が形成され、回転弁体38が回転自在
に弁ボデー33内に装着され、回転弁体38の中空回転弁軸
45内を通る2次空気用流路44の入口が第2入口35に連通
されると共に2次空気用流路44の出口が回転弁体38の側
面に開口され、第1入口34が排気ガス用流路43を介して
第1出口又は第2出口37の一方に連通するときには、第
2入口35は第1出口又は第2出口37の他方に連通する。
排気ガス用流路43から2次空気用流路44に連通する隙間
の入口開口71・76が弁ボデー33の底面72より上方位置に
形成され、前記隙間にシール69・70が装着される。
凝縮水が、2次空気と共にトラップへ流入することを防
止し、フィルターの再生性能を向上させることを課題と
する。 【構成】 本発明は、内燃機関用排気切替弁30におい
て、弁ボデー33に第1入口34、排気ガス用流路43、第1
出口及び第2出口37が形成され、回転弁体38が回転自在
に弁ボデー33内に装着され、回転弁体38の中空回転弁軸
45内を通る2次空気用流路44の入口が第2入口35に連通
されると共に2次空気用流路44の出口が回転弁体38の側
面に開口され、第1入口34が排気ガス用流路43を介して
第1出口又は第2出口37の一方に連通するときには、第
2入口35は第1出口又は第2出口37の他方に連通する。
排気ガス用流路43から2次空気用流路44に連通する隙間
の入口開口71・76が弁ボデー33の底面72より上方位置に
形成され、前記隙間にシール69・70が装着される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼルエンジンか
ら排出されるパティキュレート(黒煙、煤など)を、除
去するためのパティキュレートトラップシステムに用い
る内燃機関用排気切替弁に関するものである。
ら排出されるパティキュレート(黒煙、煤など)を、除
去するためのパティキュレートトラップシステムに用い
る内燃機関用排気切替弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4・図5は、本出願人の未公知の先願
(特願平4−203169号)の発明(回転操作弁軸を
弁体の内部に延長してある。)を示す。図4・5におい
て、ディーゼルエンジンの排気孔に連通する排気流入管
は、排気切替弁30の第1入口34(大径)に連結され、バ
イパス管11は排気切替弁30の第2入口35(小径)に連結
される。排気切替弁30の第1出口36(大径)及び第2出
口37(大径)は、それぞれ連結管を介して第1トラップ
及び第2トラップに連結される。
(特願平4−203169号)の発明(回転操作弁軸を
弁体の内部に延長してある。)を示す。図4・5におい
て、ディーゼルエンジンの排気孔に連通する排気流入管
は、排気切替弁30の第1入口34(大径)に連結され、バ
イパス管11は排気切替弁30の第2入口35(小径)に連結
される。排気切替弁30の第1出口36(大径)及び第2出
口37(大径)は、それぞれ連結管を介して第1トラップ
及び第2トラップに連結される。
【0003】排気切替弁30について、図4・図5に示さ
れた配置を前提として説明する。即ち、排気切替弁30の
設置状態を変えると、上下、左右の関係が以下の説明と
異なることとなる。排気切替弁30の弁ボデー33には、前
記の第1入口34,第1出口36,第2出口37が、弁ボデー
33の中心線X−Xから同一平面上の外方に向けて相互に
略等角度(略120°)の間隔をおいて形成され、弁ボ
デー33の上側の開口に弁蓋58がガスケット57を介して気
密状態に嵌合される。なお、弁ボデー33の上側の開口と
弁蓋58は、後記回転弁体38を弁ボデー33内に装着するた
めに必要である。弁ボデー33の下側の中央部にフランジ
61付の円筒部60が、また上側の弁蓋58の略中央に円筒部
59がそれぞれ形成され、円筒部59及び円筒部60の中心線
はボデー33の中心線X−X及び回転操作弁軸41の中心線
(前記同一平面に対して垂直)と一致する。排気切替弁
30の回転弁体38は、円筒体の一部を縦に切り取った形状
(図5に示されるように断面が円弧形状)の外方部39
を、回転操作弁軸41、円筒部59及び円筒部60の中心線の
回りに回転させるように構成されている。
れた配置を前提として説明する。即ち、排気切替弁30の
設置状態を変えると、上下、左右の関係が以下の説明と
異なることとなる。排気切替弁30の弁ボデー33には、前
記の第1入口34,第1出口36,第2出口37が、弁ボデー
33の中心線X−Xから同一平面上の外方に向けて相互に
略等角度(略120°)の間隔をおいて形成され、弁ボ
デー33の上側の開口に弁蓋58がガスケット57を介して気
密状態に嵌合される。なお、弁ボデー33の上側の開口と
弁蓋58は、後記回転弁体38を弁ボデー33内に装着するた
めに必要である。弁ボデー33の下側の中央部にフランジ
61付の円筒部60が、また上側の弁蓋58の略中央に円筒部
59がそれぞれ形成され、円筒部59及び円筒部60の中心線
はボデー33の中心線X−X及び回転操作弁軸41の中心線
(前記同一平面に対して垂直)と一致する。排気切替弁
30の回転弁体38は、円筒体の一部を縦に切り取った形状
(図5に示されるように断面が円弧形状)の外方部39
を、回転操作弁軸41、円筒部59及び円筒部60の中心線の
回りに回転させるように構成されている。
【0004】外方部39の上端部は扇状の上部連結部40を
介して回転操作弁軸41の中間部に連結され、外方部39の
下方部は断面L字状で中空下部連結部42を介して中空回
転弁軸45に連結され、かつ中空下部連結部42の下端には
扇状の下部連結部50が一体的に形成され、中空下部連結
部42の屈曲部に回転操作弁軸41が結合される。回転操作
弁軸41は上部軸受49を介して円筒部59の内面に回転自在
に支持され、上部軸受49の上側に上部ストッパー54が配
設されて、上部軸受49の抜け出しが防止される。中空回
転弁軸45は下部軸受52を介して円筒部60の内面に回転自
在に支持され、下部軸受52の下側に下部ストッパー56が
配設され、円筒部60のフランジ部61にバイパス管11のフ
ランジ部62が連結される。
介して回転操作弁軸41の中間部に連結され、外方部39の
下方部は断面L字状で中空下部連結部42を介して中空回
転弁軸45に連結され、かつ中空下部連結部42の下端には
扇状の下部連結部50が一体的に形成され、中空下部連結
部42の屈曲部に回転操作弁軸41が結合される。回転操作
弁軸41は上部軸受49を介して円筒部59の内面に回転自在
に支持され、上部軸受49の上側に上部ストッパー54が配
設されて、上部軸受49の抜け出しが防止される。中空回
転弁軸45は下部軸受52を介して円筒部60の内面に回転自
在に支持され、下部軸受52の下側に下部ストッパー56が
配設され、円筒部60のフランジ部61にバイパス管11のフ
ランジ部62が連結される。
【0005】弁ボデー33の内部には第1入口34と第1出
口36又は(及び)第2出口37とを連通させる排気ガス用
流路43(流路断面積大)が形成され、回転弁体38の中空
下部連結部42及び中空回転弁軸45に2次空気用流路44
(流路断面積小)が形成され、2次空気用流路44の入口
は中空回転弁軸45の下側の第2入口35に連通され、2次
空気用流路44の出口は外方部39(回転弁体38の側面)に
形成された開口である。弁ボデー33上部の複数の突出部
63の上部に操作盤64が載置され、操作盤64はボルト65に
より固定される。弁軸41の上端部が操作盤64の孔に挿通
されて、操作盤64の上方に至り、また操作盤64の端部に
アクチュエータのボデー(不図示)が連結され、アクチ
ュエータの作動により回転弁体38が、回転操作弁軸41及
び中空回転弁軸45(円筒部59及び円筒部60)の中心線X
−Xの回りに回転される。図5に示されるとおり、回転
弁体38の外方部39は、中心線X−Xを中心軸とする円筒
の一部分であり、弁ボデー33の第1弁座部46及び第2弁
座部47と交互に又は同時に接触する。第1弁座部46及び
第2弁座部47は中心線X−Xを中心軸とする円周上にあ
り、第1出口36及び第2出口37の内方部外周に位置し、
第1弁座部46及び第2弁座部47の環状の表面は外方部39
の表面外周と接触する。
口36又は(及び)第2出口37とを連通させる排気ガス用
流路43(流路断面積大)が形成され、回転弁体38の中空
下部連結部42及び中空回転弁軸45に2次空気用流路44
(流路断面積小)が形成され、2次空気用流路44の入口
は中空回転弁軸45の下側の第2入口35に連通され、2次
空気用流路44の出口は外方部39(回転弁体38の側面)に
形成された開口である。弁ボデー33上部の複数の突出部
63の上部に操作盤64が載置され、操作盤64はボルト65に
より固定される。弁軸41の上端部が操作盤64の孔に挿通
されて、操作盤64の上方に至り、また操作盤64の端部に
アクチュエータのボデー(不図示)が連結され、アクチ
ュエータの作動により回転弁体38が、回転操作弁軸41及
び中空回転弁軸45(円筒部59及び円筒部60)の中心線X
−Xの回りに回転される。図5に示されるとおり、回転
弁体38の外方部39は、中心線X−Xを中心軸とする円筒
の一部分であり、弁ボデー33の第1弁座部46及び第2弁
座部47と交互に又は同時に接触する。第1弁座部46及び
第2弁座部47は中心線X−Xを中心軸とする円周上にあ
り、第1出口36及び第2出口37の内方部外周に位置し、
第1弁座部46及び第2弁座部47の環状の表面は外方部39
の表面外周と接触する。
【0006】通常、回転弁体38はパターン1、パターン
2及び中立の3位置をとり、図4、図5に示すパターン
1のとき、外方部39は第2弁座部47の全面と接触して第
1入口34と第2出口37との間を遮断し、多量の排気ガス
は大径の第1入口34から流路断面積大の排気ガス用流路
43を通って大径の第1出口36に流れ、比較的少量の2次
空気は小径の第2入口35から流路断面積小の2次空気用
流路44を通って第2出口37に流れる。パターン2のと
き、外方部39は第1弁座部46の全面と接触して第1入口
34と第1出口36との間を遮断し、排気ガスは第1入口34
から排気ガス用流路43を通って第2出口37に流れ、2次
空気は第2入口35から2次空気用流路44を通って第1出
口36に流れる。回転弁体38が中立位置にあるときには、
回転弁体38はパターン1とパターン2との中間の位置
(図5で、パターン1位置から時計方向に約60°回転
し、又はパターン2位置から反時計方向に約60°回転し
た位置。)にあり、2次空気用流路44の出口が第1弁座
部46及び第2弁座部47の共通部分に接触して封じられ、
第1出口36及び第2出口37は外方部39によって半開状態
とされる。パターン1及びパターン2のとき、排気ガス
用流路43に排気ガスが流入され、排気ガスの圧力によっ
て回転弁体38の外方部39が第1弁座部46又は第2弁座部
47に押圧され密封される。なお、第1弁座部46及び第2
弁座部47の部分を弁ボデー33とは別の耐久性の高い材料
で形成することができる。また、回転弁体38及び第1弁
座部46及び第2弁座部47の形状を、球その他の曲面の一
部の形状とし、回転弁体38を中心線X−Xの回りに回転
させ、回転弁体38の外方部39と第1弁座部46又は第2弁
座部47とを接触密封するようになすことができる。更
に、回転弁体38の位置をパターン1とパターン2との2
位置とし、中間の位置を省略することができる。
2及び中立の3位置をとり、図4、図5に示すパターン
1のとき、外方部39は第2弁座部47の全面と接触して第
1入口34と第2出口37との間を遮断し、多量の排気ガス
は大径の第1入口34から流路断面積大の排気ガス用流路
43を通って大径の第1出口36に流れ、比較的少量の2次
空気は小径の第2入口35から流路断面積小の2次空気用
流路44を通って第2出口37に流れる。パターン2のと
き、外方部39は第1弁座部46の全面と接触して第1入口
34と第1出口36との間を遮断し、排気ガスは第1入口34
から排気ガス用流路43を通って第2出口37に流れ、2次
空気は第2入口35から2次空気用流路44を通って第1出
口36に流れる。回転弁体38が中立位置にあるときには、
回転弁体38はパターン1とパターン2との中間の位置
(図5で、パターン1位置から時計方向に約60°回転
し、又はパターン2位置から反時計方向に約60°回転し
た位置。)にあり、2次空気用流路44の出口が第1弁座
部46及び第2弁座部47の共通部分に接触して封じられ、
第1出口36及び第2出口37は外方部39によって半開状態
とされる。パターン1及びパターン2のとき、排気ガス
用流路43に排気ガスが流入され、排気ガスの圧力によっ
て回転弁体38の外方部39が第1弁座部46又は第2弁座部
47に押圧され密封される。なお、第1弁座部46及び第2
弁座部47の部分を弁ボデー33とは別の耐久性の高い材料
で形成することができる。また、回転弁体38及び第1弁
座部46及び第2弁座部47の形状を、球その他の曲面の一
部の形状とし、回転弁体38を中心線X−Xの回りに回転
させ、回転弁体38の外方部39と第1弁座部46又は第2弁
座部47とを接触密封するようになすことができる。更
に、回転弁体38の位置をパターン1とパターン2との2
位置とし、中間の位置を省略することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】先願の前記発明の排気
切替弁30の実施例において、排気ガス用流路43を流れる
排気ガス及び凝縮水が、下部軸受52の内周面と中空回転
弁軸45との隙間及び下部軸受52の外周面と円筒部60との
隙間を通り、中空回転弁軸45の下端とバイパス管11の上
端との間の隙間を通って、第2入口35に流入する。第2
入口35に流入した排気ガス及び凝縮水は、バイパス管11
から流入する2次空気と共に2次空気用流路44、第1出
口36又は第2出口37を通って、第1トラップ1又は第2
トラップに流入する。第1トラップ1又は第2トラップ
に流入した排気ガス及び凝縮水の影響により、第1トラ
ップ1又は第2トラップにおいて、再生火炎が消えて、
トラップフィルターに捕集されたパティキュレートの燃
焼が不十分で、再生不良となることがある。本発明は、
先願発明の実施例のこうした欠点を解消しようとするも
のであって、排気ガス用流路内の排気ガス及び凝縮水
が、2次空気と共にトラップへ流入することを防止し、
フィルターの再生性能を向上させることを課題とする。
切替弁30の実施例において、排気ガス用流路43を流れる
排気ガス及び凝縮水が、下部軸受52の内周面と中空回転
弁軸45との隙間及び下部軸受52の外周面と円筒部60との
隙間を通り、中空回転弁軸45の下端とバイパス管11の上
端との間の隙間を通って、第2入口35に流入する。第2
入口35に流入した排気ガス及び凝縮水は、バイパス管11
から流入する2次空気と共に2次空気用流路44、第1出
口36又は第2出口37を通って、第1トラップ1又は第2
トラップに流入する。第1トラップ1又は第2トラップ
に流入した排気ガス及び凝縮水の影響により、第1トラ
ップ1又は第2トラップにおいて、再生火炎が消えて、
トラップフィルターに捕集されたパティキュレートの燃
焼が不十分で、再生不良となることがある。本発明は、
先願発明の実施例のこうした欠点を解消しようとするも
のであって、排気ガス用流路内の排気ガス及び凝縮水
が、2次空気と共にトラップへ流入することを防止し、
フィルターの再生性能を向上させることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、弁ボデー(33)
に第1入口(34)、排気ガス用流路(43)、第1出口(36)及
び第2出口(37)が形成され、回転弁体(38)が回転自在に
弁ボデー(33)内に装着され、回転弁体(38)の中空回転弁
軸(45)内を通る2次空気用流路(44)の入口が第2入口(3
5)に連通されると共に2次空気用流路(44)の出口が回転
弁体(38)の側面に開口され、第1入口(34)が排気ガス用
流路(43)を介して第1出口(36)又は第2出口(37)の一方
に連通するときには、第2入口(35)は第1出口(36)又は
第2出口(37)の他方に連通する内燃機関用排気切替弁に
おいて、排気ガス用流路(43)から2次空気用流路(44)に
連通する隙間の入口開口が弁ボデー(33)の底面(72)
より上方位置に形成され、前記隙間にシール(67〜70,
83〜84)を装着したことを、その構成とする。なお、前
記隙間に複数個のシール(67〜70,77〜79,91〜92)を
装着し、複数個のシール(67〜70,77〜79,91〜92)の
間の隙間を大気に連通させることができる。
に第1入口(34)、排気ガス用流路(43)、第1出口(36)及
び第2出口(37)が形成され、回転弁体(38)が回転自在に
弁ボデー(33)内に装着され、回転弁体(38)の中空回転弁
軸(45)内を通る2次空気用流路(44)の入口が第2入口(3
5)に連通されると共に2次空気用流路(44)の出口が回転
弁体(38)の側面に開口され、第1入口(34)が排気ガス用
流路(43)を介して第1出口(36)又は第2出口(37)の一方
に連通するときには、第2入口(35)は第1出口(36)又は
第2出口(37)の他方に連通する内燃機関用排気切替弁に
おいて、排気ガス用流路(43)から2次空気用流路(44)に
連通する隙間の入口開口が弁ボデー(33)の底面(72)
より上方位置に形成され、前記隙間にシール(67〜70,
83〜84)を装着したことを、その構成とする。なお、前
記隙間に複数個のシール(67〜70,77〜79,91〜92)を
装着し、複数個のシール(67〜70,77〜79,91〜92)の
間の隙間を大気に連通させることができる。
【0009】
【作用】回転弁体(38)の操作により、第2入口(35)が回
転弁体(38)の2次空気用流路(44)を通って第2出口(37)
のみに連通し、第1入口(34)が弁ボデー(33)内の排気ガ
ス流路(43)を通って第1出口(36)に連通する。回転弁体
(38)が他の位置におかれるとき、第2入口(35)が回転弁
体(38)の2次空気用流路(44)を通って第1出口(36)のみ
に連通し、第1入口(34)が弁ボデー(33)内の排気ガス流
路(43)を通って第2出口(37)に連通する。排気ガス用流
路(43)から2次空気用流路(44)に連通する隙間の入口開
口が弁ボデー(33)の底面(72)より上方位置に形成さ
れるので、排気ガス用流路(43)を流れる凝縮水は前記隙
間への流入が防止される。また前記隙間にシール(67〜
70,77〜79,91〜92)が装着されるので、排気ガスの2
次空気用流路(44)への流入が防止される。
転弁体(38)の2次空気用流路(44)を通って第2出口(37)
のみに連通し、第1入口(34)が弁ボデー(33)内の排気ガ
ス流路(43)を通って第1出口(36)に連通する。回転弁体
(38)が他の位置におかれるとき、第2入口(35)が回転弁
体(38)の2次空気用流路(44)を通って第1出口(36)のみ
に連通し、第1入口(34)が弁ボデー(33)内の排気ガス流
路(43)を通って第2出口(37)に連通する。排気ガス用流
路(43)から2次空気用流路(44)に連通する隙間の入口開
口が弁ボデー(33)の底面(72)より上方位置に形成さ
れるので、排気ガス用流路(43)を流れる凝縮水は前記隙
間への流入が防止される。また前記隙間にシール(67〜
70,77〜79,91〜92)が装着されるので、排気ガスの2
次空気用流路(44)への流入が防止される。
【0010】
【実施例】図1に基づいて本発明の第1実施例について
説明をする。図1は本発明の第1実施例の排気切替弁を
示し、図4・図5に示した従来の排気切替弁と同一の部
分には、図4・図5と同一の符号を用い、その説明は原
則として省略する。図1において、中空回転弁軸45の第
1入口34側の弁ボデー33の底面72に、凹部75が形成され
るように弁ボデー33を下方に延ばし、底面72より下方に
下端部74を形成する。中空回転弁軸45の外周に所定間隔
をおいて、下端部74から上方に伸びる筒部73が形成さ
れ、底面72より上方部分の筒部73は円筒状の突出部71と
なっている。回転操作弁軸41の下方で中空下部連結部42
の外周に鍔部76が形成され、鍔部76の下端面は回転弁体
38の外方部39の下端面と同一の高さにされる。鍔部76の
下面は突出部71の上面に当接し、回転弁体38が突出部71
の上面で回転自在に支持される。中空回転弁軸45の外周
面の小径部と筒部73の内周面との間に、上方より順に下
部第1リングシール69、下部軸受52、下部第2リングシ
ール70が配設され、下部第2リングシール70は下部スト
ッパー56により抜け出しが防止される。下部第1リング
シール69は、外周が筒部73の内周面と密接し、内周が中
空回転弁軸45の小径部から離れた大リングシールが上側
に配置され、外周が筒部73の内周面から離れ、内周が中
空回転弁軸45の小径部と密接する小リングシールが下側
に配置されて構成される。下部第2リングシール70は、
下部第1リングシール69に用いられたものと同様の大リ
ングシールと小リングシールが、上側から大リングシー
ル、小リングシールの順に合計4枚配置されて構成され
る。下部第1リングシール69及び下部第2リングシール
70において、大リングシールと小リングシールはその環
状側面で密接している。下部第1リングシール69及び下
部第2リングシール70により、下部軸受52の上下の部分
において、中空回転弁軸45と筒部73の内面との間が密封
される。
説明をする。図1は本発明の第1実施例の排気切替弁を
示し、図4・図5に示した従来の排気切替弁と同一の部
分には、図4・図5と同一の符号を用い、その説明は原
則として省略する。図1において、中空回転弁軸45の第
1入口34側の弁ボデー33の底面72に、凹部75が形成され
るように弁ボデー33を下方に延ばし、底面72より下方に
下端部74を形成する。中空回転弁軸45の外周に所定間隔
をおいて、下端部74から上方に伸びる筒部73が形成さ
れ、底面72より上方部分の筒部73は円筒状の突出部71と
なっている。回転操作弁軸41の下方で中空下部連結部42
の外周に鍔部76が形成され、鍔部76の下端面は回転弁体
38の外方部39の下端面と同一の高さにされる。鍔部76の
下面は突出部71の上面に当接し、回転弁体38が突出部71
の上面で回転自在に支持される。中空回転弁軸45の外周
面の小径部と筒部73の内周面との間に、上方より順に下
部第1リングシール69、下部軸受52、下部第2リングシ
ール70が配設され、下部第2リングシール70は下部スト
ッパー56により抜け出しが防止される。下部第1リング
シール69は、外周が筒部73の内周面と密接し、内周が中
空回転弁軸45の小径部から離れた大リングシールが上側
に配置され、外周が筒部73の内周面から離れ、内周が中
空回転弁軸45の小径部と密接する小リングシールが下側
に配置されて構成される。下部第2リングシール70は、
下部第1リングシール69に用いられたものと同様の大リ
ングシールと小リングシールが、上側から大リングシー
ル、小リングシールの順に合計4枚配置されて構成され
る。下部第1リングシール69及び下部第2リングシール
70において、大リングシールと小リングシールはその環
状側面で密接している。下部第1リングシール69及び下
部第2リングシール70により、下部軸受52の上下の部分
において、中空回転弁軸45と筒部73の内面との間が密封
される。
【0011】弁蓋58の円筒部59と回転操作弁軸41との間
の隙間に、上方より順に上部第1リングシール67、上部
軸受49、上部第2リングシール68が配設される。円筒部
59の上端の内向きフランジが上部第1リングシール67の
抜け止めとなり、上部第2リングシール68は回転操作弁
軸41の環状部の上面で支持される。上部第2リングシー
ル68は、外周が円筒部59の内周面から離れ、内周が回転
操作弁軸41に密接した小リングシールが上側に配置さ
れ、外周が円筒部59の内周面に密接し、内周が回転操作
弁軸41から離れた大リングシールが下側に配置されて構
成される。上部第1リングシール67は、上部第2リング
シール68に用いられたものと同様の小リングシールと大
リングシールが、上側から小リングシール、大リングシ
ールの順に合計4枚配置されて構成される。上部第1リ
ングシール67及び上部第2リングシール68において、小
リングシールと大リングシールはその環状側面で密接し
ている。上部第1リングシール67及び上部第2リングシ
ール68により、回転操作弁軸41と円筒部59の内面との間
が密封される。
の隙間に、上方より順に上部第1リングシール67、上部
軸受49、上部第2リングシール68が配設される。円筒部
59の上端の内向きフランジが上部第1リングシール67の
抜け止めとなり、上部第2リングシール68は回転操作弁
軸41の環状部の上面で支持される。上部第2リングシー
ル68は、外周が円筒部59の内周面から離れ、内周が回転
操作弁軸41に密接した小リングシールが上側に配置さ
れ、外周が円筒部59の内周面に密接し、内周が回転操作
弁軸41から離れた大リングシールが下側に配置されて構
成される。上部第1リングシール67は、上部第2リング
シール68に用いられたものと同様の小リングシールと大
リングシールが、上側から小リングシール、大リングシ
ールの順に合計4枚配置されて構成される。上部第1リ
ングシール67及び上部第2リングシール68において、小
リングシールと大リングシールはその環状側面で密接し
ている。上部第1リングシール67及び上部第2リングシ
ール68により、回転操作弁軸41と円筒部59の内面との間
が密封される。
【0012】下端部74の下面に環状のフランジ62が連結
され、フランジ62の内面にバイパス管11が固定され、バ
イパス管11の上端と中空回転弁軸45の下端との間に、隙
間が形成される。排気ガス用流路43は、鍔部76の下面と
突出部71の上面との間の隙間A、突出部71の内周面と中
空回転弁軸45の外周の大径部との間の隙間B、筒部73の
内周面と下部第1リングシール69と中空回転弁軸45の外
周の小径部との間の隙間C、筒部73の内周面と下部軸受
52と中空回転弁軸45の外周の小径部との間の隙間D、筒
部73の内周面と下部第2リングシール70と中空回転弁軸
45の外周の小径部との間の隙間E、バイパス管11の上端
と中空回転弁軸45の下端との隙間Fを通って第2入口・
2次空気用流路44に連通する。これらの一連の隙間A〜
Fの入口開口は前記隙間Aであり、この入口開口は弁ボ
デー33の底面72より上方位置に形成される。
され、フランジ62の内面にバイパス管11が固定され、バ
イパス管11の上端と中空回転弁軸45の下端との間に、隙
間が形成される。排気ガス用流路43は、鍔部76の下面と
突出部71の上面との間の隙間A、突出部71の内周面と中
空回転弁軸45の外周の大径部との間の隙間B、筒部73の
内周面と下部第1リングシール69と中空回転弁軸45の外
周の小径部との間の隙間C、筒部73の内周面と下部軸受
52と中空回転弁軸45の外周の小径部との間の隙間D、筒
部73の内周面と下部第2リングシール70と中空回転弁軸
45の外周の小径部との間の隙間E、バイパス管11の上端
と中空回転弁軸45の下端との隙間Fを通って第2入口・
2次空気用流路44に連通する。これらの一連の隙間A〜
Fの入口開口は前記隙間Aであり、この入口開口は弁ボ
デー33の底面72より上方位置に形成される。
【0013】第1実施例の排気切替弁30をパティキュレ
ートトラップシステムに適用した場合の作用について説
明する。図1のC−C線に沿った断面図は、図5と同一
であり、図1及び図5により説明する。ディーゼルエン
ジンが作動中でパターン1のとき、排気切替弁30の回転
弁体38は図1、図5に示す位置にあり、ディーゼルエン
ジンからの排気ガスは排気流入管、排気切替弁30の第1
入口34・排気ガス用流路43・第1出口36、連結管を通っ
て第1トラップに流入し、空気(熱風を含む。)がバイ
パス管11、排気切替弁30の第2入口35・2次空気用流路
44・第2出口37、連結管を通って第2トラップに流入す
る。このとき、弁ボデー33の円筒状の突出部71の上端が
底面72より所定距離だけ上方にあり、排気ガス用流路43
を流れる凝縮水は底面72に少し溜るだけであるので、こ
の凝縮水が突出部71と鍔部76との間の隙間から漏出する
ことはない。また、下部軸受52の上下に下部第1リング
シール69及び下部第2リングシール70がそれぞれ配設さ
れているので、排気ガス用流路43から前記隙間A〜Fを
通って2次空気用流路44に漏洩する排気ガスの量が低減
する。(パターン2のときも同じである。)第1トラッ
プのセラミック製第1トラップフィルターは、パティキ
ュレートを捕集し、排気ガスを浄化する。そして、時間
の経過とともに、パティキュレートがセラミック製第1
トラップフィルターの細孔を塞いで目詰まりを起こし、
エンジン出力の低下、燃費の悪化をもたらす。(実際に
は、エンジン出力の低下、燃費の悪化をもたらすまえ
に、パターン2に切り替える。)第2トラップにおいて
は、セラミック製の第2トラップフィルターが所定の温
度範囲にあるときには空気が流入され(第2トラップフ
ィルターが所定の温度範囲以下のときには、熱風が流入
され。)、第2トラップフィルターに捕集されたパティ
キュレートが燃焼し、第2トラップフィルターの目詰ま
りが防止され、トラップフィルターの再生が行われる。
第2トラップに凝縮水は流れず、第2トラップに流入す
る排気ガスの量は従来技術よりも低減しているので、再
生火炎が消えて再生不良となることが防止される。な
お、トラップフィルターの再生が行われた後には、空気
(熱風を含む。)を供給する必要はない。
ートトラップシステムに適用した場合の作用について説
明する。図1のC−C線に沿った断面図は、図5と同一
であり、図1及び図5により説明する。ディーゼルエン
ジンが作動中でパターン1のとき、排気切替弁30の回転
弁体38は図1、図5に示す位置にあり、ディーゼルエン
ジンからの排気ガスは排気流入管、排気切替弁30の第1
入口34・排気ガス用流路43・第1出口36、連結管を通っ
て第1トラップに流入し、空気(熱風を含む。)がバイ
パス管11、排気切替弁30の第2入口35・2次空気用流路
44・第2出口37、連結管を通って第2トラップに流入す
る。このとき、弁ボデー33の円筒状の突出部71の上端が
底面72より所定距離だけ上方にあり、排気ガス用流路43
を流れる凝縮水は底面72に少し溜るだけであるので、こ
の凝縮水が突出部71と鍔部76との間の隙間から漏出する
ことはない。また、下部軸受52の上下に下部第1リング
シール69及び下部第2リングシール70がそれぞれ配設さ
れているので、排気ガス用流路43から前記隙間A〜Fを
通って2次空気用流路44に漏洩する排気ガスの量が低減
する。(パターン2のときも同じである。)第1トラッ
プのセラミック製第1トラップフィルターは、パティキ
ュレートを捕集し、排気ガスを浄化する。そして、時間
の経過とともに、パティキュレートがセラミック製第1
トラップフィルターの細孔を塞いで目詰まりを起こし、
エンジン出力の低下、燃費の悪化をもたらす。(実際に
は、エンジン出力の低下、燃費の悪化をもたらすまえ
に、パターン2に切り替える。)第2トラップにおいて
は、セラミック製の第2トラップフィルターが所定の温
度範囲にあるときには空気が流入され(第2トラップフ
ィルターが所定の温度範囲以下のときには、熱風が流入
され。)、第2トラップフィルターに捕集されたパティ
キュレートが燃焼し、第2トラップフィルターの目詰ま
りが防止され、トラップフィルターの再生が行われる。
第2トラップに凝縮水は流れず、第2トラップに流入す
る排気ガスの量は従来技術よりも低減しているので、再
生火炎が消えて再生不良となることが防止される。な
お、トラップフィルターの再生が行われた後には、空気
(熱風を含む。)を供給する必要はない。
【0014】ECUからの信号により、アクチュエータ
が作動され、回転弁体38が図5で時計方向に約120°
回転されると、排気ガス用流路43と2次空気用流路44と
が同時に切り替えられてパターン2となり、回転弁体38
の外方部39が第1弁座部46の全面と接触する。ディーゼ
ルエンジンからの排気ガスは排気流入管、排気切替弁30
の第1入口34・排気ガス用流路43・第2出口37、連結管
を通って第2トラップに流入し、空気(熱風を含む。)
がバイパス管11、排気切替弁30の第2入口35・2次空気
用流路44・第1出口36、連結管を通って第1トラップに
流入する。第2トラップのセラミック製第2トラップフ
ィルターは、パターン1のときの第1トラップフィルタ
ーと同様に、パティキュレートを捕集し、排気ガスを浄
化する。そして、第1トラップにおいては、パターン1
のときの第2トラップフィルターと同様に、第1トラッ
プフィルターに捕集されたパティキュレートが燃焼し、
第1トラップフィルターの目詰まりが防止され、トラッ
プフィルターの再生が行われる。パターン1のときの第
2トラップと同様に、再生火炎が消えて再生不良となる
ことが防止される。
が作動され、回転弁体38が図5で時計方向に約120°
回転されると、排気ガス用流路43と2次空気用流路44と
が同時に切り替えられてパターン2となり、回転弁体38
の外方部39が第1弁座部46の全面と接触する。ディーゼ
ルエンジンからの排気ガスは排気流入管、排気切替弁30
の第1入口34・排気ガス用流路43・第2出口37、連結管
を通って第2トラップに流入し、空気(熱風を含む。)
がバイパス管11、排気切替弁30の第2入口35・2次空気
用流路44・第1出口36、連結管を通って第1トラップに
流入する。第2トラップのセラミック製第2トラップフ
ィルターは、パターン1のときの第1トラップフィルタ
ーと同様に、パティキュレートを捕集し、排気ガスを浄
化する。そして、第1トラップにおいては、パターン1
のときの第2トラップフィルターと同様に、第1トラッ
プフィルターに捕集されたパティキュレートが燃焼し、
第1トラップフィルターの目詰まりが防止され、トラッ
プフィルターの再生が行われる。パターン1のときの第
2トラップと同様に、再生火炎が消えて再生不良となる
ことが防止される。
【0015】例えば坂道を走行するときには、特に多量
のパティキュレートが発生する。このとき、回転弁体38
をパターン1とパターン2との中間の中立位置におく
と、ディーゼルエンジンからの排気ガスは排気流入管、
排気切替弁30の第1入口34・排気ガス用流路43・第1出
口36・第2出口37、連結管を通って第1トラップ及び第
2トラップの両方に流入し、空気が排気切替弁30の2次
空気用流路44と第1弁座部46・第2弁座部47との共用部
分によって遮断される。このとき、第1トラップのセラ
ミック製第1トラップフィルター及び第2トラップのセ
ラミック製第2トラップフィルターの両方のトラップフ
ィルターによりパティキュレートが捕集されるので、パ
ティキュレートが特に多量に発生しても、トラップフィ
ルターが目詰まりし難い。
のパティキュレートが発生する。このとき、回転弁体38
をパターン1とパターン2との中間の中立位置におく
と、ディーゼルエンジンからの排気ガスは排気流入管、
排気切替弁30の第1入口34・排気ガス用流路43・第1出
口36・第2出口37、連結管を通って第1トラップ及び第
2トラップの両方に流入し、空気が排気切替弁30の2次
空気用流路44と第1弁座部46・第2弁座部47との共用部
分によって遮断される。このとき、第1トラップのセラ
ミック製第1トラップフィルター及び第2トラップのセ
ラミック製第2トラップフィルターの両方のトラップフ
ィルターによりパティキュレートが捕集されるので、パ
ティキュレートが特に多量に発生しても、トラップフィ
ルターが目詰まりし難い。
【0016】図2に基づいて本発明の第2実施例につい
て説明をする。図2は第2実施例の要部のみを示し、第
2実施例の図示されていない部分の構成は、第1実施例
と同一である。図2に示した第2実施例において、第1
実施例と同一の部分には、図2と同一の符号を用い、そ
の説明は原則として省略する。図2(a) において、弁ボ
デー33の底面72の中央部に、底面72より上方へ所定距離
だけ突出する円筒状の突出部81が形成され、底面72より
下方に伸びるフランジ87付の円筒部86が形成される。フ
ランジ87の下面に環状のリングシールブロック88のフラ
ンジ89が連結され、リングシールブロック88の下面に環
状のフランジ90が連結され、フランジ90の内面ににバイ
パス管11が固定される。回転操作弁軸41の下方で中空下
部連結部42の外周に鍔部76が形成され、鍔部76の下面は
突出部81の上面に当接し、回転弁体38が突出部81の上面
で回転自在に支持される。中空回転弁軸45の外面の小径
部と円筒部86の内周面との間に、上方より順に下部第1
シール77、下部軸受52、下部第2シール78が配設され、
下部第2リングシール78は下部ストッパー83により抜け
出しが防止される。リングシールブロック88の内周には
下面に開口する環状溝が形成され、この環状溝内に下部
第3シール79が配設され、下部第3シール79はフランジ
90により抜け出しが防止される。下部ストッパー83の下
部は、フランジ87とフランジ89との接触面に形成された
連通路84を介して大気に連通され、またリングシールブ
ロック88に形成された連通路85を介しても大気に連通さ
れる。なお、連通路84と連通路85の一方を省略すること
もできる。下部第1シール77、下部第2シール78及び下
部第3シール79は、ここではラビリンスシールが用いら
れるが、第1実施例で用いたリングシールを用いること
もできる。
て説明をする。図2は第2実施例の要部のみを示し、第
2実施例の図示されていない部分の構成は、第1実施例
と同一である。図2に示した第2実施例において、第1
実施例と同一の部分には、図2と同一の符号を用い、そ
の説明は原則として省略する。図2(a) において、弁ボ
デー33の底面72の中央部に、底面72より上方へ所定距離
だけ突出する円筒状の突出部81が形成され、底面72より
下方に伸びるフランジ87付の円筒部86が形成される。フ
ランジ87の下面に環状のリングシールブロック88のフラ
ンジ89が連結され、リングシールブロック88の下面に環
状のフランジ90が連結され、フランジ90の内面ににバイ
パス管11が固定される。回転操作弁軸41の下方で中空下
部連結部42の外周に鍔部76が形成され、鍔部76の下面は
突出部81の上面に当接し、回転弁体38が突出部81の上面
で回転自在に支持される。中空回転弁軸45の外面の小径
部と円筒部86の内周面との間に、上方より順に下部第1
シール77、下部軸受52、下部第2シール78が配設され、
下部第2リングシール78は下部ストッパー83により抜け
出しが防止される。リングシールブロック88の内周には
下面に開口する環状溝が形成され、この環状溝内に下部
第3シール79が配設され、下部第3シール79はフランジ
90により抜け出しが防止される。下部ストッパー83の下
部は、フランジ87とフランジ89との接触面に形成された
連通路84を介して大気に連通され、またリングシールブ
ロック88に形成された連通路85を介しても大気に連通さ
れる。なお、連通路84と連通路85の一方を省略すること
もできる。下部第1シール77、下部第2シール78及び下
部第3シール79は、ここではラビリンスシールが用いら
れるが、第1実施例で用いたリングシールを用いること
もできる。
【0017】図2(a) ・図2(b) に示されるように、下
部第1シール77は、外周が円筒部86の内周面と接近し、
内周が中空回転弁軸45の小径部から離れた大リングシー
ル27が上側に配置され、外周が円筒部86の内周面から離
れ、内周が中空回転弁軸45の小径部と接近する小リング
シール28が下側に配置されて構成される。下部第2シー
ル78は、下部第1シール77に用いられたものと同様の大
リングシール27と小リングシール28が、上側から大リン
グシール27、小リングシール28の順に交互に合計4枚配
置されて構成される。下部第3シール79は、下部第1シ
ール77に用いられたものと同様の大リングシール27と小
リングシール28が、上側から大リングシール27、小リン
グシール28の順に交互に合計5枚配置されて構成され
る。下部第1シール77、下部第2シール78及び下部第3
シール79のラビリンスシールにおいて、大リングシール
27と小リングシール28はその環状側面で軽く接触してい
る。このラビリンスシールは、次々に狭い隙間から広い
室へ噴出することによって、入口損失、出口損失、広が
り損失などを繰り返すことにより、流体の運動エネルギ
ーを失わせて、流体の圧力差による漏れ量を少量に食い
止めるシールである。
部第1シール77は、外周が円筒部86の内周面と接近し、
内周が中空回転弁軸45の小径部から離れた大リングシー
ル27が上側に配置され、外周が円筒部86の内周面から離
れ、内周が中空回転弁軸45の小径部と接近する小リング
シール28が下側に配置されて構成される。下部第2シー
ル78は、下部第1シール77に用いられたものと同様の大
リングシール27と小リングシール28が、上側から大リン
グシール27、小リングシール28の順に交互に合計4枚配
置されて構成される。下部第3シール79は、下部第1シ
ール77に用いられたものと同様の大リングシール27と小
リングシール28が、上側から大リングシール27、小リン
グシール28の順に交互に合計5枚配置されて構成され
る。下部第1シール77、下部第2シール78及び下部第3
シール79のラビリンスシールにおいて、大リングシール
27と小リングシール28はその環状側面で軽く接触してい
る。このラビリンスシールは、次々に狭い隙間から広い
室へ噴出することによって、入口損失、出口損失、広が
り損失などを繰り返すことにより、流体の運動エネルギ
ーを失わせて、流体の圧力差による漏れ量を少量に食い
止めるシールである。
【0018】排気ガス用流路43は、鍔部76の下端面と突
出部81の上端面との間の隙間、突出部81の内周面と中
空回転軸45の外周の大径部との間の隙間、中空回転軸
45の外周の小径部と下部第1シール77と円筒部86の内周
との間の隙間、中空回転軸45の外周の小径部と下部軸
受52と円筒部86の内周との間の隙間、中空回転軸45の
外周の小径部と下部第2シール78と円筒部86の内周との
間の隙間、中空回転軸45の外周の小径部とリングシー
ルブロック88の内周の小径部との間の隙間、中空回転
軸45の外周の小径部と下部第3シール79とリングシール
ブロック88の内面の環状溝との間の隙間、中空回転軸
45の下端とバイパス管11の上端との間の隙間を介して
第2入口35・2次空気用流路44に連通されている。排気
ガス用流路43内の排気ガスは、前記の隙間〜及び連
通路84・85を通る間に極めて少量の流れとなり、この極
めて少量の排気ガスが大気に放出されるが、余りにも少
量であるので公害の問題は生じない。前記の隙間〜
については、下部ストッパー83の下側の圧力(略大気
圧)が、バイパス管11から第2入口35に流れる2次空気
の圧力よりも低い。従って、2次空気は、第2入口35か
ら前記の隙間〜及び連通路84・85を通る間に極めて
少量の流れとなり、この極めて少量の2次空気が大気に
放出される。従って、排気ガス用流路43内の排気ガスが
第2入口35・2次空気用流路44に流れる可能性は極めて
低い。また、前記隙間は底面72より上方へ所定距離だ
け突出する円筒状の突出部81の上面に面するので、第1
実施例と同様に隙間に凝縮水が流れることが防止され
る。以上のとおり、2次空気用流路44の2次空気に、排
気ガス用流路43の凝縮水及び排気ガスが流入すること
が、防止されるので、再生火炎が消えて再生不良となる
ことはない。
出部81の上端面との間の隙間、突出部81の内周面と中
空回転軸45の外周の大径部との間の隙間、中空回転軸
45の外周の小径部と下部第1シール77と円筒部86の内周
との間の隙間、中空回転軸45の外周の小径部と下部軸
受52と円筒部86の内周との間の隙間、中空回転軸45の
外周の小径部と下部第2シール78と円筒部86の内周との
間の隙間、中空回転軸45の外周の小径部とリングシー
ルブロック88の内周の小径部との間の隙間、中空回転
軸45の外周の小径部と下部第3シール79とリングシール
ブロック88の内面の環状溝との間の隙間、中空回転軸
45の下端とバイパス管11の上端との間の隙間を介して
第2入口35・2次空気用流路44に連通されている。排気
ガス用流路43内の排気ガスは、前記の隙間〜及び連
通路84・85を通る間に極めて少量の流れとなり、この極
めて少量の排気ガスが大気に放出されるが、余りにも少
量であるので公害の問題は生じない。前記の隙間〜
については、下部ストッパー83の下側の圧力(略大気
圧)が、バイパス管11から第2入口35に流れる2次空気
の圧力よりも低い。従って、2次空気は、第2入口35か
ら前記の隙間〜及び連通路84・85を通る間に極めて
少量の流れとなり、この極めて少量の2次空気が大気に
放出される。従って、排気ガス用流路43内の排気ガスが
第2入口35・2次空気用流路44に流れる可能性は極めて
低い。また、前記隙間は底面72より上方へ所定距離だ
け突出する円筒状の突出部81の上面に面するので、第1
実施例と同様に隙間に凝縮水が流れることが防止され
る。以上のとおり、2次空気用流路44の2次空気に、排
気ガス用流路43の凝縮水及び排気ガスが流入すること
が、防止されるので、再生火炎が消えて再生不良となる
ことはない。
【0019】図3に基づいて本発明の第3実施例につい
て説明をする。図3は第3実施例の要部のみを示し、第
3実施例の図示されていない部分の構成は、第2実施例
と同一である。図3に示した第3実施例において、第2
実施例と同一の部分には、図2と同一の符号を用い、そ
の説明は原則として省略する。図3において、弁ボデー
33の底面72の中央部において、底面72より上方へ所定距
離だけ突出する円筒状の突出部81が形成され、底面72よ
り下方に伸びるフランジ87付の円筒部86が形成される。
フランジ87の下面に環状のフランジ96が連結され、フラ
ンジ96の内面にバイパス管11が固定され、フランジ87と
フランジ96との間はシール98により密封される。回転操
作弁軸41の下方で中空下部連結部42の外周に鍔部76が形
成され、鍔部76の下面は突出部81の上面に当接し、回転
弁体38が突出部81の上面で回転自在に支持される。中空
回転弁軸45の外面の小径部と円筒部86の内周面との間
に、上方より順に下部第1シール91、下部第1軸受93、
下部第2軸受94、下部第2シール92が配設され、下部第
2シール92の下側にはフランジ96が配置される。下部第
1軸受93の下方部は複数個の小径突起からなるスペーサ
97が形成され、スペーサ97の下端面は下部第2軸受94の
上端面に接触する。スペーサ97の側部であって、中空回
転弁軸45の外周面の小径部と円筒部86の内周面との間に
空間99が形成され、この空間99は円筒部86に形成された
連通孔95を介して大気に連通する。下部第1シール91、
下部第2シール92は、ここではラビリンスシールが用い
られるが、第1実施例で用いたリングシールを用いるこ
ともできる。
て説明をする。図3は第3実施例の要部のみを示し、第
3実施例の図示されていない部分の構成は、第2実施例
と同一である。図3に示した第3実施例において、第2
実施例と同一の部分には、図2と同一の符号を用い、そ
の説明は原則として省略する。図3において、弁ボデー
33の底面72の中央部において、底面72より上方へ所定距
離だけ突出する円筒状の突出部81が形成され、底面72よ
り下方に伸びるフランジ87付の円筒部86が形成される。
フランジ87の下面に環状のフランジ96が連結され、フラ
ンジ96の内面にバイパス管11が固定され、フランジ87と
フランジ96との間はシール98により密封される。回転操
作弁軸41の下方で中空下部連結部42の外周に鍔部76が形
成され、鍔部76の下面は突出部81の上面に当接し、回転
弁体38が突出部81の上面で回転自在に支持される。中空
回転弁軸45の外面の小径部と円筒部86の内周面との間
に、上方より順に下部第1シール91、下部第1軸受93、
下部第2軸受94、下部第2シール92が配設され、下部第
2シール92の下側にはフランジ96が配置される。下部第
1軸受93の下方部は複数個の小径突起からなるスペーサ
97が形成され、スペーサ97の下端面は下部第2軸受94の
上端面に接触する。スペーサ97の側部であって、中空回
転弁軸45の外周面の小径部と円筒部86の内周面との間に
空間99が形成され、この空間99は円筒部86に形成された
連通孔95を介して大気に連通する。下部第1シール91、
下部第2シール92は、ここではラビリンスシールが用い
られるが、第1実施例で用いたリングシールを用いるこ
ともできる。
【0020】第3実施例において、下部第1シール91及
び下部第2シール78は、第2実施例の下部第2シール78
と同様のラビリンスシールである。排気ガス用流路43
は、鍔部76と突出部81との間の隙間A’、突出部81の内
周面と中空回転軸45の外周の大径部との間の隙間B’、
中空回転軸45の外周の小径部と下部第1シール91と円筒
部86の内周との間の隙間C’、中空回転軸45の外周の小
径部と下部第1軸受93と円筒部86の内周との間の隙間
D’、前記空間99、中空回転軸45の外周の小径部と下部
第2軸受94と円筒部86の内周との間の隙間E’、中空回
転軸45の下端とバイパス管11の上端との間の隙間F’を
介して第2入口35・2次空気用流路44に連通されてい
る。排気ガス用流路43内の排気ガスは、前記の隙間A’
〜D’及び連通路95を通る間に極めて少量の流れとな
り、この極めて少量の排気ガスが大気に放出されるが、
余りにも少量であるので公害の問題は生じない。前記の
隙間E’〜F’については、空間99の圧力(略大気圧)
が、バイパス管11から第2入口35に流れる2次空気の圧
力よりも低い。従って、2次空気は、第2入口35から前
記の隙間F’〜E’及び連通路95を通る間に極めて少量
の流れとなり、この極めて少量の2次空気が大気に放出
される。従って、排気ガス用流路43内の排気ガスが第2
入口35・2次空気用流路44に流れる可能性は極めて低
い。また、前記隙間A’は底面72より上方へ所定距離だ
け突出する円筒状の突出部81の上面に面するので、第2
実施例と同様に隙間A’に凝縮水が流れることが防止さ
れる。以上のとおり、2次空気用流路44の2次空気に、
排気ガス用流路43の凝縮水及び排気ガスが流入すること
が、略完全に防止されるので、再生火炎が消えて再生不
良となることはない。
び下部第2シール78は、第2実施例の下部第2シール78
と同様のラビリンスシールである。排気ガス用流路43
は、鍔部76と突出部81との間の隙間A’、突出部81の内
周面と中空回転軸45の外周の大径部との間の隙間B’、
中空回転軸45の外周の小径部と下部第1シール91と円筒
部86の内周との間の隙間C’、中空回転軸45の外周の小
径部と下部第1軸受93と円筒部86の内周との間の隙間
D’、前記空間99、中空回転軸45の外周の小径部と下部
第2軸受94と円筒部86の内周との間の隙間E’、中空回
転軸45の下端とバイパス管11の上端との間の隙間F’を
介して第2入口35・2次空気用流路44に連通されてい
る。排気ガス用流路43内の排気ガスは、前記の隙間A’
〜D’及び連通路95を通る間に極めて少量の流れとな
り、この極めて少量の排気ガスが大気に放出されるが、
余りにも少量であるので公害の問題は生じない。前記の
隙間E’〜F’については、空間99の圧力(略大気圧)
が、バイパス管11から第2入口35に流れる2次空気の圧
力よりも低い。従って、2次空気は、第2入口35から前
記の隙間F’〜E’及び連通路95を通る間に極めて少量
の流れとなり、この極めて少量の2次空気が大気に放出
される。従って、排気ガス用流路43内の排気ガスが第2
入口35・2次空気用流路44に流れる可能性は極めて低
い。また、前記隙間A’は底面72より上方へ所定距離だ
け突出する円筒状の突出部81の上面に面するので、第2
実施例と同様に隙間A’に凝縮水が流れることが防止さ
れる。以上のとおり、2次空気用流路44の2次空気に、
排気ガス用流路43の凝縮水及び排気ガスが流入すること
が、略完全に防止されるので、再生火炎が消えて再生不
良となることはない。
【0021】
【発明の効果】本発明では、排気ガス用流路から2次空
気用流路に連通する隙間の入口開口が弁ボデーの底面よ
り上方位置に形成されているので、排気ガス用流路を流
れる凝縮水は前記隙間への流入が防止される。また、前
記隙間にシールが装着されているので、排気ガスの2次
空気用流路への流入が防止される。従って、排気ガス用
流路内の排気ガス及び凝縮水が、2次空気と共にトラッ
プへ流入することが防止され、フィルターの再生性能が
向上される。
気用流路に連通する隙間の入口開口が弁ボデーの底面よ
り上方位置に形成されているので、排気ガス用流路を流
れる凝縮水は前記隙間への流入が防止される。また、前
記隙間にシールが装着されているので、排気ガスの2次
空気用流路への流入が防止される。従って、排気ガス用
流路内の排気ガス及び凝縮水が、2次空気と共にトラッ
プへ流入することが防止され、フィルターの再生性能が
向上される。
【図1】本発明の第1実施例の排気切替弁の断面図であ
る。
る。
【図2】図2(a) は本発明の第2実施例の排気切替弁の
要部を示す断面図であり、図2(b) はラビリンスシール
の構造を示す図である。
要部を示す断面図であり、図2(b) はラビリンスシール
の構造を示す図である。
【図3】本発明の第3実施例の排気切替弁の要部を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】先願の発明の実施例の排気切替弁の断面図であ
り、図5のB−B線に沿ったものに相当する。
り、図5のB−B線に沿ったものに相当する。
【図5】図4のA−A線に沿った断面図である。
30 排気切替弁 33 弁ボデー 34 第1入口 35 第2入口 36 第1出口 37 第2出口 38 回転弁体 43 排気ガス用流路 44 2次空気用流路 45 中空回転弁軸 72 底面
Claims (1)
- 【請求項1】 弁ボデーに第1入口、排気ガス用流路、
第1出口及び第2出口が形成され、回転弁体が回転自在
に弁ボデー内に装着され、回転弁体の中空回転弁軸内を
通る2次空気用流路の入口が第2入口に連通されると共
に2次空気用流路の出口が回転弁体の側面に開口され、
第1入口が排気ガス用流路を介して第1出口又は第2出
口の一方に連通するときには、第2入口は第1出口又は
第2出口の他方に連通する切替弁において、排気ガス用
流路から2次空気用流路に連通する隙間の入口開口が弁
ボデーの底面より上方位置に形成され、前記隙間にシー
ルが装着されたことを特徴とする内燃機関用排気切替
弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5214811A JPH0754634A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 内燃機関用排気切替弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5214811A JPH0754634A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 内燃機関用排気切替弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0754634A true JPH0754634A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16661919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5214811A Pending JPH0754634A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 内燃機関用排気切替弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754634A (ja) |
-
1993
- 1993-08-09 JP JP5214811A patent/JPH0754634A/ja active Pending
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