JPH07224633A - バルブおよびそれを用いた排気浄化装置 - Google Patents
バルブおよびそれを用いた排気浄化装置Info
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- JPH07224633A JPH07224633A JP6019182A JP1918294A JPH07224633A JP H07224633 A JPH07224633 A JP H07224633A JP 6019182 A JP6019182 A JP 6019182A JP 1918294 A JP1918294 A JP 1918294A JP H07224633 A JPH07224633 A JP H07224633A
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- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/02—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
- F01N3/021—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2240/00—Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being
- F01N2240/36—Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being an exhaust flap
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バルブからの排気ガスの漏れを無くする。
【構成】 管路中に設けられ、バルブプレート駆動用ア
ーム12の回転によりバルブプレート5を開口部に押し
付けて流路の切り替え、あるいは開閉を行う方式のバル
ブにおいて、バルブプレート5のシール部51を球面形
状とし、またアーム12とバルブプレート5との連結部
に、バルブプレート5がアーム12に対して自在に回動
可能となる様クリアランスδ1を確保し、更に、アーム
12とアーム12の回転軸13との連結部にも、アーム
12が回転軸13の軸方向にスライド可能なクリアラン
スδ2を設けたことを特徴とするバルブ。そのバルブを
用いたディーゼルパティキュレート浄化装置。
ーム12の回転によりバルブプレート5を開口部に押し
付けて流路の切り替え、あるいは開閉を行う方式のバル
ブにおいて、バルブプレート5のシール部51を球面形
状とし、またアーム12とバルブプレート5との連結部
に、バルブプレート5がアーム12に対して自在に回動
可能となる様クリアランスδ1を確保し、更に、アーム
12とアーム12の回転軸13との連結部にも、アーム
12が回転軸13の軸方向にスライド可能なクリアラン
スδ2を設けたことを特徴とするバルブ。そのバルブを
用いたディーゼルパティキュレート浄化装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流路の切り替え、ある
いは開閉を行うバルブに関するものであり、更には内燃
機関等から排出される排気ガスの流路の切り替え、ある
いは開閉を行うバルブおよびそれを用いた排気浄化装置
に関するものである。
いは開閉を行うバルブに関するものであり、更には内燃
機関等から排出される排気ガスの流路の切り替え、ある
いは開閉を行うバルブおよびそれを用いた排気浄化装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の排気管路中に設けられ、排出
される排気ガスの流路の切り替え、あるいは開閉を行う
ためのバルブとして、バルブプレート駆動用アームの回
転によりバルブプレートを開口部に押し付けて遮断する
方式のものがある。図4は、内燃機関より排出される排
気ガスを、分岐管41を流れる主流路と、岐管42を流
れる副流路とに切り替えるために従来のバルブを用いた
代表例で、2枚のバルブプレート5が、バルブプレート
駆動用アーム12の先端でピン6を介して連結され固定
されており、各バルブプレートにはテーパー形状に加工
したシール部51が設けられている。
される排気ガスの流路の切り替え、あるいは開閉を行う
ためのバルブとして、バルブプレート駆動用アームの回
転によりバルブプレートを開口部に押し付けて遮断する
方式のものがある。図4は、内燃機関より排出される排
気ガスを、分岐管41を流れる主流路と、岐管42を流
れる副流路とに切り替えるために従来のバルブを用いた
代表例で、2枚のバルブプレート5が、バルブプレート
駆動用アーム12の先端でピン6を介して連結され固定
されており、各バルブプレートにはテーパー形状に加工
したシール部51が設けられている。
【0003】そして前記アームが、前記アームの回転軸
13を中心に図示破線の位置から図示実線の位置まで矢
印の方向に回転すると、バルブプレート5は開口部に押
し付けられ、前記プレートに設けられたシール部51が
開口部に接し、図示しないエンジンから排出された排気
ガスがパティキュレート捕集フィルタ1に流入するのを
防ぐ。
13を中心に図示破線の位置から図示実線の位置まで矢
印の方向に回転すると、バルブプレート5は開口部に押
し付けられ、前記プレートに設けられたシール部51が
開口部に接し、図示しないエンジンから排出された排気
ガスがパティキュレート捕集フィルタ1に流入するのを
防ぐ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4におい
てバルブプレート5は、バルブプレート駆動用アーム1
2の先端部にピン6を介して取付けられ、固定されてい
る。前記アームが回転することによってバルブプレート
5は、前記アームの中心軸13を中心とした円弧を描い
て移動し、開口部に押し付けられる。
てバルブプレート5は、バルブプレート駆動用アーム1
2の先端部にピン6を介して取付けられ、固定されてい
る。前記アームが回転することによってバルブプレート
5は、前記アームの中心軸13を中心とした円弧を描い
て移動し、開口部に押し付けられる。
【0005】この時、図5(a)に示す様に、バルブが
クリアランスδ1を持つ結果として僅かでもバルブプレ
ート5が開口部に対して傾きαを持ち、バルブプレート
が傾いた場合、前記プレートは前記アームに固定されて
おり、またシール部51の形状が単純なテーパー型にな
っているために、図5(b)に示すように開口部端部に
沿って切った前記プレート5の断面はほぼ楕円形とな
り、シール部51の点Aでしか開口部と接触しないため
に隙間ができ、完全に開口部を遮断することができずに
排気ガスの漏れを生じてしまう。
クリアランスδ1を持つ結果として僅かでもバルブプレ
ート5が開口部に対して傾きαを持ち、バルブプレート
が傾いた場合、前記プレートは前記アームに固定されて
おり、またシール部51の形状が単純なテーパー型にな
っているために、図5(b)に示すように開口部端部に
沿って切った前記プレート5の断面はほぼ楕円形とな
り、シール部51の点Aでしか開口部と接触しないため
に隙間ができ、完全に開口部を遮断することができずに
排気ガスの漏れを生じてしまう。
【0006】特に、このバルブを図4に示す様なDPF
再生システムに用いた場合には、排気ガスの漏れを生じ
るために、フィルタ前後差圧が正確に捕らえられず、再
生ミスや過昇温を起こす可能性がある。
再生システムに用いた場合には、排気ガスの漏れを生じ
るために、フィルタ前後差圧が正確に捕らえられず、再
生ミスや過昇温を起こす可能性がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、管路中に設けられ、バルブプレート駆動用
アームの回転によりバルブプレートを開口部に押し付け
て流路の切り替え、あるいは開閉を行う方式のバルブに
おいて、バルブプレートのシール部を球面形状とし、ま
たアームとバルブプレートとの連結部に、バルブプレー
トがアームに対して自在に回動可能となる様クリアラン
スを確保し、更に、アームとアームの回転軸との連結部
にも、アームが回転軸の軸方向にスライド可能なクリア
ランスを設けたことを特徴とするバルブを採用する。
するために、管路中に設けられ、バルブプレート駆動用
アームの回転によりバルブプレートを開口部に押し付け
て流路の切り替え、あるいは開閉を行う方式のバルブに
おいて、バルブプレートのシール部を球面形状とし、ま
たアームとバルブプレートとの連結部に、バルブプレー
トがアームに対して自在に回動可能となる様クリアラン
スを確保し、更に、アームとアームの回転軸との連結部
にも、アームが回転軸の軸方向にスライド可能なクリア
ランスを設けたことを特徴とするバルブを採用する。
【0008】この結果、排気浄化装置は途中で分岐する
ディーゼルエンジンの排気管のうち、分岐した排気管の
少なくとも一方に、前記ディーゼルエンジンから排出さ
れるパティキュレートを捕集浄化する捕集フィルタを設
けた排気浄化装置において、排気管の分岐部に前記請求
項1に記載のバルブを設けることにより排気ガスの流路
を切り替えることを特徴とする排気浄化装置となる。
ディーゼルエンジンの排気管のうち、分岐した排気管の
少なくとも一方に、前記ディーゼルエンジンから排出さ
れるパティキュレートを捕集浄化する捕集フィルタを設
けた排気浄化装置において、排気管の分岐部に前記請求
項1に記載のバルブを設けることにより排気ガスの流路
を切り替えることを特徴とする排気浄化装置となる。
【0009】
【作用】本発明のバルブにおいて、バルブが切り替わる
時、バルブプレート駆動用アームが回転し、前記アーム
の先端に取付けられたバルブプレートは開口部に押し付
けられる。この時、前記プレートが開口部に対して位置
のずれを生じたとしても、前記プレートと前記アームの
連結部に前記プレートが前記アームに対して自在に回動
可能となる様クリアランスδ1を確保してあり、また前
記アームと前記アームの回転軸の連結部にも前記アーム
が前記回転軸の軸方向にスライド可能なクリアランスδ
2を設けてあるために、前記アームの回転による押し付
けの力によって、前記プレートは位置のずれを補正する
方向に移動し、また前記プレートが開口部に対して傾き
αを生じても、前記プレートのシール部を球面形状とし
てあるために、前記プレートを開口部端部に沿って切っ
た断面は常に円形となるので、前記プレートのどのよう
な傾きαに対しても、確実に開口部を遮蔽することがで
きる。
時、バルブプレート駆動用アームが回転し、前記アーム
の先端に取付けられたバルブプレートは開口部に押し付
けられる。この時、前記プレートが開口部に対して位置
のずれを生じたとしても、前記プレートと前記アームの
連結部に前記プレートが前記アームに対して自在に回動
可能となる様クリアランスδ1を確保してあり、また前
記アームと前記アームの回転軸の連結部にも前記アーム
が前記回転軸の軸方向にスライド可能なクリアランスδ
2を設けてあるために、前記アームの回転による押し付
けの力によって、前記プレートは位置のずれを補正する
方向に移動し、また前記プレートが開口部に対して傾き
αを生じても、前記プレートのシール部を球面形状とし
てあるために、前記プレートを開口部端部に沿って切っ
た断面は常に円形となるので、前記プレートのどのよう
な傾きαに対しても、確実に開口部を遮蔽することがで
きる。
【0010】本発明の排気浄化装置ではバルブを通る排
気ガスの漏れを完全に無くすことができるので正確なフ
ィルタ前後差圧を検出でき、再生ミスを無くすことがで
きる。
気ガスの漏れを完全に無くすことができるので正確なフ
ィルタ前後差圧を検出でき、再生ミスを無くすことがで
きる。
【0011】
【実施例】図1は本発明のバルブの第1の実施例であ
る。その構成としては、図1(a)、(b)に示すよう
に、管路中に設けられ、バルブプレート駆動用アーム1
2の回転によりバルブプレート5を開口部に押し付けて
流路の切り替え、あるいは開閉を行う方式のバルブにお
いて、バルブプレート5のシール部51を球面形状と
し、またアーム12とバルブプレート5との連結部に、
バルブプレート5がアーム12に対して自在に回動可能
となる様クリアランスδ1を確保し、更に、アーム12
とアーム12の回転軸13との連結部にも、アーム12
が回転軸13の軸方向にスライド可能なクリアランスδ
2を設けてある。
る。その構成としては、図1(a)、(b)に示すよう
に、管路中に設けられ、バルブプレート駆動用アーム1
2の回転によりバルブプレート5を開口部に押し付けて
流路の切り替え、あるいは開閉を行う方式のバルブにお
いて、バルブプレート5のシール部51を球面形状と
し、またアーム12とバルブプレート5との連結部に、
バルブプレート5がアーム12に対して自在に回動可能
となる様クリアランスδ1を確保し、更に、アーム12
とアーム12の回転軸13との連結部にも、アーム12
が回転軸13の軸方向にスライド可能なクリアランスδ
2を設けてある。
【0012】その作用としては、図1(b)に示す様
に、バルブが破線の位置から実線の位置に切り替わる
時、バルブプレート駆動用アーム12が回転し、前記ア
ームの先端に取付けられたバルブプレート5は開口部に
押し付けられる。この時、前記プレートが開口部に対し
て位置のずれを生じたとしても、前記プレートと前記ア
ームの連結部に前記プレートが前記アームに対して自在
に回動可能となる様クリアランスδ1を確保してあり、
また図1(a)に示すように前記アームと前記アームの
回転軸13の連結部にも前記アームが前記回転軸の軸方
向にスライド可能なクリアランスδ2を設けてあるため
に、前記アームの回転による押し付けの力によって、前
記プレートは位置のずれを補正する方向に移動し、また
前記プレートが開口部に対して傾きαを生じても、前記
プレートのシール部51を球面形状としてあるために、
前記プレート5を開口部端部に沿って切った断面は図1
(c)に示す様に常に円形となるので、前記プレート5
のどのような傾きαに対しても、確実に開口部を遮蔽す
ることができる。
に、バルブが破線の位置から実線の位置に切り替わる
時、バルブプレート駆動用アーム12が回転し、前記ア
ームの先端に取付けられたバルブプレート5は開口部に
押し付けられる。この時、前記プレートが開口部に対し
て位置のずれを生じたとしても、前記プレートと前記ア
ームの連結部に前記プレートが前記アームに対して自在
に回動可能となる様クリアランスδ1を確保してあり、
また図1(a)に示すように前記アームと前記アームの
回転軸13の連結部にも前記アームが前記回転軸の軸方
向にスライド可能なクリアランスδ2を設けてあるため
に、前記アームの回転による押し付けの力によって、前
記プレートは位置のずれを補正する方向に移動し、また
前記プレートが開口部に対して傾きαを生じても、前記
プレートのシール部51を球面形状としてあるために、
前記プレート5を開口部端部に沿って切った断面は図1
(c)に示す様に常に円形となるので、前記プレート5
のどのような傾きαに対しても、確実に開口部を遮蔽す
ることができる。
【0013】図2は、第2の実施例で、図1に示し前述
したように、バルブプレート5a、5bのシール部51
a、51bを球面形状とし、前記バルブプレート5a、
5bとバルブプレート駆動用アーム12a、12bの連
結部にクリアランスを設け、更に前記アーム12a、1
2bと前記アーム12a、12bの回転軸13a、13
bの間にも、前記アーム12a、12bが前記回転軸1
3a、13bの軸方向にスライド可能なクリアランスを
設けた構造の本発明のバルブを、ディーゼルエンジンか
ら排出されるパティキュレートを浄化するDPF再生シ
ステムに用いた実施例で、排気ガスの流路の切り替えに
用いている。
したように、バルブプレート5a、5bのシール部51
a、51bを球面形状とし、前記バルブプレート5a、
5bとバルブプレート駆動用アーム12a、12bの連
結部にクリアランスを設け、更に前記アーム12a、1
2bと前記アーム12a、12bの回転軸13a、13
bの間にも、前記アーム12a、12bが前記回転軸1
3a、13bの軸方向にスライド可能なクリアランスを
設けた構造の本発明のバルブを、ディーゼルエンジンか
ら排出されるパティキュレートを浄化するDPF再生シ
ステムに用いた実施例で、排気ガスの流路の切り替えに
用いている。
【0014】ディーゼルエンジンの排気管4は、途中で
前記バルブを介して分岐管41および分岐管42に分岐
されており、前記バルブプレート5a、5bの位置を替
えることで排気ガスの流路を切り替えている。一方の分
岐管41には大径部を形成し、その中に捕集フィルタ1
aが設けてある。捕集フィルタ1aは多孔質のセラミッ
クよりなるハニカム構造体で、隔壁101aにより仕切
られた多数の通孔102aを有し、各通孔102aは上
流側と下流側が交互に閉鎖されている。捕集フィルタ1
aの上流側の端面には、電気ヒーター2aが設けてあ
る。
前記バルブを介して分岐管41および分岐管42に分岐
されており、前記バルブプレート5a、5bの位置を替
えることで排気ガスの流路を切り替えている。一方の分
岐管41には大径部を形成し、その中に捕集フィルタ1
aが設けてある。捕集フィルタ1aは多孔質のセラミッ
クよりなるハニカム構造体で、隔壁101aにより仕切
られた多数の通孔102aを有し、各通孔102aは上
流側と下流側が交互に閉鎖されている。捕集フィルタ1
aの上流側の端面には、電気ヒーター2aが設けてあ
る。
【0015】分岐管42にも分岐管41と同様の構成の
フィルタを設けている。そして、分岐管41、42は捕
集フィルタ1a、1bの後方で前記バルブと同様の構造
のバルブによって、再び一本の排気管に集合されてい
る。また分岐管41、42には前記バルブと捕集フィル
タ1a、1bとの間の位置で、エア供給手段たるエアポ
ンプ7と、エア流路切替え手段8を介して連通されてお
り、また捕集フィルタ1a、1bの前後差圧検出手段9
を設けてある。
フィルタを設けている。そして、分岐管41、42は捕
集フィルタ1a、1bの後方で前記バルブと同様の構造
のバルブによって、再び一本の排気管に集合されてい
る。また分岐管41、42には前記バルブと捕集フィル
タ1a、1bとの間の位置で、エア供給手段たるエアポ
ンプ7と、エア流路切替え手段8を介して連通されてお
り、また捕集フィルタ1a、1bの前後差圧検出手段9
を設けてある。
【0016】今、バルブプレート5a、5bが一方の分
岐管41を開き、他方の分岐管42を閉じる位置(図示
破線)にある時、排気ガスは捕集フィルタ1aの上流側
が開口する通孔に流入し、隔壁101aを通過して下流
側が開口する流通孔から流出し、排気ガス中のパティキ
ュレートは隔壁101aにて捕集される。パティキュレ
ートの捕集が進む間、フィルタ前後差圧検出手段9によ
り捕集フィルタ1aの前後差圧を検出するが、前述した
本発明のバルブによって、分岐管42への排気ガスの漏
れを完全に防ぐことができているため、正確なフィルタ
前後差圧を検出することができる。
岐管41を開き、他方の分岐管42を閉じる位置(図示
破線)にある時、排気ガスは捕集フィルタ1aの上流側
が開口する通孔に流入し、隔壁101aを通過して下流
側が開口する流通孔から流出し、排気ガス中のパティキ
ュレートは隔壁101aにて捕集される。パティキュレ
ートの捕集が進む間、フィルタ前後差圧検出手段9によ
り捕集フィルタ1aの前後差圧を検出するが、前述した
本発明のバルブによって、分岐管42への排気ガスの漏
れを完全に防ぐことができているため、正確なフィルタ
前後差圧を検出することができる。
【0017】フィルタ前後差圧がある決められた値にな
り捕集フィルタ1aを再生するときには、バルブプレー
ト5a、5bが分岐管41を閉じる位置(図示実線)に
切り替わり、排気ガスは分岐管42に流れ込むようにな
り、パティキュレートは捕集フィルタ1bに捕集される
ようになる。一方、開口部の遮蔽された分岐管41側の
捕集フィルタ1aには、エアポンプ7から、再生に必要
な酸素を供給するためのエアが、分岐管41側に開かれ
たエア流路切替え手段8を介して送られる。
り捕集フィルタ1aを再生するときには、バルブプレー
ト5a、5bが分岐管41を閉じる位置(図示実線)に
切り替わり、排気ガスは分岐管42に流れ込むようにな
り、パティキュレートは捕集フィルタ1bに捕集される
ようになる。一方、開口部の遮蔽された分岐管41側の
捕集フィルタ1aには、エアポンプ7から、再生に必要
な酸素を供給するためのエアが、分岐管41側に開かれ
たエア流路切替え手段8を介して送られる。
【0018】同時に、電気ヒーター2aが通電されて、
捕集フィルタ1aに捕集され堆積したパティキュレート
を着火燃焼させるが、この時、本発明のバルブによって
捕集フィルタ1aの上流部及び下流部は完全に遮蔽され
ているので、排気ガスの漏れ込みによる再生ミスを起こ
すことは無く、また捕集時のフィルタ前後差圧検出値が
正確に得られており、捕集フィルタ1aに適正な量のパ
ティキュレートが捕集されているために、捕集フィルタ
1aの再生を行なった時に、過昇温を起こすことなく、
良好な再生を行なうことができる。
捕集フィルタ1aに捕集され堆積したパティキュレート
を着火燃焼させるが、この時、本発明のバルブによって
捕集フィルタ1aの上流部及び下流部は完全に遮蔽され
ているので、排気ガスの漏れ込みによる再生ミスを起こ
すことは無く、また捕集時のフィルタ前後差圧検出値が
正確に得られており、捕集フィルタ1aに適正な量のパ
ティキュレートが捕集されているために、捕集フィルタ
1aの再生を行なった時に、過昇温を起こすことなく、
良好な再生を行なうことができる。
【0019】第3の実施例として、本発明のバルブを排
気管路中等の特定部分に設置し、流路の開閉に使用した
場合の例を図3に示す。この場合においても、バルブか
らの排気ガスの漏れは無く、排気管を確実に遮断するこ
とができる。
気管路中等の特定部分に設置し、流路の開閉に使用した
場合の例を図3に示す。この場合においても、バルブか
らの排気ガスの漏れは無く、排気管を確実に遮断するこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、バルブ
によって開口部を確実に遮断することができ、流体の漏
れを完全に無くすことができる。請求項2に記載の発明
によれば、パティキュレート捕集時に捕集フィルタの前
後差圧を正確に検出することが出来、再生ミスや過昇温
を起こすことなく、良好な再生を行なうことができる。
によって開口部を確実に遮断することができ、流体の漏
れを完全に無くすことができる。請求項2に記載の発明
によれば、パティキュレート捕集時に捕集フィルタの前
後差圧を正確に検出することが出来、再生ミスや過昇温
を起こすことなく、良好な再生を行なうことができる。
【図1】本発明のバルブの第1実施例を説明するための
図。 (a)バルブプレート駆動用アーム12の回転軸13に
沿う面の断面図。 (b)バルブプレート駆動用アーム12の回転軸13に
垂直な面の断面図。 (c)(b)のB−B断面図。
図。 (a)バルブプレート駆動用アーム12の回転軸13に
沿う面の断面図。 (b)バルブプレート駆動用アーム12の回転軸13に
垂直な面の断面図。 (c)(b)のB−B断面図。
【図2】本発明の第2実施例の構成図。
【図3】本発明の第3実施例の構成図。
【図4】従来のバルブをDPF再生システムに使用した
例の構成図。
例の構成図。
【図5】従来のバルブの作動例を説明するための図。 (a)バルブプレート駆動用アーム12の回転軸13に
垂直な面の断面図。 (b)(a)のA−A断面図。
垂直な面の断面図。 (b)(a)のA−A断面図。
1、1a、1b パティキュレート捕集フィルタ 2、2a、2b 電気ヒーター 4 排気管 41、42 分岐管 5、5a、5b バルブプレート 51、51a、51b シール部 6、6a、6b ピン 7 エア供給手段 8 エア流路切り替え手段 9 フィルタ前後差圧検出手段 101、101a、101b 隔壁 102、102a、102b 通孔 11 制御手段 12、12a、12b バルブプレート駆動用アーム 13、13a、13b バルブプレート駆動用アームの
回転軸 14 再生排気ガス流路切り替え手段 δ1、δ2 クリアランス
回転軸 14 再生排気ガス流路切り替え手段 δ1、δ2 クリアランス
Claims (2)
- 【請求項1】 管路中に設けられ、バルブプレート駆動
用アームの回転によりバルブプレートを開口部に押し付
けて流路の切り替え、あるいは開閉を行う方式のバルブ
において、前記バルブプレートのシール部を球面形状と
し、また前記アームと前記バルブプレートとの連結部
に、前記バルブプレートが前記アームに対して自在に回
動可能となる様クリアランスを確保し、更に、前記アー
ムと前記アームの回転軸との連結部にも、前記アームが
前記回転軸の軸方向にスライド可能なクリアランスを設
けたことを特徴とするバルブ。 - 【請求項2】 途中で分岐するディーゼルエンジンの排
気管のうち、分岐した排気管の少なくとも一方に、前記
ディーゼルエンジンから排出されるパティキュレートを
捕集浄化する捕集フィルタを設けた排気浄化装置におい
て、排気管の分岐部に前記請求項1に記載のバルブを設
けることにより排気ガスの流路を切り替えることを特徴
とする排気浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6019182A JPH07224633A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | バルブおよびそれを用いた排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6019182A JPH07224633A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | バルブおよびそれを用いた排気浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07224633A true JPH07224633A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11992205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6019182A Withdrawn JPH07224633A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | バルブおよびそれを用いた排気浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07224633A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1994
- 1994-02-16 JP JP6019182A patent/JPH07224633A/ja not_active Withdrawn
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