JPH07335432A - 電磁コイル及びこれを用いたソレノイド - Google Patents
電磁コイル及びこれを用いたソレノイドInfo
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- JPH07335432A JPH07335432A JP6132805A JP13280594A JPH07335432A JP H07335432 A JPH07335432 A JP H07335432A JP 6132805 A JP6132805 A JP 6132805A JP 13280594 A JP13280594 A JP 13280594A JP H07335432 A JPH07335432 A JP H07335432A
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- Japan
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- coil
- winding
- electromagnetic coil
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 33
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
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- 238000005491 wire drawing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
- Electromagnets (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 周辺部品等に干渉して障害を与えるおそれの
ないリード線引き出し構造を有する電磁コイルを得る。 【構成】 コイルボビン1のつば1b(1c)の上部両
隅部にそれぞれ一対の相隣接する第1の端子と第2の端
子を植立する。第1の端子AのS端子にコイル2の巻始
めをからげた後、第2の端子BのS端子にもコイル2巻
始めsをからげ短絡する。そして、巻線終りeを第1端
子AのE端子にからげ、リバースをかけて第2端子Bの
E端子にも巻線終りeをからげ短絡する。
ないリード線引き出し構造を有する電磁コイルを得る。 【構成】 コイルボビン1のつば1b(1c)の上部両
隅部にそれぞれ一対の相隣接する第1の端子と第2の端
子を植立する。第1の端子AのS端子にコイル2の巻始
めをからげた後、第2の端子BのS端子にもコイル2巻
始めsをからげ短絡する。そして、巻線終りeを第1端
子AのE端子にからげ、リバースをかけて第2端子Bの
E端子にも巻線終りeをからげ短絡する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、巻始めと巻終りの両
リード線を2本まとめて1箇所から引き出すことによっ
て、可動部その他の周辺部品へ干渉を及ぼさないように
した電磁コイル及びコイル巻線方法、さらにこれを適用
したソレノイドに関するものである。
リード線を2本まとめて1箇所から引き出すことによっ
て、可動部その他の周辺部品へ干渉を及ぼさないように
した電磁コイル及びコイル巻線方法、さらにこれを適用
したソレノイドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁コイルはコイルボビンに巻線した
後、そのコイル巻線の巻始め及び巻終りをテープ等で固
着し、リード線を半田付けしてから、コイルの外周を絶
縁紙等を巻き付けて形成されていた。
後、そのコイル巻線の巻始め及び巻終りをテープ等で固
着し、リード線を半田付けしてから、コイルの外周を絶
縁紙等を巻き付けて形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の電磁コイルでは、巻線が一方のつば近辺から巻始め
られて他方のつば近辺で巻終るため、巻線の巻始めと巻
終りが互いに離れて位置するため、巻線の両端から引き
出された一対のリード線が次の接続部に配線される間
に、自体が組込まれている電磁アクチュエータの可動部
や他の周辺部品に干渉してこれらに障害を与える原因に
なるといった難点を有していた。
成の電磁コイルでは、巻線が一方のつば近辺から巻始め
られて他方のつば近辺で巻終るため、巻線の巻始めと巻
終りが互いに離れて位置するため、巻線の両端から引き
出された一対のリード線が次の接続部に配線される間
に、自体が組込まれている電磁アクチュエータの可動部
や他の周辺部品に干渉してこれらに障害を与える原因に
なるといった難点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の電磁コイル
は、前述の課題を解決するために、コイルボビンのつば
の少なくとも一隅部に一対のリード端子を並設し、一方
にはコイルの巻始めを、また、他方にはコイルの巻終り
を接続し、この両端子から半田付けしたリード線をまと
めて引き出せるように構成してある。ここで、リード端
子の取付け位置はコイルボビンの左右のつばのうち一方
または両方に設けてもよく、このつばの相隣る二隅にそ
れぞれ一対づつ設けてもよい。
は、前述の課題を解決するために、コイルボビンのつば
の少なくとも一隅部に一対のリード端子を並設し、一方
にはコイルの巻始めを、また、他方にはコイルの巻終り
を接続し、この両端子から半田付けしたリード線をまと
めて引き出せるように構成してある。ここで、リード端
子の取付け位置はコイルボビンの左右のつばのうち一方
または両方に設けてもよく、このつばの相隣る二隅にそ
れぞれ一対づつ設けてもよい。
【0005】
【作用】この発明の電磁コイルは、リード線2本をまと
めてつばの4隅部から任意に引き出すことが可能なの
で、この電磁コイルを組み込んだソレノイドは、図3の
ように、取付面に対してフロント側及びリヤ側の各4通
りの計8通りの組付け形式を自由に選択することができ
る。そして、2本のリード線を1箇所から引き出すこと
により、ソレノイドの可動部分その他周辺部品との干渉
を容易に防止することが出来る。
めてつばの4隅部から任意に引き出すことが可能なの
で、この電磁コイルを組み込んだソレノイドは、図3の
ように、取付面に対してフロント側及びリヤ側の各4通
りの計8通りの組付け形式を自由に選択することができ
る。そして、2本のリード線を1箇所から引き出すこと
により、ソレノイドの可動部分その他周辺部品との干渉
を容易に防止することが出来る。
【0006】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の電磁コイ
ルを詳細に説明する。図1は本発明の電磁コイルを示す
要部斜視図及び側面図である。図1において、E,Sは
それぞれコイルの巻始めs及び巻終りeを接続する導体
端子で、コイルボビン1の左右のつば1b,1cの上辺
(又は下辺)の両端に植立されている。また、一対の第
1の端子A及び第2の端子Bは図に示すように両端に設
けないで、この電磁コイルを組込む電磁アクチュエータ
の種類によっては、一端のみに設けることもできる(図
3参照)。
ルを詳細に説明する。図1は本発明の電磁コイルを示す
要部斜視図及び側面図である。図1において、E,Sは
それぞれコイルの巻始めs及び巻終りeを接続する導体
端子で、コイルボビン1の左右のつば1b,1cの上辺
(又は下辺)の両端に植立されている。また、一対の第
1の端子A及び第2の端子Bは図に示すように両端に設
けないで、この電磁コイルを組込む電磁アクチュエータ
の種類によっては、一端のみに設けることもできる(図
3参照)。
【0007】ところで、コイルボビン1の第1のつば1
bの一隅に並設した一対の第1の端子Aと第2の端子B
をコイル2によって接続するには、まず、第1の端子A
のリード端子Sに巻始めSを巻き付けて固定した後、巻
芯1aに巻回し、第2の端子Bのリード端子Sにも巻始
めSを巻き付けて短絡する。その後、巻芯1aに設定さ
れたN回巻線し、第1の端子Aのリード端子Eに巻終り
eを巻き付け固定し、巻終りeをリバースして第2の端
子Bのリード端子Eにも巻き付けて短絡する。そして第
1,第2の端子A,Bの各端子E,Sをそれぞれ半田付
けすれば電磁コイルが構成される。またリード線も第1
のつば1bの四隅から引き出される。上記電磁コイルに
よれば、コイルボビン1のつば1b(又は1c)にはそ
の上辺(又は下辺)の少なくとも一対の端子A(又は
B)においてコイル2の巻始めs及び巻終りeが隣接す
るから、この一対の端子A(又はB)から引き出される
リード線に駆動電源を接続すればよく、また、これによ
って、従来の離れた位置から引き出されたリード線が周
辺部品に及ぼす障害が除去されるなどの効果が得られる
のである。
bの一隅に並設した一対の第1の端子Aと第2の端子B
をコイル2によって接続するには、まず、第1の端子A
のリード端子Sに巻始めSを巻き付けて固定した後、巻
芯1aに巻回し、第2の端子Bのリード端子Sにも巻始
めSを巻き付けて短絡する。その後、巻芯1aに設定さ
れたN回巻線し、第1の端子Aのリード端子Eに巻終り
eを巻き付け固定し、巻終りeをリバースして第2の端
子Bのリード端子Eにも巻き付けて短絡する。そして第
1,第2の端子A,Bの各端子E,Sをそれぞれ半田付
けすれば電磁コイルが構成される。またリード線も第1
のつば1bの四隅から引き出される。上記電磁コイルに
よれば、コイルボビン1のつば1b(又は1c)にはそ
の上辺(又は下辺)の少なくとも一対の端子A(又は
B)においてコイル2の巻始めs及び巻終りeが隣接す
るから、この一対の端子A(又はB)から引き出される
リード線に駆動電源を接続すればよく、また、これによ
って、従来の離れた位置から引き出されたリード線が周
辺部品に及ぼす障害が除去されるなどの効果が得られる
のである。
【0008】図2は本発明の上記電磁コイルを適用した
ソレノイド(電磁アクチュエータの一例)を示す外観斜
視図である。図2において、上記電磁コイルは磁性枠で
あるU字形のフレーム11中に収容されており、上部自
由端は磁性体のプレート12によって架橋されている。
そして、コイルボビン1のコイル2から引き出された一
対のリード線A′はプレート12の一隅に設けられた切
り欠き部12aから引き出される。従って、図2から明
らかなように、このリード線A′は可動部13等とは何
ら干渉し合わないという効果が得られ、従来技術が有し
ていたコイルボビンの互いに離れた位置から引き出され
た一対のリード線が可動部13や図示せぬ他の周辺位置
に配設された電子部品に干渉するという課題が除去され
る。
ソレノイド(電磁アクチュエータの一例)を示す外観斜
視図である。図2において、上記電磁コイルは磁性枠で
あるU字形のフレーム11中に収容されており、上部自
由端は磁性体のプレート12によって架橋されている。
そして、コイルボビン1のコイル2から引き出された一
対のリード線A′はプレート12の一隅に設けられた切
り欠き部12aから引き出される。従って、図2から明
らかなように、このリード線A′は可動部13等とは何
ら干渉し合わないという効果が得られ、従来技術が有し
ていたコイルボビンの互いに離れた位置から引き出され
た一対のリード線が可動部13や図示せぬ他の周辺位置
に配設された電子部品に干渉するという課題が除去され
る。
【0009】図3は前述の構成によるソレノイドの取付
面への各種取付状態を示す側面図で、(a)は可動部の
あるフロント側を、また、(b)はリヤ側を示してい
る。図3から明らかなように、リード線の引き出し位置
を配慮して所望の位置に電磁コイルを組み込むことによ
ってソレノイド自体の可動部分は勿論のこと、周辺に配
置された電子部品との間の干渉さえも防止できる効果が
ある。
面への各種取付状態を示す側面図で、(a)は可動部の
あるフロント側を、また、(b)はリヤ側を示してい
る。図3から明らかなように、リード線の引き出し位置
を配慮して所望の位置に電磁コイルを組み込むことによ
ってソレノイド自体の可動部分は勿論のこと、周辺に配
置された電子部品との間の干渉さえも防止できる効果が
ある。
【0010】なお、本発明の電磁コイルのリード線引き
出し構造は、モータ等の他の電磁アクチュエータにも適
用可能である。
出し構造は、モータ等の他の電磁アクチュエータにも適
用可能である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電磁
コイルによれば、コイルボビンのつばの任意の隅部から
2本のリード線をまとめて引き出すことが可能になり、
従来のように、コイル巻始めと離れた位置にある巻終り
とから引き出されたリード線が周辺部品と干渉してこれ
らに障害を与えることを防止できる効果が得られる。ま
た、これによって、本電磁コイルを組込んだソレノイド
装置を取付面に取り付ける際に、リード線の最適引き出
し部位を的確に選択することが可能になり、更に、他の
電磁アクチュエータにも適用が可能である。
コイルによれば、コイルボビンのつばの任意の隅部から
2本のリード線をまとめて引き出すことが可能になり、
従来のように、コイル巻始めと離れた位置にある巻終り
とから引き出されたリード線が周辺部品と干渉してこれ
らに障害を与えることを防止できる効果が得られる。ま
た、これによって、本電磁コイルを組込んだソレノイド
装置を取付面に取り付ける際に、リード線の最適引き出
し部位を的確に選択することが可能になり、更に、他の
電磁アクチュエータにも適用が可能である。
【図1】本発明の電磁コイルを示す外観斜視図及び側面
図である。
図である。
【図2】本発明のソレノイドを示す外観斜視図である。
【図3】本発明ソレノイドの取付状態を示す側面図であ
る。
る。
1 コイルボビン 2 コイル A 第1の端子 B 第2の端子 11 フレーム 12 プレート 13 可動部
Claims (2)
- 【請求項1】 コイルボビンのつばの少なくとも一隅に
一対のリード端子を並設し、前記リード端子にコイルの
巻始めと巻終りを接続して成る電磁コイル及びそのコイ
ル巻線方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の電磁コイルが収容される
フレームに、前記電磁コイルの一対のリード端子が貫通
する切欠部を設けたことを特徴とするソレノイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6132805A JPH07335432A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 電磁コイル及びこれを用いたソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6132805A JPH07335432A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 電磁コイル及びこれを用いたソレノイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07335432A true JPH07335432A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=15089996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6132805A Pending JPH07335432A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 電磁コイル及びこれを用いたソレノイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07335432A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000271465A (ja) * | 1999-03-25 | 2000-10-03 | Thinky:Kk | 攪拌脱泡装置 |
WO2002052586A1 (de) * | 2000-12-22 | 2002-07-04 | Robert Bosch Gmbh | Elektromagnet |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP6132805A patent/JPH07335432A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000271465A (ja) * | 1999-03-25 | 2000-10-03 | Thinky:Kk | 攪拌脱泡装置 |
WO2002052586A1 (de) * | 2000-12-22 | 2002-07-04 | Robert Bosch Gmbh | Elektromagnet |
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