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JPH0728694B2 - 整腸作用を有する食品組成物 - Google Patents

整腸作用を有する食品組成物

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JPH0728694B2
JPH0728694B2 JP2041620A JP4162090A JPH0728694B2 JP H0728694 B2 JPH0728694 B2 JP H0728694B2 JP 2041620 A JP2041620 A JP 2041620A JP 4162090 A JP4162090 A JP 4162090A JP H0728694 B2 JPH0728694 B2 JP H0728694B2
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JP
Japan
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starch
dextrin
intestinal
acid
regulating action
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JP2041620A
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JPH03244365A (ja
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一裕 大隈
茂 若林
美津子 里内
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Matsutani Chemical Industries Co Ltd
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Matsutani Chemical Industries Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019910002685A priority patent/KR0181312B1/ko
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は整腸作用や便秘改善効果を有する食品組成物に
関するものである。
〔従来の技術〕
整腸作用や便秘改善効果を有する食品素材としては食物
繊維やビフィズス菌入り食品、ビフィズス菌増殖作用を
有するオリゴ糖などが提案されている。食物繊維の中に
は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、その代表的
生理機能として次の様な事が報告されている。
(1)血清および肝臓のコレステロールの低下作用 (2)血糖上昇抑制作用 (3)整腸作用 その中で整腸作用に関しては腸内細菌叢の改善、あるい
は水分吸着とかさ効果等による腸の蠕動運動の促進、腸
管内圧の正常化、便量増加、有害物の希釈、有害物の抑
制などにより各種腸疾患からリスクの回避が行われるこ
とが言われている。しかし、これら食物繊維の場合、セ
ルロースに代表される不溶性食物繊維の場合は高粘度で
あるため血糖の上昇抑制を行ったり、コレステロールの
吸収阻害を行うなど生理作用を示すと同時に有用金属の
吸収阻害も行うと言われている。また、高粘度であるた
め大量摂取が困難であり、食品素材とした時、用途が限
定される欠点も有している。
一方ビフィズス菌増殖作用を有したオリゴ糖に関しては
消化管で吸収されずに、大腸に至り、腸内細菌特にビフ
ィズス菌により資化されることで、その生成物である酸
などが腸壁を刺激すること、またその他の菌の資化性の
差による腸内菌叢の変化などにより整腸作用を有してい
ると言われている。
しかし腸内菌叢は人の年令差とか、食生活の型などによ
り非常に多くの型体に分かれており、更にオリゴ糖の種
類によっても資化性が種々あり、例えばビフィズス菌増
殖作用もあるが他の有害菌の増殖効果の大きいものなど
があり、何れが絶対というものではない。
またオリゴ糖は甘味料としての利用が多く、低分子物質
であるため消化管で吸収されずに大腸に至った時下痢を
起こす場合もある。
本発明者らは焙焼デキストリン中に難消化性のものがあ
ることに注目し、従来食品素材としては殆ど顧みられな
かった焙焼デキストリンから食品素材として使用しうる
難消化デキストリンの製造法を開発したが更にこのもの
の食物繊維としての生理機能を検討追求し、整腸作用を
有する食品をこれから開発するという全く新しい着想に
至った。
尚食物繊維の定義としては、「人の消化酵素で消化され
ない食物中の難消化性成分の総体」または、「食物中の
生理活性を有する難消化性高分子化合物」と通常言われ
ており、難消化性デキストリンも食物繊維と称しても良
いものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明が解決しようとする課題は、上記新しい着想に基
づいて焙焼デキストリンから整腸作用を有する食品組成
物を新たに開発することである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題は澱粉あるいは澱粉水解物を酸の存在下または
非存在下に常圧下加熱分解して得られる焙焼デキストリ
ンを整腸作用を有する食品組成物の主成分として使用す
ることにより解決される。
〔発明の作用並びに構成〕
本発明は上記で説明した通り、澱粉及び澱粉の水解物の
少なくとも1種を酸を加えてまたは加えずして加熱分解
し、かくして得られる焙焼デキストリンの精製物が極め
て優れた整腸作用を有するものであるという新しい発見
に基づいている。
先ず本発明の焙焼デキストリンの製法について以下に説
明する。
本発明で使用する澱粉即ち生澱粉としては特に制限され
ず各種のものが広く包含され、たとえば馬鈴薯、トーモ
ロコシ、キャッサバなど何れでもよく、また食品用加工
澱粉として市販されているものでよい。この際の加工澱
粉としてはたとえば可溶性澱粉、エステル化澱粉、エー
テル化澱粉、架橋澱粉であり、具体的にはリン酸澱粉、
ヒドロキシプロピル澱粉である。
また本発明に於いては原料としては上記生澱粉の他に更
に澱粉水解物が使用される。この澱粉水解物とは澱粉を
水で軽く加水分解したものであり、この際酸或いは酵素
を用いても良い。加水分解の程度はDE3〜40であり、ま
た使用する酸は通常蓚酸、塩酸であり、その使用量は0.
01〜0.1%対澱粉程度である。また酵素としてはα−ア
ミラーゼである。
本発明に於いてはこれ等原料を好ましくは常圧下で、加
熱分解する。この加熱分解は150〜220℃前後で1〜5時
間程度焙焼する。この加熱の際の圧力は特に減圧乃至加
圧にする必要はなく常圧下で良い。またこの加熱の際、
酸を添加しても良い。この酸を使用する目的は熱分解の
ための触媒であり、酸としては硫酸、塩酸、硝酸などの
鉱酸好ましくは塩酸を好ましくはその濃度を1重量%程
度となして原料に対して数重量%の量を添加好ましくは
噴霧して均一になるよう良く混合し、好ましくは100〜1
20℃程度で水分を5%前後まで予備乾燥する。
かくして得られた本発明デキストリン即ち焙焼デキスト
リンを精製する。精製は以下に示す (イ)〜(ロ)の少なくとも一つの処理が採用される。
(イ) α−アミラーゼ処理後、またはα−アミラーゼ
処理に続いてグルコアミラーゼ処理後必要に応じ常法に
より濾過、脱臭、脱塩を行う、 (ロ) (イ)の処理後、更にイオン交換樹脂クロマト
グラフィーによりデキストリン成分を分離する処理を施
す、 これら(イ)〜(ロ)の処理について更に以下に説明す
る。
(イ)の処理に於いては、焙焼デキストリンを水に溶か
し30〜50重量%の液となし、中和してpH5.5〜6.5好まし
くは5.8となし、市販のα−アミラーゼ(カビ由来のも
の、細菌由来のもの等何れでもよい)を焙焼デキストリ
ンに対して0.05〜0.2重量%添加して該アミラーゼの作
用温度85〜100℃前後となし、30分〜2時間保持する。
次いで温度を120℃まで上げα−アミラーゼの酵素作用
を終了させる。この後液温を55℃前後に下げ、pH5.5程
度に調整し、一般に使用されるグルコアミラーゼを元の
焙焼デキストリンに対して0.05〜0.2重量%添加し、液
温を保持して24〜48時間作用させる。この反応は液中に
存在するオリゴ糖のような小さい分子をぶどう糖まで分
解させるものである。続いて例えば80℃前後でグルコア
ミラーゼ作用を終了させる。
また上記(ロ)の処理に於いてはイオン交換樹脂による
クロマト分離を行う。この場合市販一般の強酸性陽イオ
ン交換樹脂が広く使用できる。
その好ましい具体例としてはアンバーライトIR−116、
同IR−118、同IR−120B、同XT−1022E、同XT−471F(以
上商品名オルガノ社製)、ダイヤイオンSK−1B、同SK−
102、同SK−104、同SK−106、同SK−110、同SK−112、
同SK−116、同FR−01(以上商品名三菱化成社製)、XFS
−43281.00、同43280.00、同43279.00、同43278.00(以
上商品名ダウケミカル日本社製)を例示することができ
る。
そしてこれらの樹脂は通常使用前にアルカリ金属型また
はアルカリ土類金属型として用いることが好ましい。高
分子デキストリンとぶどう糖の分離を良くするために、
使用樹脂に応じてカラム通液時の流速を調整することが
好ましい。流速はSV=0.1〜0.6の範囲が好ましい。この
流速範囲外では作業性や分離が悪くなる傾向がある。通
液の時の温度は20〜70℃が好ましく、これより低いと分
離が悪くなり、液の粘度が上がって樹脂に障害を与える
ことがあり、これにより高温になると液が褐変したり、
その他の品質が悪くなることがある。
これらの焙焼デキストリンから精製したデキストリンを
詳細に見たところ、その結合様式はぶどう糖を構成糖と
して1→4、1→6結合したものの他に1→2、1→3
結合が見られ、また還元末端基の一部が1−6アンヒド
ログルコースとなっている。
この焙焼デキストリンの粘度は10cps程度(30%、30
℃)と低く、わずかに甘味を帯びた無臭のもので、1→
2、1→3結合部は10%以下程度である。従って各種飲
料や食品加工原料としても使用し易く、また原料が澱粉
であるので、粉末水飴と同じ様に安全に食べられるもの
である。
本発明の最大の特徴はこのデキストリンが整腸作用を有
するものであり、整腸作用を有する食品素材としてこれ
らを使用する点にある。
ここで整腸作用とは腸内細菌叢の改善、あるいは水分吸
収とかさ効果等による腸のゼン動運動の促進、腸管内圧
の正常化、便量増加、有害物の希釈、有害物の抑制など
により各種腸疾患からリスクの回避が行われることをい
う。
本発明の上記食品素材たる精製した焙焼デキストリンは
各種食品用素材として広く使用でき、その用途は食品素
材として使用できるものであれば、いずれの食品でも良
い。代表的な食品を例示すれば、飲料、デザート、キャ
ンディー等である。
〔実 施 例〕
以下に焙焼デキストリンの製法を示す参考例と共に実施
例を示して更に詳しく本発明を説明する。
参考例1 市販の馬鈴薯澱粉5000kgをリボン式ミキサーに入れ、攪
拌しながら1.0%塩酸150をスプレーし、続いて粉砕機
に通し均一にした後、更にリボン式ミキサー中で5時間
熟成した。この混合物をフラッシュドライヤーで3%に
予備乾燥した後、ロータリーキルン式焙焼機に連続投入
し、180℃で2時間焙焼した。
次に上記方法で得た焙焼デキストリン2000kgに水4000
を添加し、pH6.0に調製し、α−アミラーゼ(ターマミ
ル60L、ノボ社)0.2%を添加し95℃で1時間加水分解
し、この反応終了液を脱色・脱塩等の精製を行いスプレ
ードライヤーで乾燥し1700kgの粉末を得た。得られたデ
キストリンの性質は以下の通りであった。
DE10 結合部位 ターミナル 24 % 1→4 58 % 1→6 12.3% 1→2,1→3 5.7% 難消化部 58 % 実施例1 健康な男子5名に試験期間2週間、参考例1で得られた
デキストリン35gの投与試験を行った。試験期間の第1
週並びに第2週の食事内容を同一とし月曜日から金曜日
までの朝食後に夫々摂取させ、採便を行い糞便湿重量、
糞便乾燥重量、糞便の水分量、糞便の含水率、糞便回数
について記録測定を行った。その結果、下記のデータの
ように糞便総量の増加作用を有することが明らかとなっ
た。
表中の数値は試験の平均値±標準誤差、*は無摂取期間
に対して危険率5%で有意差あり 実施例2 参考例1で得られたデキストリンの便秘改善効果につい
て検討した。便秘傾向にあるボランティア30名について
定量を5日以上投与しアンケート調査により投与前と投
与後の排便の変化を調査した。アンケートの調査項目に
ついてスコア処理を行い投与前と投与後について統計処
理を行い効果の確認を行った。その結果下記の様に5g以
上の投与で便秘を改善することがわかった。
参考例2 焙焼デキストリン(アラビックス#7、松谷化学社製)
50kgを100kgの水に溶解し、pH5.5に調整し、αアミラー
ゼ(クライスターゼKD、大和化成社製)0.2重量%を添
加し、85℃1時間反応させた後、液温120℃にして15分
間保持しアミラーゼの反応を止め、温度を55℃に下げpH
4.5に調整しグルコアミラーゼ(大和化成社製)0・1
重量%を添加して36時間糖化した。ここでpH3.5に調整
してグルコアミラーゼの作用を止めた。つぎに活性炭、
イオン交換樹脂を使って精製した後、濃縮して50%溶液
75kgを得た。この溶液をアルカリ金属型強酸性陽イオン
交換樹脂であるXFS−432795Lを充填したカラム5本にSV
=0.25で通液して高分子デキストリンを採取した。この
ものの平均分子量は1600、DE10、軟消化部92%、結合部
位ターミナル24%、1→4 58% 1→6 12.3% 1
→2、1→3 5.7%であった。
実施例3 wistar系雄ラット(N=6)を23℃±2℃の部屋に設置
した個別ケージに収容し半合成飼料で数日間予備飼育し
た後、基本飼料、基本飼料に参考例2で得たデキストリ
ン7.5%を添加したもの、基本飼料にセルロース(ソル
カフロック、山陽国策パルプ社製)7.5%を添加したも
ので水とともに7日間自由摂取させ、飼料摂取量と体重
を毎日記録した。7日目の朝に麻酔下心臓採血により殺
し、盲腸を摘出し、その重量および盲腸内容物のpHおよ
び揮発酸含量の測定を行い各のような結果を得た。
以上の結果より参考例2で得られたデキストリンは難消
化のまま盲腸に達し、腸内で有機酸醗酵を行い、腸内の
pHを有意に下げることが確認された。
参考例3 澱粉分解物(DE3 パインデックス#100、松谷化学社
製)5kgを水15に溶解し、塩酸250ppm(対澱粉分解
物)を添加しスプレー乾燥を行い粉体4.5Kgnを得た。次
にこの粉体をオイルバス中180℃で1時間、乾式で加熱
を行った。次に水に溶解し水酸化ナトリウムでpH6.0に
再調整しスプレー乾燥を行った。得られたデキストリン
は、DE7.2、平均分子量2500、DE7、難消化部61%であっ
た。
実施例3〜6 参考例3で得られたデキストリンを使用して下記のよう
な処方により炭酸飲料(実施例3)、アイスミルク(実
施例4)、ゼリー(実施例5)及びババロア(実施例
6)を常法に従って製造した。
<炭酸飲料の処方> 参考例3のデキストリン 50 g グラニュー糖 125 g クエン酸 1.5 g クエン酸ナトリウム 0.1 g ビタミンC 0.15g サイダーエッセンス 1 g 炭酸水 520 g 水 385 g <アイスミルクの処方> 脱脂粉乳 54.0 g 加糖全脂練乳 176.4 g 加糖全脂練乳 122.4 g 無塩バター 30.0 g 水 700.6 g 植物油脂 36.0 g 上白糖 18.0 g 水飴 30.0 g 参考例3のデキストリン 24.0 g 乳化安定剤 6.2 g β−カロチン 0.24g フレーバー 1.8 g <ゼリーの処方> (寒天使用) 寒天 4g 水 350g 砂糖 125g 果汁 150g 参考例3のデキストリン 10g (ゼラチン使用) ゼラチン 10g 水 280g 砂糖 60g 果汁 150g 参考例3のデキストリン 10g <ババロアの処方> 牛乳 140g 生クリーム 57g 卵黄 20g ゼラチン 9g 砂糖 38g 水 36g 参考例3のデキストリン 30g

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】澱粉或いは澱粉加水分解物を酸の存在下又
    は非存在下に、加熱分解して得られる焙焼デキストリン
    を、α−アミラーゼ処理後、必要に応じて濾過、脱臭、
    脱塩を行ったものを有効成分として含有して成る整腸作
    用を有する食品組成物。
JP2041620A 1990-02-22 1990-02-22 整腸作用を有する食品組成物 Expired - Lifetime JPH0728694B2 (ja)

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ES91301246T ES2044797T1 (es) 1990-02-22 1991-02-15 Material alimenticio compuesto que realiza una funcion de regulacion del intestino grueso.
DE69105546T DE69105546T2 (de) 1990-02-22 1991-02-15 Mischnahrungsmittel zur Regulierung der Dickdarmfunktion.
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EP91301246A EP0443788B1 (en) 1990-02-22 1991-02-15 Food composite for performing function of large bowel regulation
KR1019910002685A KR0181312B1 (ko) 1990-02-22 1991-02-20 정장작용을 갖는 식품조성물
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