JPH0727600A - 動態計量装置の出口ゲート - Google Patents
動態計量装置の出口ゲートInfo
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- JPH0727600A JPH0727600A JP17133593A JP17133593A JPH0727600A JP H0727600 A JPH0727600 A JP H0727600A JP 17133593 A JP17133593 A JP 17133593A JP 17133593 A JP17133593 A JP 17133593A JP H0727600 A JPH0727600 A JP H0727600A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 扉部材の閉成状態への復帰速度を制御するこ
とにより、後続の歩行動物が早く秤量台から下りるのを
抑止することができる動態計量装置の出口ゲートを提供
する。 【構成】 歩行動物の動態計量装置において、秤量台の
出口付近に揺動開閉自在に設けられた扉部材が閉成状態
に復帰付勢され、その復帰付勢力を変更する復帰力変更
手段CMと、秤量台上に居る歩行動物が1頭か2頭以上
かを判別し、その判別結果に基づいて前記復帰力変更手
段CMを操作する制御手段5bとが設けられている。制
御手段5bは、秤量台上に居る歩行動物が2頭以上であ
るときは1頭であるときより扉部材の復帰速度を速める
べく復帰付勢力を大きくする方向に復帰力変更手段CM
を操作するように構成されている。
とにより、後続の歩行動物が早く秤量台から下りるのを
抑止することができる動態計量装置の出口ゲートを提供
する。 【構成】 歩行動物の動態計量装置において、秤量台の
出口付近に揺動開閉自在に設けられた扉部材が閉成状態
に復帰付勢され、その復帰付勢力を変更する復帰力変更
手段CMと、秤量台上に居る歩行動物が1頭か2頭以上
かを判別し、その判別結果に基づいて前記復帰力変更手
段CMを操作する制御手段5bとが設けられている。制
御手段5bは、秤量台上に居る歩行動物が2頭以上であ
るときは1頭であるときより扉部材の復帰速度を速める
べく復帰付勢力を大きくする方向に復帰力変更手段CM
を操作するように構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、牛等の歩行動物が秤量
台を歩行通過したときに得られる荷重データに基づいて
その歩行動物の重量を算出する動態計量装置において、
前記秤量台の出口付近に揺動開閉自在に設けられた扉部
材が、閉成状態に復帰付勢されている出口ゲートに関す
る。
台を歩行通過したときに得られる荷重データに基づいて
その歩行動物の重量を算出する動態計量装置において、
前記秤量台の出口付近に揺動開閉自在に設けられた扉部
材が、閉成状態に復帰付勢されている出口ゲートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかる動態計量装置の出口ゲートは、歩
行動物が秤量台から下りたことを検出することを主な目
的として設けられる。そして、その検出情報は入口ゲー
トを開閉制御するための情報等として用いられる。即
ち、歩行動物を1頭ずつ秤量台に上げるべく、計量を終
えた歩行動物が出口ゲートを通過したこと、又は通過中
であることを検出するに伴って入口ゲートを開ける。
行動物が秤量台から下りたことを検出することを主な目
的として設けられる。そして、その検出情報は入口ゲー
トを開閉制御するための情報等として用いられる。即
ち、歩行動物を1頭ずつ秤量台に上げるべく、計量を終
えた歩行動物が出口ゲートを通過したこと、又は通過中
であることを検出するに伴って入口ゲートを開ける。
【0003】例えば出口付近の側方の枠体に縦軸心周り
に揺動自在に扉部材が設けられ閉成状態に復帰付勢され
ている場合、歩行動物は扉部材を押し開きながら秤量台
から下りる。そして歩行動物が通過を完了すれば扉部材
は閉成状態に復帰して後続の歩行動物を待つ。扉部材の
復帰付勢力は、扉部材が適当な速度で閉成状態に復帰す
るように定められる。
に揺動自在に扉部材が設けられ閉成状態に復帰付勢され
ている場合、歩行動物は扉部材を押し開きながら秤量台
から下りる。そして歩行動物が通過を完了すれば扉部材
は閉成状態に復帰して後続の歩行動物を待つ。扉部材の
復帰付勢力は、扉部材が適当な速度で閉成状態に復帰す
るように定められる。
【0004】又、上記のように、入口ゲート等の分離手
段によって歩行動物は通常は1頭ずつ秤量台に上がる
が、ときには2頭(以上)が連続して、即ち、先の歩行
動物がまだ秤量台に居るうちに後続の歩行動物が秤量台
に上がる場合がある。この場合には、荷重データ等に基
づいて秤量台に歩行動物が1頭のみ居る期間を抽出し
て、各別に歩行動物の重量を算出するようにしている。
段によって歩行動物は通常は1頭ずつ秤量台に上がる
が、ときには2頭(以上)が連続して、即ち、先の歩行
動物がまだ秤量台に居るうちに後続の歩行動物が秤量台
に上がる場合がある。この場合には、荷重データ等に基
づいて秤量台に歩行動物が1頭のみ居る期間を抽出し
て、各別に歩行動物の重量を算出するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先の歩行動物
が秤量台から下りてから後続の歩行動物が下りるまでの
時間が短い場合、後続の歩行動物のみが秤量台に居る期
間の荷重データが十分に取れずに、後続の歩行動物の重
量算出ができないことがある。かかる不具合を回避する
には、後続の歩行動物のみが秤量台に居る時間を引き延
ばす必要がある。
が秤量台から下りてから後続の歩行動物が下りるまでの
時間が短い場合、後続の歩行動物のみが秤量台に居る期
間の荷重データが十分に取れずに、後続の歩行動物の重
量算出ができないことがある。かかる不具合を回避する
には、後続の歩行動物のみが秤量台に居る時間を引き延
ばす必要がある。
【0006】そこで、本発明は、扉部材の閉成状態への
復帰速度を制御することにより、後続の歩行動物が早く
秤量台から下りるのを抑止することができる動態計量装
置の出口ゲートを提供することを目的とする。
復帰速度を制御することにより、後続の歩行動物が早く
秤量台から下りるのを抑止することができる動態計量装
置の出口ゲートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の動態計量装置の
出口ゲートの特徴構成は、扉部材の復帰付勢力を変更す
る復帰力変更手段と、秤量台上に居る歩行動物が1頭か
2頭以上かを判別し、その判別結果に基づいて前記復帰
力変更手段を操作する制御手段とが設けられ、前記制御
手段は、秤量台上に居る歩行動物が2頭以上であるとき
は1頭であるときより前記扉部材の復帰速度を速めるべ
く前記復帰付勢力を大きくする方向に前記復帰力変更手
段を操作するように構成されている点にある。
出口ゲートの特徴構成は、扉部材の復帰付勢力を変更す
る復帰力変更手段と、秤量台上に居る歩行動物が1頭か
2頭以上かを判別し、その判別結果に基づいて前記復帰
力変更手段を操作する制御手段とが設けられ、前記制御
手段は、秤量台上に居る歩行動物が2頭以上であるとき
は1頭であるときより前記扉部材の復帰速度を速めるべ
く前記復帰付勢力を大きくする方向に前記復帰力変更手
段を操作するように構成されている点にある。
【0008】制御手段は、歩行動物が秤量台を歩行通過
したときに得られる荷重データに基づいて秤量台上に居
る歩行動物が1頭か2頭以上かを判別するのが好まし
い。あるいは、秤量台の入口及び出口に、歩行動物の通
過を検出するための検出手段が設けられ、制御手段は、
前記検出手段の検出情報に基づいて秤量台上に居る歩行
動物が1頭か2頭以上かを判別するように構成されてい
てもよい。
したときに得られる荷重データに基づいて秤量台上に居
る歩行動物が1頭か2頭以上かを判別するのが好まし
い。あるいは、秤量台の入口及び出口に、歩行動物の通
過を検出するための検出手段が設けられ、制御手段は、
前記検出手段の検出情報に基づいて秤量台上に居る歩行
動物が1頭か2頭以上かを判別するように構成されてい
てもよい。
【0009】
【作用】上記の特徴構成によれば、制御手段は、秤量台
上に居る歩行動物が1頭か2頭以上かを判別し、その判
別結果に基づいて前記復帰力変更手段を操作して扉部材
の復帰付勢力を変更する。つまり、秤量台上に居る歩行
動物が2頭以上であるときは1頭であるときよりも復帰
付勢力を大きくする。このようにすると、先の歩行動物
が扉部材を押し開けて秤量台から下りたときに扉部材が
閉成状態へ復帰する速度が速くなり、復帰位置に落ち着
くまで比較的速い減衰揺動が発生するので、後続の歩行
動物が早く秤量台から下りるのを抑止することができ
る。復帰力変更手段は、例えば電動アクチュエータによ
りバネ等の復帰付勢用手段の初期付勢力を変更するもの
でよい。尚、秤量台上に居る歩行動物が1頭である通常
状態における復帰付勢力は、扉部材の揺動機構や復帰力
変更手段の機械的負荷があまり大きくならないように設
定される。
上に居る歩行動物が1頭か2頭以上かを判別し、その判
別結果に基づいて前記復帰力変更手段を操作して扉部材
の復帰付勢力を変更する。つまり、秤量台上に居る歩行
動物が2頭以上であるときは1頭であるときよりも復帰
付勢力を大きくする。このようにすると、先の歩行動物
が扉部材を押し開けて秤量台から下りたときに扉部材が
閉成状態へ復帰する速度が速くなり、復帰位置に落ち着
くまで比較的速い減衰揺動が発生するので、後続の歩行
動物が早く秤量台から下りるのを抑止することができ
る。復帰力変更手段は、例えば電動アクチュエータによ
りバネ等の復帰付勢用手段の初期付勢力を変更するもの
でよい。尚、秤量台上に居る歩行動物が1頭である通常
状態における復帰付勢力は、扉部材の揺動機構や復帰力
変更手段の機械的負荷があまり大きくならないように設
定される。
【0010】
【発明の効果】従って、本発明の動態計量装置の出口ゲ
ートによれば、秤量台上の歩行動物が2頭以上居る場合
に、先の歩行動物が秤量台から下りたときの扉部材の閉
成状態への復帰速度を速めて後続の歩行動物が早く秤量
台から下りるのを抑止することができるので、後続の歩
行動物のみが秤量台に居る時間を稼いで十分な荷重デー
タを取ることができるようになった。
ートによれば、秤量台上の歩行動物が2頭以上居る場合
に、先の歩行動物が秤量台から下りたときの扉部材の閉
成状態への復帰速度を速めて後続の歩行動物が早く秤量
台から下りるのを抑止することができるので、後続の歩
行動物のみが秤量台に居る時間を稼いで十分な荷重デー
タを取ることができるようになった。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2に示す動態計量装置は、牛が秤量台
1を歩行通過したときに得られる時系列の荷重データに
基づいて牛の重量を算出するものである。秤量台1の前
後には、牛の誘導路を形成するための柵2が左右に立設
されている。秤量台1にも左右一対の柵3が立設され、
牛が秤量台1を1頭ずつ歩行通過できる通路を形成して
いる。秤量台1の入口の手前には、牛を1頭ずつ秤量台
1に上げるために開閉制御される入口ゲートG1が設置
され、秤量台1の出口部には出口ゲートG2が付設され
ている。
する。図1及び図2に示す動態計量装置は、牛が秤量台
1を歩行通過したときに得られる時系列の荷重データに
基づいて牛の重量を算出するものである。秤量台1の前
後には、牛の誘導路を形成するための柵2が左右に立設
されている。秤量台1にも左右一対の柵3が立設され、
牛が秤量台1を1頭ずつ歩行通過できる通路を形成して
いる。秤量台1の入口の手前には、牛を1頭ずつ秤量台
1に上げるために開閉制御される入口ゲートG1が設置
され、秤量台1の出口部には出口ゲートG2が付設され
ている。
【0012】秤量台1は、鋼製の枠体と、その枠体に載
置されたFRP(繊維強化樹脂)製の踏み板とを備え、
四隅がロードセル4で支持されている。牛が秤量台1を
歩行通過するときに踏み板及び枠体にかかる荷重は、4
個のロードセル4の出力の合計値として検出される。但
し、その値は牛の歩行周期にに応じて変化するので、適
当な演算処理によって静止重量を推定算出する必要があ
る。この変化する荷重出力(アナログ電圧)は処理装置
5に入力され、増幅、平滑等の信号処理を施される。さ
らに、所定のサンプリング時間でA/D変換され、ディ
ジタル値として処理装置5に備えられた重量演算手段5
aに与えられる(図9参照)。重量演算手段5aは、こ
の逐次ディジタル値とされた荷重データを一旦メモリに
記憶し、後述のようにして牛の重量を算出する。
置されたFRP(繊維強化樹脂)製の踏み板とを備え、
四隅がロードセル4で支持されている。牛が秤量台1を
歩行通過するときに踏み板及び枠体にかかる荷重は、4
個のロードセル4の出力の合計値として検出される。但
し、その値は牛の歩行周期にに応じて変化するので、適
当な演算処理によって静止重量を推定算出する必要があ
る。この変化する荷重出力(アナログ電圧)は処理装置
5に入力され、増幅、平滑等の信号処理を施される。さ
らに、所定のサンプリング時間でA/D変換され、ディ
ジタル値として処理装置5に備えられた重量演算手段5
aに与えられる(図9参照)。重量演算手段5aは、こ
の逐次ディジタル値とされた荷重データを一旦メモリに
記憶し、後述のようにして牛の重量を算出する。
【0013】算出された重量は、処理装置5に備えられ
たディスプレイにて牛の固体番号と共に表示出力され、
プリンタにて印字出力される。牛の固体番号は、以下の
ようにして自動入力される。牛の後脚の足首に、牛の固
体番号を送信するトランスポンダTが取付けられてい
る。トランスポンダTは、個体番号を記憶するメモリと
超小型無線通信機を備え、無線通信による送信要求に応
えて個体番号を送信する。秤量台1の踏み板にはトラン
スポンダTから個体番号を受信するためのループアンテ
ナ6が内装されている。
たディスプレイにて牛の固体番号と共に表示出力され、
プリンタにて印字出力される。牛の固体番号は、以下の
ようにして自動入力される。牛の後脚の足首に、牛の固
体番号を送信するトランスポンダTが取付けられてい
る。トランスポンダTは、個体番号を記憶するメモリと
超小型無線通信機を備え、無線通信による送信要求に応
えて個体番号を送信する。秤量台1の踏み板にはトラン
スポンダTから個体番号を受信するためのループアンテ
ナ6が内装されている。
【0014】上記のような構成により、処理装置5は次
のような手順で牛の固体番号を自動的に識別する。一頭
の牛の計量が終了すると、次の牛の固体番号を受信すべ
く、応答要求信号と給電用を兼ねる電波が一定周期でル
ープアンテナ6から送信される。次の牛が秤量台1に上
がり、その足首に取り付けられた送信手段Tが上記電波
によって電力を供給され能動状態になると、応答要求信
号に応えて記憶情報(即ち個体番号)を送信する。この
信号は送受信兼用のループアンテナ6を介して処理装置
5に入力される。
のような手順で牛の固体番号を自動的に識別する。一頭
の牛の計量が終了すると、次の牛の固体番号を受信すべ
く、応答要求信号と給電用を兼ねる電波が一定周期でル
ープアンテナ6から送信される。次の牛が秤量台1に上
がり、その足首に取り付けられた送信手段Tが上記電波
によって電力を供給され能動状態になると、応答要求信
号に応えて記憶情報(即ち個体番号)を送信する。この
信号は送受信兼用のループアンテナ6を介して処理装置
5に入力される。
【0015】入口ゲートG1は、図3及び図4に示すよ
うに構成されている。左右一対の扉部材8,9がそれぞ
れ縦軸心周りに揺動自在に左右の支柱に枢支されてい
る。一対の扉部材8,9は、図示しないネジリコイルバ
ネによって、図4に実線で示す閉成状態に復帰付勢され
ている。尚、このネジリコイルバネによる復帰付勢の構
造は、後述する出口ゲートの扉部材の復帰付勢構造と同
様である。
うに構成されている。左右一対の扉部材8,9がそれぞ
れ縦軸心周りに揺動自在に左右の支柱に枢支されてい
る。一対の扉部材8,9は、図示しないネジリコイルバ
ネによって、図4に実線で示す閉成状態に復帰付勢され
ている。尚、このネジリコイルバネによる復帰付勢の構
造は、後述する出口ゲートの扉部材の復帰付勢構造と同
様である。
【0016】入口ゲートに向かって右側(図3では左
側)の扉部材8は、開閉駆動モータ10によって、その
復帰付勢された位置が図4に実線で示す位置と想像線で
示す位置との間で切り換えられえるように回転駆動され
る。つまり、実線で示す閉成状態と想像線で示す半開状
態とに切り換えられる。入口ゲートが閉成状態のときは
牛が入口ゲートの手前で立ち止まり、入口ゲートが半開
状態になれば牛は扉部材8,9を押し開けて秤量台1に
上がる。開閉駆動装置10は、処理装置5内の制御手段
5b(図9参照)からの制御信号により駆動される。
側)の扉部材8は、開閉駆動モータ10によって、その
復帰付勢された位置が図4に実線で示す位置と想像線で
示す位置との間で切り換えられえるように回転駆動され
る。つまり、実線で示す閉成状態と想像線で示す半開状
態とに切り換えられる。入口ゲートが閉成状態のときは
牛が入口ゲートの手前で立ち止まり、入口ゲートが半開
状態になれば牛は扉部材8,9を押し開けて秤量台1に
上がる。開閉駆動装置10は、処理装置5内の制御手段
5b(図9参照)からの制御信号により駆動される。
【0017】入口ゲートに向かって左側の扉部材9と固
定枠には、牛の通過を検出する手段として、磁気式の近
接センサ11及びその被検出片12が設けられ、扉部材
9が所定角度α以上回動すると近接センサ11がオン状
態になるように構成されている。この検出信号は、牛が
入口ゲートを通過中であること、又は通過したことを判
断するための信号として制御手段5bに入力される。
定枠には、牛の通過を検出する手段として、磁気式の近
接センサ11及びその被検出片12が設けられ、扉部材
9が所定角度α以上回動すると近接センサ11がオン状
態になるように構成されている。この検出信号は、牛が
入口ゲートを通過中であること、又は通過したことを判
断するための信号として制御手段5bに入力される。
【0018】出口ゲートG2は、図5及び図6に示すよ
うに、秤量台1の出口部の右側の柵3に縦軸心周りに揺
動自在に枢支され閉成状態に復帰付勢された横長形状の
扉部材13等で構成されている。この扉部材13は、そ
の先端部が牛の肩骨部に当たって押し開けられるよう
に、大きさ及び設置高さ等が定められている。そして、
牛の通過を検出する手段として、磁気式の近接センサ1
4が固定枠(柵)3に、被検出片15が扉部材13に、
それぞれ付設され、扉部材13が所定角度β以上回動す
ると近接センサ14がオン状態になるように構成されて
いる。この検出信号は、牛が出口ゲートを通過中である
こと、又は通過したことを判断するための信号として制
御手段5bに入力される。
うに、秤量台1の出口部の右側の柵3に縦軸心周りに揺
動自在に枢支され閉成状態に復帰付勢された横長形状の
扉部材13等で構成されている。この扉部材13は、そ
の先端部が牛の肩骨部に当たって押し開けられるよう
に、大きさ及び設置高さ等が定められている。そして、
牛の通過を検出する手段として、磁気式の近接センサ1
4が固定枠(柵)3に、被検出片15が扉部材13に、
それぞれ付設され、扉部材13が所定角度β以上回動す
ると近接センサ14がオン状態になるように構成されて
いる。この検出信号は、牛が出口ゲートを通過中である
こと、又は通過したことを判断するための信号として制
御手段5bに入力される。
【0019】出口の扉部材13は、以下に説明するよう
に、ネジリコイルバネによって閉成状態(図6に実線で
示す状態)に復帰付勢されている。図7及び図8に示す
ように、柵3に鉛直軸部材16が固着され、これに対し
て回転自在に外嵌する管17が扉部材13の枢支端側に
一体に取り付けられている。管17の上部には径方向に
突出したバネ受けバー18が固着され、その上下に設け
られた一対のネジリコイルバネ19,20の一端側19
a,20aがこのバネ受けバー18に係止されている。
管17にゆるく外嵌した一対のネジリコイルバネ19,
20は、互いに巻き方向が逆で、同じねじり変形量に対
して同じ復元力を有する。そして同じ初期付勢力(変形
量)を与えられている。
に、ネジリコイルバネによって閉成状態(図6に実線で
示す状態)に復帰付勢されている。図7及び図8に示す
ように、柵3に鉛直軸部材16が固着され、これに対し
て回転自在に外嵌する管17が扉部材13の枢支端側に
一体に取り付けられている。管17の上部には径方向に
突出したバネ受けバー18が固着され、その上下に設け
られた一対のネジリコイルバネ19,20の一端側19
a,20aがこのバネ受けバー18に係止されている。
管17にゆるく外嵌した一対のネジリコイルバネ19,
20は、互いに巻き方向が逆で、同じねじり変形量に対
して同じ復元力を有する。そして同じ初期付勢力(変形
量)を与えられている。
【0020】上記のような構造により、扉部材13は閉
成状態に復帰付勢され、且つ、その閉成状態を揺動中心
角度として縦軸心P周りに揺動自在である。さらに、そ
の復帰付勢力が以下に説明するように変更自在に構成さ
れている。一対のネジリコイルバネ19,20の他端側
19b,20bは、縦軸心P周りに回転自在な上下一対
の回転部材21,22に係止されている。回転部材2
1,22は、管17に対して回転自在に外嵌すると共
に、柵3に固着された固定枠3aによって上下方向の位
置を規制され且つ回転自在に支持され、その間に一対の
ネジリコイルバネ19,20を保持している。回転部材
21,22の内側にはネジリコイルバネ19,20の一
部を収納する凹部21a,22aとこれらに連通する軸
方向の小孔21b,22bが設けられ、これらの小孔に
ネジリコイルバネ19,20の他端側19b,20bが
差し込まれている。
成状態に復帰付勢され、且つ、その閉成状態を揺動中心
角度として縦軸心P周りに揺動自在である。さらに、そ
の復帰付勢力が以下に説明するように変更自在に構成さ
れている。一対のネジリコイルバネ19,20の他端側
19b,20bは、縦軸心P周りに回転自在な上下一対
の回転部材21,22に係止されている。回転部材2
1,22は、管17に対して回転自在に外嵌すると共
に、柵3に固着された固定枠3aによって上下方向の位
置を規制され且つ回転自在に支持され、その間に一対の
ネジリコイルバネ19,20を保持している。回転部材
21,22の内側にはネジリコイルバネ19,20の一
部を収納する凹部21a,22aとこれらに連通する軸
方向の小孔21b,22bが設けられ、これらの小孔に
ネジリコイルバネ19,20の他端側19b,20bが
差し込まれている。
【0021】一対の回転部材21,22の外周には斜め
の歯が刻まれてベベルギアを形成している。但し、回転
部材21,22とそれに同心状に固着されるベベルギア
とが別体で構成されていてもよい。これら一対のベベル
ギア(回転部材)21,22に噛み合い、縦軸心Pに直
交する水平軸心周りに回転駆動されるベベルギア23が
設けられている。ベベルギア23は、カップリング24
を介して減速機付電動モータ25の出力回転軸に連結さ
れている。
の歯が刻まれてベベルギアを形成している。但し、回転
部材21,22とそれに同心状に固着されるベベルギア
とが別体で構成されていてもよい。これら一対のベベル
ギア(回転部材)21,22に噛み合い、縦軸心Pに直
交する水平軸心周りに回転駆動されるベベルギア23が
設けられている。ベベルギア23は、カップリング24
を介して減速機付電動モータ25の出力回転軸に連結さ
れている。
【0022】減速機付電動モータ25によってベベルギ
ア23が回転駆動されると、上下一対のベベルギア2
1,22が互いに逆方向に回転し、一対のネジリコイル
バネ19,20のねじり変形量が共に増加し、又は減少
する。ねじり変形量増減変更後の位置は、減速機付電動
モータ25への通電が停止しても保持される。その結
果、一対のネジリコイルバネ19,20の初期付勢力が
同じ方向に同じ大きさだけ増減変更され、扉部材13
は、その揺動中心角度、即ち復帰付勢位置を変えずにそ
の復帰力が増減する。
ア23が回転駆動されると、上下一対のベベルギア2
1,22が互いに逆方向に回転し、一対のネジリコイル
バネ19,20のねじり変形量が共に増加し、又は減少
する。ねじり変形量増減変更後の位置は、減速機付電動
モータ25への通電が停止しても保持される。その結
果、一対のネジリコイルバネ19,20の初期付勢力が
同じ方向に同じ大きさだけ増減変更され、扉部材13
は、その揺動中心角度、即ち復帰付勢位置を変えずにそ
の復帰力が増減する。
【0023】上記のような構成による出口ゲート扉部材
13の復帰力変更手段CMは、制御手段5bによって自
動操作される。即ち、通常は、扉部材13の揺動機構や
復帰力変更手段CMの機械的負荷があまり大きくならな
い程度に復帰力が設定されるが、後述のように秤量台1
に牛が2頭上がってしまった場合に、後の牛が秤量台1
に居る時間を稼いで重量算出に十分な荷重データを得る
べく、復帰力を増加させて扉部材13の復帰速度を速め
るのである。
13の復帰力変更手段CMは、制御手段5bによって自
動操作される。即ち、通常は、扉部材13の揺動機構や
復帰力変更手段CMの機械的負荷があまり大きくならな
い程度に復帰力が設定されるが、後述のように秤量台1
に牛が2頭上がってしまった場合に、後の牛が秤量台1
に居る時間を稼いで重量算出に十分な荷重データを得る
べく、復帰力を増加させて扉部材13の復帰速度を速め
るのである。
【0024】次に、処理装置5の重量演算手段5a及び
制御手段5bが実行する重量の算出及び上記復帰力変更
手段CM等の制御のアルゴリズムについて、図9〜11
に基づいて概略説明する。図9は信号の流れを示す制御
ブロック図である。図中、重量演算手段5aと制御手段
5bは、実際は一つのマイクロコンピュータのプログラ
ムとして構成されており、相互に情報がやりとりされ
る。図10及び図11はそれぞれ、秤量台1に牛が1頭
のみ居る場合及び2頭居る場合に秤量台1から得られる
荷重(平滑後の電圧)の変化の一例を単純化して示した
ものである。図中、S11,S14はそれぞれ入力ゲー
トの近接センサ11又は出力ゲートの近接センサ14の
オン信号、即ち、牛が入力ゲート又は出力ゲートを通過
中であることを示す信号を表し、わかりやすくするため
にレベルを変えて示している。
制御手段5bが実行する重量の算出及び上記復帰力変更
手段CM等の制御のアルゴリズムについて、図9〜11
に基づいて概略説明する。図9は信号の流れを示す制御
ブロック図である。図中、重量演算手段5aと制御手段
5bは、実際は一つのマイクロコンピュータのプログラ
ムとして構成されており、相互に情報がやりとりされ
る。図10及び図11はそれぞれ、秤量台1に牛が1頭
のみ居る場合及び2頭居る場合に秤量台1から得られる
荷重(平滑後の電圧)の変化の一例を単純化して示した
ものである。図中、S11,S14はそれぞれ入力ゲー
トの近接センサ11又は出力ゲートの近接センサ14の
オン信号、即ち、牛が入力ゲート又は出力ゲートを通過
中であることを示す信号を表し、わかりやすくするため
にレベルを変えて示している。
【0025】先ず、制御手段5bが入口ゲートの開閉駆
動モータ10を駆動して、扉部材8を半開状態にする
と、牛が扉部材8,9を押し開けて秤量台1に上がって
くる。入力ゲートの近接センサ11のオン信号S11が
検出され、秤量台1からローパスフィルタ、A/D変換
器等での処理を経て入力される逐次荷重データが所定の
しきい値を越えると、重量演算手段5aは荷重データの
メモリへの書き込みを開始する。又、制御手段5bは入
口ゲートの扉部材8を閉成状態に戻す。そして、重量演
算手段5aは、牛の歩行周期に対応して比較的長い周期
で現れる極大値P1,P2,P3・・・を荷重データの
変化から抽出して記憶する。記憶された極大値が3個に
達すると、一つ目の極大値P1から三つ目の極大値P3
までを有効データ区間T1として求め、この区間内の荷
重データの平均値を算出して牛の静止重量とする。
動モータ10を駆動して、扉部材8を半開状態にする
と、牛が扉部材8,9を押し開けて秤量台1に上がって
くる。入力ゲートの近接センサ11のオン信号S11が
検出され、秤量台1からローパスフィルタ、A/D変換
器等での処理を経て入力される逐次荷重データが所定の
しきい値を越えると、重量演算手段5aは荷重データの
メモリへの書き込みを開始する。又、制御手段5bは入
口ゲートの扉部材8を閉成状態に戻す。そして、重量演
算手段5aは、牛の歩行周期に対応して比較的長い周期
で現れる極大値P1,P2,P3・・・を荷重データの
変化から抽出して記憶する。記憶された極大値が3個に
達すると、一つ目の極大値P1から三つ目の極大値P3
までを有効データ区間T1として求め、この区間内の荷
重データの平均値を算出して牛の静止重量とする。
【0026】やがて牛が出口ゲートを通って秤量台1か
ら下りると、図10に示すように、出口ゲートの近接セ
ンサ14のオン信号S14が検出されるので、制御手段
5bは再び入口ゲートの一方の扉部材8を反開き状態に
する。すると次の牛が扉部材8,9を押し開けて秤量台
1に上がるので、近接センサ11のオン信号S11が検
出され、上述したと同様にして有効データ区間T2が求
められ、その間の平均値から牛の重量が算出される。こ
のような処理を繰り返すことにより、複数の牛の連続計
量を自動的に行うことができる。
ら下りると、図10に示すように、出口ゲートの近接セ
ンサ14のオン信号S14が検出されるので、制御手段
5bは再び入口ゲートの一方の扉部材8を反開き状態に
する。すると次の牛が扉部材8,9を押し開けて秤量台
1に上がるので、近接センサ11のオン信号S11が検
出され、上述したと同様にして有効データ区間T2が求
められ、その間の平均値から牛の重量が算出される。こ
のような処理を繰り返すことにより、複数の牛の連続計
量を自動的に行うことができる。
【0027】図11は、先の牛がまだ秤量台1上に居る
うちに後の牛が秤量台1に上がってきた場合を示してい
る。入口ゲートが閉成状態にあるにもかかわらず後の牛
が無理やり入口ゲートを通過すればかかる状況が発生す
る。この状況は、入力ゲートの近接センサ11のオン信
号S11及び出力ゲートの近接センサ14のオン信号S
14の順番から検出することができる。即ち、正常な場
合は図10に示すように信号S11と信号S14とが交
互に検出されるが、上記異常の場合は図11に示すよう
に、信号S11が連続する。つまり、信号S14が検出
される前に次の信号S11が検出される。
うちに後の牛が秤量台1に上がってきた場合を示してい
る。入口ゲートが閉成状態にあるにもかかわらず後の牛
が無理やり入口ゲートを通過すればかかる状況が発生す
る。この状況は、入力ゲートの近接センサ11のオン信
号S11及び出力ゲートの近接センサ14のオン信号S
14の順番から検出することができる。即ち、正常な場
合は図10に示すように信号S11と信号S14とが交
互に検出されるが、上記異常の場合は図11に示すよう
に、信号S11が連続する。つまり、信号S14が検出
される前に次の信号S11が検出される。
【0028】制御手段5bは、信号S11及び信号S1
4を一時的に記憶しておき、上記の異常状態を判断す
る。そして、図11における信号S11から信号S14
までの期間は、2頭の牛が秤量台1上に居ることになる
ので、この区間のデータを無視する。即ち、極大値や有
効データ区間の抽出、平均値演算等の処理を行わない。
そして、最初の信号S14が検出されれば、先の牛は秤
量台1から下り後の牛のみが秤量台1上に居ることにな
るので、上記重量演算を行ない後の牛の重量を算出す
る。
4を一時的に記憶しておき、上記の異常状態を判断す
る。そして、図11における信号S11から信号S14
までの期間は、2頭の牛が秤量台1上に居ることになる
ので、この区間のデータを無視する。即ち、極大値や有
効データ区間の抽出、平均値演算等の処理を行わない。
そして、最初の信号S14が検出されれば、先の牛は秤
量台1から下り後の牛のみが秤量台1上に居ることにな
るので、上記重量演算を行ない後の牛の重量を算出す
る。
【0029】図11のように、先の牛が秤量台1を下り
てから後の牛が下りるまでに、3個以上の極大値を抽出
できた場合は問題ないが、先の牛が秤量台1を下りてす
ぐ後に後の牛が下りた場合は、3個以上の極大値が検出
できず、従って有効データ区間T2を求めることができ
ないので、後の牛の重量を算出できないことになる。か
かる状況を回避するには、後の牛が秤量台1から下りる
までの時間を稼ぐ必要がある。
てから後の牛が下りるまでに、3個以上の極大値を抽出
できた場合は問題ないが、先の牛が秤量台1を下りてす
ぐ後に後の牛が下りた場合は、3個以上の極大値が検出
できず、従って有効データ区間T2を求めることができ
ないので、後の牛の重量を算出できないことになる。か
かる状況を回避するには、後の牛が秤量台1から下りる
までの時間を稼ぐ必要がある。
【0030】制御手段5bは、かかる場合に対処すべく
前述の出口ゲート扉部材13の復帰力変更手段CMを操
作して復帰力を増加させ、扉部材13の復帰速度を速め
る。つまり、通常は、扉部材13の揺動機構や復帰力変
更手段CMの機械的負荷があまり大きくならない程度に
復帰力が設定されるが、秤量台1に牛が2頭居る状態を
検出するに伴って、復帰力変更手段CMを操作して復帰
力を増加させる。これにより、先の牛が出口ゲート扉部
材13を押し開けて秤量台1から下りたときに扉部材1
3が閉成位置に復帰する速度が速くなり、復帰位置に落
ち着くまで比較的速い減衰揺動が発生するので、後の牛
が早く秤量台1から下りるのを抑止することができる。
尚、後の牛が秤量台1から下りるに伴って、復帰力変更
手段CMを操作して元の復帰力に戻すことになる。
前述の出口ゲート扉部材13の復帰力変更手段CMを操
作して復帰力を増加させ、扉部材13の復帰速度を速め
る。つまり、通常は、扉部材13の揺動機構や復帰力変
更手段CMの機械的負荷があまり大きくならない程度に
復帰力が設定されるが、秤量台1に牛が2頭居る状態を
検出するに伴って、復帰力変更手段CMを操作して復帰
力を増加させる。これにより、先の牛が出口ゲート扉部
材13を押し開けて秤量台1から下りたときに扉部材1
3が閉成位置に復帰する速度が速くなり、復帰位置に落
ち着くまで比較的速い減衰揺動が発生するので、後の牛
が早く秤量台1から下りるのを抑止することができる。
尚、後の牛が秤量台1から下りるに伴って、復帰力変更
手段CMを操作して元の復帰力に戻すことになる。
【0031】〔別実施例〕制御手段が、秤量台上に牛が
1頭のみ居るか2頭(以上)居るかを判別する方法は上
記実施例のように入口ゲート及び出口ゲートの通過検出
信号から判別する方法に限らず、荷重データの変化から
判別する方法もある。例えば、図11に示したように、
T1期間に続くほぼ同レベルの極大値から、急激に大き
なレベルの極大値に変化したことを検出すれば、秤量台
上の牛に加えて後の牛が秤量台に上がって来たと判断で
きる。又、ゲートの通過検出信号と荷重データの変化と
の両方から判断してもよい。その他、固体番号の自動入
力のためのループアンテナ6とトランスポンダTとの通
信可能な距離が比較的短いことを利用して秤量台上の牛
の位置を検出してその情報を上記判断のために用いるこ
とも考えられる。
1頭のみ居るか2頭(以上)居るかを判別する方法は上
記実施例のように入口ゲート及び出口ゲートの通過検出
信号から判別する方法に限らず、荷重データの変化から
判別する方法もある。例えば、図11に示したように、
T1期間に続くほぼ同レベルの極大値から、急激に大き
なレベルの極大値に変化したことを検出すれば、秤量台
上の牛に加えて後の牛が秤量台に上がって来たと判断で
きる。又、ゲートの通過検出信号と荷重データの変化と
の両方から判断してもよい。その他、固体番号の自動入
力のためのループアンテナ6とトランスポンダTとの通
信可能な距離が比較的短いことを利用して秤量台上の牛
の位置を検出してその情報を上記判断のために用いるこ
とも考えられる。
【0032】本発明は、牛の動態計量装置に限らず、
馬、豚等の歩行動物の動態計量装置にも適用できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
馬、豚等の歩行動物の動態計量装置にも適用できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【0033】
【図1】牛の動態計量装置の概略構成を示す平面図
【図2】動態計量装置の概略構成を示す側面図
【図3】入口ゲートの正面図
【図4】入口ゲートの平面図
【図5】出口ゲートの正面図
【図6】出口ゲートの平面図
【図7】出口ゲート扉の復帰力変更手段の側面図
【図8】図7のVIII−VIII断面図
【図9】制御ブロック図
【図10】歩行動物が秤量台に1頭のみ居るときの荷重
値等の変化の一例を示すグラフ
値等の変化の一例を示すグラフ
【図11】歩行動物が秤量台に2頭居るときの荷重値等
の変化の一例を示すグラフ
の変化の一例を示すグラフ
1 秤量台 5b 制御手段 11,14 検出手段 13 扉部材 CM 復帰力変更手段
Claims (3)
- 【請求項1】 歩行動物が秤量台(1)を歩行通過した
ときに得られる荷重データに基づいてその歩行動物の重
量を算出する動態計量装置において、前記秤量台(1)
の出口付近に揺動開閉自在に設けられた扉部材(13)
が、閉成状態に復帰付勢されている出口ゲートであっ
て、 前記扉部材(13)の復帰付勢力を変更する復帰力変更
手段(CM)と、前記秤量台(1)上に居る歩行動物が
1頭か2頭以上かを判別し、その判別結果に基づいて前
記復帰力変更手段(CM)を操作する制御手段(5b)
とが設けられ、 前記制御手段(5b)は、秤量台(1)上に居る歩行動
物が2頭以上であるときは1頭であるときより前記扉部
材(13)の復帰速度を速めるべく前記復帰付勢力を大
きくする方向に前記復帰力変更手段(CM)を操作する
ように構成されている動態計量装置の出口ゲート。 - 【請求項2】 前記制御手段(5b)は、前記荷重デー
タに基づいて前記秤量台(1)上に居る歩行動物が1頭
か2頭以上かを判別するように構成されている請求項1
記載の動態計量装置の出口ゲート。 - 【請求項3】 前記秤量台(1)の入口及び出口に、歩
行動物の通過を検出するための検出手段(11,14)
が設けられ、前記制御手段(5b)は、前記検出手段
(11,14)の検出情報に基づいて前記秤量台(1)
上に居る歩行動物が1頭か2頭以上かを判別するように
構成されている請求項1記載の動態計量装置の出口ゲー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17133593A JPH0727600A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 動態計量装置の出口ゲート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17133593A JPH0727600A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 動態計量装置の出口ゲート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727600A true JPH0727600A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15921322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17133593A Pending JPH0727600A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 動態計量装置の出口ゲート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727600A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7322492B2 (en) | 2000-12-20 | 2008-01-29 | Sankyo Seiyakukogyo Co., Ltd. | Adaptor for beverage pack and beverage feeder |
-
1993
- 1993-07-12 JP JP17133593A patent/JPH0727600A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7322492B2 (en) | 2000-12-20 | 2008-01-29 | Sankyo Seiyakukogyo Co., Ltd. | Adaptor for beverage pack and beverage feeder |
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