JPH07235618A - 多端子半導体パッケージ - Google Patents
多端子半導体パッケージInfo
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- JPH07235618A JPH07235618A JP2707994A JP2707994A JPH07235618A JP H07235618 A JPH07235618 A JP H07235618A JP 2707994 A JP2707994 A JP 2707994A JP 2707994 A JP2707994 A JP 2707994A JP H07235618 A JPH07235618 A JP H07235618A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor package
- copper foil
- protrusion
- foil layer
- protrusions
- Prior art date
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- Pending
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
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- H01L2224/481—Disposition
- H01L2224/48151—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/48221—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
- H01L2224/48225—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
- H01L2224/48227—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/15—Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
- H01L2924/151—Die mounting substrate
- H01L2924/153—Connection portion
- H01L2924/1531—Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
- H01L2924/15311—Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0284—Details of three-dimensional rigid printed circuit boards
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/05—Insulated conductive substrates, e.g. insulated metal substrate
-
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
- H05K1/141—One or more single auxiliary printed circuits mounted on a main printed circuit, e.g. modules, adapters
Landscapes
- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Insulated Metal Substrates For Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】端子数の増加に対応でき、プリント基板ヘの従
来からの表面実装技術が使用できる、廉価な多端子半導
体パッケージを提供する。 【構成】金属板12上に絶縁層13を介して回路加工さ
れた銅箔層14を有する金属ベース基板25を用い、こ
の金属ベース基板25に折り曲げ加工や絞り加工を施し
て開口面15の周縁につば部16を有した形状とし、つ
ば部16に複数の突起部17を設ける。配線パターンに
回路加工された銅箔層14の一端が突起部17に露出す
るようにし、他端が半導体集積回路素子11に対するイ
ンナーリード部となるようにする。この半導体パッケー
ジ10をプリント基板上に表面実装する場合には、突起
部17とプリント基板上のパッドとを対応させ、リフロ
ー半田付けで接合する。
来からの表面実装技術が使用できる、廉価な多端子半導
体パッケージを提供する。 【構成】金属板12上に絶縁層13を介して回路加工さ
れた銅箔層14を有する金属ベース基板25を用い、こ
の金属ベース基板25に折り曲げ加工や絞り加工を施し
て開口面15の周縁につば部16を有した形状とし、つ
ば部16に複数の突起部17を設ける。配線パターンに
回路加工された銅箔層14の一端が突起部17に露出す
るようにし、他端が半導体集積回路素子11に対するイ
ンナーリード部となるようにする。この半導体パッケー
ジ10をプリント基板上に表面実装する場合には、突起
部17とプリント基板上のパッドとを対応させ、リフロ
ー半田付けで接合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路素子用
の半導体パッケージに関し、特に、半導体集積回路素子
に対して電気的に接続されたアウターリード部分がパッ
ケージ下面から多数導出されている多端子半導体パッケ
ージに関する。
の半導体パッケージに関し、特に、半導体集積回路素子
に対して電気的に接続されたアウターリード部分がパッ
ケージ下面から多数導出されている多端子半導体パッケ
ージに関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路用の半導体パッケージとして
は、DIP(Dual In-line Package)など各種のものがあ
るが、外部端子数の多いLSI用の半導体パッケージと
して、フラットパッケージの1種であるQFP(Quad Fl
at Package)や、図7に示すようなPGA(Pin Grid Arr
ay)80などがある。QFPでは、半導体集積回路素子
(ICチップ)に接続されたリードが、アウターリード
としてパッケージ外周(4方向)に複数本導出されてい
る。一方、PGA80では、ICチップに接続されるリ
ードが、パッケージの下面より、端子(ピン)81とし
て導出されている。QFPでは、パッケージの外周の4
辺からしかアウターリードが取り出せないため、多ピン
化すなわちアウターリードの本数を増加させた場合に、
アウターリード相互の間隔すなわちピンピッチを狭小化
せざるを得ないが、PGAでは、パッケージの下面全体
をリードの導出空間として利用できるため、端子ピッチ
をそれほど狭小化することなく、多ピン化をなすことが
できる。半導体素子の大規模集積化及び半導体素子サイ
ズの大型化に伴い、今後、アウターリードの本数は40
0〜l000本程度にまで増加すると予想され、この場
合、従来のQFPでは対応困難であると考えられてい
る。
は、DIP(Dual In-line Package)など各種のものがあ
るが、外部端子数の多いLSI用の半導体パッケージと
して、フラットパッケージの1種であるQFP(Quad Fl
at Package)や、図7に示すようなPGA(Pin Grid Arr
ay)80などがある。QFPでは、半導体集積回路素子
(ICチップ)に接続されたリードが、アウターリード
としてパッケージ外周(4方向)に複数本導出されてい
る。一方、PGA80では、ICチップに接続されるリ
ードが、パッケージの下面より、端子(ピン)81とし
て導出されている。QFPでは、パッケージの外周の4
辺からしかアウターリードが取り出せないため、多ピン
化すなわちアウターリードの本数を増加させた場合に、
アウターリード相互の間隔すなわちピンピッチを狭小化
せざるを得ないが、PGAでは、パッケージの下面全体
をリードの導出空間として利用できるため、端子ピッチ
をそれほど狭小化することなく、多ピン化をなすことが
できる。半導体素子の大規模集積化及び半導体素子サイ
ズの大型化に伴い、今後、アウターリードの本数は40
0〜l000本程度にまで増加すると予想され、この場
合、従来のQFPでは対応困難であると考えられてい
る。
【0003】PGAに対して半導体集積回路素子のパッ
ケージングを行なう場合、下面に金属製のピン端子がろ
う付けされかつ上面にはダイパッド及びインナーリード
がメタライズ処理によって形成されたセラミックパッケ
ージを使用し、このセラミックパッケージにICチップ
をマウントし、ボンディングワイヤによってICチップ
とインナーリードとの電気的接続を完成させた後、セラ
ミックまたは金属製の蓋が取り付けられる。この他、セ
ラミック基板あるいはプリント基板上にダイパッド及び
インナーリードをパターン形成し、その後、これらセラ
ミック基板あるいはプリント基板の下面に端子を取付
け、ICチップを搭載し、最後に全体を樹脂でモールド
することによりPGAへのパッケージングを行なう方法
もある。
ケージングを行なう場合、下面に金属製のピン端子がろ
う付けされかつ上面にはダイパッド及びインナーリード
がメタライズ処理によって形成されたセラミックパッケ
ージを使用し、このセラミックパッケージにICチップ
をマウントし、ボンディングワイヤによってICチップ
とインナーリードとの電気的接続を完成させた後、セラ
ミックまたは金属製の蓋が取り付けられる。この他、セ
ラミック基板あるいはプリント基板上にダイパッド及び
インナーリードをパターン形成し、その後、これらセラ
ミック基板あるいはプリント基板の下面に端子を取付
け、ICチップを搭載し、最後に全体を樹脂でモールド
することによりPGAへのパッケージングを行なう方法
もある。
【0004】また、従来のQFPの有する問題点を解決
し、アウターリード間隔の狭小化に対応できるものとし
て、例えば特開平1-132147号公報に記載された半導体パ
ッケージや、本発明者らによる特開平4-6893号公報に記
載された電子回路パッケージがある。特開平1-131247号
公報記載のパッケージは、アルミニウムまたは銅をベー
ス金属とし、絶縁層として数十μm厚のエポキシ樹脂か
らなる樹脂層を設け、その後、銅箔を積層してパターニ
ングし、プレス加工によって屈曲部を形成したものであ
り、中央部にICチップが搭載され、周辺部がアウター
リードとして使用される。また特開平4-6893号公報記載
のパッケージは、金属ベース基板に対して折り曲げ加工
あるいは絞り加工を行なってスープ皿状としたものであ
り、開口面から見てその底部にICチップがマウントさ
れ、開口面の周縁部がアウターリードとして使用される
ものである。これらパッケージでは、アウターリードが
絶縁層を介して金属基板上に形成された構成となってい
るので、アウターリードの変形にともなう諸問題を回避
でき、QFPに比べてアウターリード間隔を小さくする
ことができる。しかしこれらパッケージでは、基本的に
はパッケージの外周4方向からのアウターリード端子の
取り出しとなっているので、アウターリード本数を増大
させる場合に限界がある。
し、アウターリード間隔の狭小化に対応できるものとし
て、例えば特開平1-132147号公報に記載された半導体パ
ッケージや、本発明者らによる特開平4-6893号公報に記
載された電子回路パッケージがある。特開平1-131247号
公報記載のパッケージは、アルミニウムまたは銅をベー
ス金属とし、絶縁層として数十μm厚のエポキシ樹脂か
らなる樹脂層を設け、その後、銅箔を積層してパターニ
ングし、プレス加工によって屈曲部を形成したものであ
り、中央部にICチップが搭載され、周辺部がアウター
リードとして使用される。また特開平4-6893号公報記載
のパッケージは、金属ベース基板に対して折り曲げ加工
あるいは絞り加工を行なってスープ皿状としたものであ
り、開口面から見てその底部にICチップがマウントさ
れ、開口面の周縁部がアウターリードとして使用される
ものである。これらパッケージでは、アウターリードが
絶縁層を介して金属基板上に形成された構成となってい
るので、アウターリードの変形にともなう諸問題を回避
でき、QFPに比べてアウターリード間隔を小さくする
ことができる。しかしこれらパッケージでは、基本的に
はパッケージの外周4方向からのアウターリード端子の
取り出しとなっているので、アウターリード本数を増大
させる場合に限界がある。
【0005】結局、ある程度以上の多ピン化、多端子化
を実現する場合には、PGAなどのようにパッケージ下
面からのリード端子など電気的接続部位の導出が不可欠
となる。PGAの場合、プリント基板へのパッケージの
取付けはピン挿入型の実装となり、プリント基板に設け
られたスルーホールにアウターリード端子を差し込む必
要がある。しかし、このようなピン挿入型の実装は、表
面実装に比べて高密度実装時に実装面積の縮小が困難で
ある。このため、表面実装に適したアウターリード構造
がさらに求められている。またPGAでは多数のアウタ
ーリード端子をろう付けする必要があり、パッケージン
グコストはQFPと比較するとかなり高くなる。
を実現する場合には、PGAなどのようにパッケージ下
面からのリード端子など電気的接続部位の導出が不可欠
となる。PGAの場合、プリント基板へのパッケージの
取付けはピン挿入型の実装となり、プリント基板に設け
られたスルーホールにアウターリード端子を差し込む必
要がある。しかし、このようなピン挿入型の実装は、表
面実装に比べて高密度実装時に実装面積の縮小が困難で
ある。このため、表面実装に適したアウターリード構造
がさらに求められている。またPGAでは多数のアウタ
ーリード端子をろう付けする必要があり、パッケージン
グコストはQFPと比較するとかなり高くなる。
【0006】現在、表面実装に適合させるため、アウタ
ーリード端子を短くしたショートリードPGA、またリ
ード端子をなくしたBGA(Ball Grid Array)等が開発
されている。図8(a)はBGAの構成の概略を示す下面
図、図8(b)はBGAをプリント基板に実装した状態を
示す模式断面図である。BGA90では、PGAのアウ
ターリード端子の代りにボール状の半田バンプ91がパ
ッケージ下面に形成されている。プリント基板92にB
GA90を実装する場合、半田バンプ91を電気的接続
部位として、リフロー加熱によりプリント基板92上の
パッドと電気的に接続させている。BGA90では、I
Cチップ93は、セラミックないしガラスエポキシ製の
基板94上にダイパッド95を介して搭載されており、
基板94上の銅箔配線96(インナーリード)に対して
ボンディングワイヤ97によって接続されている。さら
に、基板94を貫通するスルーホールビア98が設けら
れ、このスルホールビア98を介して銅箔配線96と半
田バンプ91とが電気的に接続されている。さらに、I
Cチップ93や銅箔配線96、ボンディングワイヤ97
を封止するために、エポキシなどからなるモールド材9
9が基板94の上面に設けられている。
ーリード端子を短くしたショートリードPGA、またリ
ード端子をなくしたBGA(Ball Grid Array)等が開発
されている。図8(a)はBGAの構成の概略を示す下面
図、図8(b)はBGAをプリント基板に実装した状態を
示す模式断面図である。BGA90では、PGAのアウ
ターリード端子の代りにボール状の半田バンプ91がパ
ッケージ下面に形成されている。プリント基板92にB
GA90を実装する場合、半田バンプ91を電気的接続
部位として、リフロー加熱によりプリント基板92上の
パッドと電気的に接続させている。BGA90では、I
Cチップ93は、セラミックないしガラスエポキシ製の
基板94上にダイパッド95を介して搭載されており、
基板94上の銅箔配線96(インナーリード)に対して
ボンディングワイヤ97によって接続されている。さら
に、基板94を貫通するスルーホールビア98が設けら
れ、このスルホールビア98を介して銅箔配線96と半
田バンプ91とが電気的に接続されている。さらに、I
Cチップ93や銅箔配線96、ボンディングワイヤ97
を封止するために、エポキシなどからなるモールド材9
9が基板94の上面に設けられている。
【0007】しかしBGAにおいては、パッケージ下面
に形成される半田バンプの高さが不揃いになりやすく、
プリント基板への実装時に接触不良が発生しやすいとい
う問題点のほか、一度表面実装した後にパッケージを取
り外した場合には、半田バンプを再度形成する必要があ
るなどの問題点がある。
に形成される半田バンプの高さが不揃いになりやすく、
プリント基板への実装時に接触不良が発生しやすいとい
う問題点のほか、一度表面実装した後にパッケージを取
り外した場合には、半田バンプを再度形成する必要があ
るなどの問題点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、端子
数の増加に対応でき、PGAのようにアウターリードピ
ンを取り付けることなくパッケージの下面から複数の電
気的接続部位を取り出せ、プリント基板ヘの従来からの
表面実装技術が使用できる、廉価な多端子半導体パッケ
ージを提供することにある。
数の増加に対応でき、PGAのようにアウターリードピ
ンを取り付けることなくパッケージの下面から複数の電
気的接続部位を取り出せ、プリント基板ヘの従来からの
表面実装技術が使用できる、廉価な多端子半導体パッケ
ージを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の多端子半導体パ
ッケージは、銅箔層と金属板とが絶縁層を介して積層さ
れかつ前記銅箔層に回路加工が行なわれた金属べース基
板を用い、前記金属ベース基板に折り曲げ加工あるいは
絞り加工を行なうことによりつば部を備えた形状とされ
た立体印刷基板により構成される、半導体素子搭載用の
多端子半導体パッケージにおいて、前記つば部面上に複
数の突起部が設けられ、前記回路加工された銅箔層の一
端側が前記突起部の表面に露出し、前記回路加工された
銅箔層が搭載される半導体素子と前記突起部との電気的
接続に使用される。
ッケージは、銅箔層と金属板とが絶縁層を介して積層さ
れかつ前記銅箔層に回路加工が行なわれた金属べース基
板を用い、前記金属ベース基板に折り曲げ加工あるいは
絞り加工を行なうことによりつば部を備えた形状とされ
た立体印刷基板により構成される、半導体素子搭載用の
多端子半導体パッケージにおいて、前記つば部面上に複
数の突起部が設けられ、前記回路加工された銅箔層の一
端側が前記突起部の表面に露出し、前記回路加工された
銅箔層が搭載される半導体素子と前記突起部との電気的
接続に使用される。
【0010】
【作用】本発明の多端子半導体パッケージでは、つば部
に形成され銅箔層の一端が露出する突起部が、この多端
子半導体パッケージと他のプリント配線基板などとの電
気的接続部位として使用される。すなわちこの突起部
は、PGAパッケージでのアウターリード端子や、BG
Aパッケージでの半田バンプに相当することになる。本
発明の多端子半導体パッケージは、従来のPGAと比較
してピン状のアウターリード端子を取り付ける必要がな
く、また金属ベース基板に曲げ絞り加工やプレス加工を
施すことで突起部を形成できるので、パッケージ形成工
程が廉価に行なえ、かつアウターリード端子をろう付け
するよりもピンピッチを狭小化でき、さらなる多端子
化、多ピン化が可能である。突起部が金属ベース基板と
一体化した構成となっているので、BGAと比較して、
一度表面実装された半導体パッケージを取り外し再度そ
のままで表面実装すること可能である。
に形成され銅箔層の一端が露出する突起部が、この多端
子半導体パッケージと他のプリント配線基板などとの電
気的接続部位として使用される。すなわちこの突起部
は、PGAパッケージでのアウターリード端子や、BG
Aパッケージでの半田バンプに相当することになる。本
発明の多端子半導体パッケージは、従来のPGAと比較
してピン状のアウターリード端子を取り付ける必要がな
く、また金属ベース基板に曲げ絞り加工やプレス加工を
施すことで突起部を形成できるので、パッケージ形成工
程が廉価に行なえ、かつアウターリード端子をろう付け
するよりもピンピッチを狭小化でき、さらなる多端子
化、多ピン化が可能である。突起部が金属ベース基板と
一体化した構成となっているので、BGAと比較して、
一度表面実装された半導体パッケージを取り外し再度そ
のままで表面実装すること可能である。
【0011】本発明の半導体パッケージにおいて、金属
ベース基板を構成する金属板としては、厚み0.05〜
2.0mm程度のものが使用されるが、好ましくは厚さ
0.1〜1.0mmのアルミニウム、洋白や真鍮等の銅合
金、銅、銅クラッドインバー、ステンレス鋼、鉄、ケイ
素鋼、電解酸化処理されたアルミニウム等を用いること
ができる。
ベース基板を構成する金属板としては、厚み0.05〜
2.0mm程度のものが使用されるが、好ましくは厚さ
0.1〜1.0mmのアルミニウム、洋白や真鍮等の銅合
金、銅、銅クラッドインバー、ステンレス鋼、鉄、ケイ
素鋼、電解酸化処理されたアルミニウム等を用いること
ができる。
【0012】本発明に用いられる絶縁層としては、例え
ば、エポキシフェノール、ビスマレイミド等の熱硬化性
樹脂、及びポリアミドイミド、ポリスルフォン、ポリパ
ラバン酸、ポリフェニレンサルファイド等の熱可塑性樹
脂、及び熱可塑性ポリイミドの前駆体であるポリアミド
酸ワニスを加熱イミド化して得られるものを使用でき
る。あるいは耐熱性有機高分子フィルム、例えばポリイ
ミド、ポリアミドイミド、アラミド、ポリエーテルスル
フォン、ポリエーテルエーテルケトン等の各フィルムの
両面に、熱可塑性ポリイミドの前駆体であるポリアミド
酸ワニスを塗布し加熱イミド化して得られるものも使用
できる。また有機溶媒に可溶な熱可塑性ポリイミドの場
合であれば、熱可塑性ワニスを上述のフィルム形成方法
と同様にキャスト、あるいはコートし乾燥して得られる
フィルム、また熱可塑性ポリイミドの押し出し成形フィ
ルムあるいはシートも使用できる。さらには、使用する
金属ベース基板及び/または銅箔層の裏面に、ポリイミ
ド酸ワニス、あるいは熱可塑性ポリイミドを塗布し乾燥
し、積層させてもかまわない。
ば、エポキシフェノール、ビスマレイミド等の熱硬化性
樹脂、及びポリアミドイミド、ポリスルフォン、ポリパ
ラバン酸、ポリフェニレンサルファイド等の熱可塑性樹
脂、及び熱可塑性ポリイミドの前駆体であるポリアミド
酸ワニスを加熱イミド化して得られるものを使用でき
る。あるいは耐熱性有機高分子フィルム、例えばポリイ
ミド、ポリアミドイミド、アラミド、ポリエーテルスル
フォン、ポリエーテルエーテルケトン等の各フィルムの
両面に、熱可塑性ポリイミドの前駆体であるポリアミド
酸ワニスを塗布し加熱イミド化して得られるものも使用
できる。また有機溶媒に可溶な熱可塑性ポリイミドの場
合であれば、熱可塑性ワニスを上述のフィルム形成方法
と同様にキャスト、あるいはコートし乾燥して得られる
フィルム、また熱可塑性ポリイミドの押し出し成形フィ
ルムあるいはシートも使用できる。さらには、使用する
金属ベース基板及び/または銅箔層の裏面に、ポリイミ
ド酸ワニス、あるいは熱可塑性ポリイミドを塗布し乾燥
し、積層させてもかまわない。
【0013】前述の絶縁層材料を組み合わせて用いるこ
とも可能である。さらに、放熱性を向上させる目的で、
曲げ等の機械加工性を阻害しない範囲で、前記絶縁層に
無機フィラを加えても構わない。これらフィラとして
は、アルミナ、シリカ、炭化ケイ素、窒化アルミニウ
ム、窒化ホウ素等が挙げられる。
とも可能である。さらに、放熱性を向上させる目的で、
曲げ等の機械加工性を阻害しない範囲で、前記絶縁層に
無機フィラを加えても構わない。これらフィラとして
は、アルミナ、シリカ、炭化ケイ素、窒化アルミニウ
ム、窒化ホウ素等が挙げられる。
【0014】このような絶縁層のうち、本発明において
最も好ましいものは、主鎖にイミド構造を有する熱可塑
性ポリイミドであって、ガラス転移温度(Tg)が16
0℃以上350℃以下であり、JIS(日本工業規格)
−C2318に規定された方法により測定される破断時
の伸び率が30%以上のものである。ガラス転移温度を
上述のように規定することにより、金属板−銅箔層間の
接着強度とワイヤボンディング時の熱信頼性がともに優
れたものとなる。また伸び率30%以上とすることによ
り、機械加工時の信頼性が優れたものとなる。このよう
な熱可塑性ポリイミドにおいても、もちろん無機フィラ
を混入することができる。
最も好ましいものは、主鎖にイミド構造を有する熱可塑
性ポリイミドであって、ガラス転移温度(Tg)が16
0℃以上350℃以下であり、JIS(日本工業規格)
−C2318に規定された方法により測定される破断時
の伸び率が30%以上のものである。ガラス転移温度を
上述のように規定することにより、金属板−銅箔層間の
接着強度とワイヤボンディング時の熱信頼性がともに優
れたものとなる。また伸び率30%以上とすることによ
り、機械加工時の信頼性が優れたものとなる。このよう
な熱可塑性ポリイミドにおいても、もちろん無機フィラ
を混入することができる。
【0015】本発明において、導体層形成に使用される
銅箔層には、比較的に安価に容易に入手可能な、市販の
電解銅箔、圧延銅箔等が用いられる。本発明において
は、回路加工された銅箔層が、インナーリードおよびア
ウターリードに相当する。銅箔層の回路加工の方法とし
ては、通常のプリント配線基板で使用される公知のパタ
ーニング(エッチング)法などが使用できる。
銅箔層には、比較的に安価に容易に入手可能な、市販の
電解銅箔、圧延銅箔等が用いられる。本発明において
は、回路加工された銅箔層が、インナーリードおよびア
ウターリードに相当する。銅箔層の回路加工の方法とし
ては、通常のプリント配線基板で使用される公知のパタ
ーニング(エッチング)法などが使用できる。
【0016】パターニングされた銅箔層表面には、後述
のワイヤボンディングを行なうために、Ni/Auメッ
キ、Agメッキ等のメッキ処理を行なうことが好まし
い。このメッキ処理は、各部の曲げ加工を行なう前に実
施することも可能であるが、曲げ加工後に行なう方が、
信頼性の面で優れている。
のワイヤボンディングを行なうために、Ni/Auメッ
キ、Agメッキ等のメッキ処理を行なうことが好まし
い。このメッキ処理は、各部の曲げ加工を行なう前に実
施することも可能であるが、曲げ加工後に行なう方が、
信頼性の面で優れている。
【0017】金属板、絶縁層、銅箔層を相互に積層する
方法としては、熱ロール法や熱プレス法等がある。また
金属板上に絶縁層を形成後、蒸着法またはメッキ法など
で導体層としての銅箔層を形成するビルドアップ法も使
用可能である。
方法としては、熱ロール法や熱プレス法等がある。また
金属板上に絶縁層を形成後、蒸着法またはメッキ法など
で導体層としての銅箔層を形成するビルドアップ法も使
用可能である。
【0018】本発明において、放熱性の改善のためなど
に半導体集積回路素子を金属板上に直接搭載するときに
は、金属ベース基板上の絶縁層を除去する必要がある。
絶縁層を除去する方法として、熱プレス法における場合
には、除去部分を打ち抜き加工するか、または熱プレス
後のNCルータによる切削除去、ウェットまたはドライ
エッチング法、レーザ加工法が用いられる。
に半導体集積回路素子を金属板上に直接搭載するときに
は、金属ベース基板上の絶縁層を除去する必要がある。
絶縁層を除去する方法として、熱プレス法における場合
には、除去部分を打ち抜き加工するか、または熱プレス
後のNCルータによる切削除去、ウェットまたはドライ
エッチング法、レーザ加工法が用いられる。
【0019】絶縁層がポリイミドからなる場合、ウェッ
トエッチングとしては、アルカリ溶液エッチングが用い
られ、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のア
ルコール溶液を用いることができ、必要に応じてこれに
ヒドラジン化合物を加えてもよい。
トエッチングとしては、アルカリ溶液エッチングが用い
られ、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のア
ルコール溶液を用いることができ、必要に応じてこれに
ヒドラジン化合物を加えてもよい。
【0020】ドライエッチングとしては酸素プラズマを
用いたプラズマ灰化法や反応性イオンエッチング法等が
あり、必要に応じてCF4等のフルオロカーボン系のガ
スを混合してもよい。レーザ加工法としては、エキシマ
レーザや炭酸ガスレーザ、YAGレーザなどを使用する
方法があり、エキシマレーザとしては例えばArF系及
びKrF系のものを挙げることができる。
用いたプラズマ灰化法や反応性イオンエッチング法等が
あり、必要に応じてCF4等のフルオロカーボン系のガ
スを混合してもよい。レーザ加工法としては、エキシマ
レーザや炭酸ガスレーザ、YAGレーザなどを使用する
方法があり、エキシマレーザとしては例えばArF系及
びKrF系のものを挙げることができる。
【0021】本発明における絞り、曲げ機械加工は、通
常の金型を用いたプレス加工で行なうことができる。回
路加工された銅箔層を絞り加工時に保護するために、金
型表面に樹脂をコートして用いたり、銅箔層の配線パタ
ーン形状に合わせて金型に凹形状を設けてもよい。深絞
り、曲率半径が小さい曲げ加工においては、熱をかけて
の加工や、絶縁層を溶剤等で膨潤させる等の処理を行な
ってもよい。
常の金型を用いたプレス加工で行なうことができる。回
路加工された銅箔層を絞り加工時に保護するために、金
型表面に樹脂をコートして用いたり、銅箔層の配線パタ
ーン形状に合わせて金型に凹形状を設けてもよい。深絞
り、曲率半径が小さい曲げ加工においては、熱をかけて
の加工や、絶縁層を溶剤等で膨潤させる等の処理を行な
ってもよい。
【0022】本発明の半導体パッケージの断面形状は適
宜選択し得るが、加工の優位性からたとえばスープ皿型
とし、その屈曲部での曲率半径が0.1mm〜5.0mm
の範囲となるように加工を行なうことが望ましい。後述
の実施例では1.0mmとした。
宜選択し得るが、加工の優位性からたとえばスープ皿型
とし、その屈曲部での曲率半径が0.1mm〜5.0mm
の範囲となるように加工を行なうことが望ましい。後述
の実施例では1.0mmとした。
【0023】つば部に形成される複数の突起部は、加工
の優位性及びプリント基板ヘの電気的接続信頼性を考慮
して、その形状は例えば半球状とする。あるいはこの形
状は、円錐、三角錐などの錐状や、方形すなわち四角柱
などの角柱状とすることも可能である。いずれの形状に
せよ、各突起部の頂点(頂面)が同一平面に対して実質
的に接するようにすることが望ましい。つば部に設けら
れる突起部の形成方法としては、絞り機械加工や、通常
の金型を用いたプレス加工で行なうことができる。立体
印刷基板としてスープ皿状に絞り加工や曲げ加工を行な
うときに、つば部面に同時にプレス加工で突起部を形成
することも可能であるし、スープ皿状に加工した後、別
の金型を用いたプレス加工で突起部を形成することも可
能である。突起部において、接続信頼性を高め、絶縁層
や銅箔層に損傷が生じることを防ぐために、その曲率半
径は、0.1〜2.0mmの範囲となるようにすることが
望ましい。後述の実施例では曲率半径を0.5mmとし
た。さらに、プリント基板への実装時における金属板側
との短絡を防ぐために、突起部はつば部の外周端から
0.05mm以上離れて形成されるようにすることが望
ましい。また、突起部相互の短絡を防ぎ、突起部間に配
線パターンなどを通過させるために、個々の突起部が各
々0.1mm以上離れて形成されるようにすることが望
ましい。
の優位性及びプリント基板ヘの電気的接続信頼性を考慮
して、その形状は例えば半球状とする。あるいはこの形
状は、円錐、三角錐などの錐状や、方形すなわち四角柱
などの角柱状とすることも可能である。いずれの形状に
せよ、各突起部の頂点(頂面)が同一平面に対して実質
的に接するようにすることが望ましい。つば部に設けら
れる突起部の形成方法としては、絞り機械加工や、通常
の金型を用いたプレス加工で行なうことができる。立体
印刷基板としてスープ皿状に絞り加工や曲げ加工を行な
うときに、つば部面に同時にプレス加工で突起部を形成
することも可能であるし、スープ皿状に加工した後、別
の金型を用いたプレス加工で突起部を形成することも可
能である。突起部において、接続信頼性を高め、絶縁層
や銅箔層に損傷が生じることを防ぐために、その曲率半
径は、0.1〜2.0mmの範囲となるようにすることが
望ましい。後述の実施例では曲率半径を0.5mmとし
た。さらに、プリント基板への実装時における金属板側
との短絡を防ぐために、突起部はつば部の外周端から
0.05mm以上離れて形成されるようにすることが望
ましい。また、突起部相互の短絡を防ぎ、突起部間に配
線パターンなどを通過させるために、個々の突起部が各
々0.1mm以上離れて形成されるようにすることが望
ましい。
【0024】本発明の半導体パッケージと半導体集積回
路素子との接着には、ダイボンディングとして金−シリ
コン共晶を用いた熱圧着法、あるいは導電性接着樹脂を
用いる方法、半田メッキ、金メッキ、銀メッキ等が用い
られる。半導体集積回路素子と配線パターンである回路
加工された銅箔層との電気的接続には、ワイヤボンディ
ング法またバンプ形成を用いたフリップチップ法などが
用いられる。
路素子との接着には、ダイボンディングとして金−シリ
コン共晶を用いた熱圧着法、あるいは導電性接着樹脂を
用いる方法、半田メッキ、金メッキ、銀メッキ等が用い
られる。半導体集積回路素子と配線パターンである回路
加工された銅箔層との電気的接続には、ワイヤボンディ
ング法またバンプ形成を用いたフリップチップ法などが
用いられる。
【0025】本発明の多端子半導体パッケージ上に搭載
される半導体集積回路素子の個数は1個に限定されるも
のではなく、複数個の素子を搭載することも可能であ
る。複数個の素子を搭載する場合、各素子間の相互の配
線は、銅箔層を用いるか、またはボンディングワイヤを
併用する方法を採用する。また搭載した半導体集積回路
素子は一般に気密封止されるが、気密封止には、例えば
エポキシ樹脂等によるトランスファモールド成形または
ポッティング法を使用することができる。封止樹脂には
放熱性及び熱膨張係数整合等の理由により、必要に応じ
て無機フィラ(アルミナ、シリカ、窒化アルミニウム、
窒化ケイ素、窒化ホウ素、炭化ケイ素など)を混入す
る。
される半導体集積回路素子の個数は1個に限定されるも
のではなく、複数個の素子を搭載することも可能であ
る。複数個の素子を搭載する場合、各素子間の相互の配
線は、銅箔層を用いるか、またはボンディングワイヤを
併用する方法を採用する。また搭載した半導体集積回路
素子は一般に気密封止されるが、気密封止には、例えば
エポキシ樹脂等によるトランスファモールド成形または
ポッティング法を使用することができる。封止樹脂には
放熱性及び熱膨張係数整合等の理由により、必要に応じ
て無機フィラ(アルミナ、シリカ、窒化アルミニウム、
窒化ケイ素、窒化ホウ素、炭化ケイ素など)を混入す
る。
【0026】本発明の半導体パッケージをプリント基板
に表面実装する場合には、表面実装法として通常の半田
クリーム印刷法が使用される。半田クリームとしては、
不定形状あるいは球形の共晶半田(Sn63%、Pb3
7%)または高温半田(Sn5%、Pb95%)などの
半田粒子を含むものが使用できる。半田クリームの印刷
後、自動搭載機によりプリント基板上に本発明の半導体
パッケージを搭載し、リフロー炉を用いて半田付けを行
なう。リフロー炉としては、赤外線加熱及びエアー併用
タイプ、窒素リフロー、及びべーパーフェイズタイブの
ものなどを使用することが望ましい。
に表面実装する場合には、表面実装法として通常の半田
クリーム印刷法が使用される。半田クリームとしては、
不定形状あるいは球形の共晶半田(Sn63%、Pb3
7%)または高温半田(Sn5%、Pb95%)などの
半田粒子を含むものが使用できる。半田クリームの印刷
後、自動搭載機によりプリント基板上に本発明の半導体
パッケージを搭載し、リフロー炉を用いて半田付けを行
なう。リフロー炉としては、赤外線加熱及びエアー併用
タイプ、窒素リフロー、及びべーパーフェイズタイブの
ものなどを使用することが望ましい。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0028】《第1実施例》図1(a)は本発明の第1実
施例の半導体パッケージの上面図、図1(b),(c)はそれ
ぞれこの半導体パッケージの側面図、上面斜視図であ
る。図2は、図1(a)のA−A'線での断面図である。
施例の半導体パッケージの上面図、図1(b),(c)はそれ
ぞれこの半導体パッケージの側面図、上面斜視図であ
る。図2は、図1(a)のA−A'線での断面図である。
【0029】この半導体パッケージ10は、半導体集積
回路素子(ICチップ)11を搭載するものである。半
導体パッケージ10は、金属板12上に絶縁層13を介
して銅箔層14が積層された金属ベース基板25を使用
し、銅箔層14に対して回路パターンを形成した後に、
金属ベース基板25に対して折り曲げ加工あるいは絞り
加工を行なって開口面15を有するスープ皿状にし、さ
らに開口面15の周縁に形成されたつば部16の表面に
複数の突起部17を絞り加工によって設けることによ
り、形成されている。本実施例では、開口面15は略正
方形であり、つば部16は開口面15の形成する正方形
の4辺を取り囲むロの字型に形成されている。そして、
突起部17は各辺ごとに2列に配置され、合計72個設
けられている。また、回路パターンが形成された銅箔層
14の表面には、曲げ絞り加工を行なった後に、無電解
メッキ法により厚さ3〜5μmのニッケル(Ni)層
(不図示)が形成され、さらにこのニッケル層の上に、
無電解メッキ法により厚さ0.05〜0.1μmの金(A
u)層(不図示)が形成されている。
回路素子(ICチップ)11を搭載するものである。半
導体パッケージ10は、金属板12上に絶縁層13を介
して銅箔層14が積層された金属ベース基板25を使用
し、銅箔層14に対して回路パターンを形成した後に、
金属ベース基板25に対して折り曲げ加工あるいは絞り
加工を行なって開口面15を有するスープ皿状にし、さ
らに開口面15の周縁に形成されたつば部16の表面に
複数の突起部17を絞り加工によって設けることによ
り、形成されている。本実施例では、開口面15は略正
方形であり、つば部16は開口面15の形成する正方形
の4辺を取り囲むロの字型に形成されている。そして、
突起部17は各辺ごとに2列に配置され、合計72個設
けられている。また、回路パターンが形成された銅箔層
14の表面には、曲げ絞り加工を行なった後に、無電解
メッキ法により厚さ3〜5μmのニッケル(Ni)層
(不図示)が形成され、さらにこのニッケル層の上に、
無電解メッキ法により厚さ0.05〜0.1μmの金(A
u)層(不図示)が形成されている。
【0030】突起部17の形状は半球状であって、スー
プ皿状部の底面とは逆方向(図1(b)および図2におい
て図示下方向)に突出している。各突起部17の頂点
は、同一平面に対して実質的に接するようになってお
り、後述の説明から明らかなように、この平面は、この
半導体パッケージが実装されるプリント基板に相当す
る。スープ皿状部の各屈曲部、すなわち底面を取り囲む
屈曲部18と、つば部16および開口面15の境界に位
置する屈曲部19は、いずれも曲率半径(内半径)が
1.0mmとなるように加工されている。半球状の突起
部17の曲率半径(外半径)は0.5mmとなってい
る。
プ皿状部の底面とは逆方向(図1(b)および図2におい
て図示下方向)に突出している。各突起部17の頂点
は、同一平面に対して実質的に接するようになってお
り、後述の説明から明らかなように、この平面は、この
半導体パッケージが実装されるプリント基板に相当す
る。スープ皿状部の各屈曲部、すなわち底面を取り囲む
屈曲部18と、つば部16および開口面15の境界に位
置する屈曲部19は、いずれも曲率半径(内半径)が
1.0mmとなるように加工されている。半球状の突起
部17の曲率半径(外半径)は0.5mmとなってい
る。
【0031】図3は、この半導体パッケージ10を開口
面15側から見た図である。銅箔層14は、回路加工に
よって、突起部17にそれぞれ対応する配線パターンと
されており、各配線パターンの一端側は突起部17に至
ってその突起部17の外周に沿った形状の円形部となっ
ている。したがって、突起部17の表面は配線パターン
によって覆われており、これによって突起部17におい
て配線パターンすなわち銅箔層14が露出する構成とな
っている。各配線パターンの他端側は半導体集積回路素
子11の近傍のインナーリード領域にまで延びている。
面15側から見た図である。銅箔層14は、回路加工に
よって、突起部17にそれぞれ対応する配線パターンと
されており、各配線パターンの一端側は突起部17に至
ってその突起部17の外周に沿った形状の円形部となっ
ている。したがって、突起部17の表面は配線パターン
によって覆われており、これによって突起部17におい
て配線パターンすなわち銅箔層14が露出する構成とな
っている。各配線パターンの他端側は半導体集積回路素
子11の近傍のインナーリード領域にまで延びている。
【0032】突起部17の外周部からつば部16の外周
端までの距離、すなわち図3のxは、0.05mm以上
となっている。これは、この半導体パッケージ10を他
のプリント基板などに実装する際に半田の回り込みなど
によって突起部17と金属板12とが短絡することを防
ぐためである。また、隣接する突起部17の間に、他の
突起部17への配線パターンを通過させるために、これ
ら隣接する突起部17の外周部相互の間隔、すなわち図
3のyは、0.1mm以上に設定されている。
端までの距離、すなわち図3のxは、0.05mm以上
となっている。これは、この半導体パッケージ10を他
のプリント基板などに実装する際に半田の回り込みなど
によって突起部17と金属板12とが短絡することを防
ぐためである。また、隣接する突起部17の間に、他の
突起部17への配線パターンを通過させるために、これ
ら隣接する突起部17の外周部相互の間隔、すなわち図
3のyは、0.1mm以上に設定されている。
【0033】金属板12としては厚み0.2mmの銅板
を用い、絶縁層13としては、三井東圧化学(株)製の
熱可塑性ポリイミドの中からガラス転移温度が160℃
〜350℃であってJIS−C2318に規定される伸
び率が30%以上であるものを選択して使用した。絶縁
層13の厚みは20μmとした。銅箔層14としては厚
さ18μmの銅箔を用い、金属板12、絶縁層13及び
銅箔層14は熱プレス法により相互に接着・積層を行な
った。
を用い、絶縁層13としては、三井東圧化学(株)製の
熱可塑性ポリイミドの中からガラス転移温度が160℃
〜350℃であってJIS−C2318に規定される伸
び率が30%以上であるものを選択して使用した。絶縁
層13の厚みは20μmとした。銅箔層14としては厚
さ18μmの銅箔を用い、金属板12、絶縁層13及び
銅箔層14は熱プレス法により相互に接着・積層を行な
った。
【0034】半導体集積回路素子11は、開口面15側
から、この半導体パッケージ10の中央部すなわちスー
プ皿状の底面にマウントされている。この場合、半導体
集積回路素子11は半導体パッケージ10上のダイパッ
ド(不図示)上に、金−シリコン共晶法、導電性接着
剤、あるいは半田、金、銀メッキ等によって接合されて
いる。また上述したように銅箔層14は配線パターンと
して回路加工され、この配線パターンはつば部16から
半導体集積回路素子11の近傍にまで延びているが、配
線パターンのインナーリード部に相当するボンディング
領域と半導体集積回路素子11とが、ボンディングワイ
ヤ20によって電気的に接続されている。
から、この半導体パッケージ10の中央部すなわちスー
プ皿状の底面にマウントされている。この場合、半導体
集積回路素子11は半導体パッケージ10上のダイパッ
ド(不図示)上に、金−シリコン共晶法、導電性接着
剤、あるいは半田、金、銀メッキ等によって接合されて
いる。また上述したように銅箔層14は配線パターンと
して回路加工され、この配線パターンはつば部16から
半導体集積回路素子11の近傍にまで延びているが、配
線パターンのインナーリード部に相当するボンディング
領域と半導体集積回路素子11とが、ボンディングワイ
ヤ20によって電気的に接続されている。
【0035】さらに、半導体集積回路素子11及びボン
ディングワイヤ20の気密封止のために、つば部16を
除いて、トランスファモールド成形によって、フィラ
(アルミナ、シリカ、窒化アルミニウム、窒化ホウ素
等)入りのエポキシ樹脂21が充填されている。エポキ
シ樹脂21を半導体パッケージ10内に充填することに
より、半導体パッケージ10の機械的強度も向上する。
ディングワイヤ20の気密封止のために、つば部16を
除いて、トランスファモールド成形によって、フィラ
(アルミナ、シリカ、窒化アルミニウム、窒化ホウ素
等)入りのエポキシ樹脂21が充填されている。エポキ
シ樹脂21を半導体パッケージ10内に充填することに
より、半導体パッケージ10の機械的強度も向上する。
【0036】次に、この半導体パッケージのプリント基
板ヘの表面実装について、図4を用いて説明する。
板ヘの表面実装について、図4を用いて説明する。
【0037】プリント基板22への半導体パッケージ1
0の実装は、突起部17において露出している銅箔層1
4とプリント基板22上のパッド(不図示)とを半田フ
ィレット23によって接合することにより、すなわち通
常の半田クリーム印刷法によって行なわれる。まず、突
起部17に対向する位置にパッドが形成されたプリント
基板を用意してパッド上に半田クリームを印刷し、自動
搭載機によって半導体パッケージをプリント基板上に搭
載し、最後のリフロー炉によってリフロー加熱を行なう
ことにより、半導体パッケージ10の表面実装が完了す
る。
0の実装は、突起部17において露出している銅箔層1
4とプリント基板22上のパッド(不図示)とを半田フ
ィレット23によって接合することにより、すなわち通
常の半田クリーム印刷法によって行なわれる。まず、突
起部17に対向する位置にパッドが形成されたプリント
基板を用意してパッド上に半田クリームを印刷し、自動
搭載機によって半導体パッケージをプリント基板上に搭
載し、最後のリフロー炉によってリフロー加熱を行なう
ことにより、半導体パッケージ10の表面実装が完了す
る。
【0038】《第2実施例》上述の第1実施例において
突起部17は2列格子で計72個設けられていたが、本
発明の多端子半導体パッケージでの突起部の配置および
個数は任意である。図5に示す半導体パッケージ30で
は、半球状の突起部31の曲率半径を小さくし(例えば
0.25mm)、開口面を囲む各辺のつば部において3
列以上あるいは千鳥格子状に突起部31を配列すること
により、限られた面積内により多くの電気的接続部位を
設けることが可能となる。
突起部17は2列格子で計72個設けられていたが、本
発明の多端子半導体パッケージでの突起部の配置および
個数は任意である。図5に示す半導体パッケージ30で
は、半球状の突起部31の曲率半径を小さくし(例えば
0.25mm)、開口面を囲む各辺のつば部において3
列以上あるいは千鳥格子状に突起部31を配列すること
により、限られた面積内により多くの電気的接続部位を
設けることが可能となる。
【0039】また、突起部の形状は半球状に限られるも
のではない。図6(a)〜(c)に示されるように、突起部を
形成する際の絞り加工やプレス加工によって絶縁層13
及び銅箔層14が損傷を受けることがなく、プリント基
板への接続信頼性が保たれる範囲において、種々の形状
とすることができる。図6(a)に示したものでは、突起
部32は半球を高さ方向に長くした形状となっている。
図6(b)に示したものでは、突起部33は、さらに高さ
方向に長くした形状であって、円錐状に近い形状となっ
ている。図6(c)に示したものでは、突起部34は角柱
(方形)状となっている。この他、三角錐状の突起部と
することも可能である。
のではない。図6(a)〜(c)に示されるように、突起部を
形成する際の絞り加工やプレス加工によって絶縁層13
及び銅箔層14が損傷を受けることがなく、プリント基
板への接続信頼性が保たれる範囲において、種々の形状
とすることができる。図6(a)に示したものでは、突起
部32は半球を高さ方向に長くした形状となっている。
図6(b)に示したものでは、突起部33は、さらに高さ
方向に長くした形状であって、円錐状に近い形状となっ
ている。図6(c)に示したものでは、突起部34は角柱
(方形)状となっている。この他、三角錐状の突起部と
することも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、絶縁層を
介して回路加工された銅箔層を有する金属ベース基板を
使用し、金属ベース基板に折り曲げ加工あるいは絞り加
工を行なうことによりつば部を備えた形状とし、さらに
つば部面上に複数の突起部を設けて他のプリント基板な
どとの電気的接続部位とすることにより、PGAにおけ
るようなアウターリード端子のろう付け作業やBGAに
おけるような半田バンプの形成を行なうことなしに、廉
価に多端子(多ピン)の半導体パッケージを作製するこ
とができるという効果がある。
介して回路加工された銅箔層を有する金属ベース基板を
使用し、金属ベース基板に折り曲げ加工あるいは絞り加
工を行なうことによりつば部を備えた形状とし、さらに
つば部面上に複数の突起部を設けて他のプリント基板な
どとの電気的接続部位とすることにより、PGAにおけ
るようなアウターリード端子のろう付け作業やBGAに
おけるような半田バンプの形成を行なうことなしに、廉
価に多端子(多ピン)の半導体パッケージを作製するこ
とができるという効果がある。
【0041】本発明の多端子半導体パッケージの外部接
続端子数は、パッケージの下面の全領域を使用できるB
GAと比較すれば劣るものの、PGAと比較した場合に
は、PGAのピンピッチよりも突起部のピッチを狭小化
できるため、PGAの1.5〜2倍程度まで外部接続端
子数を増加させることが可能である。この場合の突起部
相互のピッチは、QFPによる表面実装時に問題になる
ような0.3〜0.5mm程度の狭小ピッチである必要は
なく、0.8〜1.0mm程度のピッチで十分な外部接続
端子数を確保することができる。
続端子数は、パッケージの下面の全領域を使用できるB
GAと比較すれば劣るものの、PGAと比較した場合に
は、PGAのピンピッチよりも突起部のピッチを狭小化
できるため、PGAの1.5〜2倍程度まで外部接続端
子数を増加させることが可能である。この場合の突起部
相互のピッチは、QFPによる表面実装時に問題になる
ような0.3〜0.5mm程度の狭小ピッチである必要は
なく、0.8〜1.0mm程度のピッチで十分な外部接続
端子数を確保することができる。
【0042】本発明の多端子半導体パッケージにおい
て、つば部に設けれる突起部は、金型等による機械的加
工により金属ベース基板自身で形成されるため、BGA
に用いられる半田バンプより形状の安定性が良く、また
高さの不揃いを小さくすることができる。一度プリント
基板に表面実装された後に修理などで取り外した場合で
あっても、再度そのままで表面実装を行なうことが可能
である。
て、つば部に設けれる突起部は、金型等による機械的加
工により金属ベース基板自身で形成されるため、BGA
に用いられる半田バンプより形状の安定性が良く、また
高さの不揃いを小さくすることができる。一度プリント
基板に表面実装された後に修理などで取り外した場合で
あっても、再度そのままで表面実装を行なうことが可能
である。
【0043】本発明の多端子半導体パッケージは、ダイ
ボンディングや、ワイヤボンディング技術、あるいはプ
リント基板ヘの表面実装技術など、従来からの技術を適
用することが可能なので、半導体集積回路用のパッケー
ジの多ピン化に寄与することが大である。
ボンディングや、ワイヤボンディング技術、あるいはプ
リント基板ヘの表面実装技術など、従来からの技術を適
用することが可能なので、半導体集積回路用のパッケー
ジの多ピン化に寄与することが大である。
【図1】(a)は本発明の第1実施例の半導体パッケージ
を示す上面図、(b),(c)はそれぞれ図1(a)の半導体パッ
ケージの側面図、上面斜視図である。
を示す上面図、(b),(c)はそれぞれ図1(a)の半導体パッ
ケージの側面図、上面斜視図である。
【図2】図1(a)のA−A'線での断面図である。
【図3】図1(a)の半導体パッケージをその開口面側か
ら見た図である。
ら見た図である。
【図4】図1(a)の半導体パッケージをプリント基板上
に実装した状態を示す断面図である。
に実装した状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の半導体パッケージにおけ
る突起部の配置を示す図である。
る突起部の配置を示す図である。
【図6】(a),(b),(c)はそれぞれ突起部の形状を示す破
断斜視図である。
断斜視図である。
【図7】従来の半導体パッケージの一例であるPGAの
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図8】(a)は従来の半導体パッケージの一例であるB
GAの構成を示す下面図、(b)はプリント基板上へのB
GAの実装方法を示す模式断面図である。
GAの構成を示す下面図、(b)はプリント基板上へのB
GAの実装方法を示す模式断面図である。
10,30 半導体パッケージ 11 半導体集積回路素子 12 金属板 13 絶縁層 14 銅箔層 15 開口面 16 つば部 17,31〜34 突起部 18,19 屈曲部 20,97 ボンディングワイヤ 21 エポキシ樹脂 22,92 プリント基板 23 半田フィレット 25 金属ベース基板 80 PGA 81 端子 90 BGA 91 半田バンプ 93 ICチップ 94 基板 95 ダイパッド 96 銅箔配線 98 スルホールビア 99 モールド材
フロントページの続き (72)発明者 星野 ▲巽▼ 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 銅箔層と金属板とが絶縁層を介して積層
されかつ前記銅箔層に回路加工が行なわれた金属べース
基板を用い、前記金属ベース基板に折り曲げ加工あるい
は絞り加工を行なうことによりつば部を備えた形状とさ
れた立体印刷基板により構成される、半導体素子搭載用
の多端子半導体パッケージにおいて、 前記つば部面上に複数の突起部が設けられ、前記回路加
工された銅箔層の一端側が前記突起部の表面に露出し、
前記回路加工された銅箔層が搭載される半導体素子と前
記突起部との電気的接続に使用されることを特徴とする
多端子半導体パッケージ。 - 【請求項2】 前記各突起部の頂点が同一平面に対して
実質的に接するように、前記各突起部が配置されている
請求項1に記載の多端子半導体パッケージ。 - 【請求項3】 前記突起部の形状が半球状である請求項
1または2に記載の多端子半導体パッケージ - 【請求項4】 前記突起部の形状が錐状または角柱状で
ある請求項1または2に記載の半導体パッケージ。 - 【請求項5】 前記立体印刷基板の形状がスープ皿状で
あり、その屈曲部の曲率半径が0.1mm以上5mm以
下である請求項1ないし4いずれか1項記載の半導体パ
ッケージ。 - 【請求項6】 前記突起部の頂点近傍の曲率半径が0.
1mm以上2mm以下である請求項3に記載の半導体パ
ッケージ。 - 【請求項7】 前記絶縁層が、伸び率が30%以上であ
りかつガラス転移温度が160℃以上350℃以下であ
る熱可塑性ポリイミドで構成されている、請求項1ない
し6いずれか1項に記載されている半導体パッケージ。 - 【請求項8】 前記突起部が、つば部の外周端より0.
05mm以上離れ、かつ個々の突起部が各々0.1mm
以上離れて形成されている請求項1ないし7いずれか1
項に記載の半導体パッケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2707994A JPH07235618A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 多端子半導体パッケージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2707994A JPH07235618A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 多端子半導体パッケージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07235618A true JPH07235618A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12211079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2707994A Pending JPH07235618A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 多端子半導体パッケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07235618A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10125705A (ja) * | 1996-10-18 | 1998-05-15 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法及び半導体装置 |
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EP0773584A3 (en) * | 1995-11-08 | 2000-02-02 | Fujitsu Limited | Device having resin package and method of producing the same |
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CN112151389A (zh) * | 2019-06-26 | 2020-12-29 | 方乔颖 | 薄膜封装卡的制造方法及其薄膜封装卡 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP2707994A patent/JPH07235618A/ja active Pending
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