JPH07181110A - 4wd車の試験装置 - Google Patents
4wd車の試験装置Info
- Publication number
- JPH07181110A JPH07181110A JP5323557A JP32355793A JPH07181110A JP H07181110 A JPH07181110 A JP H07181110A JP 5323557 A JP5323557 A JP 5323557A JP 32355793 A JP32355793 A JP 32355793A JP H07181110 A JPH07181110 A JP H07181110A
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- JP
- Japan
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- torque
- wheel
- signal
- dynamometer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 4WD車の等速制御のための補正信号によっ
て生ずる4輪合計の設定トルクと各ダイナモメータDy
1〜Dy4との合計実トルクとの誤差を無くすることを目
的とする。 【構成】 トルク補正回路60を設け、等速制御のため
の補正後の信号を加算増巾器61で加算し、この合計信
号と4輪合計トルク設定器10の設定信号とを比較し、
その偏差信号Zを各演算器11〜14に入力し、トルク
制御指令信号イ−1〜イ−4を増巾器11A2〜14A2
から出力する。
て生ずる4輪合計の設定トルクと各ダイナモメータDy
1〜Dy4との合計実トルクとの誤差を無くすることを目
的とする。 【構成】 トルク補正回路60を設け、等速制御のため
の補正後の信号を加算増巾器61で加算し、この合計信
号と4輪合計トルク設定器10の設定信号とを比較し、
その偏差信号Zを各演算器11〜14に入力し、トルク
制御指令信号イ−1〜イ−4を増巾器11A2〜14A2
から出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナモメータによる
4輪独立駆動車のパワートレーンおよび4輪独立駆動の
試験のシャシーダイナモメータによる試験装置に関し、
特にトルク制御に関する。
4輪独立駆動車のパワートレーンおよび4輪独立駆動の
試験のシャシーダイナモメータによる試験装置に関し、
特にトルク制御に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、乗用車やレジャー用自動車等にお
いて4輪独立して駆動する4輪駆動車(4WD車)が普
及している。この4WD車は高い走行性能が得られる
が、ブレーキング現象が発生したり、エネルギーロスや
騒音が発生する等通常仕様の自動車とは異る課題があ
り、4WD用の試験装置で、これらの課題の解明および
改善がなされている。
いて4輪独立して駆動する4輪駆動車(4WD車)が普
及している。この4WD車は高い走行性能が得られる
が、ブレーキング現象が発生したり、エネルギーロスや
騒音が発生する等通常仕様の自動車とは異る課題があ
り、4WD用の試験装置で、これらの課題の解明および
改善がなされている。
【0003】4WD車の試験としては、4輪独立駆動に
よるクラッチ,トランスミッション,プロペラシャフ
ト,ディファレンシャルギヤ等の動力伝達系(パワート
レーン系)の試験およびシャシーダイナモメータによる
試験がある。
よるクラッチ,トランスミッション,プロペラシャフ
ト,ディファレンシャルギヤ等の動力伝達系(パワート
レーン系)の試験およびシャシーダイナモメータによる
試験がある。
【0004】図2はこの4WDパワートレーン試験装置
の概念説明図で、1は駆動部である。この駆動部は電動
機駆動,ダイナモメータ駆動,エンジン駆動の3方式が
あるが、本実施例では直流電動機を使用している。2は
4輪駆動の供試体で、差動可能なセンタディファレンシ
ャルギヤを備えている。3はディファレンシャルギヤ、
4は駆動部1と供試体2とを連結する入力軸、5はセン
タ軸、7は出力軸、8はクラッチを示している。D
y1,Dy2は前輪負荷部、Dy3,Dy4は後輪負荷部
で、これら各負荷部はダイナモメータで構成されてい
る。
の概念説明図で、1は駆動部である。この駆動部は電動
機駆動,ダイナモメータ駆動,エンジン駆動の3方式が
あるが、本実施例では直流電動機を使用している。2は
4輪駆動の供試体で、差動可能なセンタディファレンシ
ャルギヤを備えている。3はディファレンシャルギヤ、
4は駆動部1と供試体2とを連結する入力軸、5はセン
タ軸、7は出力軸、8はクラッチを示している。D
y1,Dy2は前輪負荷部、Dy3,Dy4は後輪負荷部
で、これら各負荷部はダイナモメータで構成されてい
る。
【0005】これら各負荷部のダイナモメータの制御
は、供試体の状態,試験目的から選択されるが、一般的
な基本制御は、速度とトルク制御の2種類であり、それ
ぞれに差回転,差トルク制御が付加される。このトルク
制御は図3のように行われる。
は、供試体の状態,試験目的から選択されるが、一般的
な基本制御は、速度とトルク制御の2種類であり、それ
ぞれに差回転,差トルク制御が付加される。このトルク
制御は図3のように行われる。
【0006】図3はダイナモメータのトルク制御の基本
回路で、ダイナモメータDyを供試体の出力軸に連結
し、サイリスタ整流器Sycで交流電力を可変直流電力
に変換してダイナモメータDyに加え、サイリスタ整流
器Sycのゲートを制御(位相)してダイナモメータD
yの速度およびトルクを制御する。
回路で、ダイナモメータDyを供試体の出力軸に連結
し、サイリスタ整流器Sycで交流電力を可変直流電力
に変換してダイナモメータDyに加え、サイリスタ整流
器Sycのゲートを制御(位相)してダイナモメータD
yの速度およびトルクを制御する。
【0007】トルクの制御は、トルクセンサTSでダイ
ナモメータに加わるトルクを検出し、これを増巾器AP
1で増巾し、この検出トルク信号とトルク設定器STの
設定信号とを比較器Coで比較し、その偏差信号を増巾
器AP2で増巾し、自動トルク制御回路ATRに入力し
て、該自動トルク制御回路ATRでトルク制御指令信号
イを出力し、このトルク制御指令信号イでサイリスタ整
流器Sycのゲートを制御してダイナモメータのトルク
を一定に制御する。
ナモメータに加わるトルクを検出し、これを増巾器AP
1で増巾し、この検出トルク信号とトルク設定器STの
設定信号とを比較器Coで比較し、その偏差信号を増巾
器AP2で増巾し、自動トルク制御回路ATRに入力し
て、該自動トルク制御回路ATRでトルク制御指令信号
イを出力し、このトルク制御指令信号イでサイリスタ整
流器Sycのゲートを制御してダイナモメータのトルク
を一定に制御する。
【0008】以上は1台のダイナモメータの自動トルク
制御の概略説明で、図2の各ダイナモメータDy1〜D
y4に設けられている。図4はこの4WDのパワートレ
ーン試験装置の自動トルク制御回路の詳細な回路図であ
る。同図において、10は4輪合計トルク設定器、1
1,12,13,14は夫々第1,第2,第3,第4演
算器で、この各演算器11〜14には4輪合計トルク設
定器の設定出力信号が入力される。20は左右の前輪の
回転数差を検出する前輪回転数差検出器で、ダイナモメ
ータDy1の回転数S1とDy2の回転数S2との回転数差
(S1−S2)を検出し、その偏差信号は増巾器21で増
巾され、第1演算器11と第2演算器12に入力され
る。30は前後輪差検出器で、左右前輪の回転数の積と
左右後輪の回転数の積とを比較し、(S1+S2)−(S
3+S4)/2を検出し、増巾器31で増巾したマイナス
信号ロと、これを反転増巾器32で反転したプラス信号
ハを出力し、信号ハは第1,第2演算器11,12に、
また信号ロは第3,第4演算器13,14に夫々入力す
る。40は後輪回転数差検出器で、左右の後輪のダイナ
モメータDy3,Dy4の回転数S3とS4の回転数差を検
出し、その偏差信号を増巾器41で増巾して第3,第4
演算器13,14に入力する。また、第2,第3,第4
演算器12,13,14には、高等速制御を得るための
ディジタル積分の補正信号a,b,c(いずれもダイナ
モメータDy1を基準とした)が速度補正信号回路50
から入力される。
制御の概略説明で、図2の各ダイナモメータDy1〜D
y4に設けられている。図4はこの4WDのパワートレ
ーン試験装置の自動トルク制御回路の詳細な回路図であ
る。同図において、10は4輪合計トルク設定器、1
1,12,13,14は夫々第1,第2,第3,第4演
算器で、この各演算器11〜14には4輪合計トルク設
定器の設定出力信号が入力される。20は左右の前輪の
回転数差を検出する前輪回転数差検出器で、ダイナモメ
ータDy1の回転数S1とDy2の回転数S2との回転数差
(S1−S2)を検出し、その偏差信号は増巾器21で増
巾され、第1演算器11と第2演算器12に入力され
る。30は前後輪差検出器で、左右前輪の回転数の積と
左右後輪の回転数の積とを比較し、(S1+S2)−(S
3+S4)/2を検出し、増巾器31で増巾したマイナス
信号ロと、これを反転増巾器32で反転したプラス信号
ハを出力し、信号ハは第1,第2演算器11,12に、
また信号ロは第3,第4演算器13,14に夫々入力す
る。40は後輪回転数差検出器で、左右の後輪のダイナ
モメータDy3,Dy4の回転数S3とS4の回転数差を検
出し、その偏差信号を増巾器41で増巾して第3,第4
演算器13,14に入力する。また、第2,第3,第4
演算器12,13,14には、高等速制御を得るための
ディジタル積分の補正信号a,b,c(いずれもダイナ
モメータDy1を基準とした)が速度補正信号回路50
から入力される。
【0009】第1演算器11の出力は増巾器AM1で増
巾されダイナモメータDy1を制御するサイリスタ整流
器Sy1のゲートに、トルク制御指令信号イ−1として
出力される。
巾されダイナモメータDy1を制御するサイリスタ整流
器Sy1のゲートに、トルク制御指令信号イ−1として
出力される。
【0010】同様に、第2〜第3演算器12,13,1
4の出力は、夫々増巾器AP2,AP3,AP4で増巾さ
れ、トルク制御指令信号イ−2,イー3,イー4として
各サイリスタのゲートに加えられ、各ダイナモメータD
y1〜Dy4のトルクを自動制御する。
4の出力は、夫々増巾器AP2,AP3,AP4で増巾さ
れ、トルク制御指令信号イ−2,イー3,イー4として
各サイリスタのゲートに加えられ、各ダイナモメータD
y1〜Dy4のトルクを自動制御する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、高等速
制御を得るために速度補正回路を設けて速度補正信号を
与えると、出力軸4輪の等速は得られるが、各々のダイ
ナモメータに、この補正信号が入るため4輪合計の設定
トルクと、各ダイナモメータDy1〜Dy4の合計実トル
クとが合致しない場合が生ずる。実路に近い状態での試
験を実現するためには、等速制御と共に、合計実トルク
を設定トルクと合致させることが重要であるが、これが
合致しないと実路に近い供試体の高精度な耐久、騒音測
定などができなくなる。
制御を得るために速度補正回路を設けて速度補正信号を
与えると、出力軸4輪の等速は得られるが、各々のダイ
ナモメータに、この補正信号が入るため4輪合計の設定
トルクと、各ダイナモメータDy1〜Dy4の合計実トル
クとが合致しない場合が生ずる。実路に近い状態での試
験を実現するためには、等速制御と共に、合計実トルク
を設定トルクと合致させることが重要であるが、これが
合致しないと実路に近い供試体の高精度な耐久、騒音測
定などができなくなる。
【0012】そこで、本発明は、速度補正信号が加えら
れていても、実トルクの合計が、4輪合計設定トルクと
合致させて高精度な試験を可能とするこの種の試験装置
を提供することを目的とする。
れていても、実トルクの合計が、4輪合計設定トルクと
合致させて高精度な試験を可能とするこの種の試験装置
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明において、上記の
課題を解決するための手段は、4輪独立駆動の供試体
と、これら各4輪に夫々別個に設けられたダイナモメー
タと、これら各ダイナモメータに自動トルク制御指令を
与える第1,第2,第3,第4演算器と、これら第1〜
第4の演算器に4輪合計トルク設定信号を与える4輪合
計トルク設定器と、左右の前輪の回転数差を検出してそ
の出力信号を第1および第2演算器に入力する前輪回転
数差検出器と、左右の後輪の回転数差を検出して、その
出力信号を第3および第4演算器に入力する後輪回転数
差検出器と、左右の前輪と左右の後輪との回転数差を検
出しその出力信号を第3および第4演算器に、反転した
出力信号を第1および第2演算器に入力する前後輪差検
出器と、前記ダイナモメータのいずれか1つの回転数を
基準とし、他のダイナモメータに等速制御の補正信号を
基準以外のダイナモメータに自動トルク制御指令を出す
演算器に入力する等速補正回路を備えた4WD車の試験
装置において、前記第1〜第4演算器の出力信号の合計
と、前記4輪合計トルク設定信号とを比較し、その偏差
出力信号を前記第1〜第4演算器に入力するトルク補正
回路を設けて、4輪合計トルク設定と実トルクの合計
が、等速制御補正中において合致するようにする。
課題を解決するための手段は、4輪独立駆動の供試体
と、これら各4輪に夫々別個に設けられたダイナモメー
タと、これら各ダイナモメータに自動トルク制御指令を
与える第1,第2,第3,第4演算器と、これら第1〜
第4の演算器に4輪合計トルク設定信号を与える4輪合
計トルク設定器と、左右の前輪の回転数差を検出してそ
の出力信号を第1および第2演算器に入力する前輪回転
数差検出器と、左右の後輪の回転数差を検出して、その
出力信号を第3および第4演算器に入力する後輪回転数
差検出器と、左右の前輪と左右の後輪との回転数差を検
出しその出力信号を第3および第4演算器に、反転した
出力信号を第1および第2演算器に入力する前後輪差検
出器と、前記ダイナモメータのいずれか1つの回転数を
基準とし、他のダイナモメータに等速制御の補正信号を
基準以外のダイナモメータに自動トルク制御指令を出す
演算器に入力する等速補正回路を備えた4WD車の試験
装置において、前記第1〜第4演算器の出力信号の合計
と、前記4輪合計トルク設定信号とを比較し、その偏差
出力信号を前記第1〜第4演算器に入力するトルク補正
回路を設けて、4輪合計トルク設定と実トルクの合計
が、等速制御補正中において合致するようにする。
【0014】
【作用】各ダイナモメータの演算器に等速補正回路から
の等速補正信号が入り、出力軸4輪は等速制御される。
の等速補正信号が入り、出力軸4輪は等速制御される。
【0015】また、等速補正後の各演算器からの出力信
号は、トルク補正回路で合計され、このトルク補正回路
の出力が4輪合計トルク設定器の設定信号と比較され、
その偏差信号が各演算器入力されて、その出力信号で自
動トルク制御指令を出し、各ダイナモメータが等速で、
且つ設定された4輪合計トルクと合致した実合計トルク
の制御が行われる。
号は、トルク補正回路で合計され、このトルク補正回路
の出力が4輪合計トルク設定器の設定信号と比較され、
その偏差信号が各演算器入力されて、その出力信号で自
動トルク制御指令を出し、各ダイナモメータが等速で、
且つ設定された4輪合計トルクと合致した実合計トルク
の制御が行われる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図1に示す一実施例に基づい
て説明する。図1は本発明の一実施例のトルク制御装置
の回路図で、図4と対応する部分には同じ符号を付して
説明を省略する。
て説明する。図1は本発明の一実施例のトルク制御装置
の回路図で、図4と対応する部分には同じ符号を付して
説明を省略する。
【0017】しかして、本発明は図4の回路にトルク補
正回路60を新に設けたことに特徴を有する。このトル
ク補正回路60は第1〜第4演算器11〜14の出力信
号を第1の増巾器11A1,12A1,13A1,14A1
で増巾して加算増巾器61に入力し、これらの信号を加
算し、その合計信号と基準となる4輪合計トルク設定器
10の信号とを比較器62で比較し、その偏差信号を積
分増巾器63で増巾してトルク補正信号Zとし、第1〜
第4演算器11〜14に入力する。そして、このトルク
補正された出力信号が第2の増巾器11A2,12A2,
13A2,14A2を介して各ダイナモメータDy1〜D
y4の自動トルク制御指令信号としてサイリスタ整流器
Sycのゲートを制御する。
正回路60を新に設けたことに特徴を有する。このトル
ク補正回路60は第1〜第4演算器11〜14の出力信
号を第1の増巾器11A1,12A1,13A1,14A1
で増巾して加算増巾器61に入力し、これらの信号を加
算し、その合計信号と基準となる4輪合計トルク設定器
10の信号とを比較器62で比較し、その偏差信号を積
分増巾器63で増巾してトルク補正信号Zとし、第1〜
第4演算器11〜14に入力する。そして、このトルク
補正された出力信号が第2の増巾器11A2,12A2,
13A2,14A2を介して各ダイナモメータDy1〜D
y4の自動トルク制御指令信号としてサイリスタ整流器
Sycのゲートを制御する。
【0018】このように、ダイナモメータDy1〜Dy4
の自動トルク制御指令信号にトルク補正信号Zを入力し
てトルク補正を行うので、基準の4輪合計トルク設定器
による設定されたトルクと合計トルクとは合致し、等速
制御のための補正信号が入っても誤差を生ずることはな
い。
の自動トルク制御指令信号にトルク補正信号Zを入力し
てトルク補正を行うので、基準の4輪合計トルク設定器
による設定されたトルクと合計トルクとは合致し、等速
制御のための補正信号が入っても誤差を生ずることはな
い。
【0019】なお、以上は4輪独立駆動のパワートレー
ン試験について説明したが、4輪合計設定トルクと4輪
合計実トルクの誤差を無くすることを要旨とするもので
あるから、4輪独立駆動のシャシーダイナモメータに適
用しても同様の効果が得られることは勿論である。
ン試験について説明したが、4輪合計設定トルクと4輪
合計実トルクの誤差を無くすることを要旨とするもので
あるから、4輪独立駆動のシャシーダイナモメータに適
用しても同様の効果が得られることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、高等速制御は勿
論、この高等速制御を行っても基準の設定トルクと実ト
ルクとに誤差がないので、極めて実路に近い状態での供
試体の高精度な耐久、騒音測定が可能となる。
論、この高等速制御を行っても基準の設定トルクと実ト
ルクとに誤差がないので、極めて実路に近い状態での供
試体の高精度な耐久、騒音測定が可能となる。
【0021】また、ビスカスカップリングが内蔵された
供試体では、加減速時および負荷の大小の状態において
等速制御とともに、設定トルクと合致することが重要で
あり、きわめて実路に近いシミュレーションが可能とな
る。
供試体では、加減速時および負荷の大小の状態において
等速制御とともに、設定トルクと合致することが重要で
あり、きわめて実路に近いシミュレーションが可能とな
る。
【図1】本発明の一実施例の回路図
【図2】4WD車のパワートレーン試験装置の基本構成
図
図
【図3】基本的なトルク制御回路図
【図4】従来の自動トルク制御回路図
【符号の説明】 10…4輪合計トルク設定器 11,12,13,14…演算器 20…前輪回転数差検出器 30…前後輪差検出器 40…後輪回転数差検出器 21,31,41…増巾器 32…反転増巾器 50…速度補正信号回路 60…トルク補正回路 61…加算増巾器 62…比較器 63…積分増巾器 Dy1,Dy2,Dy3,Dy4…ダイナモメータ
Claims (1)
- 【請求項1】 4輪独立駆動の供試体と、これら各4輪
に夫々別個に設けられたダイナモメータと、これら各ダ
イナモメータに自動トルク制御指令を与える第1,第
2,第3,第4演算器と、これら第1〜第4の演算器に
4輪合計トルク設定信号を与える4輪合計トルク設定器
と、左右の前輪の回転数差を検出してその出力信号を第
1および第2演算器に入力する前輪回転数差検出器と、
左右の後輪の回転数差を検出して、その出力信号を第3
および第4演算器に入力する後輪回転数差検出器と、左
右の前輪と左右の後輪との回転数差を検出しその出力信
号を第3および第4演算器に、反転した出力信号を第1
および第2演算器に入力する前後輪差検出器と、前記ダ
イナモメータのいずれか1つの回転数を基準とし、他の
ダイナモメータに等速制御の補正信号を基準以外のダイ
ナモメータに自動トルク制御指令を出す演算器に入力す
る等速補正回路を備えた4WD車の試験装置において、 前記第1〜第4演算器の出力信号の合計と、前記4輪合
計トルク設定信号とを比較し、その偏差出力信号を前記
第1〜第4演算器に入力するトルク補正回路を設けたこ
とを特徴とする4WD車の試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5323557A JPH07181110A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 4wd車の試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5323557A JPH07181110A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 4wd車の試験装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07181110A true JPH07181110A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18156034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5323557A Pending JPH07181110A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 4wd車の試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07181110A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006170944A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-06-29 | Nippon Soken Inc | 駆動モータを搭載した車両の走行状態模擬装置および走行模擬試験システム |
WO2008066069A1 (fr) * | 2006-11-30 | 2008-06-05 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Dispositif de test d'appareil |
JPWO2013047551A1 (ja) * | 2011-09-30 | 2015-03-26 | 国際計測器株式会社 | ねじり試験装置 |
EP3705867A1 (en) | 2019-03-08 | 2020-09-09 | HORIBA, Ltd. | Specimen test apparatus |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5323557A patent/JPH07181110A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006170944A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-06-29 | Nippon Soken Inc | 駆動モータを搭載した車両の走行状態模擬装置および走行模擬試験システム |
WO2008066069A1 (fr) * | 2006-11-30 | 2008-06-05 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Dispositif de test d'appareil |
JPWO2008066069A1 (ja) * | 2006-11-30 | 2010-03-04 | 株式会社安川電機 | 機械試験装置 |
JP4873013B2 (ja) * | 2006-11-30 | 2012-02-08 | 株式会社安川電機 | 機械試験装置 |
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