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JPH0698608B2 - 木工機における主軸の回転警告装置 - Google Patents

木工機における主軸の回転警告装置

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Publication number
JPH0698608B2
JPH0698608B2 JP30574491A JP30574491A JPH0698608B2 JP H0698608 B2 JPH0698608 B2 JP H0698608B2 JP 30574491 A JP30574491 A JP 30574491A JP 30574491 A JP30574491 A JP 30574491A JP H0698608 B2 JPH0698608 B2 JP H0698608B2
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JP
Japan
Prior art keywords
spindle
main shaft
warning device
turned
warning
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP30574491A
Other languages
English (en)
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JPH0564801A (ja
Inventor
功 庄田
Original Assignee
功 庄田
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Filing date
Publication date
Application filed by 功 庄田 filed Critical 功 庄田
Priority to JP30574491A priority Critical patent/JPH0698608B2/ja
Publication of JPH0564801A publication Critical patent/JPH0564801A/ja
Publication of JPH0698608B2 publication Critical patent/JPH0698608B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刃物が高速回転する木
工機例えばNCルータにおいて、モータ電源がオフした
後も、主軸が慣性により回転している間は、警告を持続
する主軸の回転警告装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置では、回転刃を装着する主軸
を駆動するモータ電源がオンしている間は、警報装置が
作動して警告信号を出す。木工機、例えばNCルータの
ように回転刃物が高速回転(20000RPM)する装
置では、モータ電源をオフしても、瞬時には停止せず
(インバーターブレーキ付きのものでも)、数秒〜数分
間は慣性により回転をつづける。
【0003】しかし、回転刃はきわめて刃が鋭利なた
め、僅かでも回転していると保安上きわめて危険であ
る。特に実施例としたNCルータのように、ヘッドの下
端に回転刃を囲む集じんカバーを取付けたものでは、回
転刃は外からは見えにくい。しかし、指先は防じんブラ
シの間から入りうるので、モータ電源のオフ後も主軸が
慣性により回転していることを知らせることは、特に必
要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような理由から、
主軸の回転警告装置はモータ電源をオフしたのちも、主
軸が慣性回転している間は、警告をつづけることが望ま
れる。これが、本発明の解決課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明はつぎのように構成する。すなわち、ヘッド
内に設けた主軸に回転刃を装着して高速回転させると共
に、主軸モータの駆動に対応して作動する警告装置を設
け、主軸のモータ電源のオフ後も主軸が慣性回転してい
る間は警告を持続させることを特徴とする木工機におけ
る主軸の回転警告装置である。
【0006】
【作 用】上記のように構成した回転警告装置では、主
軸のモータ電源がオフした後も、主軸が慣性回転してい
る間は、この回転をひろって警告信号を出しつづける。
このため、主軸の慣性回転による不測の事故を予防でき
る。
【0007】
【実施例】以下に、本発明をNCルータAを実施例とし
て説明する。NCルータAは、図5に示すように左右一
対のコラム1、1と、前後方向に延びるベット2と、ベ
ット2上を前後進するテーブル3と、コラム1、1の上
端間に架設したクロス・コラム4と、これに沿って左右
動する複数のヘッド5とよりなる。ヘッド5は図1に示
すように内部中央上下方向に主軸6を垂設し、これを上
下のベアリング7、7にて支持し、下端には袋ナット8
を介して適宜形状の回転刃9(ルータ)を装着する。主
軸6は、固定子10と回転子11よりなるモータ12に
より高速回転(20.000RPM)する。
【0008】ヘッド5の下端には、防じんブラシ13を
有する集じんカバー14を取付ける。集じんカバー14
は、カバーハンドル15を外方へ倒し、ラックレバー1
6の噛合を外して取り外し可能とする。ヘッド5内の外
周側には、集じん用の空気路17を設け、空気路17は
上部の空間部18をへて、集じんダクト(図示せず)に
より機外の集じん機(図示せず)へ接続する。切粉は集
じん機の駆動により、吸引されて集じん機へと集まる。
主軸6の上部には、主軸6の回転をロックするストップ
ピン19を通すピン孔20を設ける。ストップピン19
の先端をピン孔20へ挿入すれば、主軸6はロックされ
る。ロックするため、ストップピン19を前進させる
と、リミットスイッチ21の接触子211が上動して、
主軸6のロック信号を出す。
【0009】ヘッド5の上部一側に警告装置22の一種
として表示灯23を取付ける。従来の表示灯23は、主
軸6のモータ12の電源がオンすると点灯し、オフする
と消える。モータ12の電源をオフした後も、主軸6が
慣性により回転している間は、点灯して警告を持続する
ようつぎの手段を設ける。第1実施例として、主軸6の
上方へこれと接近して検知センサーとして近接スイッチ
24を設ける。主軸6と近接スイッチ24の間隔は、約
1mmとして主軸上端61が近接スイッチ24の作動範
囲内に入るようにする。図2、図3に示すように主軸6
の上端直径方向にスリット25を設けて、スリット25
が近接スイッチ24の真下にきたときは、近接スイッチ
24とスリット25の底面間の間隙が、近接スイッチ2
4の作動範囲からはずれるように、スリット25の深さ
を定める。近接スイッチ24をこのように配したので、
近接スイッチ24は、主軸6を被検出部として検知信号
を出す。スリット25が、図3のように近接スイッチ2
4と相対したときは、検知範囲内に被検知部なしとして
信号はオフする。すなわち、検知信号はスリット25が
近接スイッチ24と相対するか否かによってオンオフす
る一種のパルス信号となる。
【0010】しかし、主軸6が高速回転しているときは
(モータの電源がオンのとき)、スリット25の回転が
早やすぎ、反応不能となって検知信号は持続電流とな
る。検知信号がパルス信号となるのは、主軸6が慣性回
転にかわって、回転速度が、遅くなってからである。こ
のパルス信号をうけると、PC盤26は表示灯23の点
灯を持続する。なお、電源オフ後、直ちにパルス信号が
発生しないときは、表示灯23が消えないよう持続回路
をおく。主軸6が完全停止すると、検知信号はスリット
25と近接スイッチ24との位置関係により、持続電流
となるか止まるかするが、いずれにしてもパルス信号は
停止する。パルス信号の停止により、PC盤26は警告
灯23を消灯する。なお、タイマーを入れてパルス信号
の停止後も、数秒間点灯をつづけるよう回路を組んでも
よい。主軸6の慣性回転をひろう手段は、上記のものに
限るものではなく、検知センサーとして光電スイッチ、
超音波スイッチを取付け、被検知部として上記センサー
より出る光、超音波を反射する反射板を設けてもよい。
動作は近接スイッチの場合と同様である。また、警告装
置22も表示灯23の他ブザーでもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成して、
主軸のモータ電源がオフした後も、主軸が慣性回転して
いる間は、警告装置は警告を持続する。このように改良
したので、主軸の慣性回転による不測の事故を防止でき
る。これは、木工機の保守上大きな効果である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘッドの縦断面図である。
【図2】近接スイッチと主軸のスリットとの位置関係を
示す説明図である。
【図3】スリットが近接スイッチの真下にきた状態を示
す説明図である。
【図4】ヘッド、近接スイッチ、表示灯間の関係を示す
説明図である。
【図5】NCルータを示す正面図である。
【符号の説明】
1 − コラム 2 − ベット 3 − テーブル 4 − クロス・コラム 5 − ヘッド 6 − 主軸 9 − 回転刃 12 − モータ 22 − 警告装置 25 − 表示灯 24 − 近接スイッチ 25 − スリット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド内に設けた主軸に回転刃を装着し
    て高速回転させると共に、主軸モータの駆動電源に対応
    して作動する警告装置を設け、主軸のモータ電源のオフ
    後も主軸が慣性回転している間は、警告を持続させるこ
    とを特徴とする木工機における主軸の回転警告装置。
  2. 【請求項2】 主軸と対応する部分に検知センサーを取
    付け、これと相対する主軸側に被検知部を設け、主軸の
    モータ電源のオフ後も主軸が慣性回転している間は、検
    知センサーが被検知部との対応を拾ってオンオフする検
    知信号を発し、この検知信号により警告信号を持続させ
    ることを特徴とする請求項1項記載の木工機における主
    軸の回転警告装置。
JP30574491A 1991-09-06 1991-09-06 木工機における主軸の回転警告装置 Expired - Lifetime JPH0698608B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30574491A JPH0698608B2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 木工機における主軸の回転警告装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP30574491A JPH0698608B2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 木工機における主軸の回転警告装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0564801A JPH0564801A (ja) 1993-03-19
JPH0698608B2 true JPH0698608B2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=17948821

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JP30574491A Expired - Lifetime JPH0698608B2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 木工機における主軸の回転警告装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0665405B1 (en) * 1993-06-04 1999-04-07 Kao Corporation Safety securing device
JP2830972B2 (ja) * 1995-03-06 1998-12-02 株式会社日立製作所 液晶表示装置
JP2018199168A (ja) * 2017-05-25 2018-12-20 株式会社ディスコ 加工装置
JP2019042910A (ja) * 2017-09-07 2019-03-22 株式会社ディスコ 加工装置

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JPH0564801A (ja) 1993-03-19

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