JPH0626416A - 前噴射及び主噴射用の燃料噴射ノズル - Google Patents
前噴射及び主噴射用の燃料噴射ノズルInfo
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- JPH0626416A JPH0626416A JP9906793A JP9906793A JPH0626416A JP H0626416 A JPH0626416 A JP H0626416A JP 9906793 A JP9906793 A JP 9906793A JP 9906793 A JP9906793 A JP 9906793A JP H0626416 A JPH0626416 A JP H0626416A
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- F02M61/16—Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
- F02M61/18—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
- F02M61/1806—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for characterised by the arrangement of discharge orifices, e.g. orientation or size
- F02M61/182—Discharge orifices being situated in different transversal planes with respect to valve member direction of movement
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- F02M45/00—Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship
- F02M45/02—Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship with each cyclic delivery being separated into two or more parts
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- F02M2200/46—Valves, e.g. injectors, with concentric valve bodies
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃焼室内の圧縮された空気内での燃料の分配
及び霧化が申し分なく行われるようにする。 【構成】 案内孔内でしゅう動可能に支承されている主
噴射制御用中空ニードル21が開放ストロークの際に閉
鎖ばねの力に抗して燃料流動方向とは逆方向に第1の弁
座17から離れ,供給通路25を形成する半径方向のす
きまをもって中空ニードル内でしゅう動可能な前噴射制
御用弁ニードル26の閉鎖ヘッド27は,弁ニードルの
開放ストロークの際に燃料流動方向に,中空ニードルの
第2の弁座から離れ,燃料流動方向で第1の弁座の下流
側に環状溝が設けられ,これに続いてノズル体に第3の
弁座が設けられ,環状溝から前噴射噴孔15が燃焼室内
に通じ,閉鎖ヘッドはその燃料供給通路内に圧力が生ぜ
しめられると,第3の弁座に当接し,前噴射噴孔が環状
溝を経て燃料供給通路に接続される。
及び霧化が申し分なく行われるようにする。 【構成】 案内孔内でしゅう動可能に支承されている主
噴射制御用中空ニードル21が開放ストロークの際に閉
鎖ばねの力に抗して燃料流動方向とは逆方向に第1の弁
座17から離れ,供給通路25を形成する半径方向のす
きまをもって中空ニードル内でしゅう動可能な前噴射制
御用弁ニードル26の閉鎖ヘッド27は,弁ニードルの
開放ストロークの際に燃料流動方向に,中空ニードルの
第2の弁座から離れ,燃料流動方向で第1の弁座の下流
側に環状溝が設けられ,これに続いてノズル体に第3の
弁座が設けられ,環状溝から前噴射噴孔15が燃焼室内
に通じ,閉鎖ヘッドはその燃料供給通路内に圧力が生ぜ
しめられると,第3の弁座に当接し,前噴射噴孔が環状
溝を経て燃料供給通路に接続される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,空気圧縮式内燃機関で
前噴射及び主噴射を行うための燃料噴射ノズルであっ
て,ノズル体に第1の弁座が設けられており,案内孔内
でしゅう動可能に支承されている中空ニードルが開放ス
トロークの際に第1の閉鎖ばねの力に抗して燃料流動方
向とは逆方向に第1の弁座から離れ,供給通路を形成す
る半径方向のすきまをもって中空ニードル内でしゅう動
可能な弁ニードルが,中空ニードルに支えられている第
2の閉鎖ばねによって負荷されており,この弁ニードル
の閉鎖ヘッドは,弁ニードルの開放ストロークの際に第
2の閉鎖ばねの力に抗して燃料流動方向に,中空ニード
ルの燃焼室側の端部に設けられている第2の弁座から離
れるようになっている形式のものに関する。
前噴射及び主噴射を行うための燃料噴射ノズルであっ
て,ノズル体に第1の弁座が設けられており,案内孔内
でしゅう動可能に支承されている中空ニードルが開放ス
トロークの際に第1の閉鎖ばねの力に抗して燃料流動方
向とは逆方向に第1の弁座から離れ,供給通路を形成す
る半径方向のすきまをもって中空ニードル内でしゅう動
可能な弁ニードルが,中空ニードルに支えられている第
2の閉鎖ばねによって負荷されており,この弁ニードル
の閉鎖ヘッドは,弁ニードルの開放ストロークの際に第
2の閉鎖ばねの力に抗して燃料流動方向に,中空ニード
ルの燃焼室側の端部に設けられている第2の弁座から離
れるようになっている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第
1808650号明細書及び図面(第4図)によって公
知であるこのような燃料噴射ノズルにおいては,第1の
弁座と協働する中空ニードルは前噴射の制御に役立ち,
中空ニードルに設けられた弁座と協働してこの弁座から
燃料流動方向に離れる閉鎖ヘッドを有する中央の弁ニー
ドルは主噴射の制御に役立つ。この場合前噴射はノズル
体の燃焼室側端部の管状部に形成された噴孔を通して行
われ,この管状部内では中空ニードルの,第1の弁座と
協働する円すい状の座面の下流側の端区分が案内されて
いる。この端区分内には,外方に向かって開く閉鎖ヘッ
ドのための弁座が形成されており,したがって前噴射噴
流の噴射方向及び主噴射噴流の噴射方向は著しく異なっ
ている。
1808650号明細書及び図面(第4図)によって公
知であるこのような燃料噴射ノズルにおいては,第1の
弁座と協働する中空ニードルは前噴射の制御に役立ち,
中空ニードルに設けられた弁座と協働してこの弁座から
燃料流動方向に離れる閉鎖ヘッドを有する中央の弁ニー
ドルは主噴射の制御に役立つ。この場合前噴射はノズル
体の燃焼室側端部の管状部に形成された噴孔を通して行
われ,この管状部内では中空ニードルの,第1の弁座と
協働する円すい状の座面の下流側の端区分が案内されて
いる。この端区分内には,外方に向かって開く閉鎖ヘッ
ドのための弁座が形成されており,したがって前噴射噴
流の噴射方向及び主噴射噴流の噴射方向は著しく異なっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,燃焼
室内の圧縮された空気内での燃料の分配及び霧化が申し
分なく行われるようにすることである。
室内の圧縮された空気内での燃料の分配及び霧化が申し
分なく行われるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明によれば,請求項1に記載したように,最初に
述べた形式の燃料噴射ノズルにおいて,燃料流動方向で
第1の弁座の下流側に環状溝が設けられ,かつこれに続
いてノズル体に第3の弁座が設けられており,環状溝か
ら前噴射のための噴孔が燃焼室内に通じており,弁ニー
ドルの閉鎖ヘッドはその燃料供給通路内に圧力が生ぜし
められると,第2の位置に切り替えられて第3の弁座に
当接し,前噴射のための噴孔が環状溝を経て燃料供給通
路に接続されるようにした。
に本発明によれば,請求項1に記載したように,最初に
述べた形式の燃料噴射ノズルにおいて,燃料流動方向で
第1の弁座の下流側に環状溝が設けられ,かつこれに続
いてノズル体に第3の弁座が設けられており,環状溝か
ら前噴射のための噴孔が燃焼室内に通じており,弁ニー
ドルの閉鎖ヘッドはその燃料供給通路内に圧力が生ぜし
められると,第2の位置に切り替えられて第3の弁座に
当接し,前噴射のための噴孔が環状溝を経て燃料供給通
路に接続されるようにした。
【0005】
【発明の効果】本発明によれば,中央の前噴射用弁ニー
ドルを収容する中空ニードルによって主噴射を制御する
ので,中空ニードルがその弁座から離されると,燃料が
同時に前噴射用噴孔及び主噴射用噴孔を通って燃焼室内
に噴射され,燃焼室内の圧縮された空気内での燃料の分
配及び霧化が激しく行われる。
ドルを収容する中空ニードルによって主噴射を制御する
ので,中空ニードルがその弁座から離されると,燃料が
同時に前噴射用噴孔及び主噴射用噴孔を通って燃焼室内
に噴射され,燃焼室内の圧縮された空気内での燃料の分
配及び霧化が激しく行われる。
【0006】請求項2及び請求項3は本発明の有利な実
施態様を記載したものである。
施態様を記載したものである。
【0007】
【実施例】以下においては図1及び図2に示した実施例
に基づいて本発明の構成を具体的に説明する。
に基づいて本発明の構成を具体的に説明する。
【0008】締め付けナット12によってノズル保持体
13に固定されているノズル体11は,内燃機関の燃焼
室側の球頂端部12のところに,軸方向で隔たった2つ
のピッチ平面に配置された前噴射及び主噴射用の噴孔1
5及び16を有している。噴孔15・16の各ピッチ平
面の上流側においてそれぞれ1つの円すい状の弁座17
・18がノズル体11に設けられており,これらの弁座
は環状溝19によって隔てられている。前噴射のための
噴孔15はこの環状溝19から燃焼室内に通じており,
噴孔16は更に下流側で球頂端部14内の袋孔20から
燃焼室内に通じている。ノズル体11内には2つの同軸
的な弁ニードルがしゅう動可能に配置されており,一方
の弁ニードルである中空ニードル21は主噴射を制御す
るものであって,第1の弁座17と協働する円すい状の
座面22を有している。他方の弁ニードル26は中空ニ
ードル21内で,上流側の案内区分23によってしゅう
動可能に案内されており,かつ案内区分23よりも直径
の小さい通路形成区分24によって中空ニードル21の
内周面との間に燃料供給通路25を形成している。この
弁ニードル26は燃焼室側の端部に閉鎖ヘッド27を有
している。閉鎖ヘッド27はノズル体11の弁座18と
協働する円すい状の座面28と,これよりも上流側の円
すい状の座面29とを有しており,座面29は中空ニー
ドル21の燃焼室側端部内側に設けられている第2の弁
座31と協働する。弁座31は軸方向で,外側の座面2
2とほぼ同じところに配置されている。
13に固定されているノズル体11は,内燃機関の燃焼
室側の球頂端部12のところに,軸方向で隔たった2つ
のピッチ平面に配置された前噴射及び主噴射用の噴孔1
5及び16を有している。噴孔15・16の各ピッチ平
面の上流側においてそれぞれ1つの円すい状の弁座17
・18がノズル体11に設けられており,これらの弁座
は環状溝19によって隔てられている。前噴射のための
噴孔15はこの環状溝19から燃焼室内に通じており,
噴孔16は更に下流側で球頂端部14内の袋孔20から
燃焼室内に通じている。ノズル体11内には2つの同軸
的な弁ニードルがしゅう動可能に配置されており,一方
の弁ニードルである中空ニードル21は主噴射を制御す
るものであって,第1の弁座17と協働する円すい状の
座面22を有している。他方の弁ニードル26は中空ニ
ードル21内で,上流側の案内区分23によってしゅう
動可能に案内されており,かつ案内区分23よりも直径
の小さい通路形成区分24によって中空ニードル21の
内周面との間に燃料供給通路25を形成している。この
弁ニードル26は燃焼室側の端部に閉鎖ヘッド27を有
している。閉鎖ヘッド27はノズル体11の弁座18と
協働する円すい状の座面28と,これよりも上流側の円
すい状の座面29とを有しており,座面29は中空ニー
ドル21の燃焼室側端部内側に設けられている第2の弁
座31と協働する。弁座31は軸方向で,外側の座面2
2とほぼ同じところに配置されている。
【0009】中空ニードル21は上流側の案内区分33
によってノズル体11の上方部分内でしゅう動可能に支
承されており,ノズル体11内の圧力室35の範囲内に
ある受圧面34によって直径を小さくされて,ノズル体
11との間に環状すきま36を形成している。圧力室3
5はノズル体11及びノズル保持体13内の燃料供給通
路41並びに燃料供給導管42を介して主噴射のための
噴射ポンプ43に接続されている。中空ニードル21の
燃焼室側の区分と弁ニードル26との間の燃料供給通路
25は中空ニードル21の横孔45と,ノズル体11及
びノズル保持体13内の燃料供給通路46と,燃料供給
導管47とを介して前噴射のための噴射ポンプ48に接
続されている。
によってノズル体11の上方部分内でしゅう動可能に支
承されており,ノズル体11内の圧力室35の範囲内に
ある受圧面34によって直径を小さくされて,ノズル体
11との間に環状すきま36を形成している。圧力室3
5はノズル体11及びノズル保持体13内の燃料供給通
路41並びに燃料供給導管42を介して主噴射のための
噴射ポンプ43に接続されている。中空ニードル21の
燃焼室側の区分と弁ニードル26との間の燃料供給通路
25は中空ニードル21の横孔45と,ノズル体11及
びノズル保持体13内の燃料供給通路46と,燃料供給
導管47とを介して前噴射のための噴射ポンプ48に接
続されている。
【0010】ノズル保持体13内の閉鎖ばね51は押圧
片52を介して,案内区分33によってノズル体11の
案内孔32内でしゅう動可能な中空ニードル21の座面
22を第1の弁座17に押し付けている。中空ニードル
21の袋孔54及び押圧片52の袋孔55内に配置され
ていて中空ニードル21の袋孔54の底に支えられてい
る第2の閉鎖ばね53は,弁ニードル26の上方端部の
ヘッド56に作用して,弁ニードル26の閉鎖ヘッド2
7を中空ニードル21の弁座31に引き付ける。
片52を介して,案内区分33によってノズル体11の
案内孔32内でしゅう動可能な中空ニードル21の座面
22を第1の弁座17に押し付けている。中空ニードル
21の袋孔54及び押圧片52の袋孔55内に配置され
ていて中空ニードル21の袋孔54の底に支えられてい
る第2の閉鎖ばね53は,弁ニードル26の上方端部の
ヘッド56に作用して,弁ニードル26の閉鎖ヘッド2
7を中空ニードル21の弁座31に引き付ける。
【0011】以上説明した燃料噴射ノズルの作用形式は
次のとおりである。
次のとおりである。
【0012】燃料供給通路41及び46に圧力がない場
合,閉鎖ばね51は中空ニードル21の座面22をノズ
ル体11の弁座17に押し付けており,閉鎖ばね53は
弁ニードル26の閉鎖ヘッド27の座面29を中空ニー
ドル21の弁座31に引き付けており,したがって噴孔
15・16への接続は遮断されており,閉鎖ヘッド27
の燃焼室側の座面28はノズル体11の弁座18から引
き離されている。
合,閉鎖ばね51は中空ニードル21の座面22をノズ
ル体11の弁座17に押し付けており,閉鎖ばね53は
弁ニードル26の閉鎖ヘッド27の座面29を中空ニー
ドル21の弁座31に引き付けており,したがって噴孔
15・16への接続は遮断されており,閉鎖ヘッド27
の燃焼室側の座面28はノズル体11の弁座18から引
き離されている。
【0013】前噴射を行う場合,噴射ポンプ48は燃料
供給通路46及び横孔45を介して少量の燃料を燃料供
給通路25内に送る。これによって閉鎖ヘッド27に作
用する圧力は閉鎖ばね53の力に抗して弁ニードル26
をしゅう動させ,比較的にわずかなストロークの後に燃
焼室側の座面28がノズル体11の弁座18に密着す
る。弁座31と座面29との間の弁すきま及び環状溝1
9を通って流れる燃料は環状溝19から燃焼室に通じて
いる細い噴孔15を通って噴流として燃焼室内に噴射さ
れる。圧力が減少すると,閉鎖ヘッド27は再び噴射ポ
ンプ48と環状溝19との接続を遮断し,前噴射が終了
する。
供給通路46及び横孔45を介して少量の燃料を燃料供
給通路25内に送る。これによって閉鎖ヘッド27に作
用する圧力は閉鎖ばね53の力に抗して弁ニードル26
をしゅう動させ,比較的にわずかなストロークの後に燃
焼室側の座面28がノズル体11の弁座18に密着す
る。弁座31と座面29との間の弁すきま及び環状溝1
9を通って流れる燃料は環状溝19から燃焼室に通じて
いる細い噴孔15を通って噴流として燃焼室内に噴射さ
れる。圧力が減少すると,閉鎖ヘッド27は再び噴射ポ
ンプ48と環状溝19との接続を遮断し,前噴射が終了
する。
【0014】次いで,あるいは一定の時間後に,燃焼室
内で点火が行われると,主噴射のための噴射ポンプ43
が燃料供給通路41を経て燃料を圧力室35内に送る。
圧力室35内の圧力が上昇すると,中空ニードル21の
座面22がノズル体11の弁座17から引き離される。
この場合閉鎖ヘッド27によって燃料供給通路25を閉
じている弁ニードル26も連行される。弁座17と中空
ニードル21の座面22との間並びに弁座18と閉鎖ヘ
ッド27の座面28との間の弁すきまを通って流れる燃
料は弁座17の下流側の噴孔15及び弁座18の下流側
の噴孔16によって燃焼室内に噴射され,点火のために
充分に圧縮されている空気内に広く分配される。
内で点火が行われると,主噴射のための噴射ポンプ43
が燃料供給通路41を経て燃料を圧力室35内に送る。
圧力室35内の圧力が上昇すると,中空ニードル21の
座面22がノズル体11の弁座17から引き離される。
この場合閉鎖ヘッド27によって燃料供給通路25を閉
じている弁ニードル26も連行される。弁座17と中空
ニードル21の座面22との間並びに弁座18と閉鎖ヘ
ッド27の座面28との間の弁すきまを通って流れる燃
料は弁座17の下流側の噴孔15及び弁座18の下流側
の噴孔16によって燃焼室内に噴射され,点火のために
充分に圧縮されている空気内に広く分配される。
【0015】なお,ノズル体11の弁座18と閉鎖ヘッ
ド27の座面28とを有し,前噴射の際に主噴射のため
の噴射孔16を遮断する弁は,平面座弁として構成して
おくこともできる。また,主噴射のための噴孔16は,
閉鎖ヘッド27のピンとこのピンを取り囲むノズル体筒
状部との間の環状すきまによって形成することもでき
る。
ド27の座面28とを有し,前噴射の際に主噴射のため
の噴射孔16を遮断する弁は,平面座弁として構成して
おくこともできる。また,主噴射のための噴孔16は,
閉鎖ヘッド27のピンとこのピンを取り囲むノズル体筒
状部との間の環状すきまによって形成することもでき
る。
【図1】本発明による燃料噴射弁の燃焼室側の部分の縦
断面図である。
断面図である。
【図2】図1のAの部分の拡大図である。
11 ノズル体, 12 締め付けナット, 13 ノ
ズル保持体, 14球頂端部, 15及び16 噴孔,
17及び18 弁座,19 環状溝, 20 袋孔,
21 中空ニードル, 22 座面, 23 案内区
分, 24通路形成区分, 25 燃料供給通路, 2
6 弁ニードル, 27 閉鎖ヘッド, 28及び29
座面, 31 弁座, 32 案内孔, 33 案内
区分, 34 受圧面, 35 圧力室, 36 環状
すきま, 41 燃料供給通路, 42 燃料供給導
管, 43 噴射ポンプ, 45 横孔, 46 燃料
供給通路, 47 燃料供給導管, 48 噴射ポン
プ, 51 閉鎖ばね,52 押圧片, 53 閉鎖ば
ね, 54及び55 袋孔, 56 ヘッド
ズル保持体, 14球頂端部, 15及び16 噴孔,
17及び18 弁座,19 環状溝, 20 袋孔,
21 中空ニードル, 22 座面, 23 案内区
分, 24通路形成区分, 25 燃料供給通路, 2
6 弁ニードル, 27 閉鎖ヘッド, 28及び29
座面, 31 弁座, 32 案内孔, 33 案内
区分, 34 受圧面, 35 圧力室, 36 環状
すきま, 41 燃料供給通路, 42 燃料供給導
管, 43 噴射ポンプ, 45 横孔, 46 燃料
供給通路, 47 燃料供給導管, 48 噴射ポン
プ, 51 閉鎖ばね,52 押圧片, 53 閉鎖ば
ね, 54及び55 袋孔, 56 ヘッド
Claims (3)
- 【請求項1】 空気圧縮式内燃機関で前噴射及び主噴射
を行うための燃料噴射ノズルであって,ノズル体に第1
の弁座が設けられており,案内孔内でしゅう動可能に支
承されている中空ニードルが開放ストロークの際に第1
の閉鎖ばねの力に抗して燃料流動方向とは逆方向に第1
の弁座から離れ,供給通路を形成する半径方向のすきま
をもって中空ニードル内でしゅう動可能な弁ニードル
が,中空ニードルに支えられている第2の閉鎖ばねによ
って負荷されており,この弁ニードルの閉鎖ヘッドは,
弁ニードルの開放ストロークの際に第2の閉鎖ばねの力
に抗して燃料流動方向に,中空ニードルの燃焼室側の端
部に設けられている第2の弁座から離れるようになって
いる形式のものにおいて,燃料流動方向で第1の弁座
(17)の下流側に環状溝(19)が設けられ,かつこ
れに続いてノズル体(11)に第3の弁座(18)が設
けられており,環状溝(19)から前噴射のための噴孔
(15)が燃焼室内に通じており,弁ニードル(26)
の閉鎖ヘッド(27)はその燃料供給通路(25)内に
圧力が生ぜしめられると,第2の位置に切り替えられて
第3の弁座(18)に当接し,前噴射のための噴孔(1
5)が環状溝(19)を経て燃料供給通路(25)に接
続されることを特徴とする燃料噴射ノズル。 - 【請求項2】 弁ニードル(26)の閉鎖ヘッド(2
7)と協働する,中空ニードル(21)に設けられた第
2の弁座(31)が,中空ニードル(21)の,第1の
弁座(17)と協働する座面(22)に対して,半径方
向で内側にかつ軸方向でほぼ同じところに配置されてい
る請求項1記載の燃料噴射ノズル。 - 【請求項3】 前噴射のための噴孔(15)とは別に,
環状溝(19)及びその下流側に続く弁座(18)より
も下流側のところでノズル体(11)の球頂端部(1
4)に複数の噴孔(16)が形成されている請求項1又
は請求項2記載の燃料噴射ノズル。
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