JPH06148229A - 半導体加速度センサ - Google Patents
半導体加速度センサInfo
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- JPH06148229A JPH06148229A JP4295416A JP29541692A JPH06148229A JP H06148229 A JPH06148229 A JP H06148229A JP 4295416 A JP4295416 A JP 4295416A JP 29541692 A JP29541692 A JP 29541692A JP H06148229 A JPH06148229 A JP H06148229A
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- JP
- Japan
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- substrate
- acceleration sensor
- semiconductor acceleration
- semiconductor
- film
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P15/00—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
- G01P15/02—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
- G01P15/08—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
- G01P2015/0805—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration
- G01P2015/0822—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass
- G01P2015/084—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass the mass being suspended at more than one of its sides, e.g. membrane-type suspension, so as to permit multi-axis movement of the mass
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の半導体加速度センサ21は、半導体
基板に設けられた質量部32と、質量部32の周囲に設
けられ半導体基板を薄肉化してなる弾性部26と、弾性
部26の上面26a側に設けられた複数対のピエゾ抵抗
27,27,…とを具備し、半導体基板は、第1のシリ
コン基板22の表面に、酸化ケイ素膜23を介して第2
のシリコン基板24を接合したSOI基板25からな
り、弾性部26は、第1のシリコン基板22を裏面側か
ら蝕刻してなることを特徴とする。また、弾性部26は
複数の貫通孔の間に設けられた梁部であってもよい。 【効果】 ダイアフラム部の感度のバラツキを小さくす
ることができ、したがって、センサとしての感度を大幅
に向上させることができる。また、SiO2膜はエッチ
ングの際のストッパ として用いることができ、薄厚の
SOI基板においても制御性良くダイアフラム部を形成
することができる。
基板に設けられた質量部32と、質量部32の周囲に設
けられ半導体基板を薄肉化してなる弾性部26と、弾性
部26の上面26a側に設けられた複数対のピエゾ抵抗
27,27,…とを具備し、半導体基板は、第1のシリ
コン基板22の表面に、酸化ケイ素膜23を介して第2
のシリコン基板24を接合したSOI基板25からな
り、弾性部26は、第1のシリコン基板22を裏面側か
ら蝕刻してなることを特徴とする。また、弾性部26は
複数の貫通孔の間に設けられた梁部であってもよい。 【効果】 ダイアフラム部の感度のバラツキを小さくす
ることができ、したがって、センサとしての感度を大幅
に向上させることができる。また、SiO2膜はエッチ
ングの際のストッパ として用いることができ、薄厚の
SOI基板においても制御性良くダイアフラム部を形成
することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車、航空機、家
電製品等に用いられ、特に、特性のバラツキを小さく一
定に保つことができる複数対のピエゾ抵抗素子を用いた
加速度検出用の半導体加速度センサに関するものであ
る。
電製品等に用いられ、特に、特性のバラツキを小さく一
定に保つことができる複数対のピエゾ抵抗素子を用いた
加速度検出用の半導体加速度センサに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、加速度検出用のセンサとしては、
圧電セラミックス、有機薄膜、シリコン単結晶板等様々
な材料を用いた多種多様の加速度センサが開発され製品
化されている。これらの加速度センサは、ヒステリシ
ス、クリープ、疲労等がなく、また、構造が簡単、電圧
感度が極めて大、簡単に増幅可能等、使い勝手の面にお
いても非常に優れていることから、現在様々な分野で広
く用いられている。特に、シリコン単結晶を用いた半導
体加速度センサは、シリコン自体の格子欠陥が極めて少
ないために理想的な弾性体となること、半導体プロセス
技術をそのまま転用することができ、かつ、量産時の歩
留まりが高く生産性が良い等の特徴を有することから、
近年では特に注目されている加速度センサである。
圧電セラミックス、有機薄膜、シリコン単結晶板等様々
な材料を用いた多種多様の加速度センサが開発され製品
化されている。これらの加速度センサは、ヒステリシ
ス、クリープ、疲労等がなく、また、構造が簡単、電圧
感度が極めて大、簡単に増幅可能等、使い勝手の面にお
いても非常に優れていることから、現在様々な分野で広
く用いられている。特に、シリコン単結晶を用いた半導
体加速度センサは、シリコン自体の格子欠陥が極めて少
ないために理想的な弾性体となること、半導体プロセス
技術をそのまま転用することができ、かつ、量産時の歩
留まりが高く生産性が良い等の特徴を有することから、
近年では特に注目されている加速度センサである。
【0003】図16は、上記の半導体加速度センサの一
例を示す平面図、図17は、図16のAーA線に沿う断
面図である。この半導体加速度センサ1は、シリコン基
板(半導体基板:以下、Si基板と略称する)2の中央
部に設けられた質量部3と、このSi基板2を下方から
エッチングすることにより質量部3の周囲に設けられた
ロの字型の薄肉のダイアフラム部(弾性部)4と、この
ダイアフラム部4の上面4aに不純物拡散により形成さ
れた互いに平行な複数対のピエゾ抵抗5,5,…とを具
備したものである。このSi基板2の上面側2aには上
部ストッパ6が、また下面側2bには下部ストッパ7が
それぞれ設けられており、前記ダイアフラム部4の弾性
限界内で質量部3を支持する構成である。
例を示す平面図、図17は、図16のAーA線に沿う断
面図である。この半導体加速度センサ1は、シリコン基
板(半導体基板:以下、Si基板と略称する)2の中央
部に設けられた質量部3と、このSi基板2を下方から
エッチングすることにより質量部3の周囲に設けられた
ロの字型の薄肉のダイアフラム部(弾性部)4と、この
ダイアフラム部4の上面4aに不純物拡散により形成さ
れた互いに平行な複数対のピエゾ抵抗5,5,…とを具
備したものである。このSi基板2の上面側2aには上
部ストッパ6が、また下面側2bには下部ストッパ7が
それぞれ設けられており、前記ダイアフラム部4の弾性
限界内で質量部3を支持する構成である。
【0004】上記のダイアフラム部4は、質量部3の角
部の周囲にそれぞれ貫通孔を設けてこれらの貫通孔の間
に梁部を設けた構成とすることもあり、またSi基板2
の中央部に略C字状の空隙部を形成し、質量部3を片持
ちの梁で支持した構成とすることもある。この種の半導
体加速度センサ1は、質量部3が加速度に応じて変位す
る時の変位差を、ダイアフラム部4のピエゾ抵抗5,
5,…の抵抗値の変化に変換することで加速度の変化を
検出している。
部の周囲にそれぞれ貫通孔を設けてこれらの貫通孔の間
に梁部を設けた構成とすることもあり、またSi基板2
の中央部に略C字状の空隙部を形成し、質量部3を片持
ちの梁で支持した構成とすることもある。この種の半導
体加速度センサ1は、質量部3が加速度に応じて変位す
る時の変位差を、ダイアフラム部4のピエゾ抵抗5,
5,…の抵抗値の変化に変換することで加速度の変化を
検出している。
【0005】また、図18に示すような半導体加速度セ
ンサ11も知られている。該半導体加速度センサ11
は、ダイアフラム部4の上面4aの互いに直交する2方
向に対してそれそれ複数対のピエゾ抵抗12,12,…
を形成したもので、三次元の加速度の変化を検出するこ
とができる。なお、三次元加速度センサについては、例
えば、特開平3−202778号公報、特開平3−26
9263号公報等を参照のこと。
ンサ11も知られている。該半導体加速度センサ11
は、ダイアフラム部4の上面4aの互いに直交する2方
向に対してそれそれ複数対のピエゾ抵抗12,12,…
を形成したもので、三次元の加速度の変化を検出するこ
とができる。なお、三次元加速度センサについては、例
えば、特開平3−202778号公報、特開平3−26
9263号公報等を参照のこと。
【0006】これらの半導体加速度センサ1,11は、
例えば、自動車のエアバックシステムの衝突検知やシャ
ーシ制御(アンチロックブレーキシステム、アクティブ
サスペンションシステム、トラクションコントロールシ
ステム等)の加速度検知、前記自動車以外の輸送手段で
ある自動二輪や電車車両等の姿勢制御、産業用ロボッ
ト、工作機器、医療機器、民生用健康機器、ゲーム機器
等に用いられている。
例えば、自動車のエアバックシステムの衝突検知やシャ
ーシ制御(アンチロックブレーキシステム、アクティブ
サスペンションシステム、トラクションコントロールシ
ステム等)の加速度検知、前記自動車以外の輸送手段で
ある自動二輪や電車車両等の姿勢制御、産業用ロボッ
ト、工作機器、医療機器、民生用健康機器、ゲーム機器
等に用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した半
導体加速度センサ1では、質量部3の角度(図17中の
θ)はSiの異方性エッチングの特性により一定の値と
なる。したがって、半導体加速度センサ1の感度を低下
させずに小型化しようとすると、必然的にダイアフラム
部4の幅(w1a)が狭くなりセンサとしての感度が低下
するという欠点がある。また、質量部3の上端の幅(w
2a)のみを狭くした場合においても、質量部3の質量が
小さくなるためにセンサとしての感度が低下するという
欠点がある。
導体加速度センサ1では、質量部3の角度(図17中の
θ)はSiの異方性エッチングの特性により一定の値と
なる。したがって、半導体加速度センサ1の感度を低下
させずに小型化しようとすると、必然的にダイアフラム
部4の幅(w1a)が狭くなりセンサとしての感度が低下
するという欠点がある。また、質量部3の上端の幅(w
2a)のみを狭くした場合においても、質量部3の質量が
小さくなるためにセンサとしての感度が低下するという
欠点がある。
【0008】また、これらの半導体加速度センサ1,1
1の感度は、主にダイアフラム部4の厚みにより決定さ
れる。したがって、製造工程においては、ダイアフラム
部4の厚みのバラツキを小さくかつ一定に保つことがこ
れらの半導体加速度センサ1,11の品質及び生産性を
向上させるための重要な要素になる。実際の製造工程に
おいては、異方性エッチングや等方性エッチング等のエ
ッチング技術を用いてSi基板2にダイアフラム部4を
形成するのが通例であり、工程管理を厳格に実施するこ
とでSi基板2の厚みのバラツキが小さく押えられ、エ
ッチングレートも一定に保たれている。この場合、所定
枚数以上のSi基板2を単位時間内に処理しようとする
とエッチングレートが変動し、したがってダイアフラム
部4の厚みがバラつくこととなる。また、ダイアフラム
部4の厚みが薄くなればなる程、相対的にバラツキが大
きくなる。
1の感度は、主にダイアフラム部4の厚みにより決定さ
れる。したがって、製造工程においては、ダイアフラム
部4の厚みのバラツキを小さくかつ一定に保つことがこ
れらの半導体加速度センサ1,11の品質及び生産性を
向上させるための重要な要素になる。実際の製造工程に
おいては、異方性エッチングや等方性エッチング等のエ
ッチング技術を用いてSi基板2にダイアフラム部4を
形成するのが通例であり、工程管理を厳格に実施するこ
とでSi基板2の厚みのバラツキが小さく押えられ、エ
ッチングレートも一定に保たれている。この場合、所定
枚数以上のSi基板2を単位時間内に処理しようとする
とエッチングレートが変動し、したがってダイアフラム
部4の厚みがバラつくこととなる。また、ダイアフラム
部4の厚みが薄くなればなる程、相対的にバラツキが大
きくなる。
【0009】そこで、ダイアフラム部4の厚みのバラツ
キを小さく一定に保つ技術として、電解エッチング方式
を用いたエッチストップ技術が提案されている。この技
術は、p型Si基板の上にn型Siエピタキシャル層を
形成したエピタキシャルウェハをKOH水溶液やEPW
水溶液(エチレンジアミン、ピロカテコ−ル、水の混合
液)の中に侵漬し、該n型Siエピタキシャル層に電圧
を印加することにより、p型Si基板のみをエッチング
する技術である。この技術では、n型Siエピタキシャ
ル層のみを残すことができ、また、このエピ層の厚みの
バラツキは該エピ層形成時の厚みのバラツキと一致し、
ウェハ面内の厚みのバラツキを5%以内とすることがで
きる。しかしながら、この技術は、エッチングの際に該
n型Siエピタキシャル層に電極を形成しなければなら
ず、また、多数のウェハをバッチ処理するためには大掛
りな装置を必要とし、現実的でない。このため量産性が
著しく損なわれるという欠点がある。
キを小さく一定に保つ技術として、電解エッチング方式
を用いたエッチストップ技術が提案されている。この技
術は、p型Si基板の上にn型Siエピタキシャル層を
形成したエピタキシャルウェハをKOH水溶液やEPW
水溶液(エチレンジアミン、ピロカテコ−ル、水の混合
液)の中に侵漬し、該n型Siエピタキシャル層に電圧
を印加することにより、p型Si基板のみをエッチング
する技術である。この技術では、n型Siエピタキシャ
ル層のみを残すことができ、また、このエピ層の厚みの
バラツキは該エピ層形成時の厚みのバラツキと一致し、
ウェハ面内の厚みのバラツキを5%以内とすることがで
きる。しかしながら、この技術は、エッチングの際に該
n型Siエピタキシャル層に電極を形成しなければなら
ず、また、多数のウェハをバッチ処理するためには大掛
りな装置を必要とし、現実的でない。このため量産性が
著しく損なわれるという欠点がある。
【0010】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、以上の欠点を有効に解決するとともに、小型
化、高感度化、高性能化が可能な半導体加速度センサを
提供することにある。
もので、以上の欠点を有効に解決するとともに、小型
化、高感度化、高性能化が可能な半導体加速度センサを
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は次の様な半導体加速度センサを採用し
た。すなわち、請求項1記載の半導体加速度センサは、
半導体基板に設けられた質量部と、該質量部の周囲に設
けられ前記半導体基板を薄肉化してなる弾性部と、該弾
性部の上面側に設けられた複数対のピエゾ抵抗とを具備
してなる半導体加速度センサにおいて、前記半導体基板
は、第1のシリコン基板の表面に酸化ケイ素(Si
O2)膜を介して第2のシリコン基板を接合したSOI
基板からなり、前記弾性部は、この第1のシリコン基板
を裏面側から蝕刻してなることを特徴としている。
に、この発明は次の様な半導体加速度センサを採用し
た。すなわち、請求項1記載の半導体加速度センサは、
半導体基板に設けられた質量部と、該質量部の周囲に設
けられ前記半導体基板を薄肉化してなる弾性部と、該弾
性部の上面側に設けられた複数対のピエゾ抵抗とを具備
してなる半導体加速度センサにおいて、前記半導体基板
は、第1のシリコン基板の表面に酸化ケイ素(Si
O2)膜を介して第2のシリコン基板を接合したSOI
基板からなり、前記弾性部は、この第1のシリコン基板
を裏面側から蝕刻してなることを特徴としている。
【0012】また、請求項2記載の半導体加速度センサ
は、請求項1記載の半導体加速度センサにおいて、前期
弾性部は複数の貫通孔の間に設けられた梁部であること
を特徴としている。
は、請求項1記載の半導体加速度センサにおいて、前期
弾性部は複数の貫通孔の間に設けられた梁部であること
を特徴としている。
【0013】
【作用】この発明に係る半導体加速度センサでは、該半
導体加速度センサにある加速度が作用すると、質量部は
この加速度の方向にこの加速度の大きさに比例して変位
する。質量部の周囲に設けられた弾性部は、この質量部
の変位に対応して特定方向にたわみ、同時にこの弾性部
に設けられた複数対のピエゾ抵抗も歪む。したがって、
この歪によりピエゾ抵抗の抵抗値が変化し、4本のピエ
ゾ抵抗を用いてホイートストンブリッジを構成すれば前
記歪量の大きさに応じた電圧出力が得られる。この電圧
出力の値から前記質量部の変位量が求められ、この変位
量の大きさから前記質量部にかかる加速度の大きさを求
めることができる。
導体加速度センサにある加速度が作用すると、質量部は
この加速度の方向にこの加速度の大きさに比例して変位
する。質量部の周囲に設けられた弾性部は、この質量部
の変位に対応して特定方向にたわみ、同時にこの弾性部
に設けられた複数対のピエゾ抵抗も歪む。したがって、
この歪によりピエゾ抵抗の抵抗値が変化し、4本のピエ
ゾ抵抗を用いてホイートストンブリッジを構成すれば前
記歪量の大きさに応じた電圧出力が得られる。この電圧
出力の値から前記質量部の変位量が求められ、この変位
量の大きさから前記質量部にかかる加速度の大きさを求
めることができる。
【0014】この発明の請求項1記載の半導体加速度セ
ンサでは、前記半導体基板を、第1のシリコン基板の表
面に、酸化ケイ素(SiO2)膜を介して第2のシリコ
ン基板を接合したSOI基板とし、前記弾性部は、この
第1のシリコン基板を裏面側から蝕刻してなることによ
り、SiO2膜がエッチングの際にストッパとして働
き、厚みが高精度で制御されたダイアフラム部が可能と
なる。したがって、感度のバラツキを小さくすることが
可能になる。また、請求項2記載の半導体加速度センサ
では、前期弾性部を複数の貫通孔の間に設けられた梁部
とすることにより、この梁部がセンサとしての感度を向
上させる。
ンサでは、前記半導体基板を、第1のシリコン基板の表
面に、酸化ケイ素(SiO2)膜を介して第2のシリコ
ン基板を接合したSOI基板とし、前記弾性部は、この
第1のシリコン基板を裏面側から蝕刻してなることによ
り、SiO2膜がエッチングの際にストッパとして働
き、厚みが高精度で制御されたダイアフラム部が可能と
なる。したがって、感度のバラツキを小さくすることが
可能になる。また、請求項2記載の半導体加速度センサ
では、前期弾性部を複数の貫通孔の間に設けられた梁部
とすることにより、この梁部がセンサとしての感度を向
上させる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の各実施態様について説明す
る。 (第1実施例)まず、この発明の第1実施例の半導体加
速度センサについて図1及び図2を参照して説明する。
図1は半導体加速度センサ21の平面図、図2は、図1
のBーB線に沿う断面図である。
る。 (第1実施例)まず、この発明の第1実施例の半導体加
速度センサについて図1及び図2を参照して説明する。
図1は半導体加速度センサ21の平面図、図2は、図1
のBーB線に沿う断面図である。
【0016】この半導体加速度センサ21は、n型のS
i基板(100)22の表面にSiO2膜23、Si
(100)膜24が順次形成されたSOI(Silicon
On Insulator)基板25の中央部にロの字型のダイア
フラム部(弾性部)26が形成され、このダイアフラム
部26の上面26aに不純物拡散により複数対のピエゾ
抵抗27,27,…が形成され、Si基板22の中央部
22aの底面28には肉厚の方形状のガラス基板29
が、また、同周辺部22bの底面30には肉厚のロの字
型のガラス基板31がそれぞれ接着され、Si基板22
の中央部22aとガラス基板29とが一体とされ質量部
32とされ、該質量部32はダイアフラム部26に該ダ
イアフラム部26の弾性限界内で支持されている。
i基板(100)22の表面にSiO2膜23、Si
(100)膜24が順次形成されたSOI(Silicon
On Insulator)基板25の中央部にロの字型のダイア
フラム部(弾性部)26が形成され、このダイアフラム
部26の上面26aに不純物拡散により複数対のピエゾ
抵抗27,27,…が形成され、Si基板22の中央部
22aの底面28には肉厚の方形状のガラス基板29
が、また、同周辺部22bの底面30には肉厚のロの字
型のガラス基板31がそれぞれ接着され、Si基板22
の中央部22aとガラス基板29とが一体とされ質量部
32とされ、該質量部32はダイアフラム部26に該ダ
イアフラム部26の弾性限界内で支持されている。
【0017】これらのピエゾ抵抗27,27,…は、ゲ
ージ方向<110>の横方向のピエゾ抵抗効果を用いた
もので、これらのピエゾ抵抗27,27,…はSi膜2
4の平面内で互いに平行に配置されている。
ージ方向<110>の横方向のピエゾ抵抗効果を用いた
もので、これらのピエゾ抵抗27,27,…はSi膜2
4の平面内で互いに平行に配置されている。
【0018】次に、図3乃至図14を参照して上記の半
導体加速度センサ21の製造方法について説明する。ま
ず、図3に示すように、2枚のn型のSi基板22を用
意し、該Si基板22の表裏各々の面に鏡面研磨を施
す。次いで、図4に示すように、一方のSi基板22の
表面全体にSiO2膜41を形成しSi基板42とす
る。
導体加速度センサ21の製造方法について説明する。ま
ず、図3に示すように、2枚のn型のSi基板22を用
意し、該Si基板22の表裏各々の面に鏡面研磨を施
す。次いで、図4に示すように、一方のSi基板22の
表面全体にSiO2膜41を形成しSi基板42とす
る。
【0019】次いで、図5に示すように、Si基板2
2,42同士を貼着し、酸素雰囲気中において1100
℃で2時間アニールし、これらのSi基板22,42同
士を接合し、不要のSiO2膜41aを除去する。次い
で、図6に示すように、Si基板42を所定の厚みまで
研磨しSi膜24とする。
2,42同士を貼着し、酸素雰囲気中において1100
℃で2時間アニールし、これらのSi基板22,42同
士を接合し、不要のSiO2膜41aを除去する。次い
で、図6に示すように、Si基板42を所定の厚みまで
研磨しSi膜24とする。
【0020】以上により、Si基板22にSiO2膜2
3(41)、Si膜24が順次形成されたSOI基板2
5が作成される。なお、上記のSOI基板25は、気相
成長による方法、あるいはイオン注入による方法等によ
っても作成することができる。
3(41)、Si膜24が順次形成されたSOI基板2
5が作成される。なお、上記のSOI基板25は、気相
成長による方法、あるいはイオン注入による方法等によ
っても作成することができる。
【0021】次いで、図7に示すように、SOI基板2
5の表裏各々の面にSiO2膜43,44を形成する。
次いで、図8に示すように、ホトリソグラフィにより表
面側のSiO2膜43に不純物拡散用窓45,45,…
を形成する。次に、不純物拡散用窓45,45,…から
ホウ素を供給し、p型拡散層(以下、ピエゾ抵抗と称す
る)27,27,…を形成する。さらに、ドライブイン
処理により、ピエゾ抵抗27上にSiO2膜43を成長
させる。
5の表裏各々の面にSiO2膜43,44を形成する。
次いで、図8に示すように、ホトリソグラフィにより表
面側のSiO2膜43に不純物拡散用窓45,45,…
を形成する。次に、不純物拡散用窓45,45,…から
ホウ素を供給し、p型拡散層(以下、ピエゾ抵抗と称す
る)27,27,…を形成する。さらに、ドライブイン
処理により、ピエゾ抵抗27上にSiO2膜43を成長
させる。
【0022】次いで、図9に示すように、プラズマCV
D法、あるいは常圧CVD法や減圧CVD法により、S
iO2膜43,44のそれぞれの面の上に窒化ケイ素
(Si3N4)膜(以下、SN膜と称する)46,47を
成長させる。次いで、図10に示すように、ホトリソグ
ラフィにより、裏面のSN膜47の上にダイアフラムの
パターンを形成してCF4プラズマエッチングによりこ
のSN膜47をエッチングし、さらに弗酸系のエッチン
グ液によりSiO2膜44をエッチングし、SOI基板
25の裏面にダイアフラムエッチング用のマスク48を
形成する。
D法、あるいは常圧CVD法や減圧CVD法により、S
iO2膜43,44のそれぞれの面の上に窒化ケイ素
(Si3N4)膜(以下、SN膜と称する)46,47を
成長させる。次いで、図10に示すように、ホトリソグ
ラフィにより、裏面のSN膜47の上にダイアフラムの
パターンを形成してCF4プラズマエッチングによりこ
のSN膜47をエッチングし、さらに弗酸系のエッチン
グ液によりSiO2膜44をエッチングし、SOI基板
25の裏面にダイアフラムエッチング用のマスク48を
形成する。
【0023】次いで、図11に示すように、KOH水溶
液、EPW溶液、ヒドラジン等のエッチング液を用いて
SOI基板25を下方からエッチングし、ダイアフラム
部26を形成する。ここでは、SiO2膜23がエッチ
ングの際にストッパとして働くので、エッチングはこの
SiO2膜23で停止する。したがって、ダイアフラム
部26の厚みの精度は上記研磨工程の精度となり、厚み
のバラツキを±0.5μm以内に抑えることができ、極
めて高精度で制御することができる。次に、熱リン酸等
を用いてSN膜46,47を除去する。
液、EPW溶液、ヒドラジン等のエッチング液を用いて
SOI基板25を下方からエッチングし、ダイアフラム
部26を形成する。ここでは、SiO2膜23がエッチ
ングの際にストッパとして働くので、エッチングはこの
SiO2膜23で停止する。したがって、ダイアフラム
部26の厚みの精度は上記研磨工程の精度となり、厚み
のバラツキを±0.5μm以内に抑えることができ、極
めて高精度で制御することができる。次に、熱リン酸等
を用いてSN膜46,47を除去する。
【0024】次いで、図12に示すように、SiO2膜
43の上にレジスト49を塗布し、弗酸系のエッチング
液を用いてSiO2膜44を除去すると同時にSiO2膜
43に電気配線用コンタクトホールのパターンを形成
し、ピエゾ抵抗27,27,…の上にコンタクトホール
51,51,…を形成する。
43の上にレジスト49を塗布し、弗酸系のエッチング
液を用いてSiO2膜44を除去すると同時にSiO2膜
43に電気配線用コンタクトホールのパターンを形成
し、ピエゾ抵抗27,27,…の上にコンタクトホール
51,51,…を形成する。
【0025】次いで、図13に示すように、真空蒸着ま
たはスパッタリングにより、SiO2膜43の上に配線
パターン(図示せず)を形成するとともに、コンタクト
ホール51,51,…にオーミック特性を有するアルミ
ニウム電極52,52,…を形成する。なお、上記のア
ルミニウム電極52は、工程上あるいは動作上において
腐食等の恐れがある場合には、Auまたは金属の多層構
造(Au−Mo,Cr−Ti−Cu−Au等)等を用い
てもよい。
たはスパッタリングにより、SiO2膜43の上に配線
パターン(図示せず)を形成するとともに、コンタクト
ホール51,51,…にオーミック特性を有するアルミ
ニウム電極52,52,…を形成する。なお、上記のア
ルミニウム電極52は、工程上あるいは動作上において
腐食等の恐れがある場合には、Auまたは金属の多層構
造(Au−Mo,Cr−Ti−Cu−Au等)等を用い
てもよい。
【0026】次いで、図14に示すように、SOI基板
22の中央部22aの底面28に肉厚の方形状のガラス
基板29を、また、同周辺部22bの底面30に肉厚の
ロの字型のガラス基板31をそれぞれ接着する。以上に
より、小型かつ高感度の半導体加速度センサ21を作成
することができる。
22の中央部22aの底面28に肉厚の方形状のガラス
基板29を、また、同周辺部22bの底面30に肉厚の
ロの字型のガラス基板31をそれぞれ接着する。以上に
より、小型かつ高感度の半導体加速度センサ21を作成
することができる。
【0027】以上説明した様に、上記の半導体加速度セ
ンサ21によれば、SOI基板25の中央部にロの字型
のダイアフラム部26が形成され、このダイアフラム部
26の上面26aに複数対のピエゾ抵抗27,27,…
が形成されているとしたので、SOI基板25に形成さ
れたダイアフラム部26の厚みの精度が極めて高精度で
制御され、該ダイアフラム部26の感度のバラツキを小
さくすることができ、したがって、センサとしての感度
を大幅に向上させることができる。
ンサ21によれば、SOI基板25の中央部にロの字型
のダイアフラム部26が形成され、このダイアフラム部
26の上面26aに複数対のピエゾ抵抗27,27,…
が形成されているとしたので、SOI基板25に形成さ
れたダイアフラム部26の厚みの精度が極めて高精度で
制御され、該ダイアフラム部26の感度のバラツキを小
さくすることができ、したがって、センサとしての感度
を大幅に向上させることができる。
【0028】また、SiO2膜23は、SOI基板25
の異方性エッチングの際のストッパとして用いることが
できるので、薄厚のSOI基板においても制御性良くダ
イアフラム部26を形成することができる。また、従来
の片持梁や両持梁の構造のように特別の製造工程を取り
入れる必要がなく、通常の半導体製造プロセスにより作
成することができるので、超小形の半導体加速度センサ
を作成することができる。以上により、小型化、高感度
化、高性能化が可能な半導体加速度センサ21を提供す
ることができる。
の異方性エッチングの際のストッパとして用いることが
できるので、薄厚のSOI基板においても制御性良くダ
イアフラム部26を形成することができる。また、従来
の片持梁や両持梁の構造のように特別の製造工程を取り
入れる必要がなく、通常の半導体製造プロセスにより作
成することができるので、超小形の半導体加速度センサ
を作成することができる。以上により、小型化、高感度
化、高性能化が可能な半導体加速度センサ21を提供す
ることができる。
【0029】なお、SOI基板25の替わりにSOS
(Silicon On Sapphire)基板を用いても半導体加速
度センサの製造は可能である。この場合は、通常のサフ
ァイア基板上へのSiのエピタキシャル成長によりSi
膜24を形成することができる。また、この半導体加速
度センサ21において、従来の半導体加速度センサ11
のように、ダイアフラム部26の上面26aに互いに直
交する2方向に対してそれそれ複数対のピエゾ抵抗2
7,27,…を形成すれば、三次元の加速度の変化を検
出することができる。
(Silicon On Sapphire)基板を用いても半導体加速
度センサの製造は可能である。この場合は、通常のサフ
ァイア基板上へのSiのエピタキシャル成長によりSi
膜24を形成することができる。また、この半導体加速
度センサ21において、従来の半導体加速度センサ11
のように、ダイアフラム部26の上面26aに互いに直
交する2方向に対してそれそれ複数対のピエゾ抵抗2
7,27,…を形成すれば、三次元の加速度の変化を検
出することができる。
【0030】(第2実施例)図15は、この発明の第2
実施例の半導体加速度センサ61を示す平面図である。
この半導体加速度センサ61において上記第1実施例の
半導体加速度センサ21と異なる点は、SOI基板25
の質量部32の周囲に矩形の貫通孔62,62,…を等
方的に形成し、これらの隣接する貫通孔62,62間に
梁部63を形成した点であり、この構成以外上記の半導
体加速度センサ21と全く同一である。
実施例の半導体加速度センサ61を示す平面図である。
この半導体加速度センサ61において上記第1実施例の
半導体加速度センサ21と異なる点は、SOI基板25
の質量部32の周囲に矩形の貫通孔62,62,…を等
方的に形成し、これらの隣接する貫通孔62,62間に
梁部63を形成した点であり、この構成以外上記の半導
体加速度センサ21と全く同一である。
【0031】この半導体加速度センサ61においても、
上記第1実施例の半導体加速度センサ21と同様にセン
サとしての感度を大幅に向上させることができる。ま
た、薄厚のSOI基板においても制御性良く梁部63を
形成することができる。したがって、小型化、高感度
化、高性能化が可能な半導体加速度センサ61を提供す
ることができる。
上記第1実施例の半導体加速度センサ21と同様にセン
サとしての感度を大幅に向上させることができる。ま
た、薄厚のSOI基板においても制御性良く梁部63を
形成することができる。したがって、小型化、高感度
化、高性能化が可能な半導体加速度センサ61を提供す
ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明した様に、この発明の請求項1
記載の半導体加速度センサによれば、半導体基板に設け
られた質量部と、該質量部の周囲に設けられ前記半導体
基板を薄肉化してなる弾性部と、該弾性部の上面側に設
けられた複数対のピエゾ抵抗とを具備してなる半導体加
速度センサにおいて、前記半導体基板は、第1のシリコ
ン基板の表面に酸化ケイ素膜を介して第2のシリコン基
板を接合したSOI基板からなり、前記弾性部は、この
第1のシリコン基板を裏面側から蝕刻してなることとし
たので、ダイアフラム部は厚みが極めて高精度で制御さ
れ、該ダイアフラム部の感度のバラツキを小さくするこ
とができ、したがって、センサとしての感度を大幅に向
上させることができる。
記載の半導体加速度センサによれば、半導体基板に設け
られた質量部と、該質量部の周囲に設けられ前記半導体
基板を薄肉化してなる弾性部と、該弾性部の上面側に設
けられた複数対のピエゾ抵抗とを具備してなる半導体加
速度センサにおいて、前記半導体基板は、第1のシリコ
ン基板の表面に酸化ケイ素膜を介して第2のシリコン基
板を接合したSOI基板からなり、前記弾性部は、この
第1のシリコン基板を裏面側から蝕刻してなることとし
たので、ダイアフラム部は厚みが極めて高精度で制御さ
れ、該ダイアフラム部の感度のバラツキを小さくするこ
とができ、したがって、センサとしての感度を大幅に向
上させることができる。
【0033】また、酸化ケイ素膜は、SOI基板の異方
性エッチングの際のストッパ として用いることができ
るので、薄厚のSOI基板においても制御性良くダイア
フラム部を形成することができる。また、従来の片持梁
や両持梁の構造のように特別の製造工程を取り入れる必
要がなく、通常の半導体製造プロセスにより作成するこ
とができるので、超小形の半導体加速度センサが可能で
ある。
性エッチングの際のストッパ として用いることができ
るので、薄厚のSOI基板においても制御性良くダイア
フラム部を形成することができる。また、従来の片持梁
や両持梁の構造のように特別の製造工程を取り入れる必
要がなく、通常の半導体製造プロセスにより作成するこ
とができるので、超小形の半導体加速度センサが可能で
ある。
【0034】また、請求項2記載の半導体加速度センサ
によれば、請求項1記載の半導体加速度センサにおい
て、前期弾性部は複数の貫通孔の間に設けられた梁部で
あることとしたので、センサとしての感度を大幅に向上
させることができる。
によれば、請求項1記載の半導体加速度センサにおい
て、前期弾性部は複数の貫通孔の間に設けられた梁部で
あることとしたので、センサとしての感度を大幅に向上
させることができる。
【0035】以上により、小型化、高感度化、高性能化
が可能な半導体加速度センサを提供することができる。
が可能な半導体加速度センサを提供することができる。
【図1】 本発明の第1実施例の半導体加速度センサを
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】 図1のBーB線に沿う断面図である。
【図3】 本発明の第1実施例の半導体加速度センサの
製造工程の一部を示す一過程図である。
製造工程の一部を示す一過程図である。
【図4】 本発明の第1実施例の半導体加速度センサの
製造工程の一部を示す一過程図である。
製造工程の一部を示す一過程図である。
【図5】 本発明の第1実施例の半導体加速度センサの
製造工程の一部を示す一過程図である。
製造工程の一部を示す一過程図である。
【図6】 本発明の第1実施例の半導体加速度センサの
製造工程の一部を示す一過程図である。
製造工程の一部を示す一過程図である。
【図7】 本発明の第1実施例の半導体加速度センサの
製造工程の一部を示す一過程図である。
製造工程の一部を示す一過程図である。
【図8】 本発明の第1実施例の半導体加速度センサの
製造工程の一部を示す一過程図である。
製造工程の一部を示す一過程図である。
【図9】 本発明の第1実施例の半導体加速度センサの
製造工程の一部を示す一過程図である。
製造工程の一部を示す一過程図である。
【図10】 本発明の第1実施例の半導体加速度センサ
の製造工程の一部を示す一過程図である。
の製造工程の一部を示す一過程図である。
【図11】 本発明の第1実施例の半導体加速度センサ
の製造工程の一部を示す一過程図である。
の製造工程の一部を示す一過程図である。
【図12】 本発明の第1実施例の半導体加速度センサ
の製造工程の一部を示す一過程図である。
の製造工程の一部を示す一過程図である。
【図13】 本発明の第1実施例の半導体加速度センサ
の製造工程の一部を示す一過程図である。
の製造工程の一部を示す一過程図である。
【図14】 本発明の第1実施例の半導体加速度センサ
の製造工程の一部を示す一過程図である。
の製造工程の一部を示す一過程図である。
【図15】 本発明の第2実施例の半導体加速度センサ
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図16】 従来の半導体加速度センサを示す平面図で
ある。
ある。
【図17】 図16のAーA線に沿う断面図である。
【図18】 従来の他の半導体加速度センサを示す平面
図である。
図である。
21…半導体加速度センサ、22…Si基板(半導体基
板)、22a…中央部、22b…周辺部、23…SiO
2(酸化ケイ素)膜、24…Si膜、25…SOI基
板、26…ダイアフラム部(弾性部)、26a…上面、
27…ピエゾ抵抗、28…底面、29…ガラス基板、3
0…底面、31…ガラス基板、32…質量部、41…S
iO2膜、42…Si基板、43,44…SiO2膜、4
5…不純物拡散用窓、46,47…窒化ケイ素(Si3
N4)膜、48…ダイアフラムエッチング用のマスク、
49…レジスト、51…コンタクトホール、52…アル
ミニウム電極、61…半導体加速度センサ、62…貫通
孔、63…梁部。
板)、22a…中央部、22b…周辺部、23…SiO
2(酸化ケイ素)膜、24…Si膜、25…SOI基
板、26…ダイアフラム部(弾性部)、26a…上面、
27…ピエゾ抵抗、28…底面、29…ガラス基板、3
0…底面、31…ガラス基板、32…質量部、41…S
iO2膜、42…Si基板、43,44…SiO2膜、4
5…不純物拡散用窓、46,47…窒化ケイ素(Si3
N4)膜、48…ダイアフラムエッチング用のマスク、
49…レジスト、51…コンタクトホール、52…アル
ミニウム電極、61…半導体加速度センサ、62…貫通
孔、63…梁部。
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板に設けられた質量部と、該質
量部の周囲に設けられ前記半導体基板を薄肉化してなる
弾性部と、該弾性部の上面側に設けられた複数対のピエ
ゾ抵抗とを具備してなる半導体加速度センサにおいて、 前記半導体基板は、第1のシリコン基板の表面に、酸化
ケイ素膜を介して第2のシリコン基板を接合したSOI
基板からなり、 前記弾性部は、この第1のシリコン基板を裏面側から蝕
刻してなることを特徴とする半導体加速度センサ。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体加速度センサにお
いて、 前期弾性部は複数の貫通孔の間に設けられた梁部である
ことを特徴とする半導体加速度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4295416A JPH06148229A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 半導体加速度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4295416A JPH06148229A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 半導体加速度センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06148229A true JPH06148229A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17820326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4295416A Pending JPH06148229A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 半導体加速度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06148229A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1298442A1 (en) * | 2001-09-26 | 2003-04-02 | Hitachi Metals, Ltd. | Acceleration sensor |
EP1335206A2 (en) * | 2002-02-12 | 2003-08-13 | Hitachi Metals, Ltd. | Acceleration sensor |
SG114631A1 (en) * | 2003-10-10 | 2005-09-28 | Sony Corp | A mems accelerometer |
JP2009073492A (ja) * | 2001-10-19 | 2009-04-09 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車の転倒検出装置および自動二輪車 |
-
1992
- 1992-11-04 JP JP4295416A patent/JPH06148229A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1298442A1 (en) * | 2001-09-26 | 2003-04-02 | Hitachi Metals, Ltd. | Acceleration sensor |
JP2009073492A (ja) * | 2001-10-19 | 2009-04-09 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車の転倒検出装置および自動二輪車 |
EP1335206A2 (en) * | 2002-02-12 | 2003-08-13 | Hitachi Metals, Ltd. | Acceleration sensor |
EP1335206A3 (en) * | 2002-02-12 | 2004-04-28 | Hitachi Metals, Ltd. | Acceleration sensor |
SG114631A1 (en) * | 2003-10-10 | 2005-09-28 | Sony Corp | A mems accelerometer |
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