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JPH0576810U - 車高調整装置 - Google Patents

車高調整装置

Info

Publication number
JPH0576810U
JPH0576810U JP1608092U JP1608092U JPH0576810U JP H0576810 U JPH0576810 U JP H0576810U JP 1608092 U JP1608092 U JP 1608092U JP 1608092 U JP1608092 U JP 1608092U JP H0576810 U JPH0576810 U JP H0576810U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
valve
vehicle height
air spring
exhaust valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1608092U
Other languages
English (en)
Inventor
文徳 宍戸
Original Assignee
日産ディーゼル工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日産ディーゼル工業株式会社 filed Critical 日産ディーゼル工業株式会社
Priority to JP1608092U priority Critical patent/JPH0576810U/ja
Publication of JPH0576810U publication Critical patent/JPH0576810U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車高調整の時間の短縮とエア消費量の軽減を
図る。 【構成】 エアタンク4からの圧縮エアをエアスプリン
グ1に導入する回路に、車高調整信号に応じて開閉する
レベリングバルブ3と、排気バルブ2を介装し、排気バ
ルブ2をエアスプリング1のエアを大気解放するように
切り替えるマグネチックバルブ5を備え、前記エアスプ
リング1及びこれと連通するエアチャンバ6との間に排
気バルブの排気動作時にのみ閉じる遮断バルブ7を介装
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両の車高調整装置の改良に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の車両の車高調整装置として、たとえば実開昭60−171721号公報 に開示されているものがある。エアスプリングを備えた車高調整装置での車高の 調整は次のようにして行われる。
【0003】 図2に示すように、車軸を支持するエアスプリング1は排気バルブ2、レベリ ングバルブ3を介してエアタンク4と接続し、レベリングバルブ3が開いている 間、エアが送り込まれ、エアスプリング1が伸びる。
【0004】 これに対して車高を下げるときなど、マグネチックバルブ5を作動させてパイ ロット圧力を排気バルブ2にかけると、排気バルブ2が大気放出側に切り替わり 、エアスプリング1のエアを排出し、車高を下げる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところでこの車高調整時に、エアスプリング1と接続したエアチャンバ6にも 自由にエアが出入りするため、たとえば車高を下げるときには、エアチャンバ6 のエアもエアスプリング1を経由して一緒に排出されてしまう。このため、エア スプリング1を所定量だけ縮めるのに、それだけ余計に時間がかかる。また、エ アチャンバ6のエアが排出されると、次に車高を上げるときにこの排出分も補う 必要があり、大きなエア充填量が要求され、単に時間がかかるばかりか、高さ調 整の使用頻度が高いときはエアコンプレッサの負荷もそれだけ増大し、車両の燃 費にも影響を及ぼす。
【0006】 本考案はこのような問題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、エアタンクからの圧縮エアをエアスプリングに導入する回路に、車 高調整信号に応じて開閉するレベリングバルブと、三方切替えの排気バルブを介 装し、エアスプリングを大気解放するように排気バルブを切り替えるマグネチッ クバルブを備える一方、エアスプリング及びこれに連通するエアチャンバとの間 に前記排気バルブの大気解放時にのみ閉じる遮断バルブを介装する。
【0008】
【作用】
通常の状態においてエアスプリングにはレベリングバルブ、排気バルブを経由 して圧縮エアが導入され、また遮断バルブが開いているためエアチャンバはエア スプリングと連通を維持し、所定のエアバネ機能を発揮させる。
【0009】 車高調整時、たとえば車高を下げるときは、マグネチックバルブを介して排気 バルブが大気解放側に切り替わるが、これと同時に遮断バルブも閉じるため、エ アチャンバとエアスプリングとの連通が断たれ、エアスプリングのエアのみが大 気に放出される。このため車高調整の時間が少なく、また車高を上げるときは、 レベリングバルブからエアが排気バルブを介してエアスプリングに送り込まれる が、エアチャンバには所定の圧力のエアが充填されているので、補給されるエア はもっぱらエアスプリングを伸長させるだけに消費される。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の実施例を示すもので、エアスプリング1には排気バルブ2を介 してレベリングバルブ3が接続し、エアタンク4からのエアを車高に応じて送り 込む。エアスプリング1と接続してエアチャンバ6が設けられ、このエアスプリ ング1とエアチャンバ6との間には、通常の状態では開いているが、排気バルブ 2がエアスプリング1を大気解放する排気動作時に連通を遮断する遮断バルブ7 が介装される。この遮断バルブ7はマグネチックバルブで構成され、車高を下げ る操作時にのみ信号により回路を閉じる。
【0011】 また、前記排気バルブ2はマグネチックバルブ5の切り替えによりパイロット 圧力が供給されると、エアスプリング1のエアを大気に解放するように切り替わ るが、通常の状態ではレベリングバルブ3とエアスプリング1との間を連通する もので、排気バルブ2は三方向切替弁として構成される。
【0012】 レベリングバルブ3は指定されたレベルを維持するように、エアタンク4から のエアをエアチャンバ6を介してエアスプリング1に選択的に送り込む。
【0013】 以上のように構成され、通常の状態においては、遮断バルブ7がエアスプリン グ1とエアチャンバ6との間を連通状態に保ち、エアスプリング1の伸縮にとも ないエアチャンバ6との間で自由にエアが移動し、所定のバネ機能を発揮すると 共に、レベリングバルブ3が開けばエアタンク4からのエアが導入され、エアス プリング1は伸長作動する。
【0014】 他方、車高を下げるときは、マグチックバルブ5を介して排気バルブ2が大気 解放側に切り替えられ、同時に遮断バルブ7が閉じ、これによりエアスプリング 1のエアが大気に解放され、エアスプリング1が縮んで車高が下がる。しかしエ アチャンバ6のエアは解放されないため、車高は短時間で所定量だけ下げること ができる。このようにして、エアスプリング1のみが排気され、エアチャンバ6 のエア圧力は維持されるため、無駄なエアの消費量が減り、エアタンク4にエア を補給するエアコンプレッサの負荷も軽減される。
【0015】 逆に車高を上昇させるときは、エアタンク4からのエアがレベリングバルブ3 の開弁により、排気バルブ2を経由してエアスプリング1に送り込まれるが、エ アチャンバ6にはエアが充填されているため、もっぱらエアスプリング1を伸長 させるのに必要なエアを供給するだけでよく、それだけ短時間のうちに車高を上 げることができる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、エアタンクからの圧縮エアをエアスプリングに 導入する回路に、車高調整信号に応じて開閉するレベリングバルブと、排気バル ブを介装し、排気バルブをエアスプリングのエアを大気解放するように切り替え るマグネチックバルブを備える一方、エアスプリング及びこれに連通するエアチ ャンバとの間に前記排気バルブの大気解放時にのみ閉じる遮断バルブを介装した ので、車高を下げるときにエアスプリングのエアのみが外部に放出され、このた め車高調整にかかる時間を短縮するだけでなく、エアの無駄な消費量を削減する ことができるという効果がえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す空気圧回路図である。
【図2】従来の車高調整装置の空気圧回路図である。
【符号の説明】
1 エアスプリング 2 排気バルブ 3 レベリングバルブ 4 エアタンク 5 マグネチックバルブ 6 エアチャンバ 7 遮断バルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアタンクからの圧縮エアをエアスプリ
    ングに導入する回路に、車高調整信号に応じて開閉する
    レベリングバルブと、三方切替えの排気バルブを介装
    し、前記エアスプリングを大気解放するように排気バル
    ブを切り替えるマグネチックバルブを備える一方、エア
    スプリング及びこれに連通するエアチャンバとの間に前
    記排気バルブの大気解放時にのみ閉じる遮断バルブを介
    装したことを特徴とする車高調整装置。
JP1608092U 1992-03-26 1992-03-26 車高調整装置 Pending JPH0576810U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1608092U JPH0576810U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 車高調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1608092U JPH0576810U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 車高調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0576810U true JPH0576810U (ja) 1993-10-19

Family

ID=11906579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1608092U Pending JPH0576810U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 車高調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0576810U (ja)

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