Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2583335Y2 - 車高調整装置 - Google Patents

車高調整装置

Info

Publication number
JP2583335Y2
JP2583335Y2 JP1992015722U JP1572292U JP2583335Y2 JP 2583335 Y2 JP2583335 Y2 JP 2583335Y2 JP 1992015722 U JP1992015722 U JP 1992015722U JP 1572292 U JP1572292 U JP 1572292U JP 2583335 Y2 JP2583335 Y2 JP 2583335Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
valve
vehicle height
exhaust valve
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992015722U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0576809U (ja
Inventor
文徳 宍戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP1992015722U priority Critical patent/JP2583335Y2/ja
Publication of JPH0576809U publication Critical patent/JPH0576809U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2583335Y2 publication Critical patent/JP2583335Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両の車高調整装置の改
良に関する。
【0002】
【従来技術】従来の車両の車高調整装置として、たとえ
ば実開昭60−171721号公報に開示されているも
のがある。エアスプリングを備えた車高調整装置での車
高の調整は次のようにして行われる。
【0003】図2に示すように、車軸を支持するエアス
プリング1は排気バルブ2、レベリングバルブ3を介し
てエアタンク4と接続し、レベリングバルブ3が開いて
いる間、エアが送り込まれ、エアスプリング1が伸び
る。
【0004】これに対して車高を下げるときなど、マグ
ネチックバルブ5を作動させてパイロット圧力を排気バ
ルブ2にかけると、排気バルブ2が大気放出側に切り替
わり、エアスプリング1のエアを排出し、車高を下げ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところでこの車高調整
時に、エアスプリング1と接続したエアチャンバ6にも
自由にエアが出入りするため、たとえば車高を下げると
きには、エアチャンバ6のエアもエアスプリング1を経
由して一緒に排出されてしまう。このため、エアスプリ
ング1を所定量だけ縮めるのに、それだけ余計に時間が
かかる。また、エアチャンバ6のエアが排出されると、
次に車高を上げるときにこの排出分も補う必要があり、
大きなエア充填量が必要となり、単に時間がかかるばか
りか、高さ調整の使用頻度が高いときはエアコンプレッ
サの負荷もそれだけ増大し、車両の燃費にも影響を及ぼ
す。
【0006】本考案はこのような問題を解決することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、エアタンクか
らの圧縮エアをエアスプリングに導入するエア回路に、
車高調整信号に応じてエア回路を開閉するレベリングバ
ルブと、このレベリングバルブ下流側に三方切替の排気
バルブを介装し、前記レベリングバルブと排気バルブと
の間にはエアチャンバを配置し、エアスプリングを大気
に解放またはエアチャンバに連通するように排気バルブ
を切り換えるマグネチックバルブを備えた。
【0008】
【作用】通常の状態においてエアスプリングにはレベリ
ングバルブ、エアチャンバを経由して圧縮エアが導入さ
れるが、エアチャンバはエアスプリングと連通を維持
し、所定のエアバネ機能を発揮させる。
【0009】車高調整時、たとえば車高を下げるとき
は、マグネチックバルブを介して排気バルブが大気解放
側に切り替わると、エアスプリングのエアのみが大気に
放出され、エアチャンバのエアは抜けない。このため、
車高調整の時間が少なく、また車高を上げるときは、エ
アチャンバを経由してエアがエアスプリングに送り込ま
れるが、エアチャンバには所定の圧力のエアが充填され
ているので、補給されるエアはもっぱらエアスプリング
を伸長させるだけに消費される。
【0010】
【実施例】図1は本考案の実施例を示すもので、エアス
プリング1には排気バルブ2を介してエアチャンバ6と
接続する。このエアチャンバ6にはレベリングバルブ3
が接続し、エアタンク4からのエアを車高に応じて送り
込む。エアチャンバ6は通常の状態において排気バルブ
2を介してエアスプリング1と連通を維持され、走行時
には相互に自由にエアが出入りする。
【0011】排気バルブ2はマグネチックバルブ5から
のパイロット圧力が供給されると、エアスプリング1の
エアを大気に解放するように切り替わる。ただし、この
とき、エアチャンバ6からのエアが排出されることはな
い。つまり、排気バルブ2は三方向切替弁として構成さ
れる。
【0012】レベリングバルブ3は操作者による各マグ
ネチックバルブ7、8、9の作動に応じて切り替わり、
指定されたレベルを維持するように、エアタンク4から
のエアをエアチャンバ6を介してエアスプリング1に選
択的に送り込む。
【0013】以上のように構成され、通常の状態におい
ては、排気バルブ2を介してエアスプリング1とエアチ
ャンバ6とは連通を保持していて、エアスプリング1の
伸縮に伴いエアチャンバ6との間で自由にエアが移動
し、所定のバネ機能を発揮する。
【0014】他方、車高を下げるときは、マグチックバ
ルブ5を介して排気バルブ2が大気解放側に切り替えら
れ、エアスプリング1が大気に解放され、エアスプリン
グ1が縮んで車高が下がる。しかし、エアチャンバ6の
エアは解放されないため、車高は短時間で所定量だけ下
げることができる。また、エアスプリング1のみが排気
され、エアチャンバ6のエア圧力は維持されるため、無
駄なエアの消費量が減り、エアタンク4にエアを補充す
るエアコンプレッサの負荷も軽減される。
【0015】逆に車高を上昇させるときは、エアタンク
4からのエアがレベリングバルブ3の開弁により、エア
チャンバ6、排気バルブ2を経由してエアスプリング1
に送り込まれる。この場合、エアチャンバ6は予め所定
の圧力に維持されているため、もっぱらエアスプリング
1を伸長させるのに必要なエアを供給するだけでよく、
それだけ短時間のうちに車高を上げることができる。
【0016】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、エアタン
クからの圧縮エアをエアスプリングに導入するエア回路
に、車高調整信号に応じてエア回路を開閉するレベリン
グバルブと、このレベリングバルブ下流側に三方切替の
排気バルブを介装し、前記レベリングバルブと排気バル
ブとの間にはエアチャンバを配置し、エアスプリングを
大気に解放またはエアチャンバに連通するように排気バ
ルブを切り換えるマグネチックバルブを備えたので、
アスプリングとエアチャンバが連通状態にあるときは、
一体となってエアバネ機能を発揮することができるとと
もに、車高を下げるときに排気バルブを作動させても、
エアチャンバの空気が解放されることがない。また、車
高を上昇させるため、エアタンクからのエアをレベリン
グバルブの開弁により、エアチャンバ、排気バルブを経
由してエアスプリングに送り込む時には、あらかじめエ
アチャンバに所定圧力のエアが蓄えられているので、必
要なエアを短時間のうちに供給することができる。そし
、車高を下げるときにエアスプリングのエアのみが外
部に放出されるので、車高調整にかかる時間を短縮する
だけでなく、エアの消費量を低減できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す空気圧回路図である。
【図2】従来の車高調整装置の空気圧回路図である。
【符号の説明】
1 エアスプリング 2 排気バルブ 3 レベリングバルブ 4 エアタンク 5 マグネチックバルブ 6 エアチャンバ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアタンクからの圧縮エアをエアスプリン
    グに導入するエア回路に、車高調整信号に応じてエア回
    路を開閉するレベリングバルブと、このレベリングバル
    ブ下流側に三方切替の排気バルブを介装し、前記レベリ
    ングバルブと排気バルブとの間にはエアチャンバを配置
    し、エアスプリングを大気に解放またはエアチャンバに
    連通するように排気バルブを切り換えるマグネチックバ
    ルブを備えたことを特徴とする車高調整装置。
JP1992015722U 1992-03-25 1992-03-25 車高調整装置 Expired - Lifetime JP2583335Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992015722U JP2583335Y2 (ja) 1992-03-25 1992-03-25 車高調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992015722U JP2583335Y2 (ja) 1992-03-25 1992-03-25 車高調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0576809U JPH0576809U (ja) 1993-10-19
JP2583335Y2 true JP2583335Y2 (ja) 1998-10-22

Family

ID=11896655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992015722U Expired - Lifetime JP2583335Y2 (ja) 1992-03-25 1992-03-25 車高調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2583335Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02106419A (ja) * 1988-10-14 1990-04-18 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車の車高調整装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0576809U (ja) 1993-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6824143B2 (en) Air suspension system for an automotive vehicle
US5048867A (en) Automatic level control system for vehicles
US11542966B2 (en) Compressed-air supply system for operating a pneumatic installation, method and vehicle
JP4041170B2 (ja) 空気ばね装置
JP2583335Y2 (ja) 車高調整装置
JPH0781366A (ja) 空気ばね装置
US5176404A (en) Level control valve for automatically keeping constant the vehicle height of a commercial vehicle
US20200361270A1 (en) Lift axle device
JPH0576810U (ja) 車高調整装置
JPH0129128Y2 (ja)
KR200258409Y1 (ko) 트레일러차량 및 대형 화물차량용 보조바퀴 승하장치의공압 제어시스템
JPH0235524Y2 (ja)
JP3368925B2 (ja) 空気ばね式キヤブ懸架装置
JPH0619363Y2 (ja) 車高調整装置
JP2518618Y2 (ja) 車高2段階切換装置
JPH0245043Y2 (ja)
JP2517239Y2 (ja) エアサスペンション車の車高切換装置
JPS637567Y2 (ja)
KR20030048786A (ko) 버스의 닐링 시스템
JPH0673567U (ja) 流量調整弁
JP2512860Y2 (ja) エア・スプリング装置用車高切換装置
JPS6341206Y2 (ja)
JPH0434298Y2 (ja)
JPH0210724B2 (ja)
JPS62139716U (ja)