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JPH05507936A - 環式サルフェートの製造法 - Google Patents

環式サルフェートの製造法

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JPH05507936A
JPH05507936A JP91511877A JP51187791A JPH05507936A JP H05507936 A JPH05507936 A JP H05507936A JP 91511877 A JP91511877 A JP 91511877A JP 51187791 A JP51187791 A JP 51187791A JP H05507936 A JPH05507936 A JP H05507936A
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JP
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dioxane
sulfate
alkylene oxide
sulfuric anhydride
mol
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JP91511877A
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English (en)
Inventor
ドリユエル,ロジエ
ギナール,ミシエル
ペリエ,ジエラール
Original Assignee
ローン―プーラン・ロレ・ソシエテ・アノニム
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D327/00Heterocyclic compounds containing rings having oxygen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D327/10Heterocyclic compounds containing rings having oxygen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms two oxygen atoms and one sulfur atom, e.g. cyclic sulfates

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 環式サルフェートの製造法 技術分野 本発明は一般式 [式中、RISR2、R3及びR4は同一でも異なってもよく且つ水素原子又は 随時ハロゲン原子で置換された炭素数1〜4のアルキル基を示す]の環式サルフ ェートの製造法に関する。
技術背景 無水硫酸をアルキレンオキシドと反応させることによって環式サルフェートを製 造することは公知である。この反応は、ジオキサン中で(米国特許第3,045 ,027号)或いは他の有機溶媒例えばジクロルエタン中で(米国特許第3.1 54,526号又は第3.167.572号)或いは140℃以下の温度での気 相で(米国特許第3. 100. 780号)行われる。しかしながらこれらの 方法は環式サルフェートを満足しつる収率で生成することを可能にしない。
キシドを、随時ハロゲン化脂肪族炭化水素例えば1,2−ジクロルエタンの存在 下に、同時にジオキサンへ添加することにより、一般に80%より高い収率で得 られることが発見された。
本発明の方法を利用するためには、十分定義された条件下に反応させることが特 に重要である。
更に正確には、無水硫酸とアルキレンオキシドのモル比を、添加期間を通して1 .01〜1.07の一定値に維持しなければならない。この比を1.04付近に 保ことは有利である。
一般にはジオキサンと用いるアルキレンオキシドのモル比が1〜30となるよう 量のジオキサンを使用する。エチレンオキシドをアルキレンオキシドとして用い るならば、この比は好ましくは7に近い。
反応温度は一般に30〜60℃、好ましくは40〜50℃である。
例えば無水硫酸の及びアルキレンオキシドの導入前に共沸蒸留によって得ること のできる無水ジオキサンを用いることは特に有利である。
用いる無水硫酸(sulphuric anhydride)は好ましくは液体 形の(実際的には線状及び/又は架橋重合体を含まない)工業用無水物である。
用いるアルキレンオキシドはその性質に依存して液体又は気体形で導入すること ができる。
本発明の方法を利用して得られる一般式(1)の環式エステルは、迅速蒸留によ るジオキサンの除去後にそのままで使用でき、或いはジオキサンのフラッシュ蒸 留後に、適当な有機溶媒例えば塩化メチレンのようなハロゲン化脂肪族炭化水素 に溶解し、続いてこの有機溶液を随時水溶よい。後者の場合には溶媒の蒸発後に 環式サルフェートが得られる。
本発明の方法はエチレンサルフェート、プロピレンサルフェート及び1−クロル メチルエチレンサルフェートの製造に特に有用である。
次の実施例はいずれの限定も意味しないで、本発明がいかに実施できるかを示す 。
実施例 実施例1 撹拌機を備えた2、51のガラス製フラスコにジオキサン2000g(22,7 モル)を導入した。次いで溶媒中に存在する水を除去するために、ジオキサン5 00gを大気圧で留去した。残存ジオキサン(1500g;17.0モル)を4 5℃℃まで冷却した後、無水硫酸189g(2,36モル)及びエチレンオキシ ド100g (2,27モル)を、無水硫酸/エチレンオキシドのモル比が厳密 に1.04に等しくなるように且つ温度が45℃に維持できるように、100分 間で一緒に添加した。
添加が完了した時、反応混合物を45℃で更に30分間撹拌した。
冷却後、反応混合物を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で定量すること によりエチレンサルフェートの収率は用いたエチレンオキシドに対して90%で あり、また気相クロマトグラフィー(GPC)によりエチレン芽キシドの転化率 は100%であることがわかった。
ジオキサンの減圧(20mmHg; 2.6kPa)下の留去後、純度82%の 粗エチレンサルフェートを、ジクロルメタン1200gで抽出−ト232gを融 点99℃、純度97%の白色粉末形で得た。
実施例2 撹拌機を備えた2、51のガラス製フラスコにジオキサン2100g(23,9 モル)を導入した。次いで溶媒中に存在する水を除去するために、ジオキサン3 00gを大気圧で留去した。残存ジオキサン(1800g;20.5モル)を4 0℃まで冷却した後、無水硫酸77.8g(0,97モル)及びエチレンオキシ ド40g (0,91モル)を、添加期間中の無水硫酸/エチレンオキシドのモ ル比が厳密に1,07に等しくなるように且つ温度が40℃に維持できるように 、60分間で一緒に添加した。
添加が完了した時、反応混合物を40℃で更に30分間撹拌した。
冷却後、反応混合物をHPLCで定量することによりエチレンサルフェートの収 率は用いたエチレンオキシドに対して95%であり、またGPCによりエチレン オキシドの転化率は100%であることがわかった。
ジオキサンの減圧(20mmHg : 2.6kPa)下の留去後、純度80% の粗エチレンサルフェートをジクロルメタン500gで抽出した。
このジクロルメチレン溶液を濃硫酸で、次いで水で中性になるまで洗浄し、最後 に硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過及び溶媒の除去後、エチレンサルフェート1 03.5gを融点99℃、純度97%の白色粉末形で得た。
実施例3 撹拌機を備えた2、51のガラス製フラスコにジオキサン1800g00g;1 7.0モル)を45℃まで冷却した後、無水硫酸189g(2,36モル)及び プロピレンオキシド132g (2,26モル)を、添加期間中の無水硫酸/プ ロピレンオキシドのモル比が厳密に1.04に等しくなるように且つ温度が45 ℃に維持できるように、100分間で一緒に添加した。
添加が完了した時、反応混合物を45℃で更に30分間撹拌した。
冷却後、反応混合物をHPLCで定量することによりプロピレンサルフェートの 収率は用いたプロピレンオキシドに対して76%であることがわかった。
普通の処理後、プロピレンサルフェートを得た。この沸点は圧力lmmHg ( 0,13kPa)下に80℃であった。
実施例4 撹拌機を備えた2、51のガラス製フラスコにジオキサン1800g(20,5 モル)を導入した。次いで溶媒中に存在する水を除去するために、ジオキサン3 00gを大気圧で留去した。残存ジオキサン(1500g;17.0モル)を4 5℃まで冷却した後、無水硫酸189g(2,36モル)及びエピクロルヒドリ ン210g (2,27モル)を、添加期間中の無水硫酸/エピクロルヒドリン のモル比が厳密に1.04に等しくなるように且つ温度が45℃に維持できるよ うに、100分間で一緒に添加した。
添加が完了した時、反応混合物を45℃で更に30分間撹拌した。
冷却後、反応混合物をHPLCで定量することにより、1−クロルメ普通の処理 後、次の特性を有する1−クロルメチルエチレンサルフェートが得られた: 赤外スペクトル(ジクロルメタン溶液中):1398.1214.891.65 1及び535Cm−’に特性吸収、及び質量スペクトル:M/Z(%)=172  (8) 、123 (100)、137(5)。
実施例5 撹拌機を備えた2、51のガラス製反応器に、ジオキサン208g(2,36モ ル)及び1,2−ジクロルエタン1263g (1000cm’)を導入した。
反応混合物を45℃に加熱した。無水硫酸189g(2,36モル)及びプロピ レンオキシド132g (2,26モル)を、添加期間中の無水硫酸/プロピレ ンオキシドのモル比が厳密に1.04に等しくなるように且つ温度が45℃に維 持できるように、70分間で一緒に添加した。
添加が完了した時、反応混合物を45℃で更に30分間撹拌した。
冷却後、反応混合物をHPLCで定量することにより、プロピレンサルフェート の収率は用いたプロピレンオキシドに対して84%であることがわかった。
実施例6 撹拌機を備えた2、51のガラス製反応器に、ジオキサン208g(2,36モ ル)及び1.2−ジクロルエタン1263g (1000cmりを導入した。こ の反応混合物を45℃まで加熱した。無水硫酸189g (2,36モル)及び エピクロルヒドリン210g (2,27モ04に等しくなるように且つ温度が 45℃に維持できるように、69分間で一緒に添加した。
添加の完了後、反応混合物を45℃で更に30分間撹拌した。
冷却後、反応混合物をHPLCで定量することにより、1−クロルメチルエチレ ンサルフェートの収率は用いたエピクロルヒドリンに対して87%であることが わかった。
要 約 書 無水硫酸及びアルキレンオキサイドをジオキサンに同時に加える、一般式(I) の環状サルフェートを製造する方法。一般式(I)において、R1、R2、R3 及びR4は、同一であるか又は相異なり、そして水素原子又は随意にハロゲン原 子により置換されていてもよい01−4アルキル基である。
補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8)平成5年1月7日

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.無水硫酸及びアルキレンオキシドの反応により一般式▲数式、化学式、表等 があります▼ [式中、R1、R2、R3及びR4は同一でも異なってもよく且つ水素原子又は 炭素数1〜4の随時ハロゲン原子で置換されたアルキル基を示す]の環式サルフ ェートを製造するに当って、無水硫酸及びアルキレンオキシドを、随時ハロゲン 化脂肪族炭化水素の存在下に、ジオキサンへ同時に添加する該環式サルフェート の製造法。
  2. 2.添加期間中、無水硫酸のアルキレンオキシドに対するモル比が一定で、1. 01〜1.07である請求の範囲1の方法。
  3. 3.ジオキサンのアルキレンオキシドに対するモル比が1〜30である請求の範 囲1及び2のいずれかの方法。
  4. 4.操作を30〜60℃の温度で行う請求の範囲1〜3の1つの方法。
  5. 5.エチレンサルフェート、プロピレンサルフェート及び1−クロルメチルエチ レンサルフェートの製造のための請求の範囲1〜4の1つの方法。
JP91511877A 1990-07-09 1991-07-08 環式サルフェートの製造法 Pending JPH05507936A (ja)

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