JPH0540278Y2 - - Google Patents
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- JPH0540278Y2 JPH0540278Y2 JP1987003183U JP318387U JPH0540278Y2 JP H0540278 Y2 JPH0540278 Y2 JP H0540278Y2 JP 1987003183 U JP1987003183 U JP 1987003183U JP 318387 U JP318387 U JP 318387U JP H0540278 Y2 JPH0540278 Y2 JP H0540278Y2
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- JP
- Japan
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- intake passage
- engine
- case
- intake
- handle
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Links
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- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 10
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 4
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 description 2
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- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は、エンジンと、そのエンジンで駆動さ
れる作業機とがケース内に収納され、該ケースに
は携帯ハンドルが設けられるエンジン作業装置に
関する。
れる作業機とがケース内に収納され、該ケースに
は携帯ハンドルが設けられるエンジン作業装置に
関する。
(2) 従来の技術
上記エンジン作業装置として、例えば携帯ハン
ドルが、略水平に延びる握持部と、この握持部の
一端より折曲部を介して一体的に連設されてケー
ス外面に装着される取付部とを備えるものは従来
公知である。
ドルが、略水平に延びる握持部と、この握持部の
一端より折曲部を介して一体的に連設されてケー
ス外面に装着される取付部とを備えるものは従来
公知である。
(3) 考案が解決しようとする課題
上記従来公知のものにおいて、エアクリーナへ
の吸気音を低く抑えるためには吸気口からエアク
リーナエレメントまでの吸気通路を極力長くする
必要があるが、そのために例えばケース内のエア
クリーナエレメントとケース外面の吸気口との間
をケース内部において長い吸気管で連絡させた場
合には、それだけケース内の配管構造が複雑にな
ると共にケースが大型化する問題がある。
の吸気音を低く抑えるためには吸気口からエアク
リーナエレメントまでの吸気通路を極力長くする
必要があるが、そのために例えばケース内のエア
クリーナエレメントとケース外面の吸気口との間
をケース内部において長い吸気管で連絡させた場
合には、それだけケース内の配管構造が複雑にな
ると共にケースが大型化する問題がある。
本考案は、斯かる事情に鑑みてなされたもので
あり、ケースの構造小型化及び簡素化を図りなが
ら、エアクリーナへの吸気音の低減に寄与するこ
とができる携帯エンジン作業装置を提供すること
を目的とする。
あり、ケースの構造小型化及び簡素化を図りなが
ら、エアクリーナへの吸気音の低減に寄与するこ
とができる携帯エンジン作業装置を提供すること
を目的とする。
B 考案の構成
(1) 課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本考案は、エンジン
と、そのエンジンで駆動される作業機とがケース
内に収納され、そのケースには携帯ハンドルが取
付けられ、この携帯ハンドルは、略水平に延びる
握持部と、この握持部の一端より折曲部を介して
一体的に連設されて前記ケース外面に装着される
取付部とを有してなるエンジン作業装置におい
て、少なくとも前記握持部及び折曲部を中空に形
成すると共にそれらの中空部相互間を直接連通さ
せて、下流側がエンジンに連なる吸気通路を前記
携帯ハンドル内に形成し、その吸気通路の吸気口
を前記握持部の他端部に開口させ、前記折曲部内
の吸気通路に、前記握持部内の吸気通路と協働す
るレゾナンスチヤンバとなる膨大通路部を形成
し、その膨大通路部の出口に、前記吸気通路を流
れる吸気を清浄化するエアクリーナエレメントを
配設したことを特徴とする。
と、そのエンジンで駆動される作業機とがケース
内に収納され、そのケースには携帯ハンドルが取
付けられ、この携帯ハンドルは、略水平に延びる
握持部と、この握持部の一端より折曲部を介して
一体的に連設されて前記ケース外面に装着される
取付部とを有してなるエンジン作業装置におい
て、少なくとも前記握持部及び折曲部を中空に形
成すると共にそれらの中空部相互間を直接連通さ
せて、下流側がエンジンに連なる吸気通路を前記
携帯ハンドル内に形成し、その吸気通路の吸気口
を前記握持部の他端部に開口させ、前記折曲部内
の吸気通路に、前記握持部内の吸気通路と協働す
るレゾナンスチヤンバとなる膨大通路部を形成
し、その膨大通路部の出口に、前記吸気通路を流
れる吸気を清浄化するエアクリーナエレメントを
配設したことを特徴とする。
(2) 作用
上記構成によれば、略水平に延びる握持部とこ
れに連なる折曲部とを有する携帯ハンドルの独特
の形態を利用して、その握持部と折曲部とに亘
り、吸気騒音の低減効果の大きいレゾナンスチヤ
ンバ付き吸気通路を容易に構成することができ
る。しかも携帯ハンドル自体が、エアクリーナエ
レメント上流側に長い吸気路を有する独立したエ
アクリーナユニツトとして機能するから、エアク
リーナ設置のためにケースを特別に大型・複雑化
する必要はなく、また携帯ハンドルとエアクリー
ナとを纏めて一個の小組立体として取扱うことが
できるから、携帯ハンドルのケースへの組付けと
同時にエアクリーナの組付けが完了し、その組付
け作業性が頗る良好である。
れに連なる折曲部とを有する携帯ハンドルの独特
の形態を利用して、その握持部と折曲部とに亘
り、吸気騒音の低減効果の大きいレゾナンスチヤ
ンバ付き吸気通路を容易に構成することができ
る。しかも携帯ハンドル自体が、エアクリーナエ
レメント上流側に長い吸気路を有する独立したエ
アクリーナユニツトとして機能するから、エアク
リーナ設置のためにケースを特別に大型・複雑化
する必要はなく、また携帯ハンドルとエアクリー
ナとを纏めて一個の小組立体として取扱うことが
できるから、携帯ハンドルのケースへの組付けと
同時にエアクリーナの組付けが完了し、その組付
け作業性が頗る良好である。
(3) 実施例
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、このエンジン作
業装置はエンジン発電装置であり、防音ケースを
構成するケース1内に、エンジンEと、該エンジ
ンEにより駆動される作業機としての発電機Gと
が収納されて成る。
明すると、先ず第1図において、このエンジン作
業装置はエンジン発電装置であり、防音ケースを
構成するケース1内に、エンジンEと、該エンジ
ンEにより駆動される作業機としての発電機Gと
が収納されて成る。
エンジンEのエンジン本体2は、そのクランク
軸3を略鉛直下方に延ばすようにしてケース1内
で固定配置される。このエンジン本体2の吸気ポ
ートはクランク軸3の一側方に配設されており、
該吸気ポートには気化器4が連結される。またエ
ンジン本体2の排気ポートはクランク軸3の他側
方に配設されており、該排気ポートには前記気化
器4とは反対側で排気マフラ5が連結される。ま
た排気マフラ5に連なるテールパイプ6はケース
1の下部側面で外部に開口される。
軸3を略鉛直下方に延ばすようにしてケース1内
で固定配置される。このエンジン本体2の吸気ポ
ートはクランク軸3の一側方に配設されており、
該吸気ポートには気化器4が連結される。またエ
ンジン本体2の排気ポートはクランク軸3の他側
方に配設されており、該排気ポートには前記気化
器4とは反対側で排気マフラ5が連結される。ま
た排気マフラ5に連なるテールパイプ6はケース
1の下部側面で外部に開口される。
発電機Gは、エンジンEの下方に配置されてお
り、クランク軸3に固定される椀状のロータ7
と、そのロータ7の内面に固設される永久磁石で
構成された磁極8と、ロータ7の開口縁に固設さ
れる冷却フアン9と、磁極8に対向するステータ
巻線10を有してロータ7内に固定配置されるス
テータ11とを有して構成される。
り、クランク軸3に固定される椀状のロータ7
と、そのロータ7の内面に固設される永久磁石で
構成された磁極8と、ロータ7の開口縁に固設さ
れる冷却フアン9と、磁極8に対向するステータ
巻線10を有してロータ7内に固定配置されるス
テータ11とを有して構成される。
エンジン本体2の上部にはリコイルスタータ1
2が配設されており、このリコイルスタータ12
から延出したロープ13は、ケース1から引き出
され、そのロープ13の突出端部にノブ14が設
けられる。
2が配設されており、このリコイルスタータ12
から延出したロープ13は、ケース1から引き出
され、そのロープ13の突出端部にノブ14が設
けられる。
第2図を併せて参照して、リコイルスタータ1
2の気化器4寄りの部分および気化器4を一部で
覆うようにしてケース1内の上部には合成樹脂製
燃料タンク15が配設される。この燃料タンク1
5には、ケース1の上部から上方に突出する注入
筒16が一体に突設されており、この注入筒16
の外端は着脱可能なキヤツプ17で閉塞される。
2の気化器4寄りの部分および気化器4を一部で
覆うようにしてケース1内の上部には合成樹脂製
燃料タンク15が配設される。この燃料タンク1
5には、ケース1の上部から上方に突出する注入
筒16が一体に突設されており、この注入筒16
の外端は着脱可能なキヤツプ17で閉塞される。
ケース1の上部には合成樹脂から成る携帯ハン
ドル18が固設されており、この携帯ハンドル1
8から燃料タンク15を経て気化器4に至る吸気
通路19が形成され、該吸気通路19の途中に設
けたエアクリーナエレメント20により浄化され
た空気が気化器4に供給される。
ドル18が固設されており、この携帯ハンドル1
8から燃料タンク15を経て気化器4に至る吸気
通路19が形成され、該吸気通路19の途中に設
けたエアクリーナエレメント20により浄化され
た空気が気化器4に供給される。
吸気通路19は、携帯ハンドル18内に形成さ
れる第1吸気通路21と、第1吸気通路21に連
通して燃料タンク15内に形成される第2吸気通
路22とから成り、第2吸気通路22は接続部材
23を介して気化器4に連通される。
れる第1吸気通路21と、第1吸気通路21に連
通して燃料タンク15内に形成される第2吸気通
路22とから成り、第2吸気通路22は接続部材
23を介して気化器4に連通される。
第1,3図において携帯ハンドル18は、略水
平方向に延びる中空握持部26と、その握持部2
6の下方で該握持部26に沿つて延びる中空偏平
な取付部27と、握持部26の一端部より下方に
折曲して取付部27の一端部に向かつて延びる中
空の折曲部25と、握持部26および取付部27
の他端間を相互に連結する中実の連結部28とよ
り構成されており、取付部27の一端側下部には
その一端側外方に開放するとともに下方に膨出し
て膨大部29が一体に連設される。しかもその膨
大部29は、リコイルスタータ12のノブ14を
跨ぐべくその横断面が下方に開いた略U字状に形
成されている。
平方向に延びる中空握持部26と、その握持部2
6の下方で該握持部26に沿つて延びる中空偏平
な取付部27と、握持部26の一端部より下方に
折曲して取付部27の一端部に向かつて延びる中
空の折曲部25と、握持部26および取付部27
の他端間を相互に連結する中実の連結部28とよ
り構成されており、取付部27の一端側下部には
その一端側外方に開放するとともに下方に膨出し
て膨大部29が一体に連設される。しかもその膨
大部29は、リコイルスタータ12のノブ14を
跨ぐべくその横断面が下方に開いた略U字状に形
成されている。
前記取付部27の他端側下部には接続管40が
一体に突設される。また握持部26の一端は端板
31で閉塞され、この端板31には握持部26内
に連通する半月状の吸気口32が穿設される。
一体に突設される。また握持部26の一端は端板
31で閉塞され、この端板31には握持部26内
に連通する半月状の吸気口32が穿設される。
前記折曲部25は、握持部26及び取付部27
の一端部相互間に跨がつて一体に延びる基部25
bと、その基部25bの開口部を着脱可能に嵌合
されるカバー25aとから構成されている。而し
てその折曲部25の基部25aと、前記握持部2
6と、膨大部29を含む取付部27と、連結部2
8は相互に一体に形成されていてハンドル本体2
4を構成している。さらに折曲部25の基部25
bの内面略中央には外方側に突出する突部33が
一体に突設されており、この突部33には係止穴
34が設けられる。
の一端部相互間に跨がつて一体に延びる基部25
bと、その基部25bの開口部を着脱可能に嵌合
されるカバー25aとから構成されている。而し
てその折曲部25の基部25aと、前記握持部2
6と、膨大部29を含む取付部27と、連結部2
8は相互に一体に形成されていてハンドル本体2
4を構成している。さらに折曲部25の基部25
bの内面略中央には外方側に突出する突部33が
一体に突設されており、この突部33には係止穴
34が設けられる。
前記カバー25aのハンドル本体24(前記折
曲部25の基部25b)との嵌合により、握持部
26の全長に亘つて延びるとともにその一端部に
おいて180度反転して折曲部25から取付部27
の他端に至る第1吸気通路21が形成されるが、
この第1吸気通路21の途中の折曲部25内にレ
ゾナンスチヤンバとなる膨大通路部35を形成す
べくカバー25aは外方に膨らんで形成される。
しかもカバー25aには前記突部33に当接する
突部36が突設されており、カバー25aの外方
から突部36を貫通して係止穴34に係合させ得
る締結部材37によりハンドル本体24にカバー
25aが着脱可能に結合される。
曲部25の基部25b)との嵌合により、握持部
26の全長に亘つて延びるとともにその一端部に
おいて180度反転して折曲部25から取付部27
の他端に至る第1吸気通路21が形成されるが、
この第1吸気通路21の途中の折曲部25内にレ
ゾナンスチヤンバとなる膨大通路部35を形成す
べくカバー25aは外方に膨らんで形成される。
しかもカバー25aには前記突部33に当接する
突部36が突設されており、カバー25aの外方
から突部36を貫通して係止穴34に係合させ得
る締結部材37によりハンドル本体24にカバー
25aが着脱可能に結合される。
前記折曲部25には、第1吸気通路21をその
上流側部分と下流側部分とに仕切るエアクリーナ
エレメント20を嵌合し得る嵌合受け部39が設
けられており、カバー25aを外した状態でエア
クリーナエレメント20を嵌合受け部39に押し
つけて嵌合することにより、エアクリーナエレメ
ント20が第1吸気通路21の途中(特に前記膨
大通路部35の出口)に挿設される。これによ
り、携帯ハンドル18内にエアクリーナACが構
成されることになる。
上流側部分と下流側部分とに仕切るエアクリーナ
エレメント20を嵌合し得る嵌合受け部39が設
けられており、カバー25aを外した状態でエア
クリーナエレメント20を嵌合受け部39に押し
つけて嵌合することにより、エアクリーナエレメ
ント20が第1吸気通路21の途中(特に前記膨
大通路部35の出口)に挿設される。これによ
り、携帯ハンドル18内にエアクリーナACが構
成されることになる。
而して第1吸気通路21の途中に膨大通路室3
5を特設したことにより、吸気口32からエアク
リーナエレメント20までの間には、ノーズ(握
持部26内の吸気通路21に相当)にチヤンバ
(膨大通路部35に相当)を接続して成るいわゆ
るレゾナンスチヤンバ式消音構造が構成されるこ
とになる。かかる消音構造では、ノーズの長さお
よび断面積をL,Sとし、チヤンバの容量をVと
し、音速をCとしたときに、その共鳴周波数
は、次のヘルムホルツの式で得られる。
5を特設したことにより、吸気口32からエアク
リーナエレメント20までの間には、ノーズ(握
持部26内の吸気通路21に相当)にチヤンバ
(膨大通路部35に相当)を接続して成るいわゆ
るレゾナンスチヤンバ式消音構造が構成されるこ
とになる。かかる消音構造では、ノーズの長さお
よび断面積をL,Sとし、チヤンバの容量をVと
し、音速をCとしたときに、その共鳴周波数
は、次のヘルムホルツの式で得られる。
=(C/2π)×√(×)
而して人間の耳は一般に100Hz以下の周波数の
音には鈍感であり、静かさを求める場合、共鳴周
波数を100Hz以下に抑える必要がある。すなわち
上記式に基づけば、断面積Sを小さくするか、容
量Vを大きくするか、長さLを長くするかのいず
れかを選択する必要があるが、S,Vはエンジン
Eの出力でほぼ定まるので、Lを大にする必要が
ある。
音には鈍感であり、静かさを求める場合、共鳴周
波数を100Hz以下に抑える必要がある。すなわち
上記式に基づけば、断面積Sを小さくするか、容
量Vを大きくするか、長さLを長くするかのいず
れかを選択する必要があるが、S,Vはエンジン
Eの出力でほぼ定まるので、Lを大にする必要が
ある。
かかる観点から第1吸気通路21の握持部26
内での長さおよび断面積が定められるが、断面積
を適切とするために握持部26には適切な断面積
の流通路を形成する半円状仕切板38が一体に設
けられる。
内での長さおよび断面積が定められるが、断面積
を適切とするために握持部26には適切な断面積
の流通路を形成する半円状仕切板38が一体に設
けられる。
第4図において、携帯ハンドル18の接続管4
0が上端に嵌合される連絡管41が、燃料タンク
15をその上下に貫通して設けられており、この
連絡管41内に第2吸気通路22が形成される。
また燃料タンク15の下方には、気化器4に接続
した椀状の半体23aと、その半体23aに着脱
可能に結合して第2膨大室43を画成する半体2
3bとから成る合成樹脂性接続部材23が配置さ
れており、一方の半体23aに穿設された接続孔
44に、連絡管41の下端に接続されたコーンチ
ユーブ45が嵌合される。このようにして第1吸
気通路21が第2吸気通路22、コーンチユーブ
45および第2膨大室43を介して気化器4に接
続される。しかも第2膨大室43を途中に設けた
ことにより、上述のレゾナンスチヤンバ式消音構
造による消音効果を得ることができる。
0が上端に嵌合される連絡管41が、燃料タンク
15をその上下に貫通して設けられており、この
連絡管41内に第2吸気通路22が形成される。
また燃料タンク15の下方には、気化器4に接続
した椀状の半体23aと、その半体23aに着脱
可能に結合して第2膨大室43を画成する半体2
3bとから成る合成樹脂性接続部材23が配置さ
れており、一方の半体23aに穿設された接続孔
44に、連絡管41の下端に接続されたコーンチ
ユーブ45が嵌合される。このようにして第1吸
気通路21が第2吸気通路22、コーンチユーブ
45および第2膨大室43を介して気化器4に接
続される。しかも第2膨大室43を途中に設けた
ことにより、上述のレゾナンスチヤンバ式消音構
造による消音効果を得ることができる。
次にこの実施例の作用について説明すると、エ
ンジンEの作動により発電機Gを駆動する際に、
エンジンEには、吸気口32から第1吸気通路2
1、第2吸気通路22および第2膨大室43を経
て気化器4に流入した空気に、該気化器4で霧化
された燃料が混入して成る混合気が供給される。
このとき吸入口32が最上部に設けられているこ
とにより塵挨が吸入口32に吸引されることを極
力防止することができ、またケース1の外方から
吸気するので吸気温度を比較的低くしてエンジン
Eの出力向上を図ることができる。
ンジンEの作動により発電機Gを駆動する際に、
エンジンEには、吸気口32から第1吸気通路2
1、第2吸気通路22および第2膨大室43を経
て気化器4に流入した空気に、該気化器4で霧化
された燃料が混入して成る混合気が供給される。
このとき吸入口32が最上部に設けられているこ
とにより塵挨が吸入口32に吸引されることを極
力防止することができ、またケース1の外方から
吸気するので吸気温度を比較的低くしてエンジン
Eの出力向上を図ることができる。
またエアクリーナACがケース1外の携帯ハン
ドル18内に設けた第1吸気通路21の途中に設
けられており、吸気口32からエアクリーナエレ
メント20までの長さをケース1の外部で比較的
長くすることが可能であるので、吸気音の低減を
図りつつケース1のコンパクト化を図ることがで
きる。
ドル18内に設けた第1吸気通路21の途中に設
けられており、吸気口32からエアクリーナエレ
メント20までの長さをケース1の外部で比較的
長くすることが可能であるので、吸気音の低減を
図りつつケース1のコンパクト化を図ることがで
きる。
しかも携帯ハンドル18は、ケース1に取付け
られるハンドル本体24と、そのハンドル本体2
4に着脱可能に装着されるカバー25とから成
り、エアクリーナエレメント20はカバー25を
外した状態で着脱可能であるので、ケース1の開
閉作業をすることなくそのケース1の外部でエア
クリーナACのメンテナンス作業を容易に行うこ
とができる。
られるハンドル本体24と、そのハンドル本体2
4に着脱可能に装着されるカバー25とから成
り、エアクリーナエレメント20はカバー25を
外した状態で着脱可能であるので、ケース1の開
閉作業をすることなくそのケース1の外部でエア
クリーナACのメンテナンス作業を容易に行うこ
とができる。
また第1吸気通路21に連なる第2吸気通路2
2を、燃料タンク15を上下に貫通する連絡管4
1内に形成したので、ケース1内での吸気通路を
より短くして、第1吸気通路21を気化器4に連
通させることができ、ケース1のコンパクト化に
寄与することができる。
2を、燃料タンク15を上下に貫通する連絡管4
1内に形成したので、ケース1内での吸気通路を
より短くして、第1吸気通路21を気化器4に連
通させることができ、ケース1のコンパクト化に
寄与することができる。
C 考案の効果
以上のように本考案によれば、略水平に延びる
握持部とこれに連なる折曲部とを有する携帯ハン
ドルの独特の形態を利用して、その握持部と折曲
部とに亘り、吸気騒音の低減効果の大きいレゾナ
ンスチヤンバ付き吸気通路を構成することができ
るから、エアクリーナへの吸気音を効果的に低減
することができる。しかも携帯ハンドル自体が、
エアクリーナエレメント上流側に長い吸気路を有
する独立したエアクリーナユニツトとして機能す
るから、ケースの構造小型化と簡素化を図ること
ができると共に、エアクリーナの組付け作業性の
向上を図ることができる。
握持部とこれに連なる折曲部とを有する携帯ハン
ドルの独特の形態を利用して、その握持部と折曲
部とに亘り、吸気騒音の低減効果の大きいレゾナ
ンスチヤンバ付き吸気通路を構成することができ
るから、エアクリーナへの吸気音を効果的に低減
することができる。しかも携帯ハンドル自体が、
エアクリーナエレメント上流側に長い吸気路を有
する独立したエアクリーナユニツトとして機能す
るから、ケースの構造小型化と簡素化を図ること
ができると共に、エアクリーナの組付け作業性の
向上を図ることができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体縦断側面図、第2図は第1図の−線断
面図、第3図は携帯ハンドルの拡大分解斜視図、
第4図は第2図の−線断面図である。 1……ケース、18……携帯ハンドル、20…
…エアクリーナエレメント、21……吸気通路と
しての第1吸気通路、25……折曲部、26……
握持部、27……取付部、E……エンジン、G…
…作業機としての発電機。
は全体縦断側面図、第2図は第1図の−線断
面図、第3図は携帯ハンドルの拡大分解斜視図、
第4図は第2図の−線断面図である。 1……ケース、18……携帯ハンドル、20…
…エアクリーナエレメント、21……吸気通路と
しての第1吸気通路、25……折曲部、26……
握持部、27……取付部、E……エンジン、G…
…作業機としての発電機。
Claims (1)
- エンジンEと、そのエンジンEで駆動される作
業機Gとがケース1内に収納され、そのケース1
には携帯ハンドル18が取付けられ、この携帯ハ
ンドル18は、略水平に延びる握持部26と、こ
の握持部26の一端より折曲部25を介して一体
的に連設されて前記ケース1外面に装着される取
付部27とを有してなるエンジン作業装置におい
て、少なくとも前記握持部26及び折曲部25を
中空に形成すると共にそれらの中空部相互間を直
接連通させて、下流側がエンジンEに連なる吸気
通路21を前記携帯ハンドル18内に形成し、そ
の吸気通路21の吸気口32を前記握持部26の
他端部に開口させ、前記折曲部25内の吸気通路
21に、前記握持部26内の吸気通路21と協働
するレゾナンスチヤンバとなる膨大通路部35を
形成し、その膨大通路部35の出口に、前記吸気
通路21を流れる吸気を清浄化するエアクリーナ
エレメント20を配設したことを特徴とする、携
帯用エンジン作業装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987003183U JPH0540278Y2 (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987003183U JPH0540278Y2 (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63112243U JPS63112243U (ja) | 1988-07-19 |
JPH0540278Y2 true JPH0540278Y2 (ja) | 1993-10-13 |
Family
ID=30782707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987003183U Expired - Lifetime JPH0540278Y2 (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540278Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0623719Y2 (ja) * | 1988-06-10 | 1994-06-22 | 株式会社共立 | 携帯形動力作業機 |
JP6687432B2 (ja) * | 2016-03-16 | 2020-04-22 | 本田技研工業株式会社 | エンジン駆動作業機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5650141U (ja) * | 1979-09-25 | 1981-05-02 | ||
JPS6030325B2 (ja) * | 1978-03-31 | 1985-07-16 | ユニオン・カ−バイド・コ−ポレ−シヨン | 水硬化性シラン変性アルキレンアルキルアクリレ−ト共重合体及びその製造法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6030325U (ja) * | 1983-08-04 | 1985-03-01 | 本田技研工業株式会社 | 携帯用エンジン作業機 |
-
1987
- 1987-01-13 JP JP1987003183U patent/JPH0540278Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6030325B2 (ja) * | 1978-03-31 | 1985-07-16 | ユニオン・カ−バイド・コ−ポレ−シヨン | 水硬化性シラン変性アルキレンアルキルアクリレ−ト共重合体及びその製造法 |
JPS5650141U (ja) * | 1979-09-25 | 1981-05-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63112243U (ja) | 1988-07-19 |
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