JPH05329276A - 水溶性有色バルーン - Google Patents
水溶性有色バルーンInfo
- Publication number
- JPH05329276A JPH05329276A JP4154355A JP15435592A JPH05329276A JP H05329276 A JPH05329276 A JP H05329276A JP 4154355 A JP4154355 A JP 4154355A JP 15435592 A JP15435592 A JP 15435592A JP H05329276 A JPH05329276 A JP H05329276A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balloon
- water
- soluble
- soluble film
- colored
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H27/00—Toy aircraft; Other flying toys
- A63H27/10—Balloons
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H27/00—Toy aircraft; Other flying toys
- A63H27/10—Balloons
- A63H2027/1025—Fabrication methods or special materials therefor
Landscapes
- Toys (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 捨てられ、あるいは打ち上げ後に地上に落下
した後にそのまま残って環境破壊、あるいは環境汚染の
原因となることの無いバルーンを実現すること。 【構成】 バルーンは、ポリビニルアルコールを主成分
とする水溶性フィルムから形成されている。また、色付
けは、そこに食品添加物用着色料を混合することによっ
て行うようにしている。よって、環境破壊あるいは環境
汚染を引き起こすことのない有色バルーンを実現でき
る。
した後にそのまま残って環境破壊、あるいは環境汚染の
原因となることの無いバルーンを実現すること。 【構成】 バルーンは、ポリビニルアルコールを主成分
とする水溶性フィルムから形成されている。また、色付
けは、そこに食品添加物用着色料を混合することによっ
て行うようにしている。よって、環境破壊あるいは環境
汚染を引き起こすことのない有色バルーンを実現でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は打ち上げ用等のバルーン
に関し、さらに詳しくは、水溶性の有色バルーンに関す
るものである。
に関し、さらに詳しくは、水溶性の有色バルーンに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術および解決しようとする課題】各種のイベ
ント等において使用されているバルーン、特に打ち上げ
用のバルーンとしては天然ゴム製のものが一般的であ
る。このバルーンは打ち上げ後に空中を漂った後に中の
気体が抜けると再び地上に落下するが、天然ゴム製であ
るために、腐ることなくそのまま残ってしまう。このた
めに、バルーンは、環境保護の点からは好ましいもので
はない。また、落下したバルーンを動物等が誤って食べ
るおそれがあり、動物保護の点からも好ましいものでな
い。
ント等において使用されているバルーン、特に打ち上げ
用のバルーンとしては天然ゴム製のものが一般的であ
る。このバルーンは打ち上げ後に空中を漂った後に中の
気体が抜けると再び地上に落下するが、天然ゴム製であ
るために、腐ることなくそのまま残ってしまう。このた
めに、バルーンは、環境保護の点からは好ましいもので
はない。また、落下したバルーンを動物等が誤って食べ
るおそれがあり、動物保護の点からも好ましいものでな
い。
【0003】本発明の課題は、この点に鑑みて、環境破
壊などを引き起こすおそれのないバルーンを実現するこ
とにある。
壊などを引き起こすおそれのないバルーンを実現するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明においては、ポリビニルアルコールを主成
分とする水溶性フィルムに着目し、これを用いてバルー
ンを形成するようにしている。このポリビニルアルコー
ルを主成分とする水溶性フィルムは以前から知られてい
る素材であるので、その詳細な組成についての説明は本
明細書においては省略する。
めに、本発明においては、ポリビニルアルコールを主成
分とする水溶性フィルムに着目し、これを用いてバルー
ンを形成するようにしている。このポリビニルアルコー
ルを主成分とする水溶性フィルムは以前から知られてい
る素材であるので、その詳細な組成についての説明は本
明細書においては省略する。
【0005】水溶性フィルムからバルーンを作れば、バ
ルーンが地上に落下し、あるいは捨てられたとしても、
雨水等により溶解してしまう。溶解した成分は無害であ
ることが確認されている。したがって、バルーンが環境
汚染あるいは環境破壊の原因となることがない。
ルーンが地上に落下し、あるいは捨てられたとしても、
雨水等により溶解してしまう。溶解した成分は無害であ
ることが確認されている。したがって、バルーンが環境
汚染あるいは環境破壊の原因となることがない。
【0006】ここに、一般的に知られているこの種の水
溶性フィルムは無色である。しかし、バルーンとしては
色付きのものが一般的に要望されている。色付きバルー
ンを作るには、水溶性フィルムで作ったバルーンの表面
に各種の色を印刷することが考えられる。しかし、この
ようにすると、使用後に捨てられ、あるいは落下したバ
ルーンが水に接触して溶解すると、その表面に印刷した
インクが残ってしまい、これが環境汚染の原因となるの
で好ましくない。
溶性フィルムは無色である。しかし、バルーンとしては
色付きのものが一般的に要望されている。色付きバルー
ンを作るには、水溶性フィルムで作ったバルーンの表面
に各種の色を印刷することが考えられる。しかし、この
ようにすると、使用後に捨てられ、あるいは落下したバ
ルーンが水に接触して溶解すると、その表面に印刷した
インクが残ってしまい、これが環境汚染の原因となるの
で好ましくない。
【0007】そこで、本発明においては、無公害な食品
添加物系着色料に着目し、水溶性フィルム素材にこれを
混合して得られた有色のフィルム素材を用いて、有色あ
るいは色付きのバルーンを形成するようにしている。こ
の着色料の混合料は、色の濃さ等に応じて適宜調整すれ
ばよい。このような食品添加物系着色料は食品衛生法に
よって規定されている。赤、黄、緑、青の各色の添加物
としては例えば次のものが規定されている。
添加物系着色料に着目し、水溶性フィルム素材にこれを
混合して得られた有色のフィルム素材を用いて、有色あ
るいは色付きのバルーンを形成するようにしている。こ
の着色料の混合料は、色の濃さ等に応じて適宜調整すれ
ばよい。このような食品添加物系着色料は食品衛生法に
よって規定されている。赤、黄、緑、青の各色の添加物
としては例えば次のものが規定されている。
【0008】食用赤色102号 食用黄色4号及びそのアルミニウムレーキ 食用緑色3号及びそのアルミニウムレーキ 食用青色1号及びそのアルミニウムレーキ 二酸化チタン
【0009】このように形成した本発明の有色バルーン
を用いれば、その水溶性フィルムが水によって溶解して
も、その後に残るのは無害な食品添加物用着色料である
ので、環境保護、あるいは動物保護の観点からは全く問
題はない。
を用いれば、その水溶性フィルムが水によって溶解して
も、その後に残るのは無害な食品添加物用着色料である
ので、環境保護、あるいは動物保護の観点からは全く問
題はない。
【0010】一方、バルーンとしては、その口を結ぶ代
わりに、気体漏れ防止用の逆止弁が取付けられる場合が
ある。この場合、バルーン本体は溶解しても逆止弁がそ
のまま残ってしまう事態を回避するために、逆止弁自体
も、同様に水溶性フィルム素材を用いて形成したものを
用いることが望ましい。
わりに、気体漏れ防止用の逆止弁が取付けられる場合が
ある。この場合、バルーン本体は溶解しても逆止弁がそ
のまま残ってしまう事態を回避するために、逆止弁自体
も、同様に水溶性フィルム素材を用いて形成したものを
用いることが望ましい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、ポリビニルアルコールを主成分とする水溶性のフィ
ルムを用いてバルーンを形成している。また、バルーン
の色付け用に、食品添加物用着色料を用いている。した
がって、本発明によれば、バルーン自体が水に接すると
溶解するので、環境公害の原因となることがない。ま
た、色付け用の着色料も食品添加物用のものを用いてい
るので、一般的なインクを用いて色付けする場合とは異
なり、環境汚染の原因となることがない。さらに、本発
明では、バルーンの逆止弁も水溶性フィルム素材を用い
て形成しているので、この部分だけが残って環境破壊の
原因となることを防止できる。
は、ポリビニルアルコールを主成分とする水溶性のフィ
ルムを用いてバルーンを形成している。また、バルーン
の色付け用に、食品添加物用着色料を用いている。した
がって、本発明によれば、バルーン自体が水に接すると
溶解するので、環境公害の原因となることがない。ま
た、色付け用の着色料も食品添加物用のものを用いてい
るので、一般的なインクを用いて色付けする場合とは異
なり、環境汚染の原因となることがない。さらに、本発
明では、バルーンの逆止弁も水溶性フィルム素材を用い
て形成しているので、この部分だけが残って環境破壊の
原因となることを防止できる。
フロントページの続き (72)発明者 大曽根 康弘 東京都足立区竹ノ塚3−7−33 806 (72)発明者 佐藤 正典 埼玉県岩槻市並木2−3−1 808
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリビニールアルコールを主成分とする
水溶性フィルムを用いて形成したことを特徴とする水溶
性有色バルーン。 - 【請求項2】 ポリビニールアルコールを主成分とする
水溶性フィルム素材に食品添加物系着色料を混合するこ
とによって得られる水溶性有色フィルムを用いて形成し
たことを特徴とする水溶性有色バルーン。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記バルー
ンの口には、ポリビニールアルコールを主成分とする水
溶性フィルム素材から形成した気体の逆止弁が取付けら
れていることを特徴とする水溶性有色バルーン。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4154355A JPH05329276A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 水溶性有色バルーン |
US08/063,419 US5387147A (en) | 1992-05-20 | 1993-05-19 | Water-soluble balloon |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4154355A JPH05329276A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 水溶性有色バルーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05329276A true JPH05329276A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15582350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4154355A Pending JPH05329276A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 水溶性有色バルーン |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5387147A (ja) |
JP (1) | JPH05329276A (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2801881B2 (ja) * | 1996-02-01 | 1998-09-21 | 日立電子サービス株式会社 | 緩衝部材の製造装置 |
US6332819B1 (en) | 1999-10-08 | 2001-12-25 | Jerrold K. Emmons | Object retrieval device used in water |
EP1438996A1 (en) * | 2003-01-14 | 2004-07-21 | Amici SA | Inflatable non-latex balloon |
US8162969B2 (en) * | 2008-10-16 | 2012-04-24 | Obalon Therapeutics, Inc. | Intragastric device |
CN103003476B (zh) | 2010-07-02 | 2016-02-10 | 宝洁公司 | 纤维网材料以及用于制造纤维网材料的方法 |
RU2607747C1 (ru) | 2010-07-02 | 2017-01-10 | Дзе Проктер Энд Гэмбл Компани | Способ получения пленок из нетканых полотен |
CN105332075B (zh) | 2010-07-02 | 2017-11-24 | 宝洁公司 | 包含活性剂的长丝、非织造纤维网和制备它们的方法 |
EP2588655B1 (en) | 2010-07-02 | 2017-11-15 | The Procter and Gamble Company | Method for delivering an active agent |
JP7110356B2 (ja) | 2018-01-26 | 2022-08-01 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 香料を含む水溶性単位用量物品 |
WO2019147533A1 (en) | 2018-01-26 | 2019-08-01 | The Procter & Gamble Company | Water-soluble unit dose articles comprising enzyme |
US11053466B2 (en) | 2018-01-26 | 2021-07-06 | The Procter & Gamble Company | Water-soluble unit dose articles comprising perfume |
KR102433420B1 (ko) | 2018-01-26 | 2022-08-18 | 더 프록터 앤드 갬블 캄파니 | 수용성 물품 및 관련 방법 |
WO2019168829A1 (en) | 2018-02-27 | 2019-09-06 | The Procter & Gamble Company | A consumer product comprising a flat package containing unit dose articles |
US10982176B2 (en) | 2018-07-27 | 2021-04-20 | The Procter & Gamble Company | Process of laundering fabrics using a water-soluble unit dose article |
EP3918045A1 (en) | 2019-01-28 | 2021-12-08 | The Procter & Gamble Company | Recycleable, renewable, or biodegradable package |
EP3712237A1 (en) | 2019-03-19 | 2020-09-23 | The Procter & Gamble Company | Fibrous water-soluble unit dose articles comprising water-soluble fibrous structures |
JP7513623B2 (ja) | 2019-03-19 | 2024-07-09 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 布地上の悪臭を低減する方法 |
CA3134222C (en) | 2019-06-28 | 2024-01-16 | The Procter & Gamble Company | Dissolvable solid fibrous articles containing anionic surfactants |
MX2023001042A (es) | 2020-07-31 | 2023-02-16 | Procter & Gamble | Bolsa fibrosa soluble en agua que contiene granulos para el cuidado del cabello. |
GB2612782A (en) * | 2021-11-10 | 2023-05-17 | Seatriever International Holdings Ltd | A balloon |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3149017A (en) * | 1961-05-24 | 1964-09-15 | Grace W R & Co | Polyethylene balloon |
BE636692A (ja) * | 1962-08-28 | |||
US3607817A (en) * | 1967-03-09 | 1971-09-21 | Celanese Corp | Production of dyeable polyacrylonitrile compositions and articles |
US3892905A (en) * | 1970-08-12 | 1975-07-01 | Du Pont | Cold water soluble plastic films |
US3762454A (en) * | 1971-11-15 | 1973-10-02 | R Wilkins | Disposable garbage container |
US4077588A (en) * | 1975-09-15 | 1978-03-07 | Hurst Gerald L | Permanently buoyant balloon |
NZ199130A (en) * | 1980-12-15 | 1985-07-31 | Colgate Palmolive Co | Water-soluble film;mixture of polyvinyl alcohol and polyacrylic acid |
US4634395A (en) * | 1984-03-22 | 1987-01-06 | Donald Burchett | Inflatable elastomeric balloons having increased buoyant lifetimes |
US4608187A (en) * | 1984-04-02 | 1986-08-26 | The Clorox Company | Rubber toughened polyvinyl alcohol film compositions |
EP0221651A1 (en) * | 1985-09-27 | 1987-05-13 | Kao Corporation | Water soluble polyvinyl alcohol derivative |
US4828554A (en) * | 1987-11-25 | 1989-05-09 | Griffin Raymond E | One-way valve for leg urinals or the like |
JPH0437541A (ja) * | 1990-06-01 | 1992-02-07 | Unitika Ltd | 多層シート |
US5133683A (en) * | 1991-10-15 | 1992-07-28 | Alan Dorfman | Toy including a dissolvable outer package |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP4154355A patent/JPH05329276A/ja active Pending
-
1993
- 1993-05-19 US US08/063,419 patent/US5387147A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5387147A (en) | 1995-02-07 |
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