Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPH05222089A - 1α,3β,25−トリヒドロキシ−24−ホモコレスタ−5,22−ジエン化合物 - Google Patents

1α,3β,25−トリヒドロキシ−24−ホモコレスタ−5,22−ジエン化合物

Info

Publication number
JPH05222089A
JPH05222089A JP4150044A JP15004492A JPH05222089A JP H05222089 A JPH05222089 A JP H05222089A JP 4150044 A JP4150044 A JP 4150044A JP 15004492 A JP15004492 A JP 15004492A JP H05222089 A JPH05222089 A JP H05222089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compd
ethyl acetate
mmol
diene
ether
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4150044A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0635475B2 (ja
Inventor
Hector F Deluca
エフ. デルーカ ヘクター
Nobuo Ikekawa
信夫 池川
Yoko Tanaka
洋子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wisconsin Alumni Research Foundation
Original Assignee
Wisconsin Alumni Research Foundation
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wisconsin Alumni Research Foundation filed Critical Wisconsin Alumni Research Foundation
Publication of JPH05222089A publication Critical patent/JPH05222089A/ja
Publication of JPH0635475B2 publication Critical patent/JPH0635475B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J9/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of more than two carbon atoms, e.g. cholane, cholestane, coprostane
    • C07J9/005Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of more than two carbon atoms, e.g. cholane, cholestane, coprostane containing a carboxylic function directly attached or attached by a chain containing only carbon atoms to the cyclopenta[a]hydrophenanthrene skeleton
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/02Nutrients, e.g. vitamins, minerals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C401/00Irradiation products of cholesterol or its derivatives; Vitamin D derivatives, 9,10-seco cyclopenta[a]phenanthrene or analogues obtained by chemical preparation without irradiation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J17/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, having an oxygen-containing hetero ring not condensed with the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J71/00Steroids in which the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton is condensed with a heterocyclic ring
    • C07J71/0005Oxygen-containing hetero ring
    • C07J71/001Oxiranes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J9/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of more than two carbon atoms, e.g. cholane, cholestane, coprostane

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】1α,25−ジヒドロキシ(−22E(又は
Z)−デヒドロ)−24−ホモビタミンD3 誘導体の合
成中間体を提供する。 【構成】図示の一般式で表わされる1α,3β,25−
トリヒドロキシ−24−ホモコレスタ−5,22−ジエ
ン化合物。この化合物は1α,25−ジヒドロキシ−2
4−ホモビタミンD3 誘導体の合成中間体として用いら
れる。 (式中、Rは水素、炭素原子1〜約4個を有するアシル
基、ベンゾイル基およびメトキシメチル基からなる群か
ら選ばれる。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なビタミンD誘導体
合成に用いられる中間体に関する。より詳しくは、本発
明は24−ホモビタミン類合成に用いられる中間体に関
する。さらにより詳しくは、本発明はヒドロキシル化さ
れた24−ホモビタミン類合成に用いられる中間体に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ビタミ
ンDは動物および人間のカルシウムおよびリンの代謝を
規制することが知られており、ビタミンDの生物学的効
力はその生体内でのヒドロキシル化誘導体への代謝転換
に依存することが今や定説となっている。すなわち、ビ
タミンD3 は生体内において肝臓でヒドロキシル化され
て25−ヒドロキシビタミンD3となり、次いで腎臓で
1α,25−ジヒドロキシビタミンD3 に転化される。
現在ビタミンDの循環ホルモン形であると認められてい
るのは後者の化合物である。この形のビタミンDは、腸
内でのカルシウムとリンの輸送および骨の流動化(mobil
ization)とミネラル化を促進するという生物学的活性の
ゆえに、種々の骨の病気の治療用に著しく適した重要な
医薬製品である。
【0003】ビタミンD誘導体およびその調製および用
途は特許およびその他の文献において数多く述べられて
いる。例えば、米国特許3,565,924号では25
−ジヒドロキシコレカルシフェロール、米国特許3,6
97,559号では1,25−ジヒドロキシコレカルシ
フェロール、米国特許3,741,996号では1α−
ヒドロキシコレカルシフェロール、米国特許3,78
6,062号では22−デヒドロ−25−ヒドロキシコ
レカルシフェロール、米国特許3,880,894号で
は1,25−ジヒドロキシエルゴカルシフェロール、米
国特許4,201,881号では24,24−ジフルオ
ロ−1α,25−ジヒドロキシコレカルシフェロール、
米国特許4,196,133号では24,24−ジフル
オロ−1α,25−ジヒドロキシコレカルシフェロール
それぞれについて教示している。
【0004】
【課題を解決するための手段】ここに卓越したビタミン
D様の活性を示し、そのゆえに、ビタミンD3 ならびに
その種々の誘導体の代替として既知の用途、例えば、副
甲状腺機能低下症、骨ジストロフィー、骨軟化症、骨粗
しょう症などカルシウムおよびリンの不均衡を表わす種
々の病状の治療用にただちに使用できる新規なビタミン
3 誘導体が見いだされた。これらの誘導体は24−ホ
モビタミンであり、詳しくは1α,25−ジヒドロキシ
−22E(またはZ)−デヒドロ−24−ホモビタミン
3 および1α,25−ジヒドロキシ−24−ホモビタ
ミンD3 である。これらの24−ホモビタミンD3 誘導
体は次式で表わされる。
【0005】
【化2】
【0006】(式中、R1 、R2 及びR3 はそれぞれ水
素、炭素原子1〜約4個を有するアシル基、及びベンゾ
イル基からなる群から選ばれ、R4 及びR5 はおのおの
水素原子を表わすかあるいは互いに結合して炭素原子と
炭素原子の二重結合を形成する。)。本発明は前記24
−ホモビタミンD3 誘導体合成に用いられる中間体を提
供する。さらに詳しくは本発明は、1α,3β,25−
トリヒドロキシ−24−ホモコレスタ−5,22−ジエ
ン化合物を提供するものである。本発明の化合物は次の
化学式で表わすのが好適である。
【0007】
【化3】
【0008】(式中、Rは水素、炭素原子1〜約4個を
有するアシル基、ベンゾイル基およびメトキシメチル基
からなる群から選ばれる。)。
【0009】以下に本発明を実施するための最良の態様
を説明する。本発明の化合物は下記の図式に示した工程
および工程説明に従って調製することができる。工程の
図式および詳細な説明の中において同じ番号は同じ化合
物を示している。以下の説明において本発明の化合物は
)、()及び()で示される。
【0010】
【化4】
【0011】本発明の工程に従って、ビスノルコレン酸
アセテート()を水素化アルミニウムリチウムを用い
て還元し、次いでジクロロジシアノベンゾキノンを用い
て酸化して1,4,6−トリエン−3−オン()を収
率47%で生成させた。の22−THP−エーテルを
アルカリ性過酸化水素により処理して1α,2α−エポ
キシド()を収率41%で得た。()を液体アンモ
ニウム−テトラヒドロフラン中−78゜でリチウムと塩
化アンモニウムを用いて還元し、次いでクロロメチルメ
チルエーテルを用いて処理し、ジメチオキシメチルエー
テル()を収率38%で得た。THP基を除去した
後、スウエーン(Swern)酸化によりアルデヒド()を
収率81%で得た。これを臭化ビニルマグネシウムと反
応させてアリルアルコール()を収率94%で得た。
このアルコールを還流キシレン中でオルト酢酸トリエチ
ルおよび触媒量のプロピオン酸とともに加熱し、エステ
ル()を収率93%で生成させた。次にエステル
)を臭化メチルマグネシウムと反応させてアルコー
ル()を収率93%で得た。MOMを除去後、アセチ
ル化により(22E)−1α,3β−ジアセトキシ−2
5−ヒドロキシ−24−ホモ−コレスター5,22−ジ
エン()を収率73%で得た。
【0012】()をN−ブロモスクシンイミドにより
アリル臭素化の後、テトラ−n−臭化ブチルアンモニウ
ム、次いでテトラ−n−フッ化ブチルアンモニウムによ
りそれぞれ処理し、5,7,22−トリエン(10)を
主生成物として収率24%で得た。5,7−ジエン(
)をベンゼン−エタノール液中で5分間中圧水銀ラン
プで照射し、次いで1時間還流処理した後、加水分解に
より(22E)−1α,25−ジヒドロキシ−22−デ
ヒドロ−24−ホモビタミンD311)を収率22%
で得た。5,22−ジエン()を選択的に水素添加し
て5−エン(12)を収率92%で得た。この化合物を
上述したように5,7−ジエン(13)を経て1α,2
5−ジヒドロキシ−24−ホモビタミンD314)に
変えた(通算収率12%)。
【0013】
【実施例】以下に述べる本発明の実施例において融点は
熱ステージ顕微鏡を用いて測定したものを未補正で示
す。1 H−NMRのスペクトルは特記しない限り日立R
−24A(60MHz)により、CDCl3 中でMe4
Siを内標準として測定した。質量スペクトルは島津Q
P−1000質量分析計により70eVで得た。UVス
ペクトルは島津UV−200ダブルビーム分光光度計に
よりエタノール溶液中で求めた。カラムクロマトグラフ
ィーはシリカゲル(E・メルク・キーゼルゲル60、7
0−120メッシュ)を使用して行った。分取薄層クロ
マトグラフィーはシリカゲル(E・メルク・キーゼルゲ
ル60F254 、厚さ0.25mm)をプレコートした板
の上で行った。通常の仕上げとは水による希釈、かっこ
内に示した有機溶媒による抽出、抽出物の中性になるま
での洗浄、無水硫酸マグネシウム上での乾燥、ろ過、お
よび減圧下での溶媒の除去を意味する。下記の略語を使
用した。THP−テトラヒドロピラニル、THF−テト
ラヒドロフラン、エーテル−ジエチルエーテル、MeO
H−メチルアルコール、MOM−メトキシメチル。温度
は℃である。
【0014】参考例122−ヒドロキシ−23,24−ジノルコラ−1,4,
6−トリエン−3−オン(b) 3β−アセトキシジノルコレン酸()(7.0g、1
8.04ミリモル)のTHF(20ml)溶液へ水素化
アルミニウムリチウム(3.0g、78.95ミリモ
ル)を添加した。この混合物を60℃で14時間撹拌し
た。この反応混合物へ水と酢酸エチルを注意しながら添
加した。ろ過および溶媒の除去により残留物(5.2
g)を得た。それをジオキサン(140ml)中でジク
ロロジシアノベンゾキノン(11.7g、51.54ミ
リモル)を用い還流下で14時間処理した。室温まで冷
却後、反応混合物をろ過し、ろ液を残留物が得られるま
で蒸発させ、残留物をアルミナカラム(200g)にか
けた。ジクロロメタンを用いる溶離によりトリエンオン
)(2.8g、47%)を得た。融点156−15
7゜(エーテル)、UV max EtOHnm(ε):299(1300
0)、252(9200)、224(12000) 1H−NMR(CDCl
3 )δ:0.80(3H,s,18-H3 ) 、1.04(3H, d, J=6Hz,21-H
3) 、1.21(3H, s, 19-H3 ) 、3.10- 3.80(3H, m, 22-H2
およびOH)、5.90-6.40(4H, m, 2-H、4-H 、6-H 、お
よび 7-H)、7.05(1H, d, J=10Hz, 1-H)、MSm/z:326(M+
) 、311 、308 、293 、267 112 。
【0015】参考例21α,2α−エポキシ−22−テトラヒドロピラニルオ
キシ−23,24−ジノルコラ−4,6−ジエン−3−
オン(1) ジクロロメタン(50ml)中のアルコール(
(2.7g、8.28ミリモル)をジヒドロピラン
(1.5ml、16.42ミリモル)およびp−トルエ
ンスルホン酸(50mg)を用い室温で1時間処理し
た。通常の仕上げ(抽出は酢酸エチル)により粗生成物
を得た。この生成物のMeOH(70ml)溶液へ30
%H22 (4.8ml)および10%NaOH/Me
OH(0.74ml)を添加し、その混合物を室温で1
4時間撹拌した。通常の仕上げ(抽出は酢酸エチル)に
より粗生成物を得て、それをシリカゲル(50g)のカ
ラムにかけた。ベンゼン−酢酸エチル(100:1)を
用いる溶離によりエポキシド()(1.45g、41
%)を得た。融点113−115゜(ヘキサン)UVλ
max EtOH nm(ε): 290(22000)、 1 H−
NMR(CDCl3)δ:0.80(3H,s,18-H3 ) 、1.07(3H,
d, J=6 Hz,21-H3 ) 、1.18 (3H,s,19-H3 )3.38 (1H,dd,
J=4および 1.5Hz, 1-H)、3.55(1H,d, J=4Hz,2-H)、3.3
0-4.10 (4H,m, 22-H2および THP) 、4.50(1H, m, TH
P)、5.58 (1H,d, J=1.5Hz,4-H)、6.02 (2H,s,6-Hおよび
7-H) 、MS m/z : 342 (M+ -DHP )、324 (M+ -THPOH)
、309 、283 、85。
【0016】参考例31α,3β−ジメトキシメトキシ−23,24−ジノル
コル−5−エン−22−テトラヒドロピラニルエーテル
(2) リチウム(5. 00g)を−78゜、アルゴン雰囲気下
で少量ずつ液体アンモニウム(200ml)中へ30分
かけて添加した。−78゜で1時間撹拌後、ドライTH
F(150ml)中の1α,2α−エポキシ−22−テ
トラヒドロピラニル−オキシ−23,24−ジノルコラ
−4,6−ジエン−3−オン()(2. 00g、4.
69ミリモル)を−78゜で30分かけて滴下しながら
添加し、この混合物を−78゜で1時間撹拌した。この
反応混合物へ無水NH4 Cl(60g)を−78゜で少
量ずつ1時間かけて添加した。1.5時間後、冷却バス
を取外し、大部分のアンモニウムをアルゴンの泡立ちに
より除去した。通常の仕上げ(溶媒としてエーテルを使
用)により粗生成物を得た。それをジオキサン(20m
l)中で45゜においてクロロ−メチルメチルエーテル
(2.0ml、26. 34ミリモル)とN, N−ジエチ
ルシクロヘキシルアミン(4.6ml、24.93ミリ
モル)により24時間処理した。通常の仕上げ(酢酸エ
チル)により粗生成物を得て、それをシリカゲル(40
g)カラムにかけた。ヘキサン−酢酸エチル(5:1)
を用いる溶離によりジメトキシメチルエーテル(
(922mg、38%)を油として得た。1 H - NMR δ
0.70(3H,s,8-H3 )、1.02(3H,s,19-H3)、1.04(3H,d,J=
6Hz, 21-H3) 、3.34(3H,s,-O-CH3) 3.37(3H,s,-O-CH3)
、4.63(2H ABqJ=7Hz, ΔAB= 11Hz 1 α-O-CH2-O
-)、4.64 (2H, s, 3β-O-CH2-O-)、および 5.50(1H,m,6
-H) 。
【0017】参考例41α,3β−ジメトキシメトキシ−23,24−ジノル
コル−5−エン−22−オール(3) THF(8ml)とMeOH(8ml)中のTHPエー
テル()(922mg、1.77ミリモル)を室温に
おいて2MのHCl(1ml)で2時間処理した。通常
の仕上げ(酢酸エチル)により粗生成物を得て、それを
シリカゲル(40g)のカラムにかけた。ヘキサン−酢
酸エチル(2:1)を用いる溶離によりアルコール
)(678mg、88%)を無定形の固形物として
得た。1H- NMR δ 0.70(3H, s,18-H3 )、1.02(3H, s,
19-H3)、1.04(3H,d,J=6Hz, 21- H3) 、3.34(3H,s,-O-C
H3)、3.38(3H, s, -O-CH3) 4.65(2H, ABq, J=7Hz,ΔAB
=11Hz, 1α-O-CH2-O-) 4.66(2H,s, 3β-O-CH2- O-) 5.5
3(1H, m, 6-H)。
【0018】参考例51α,3β−ジメトキシメトキシ−23,24−ジノル
コル−5−エン−22−アール(4) 塩化オキサリル(0.27ml、3.09ミリモリ)の
ジクロロメタン(8ml)溶液ヘジメチルスルホキシド
(0.44ml、6.21ミリモル)を−78℃、アル
ゴン気下で添加した。混合物を−78℃で10分間撹拌
した。その溶液ヘジクロロメタン(5ml)中のアルコ
ール()(660mg、1.51ミリモル)を−78
℃で添加した。混合物を−78℃、アルゴン下で5分間
撹拌し、室温まで加温した。通常の仕上げ(エーテル)
により粗生成物を得て、それをシリカゲル(30g)の
カラムにかけた。ヘキサン−酢酸エチル(4:1)を用
いる溶離によりアルデヒド()(607mg、92
%)を結晶として得た。融点71〜72℃(ヘキサン)、1
H-NMR δ0.74(3H,s,18-H3)、1.04(3H,s,19-H3)、1.12(3
H,d, J=6Hz、21-H3)、3.35(3H,s,-O-CH3)、3.39(3H,s,
-O-CH3)、3.7 (1H, m, 1 β-H)、4.65 (2H, ABq, J=7
Hz, ΔAB=11Hz 、 1α-O-CH2-O-)、4.66 (2H,s,3β-O-C
H-O-)、5.52 (1H, m,6-H)、および 9.61 (1H, d, J=3H
z,-CHO) 、元素分析C26 H 42O5として計算値:C, 71:85;
H, 9.74. 測定結果:C,71.71; H, 9.68。
【0019】参考例61α,3β−ジメトキシメトキシコラ−5,23−ジエ
ン−22−オール(5) THF(3ml)中のマグネシウム(70mg、2.9
2ミリモル)へ臭化ビニルのTHF(0.42ml、
2.98ミリモル)50%溶液を添加した。その結果の
グリニャール試薬へTHF(6ml)中のアルデヒド
)(595mg、1.37ミリモル)を室温におい
て添加した。その混合物を室温で1時間撹拌した。通常
仕上げ(エーテル)により粗生成物を得て、それをシリ
カゲル(30g)のカラムにかけた。ヘキサン−酢酸エ
チル(3:1)を用いる溶離によりアリリックアルコー
ル()(595mg、94%)を無定形の固体として
得た。1 H-NMR δ:0.70(3H, s,18-H3)、1.02(3H, s, 19
-H3 )、3.35(3H, s, -O-CH3)、3.38(3H, s,-O-CH3)、
3.69(1H, m, 1β-H)、4.20(1H, m, 22-H)、4.64(2H,
ABq,J=7Hz,ΔAB=11Hz 1α-O-CH2-O-)、4.65( 2H, s, 3
β-O-CH2-O-)、5.52(1H,m, 6-H)、4.90-6.0(3H, m, 23-
Hおよび24-H2)。
【0020】参考例7(22E)−1α,3β−ジメトキシメトキシ−27−
ノルコレスター5,22−ジエン−26−オイック酸エ
チルエステル(6) アリリックアルコール()(550mg/1.28ミ
リモル)のオルト酢酸トリエチル(10ml、5.46
ミリモル)、プロピオン酸(4滴)、およびキシレン
(8ml)の溶液をアルゴン気下で2時間還流処理し
た。減圧下での溶媒除去により残留物を得て、これをシ
リカゲル(30g)のカラムにかけた。ヘキサン−酢酸
エチル(4:1)を用いる溶離によりエステル(
(630mg,93%)を油として得た。1H-NMRδ: 0.
68(3H,s,18-H3)、0.97(3H, d, J=6Hz, 21-H3)、1.03(3
H, s, 19-H3)、1.24(3H, t, J=7Hz -CO2CH2CH 3) 、3.35
(3H, s,-O-CH3 )、3.39 (3H, s,-O-CH3)、3.70 (1H,
m, 1β-H) 、4.11 (2H, q ,J=7Hz, -CO2CH 2CH3) 、4.6
4 (2H, ABq, J=7Hz, ΔAB=11Hz, 1α-O-CH2 -O-)、4.6
5(2H, s, 3β-O-CH2-O-) 5.29 (2H, m, 22-H および23-
H)、5.52 (1H, m, 6-H)。もし必要なら、22E立体異
性体、化合物()はヨウ素処理により容易に22Z立
体異性体に変換することができる。すなわち、エーテル
中の化合物()を()の量に対し触媒量のヨウ素
(2%)を用い拡散日光下で1時間処理するトランス
からシス形への異性化反応の生成物をHPLC(ゾルバ
ックス−シルカラム4.6×25cm 6%2−プロパ
ノール/ヘキサン)により精製すれば22Z立体異性体
が得られる。
【0021】実施例1(22E)−1α,3β−ジメトキシメトキシ−24−
ホモ−コレスター5,22−ジエン−25−オ−ル
(7) エステル()(605mg、1.14ミリモル)のT
HF(6ml)溶液へ臭化メチルマグネシウムのTHF
(4. 5ml、4.5ミリモル)1M溶液を室温におい
て添加した。混合物は室温で1時間撹拌した。通常の仕
上げにより粗生成物を得て、それをシリカゲル(30
g)のカラムにかけた。ヘキサン−酢酸エチル(3:
1)を用いる溶離によりアルコール()(548g、
93%)を油として得た。 1H-NMR δ:0.68(3H, s, 18-
H3) 、0.97(3H, d, J=6Hz, 21-H3)、1.01(3H, s, 19-H
3)、1.21(6H, s, 26-H3 および27-H3)、 3.33(3H, s, -
O-CH3)、3.38(3H, s, -O-CH3)、3.70(1H,m, 1β-H)、
4.64(2H, ABq, J=7Hz, ΔAB=11Hz, 1α-O-CH2-O-)、4.6
5 (2H, s, 3β-O-CH2-O-)、5.29(2H, m, 22-Hおよび23-
H)および5.50(1H, m, 6-H)。
【0022】実施例2(22E)−24−ホモコレスター5,22−ジエン−
1α,3β,25−トリオール(8) ジメトキシメチルエーテル()(540mg、1.0
4ミリモル)のTHF(15ml)溶液を6MHCl
(3ml)で50℃において2.5時間処理した。通常
の仕上げ(酢酸エチル)により粗生成物を得て、それを
シリカゲル(20g)のカラムにかけた。ヘキサン−酢
酸エチル(1:1)を用いる溶離により、トリオール
)(428mg、95%)を結晶として得た。融点
164−166℃(ヘキサン−酢酸エチル)1 H -NMR
δ:0.68(3H,s, 18-H3) 0.95(3H,s,J=6Hz,21-H3) 、1.00
(3H,s,19-H3)、1.20(6H,s,26-H3 および27-H3)、3.80(1
H,m,1 β-H)、3.92(1H,m,3 α-H)、5.30(2H, m, 22-H
および23-H)、および5.53(1H, m, 6-H)。
【0023】実施例3(22E)−1α,3β−ジアセトキシ−25−ヒドロ
キシ−24−ホモコレスタ−5, 22−ジエン(9) トリオール()(395mg、0.919ミリモル)
のピリジン(2ml)溶液を無水酢酸を用い室温で16
時間処理した。通常の仕上げ(酢酸エチル)により粗生
成物を得て、それをシリカゲル(20g)カラムにかけ
た。ヘキサン−酢酸エチル(2:1)を用いる溶離によ
りジアセテート()(361mg、77%)を油とし
て得た。 1H-NMR δ:0.67(3H,s,18-H3) 、0.97(3H,d,J=
6Hz,21-H3 ) 、1.07(3H,s,19-H3 )、1.21(6H,s,26-H
3 および27-H3),2.01(3H, s, アセチル)、2.04(3H,
s, アセチル)、4.98 (1H, m, 3α-H)、5.05 (1H, m,
1β-H)、5.31(2H, m, 22-Hおよび23-H) および5.52(1
H,m,6-H)。
【0024】参考例8(22E)−1α,3β−ジアセトキシ−25−ヒドロ
キシ−24−ホモコレスター5,7,22−トリエン
(10) 四塩化炭素(3ml)中の5−エン−()(51m
g、0.0992ミリモル)とN−ブロモスクシンイミ
ド(21mg、0.118ミリモル)の混合溶液をアル
ゴン気下で20分間還流処理した。その混合物を0℃ま
で冷却した後、沈殿物をろ別した。ろ液は40℃以下で
残留物が得られるまで濃縮した。それをTHF(5m
l)中で触媒量の臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム
を用い室温で50分間処理した。次にその混合物をフッ
化テトラ−n−ブチルアンモニウムのTHF(3.5m
l、3.5ミリモル)の溶液を用い室温で30分間処理
した。通常の仕上げ(酢酸エチル)により粗生成物を得
て、それを分取薄層クロマトグラフィー(ヘキサン−酢
酸エチル、4:1 5回展開)にかけた。Rf値0.4
8のバンド部分をかき取り、酢酸エチルを用い溶離させ
た。溶媒の除去により5,7−ジエン(10)(12.
5mg、24%)を得た。 UVλmax EtOH :293、282および271。
【0025】参考例91α,25−ジヒドロキシ−22E−デヒドロ−24−
ホモビタミンD3 (11) 5,7−ジエン(10)(7.3mg、0.0143ミ
リモル)のベンゼン(90ml)、エタノール(40m
l)溶液へ0℃においてアルゴン気下でビコールフィル
ターを通した中圧水銀ランプ光を5分間照射した。減圧
下で溶媒を除去して粗生成物を得て、それを分取薄層ク
ロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、4:1 5
回展開)にかけた。Rf値0.38のバンド部分をかき
取り、酢酸エチルを用い溶離させた。溶媒除去によりビ
タミンD3 ジアセテート(1.8mg、25%)を得
た。Rf値0.43のバンド部分をかき取り、酢酸エチ
ルを用い溶離させた。溶媒除去により5,7−ジエン
10)(2.1mg、29%)を回収した。ビタミン
3 ジアセテート(1.8mg、2.15マイクロモ
ル)のTHF(4ml)溶液を5%KOH/MeOH
(1ml)により室温で20分間処理した。通常の仕上
げ(酢酸エチル)により粗生成物を得て、それを分取薄
層クロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、1:
2,3回展開)にかけた。Rf値0.43のバンドをか
き取り、酢酸エチルを用い溶離させた。溶媒の除去によ
りビタミンD3 類似体(11)(1.4mg、90%)
を得た。製品の純度は高性能液体クロマトグラフィー
(島津LC−3A、カラム、ゾルバックスZIL正常
相、内径4.6mm×1.5cm、溶媒、MeOH−C
2 Cl2 、1:49、流速3ml/min、保持時間
11.5分)により100%であることを確認した。ビ
タミンD3 類似体(11)のスペクトルデータは次のと
おりであった。UVλmax EtOH :265nm、λmin EtOH :22
8nm、MS m/z: 428(M+)、410 、392(ベースピーク)、
374 、287 、269 、251 、152 、134 、123 、 59、1H-N
MR (360MHz)δ:0.55(3H, s, 18-H3 )、1.02 (3H,d,J=6.
6 Hz,21-H3 )、1.22(6H,s,26-H3 および27-H3 )、2.3
2(1H,dd,J=13.2 および 6.7 Hz )、2.60(1H,dd,J=13.0
および3.0Hz)、2.83(1H,dd,J=12.0 および3.0Hz)、4.23
(1H, m, W1/2 ) = 18.4Hz, 3α-H)、4.43(1H, m, W1/2
= 16.9Hz, 1β-H)、5.00 (1H, bs, W1/2=3.2Hz、19-
H)、5.30 (1H, dd, J=15.0および 7.1Hz, 22-Hまたは
23-H)、5.33 (1H,bs, W1/2=3.2Hz, 19-H) 、5.37 (1H,
dd, J=15.0および 5.8Hz, 22-Hまたは 23-H)、6.01(1H,
d, J=11.0Hz, 7-H)、6.32(1H, d, J=11.0Hz, 6-H )。
【0026】参考例101α,3β−ジアセトキシ−24−ホモコレストー5−
エン−25−オール(12) 酢酸エチル(2ml)中の5,22−ジエン()(4
0mg、0.0778ミリモル)と10%Pd−C(4
mg)の混合物を室温において水素気下で3時間撹拌し
た。Pd触媒をろ別し、ろ液を残留物が得られるまで濃
縮し、それをシリカゲル(5g)のカラムにかけた。ヘ
キサン−酢酸エチル(4:1)を用いる溶離により5−
エン(12)(37mg、92%)を油として得た。1H
-NMR δ:0.66(3H, s,18-H3)、1.08(3H,s,19-H3)、1.20
(6H, s, 26-H3 および27-H3)、2.02(3H,s,アセチ
ル)、2.05(3H,s,アセチル)、4.97(1H, m,3α-H)、5.
07(1H, m,1β-H)、5.53(1H,m,6-H)。 参考例111α,3β−ジアセトキシ−24−ホモコレスター5,
7−ジエン−25−オール(13) 5−エン(12)(19mg、0.037ミリモル)を
10)で述べたのと同様にして5,7−ジエン(
)(5.8mg、31%)に変換した。UVλmax
EtOH :293 、282 、271 nm
【0027】参考例121α,25−ジヒドロキシ−24−ホモビタミンD3
(14) 5,7−ジエン(13)(5.8mg、0.0113ミ
リモル)を(11)で述べたのと同様にしてビタミンD
3 類似体(14)(890μg、19%)に変換した。
上述のHPLC条件下における(14)の保持時間は1
1.0分であった。UVλmax EtOH :265 nm、λmin
EtOH :228 nm。MS m/z 430(M+)、412 、394(ベー
スピーク) 、376 、287 、269 、251 、152、134 、5
9。もし所望ならば、化合物(11)及び(14)は適
当な溶媒、例えば当業者に周知のヘキサン、エーテル
類、アルコール類、またはそれらの混合物を用いる結晶
化による結晶形として容易に得ることができる。
【0028】生物学的活性1α,25−(OH)2 −24−ホモ−D3 化合物のカ
ルシウム流動化活性度 骨のカルシウム流動化活性度は投与した化合物に対応す
る血清のカルシウム含有量の増加を測定することにより
評価した。雄の乳離れしたラット(ホルツマン社、ウィ
スコンシン州マジソン)に低カルシウムビタミンD欠乏
飼料(スダら、ジャーナル・オブ・ニュートリエント、
100、1049−1050、1970)および水を随
意に3週間投与した。その後ラットはそれぞれ5〜6匹
からなる3つの群に分け、95%エタノール0.05m
lに溶解した1,25−(OH)23 または試験化合物
を与えた。コントロールとした群のラットには同様に
0.05mlエタノールビヒクルを与えた。投与後18
時間たってからラットを殺し、その血液を集め、遠心分
離により血清を得た。原子吸光分光計403型(パーキ
ンエルマー社、コネチカット州ノルウォーク)により
0.1%塩化ランタンの存在下の血清のカルシウム濃度
を測定した。得られた結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】上記表1のデータから、ビタミンD欠乏動
物のビタミンD応答系において、化合物(11)及び
14)は、22−デヒドロ誘導体(11)の場合投与
量は非常に高いけれども、ビタミンの循環ホルモン形で
ある1α,25−ヒドロキシビタミンD3 と同様の活性
を示すと結論づけることができる。化合物(11)及び
14)は無菌非経口溶液として注射または静脈注射
に、または経口投与形として消化器管に、または坐薬ま
たは経皮薬として容易に投与することができる。1日あ
たりの投与量は維持投与量として約0.1μgから約
0.5μgが適当であるビタミンD様の活性特性に対応
する生理学上のカルシウム平衡を得るには約0.1μg
から約2.5μgが有効である。化合物の投与形態はこ
の技術分野で周知の無毒性で医薬的に許容される担体と
組合わせて調製することができる。そのような担体とし
ては固体でも液体でもよく、例えばコーンスターチ、乳
糖、しょ糖、落花生油、ごま油および水などがある。化
合物の投与形として固体の担体を使用する場合は錠剤、
カプセル、粉体またはドロップとすることができよう。
液体の担体を使用する場合は軟質ゼラチンカプセル、シ
ロップまたは懸濁液、乳液または溶液を投与形とするこ
とができる。また、投与形には保恒剤、安定剤、湿潤剤
または乳化剤、溶解促進剤などの佐剤を含有することが
できる。また、その他の治療上有効な物質を含有するこ
とができる。投与量範囲は受容者に投与すべき特定の量
として決められるけれども処置すべきそれぞれの病状、
想定される結果、受容者の肉体サイズおよびそれら医薬
品の治療用途において当業者に周知のその他の因子に依
存すると理解すべきである。
【0031】
【発明の効果】本発明の化合物1α,3β,25−トリ
ヒドロキシ−24−ホモコレスタ−5,22−ジエン化
合物は、優れたビタミンD様活性を示す化合物すなわち
1α,25−ジヒドロキシ−22E(又はZ)−デヒド
ロ−24−ホモビタミンD3 及び1α,25−ジヒドロ
キシ−24−ホモビタミンD3 の合成中間体として好適
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池川 信夫 日本国東京都武蔵野市吉祥寺東町2−21− 5 (72)発明者 田中 洋子 アメリカ合衆国 12054 ニューヨーク, デルマー, パックスウッド ロード 72

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式を有する化合物。 【化1】 (式中、Rは水素、炭素原子1〜約4個を有するアシル
    基、ベンゾイル基およびメトキシメチル基からなる群か
    ら選ばれる。)
JP4150044A 1984-10-04 1992-05-19 1α,3β,25−トリヒドロキシ−24−ホモコレスタ−5,22−ジエン化合物 Expired - Lifetime JPH0635475B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US65754984A 1984-10-04 1984-10-04
US657549 1984-10-04

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60503924A Division JPS62500301A (ja) 1984-10-04 1985-08-19 24―ホモビタミンd誘導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05222089A true JPH05222089A (ja) 1993-08-31
JPH0635475B2 JPH0635475B2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=24637652

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60503924A Granted JPS62500301A (ja) 1984-10-04 1985-08-19 24―ホモビタミンd誘導体
JP4150045A Expired - Lifetime JPH0689022B2 (ja) 1984-10-04 1992-05-19 1α,3β,25−トリヒドロキシ−24−ホモコレスタ−5,7−ジエン類似体
JP4150044A Expired - Lifetime JPH0635475B2 (ja) 1984-10-04 1992-05-19 1α,3β,25−トリヒドロキシ−24−ホモコレスタ−5,22−ジエン化合物

Family Applications Before (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60503924A Granted JPS62500301A (ja) 1984-10-04 1985-08-19 24―ホモビタミンd誘導体
JP4150045A Expired - Lifetime JPH0689022B2 (ja) 1984-10-04 1992-05-19 1α,3β,25−トリヒドロキシ−24−ホモコレスタ−5,7−ジエン類似体

Country Status (13)

Country Link
EP (1) EP0197949A1 (ja)
JP (3) JPS62500301A (ja)
AU (2) AU582789B2 (ja)
BE (1) BE903376A (ja)
CH (1) CH672920A5 (ja)
DE (2) DE3590488T (ja)
DK (5) DK154290C (ja)
FR (1) FR2571369B1 (ja)
GB (2) GB2167070B (ja)
IE (1) IE58104B1 (ja)
IT (1) IT1190401B (ja)
NL (1) NL8520265A (ja)
WO (1) WO1986002078A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5206229A (en) * 1988-04-21 1993-04-27 Leo Pharmaceutical Products Ltd Vitamin d analogues
NL8920392A (nl) * 1988-04-29 1990-04-02 Wisconsin Alumni Res Found 1alfa-hydroxyvitamine d-homologen met onverzadigde zijketen.
US4927815A (en) * 1988-04-29 1990-05-22 Wisconsin Alumni Research Foundation Compounds effective in inducing cell differentiation and process for preparing same
US5063221A (en) * 1989-04-05 1991-11-05 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Treatment for hyperparathyroidism with use of vitamin d derivatives
DE3933034A1 (de) * 1989-10-02 1991-04-11 Schering Ag 24-homo-vitamin-d-derivate, verfahren zu ihrer herstellung
US5030772A (en) * 1990-02-14 1991-07-09 Deluca Hector F Process for preparing vitamin D2 compounds and the corresponding 1 α-hydroxylated derivatives
US5260290A (en) * 1990-02-14 1993-11-09 Wisconsin Alumni Research Foundation Homologated vitamin D2 compounds and the corresponding 1α-hydroxylated derivatives
US5891865A (en) * 1996-10-04 1999-04-06 Wisconsin Alumni Research Foundation Treatment of arthritic disease induced by infectious agents
AU2005303773A1 (en) 2004-11-12 2006-05-18 Bioxell Spa Combined use of vitamin D derivatives and anti-proliferative agents for treating bladder cancer

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3833622A (en) * 1969-03-17 1974-09-03 Upjohn Co Crystalline 25-hydroxycholecalciferol hydrate and structurally related compounds
US3880894A (en) * 1974-05-24 1975-04-29 Wisconsin Alumni Res Found 1,25-Dihydroxyergocalciferol
AU527805B2 (en) * 1978-07-27 1983-03-24 Research Institute For Medicine And Chemistry Inc. 1alpha, 1beta dihydroxy steroid-5-enes
US4225596A (en) * 1978-10-13 1980-09-30 Wisconsin Alumni Research Foundation Method for treating calcium imbalance and improving calcium absorption in mammals
US4448721A (en) * 1982-09-20 1984-05-15 Wisconsin Alumni Research Foundation Hydroxyvitamin D2 compounds and process for preparing same
US4508651A (en) * 1983-03-21 1985-04-02 Hoffmann-La Roche Inc. Synthesis of 1α,25-dihydroxyergocalciferol
CH665834A5 (de) * 1983-05-09 1988-06-15 Wisconsin Alumni Res Found Verfahren zur herstellung von 1alpha,25-dihydroxyliertem vitamin d(2) und verwandten verbindungen.

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0689022B2 (ja) 1994-11-09
DK154290C (da) 1989-03-28
DK158989B (da) 1990-08-13
GB8524479D0 (en) 1985-11-06
JPH05178887A (ja) 1993-07-20
JPH0569103B2 (ja) 1993-09-30
IE852443L (en) 1986-04-04
DK159389B (da) 1990-10-08
JPS62500301A (ja) 1987-02-05
DK260086D0 (da) 1986-06-03
WO1986002078A1 (en) 1986-04-10
AU2761488A (en) 1989-06-08
DK177489D0 (da) 1989-04-13
DK111188A (da) 1988-03-02
GB2188932B (en) 1988-09-01
DK158989C (da) 1991-01-21
JPH0635475B2 (ja) 1994-05-11
DE3590488T (de) 1986-10-09
IE58104B1 (en) 1993-06-30
DK154290B (da) 1988-10-31
FR2571369A1 (fr) 1986-04-11
DK260086A (da) 1986-06-03
DK177489A (da) 1989-04-13
IT1190401B (it) 1988-02-16
AU605007B2 (en) 1991-01-03
GB2167070B (en) 1988-09-01
AU4776185A (en) 1986-04-17
DE3590488C2 (ja) 1992-10-01
IT8522359A0 (it) 1985-10-04
DK111188D0 (da) 1988-03-02
DK158991C (da) 1991-01-21
AU582789B2 (en) 1989-04-13
DK158991B (da) 1990-08-13
DK158990C (da) 1991-01-21
FR2571369B1 (fr) 1987-12-04
CH672920A5 (ja) 1990-01-15
DK159389C (da) 1991-03-11
DK15390D0 (da) 1990-01-19
DK15390A (da) 1990-01-19
DK15290D0 (da) 1990-01-19
GB2167070A (en) 1986-05-21
EP0197949A1 (en) 1986-10-22
GB2188932A (en) 1987-10-14
NL8520265A (nl) 1986-09-01
DK15290A (da) 1990-01-19
BE903376A (fr) 1986-02-03
DK158990B (da) 1990-08-13
GB8709579D0 (en) 1987-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU565568B2 (en) 23, 23-difluoro-1 , 25-dihydroxy-vitamin d3
EP0296800B1 (en) Vitamin d3 derivatives
US4248791A (en) 25-Hydroxy-26,26,26,27,27,27-hexafluorocholecalciferol
US4857518A (en) Hydroxylated 24-homo-vitamin D derivatives and methods for preparing same
WO1983004256A1 (en) METHOD FOR PREPARING 26,26,26,27,27,27-HEXAFLUORO-1alpha,25-DIHYDROXYCHOLESTEROL
WO1985005622A1 (en) 1,24-dihydroxy-delta22-vitamin d3 and process for preparing same
JPH10509715A (ja) 18,19−ジノル−ビタミンd 化合物
JPH05222089A (ja) 1α,3β,25−トリヒドロキシ−24−ホモコレスタ−5,22−ジエン化合物
EP0236346B1 (en) 26,26,26,27,27-pentafluoro-1-alpha-hydroxy-27-methoxyvitamin d3
US4500460A (en) 23,23-Difluoro-25-hydroxy-vitamin D3 and process for preparing same
JP2793428B2 (ja) 1α−ヒドロキシ−セコステロール化合物の調製方法
US5030626A (en) Fluorine derivatives of vitamin D3 and process for producing the same
NO972257L (no) 18-nor-vitamin D-forbindelser
US4564474A (en) 23,23-Difluoro-25-hydroxy-vitamin D3 and process for preparing same
EP0250755A2 (en) Fluorine derivatives of vitamin D3 and process for producing the same
JP2879777B2 (ja) 活性型ビタミンd誘導体およびその製造方法
JPS63264452A (ja) フッ素化ビタミンd↓3誘導体
GB2145091A (en) Vitamin D3 derivatives

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term