JPH0518108B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0518108B2 JPH0518108B2 JP58085105A JP8510583A JPH0518108B2 JP H0518108 B2 JPH0518108 B2 JP H0518108B2 JP 58085105 A JP58085105 A JP 58085105A JP 8510583 A JP8510583 A JP 8510583A JP H0518108 B2 JPH0518108 B2 JP H0518108B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording paper
- paper
- recording
- roller
- tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 2
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
- G03G21/1604—Arrangement or disposition of the entire apparatus
- G03G21/1623—Means to access the interior of the apparatus
- G03G21/1628—Clamshell type
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2221/00—Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
- G03G2221/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
- G03G2221/1672—Paper handling
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2221/00—Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
- G03G2221/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
- G03G2221/1672—Paper handling
- G03G2221/1675—Paper handling jam treatment
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
狭いスペースでのジヤム処理が容易にできるよ
うにした自動両面記録装置に関する。
うにした自動両面記録装置に関する。
(ロ) 従来技術
最近、記録紙の両面に複写ができるようにした
自動両面複写機が提案されている。この種の複写
機では記録紙は片面を複写した後他面を複写する
ために再び給紙側に給送し、記録部(転写工程な
ど)へ送る必要があり、そのための自動両面給送
機構が設けられている。この給送機構により片面
の複写が終了した記録紙はたとえば一旦両面トレ
イ(中間トレイともいう)に収納され、その後前
記両面トレイから再び送り出されて他面に複写さ
れることが考えられる。ところで、従来の両面複
写機において記録紙が一連の複写処理により片面
記録された後に両面トレイの付近で紙詰まり(い
わゆるジヤム)が生じた場合には、複写機本体の
側面カバーを手前に倒し両面トレイを手前に引き
出してジヤム紙を取り除くようにしている(特開
昭57−62145)。このようにすると、複写機の前方
にジヤム処理のためのスペースが必要となるため
に、複写機が比較的狭い場所に設置されている場
合にはジヤム処理がスムーズにできないという問
題がある。また記録紙の搬送面に対し、平行に両
面トレイを引き出すので、ジヤム紙がしわになつ
たり破れたりさらには搬送ローラ、その他の部材
に支障を与えるおそれもあつた。
自動両面複写機が提案されている。この種の複写
機では記録紙は片面を複写した後他面を複写する
ために再び給紙側に給送し、記録部(転写工程な
ど)へ送る必要があり、そのための自動両面給送
機構が設けられている。この給送機構により片面
の複写が終了した記録紙はたとえば一旦両面トレ
イ(中間トレイともいう)に収納され、その後前
記両面トレイから再び送り出されて他面に複写さ
れることが考えられる。ところで、従来の両面複
写機において記録紙が一連の複写処理により片面
記録された後に両面トレイの付近で紙詰まり(い
わゆるジヤム)が生じた場合には、複写機本体の
側面カバーを手前に倒し両面トレイを手前に引き
出してジヤム紙を取り除くようにしている(特開
昭57−62145)。このようにすると、複写機の前方
にジヤム処理のためのスペースが必要となるため
に、複写機が比較的狭い場所に設置されている場
合にはジヤム処理がスムーズにできないという問
題がある。また記録紙の搬送面に対し、平行に両
面トレイを引き出すので、ジヤム紙がしわになつ
たり破れたりさらには搬送ローラ、その他の部材
に支障を与えるおそれもあつた。
(ハ) 発明の目的および構成
本発明は、記録部から排出された片面記録ずみ
の記録紙を一旦中間トレイに保持した後反対面を
記録するために再び前記記録部に給送する記録紙
給送機構を有する自動両面記録装置において、装
置の手前側のスペースが狭いときのジヤム処理を
容易にするため、前記記録部を前記中間トレイに
対して上方に回動自在に設けたものである。
の記録紙を一旦中間トレイに保持した後反対面を
記録するために再び前記記録部に給送する記録紙
給送機構を有する自動両面記録装置において、装
置の手前側のスペースが狭いときのジヤム処理を
容易にするため、前記記録部を前記中間トレイに
対して上方に回動自在に設けたものである。
(ニ) 実施例
以下図面に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明による自動両面複写機の一実施
例の概略構成を示しており、本体1の上面に原稿
Mを載置するプラテンガラスPが設けられ、本体
1内のこのプラテンガラスPの下方には走査光学
系2が設けられている。走査光学系2は往復動す
る原稿照射ランプ2a、ミラー2b,2c、およ
び固定されたレンズ2dとミラー2eとから成
る。本体1の内部中央には感光体ドラム3が矢印
方向に回転可能に設けられており、その周辺には
回転方向に沿つて感光体3aを一様に帯電する帯
電極4と、現像スリーブ5aを内蔵する現像装置
5と、転写電極6と、分離電極7と、除電電極8
と、クリーニング装置9とが順次配置されてい
る。給紙カセツト10,10′にはそれぞれサイ
ズの異なる2種類の記録紙が収納されて本体1に
セツトされている。給紙カセツト10,10′の
内部には圧接ローラ11により記録紙を上方へ持
ち上げる底板12が設けられている。13は給紙
カセツト10に収納された記録紙を後述するレジ
ストローラ14の位置まで給送する給紙ローラで
あり、記録紙が重なつて送られることがないよう
にするためにベルトを介して回転されるローラ1
3a,13aと停止ローラ13bとにより構成さ
れている。14は給紙ローラ13により給送され
る記録紙を一旦停止させ、その後感光体3a上の
像先端とタイミングを合わせて転写位置に向けて
再び給紙するレジストローラ、15は転写後の記
録紙を定着位置まで搬送する搬送装置であり、定
着装置16は加熱ローラ16aと圧着ローラ16
bとから成る。17は定着後の記録紙を記録紙逆
送装置18へ排紙する排紙ローラであり、この記
録紙逆送装置18は本体1とは別体となつて排紙
ローラ17の排紙側に設けられており、正転ロー
ラ18aと正逆転ローラ18bとから成る。19
は記録紙逆送装置18の排紙側に設けられ記録物
のページをそろえるためのソーター、20は架台
21内に設けられ記録紙逆送装置18から給送さ
れる片面記録ずみの記録紙を一旦収納する両面ト
レイであり、この両面トレイ20は記録紙を収納
しやすくするために給送方向前方(図において右
側)をやや下向きにしてあり、また記録紙を装置
手前側につき当ててそろえるために装置手前側が
下がるように傾斜させてある。また両面トレイ2
0には記録紙の幅サイズに合わせて移動可能なサ
イド規制板(図示せず)と後述する両面トレイ補
助ガイド板231とが設けてある。22は両面複
写時に記録紙逆送装置18からの記録紙を両面ト
レイ20に導くための補助搬送ベルト、23,2
3′,23″は平行四節リンク24により矢印方向
に揺動自在な圧接ローラであり、これらの圧接ロ
ーラ23,23′,23″にはそれぞれ記録紙を補
助搬送ベルト22側に保持する両面トレイ補助ガ
イド板231が平行四節リンクの構造を形成する
ように緩着されている。また、これらの圧接ロー
ラ23,23′,23″は両面トレイ補助ガイド板
231と一体的に動き両面複写時に記録紙のサイ
ズに応じて補助搬送ベルト22に圧接される。圧
接ローラ23と両面トレイ補助ガイド板231と
平行四節リンク24とを第2図に拡大して示す。
ただし、記録紙のサイズが大きいとき(たとえば
A3サイズ)は左側のローラ23だけが鎖線で示
す位置まで移動し、記録紙のサイズが中位のとき
(たとえばB4サイズ)は左側と中央のローラ2
3,23′が鎖線で示す位置まで移動し、記録紙
のサイズが小さいとき(たとえばA4,B5サイ
ズ)は3つのローラ23,23′,23″が全て鎖
線で示す位置まで移動するようになつている。2
5は両面トレイ20内の片面複写終了ずみの記録
紙を再び送り出すための再給紙ローラであり、こ
の再給紙ローラ25も給紙ローラ13と同様にし
て重送防止が図かられている。図からわかるよう
に両面トレイ20と、補助搬送ベルト22と、圧
接ローラ23,23′,23″と、リンク24と、
再給紙ローラ25とは架台21内で昇降自在な記
録紙保持部26内に設けられている。27は再給
紙ローラ25により給送される記録紙をレジスト
ローラ14の位置まで搬送するためローラ14と
25との間に設けられた中間ローラである。記録
紙保持部26は、例えば図示省略したパンタグラ
フ式やボールネジスクリユー式の昇降機構により
昇降される。この際、昇降の上限、下限位置はリ
ミツトスイツチなどにより規制される。
例の概略構成を示しており、本体1の上面に原稿
Mを載置するプラテンガラスPが設けられ、本体
1内のこのプラテンガラスPの下方には走査光学
系2が設けられている。走査光学系2は往復動す
る原稿照射ランプ2a、ミラー2b,2c、およ
び固定されたレンズ2dとミラー2eとから成
る。本体1の内部中央には感光体ドラム3が矢印
方向に回転可能に設けられており、その周辺には
回転方向に沿つて感光体3aを一様に帯電する帯
電極4と、現像スリーブ5aを内蔵する現像装置
5と、転写電極6と、分離電極7と、除電電極8
と、クリーニング装置9とが順次配置されてい
る。給紙カセツト10,10′にはそれぞれサイ
ズの異なる2種類の記録紙が収納されて本体1に
セツトされている。給紙カセツト10,10′の
内部には圧接ローラ11により記録紙を上方へ持
ち上げる底板12が設けられている。13は給紙
カセツト10に収納された記録紙を後述するレジ
ストローラ14の位置まで給送する給紙ローラで
あり、記録紙が重なつて送られることがないよう
にするためにベルトを介して回転されるローラ1
3a,13aと停止ローラ13bとにより構成さ
れている。14は給紙ローラ13により給送され
る記録紙を一旦停止させ、その後感光体3a上の
像先端とタイミングを合わせて転写位置に向けて
再び給紙するレジストローラ、15は転写後の記
録紙を定着位置まで搬送する搬送装置であり、定
着装置16は加熱ローラ16aと圧着ローラ16
bとから成る。17は定着後の記録紙を記録紙逆
送装置18へ排紙する排紙ローラであり、この記
録紙逆送装置18は本体1とは別体となつて排紙
ローラ17の排紙側に設けられており、正転ロー
ラ18aと正逆転ローラ18bとから成る。19
は記録紙逆送装置18の排紙側に設けられ記録物
のページをそろえるためのソーター、20は架台
21内に設けられ記録紙逆送装置18から給送さ
れる片面記録ずみの記録紙を一旦収納する両面ト
レイであり、この両面トレイ20は記録紙を収納
しやすくするために給送方向前方(図において右
側)をやや下向きにしてあり、また記録紙を装置
手前側につき当ててそろえるために装置手前側が
下がるように傾斜させてある。また両面トレイ2
0には記録紙の幅サイズに合わせて移動可能なサ
イド規制板(図示せず)と後述する両面トレイ補
助ガイド板231とが設けてある。22は両面複
写時に記録紙逆送装置18からの記録紙を両面ト
レイ20に導くための補助搬送ベルト、23,2
3′,23″は平行四節リンク24により矢印方向
に揺動自在な圧接ローラであり、これらの圧接ロ
ーラ23,23′,23″にはそれぞれ記録紙を補
助搬送ベルト22側に保持する両面トレイ補助ガ
イド板231が平行四節リンクの構造を形成する
ように緩着されている。また、これらの圧接ロー
ラ23,23′,23″は両面トレイ補助ガイド板
231と一体的に動き両面複写時に記録紙のサイ
ズに応じて補助搬送ベルト22に圧接される。圧
接ローラ23と両面トレイ補助ガイド板231と
平行四節リンク24とを第2図に拡大して示す。
ただし、記録紙のサイズが大きいとき(たとえば
A3サイズ)は左側のローラ23だけが鎖線で示
す位置まで移動し、記録紙のサイズが中位のとき
(たとえばB4サイズ)は左側と中央のローラ2
3,23′が鎖線で示す位置まで移動し、記録紙
のサイズが小さいとき(たとえばA4,B5サイ
ズ)は3つのローラ23,23′,23″が全て鎖
線で示す位置まで移動するようになつている。2
5は両面トレイ20内の片面複写終了ずみの記録
紙を再び送り出すための再給紙ローラであり、こ
の再給紙ローラ25も給紙ローラ13と同様にし
て重送防止が図かられている。図からわかるよう
に両面トレイ20と、補助搬送ベルト22と、圧
接ローラ23,23′,23″と、リンク24と、
再給紙ローラ25とは架台21内で昇降自在な記
録紙保持部26内に設けられている。27は再給
紙ローラ25により給送される記録紙をレジスト
ローラ14の位置まで搬送するためローラ14と
25との間に設けられた中間ローラである。記録
紙保持部26は、例えば図示省略したパンタグラ
フ式やボールネジスクリユー式の昇降機構により
昇降される。この際、昇降の上限、下限位置はリ
ミツトスイツチなどにより規制される。
次に、上記自動両面複写機の動作について説明
する。
する。
まず記録紙の片面だけに複写を行なう場合は、
通常のコピーボタンを操作するとプラテンガラス
P上の原稿Mは走査光学系2により露光走査さ
れ、感光体ドラム3の感光体3a上に原稿Mの静
電潜像が形成される。静電潜像は現像装置5によ
り可視像とされ、可視像は本体1の給紙カセツト
10,10′のいずれかからの記録紙に転写電極
6によつて転写される。転写後記録紙は分離電極
7により感光体3aから分離され、搬送装置15
により定着装置16に搬送され、そこで定着され
排紙ローラ17により記録紙逆送装置18に送ら
れる。このとき記録紙逆送装置18の各ローラ1
8a,18bはそれぞれ正転(記録紙をソーター
19側へ導く回転方向)しているので、記録紙は
その複写面を上向きにしてソーター19に仕分け
される。
通常のコピーボタンを操作するとプラテンガラス
P上の原稿Mは走査光学系2により露光走査さ
れ、感光体ドラム3の感光体3a上に原稿Mの静
電潜像が形成される。静電潜像は現像装置5によ
り可視像とされ、可視像は本体1の給紙カセツト
10,10′のいずれかからの記録紙に転写電極
6によつて転写される。転写後記録紙は分離電極
7により感光体3aから分離され、搬送装置15
により定着装置16に搬送され、そこで定着され
排紙ローラ17により記録紙逆送装置18に送ら
れる。このとき記録紙逆送装置18の各ローラ1
8a,18bはそれぞれ正転(記録紙をソーター
19側へ導く回転方向)しているので、記録紙は
その複写面を上向きにしてソーター19に仕分け
される。
一方、記録紙の両面に複写を行なう場合は、操
作部の両面コピー選択ボタンをオンすると記録紙
逆送装置18のローラ18bが逆転(正転とは反
対向きの回転)するとともに補助搬送ベルト22
が駆動を開始し記録紙サイズに応じた圧接ローラ
23,23′,23″が鎖線で示す位置まで移動す
る際サイド規制板が移動し、前述した一連の複写
処理を経て片面の複写が終了した記録紙は記録紙
逆送装置18のローラ18aによりローラ18b
方向へ搬送される。ローラ18aの搬送力はロー
ラ18bより大きくしてあるので、記録紙はその
先端がローラ18b上を滑るような状態で搬送さ
れる。ローラ18bは記録紙に対し強く圧接して
おらず、搬送力は弱く、ローラ18aの搬送力に
よりジヤムを起こすことはない。その後、記録紙
の後端がローラ18aから離れるとローラ18b
側(排紙方向)への搬送力が失われ逆にローラ1
8bによる逆方向への搬送力が弱いながらも働い
て記録紙はそれまでの後端を先端にして逆送さ
れ、補助搬送ベルト22と、記録紙サイズに応じ
て昇降し、補助搬送ベルト22に従動可能な圧接
ローラ23,23′,23″とに挟まれて複写面を
上向きにした状態で両面トレイ20に案内され
る。同様な過程を経て両面トレイ20内には設定
された枚数の記録紙が順次積み重ねられる。記録
紙が両面トレイ20内に所定の枚数積み重ねられ
ると(堆積枚数は設定枚数に基づく)補助搬送ベ
ルト22の駆動が停止するとともに両面トレイ2
0の手前への傾斜状態(図示せず)が解除されて
平行になる。このとき同時に両面コピー信号が出
力されて裏面の複写動作が開始する。すなわち両
面トレイ20内の最上位にある記録紙は底板10
1の回動により中板102を介して上方へ持ち上
げられ再給紙ローラ25に圧接される。その後、
再給紙ローラ25が回転を開始し、両面トレイ2
0内の最上位にある記録紙は再給紙ローラ25に
よつて本体1側に向つて給送される。このとき、
両面トレイ20の手前への傾斜は既に平行に保た
れているので、ローラ25による給紙がし易い。
再給紙ローラ25により給送された記録紙は、中
間ローラ27を通過してレジストローラ14の位
置まで送られ、その後記録紙は以前に片面を複写
した場合と同様の経路をたどつて一連の複写処理
を受ける。こうして両面複写が完了した記録紙は
排紙ローラ17、記録紙逆送装置18のローラ1
8aおよび既に正転しているローラ18bにより
後から複写された方の複写面を上向きにして排出
され、ソーターを有す場合はソーター19に仕分
けされる。
作部の両面コピー選択ボタンをオンすると記録紙
逆送装置18のローラ18bが逆転(正転とは反
対向きの回転)するとともに補助搬送ベルト22
が駆動を開始し記録紙サイズに応じた圧接ローラ
23,23′,23″が鎖線で示す位置まで移動す
る際サイド規制板が移動し、前述した一連の複写
処理を経て片面の複写が終了した記録紙は記録紙
逆送装置18のローラ18aによりローラ18b
方向へ搬送される。ローラ18aの搬送力はロー
ラ18bより大きくしてあるので、記録紙はその
先端がローラ18b上を滑るような状態で搬送さ
れる。ローラ18bは記録紙に対し強く圧接して
おらず、搬送力は弱く、ローラ18aの搬送力に
よりジヤムを起こすことはない。その後、記録紙
の後端がローラ18aから離れるとローラ18b
側(排紙方向)への搬送力が失われ逆にローラ1
8bによる逆方向への搬送力が弱いながらも働い
て記録紙はそれまでの後端を先端にして逆送さ
れ、補助搬送ベルト22と、記録紙サイズに応じ
て昇降し、補助搬送ベルト22に従動可能な圧接
ローラ23,23′,23″とに挟まれて複写面を
上向きにした状態で両面トレイ20に案内され
る。同様な過程を経て両面トレイ20内には設定
された枚数の記録紙が順次積み重ねられる。記録
紙が両面トレイ20内に所定の枚数積み重ねられ
ると(堆積枚数は設定枚数に基づく)補助搬送ベ
ルト22の駆動が停止するとともに両面トレイ2
0の手前への傾斜状態(図示せず)が解除されて
平行になる。このとき同時に両面コピー信号が出
力されて裏面の複写動作が開始する。すなわち両
面トレイ20内の最上位にある記録紙は底板10
1の回動により中板102を介して上方へ持ち上
げられ再給紙ローラ25に圧接される。その後、
再給紙ローラ25が回転を開始し、両面トレイ2
0内の最上位にある記録紙は再給紙ローラ25に
よつて本体1側に向つて給送される。このとき、
両面トレイ20の手前への傾斜は既に平行に保た
れているので、ローラ25による給紙がし易い。
再給紙ローラ25により給送された記録紙は、中
間ローラ27を通過してレジストローラ14の位
置まで送られ、その後記録紙は以前に片面を複写
した場合と同様の経路をたどつて一連の複写処理
を受ける。こうして両面複写が完了した記録紙は
排紙ローラ17、記録紙逆送装置18のローラ1
8aおよび既に正転しているローラ18bにより
後から複写された方の複写面を上向きにして排出
され、ソーターを有す場合はソーター19に仕分
けされる。
さて、上記自動両面複写機においては、本体1
は架台21に対して本体1の排紙側の位置Qでト
ーシヨンバーによつて支持され、この位置Qを中
心にして鎖線で示す位置まで回動できるようにな
つている。しかし、本体1は通常はトーシヨンバ
ーのバネ作用により架台21に向けて付勢されて
おり、図示していないクリツク手段によつて図中
実線で示す通常位置に保持されている。いま、両
面トレイ20の付近でジヤムが生じた場合は図示
しないレバーを操作してクリツク手段によるセツ
ト状態(両面複写可能なように両面トレイからの
記録紙が記録部へ送られる搬送経路が連結される
状態)を解除し、本体1を鎖線で示す位置まで白
矢印方向に回動することにより両面トレイ20と
本体1との間に充分なスペースを確保することが
でき両面トレイ20を有す記録紙保持部26の上
方は開放されているので図の右斜め上方から手を
入れてジヤム処理が容易にできる。なお、トーシ
ヨンバーの側でジヤムが発生した場合、すなわち
記録紙保持部26の上方の開放度が低い箇所でジ
ヤムが発生し、ジヤム処理がしにくい場合には、
昇降機構を作動させて記録紙保持部26を下降さ
せることにより、記録紙保持部26(両面トレイ
20)をより十分に開放させれば、ジヤム処理を
容易に行えるようになる。このように、両面トレ
イ20の付近のどの箇所でシヤムが発生しても、
常に、シヤム処理を容易に行える。ジヤム処理後
は本体1を架台21に向けて(白矢印とは逆方向
に)回動して再びもとの位置にもどせばよい。
は架台21に対して本体1の排紙側の位置Qでト
ーシヨンバーによつて支持され、この位置Qを中
心にして鎖線で示す位置まで回動できるようにな
つている。しかし、本体1は通常はトーシヨンバ
ーのバネ作用により架台21に向けて付勢されて
おり、図示していないクリツク手段によつて図中
実線で示す通常位置に保持されている。いま、両
面トレイ20の付近でジヤムが生じた場合は図示
しないレバーを操作してクリツク手段によるセツ
ト状態(両面複写可能なように両面トレイからの
記録紙が記録部へ送られる搬送経路が連結される
状態)を解除し、本体1を鎖線で示す位置まで白
矢印方向に回動することにより両面トレイ20と
本体1との間に充分なスペースを確保することが
でき両面トレイ20を有す記録紙保持部26の上
方は開放されているので図の右斜め上方から手を
入れてジヤム処理が容易にできる。なお、トーシ
ヨンバーの側でジヤムが発生した場合、すなわち
記録紙保持部26の上方の開放度が低い箇所でジ
ヤムが発生し、ジヤム処理がしにくい場合には、
昇降機構を作動させて記録紙保持部26を下降さ
せることにより、記録紙保持部26(両面トレイ
20)をより十分に開放させれば、ジヤム処理を
容易に行えるようになる。このように、両面トレ
イ20の付近のどの箇所でシヤムが発生しても、
常に、シヤム処理を容易に行える。ジヤム処理後
は本体1を架台21に向けて(白矢印とは逆方向
に)回動して再びもとの位置にもどせばよい。
第3図は本発明による自動両面複写機の他の実
施例の概略線図である。この実施例では図からわ
かるように本体1と架台21とを分割するための
回転中心Q′は給紙側に設けられており、その他
の構成は第1図の実施例と全く同じである。この
ようにすれば、第1図に示した実施例と同様に本
体1を鎖線の位置まで回動することによりジヤム
処理に必要なスペースを確保できるほかに、本体
1がその内部重量の大きい給紙側を回転中心にし
て回動されるため、本体1の回転モーメントは第
1図の実施例の場合より小さくすることができ
る。また、記録紙保持部26から本体1への搬送
経路は分割によりずれることはほとんどないの
で、記録紙保持部26から本体1への記録紙の搬
送精度を向上することができる。なお、本実施で
給紙側でジヤムが発生し、ジヤム処理がしにくい
場合にも、昇降機構を作動させて記録紙保持部2
6(両面トレイ20)を下降させ、記録紙保持部
26をより十分に開放させれば、ジヤム処理が容
易になる。
施例の概略線図である。この実施例では図からわ
かるように本体1と架台21とを分割するための
回転中心Q′は給紙側に設けられており、その他
の構成は第1図の実施例と全く同じである。この
ようにすれば、第1図に示した実施例と同様に本
体1を鎖線の位置まで回動することによりジヤム
処理に必要なスペースを確保できるほかに、本体
1がその内部重量の大きい給紙側を回転中心にし
て回動されるため、本体1の回転モーメントは第
1図の実施例の場合より小さくすることができ
る。また、記録紙保持部26から本体1への搬送
経路は分割によりずれることはほとんどないの
で、記録紙保持部26から本体1への記録紙の搬
送精度を向上することができる。なお、本実施で
給紙側でジヤムが発生し、ジヤム処理がしにくい
場合にも、昇降機構を作動させて記録紙保持部2
6(両面トレイ20)を下降させ、記録紙保持部
26をより十分に開放させれば、ジヤム処理が容
易になる。
なお本実施例では、本体は回転中心をトーシヨ
ンバーによつて支持することにより架台から分割
するようにしたが、本発明はエアシリンダを用い
て本体と架台とを分割することもできる。また第
2図の実施例では、本体とともに記録紙逆送装置
とソーターも一体にして分割するようにしたが、
本体だけを分割するようにしてもよい。また、記
録紙逆送装置にはなお記録紙保持部の構成は本実
施例に示した構成だけに限定されるものではな
い。
ンバーによつて支持することにより架台から分割
するようにしたが、本発明はエアシリンダを用い
て本体と架台とを分割することもできる。また第
2図の実施例では、本体とともに記録紙逆送装置
とソーターも一体にして分割するようにしたが、
本体だけを分割するようにしてもよい。また、記
録紙逆送装置にはなお記録紙保持部の構成は本実
施例に示した構成だけに限定されるものではな
い。
(ホ) 発明の効果
本発明は、記録部から排出された片面記録ずみ
の記録紙を一旦中間トレイに保持した後反対面を
記録するために再び前記記録部に給送する記録紙
給送機構を有する自動両面記録装置において、前
記記録部を前記中間トレイに対して上方に回動自
在に設けたので、前記中間トレイと前記記録部と
の間に充分なスペースを確保できる。従つて、装
置の手前側のスペースが狭いときのジヤム処理が
容易になる。
の記録紙を一旦中間トレイに保持した後反対面を
記録するために再び前記記録部に給送する記録紙
給送機構を有する自動両面記録装置において、前
記記録部を前記中間トレイに対して上方に回動自
在に設けたので、前記中間トレイと前記記録部と
の間に充分なスペースを確保できる。従つて、装
置の手前側のスペースが狭いときのジヤム処理が
容易になる。
第1図は本発明による自動両面複写機の一実施
例、第2図は第1図に示した圧接ローラ23と両
面トレイ補助ガイド板231と平行四節リンク2
4とを拡大して示した図、第3図は本発明による
自動両面複写機の他の実施例の概略線図である。 1……本体、2……走査光学系、3……感光体
ドラム、4……帯電極、5……現像装置、6……
転写電極、7……分離電極、8……除電電極、9
……クリーニング装置、10,10′……給紙カ
セツト、13……給紙ローラ、14……レジスト
ローラ、15……搬送装置、16……定着装置、
17……排紙ローラ、18……記録紙逆送装置、
19……ソーター、20……両面トレイ、21…
…架台、22……補助搬送ベルト、23,23′,
23″……圧接ローラ、231……両面トレイ補
助ガイド板、24……平行四節リンク、25……
再給紙ローラ、26……記録紙保持部、27……
中間ローラ。
例、第2図は第1図に示した圧接ローラ23と両
面トレイ補助ガイド板231と平行四節リンク2
4とを拡大して示した図、第3図は本発明による
自動両面複写機の他の実施例の概略線図である。 1……本体、2……走査光学系、3……感光体
ドラム、4……帯電極、5……現像装置、6……
転写電極、7……分離電極、8……除電電極、9
……クリーニング装置、10,10′……給紙カ
セツト、13……給紙ローラ、14……レジスト
ローラ、15……搬送装置、16……定着装置、
17……排紙ローラ、18……記録紙逆送装置、
19……ソーター、20……両面トレイ、21…
…架台、22……補助搬送ベルト、23,23′,
23″……圧接ローラ、231……両面トレイ補
助ガイド板、24……平行四節リンク、25……
再給紙ローラ、26……記録紙保持部、27……
中間ローラ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 記録部から排出された片面記録ずみの記録紙
を一旦中間トレイに保持した後、反対面に記録す
るために再び前記記録部に給送する記録紙再給送
機構を有する自動両面記録装置において、 前記中間トレイを収容するトレイ用筐体と、前
記記録部を収容し前記トレイ用筐体の上に配置さ
れた記録部用筐体と、紙給側または排紙側の一辺
を中心として、前記記録部用筐体を前記トレイ用
筐体に対して上方に回動自在に軸支する支持手段
と、前記中間トレイおよび記録紙再給送機構を昇
降させる昇降手段とを備えたことを特徴とする自
動両面記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58085105A JPS59211055A (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 自動両面記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58085105A JPS59211055A (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 自動両面記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59211055A JPS59211055A (ja) | 1984-11-29 |
JPH0518108B2 true JPH0518108B2 (ja) | 1993-03-11 |
Family
ID=13849330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58085105A Granted JPS59211055A (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 自動両面記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59211055A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4671644A (en) * | 1984-10-30 | 1987-06-09 | Mita Industrial Co., Ltd. | Electrostatic copying apparatus with openable housing |
JPS6271971A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-02 | Mita Ind Co Ltd | 画像形成装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57202558A (en) * | 1981-06-08 | 1982-12-11 | Canon Inc | Both side recorder |
-
1983
- 1983-05-17 JP JP58085105A patent/JPS59211055A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57202558A (en) * | 1981-06-08 | 1982-12-11 | Canon Inc | Both side recorder |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59211055A (ja) | 1984-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4954849A (en) | Copying apparatus operable in a two-side copy mode | |
JPH0293668A (ja) | 複写機の自動反転原稿給紙装置 | |
JPH09290934A (ja) | 自動給紙装置 | |
US4627706A (en) | Sorting machine and image reproducing apparatus | |
JPS59211060A (ja) | 記録紙給送機構 | |
JP2000335769A (ja) | 画像形成装置の手差し給紙機構 | |
JPH0518108B2 (ja) | ||
JPS59211059A (ja) | 記録紙給送機構 | |
JP2705103B2 (ja) | 画像形成装置における給紙装置 | |
JPS59211061A (ja) | 記録紙給送機構 | |
JP2654471B2 (ja) | 電子写真複写装置 | |
JPH05319679A (ja) | 排紙トレイセンサ | |
JPH0930658A (ja) | 手差しシート給送装置及び画像形成装置 | |
JP3611539B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH01142764A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07244408A (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP2585097B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07206199A (ja) | 給紙装置の重送防止機構 | |
JPH048341B2 (ja) | ||
JP2002221880A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS59211067A (ja) | 記録紙給送機構 | |
JP3239009B2 (ja) | シート材給送装置及び画像形成装置 | |
JP3225387B2 (ja) | 自動原稿給送装置及び画像記録装置 | |
JP2000242048A (ja) | 原稿給排紙装置 | |
JP3080129B2 (ja) | 原稿自動給送装置及びこれを備える画像形成装置 |