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JPH05111783A - レーザ加工における穴明け加工方法 - Google Patents

レーザ加工における穴明け加工方法

Info

Publication number
JPH05111783A
JPH05111783A JP3297811A JP29781191A JPH05111783A JP H05111783 A JPH05111783 A JP H05111783A JP 3297811 A JP3297811 A JP 3297811A JP 29781191 A JP29781191 A JP 29781191A JP H05111783 A JPH05111783 A JP H05111783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duty ratio
processing
time
pulse frequency
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3297811A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Nakada
嘉教 中田
Norio Karube
規夫 軽部
Etsuo Yamazaki
悦雄 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP3297811A priority Critical patent/JPH05111783A/ja
Priority to DE69215855T priority patent/DE69215855T2/de
Priority to PCT/JP1992/001311 priority patent/WO1993007987A1/ja
Priority to EP93908766A priority patent/EP0563406B1/en
Priority to KR1019930701285A priority patent/KR970010886B1/ko
Priority to US08/075,580 priority patent/US5434383A/en
Publication of JPH05111783A publication Critical patent/JPH05111783A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36Removing material
    • B23K26/38Removing material by boring or cutting
    • B23K26/382Removing material by boring or cutting by boring

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 穴明け(ピアッシング)加工における熱暴走
を防止し、加工時間を短く、また加工時間のバラツキを
少なくする。 【構成】 初期パルス周波数P0 ,初期パルスデューテ
ィ比Q0で穴明け加工を開始する。所定時間Tが経過す
る毎にパルス周波数、パルスデューティ比を夫々増加量
P、Q増加させ、段階的にパルス周波数、パルスデュー
ティ比を増加させる。設定回数もしくは加工開始から設
定時間経過すると、その増加を停止して加工完了まで加
工する。これにより、熱暴走が防止され、加工時間は従
来と比較し1/3〜1/5に短縮される。また、加工時
間のバラツキも少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザ加工により被
加工物を切断する場合に加工開始時に行われる穴明け加
工、すなわちピアッシング加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光をワーク(被工作物)に照射し
てワークの切断を行うレーザ加工方法においては、切断
加工開始時に穴明け加工、すなわちピアッシング加工を
行う必要がある。このピアッシング加工は、特にワーク
が軟鋼で板厚が9mm以上になると非常に難しくなる。
それは、ワークである軟鋼がアシストガスの酸素により
酸化しやすく、かつ酸化反応がレーザ光により増進され
すぎ、飛散する溶融金属(スパッタ)が増大し熱暴走を
生じ安いことに起因している。このため、レーザ光をオ
ン/オフしレーザ光による入熱とアシストガスのみを噴
射して冷却する冷却とを繰り返すことによって、ピアッ
シング加工を行っている。
【0003】従来から行われているピアッシング加工方
法はピアッシング加工開始から終了までレーザ出力を一
定にし、すなわち、レーザパルスのピーク値、周波数、
デューティ比を一定にして加工が行われている。また、
このピアッシング加工時間を短くする方法として、レー
ザパルスピーク値を増大させることによって1回当たり
の穴明け深さを増大させて加工時間を短くする方法が知
られているが、ピーク値を大きくするには、電源容量を
大きくする必要がある。このためコストアップが生じ
る。また、実用面においては、ピーク値が高いと加工の
不安定性が生じ加工時間のバラツキが大きくなるという
欠点が生じる。さらに、ピーク値が高いことからスパッ
タが増大し、このスパッタが加工ノズルの打つ側に付着
しノズルのめずまりが生じたり、集光レンズを破損させ
たりする。また、長期に渡る安定した加工が困難で、ピ
ーク出力を維持できる時間が一般的に非常に短時間であ
るから、加工される穴は極めて小さいものとなり、ピア
ッシング加工終了から通常の切断加工に移行できないと
いう欠点がある。
【0004】図29〜図34は、レーザパルスのピーク
値、周波数、デューティ比を一定にして、ピアッシング
加工開始から終了までレーザ出力を一定にした、従来か
ら行われている加工ピアッシング加工方法によるピアッ
シング加工時間を実験によって測定した実験結果のグラ
フである。図29は、ファナック製レーザ発振器C15
00を使用し、光路長が約5.0m,レンズ焦点距離
5.00インチ,ノズルスタンドオフ1.0mm,ノズ
ル穴径1.5mm,アシストガス(酸素)圧0.30k
g/cm2 、焦点位置を切断位置とした基礎条件、及び
ファナック製レーザ発振器C2000を使用し、光路長
が約5.0m,レンズ焦点距離7.50インチ,ノズル
スタンドオフ1.0mm,ノズル穴径2.0mm,アシ
ストガス(酸素)圧0.30kg/cm2 、焦点位置を
切断位置とした基礎条件で、ピーク出力1500Wで板
厚9mmの軟鋼を種々の一定平均出力(パルス周波数,
パルスデューティー比を変えることによってこの平均出
力は変わる)で加工した場合のピアッシング加工時間を
測定したグラフである。なお図中3角印は1回のピアッ
シング加工実験による結果を表したものであり、横棒は
同一条件で複数回の実験を行ったときの加工終了時間の
バラツキ範囲を示し、丸印はその平均加工時間を示して
いる。この図から分かるように、9mmの板厚にピアッ
シング加工を行うには最小でも9秒程度の時間を要す
る。
【0005】図30は、ファナック製レーザ発振器C2
000を使用し、光路長が約5.0m,レンズ焦点距離
7.50インチ,ノズルスタンドオフ1.0mm,ノズ
ル穴径2.0mm,アシストガス(酸素)圧0.30k
g/cm2、焦点位置を切断位置とした基礎条件で、ピ
ーク出力2500Wで板厚9mmの軟鋼を種々の一定平
均出力で加工した場合のピアッシング加工時間を測定し
たグラフである。この場合でも、最小ピアッシング加工
時間は5〜6秒である。
【0006】図31は図29と同一基礎条件でヒーク出
力を1500Wとして、板厚12mmの軟鋼をピアッシ
ング加工をしたときの実験結果のグラフで、この場合の
最小加工時間は20秒前後である。図32は、レーザ発
振器をC2000を使用し基礎条件及びピーク出力を2
500Wとした図30の実験と同一実験条件で、板厚1
2mmの軟鋼をピアッシング加工したときの実験結果の
グラフである。また、図33は、レーザ発振器C300
0を使用し、光路長が約6.0m,レンズ焦点距離7.
50インチ,ノズルスタンドオフ2.0mm,ノズル穴
径3.0mm,アシストガス(酸素)圧0.10kg/
cm2 、焦点位置を切断位置とした基礎条件で、ピーク
出力を3500Wとし、板厚12.0mmの軟鋼を加工
したときのピアッシング加工時間を測定した実験結果の
グラフである。また、図34は、レーザ発振器C300
0を使用し、光路長が約6.0m,レンズ焦点距離7.
50インチ,ノズルスタンドオフ2.0mmまたは1.
0mm,ノズル穴径3.0mmまたは2.0mm,アシ
ストガス(酸素)圧0.10または0.2kg/c
2 、焦点位置を切断位置とした基礎条件で、ピーク出
力を3500Wとし、板厚16.0mmの軟鋼を加工し
たときのピアッシング加工時間を測定した実験結果のグ
ラフである。
【0007】また、図28は上記各実験によって、ピア
ッシング加工の高速性を重視して加工を行ったときの各
パラメータの値とピアッシング時間をまとめた表であ
る。この表から分かるように、高速性を重視した時で
も、板厚6mmの軟鋼は1.5±0.5秒でピアッシン
グ加工ができるが、9mmの板厚になると最小でも5.
3±0.5秒かかり、板厚が12mmとなると、ピーク
出力を3500Wにした時で最小の6.4±1.0秒、
板厚が16mmになると最小で9.5±3.0秒のピア
ッシング時間がかかることが分かる。
【0008】そこで、ピアッシング加工時間を短くする
方法として、特開平3−118989号公報に、ピアッ
シング加工開始時にはレーザ出力値を小さくし時間の経
過と共に該出力値を連続的に増大させ、最適レーザ出力
値まで増大すると、以後ピアッシング終了までこの出力
値で加工を行う方法が記載されている。しかし、この方
法も板厚12mmの鋼材を加工した時ピアッシング加工
開始から終了までに20〜30秒の時間を要すると記載
されている。さらに、該公報には、上記レーザ出力値を
連続的に増大させながら、アシストガス圧力も連続的に
増大させる方法及び、レーザ出力値を増大させながら、
ノズル先端と被加工物間のギャップを減少させる方法も
記載されているが、これらの方法を用いても板厚12m
mの鋼板に対してピアッシング加工に15〜20秒の時
間が要するとされている。
【0009】しかし、この特開平3−118989号公
報に記載されているレーザ出力を連続的に増大させると
共に、アシストガスを連続的に増大させる方法や上記ギ
ャツプを連続的に減少させる方法では、レーザ出力を連
続的に増大させる制御を行うと共に、アシストガスを連
続的に増大させる制御や、上記ギップを連続的に減少さ
せる制御をも同時に行わねばならず、その制御が非常に
難しくなる。しかも、これらの方法ではピアッシング加
工時間の短縮は十分に行えない。例えば、レーザ出力を
一定にしてピアッシング加工を行う従来の方法で板厚1
2mmの鋼材を20秒程度で加工を行うことができ、格
別なる差異はない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ピア
ッシング加工を熱暴走を生じることなく、安定した加工
ができると共に、かつ同一材質で同じ板厚の被加工物に
対して加工時間のバラツキを少なくし、さらに、ピアッ
シング加工時間を短縮し、長時間連続処理ができるもの
は現在なく、実用レベルには不満足なものしかない。そ
こで、本発明の目的は、加工時間が短く安定した加工が
できると共に、制御も簡単で加工時間のバラツキも少な
い穴明け加工方式を提供することにある。
【0011】
【問題を解決するための手段】本発明は、まず、初期パ
ルス周波数及びパルスデューティ比で加工を開始し、所
定時間が経過する毎にパルス周波数及びパルスデューテ
ィ比を所定増加量だけ増加させる。以後順次段階状にパ
ルス周波数及びパルスデューティ比を増加させ、所定回
数だけ増加させた後、もしくは、加工開始から所定時間
が経過した後は、パルス周波数及びパルスデューティ比
を増加させることなく加工終了まで穴明け加工を行うよ
うにした。
【0012】そして、初期パルス周波数及びパルスデュ
ーティ比、段階状の各ステップの所定時間、パルス周波
数及びパルスデューティ比の所定増加量、増加回数もし
くはパルス周波数及びパルスデューティ比の増加を停止
させる加工開始からの経過時間、等は加工しようとする
板厚,レーザのピーク出力によって変えるようにした。
【0013】
【作用】図1は本発明の穴明け(ピアッシング)加工制
御方法の動作説明図で、加工スタート時には初期パルス
周波数P0 及びパルスデューティ比Q0 から、穴明け加
工(ピアッシング加工)を開始し、所定時間Tに達する
毎にパルス周波数増加量P、パルスデューティ比増加量
Qを段階的に増大させ、所定回数Nだけ増加した後(も
しくは加工開始から所定経過時間T1 経過すると)、穴
明け完了時間T2まで穴明け加工を行う。そして、この
ように初めは小さな値に設定されていたパルス周波数、
パルスデューティ比を段階的に増大させることによって
熱暴走を発生させることなく、短時間で穴明け加工がで
き、かつ加工時間のバラツキを少なくした。
【0014】
【実施例】図2は本発明のレーザ加工機の穴明け加工
(ピアッシング加工)制御方法が適用されるNCレーザ
装置のブロック図である。プロセッサ1はROM2に格
納された制御プログラムに基づいて、メモリ3に格納さ
れた加工プログララムを読みだし、NCレーザ装置全体
の動作を制御する。I/Oユニット4は、プロセッサ1
からの制御信号に従ってパルス上のレーザビーム6を発
射する。このレーザビームは、ベンディングミラー7で
反射してレーザ加工機8に送られる。
【0015】レーザ加工機8には、ワーク9が固定され
るテーブル10と、ワーク9にレーザビーム6を照射す
るヘッド11とが設けられている。ヘッド11に導入さ
れたレーザビーム6は、ノズル11aで絞られてワーク
9に照射される。レーザ加工機8には、テーブル10を
X軸、Y軸の直交する2方向に移動制御するためのサー
ボモータ12,13が、またヘッド11を上下に移動制
御するためのサーボモータ14が設けられている。これ
らサーボモータ12,13及び14は、夫々サーボアン
プ15,16及び17に接続されており、プロセッサ1
からの軸制御信号に従って回転制御される。また、レー
ザ加工機8への指示は、CRT/MDI18を介して行
われる。上記NCレーザ装置の構成は従来のNCレーザ
装置の構成と同一であり、詳細は省略する。
【0016】次ぎに、上記NCレーザ装置による本発明
のピアッシング制御方法について説明する。図1は本発
明のピアッシング制御方法の動作説明図で、本発明にお
いては、レーザパルスを設定された加工スタート時の初
期パルス周波数P0 、初期パルスデューティ比Q0
ら、設定された時間幅Tで設定されたパルス周波数増加
量P、パルスデューティ比増加量Qを段階的に増大さ
せ、設定された回数N(もしくは設定された時間T1 )
だけ増加した後、穴明け完了時間T2 までピアッシング
加工を行うものである。そして、このように初めは小さ
な値に設定されていたパルス周波数、パルスデューティ
比を段階的に増大させることによって熱暴走を発生させ
ることなく、短時間で、かつピアッシング加工時間のバ
ラツキを少なくしたピアッシング加工方法を提供するも
のである。
【0017】図3〜図25は上記各パラメータP0 ,Q
0 ,P,Q,T,Nの最適値を求めるために実験を行っ
て得られた結果を表すグラフである。図3はファナック
製レーザ発振器C2000を使用し、光路長が約5.0
m,レンズ焦点距離7.50インチ,ノズルスタンドオ
フ2.0mm,ノズル穴径2.0mm,アシストガス
(酸素)圧0.25kg/cm2 、焦点位置を切断位置
とした基礎条件で(以降に示す各実験においてレーザ発
振器C2000を使用した時はこの基礎条件と全て同じ
で実験を行っており、以降の説明においては使用レーザ
発振器のみを記載してこの基礎条件は省略して記載しな
い)、板厚12mmの軟鋼に対し、ピーク出力2500
W、加工スタート時の初期パルス周波数P0 =10h
z、時間幅T=500msec、パルス周波数増加量P
=5hz、パルスデューティ比増加量Q=1%で、加工
スタート時の初期パルスデューティ比Q0 を15%,2
0%,25%,30%に変えて実験した結果を表すグラ
フで、図中、太線で描かれた範囲がピアッシング完了区
間で、この区間に白丸を付した位置が平均時間を表して
いる。例えばスタート時のパルスデューティ比Q0 =3
0%では約6秒で加工が終了していることを表してい
る。この図3からは、加工スタート時のパルスデューテ
ィ比Q0 を大きくした方が、ピアッシング加工時間が短
くなることが分かる。
【0018】図4は上記図3に示した加工条件と比較
し、加工スタート時のパルス周波数P0 を50hzに変
え、他の条件は同一として実験した結果を示すグラフで
ある。この図4中、黒丸は熱暴走が生じた位置を表して
いる。この図4と図3から、加工スタート時の初期パル
ス周波数P0 を増大させると熱暴走が生じ易くなること
が分かる。また、加工スタート時の初期パルスデューテ
ィ比Q0 を増大させると熱暴走が生じやすくなることも
分かる。
【0019】図5は、ファナック製レーザ発振器C30
00を使用し、光路長が約6.0m,レンズ焦点距離
7.50インチ,ノズルスタンドオフ2.0mm,ノズ
ル穴径3.0mm,アシストガス(酸素)圧0.10k
g/cm2 の基礎条件で(なお以降に説明する実験にお
いてレーザ発振器C3000を使用する時の基礎条件は
この基礎条件と同一である)、板厚12mmの軟鋼に対
し、ピーク出力3500W、加工スタート時の初期パル
ス周波数P0 =5hz、時間幅T=500msec、パ
ルス周波数増加量P=5hz、パルスデューティ比増加
量Q=1%で、加工スタート時の初期パルスデューティ
比Q0 を変えて実験した結果を表すグラフである。また
図6は、上記図5における条件と比較し加工スタート時
のパルス周波数P0 のみを10hzに変えて実験した結
果を表す図で、この図5,図6から、加工スタート時の
パルス周波数P0 を5hzから10hzに変えても、加
工完了時間は格別変化がないことが分かる。また、図3
と図6を比較し、ピーク出力を増大した方が、加工時間
は短くなることが分かる。例えば、加工スタート時のデ
ューティ比Q0 =15%の場合、図3では加工時間が9
秒から9.5秒要しているが図6では6〜7秒で終了し
ている。図7は図6おける条件と比較し板厚16mmに
した点が異なる場合である。また、図8は図7における
条件と比較し初期パルス周波数P0 を5hzとした点が
異なる場合である。
【0020】以上、図3〜図8に示す実験結果より、加
工スタート時のパルスデューティ比Q0 は大きくする方
が加工時間が短くなるが、熱暴走が生じ易くなること。
加工スタート時のパルス周波数P0 が高い程熱暴走が生
じ易くなること。ピーク出力が大きいほど加工時間が短
くなること、等が分かる。
【0021】図9〜図12は段階的にパルス周波数増加
量P、パルスデューティ比増加量Qを増加させる時間間
隔幅、すなわち、1ステップの時間幅Tの最適値を求め
る実験結果のグラフである。ファナック製レーザ発振器
C3000を使用し、板厚12mmの軟鋼に対し、ピー
ク出力3500W、加工スタート時の初期パルス周波数
0 =10hz、加工スタート時の初期パルスデューテ
ィ比Q0 =15%、パルス周波数増加量P=5hz、パ
ルスデューティ比増加量Q=1%で、上記時間幅Tを図
9では200msec、図10では300msec、図
11では400msec、図12では500msecに
したときの実験結果のグラフである。
【0022】この図9〜図12から分かるように、上記
時間幅Tは小さくする程加工時間は減少するが、図9に
示すように、時間幅T=200msecとするし熱暴走
が生じている。また、図10〜図12から分かるよう
に、時間幅Tを大きくすると加工時間のバラツキが増大
しており、加工時間が短く、熱暴走が生ぜず加工時間の
バラツキが少ない最適な時間幅Tが存在することが分か
る。この実験例では、時間幅Tを300msec程度に
すると最適であることが分かる。
【0023】図13〜図28は、パルス周波数増加量
P、パルスデューティ比増加量Qを段階的に増大させる
回数Nを変えて加工時間を測定した実験結果を表す図で
ある。図13は、ファナック製レーザ発振器C2000
を使用し、板厚9mmの軟鋼に対し、ピーク出力250
0W、加工スタート時の初期パルス周波数P0 =10h
z、加工スタート時の初期パルスデューティ比Q0 =2
3%、パルス周波数増加量P=5hz、パルスデューテ
ィ比増加量Q=1%、時間幅T=300msecで、増
加回数Nを変えて実験したもので、図14は時間幅Tを
500msecにして実験したときの実験結果を示す図
で、時間幅Tが300msecの場合の方が加工時間が
短く、パルス周波数、パルスデューティ比の増加回数N
が小さすぎても、また多き過ぎても加工時間が長くな
り、かつ加工時間のバラツキが大きくなることを示して
いる。この実験においては、時間幅Tが300msec
で、増加回数Nが9〜11回程度が加工時間が短くか
つ、バラツキも少なくなることが分かる。
【0024】図15は、図13に示した実験と比較し、
ワークの板厚を12mmにしただけの違いで、この場合
も、増加回数Nを9〜11回にした時が加工時間が短く
かつ、バラツキも少なくなることが分かる。
【0025】図16は、図14に示した実験と比較し、
ワークの板厚を12mmにしただけの違いで、この場合
も、増加回数Nを11回にした時が加工時間が短くか
つ、バラツキも少なくなることが分かる。
【0026】図17,図18は板厚を16mmにして基
礎条件及びピーク出力,加工スタート時の初期パルス周
波数P0 ,初期パルスデューティ比Q0 ,パルス周波数
増加量P、パルスデューティ比増加量Qを図13〜図1
6に示す条件と同一条件で、図17は時間幅Tを300
mmの場合、図18は時間幅Tが500mmの場合での
実験結果を示す図で、この図17,図18からも加工時
間を短くし、かつ加工時間のバラツキを小さくするパル
ス周波数、パルスデューティ比の増加回数N(10〜1
1回が最適)が存在することが分かる。
【0027】図19〜図20は、レーザ発振器をC30
00を使用し、ピーク出力3500W、加工スタート時
の初期パルス周波数P0 =10hz、加工スタート時の
初期パルスデューティ比Q0 =15%、パルス周波数増
加量P=5hz、パルスデューティ比増加量Q=1%と
して、板厚を16mmのワークを図19は時間幅Tを3
00msec、図20は時間幅Tを500msecとし
たときの実験結果を表す図で、この場合も、増加回数N
が10回程度が加工時間を短くし、バラツキも比較的少
ないものを得ることができることを示している。
【0028】図21,図22は板厚19mmのワークを
レーザ発振器C2000を使用し、ピーク出力2500
W、加工スタート時の初期パルス周波数P0=10h
z、初期パルスデューティ比Q0 =23%、パルス周波
数増加量P=5hz、パルスデューティ比増加量Q=1
%として、図21は時間幅Tを300msec、図22
は時間幅Tを500msecとしたときの実験結果で、
この実験結果からも、増加回数Nの最適値があることが
分かり、約12〜13回程度が加工時間を短くかつバラ
ツキも少なくすることが分かる。
【0029】図23〜図25は、レーザ発振器C300
0を使用し、ピーク出力3500、加工スタート時の初
期パルス周波数P0 =10hz、初期パルスデューティ
比Q0 =15%、パルス周波数増加量P=5hz、パル
スデューティ比増加量Q=1%、時間幅Tを500ms
ecとして、図23は板厚19.0mm、図24は2
2.0mm、図25は25.0mmのワークを加工した
ときの実験結果のグラフである。これらの図からも、パ
ルス周波数、パルスデューティ比増加回数Nが小さすぎ
ても、大きすぎても加工時間が増大し、加工時間のバラ
ツキも増大することが分かり、最適の増加回数Nが存在
し、14〜17回が加工時間を短く、かつバラツキも少
なくすることが分かる。
【0030】以上の各実験結果より、加工スタート時の
初期パルス周波数P0 、初期パルスデューティ比Q0
小さくすると加工時間が長くなり、大きくすると熱暴走
を生じ加工スタート時の初期パルス周波数P0、初期パ
ルスデューテイ比Q0 は最適値があることが分かる。ま
た、パルス周波数、パルスデューテイ比を段階的に増加
させる各ステップの時間幅Tは短い程、加工時間を短
く、バラツキも小さくできるが、短すぎると熱暴走を生
じやすくなり、この時間幅Tも最適値があることが分か
る。さらに、パルス周波数、パルスデューテイ比の増加
回数Nも加工時間が短くし、かつバラツキを少なくする
回数があることが分かる。こうして得られた実験結果か
ら、熱暴走を防止し、加工時間を短くし、かつ、加工時
間のバラツキを少なくする標準的な使用における上記各
パラメータの値を求めると、図26に表として示す程度
の値が最適であり、その時のピアッシング加工時間を図
26に示す。また、高速性を重視すれば、図27に表と
して示す値を用いるとピアッシング加工時間もこの表に
示すような短い時間となる。
【0031】図28に示す従来のパルス周波数及びパル
スデューティ比を一定にしてピアッシング加工を行う方
法における加工時間と、図27に示す本発明のピアッシ
ング加工方法による高速性を重視した加工の加工時間と
を比較すると、本発明の方が、加工時間が短くなってい
ることが分かる。また、従来の方法と本発明の図26に
示す熱暴走の発生を防止する標準的なピアッシング加工
と比較しても、ピアッシング加工時間は本発明の方が格
段に短くなっており、熱暴走を防止した標準的な使用の
場合には、本発明の方法によるピアッシング加工では従
来の方法と比較し、ピアッシング加工時間を従来の方法
の1/3〜1/5に短縮することができる。
【0032】そこで、ピアッシング加工を行うときに
は、使用するレーザ発振器,ワークの板厚,及び標準使
用で行うか高速性を重視して加工を行うかに応じて、N
Cレーザ装置にピーク出力,加工スート時の初期パルス
周波数P0 ,初期パルスデューティ比Q0 ,1ステップ
のパルス周波数増加量P,パルスデューティ比増加量
Q,1ステップの時間幅T,パルス周波数,パルスデュ
ーティ比の増加回数(もしくは増加時間T1)Nを設定
し、加工開始から、設定初期値のパルス周波数P0 ,パ
ルスデューティ比Q0 で加工を開始し、設定時間幅Tに
なる毎に設定パルス周波数増加量P,パルスデューティ
比増加量Qを増加させると共に、増加回数を計数し、設
定増加回数Nに達すると、以後は、加工が終了するまで
パルス周波数,パルスデューティ比を変えることなく加
工を行う。
【0033】上記各パラメータの設定は、CRT/MD
I18より手動で設定してもよく、また、加工プログラ
ム中にこれら設定値を設定する方式でもよい。また、高
速加工か通常加工か毎に、かつ、板厚及びピーク出力毎
に上記各パラメータP0 ,Q0 ,P,Q,T,Nを記憶
したテーブルを不揮発性メモリ等に記憶させておき、高
速加工か通常加工かを設定すると共に板厚とピーク出力
を設定することによって、テーブルから上記各パラメー
タの値を読みだし、このパラメータの値に従って加工制
御するようにする。
【0034】
【発明の効果】本発明の穴明け(ピアッシング)加工方
法によると、熱暴走を防止し、かつ、従来の穴明け(ピ
アッシング)加工方法に比較し1/3〜1/5の短い加
工時間で穴明け加工ができ、しかもこの加工時間のバラ
ツキも少なくなる。さらに、設定するパラメータの数も
少なく容易に穴明け(ピアッシング)加工ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作作用原理を説明する説明図であ
る。
【図2】本発明の方法を実施するNCレーザ装置の要部
ブロック図である。
【図3】本発明における初期パルス周波数,パルスデュ
ーティ比の最適値を求めるための実験結果を表す図であ
る。
【図4】本発明における初期パルス周波数,パルスデュ
ーティ比の最適値を求めるための実験結果を表す図であ
る。
【図5】本発明における初期パルス周波数,パルスデュ
ーティ比の最適値を求めるための実験結果を表す図であ
る。
【図6】本発明における初期パルス周波数,パルスデュ
ーティ比の最適値を求めるための実験結果を表す図であ
る。
【図7】本発明における初期パルス周波数,パルスデュ
ーティ比の最適値を求めるための実験結果を表す図であ
る。
【図8】本発明における初期パルス周波数,パルスデュ
ーティ比の最適値を求めるための実験結果を表す図であ
る。
【図9】本発明における段階状にパルス周波数,パルス
デューティ比を増大させる時のステップの時間幅の最適
値を求めるための実験結果を表す図である。
【図10】本発明における段階状にパルス周波数,パル
スデューティ比を増大させる時のステップの時間幅の最
適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図11】本発明における段階状にパルス周波数,パル
スデューティ比を増大させる時のステップの時間幅の最
適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図12】本発明における段階状にパルス周波数,パル
スデューティ比を増大させる時のステップの時間幅の最
適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図13】本発明におけるパルス周波数,パルスデュー
ティ比を増大させる回数もしくは加工開始からの時間幅
の最適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図14】本発明におけるパルス周波数,パルスデュー
ティ比を増大させる回数もしくは加工開始からの時間幅
の最適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図15】本発明におけるパルス周波数,パルスデュー
ティ比を増大させる回数もしくは加工開始からの時間幅
の最適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図16】本発明におけるパルス周波数,パルスデュー
ティ比を増大させる回数もしくは加工開始からの時間幅
の最適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図17】本発明におけるパルス周波数,パルスデュー
ティ比を増大させる回数もしくは加工開始からの時間幅
の最適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図18】本発明におけるパルス周波数,パルスデュー
ティ比を増大させる回数もしくは加工開始からの時間幅
の最適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図19】本発明におけるパルス周波数,パルスデュー
ティ比を増大させる回数もしくは加工開始からの時間幅
の最適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図20】本発明におけるパルス周波数,パルスデュー
ティ比を増大させる回数もしくは加工開始からの時間幅
の最適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図21】本発明におけるパルス周波数,パルスデュー
ティ比を増大させる回数もしくは加工開始からの時間幅
の最適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図22】本発明におけるパルス周波数,パルスデュー
ティ比を増大させる回数もしくは加工開始からの時間幅
の最適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図23】本発明におけるパルス周波数,パルスデュー
ティ比を増大させる回数もしくは加工開始からの時間幅
の最適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図24】本発明におけるパルス周波数,パルスデュー
ティ比を増大させる回数もしくは加工開始からの時間幅
の最適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図25】本発明におけるパルス周波数,パルスデュー
ティ比を増大させる回数もしくは加工開始からの時間幅
の最適値を求めるための実験結果を表す図である。
【図26】本発明において、標準的な使用における条件
と加工時間を表す図である。
【図27】本発明において、高速性を重視したときの条
件と加工時間を表す図である。
【図28】従来のピアッシング加工方法において、高速
性を重視したときの条件と加工時間を表した図である。
【図29】従来のピアッシング加工方法による加工での
実験結果を表した図である。
【図30】従来のピアッシング加工方法による加工での
実験結果を表した図である。
【図31】従来のピアッシング加工方法による加工での
実験結果を表した図である。
【図32】従来のピアッシング加工方法による加工での
実験結果を表した図である。
【図33】従来のピアッシング加工方法による加工での
実験結果を表した図である。
【図34】従来のピアッシング加工方法による加工での
実験結果を表した図である。
【符号の説明】
1 プロセッサ 2 ROM 3 RAM 5 レーザ発振器 6 レーザビーム 8 レーザ加工機 9 ワーク P0 初期パルス周波数 Q0 初期パルスデューティ比 P パルス周波数増加量 Q パルスデューティ比増加量 T 時間幅 N 増加回数
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図27】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ加工における穴明け加工方法にお
    いて、初期パルス周波数及びパルスデューティー比で加
    工を開始し、所定時間が経過する毎にパルス周波数及び
    パルスデューティー比を所定増加量だけ増加させ、所定
    回数だけ増加させた後は、パルス周波数及びパルスデュ
    ーティー比を増加させることなく、加工終了まで穴明け
    加工を行うことを特徴とするレーザ加工における穴明け
    加工方法。
  2. 【請求項2】 レーザ加工における穴明け加工方法にお
    いて、初期パルス周波数及びパルスデューティー比で加
    工を開始し、所定時間が経過する毎にパルス周波数及び
    パルスデューティー比を所定増加量だけ増加させ、加工
    開始から所定時間が経過した後は、パルス周波数及びパ
    ルスデューティー比を増加させることなく加工終了まで
    穴明け加工を行うことを特徴とするレーザ加工における
    穴明け加工方法。
  3. 【請求項3】 上記初期パルス周波数及びパルスデュー
    ティー比、上記所定時間、上記パルス周波数及びパルス
    デューティー比の所定増加量、および上記増加回数は加
    工しようとする板厚,レーザのピーク出力によって変え
    る請求項1記載のレーザ加工における穴明け加工方法。
  4. 【請求項4】 上記初期パルス周波数及びパルスデュー
    ティー比、上記所定時間、上記パルス周波数及びパルス
    デューティー比の所定増加量、および上記パルス周波数
    及びパルスデューティー比の増加を停止させる加工開始
    からの時間は、加工しようとする板厚,レーザのピーク
    出力によって変える請求項2記載のレーザ加工における
    穴明け加工方法。
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