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JPH01197084A - Cncレーザ加工機のパワー制御方式 - Google Patents

Cncレーザ加工機のパワー制御方式

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JPH01197084A
JPH01197084A JP63018603A JP1860388A JPH01197084A JP H01197084 A JPH01197084 A JP H01197084A JP 63018603 A JP63018603 A JP 63018603A JP 1860388 A JP1860388 A JP 1860388A JP H01197084 A JPH01197084 A JP H01197084A
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JP
Japan
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speed
pulse
power control
laser processing
cnc
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JP63018603A
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English (en)
Inventor
Takeji Arai
武二 新井
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明はCNCレーザ加工機のパワー制御方式に関し、
特にコーナでの加工を改良したCNCレーザ加工機のパ
ワー制御方式に関する。
〔従来の技術〕
レーザ加工機は数値制御装置と結合されて複雑な形状を
高速に加工することができ、広く使用されるようになっ
てきた。従来のレーザ加工機ではコーナ部や鋭角エツジ
部の加工の際、レーザビームと被加工物の相対速度を零
にして、方向変換する必要がある。即ち、コーナ部付近
では減速、停止、加速の動作を行う。
第5図にコーナでの加工例を示す。図において40は被
加工物であり、41はレーザビームでの加工をした加工
溝である。レーザビームは矢印Aで示す方向に動くと、
コーナ部42の前方で減速し、コーナ部42で瞬間的に
停止し、コーナ部42を通過して加速される。
従って、コーナ部42でのレーザビームの相対速度が低
くなるので、連続発振状態での切断加工はもとより、パ
ルス発振状態における切断加工においてもレーザビーム
による熱エネルギーの滞留、過大熱がおこり、コーナ部
に溶接を生じ、切断の精度の低下と品質が極端に低下す
る。
第6図にコーナ部での加工溝の詳細を示す。第6図は第
5図のコーナ部を拡大した図である。コーナ部ではレー
ザビームの相対速度の低下によって図に斜線で示すB部
及び0部の部分が?′8損し加工精度の低下をもたらす
。さらに、図のD部及びE部で示す部分が熱影響層が拡
大して、被加工物の材質を悪化させ、さらに加工断面の
面粗さにも悪影響を及ぼす。
二のような課題を解決するためのレーザ出力の制御方式
として本出願人は特願昭62−107824号を出願し
ている。この方式では、速度の低下に伴って、パルスデ
ューティを下げることにより、レーザ出力を低減して、
コーナ部の加工を制御している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、パルスデューティを低減させる方式では一応の
改良が得られたものの、十分ではない。
すなわち、この方式では広い範囲でドロスフリーの加工
結果を得ることは困難である。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、コ
ーナでの加工を改良したCNCレーザ加工機のパワー制
御方式を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では上記課題を解決するために、数値制御装置(
CNC)とレーザ加工機とが結合されたCNCレーザ加
工機のパワー制御方式において、 コーナでの加工速度の低下に応じて、パルスデューティ
とパルス周波数を低減してレーザ出力を低減制御するこ
とを特徴とするCNCレーザ加工機のパワー制御方式が
、 提供される。
〔作用] 後で詳述するように、速度の低下にあわせてパルスデュ
ーティのみを低減しても、コーナ部での余分な溶損を防
止できる領域は限定されている。
この領域はパルス周波数を変えることにより、実験的に
広がることが判明した。従って、パルスデューティだけ
でなく、パルス周波数も速度の低下に応じて低減するこ
とにより、速度変化の全領域で良好な加工結果が得られ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面の簡単な説明する。
第1図に本発明を実施するためのCNCレーザ加工機の
ブロック図を示す。図において、10はレーザ加工機を
制御するための数値制御装置(CNC)である。11は
メモリであり、指令データが記憶されている。12は前
処理手段であり指令データを分け、実行可能な状態に変
換する。ここでは被加工物の固定されたXY子テーブル
動きを制御するための位置制御情報及び速度制御情報と
レーザビームの出力パワーを制御する信号に分けられる
XY子テーブル制御するための位置情報及び速度制御情
報はノ々ルス分配手段13へ送られる。パルス分配手段
は位置情報と速度制御情報からY軸及びY軸への分配パ
ルスを出力する。分配パルスはそれぞれX軸加減速手段
14及びY軸加減速手段15へ送られる。X軸加減速手
段14及びY軸加減速手段15は分配パルスをXY子テ
ーブル移動を制御するサーボモータを制御駆動するため
に分配パルスを加減速する。加減速のかけられた分配パ
ルスは図示されていないサーボモータ駆動回路に送られ
、サーボモータを駆動して、XY子テーブル移動させる
一方加減速のかけられたY軸及びY軸の分配パルスは実
速度計算手段16へ送られる。実速度計算手段16はY
軸及びY軸の分配パルスから被加工物の固定されたXY
子テーブル実速度を計算する。これは、Y軸の速度とY
軸の速度をベクトル的に合成することにより得られる。
得られた速度は略サーボモータの速度即ちXY子テーブ
ルレーザヘッドの相対速度に等しい。さらに正確な速度
が必要な場合はサーボモータの速度帰還器、例えばパル
ス周波数等の速度から検出することも可能である。
また、前処理手段12から出力されたレーザビームの出
力パワーを制御するための信号は出力パワー制御手段1
7へ送られる。通常の加工では出力パワー制御手段17
は指令された出力パワーをそのまま出力する。しかし、
レーザビームがコー、す部へきて、レーザビームとテー
ブルの相対速度が低下すると、速度の低下に応じて出力
パワーを下げる。
21は表示装置であり、CRT、液晶等の表示器が使用
され、機械の位置、速度、加工条件等が表示される。2
2はキーボードであり、レーザ加工機の指令値、各種の
データ、パラメータ等の入力に使用される。
31は高周波電源であり、レーザ管への高周波電力を供
給する。32はレーザ管であり、高周波電源31からの
高周波電力によって、高周波放電をおこない、レーザ光
を発振増幅する。
次に出力パワーの制御について述べる。
第2図にXY子テーブルレーザビームとの相対速度とデ
ユーティ比との関係を示す。第2図において、横軸はデ
ユーティ比(%)であり、縦軸はXY子テーブル送り速
度Fc(M/m1n)である。aのように直線的に変化
させる場合と、bのように曲線状に変化させる場合があ
る。aの直線がよいか、bの曲線がよいかは、被加工物
の材質、板厚、要求される加工速度及び加工精度等の条
件によって決定される。
このように、速度低下に対してパルスデューティ比を変
化させることによって、熱エネルギーの滞留、過大熱等
によるコーナ部の過大な溶損を防止し、ドロスフリーの
加工結果を得ることができる。
しかし、実験の結果このような良好な効果が得られるの
は一定の領域に限定されることが判明した。すなわち、
この領域を外れるとパルスデューティ比を変化させるこ
とのみで良好な加工結果は得られない。
第3図にパルスデューティ比と加工領域の関係を示す。
図において、横軸はパルスデューティ比(%)であり、
縦軸は加工速度(M/m1n)である。パルス加工で、
パルス周波数f1として、速度と共にパルスデューティ
比を低減して良好な加工結果が得られるのは、図の領域
D1の範囲であり、これを越えると良好な加工結果は得
られない。
また、パルス周波数がf2のときは、領域D2の範囲で
良好な加工結果が得られる。さらに、パルス周波数f3
のときは、領域D3で良好な加工結果、すなわちドロス
フリーの状態が得られる。
この結果から、コーナ部等で加工速度の低下により、パ
ルスデューティ比を減少させるのにともない、パルス周
波数をそれぞれfl、f2、f3のように減少していく
と、良好な加工結果が得られる。
第4図にパルス周波数を連続的に変化させる場合の例を
示す。図において、各軸の意味は第3図と同じであり、
異なるのはパルス周波数fが連続的に変化することであ
る。
パルス周波数をどのように変化させるかは、加工する材
料、板厚等によって実験的に決定される。
上記の説明では、コーナ部での速度の低下に伴う場合の
加工についてのべたが、小面積に細かい加工、例えば微
細なスリットを加工するような「微細加工」の出力パワ
ーの制御等でも、上記のように、パルスデューティ比と
パルス周波数を同時に低下させることにより、良好な結
果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、コーナ部等での速度の
低下に応じて、パルスデューティ比とパルス周波数を低
減するようにしたので、コーナ部での加工精度の向上、
熱影響層範囲の低減、加工断面の面粗さの改良等の効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するためのCNCレーザ加工機の
ブロック図、 第2図はXY子テーブルレーザビームとの相対速度とデ
ユーティ比との関係を示す図、第3図はパルスデューテ
ィ比と加工領域の関係を示す図、 第4図はパルス周波数を連続的に変化させる場合の例を
示す図、 第5図はコーナの加工例示す図、 第6図はコーナ部での加工溝の詳細を示す図である。 10−−−−−・−一−−−・−・数値制御装置(CN
C)11−−−−−−・−・〜 メモリ(指令データ)
13−・−・・−・−・・パルス分配手段16−−−−
−−−−−−・−実速度計算手段17−・−・−−−−
−−一−−出力パワー制御手段21−・−・−・−・−
表示装置 22−−−−−−−・−・・−キーボード31−・−一
一−−−−−・・−裔周波電源32−−−−〜−−−−
−・−レーザ管特許出願人 ファナック株式会社 代理人   弁理士  服部毅巖 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)数値制御装置(CNC)とレーザ加工機とが結合
    されたCNCレーザ加工機のパワー制御方式において、 コーナでの加工速度の低下に応じて、パルスデューティ
    とパルス周波数を低減してレーザ出力を低減制御するこ
    とを特徴とするCNCレーザ加工機のパワー制御方式。
  2. (2)前記パルスデューティ比の変化は直線であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のCNCレーザ
    加工機のパワー制御方式。
  3. (3)前記パルスデューティ比の変化は曲線であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のCNCレーザ
    加工機のパワー制御方式。
  4. (4)前記パルス周波数を速度低下とともに段階的に変
    化させることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    CNCレーザ加工機のパワー制御方式。
  5. (5)前記パルス周波数を速度低下とともに連続的に変
    化させることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    CNCレーザ加工機のパワー制御方式。
  6. (6)前記出力パワー値の可変範囲が0〜100%であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のCNC
    レーザ加工機のパワー制御方式。
  7. (7)前記加工速度の検出は加減速後の各軸の速度から
    計算することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    CNCレーザ加工機のパワー制御方式。
  8. (8)前記加工速度の検出はサーボモータの速度帰還器
    から検出することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のCNCレーザ加工機のパワー制御方式。
  9. (9)数値制御装置(CNC)とレーザ加工機とが結合
    されたCNCレーザ加工機のパワー制御方式において、 微細加工での加工速度の低下に応じて、パルスデューテ
    ィとパルス周波数を低減してレーザ出力を低減制御する
    ことを特徴とするCNCレーザ加工機のパワー制御方式
JP63018603A 1988-01-29 1988-01-29 Cncレーザ加工機のパワー制御方式 Pending JPH01197084A (ja)

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