JPH04100229A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH04100229A JPH04100229A JP21861990A JP21861990A JPH04100229A JP H04100229 A JPH04100229 A JP H04100229A JP 21861990 A JP21861990 A JP 21861990A JP 21861990 A JP21861990 A JP 21861990A JP H04100229 A JPH04100229 A JP H04100229A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
多層レジストの構造およびそのパターンニング方法に関
し。
し。
酸化性ガスを用いる反応性イオンエツチングによるパタ
ーンニングにおいて該多層レジストを構成する下部レジ
スト層に生じるサイドエツチングを低減し高精度の多層
レジストマスクを形成可能とすることを目的とし。
ーンニングにおいて該多層レジストを構成する下部レジ
スト層に生じるサイドエツチングを低減し高精度の多層
レジストマスクを形成可能とすることを目的とし。
反応性イオンエツチングにおけるエツチング速度がRt
である第1のレジスト層を基板の一表面に形成し、前記
反応性イオンエツチングにおけるエツチング速度がRt
(ただしRZ<R1)なる第2のレジスト層を該第1
のレジスト層上に形成し、前記反応性イオンエツチング
に対して耐性を有する第3のレジスト層から成るパター
ンを該第2のレジスト層上に形成し、該第3のレジスト
層から成るパターンをマスクとして該第2のレジスト層
および第1のレジスト層を前記反応性イオンエツチング
により順次パターンニングする諸工程を含むように構成
する。
である第1のレジスト層を基板の一表面に形成し、前記
反応性イオンエツチングにおけるエツチング速度がRt
(ただしRZ<R1)なる第2のレジスト層を該第1
のレジスト層上に形成し、前記反応性イオンエツチング
に対して耐性を有する第3のレジスト層から成るパター
ンを該第2のレジスト層上に形成し、該第3のレジスト
層から成るパターンをマスクとして該第2のレジスト層
および第1のレジスト層を前記反応性イオンエツチング
により順次パターンニングする諸工程を含むように構成
する。
本発明は、半導体装置の製造における多層レジストの構
造およびそのパターンニングに関する。
造およびそのパターンニングに関する。
半導体装置の集積度が高くなるにともなって微細かつ複
雑化するパターンの形成を容易にするために、配線等の
多層化が趨勢となりつつある。その結果、上層の配線等
ほど、大きな段差を有する下地上に形成されることにな
る。このような配線等をパターンニングするためのレジ
スト層には。
雑化するパターンの形成を容易にするために、配線等の
多層化が趨勢となりつつある。その結果、上層の配線等
ほど、大きな段差を有する下地上に形成されることにな
る。このような配線等をパターンニングするためのレジ
スト層には。
段差に対応して層厚分布が生じる。
一方、紫外線等を用いるレジストの露光における定在波
効果が存在することが知られている。定在波効果は、微
細パターンを形成するための縮小投影のような、単色光
を用いる露光において顕著に生じる。定在波効果を避け
るためには、レジスト層厚の制御が必要であるが、上記
のような段差のある表面全体におけるレジスト層の層厚
を、定在波効果を生じない適当な値に制御することは実
際上困難である。この問題を解決する一手法として、多
層レジスト技術が開発された。多層レジストの構造は、
下地表面の段差すなわち凹凸を解消するための平坦化層
と、この平坦化層をパターンニングするためのレジスト
層とから成る。
効果が存在することが知られている。定在波効果は、微
細パターンを形成するための縮小投影のような、単色光
を用いる露光において顕著に生じる。定在波効果を避け
るためには、レジスト層厚の制御が必要であるが、上記
のような段差のある表面全体におけるレジスト層の層厚
を、定在波効果を生じない適当な値に制御することは実
際上困難である。この問題を解決する一手法として、多
層レジスト技術が開発された。多層レジストの構造は、
下地表面の段差すなわち凹凸を解消するための平坦化層
と、この平坦化層をパターンニングするためのレジスト
層とから成る。
通常の光あるいは電子線を用いるリソグラフ法によりレ
ジスト層をパターンニングしたのち、このレジスト層を
マスクとして1反応性イオンエツチング(RI B)の
ような異方性エツチング法により。
ジスト層をパターンニングしたのち、このレジスト層を
マスクとして1反応性イオンエツチング(RI B)の
ような異方性エツチング法により。
平坦化層をパターンニングする。したがって、平坦化層
は、前記のような定在波効果の影響を受けずに、所望の
微細パターンに加工される。
は、前記のような定在波効果の影響を受けずに、所望の
微細パターンに加工される。
〔発明が解決しようとする課題]
上記平坦化層は、一般にノボラック樹脂のような有機高
分子から成り、そのパターンニングは。
分子から成り、そのパターンニングは。
通常、酸素プラズマを用いるRIEによって行われる。
このRIBは、基板表面に垂直に入射する酸素イオン(
0゛)による異方性エツチングが主であるが、同時に発
生する酸素ラジカルによる等方性エツチングが随伴して
生じ、これによるサイドエツチングが無視できない。こ
れを第3図を参照して説明する。
0゛)による異方性エツチングが主であるが、同時に発
生する酸素ラジカルによる等方性エツチングが随伴して
生じ、これによるサイドエツチングが無視できない。こ
れを第3図を参照して説明する。
同図(a)において、符号3は多層レジストを用いてパ
ターンニングされる1例えばアルミニウム等から成る導
電層であり、この上に前記平坦化層2が形成されている
。そして、平坦化層2上には。
ターンニングされる1例えばアルミニウム等から成る導
電層であり、この上に前記平坦化層2が形成されている
。そして、平坦化層2上には。
酸素プラズマに対して耐性を有する1例えば有機シリコ
ン化合物系のレジストから成る上層レジストパターン1
が形成されている。
ン化合物系のレジストから成る上層レジストパターン1
が形成されている。
上層レジストパターン1をマスクとして、酸素プラズマ
を用いるRIEにより、平坦化層2をエツチングすると
、前記のような酸素ラジカルによる等方性エツチングに
より、同図(b)に示すように。
を用いるRIEにより、平坦化層2をエツチングすると
、前記のような酸素ラジカルによる等方性エツチングに
より、同図(b)に示すように。
パターンニングされた平坦化層2の側壁に、Xで示す量
のサイドエツチングが生じる。このとき。
のサイドエツチングが生じる。このとき。
導電層3表面における平坦化層2の開口幅をWとする。
上記のサイドエツチングにより、開口の周囲において導
電層3をマスクする平坦化層2の実効的な層厚が減少し
ているが、平坦化層2をマスクとして導電層3をエツチ
ングする場合、一般に、平坦化層2も無視できないエツ
チングを受けるため開口幅Wがyだけシフトする。
電層3をマスクする平坦化層2の実効的な層厚が減少し
ているが、平坦化層2をマスクとして導電層3をエツチ
ングする場合、一般に、平坦化層2も無視できないエツ
チングを受けるため開口幅Wがyだけシフトする。
ところで、半導体ウェハ等の基板上における平坦化層2
には、実際上1層厚分布が存在する。したがって、最も
大きい層厚の平坦化層2に所定寸法の開口が形成される
ようなエツチング条件を設定する。その結果、基板上に
おける平坦化層2の開ロ幅W、サイドエツチング量X、
さらにはシフト量yにバラツキが生じる。
には、実際上1層厚分布が存在する。したがって、最も
大きい層厚の平坦化層2に所定寸法の開口が形成される
ようなエツチング条件を設定する。その結果、基板上に
おける平坦化層2の開ロ幅W、サイドエツチング量X、
さらにはシフト量yにバラツキが生じる。
上記のような原因が錯綜して生じる開口幅Wおよびシフ
ト量yの変動によって、導電層3をパターン精度グして
成る配線の幅ないしは相互間隔に誤差が生じることにな
る。
ト量yの変動によって、導電層3をパターン精度グして
成る配線の幅ないしは相互間隔に誤差が生じることにな
る。
上記の問題は、サイドエツチングがない垂直な側壁を有
する理想的な開口を平坦化層2に形成することできれば
解決されるのであるが、実際には。
する理想的な開口を平坦化層2に形成することできれば
解決されるのであるが、実際には。
前述のような酸素ラジカルや斜め入射イオンによるサイ
ドエツチングを完全に避けることは困難である。
ドエツチングを完全に避けることは困難である。
ところで、上記のような開口におけるサイドエツチング
を低減する手法として、酸素を含むエツチングガスに5
iC1a等を添加することにより、開口の側壁に有機物
の保護膜を堆積する方法が提案されている。しかし、こ
の方法によれば、エツチング装置の内壁に付着した保護
膜がガス放出源となったりあるいは塵埃発生源となるた
めに、装置の保守に手間を要し1また。工程の制御が不
安定になる欠点がある。
を低減する手法として、酸素を含むエツチングガスに5
iC1a等を添加することにより、開口の側壁に有機物
の保護膜を堆積する方法が提案されている。しかし、こ
の方法によれば、エツチング装置の内壁に付着した保護
膜がガス放出源となったりあるいは塵埃発生源となるた
めに、装置の保守に手間を要し1また。工程の制御が不
安定になる欠点がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、酸化性ガスを用い
る反応性イオンエツチングによる多層レジストのパター
ンニングにおいて、該多層レジストを構成する下部レジ
スト層(平坦化層)に生じるサイドエツチングを低減し
高精度の多層レジストマスクを形成可能とし、以て配線
のパターン精度を向上することを目的とする。
る反応性イオンエツチングによる多層レジストのパター
ンニングにおいて、該多層レジストを構成する下部レジ
スト層(平坦化層)に生じるサイドエツチングを低減し
高精度の多層レジストマスクを形成可能とし、以て配線
のパターン精度を向上することを目的とする。
上記目的は9反応性イオンエツチングにおいて第1のエ
ツチング速度を示す第1のレジスト層を与える液状のレ
ジストを基板の一表面に塗布する工程と、前記反応性イ
オンエツチングにおいて前記第1のエツチング速度より
小さい第2のエツチング速度を示す第2のレジスト層を
与える液状のレジストを該第1のレジスト層が形成され
た該基板表面に塗布する工程と、該第2のレジスト層が
形成された該基板表面に前記反応性イオンエツチングに
対して耐性を有し且つ該基板表面に画定された所定領域
に対応する開口が設けられた第3のレジスト層を形成す
る工程と、該第3のレジスト層に設けられた該開口内に
表出する該第2のレジスト層および第1のレジスト層を
前記反応性イオンエツチングにより順次選択的に除去し
て前記開口に対応して該第1および第2の絶縁層を貫通
する第2の開口を形成する工程とを含むことを特徴とす
る本発明に係る半導体装置の製造方法、または2反応性
イオンエツチングにおいて第1のエツチング速度を示す
第1のレジスト層を基板の一表面に形成する工程と、前
記反応性イオンエツチングにおいて前記第1のエツチン
グ速度より小さい第2のエツチング速度を示す2のレジ
スト層を該第1のレジスト層上に形成する工程と、前記
反応性イオンエツチングに対して耐性を有する第3のレ
ジスト層から成るパターンを該第2のレジスト層上に形
成する工程と、該第3のレジスト層から成るパターンを
マスクとして該第2のレジスト層および第1のレジスト
層を前記反応性イオンエツチングにより順次パターン精
度グする工程とを含むことを特徴とする本発明に係る半
導体装置の製造方法によって達成される。
ツチング速度を示す第1のレジスト層を与える液状のレ
ジストを基板の一表面に塗布する工程と、前記反応性イ
オンエツチングにおいて前記第1のエツチング速度より
小さい第2のエツチング速度を示す第2のレジスト層を
与える液状のレジストを該第1のレジスト層が形成され
た該基板表面に塗布する工程と、該第2のレジスト層が
形成された該基板表面に前記反応性イオンエツチングに
対して耐性を有し且つ該基板表面に画定された所定領域
に対応する開口が設けられた第3のレジスト層を形成す
る工程と、該第3のレジスト層に設けられた該開口内に
表出する該第2のレジスト層および第1のレジスト層を
前記反応性イオンエツチングにより順次選択的に除去し
て前記開口に対応して該第1および第2の絶縁層を貫通
する第2の開口を形成する工程とを含むことを特徴とす
る本発明に係る半導体装置の製造方法、または2反応性
イオンエツチングにおいて第1のエツチング速度を示す
第1のレジスト層を基板の一表面に形成する工程と、前
記反応性イオンエツチングにおいて前記第1のエツチン
グ速度より小さい第2のエツチング速度を示す2のレジ
スト層を該第1のレジスト層上に形成する工程と、前記
反応性イオンエツチングに対して耐性を有する第3のレ
ジスト層から成るパターンを該第2のレジスト層上に形
成する工程と、該第3のレジスト層から成るパターンを
マスクとして該第2のレジスト層および第1のレジスト
層を前記反応性イオンエツチングにより順次パターン精
度グする工程とを含むことを特徴とする本発明に係る半
導体装置の製造方法によって達成される。
多層レジストにおける平坦化層のおよそ下半分を、酸素
プラズマを用いるRIEにおけるエツチング速度が高い
レジスト層で、上半分をエツチング速度が低いレジスト
層でそれぞれ構成しておき。
プラズマを用いるRIEにおけるエツチング速度が高い
レジスト層で、上半分をエツチング速度が低いレジスト
層でそれぞれ構成しておき。
これらを前記RIEによりパターンニングする。上記サ
イドエツチング量Xは、平坦化層の側壁が酸素ラジカル
や斜め入射イオンに曝される時間にほぼ比例する。した
がって、上記のように平坦化層の下半分をエツチング速
度の高いレジスト層とすることによって、全体のエツチ
ング時間が短縮され、所定幅の開口が形成されたときの
サイドエツチング量は従来より減少する。
イドエツチング量Xは、平坦化層の側壁が酸素ラジカル
や斜め入射イオンに曝される時間にほぼ比例する。した
がって、上記のように平坦化層の下半分をエツチング速
度の高いレジスト層とすることによって、全体のエツチ
ング時間が短縮され、所定幅の開口が形成されたときの
サイドエツチング量は従来より減少する。
上記開口内に下層が表出すると下層がエツチングされ始
めるが、上層底部における開口幅の拡がる速度に比べて
下層における縦方向のエツチング速度が大きいため、下
層におけるサイドエツチングは小さい、したがって、下
層底部における開口幅が所定値に達したときにおけるサ
イドエツチング量は従来の172程度以下となる。
めるが、上層底部における開口幅の拡がる速度に比べて
下層における縦方向のエツチング速度が大きいため、下
層におけるサイドエツチングは小さい、したがって、下
層底部における開口幅が所定値に達したときにおけるサ
イドエツチング量は従来の172程度以下となる。
このように、従来よりサイドエツチングが少ない、すな
わち、より垂直に近い側壁を有する開口が平坦化層に形
成される。したがって、この平坦化層の層厚分布による
開口幅のバラツキ、および。
わち、より垂直に近い側壁を有する開口が平坦化層に形
成される。したがって、この平坦化層の層厚分布による
開口幅のバラツキ、および。
この平坦化層をマスクとして導電層をパターンニングす
るときの開口のシフトが低減され、その結果、高寸法精
度の配線を形成できる。
るときの開口のシフトが低減され、その結果、高寸法精
度の配線を形成できる。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図(a)に示すように1図示しない絶縁層に覆われ
た半導体装置基板10上に9例えばアルミニウムから成
る導電層3を堆積したのち、導電層3上に、第1のレジ
スト溶液を塗布し、これを所定温度でベーキングして第
1のレジスト層21を形成する0次いで、第1のレジス
ト層21上に第2のレジスト溶液を塗布し、これを所定
温度でベーキングして第2のレジスト層22を形成する
。レジスト層21と22が従来の平坦化層を構成する。
た半導体装置基板10上に9例えばアルミニウムから成
る導電層3を堆積したのち、導電層3上に、第1のレジ
スト溶液を塗布し、これを所定温度でベーキングして第
1のレジスト層21を形成する0次いで、第1のレジス
ト層21上に第2のレジスト溶液を塗布し、これを所定
温度でベーキングして第2のレジスト層22を形成する
。レジスト層21と22が従来の平坦化層を構成する。
そして、第2のレジスト層22上にフォトレジストを塗
布し。
布し。
これを、光または電子線を用いるリソグラフによりパタ
ーンニングして上層レジストパターンIを形成する。
ーンニングして上層レジストパターンIを形成する。
なお、レジスト層21は、レジスト層22に比べて。
酸素プラズマを用いるRIBによるエツチング速度が高
いことを要する。また、レジストパターン1は、上記酸
素プラズマを用いるRIBに対して充分な耐性を有する
ことを要する。これらに適合するレジスト材料の例は次
のごとくである。
いことを要する。また、レジストパターン1は、上記酸
素プラズマを用いるRIBに対して充分な耐性を有する
ことを要する。これらに適合するレジスト材料の例は次
のごとくである。
レジスト層21: Z−CMRloo 日本ゼオ
ン社製レジスト層22: NPR−820長瀬産業社
製レジストパターン1 : Z−5EN620 日本
ゼオン社製レジスト層21はPMMA (ポリメタクリ
ル酸メチル)樹脂系、レジスト層22はノボラック樹脂
系であり。
ン社製レジスト層22: NPR−820長瀬産業社
製レジストパターン1 : Z−5EN620 日本
ゼオン社製レジスト層21はPMMA (ポリメタクリ
ル酸メチル)樹脂系、レジスト層22はノボラック樹脂
系であり。
これらの間のエツチング速度比は約2=1である。
レジストパターン1は有機シリコン化合物系であり、酸
素プラズマを用いるRIBによるエツチング速度は、レ
ジスト層21または22の1150〜1/100程度で
ある。
素プラズマを用いるRIBによるエツチング速度は、レ
ジスト層21または22の1150〜1/100程度で
ある。
上層レジストパターン1をマスクとして、酸素プラズマ
を用いるRIBにより、レジスト層21およびレジスト
層21を順次エツチングする。このエツチング条件の例
は、平行平板型のRIE装置を用い。
を用いるRIBにより、レジスト層21およびレジスト
層21を順次エツチングする。このエツチング条件の例
は、平行平板型のRIE装置を用い。
これに酸素ガス導入し、全圧を0.03Torrに制御
してプラズマを発生させる。
してプラズマを発生させる。
上記RIEにより、第1図(b)に示すように、まずレ
ジスト層22がエツチングされて開口4が形成され1次
いで、開口4内に表出するレジスト層21がエツチング
される。このときのエツチングの進行状況を第2図に模
式的に示す、同(a)における■ないし■は、上記エツ
チングにおける開口4の断面の経時変化の順序を示す。
ジスト層22がエツチングされて開口4が形成され1次
いで、開口4内に表出するレジスト層21がエツチング
される。このときのエツチングの進行状況を第2図に模
式的に示す、同(a)における■ないし■は、上記エツ
チングにおける開口4の断面の経時変化の順序を示す。
開口4内にレジスト層21が表出した直後においては、
レジスト層21との界面における開口幅は。
レジスト層21との界面における開口幅は。
■の曲線で示すように、上層レジストパターン1におけ
る対応する開口幅w0の約172程度と小さい、この開
口周囲のレジスト層22をマスクとして。
る対応する開口幅w0の約172程度と小さい、この開
口周囲のレジスト層22をマスクとして。
より高いエツチング速度を有するレジスト層21がエツ
チングされ始める。レジスト層21のエツチングと同時
に、レジスト層22のエツチングがより緩やかに進行し
、■の曲線のように、開口幅が増大し、ついには、■の
曲線のように、開口4の底部が導電層3との界面に達す
る。そして、同図い)に示すように、底部における開口
幅が所定値Wになるまでエツチングを行う。
チングされ始める。レジスト層21のエツチングと同時
に、レジスト層22のエツチングがより緩やかに進行し
、■の曲線のように、開口幅が増大し、ついには、■の
曲線のように、開口4の底部が導電層3との界面に達す
る。そして、同図い)に示すように、底部における開口
幅が所定値Wになるまでエツチングを行う。
上記のように、レジスト層21のエツチング速度はレジ
スト層22のそれに比べて充分に大きいので。
スト層22のそれに比べて充分に大きいので。
底部における開口幅がWになったときにおける開口4の
側壁の最大のサイドエツチング量Xは、第3図に示す従
来の方法におけるよりも小さい。
側壁の最大のサイドエツチング量Xは、第3図に示す従
来の方法におけるよりも小さい。
なお、平坦化層22および21のエツチングにおいて。
上層レジストパターン1に無視できないエツチングが生
じ、上層レジストパターン1のエツジ部分が後退する。
じ、上層レジストパターン1のエツジ部分が後退する。
これは、上記開口幅およびサイドエツチングを増大させ
る要因となる。したがって。
る要因となる。したがって。
実際には、上層レジストパターン1に設けられる開口寸
法は、この後追分を見込んで、あらかじめ小さくしてお
く。平坦化層21および22の開口の最大サイドエツチ
ング量Xは、上層レジストパターン1における上記のよ
うに後退したエツジを基準に示しである。
法は、この後追分を見込んで、あらかじめ小さくしてお
く。平坦化層21および22の開口の最大サイドエツチ
ング量Xは、上層レジストパターン1における上記のよ
うに後退したエツジを基準に示しである。
第4図は、第3図に示した従来の多層レジスト層のパタ
ーンニングにおける平坦化層2のエツチングの進行状況
を模式的に示した図であって、同図(a)における符号
■ないし■は、開口断面の経時変化の順序である。■は
、開口の底部が導電層3に達した直後の状態で、導電層
3との界面における開口幅は未だ所定値Wには達してい
ないが、開口上部においては、すでに上層レジストパタ
ーン1の下にのサイドエツチングが生じている。平坦化
層2のエツチングを続け、同図[有])に示すように底
部における開口幅が所定値Wに達したときにエツチング
を停止する。なお、前記と同様に、平坦化層2のエツチ
ングにおいて、当初の開口幅W0を有する上層レジスト
パターン1のエツジ部分が後退する。サイドエツチング
量Xは、上層レジストパターン1における上記後退した
エツジを基準に示しである。
ーンニングにおける平坦化層2のエツチングの進行状況
を模式的に示した図であって、同図(a)における符号
■ないし■は、開口断面の経時変化の順序である。■は
、開口の底部が導電層3に達した直後の状態で、導電層
3との界面における開口幅は未だ所定値Wには達してい
ないが、開口上部においては、すでに上層レジストパタ
ーン1の下にのサイドエツチングが生じている。平坦化
層2のエツチングを続け、同図[有])に示すように底
部における開口幅が所定値Wに達したときにエツチング
を停止する。なお、前記と同様に、平坦化層2のエツチ
ングにおいて、当初の開口幅W0を有する上層レジスト
パターン1のエツジ部分が後退する。サイドエツチング
量Xは、上層レジストパターン1における上記後退した
エツジを基準に示しである。
図示のように、平坦化層2が単一のレジスト層から成る
場合には9層厚方向に一定速度のエツチングが行われ、
その間に大きなサイドエツチングが生しる。その結果、
所定幅Wの開口が形成されたときに導電層3上に残る平
坦化層2の実効的な層厚が小さく、導電層3のパターン
ニングにおいて、開口幅Wがyだけシフトする。
場合には9層厚方向に一定速度のエツチングが行われ、
その間に大きなサイドエツチングが生しる。その結果、
所定幅Wの開口が形成されたときに導電層3上に残る平
坦化層2の実効的な層厚が小さく、導電層3のパターン
ニングにおいて、開口幅Wがyだけシフトする。
これに対して9本発明によれば、平坦化層21および2
2におけるサイドエツチングが低減され、より垂直に近
い側壁を有する開口が形成されるため開口幅Wのバラツ
キが減少し、かつ、導電層3のパターンニングにおいて
マスクとなる平坦化層21の実効的層厚が大きい。した
がって、導電層3のパターンニングにおける前記開口幅
Wのシフト量yが小さ(、より高精度の配線パターンを
形成可能となる。
2におけるサイドエツチングが低減され、より垂直に近
い側壁を有する開口が形成されるため開口幅Wのバラツ
キが減少し、かつ、導電層3のパターンニングにおいて
マスクとなる平坦化層21の実効的層厚が大きい。した
がって、導電層3のパターンニングにおける前記開口幅
Wのシフト量yが小さ(、より高精度の配線パターンを
形成可能となる。
なお、上記実施例においては、平坦化層を、エツチング
速度の異なる2つのレジスト層で構成したが、平坦化層
を、下層ほどエツチング速度の高い2層以上のレジスト
層で構成することにより。
速度の異なる2つのレジスト層で構成したが、平坦化層
を、下層ほどエツチング速度の高い2層以上のレジスト
層で構成することにより。
さらに高精度のパターンニングが可能となることは明ら
かである。
かである。
本発明によれば、多層レジストの平坦化層におけるサイ
ドエツチングを低減でき1段差の大きい表面上に形成さ
れる配線等の微細パターンを高精度で形成可能とする効
果がある。
ドエツチングを低減でき1段差の大きい表面上に形成さ
れる配線等の微細パターンを高精度で形成可能とする効
果がある。
第1図は本発明の原理説明図
第2図は本発明の多層レジスト構造の平坦化層における
エツチングの進行状況を示す模式図。 第3図は従来の問題点説明図。 第4図は従来の多層レジスト構造の平坦化層におけるエ
ツチングの進行状況を示す模式図である。 図において。 1は上層レジストパターン、 2は平坦化層。 3は導電層、 4は開口。 10は半導体装置基板、21と22はレジスト層である
。 本発明の原理説明図 従来の間B点説+3Jl囚 第 図 本発明の多層レジスト構造の平場化1におけろエツチン
グの直行状況 エツチングの直行状況 第4 囚
エツチングの進行状況を示す模式図。 第3図は従来の問題点説明図。 第4図は従来の多層レジスト構造の平坦化層におけるエ
ツチングの進行状況を示す模式図である。 図において。 1は上層レジストパターン、 2は平坦化層。 3は導電層、 4は開口。 10は半導体装置基板、21と22はレジスト層である
。 本発明の原理説明図 従来の間B点説+3Jl囚 第 図 本発明の多層レジスト構造の平場化1におけろエツチン
グの直行状況 エツチングの直行状況 第4 囚
Claims (3)
- (1)反応性イオンエッチングにおいて第1のエッチン
グ速度を示す第1のレジスト層を与える液状のレジスト
を基板の一表面に塗布する工程と、前記反応性イオンエ
ッチングにおいて前記第1のエッチング速度より小さい
第2のエッチング速度を示す第2のレジスト層を与える
液状のレジストを該第1のレジスト層が形成された該基
板表面に塗布する工程と、 該第2のレジスト層が形成された該基板表面に前記反応
性イオンエッチングに対して耐性を有し且つ該基板表面
に画定された所定領域に対応する開口が設けられた第3
のレジスト層を形成する工程と、 該第3のレジスト層に設けられた該開口内に表出する該
第2のレジスト層および第1のレジスト層を前記反応性
イオンエッチングにより順次選択的に除去して前記開口
に対応して該第1および第2の絶縁層を貫通する第2の
開口を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装
置の製造方法。 - (2)反応性イオンエッチングにおいて第1のエッチン
グ速度を示す第1のレジスト層を基板の一表面に形成す
る工程と、 前記反応性イオンエッチングにおいて前記第1の速度よ
り小さい第2の速度を示す第2のレジスト層を該第1の
レジスト層上に形成する工程と、前記反応性イオンエッ
チングに対して耐性を有する第3のレジスト層から成る
パターンを該第2のレジスト層上に形成する工程と、 該第3のレジスト層から成るパターンをマスクとして該
第2のレジスト層および第1のレジスト層を前記反応性
イオンエッチングにより順次パターンニングする工程 とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - (3)前記第1および第2のレジスト層の間に少なくと
も1層の中間レジスト層が設けられており、該第1およ
び第2のレジスト層と中間レジスト層の前記反応性イオ
ンエッチングにおけるエッチング速度を下層ほど高くし
たことを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21861990A JPH04100229A (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21861990A JPH04100229A (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04100229A true JPH04100229A (ja) | 1992-04-02 |
Family
ID=16722794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21861990A Pending JPH04100229A (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04100229A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017011127A (ja) * | 2015-06-23 | 2017-01-12 | 東京エレクトロン株式会社 | エッチング方法 |
-
1990
- 1990-08-20 JP JP21861990A patent/JPH04100229A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017011127A (ja) * | 2015-06-23 | 2017-01-12 | 東京エレクトロン株式会社 | エッチング方法 |
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