Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP7310125B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7310125B2
JP7310125B2 JP2018233262A JP2018233262A JP7310125B2 JP 7310125 B2 JP7310125 B2 JP 7310125B2 JP 2018233262 A JP2018233262 A JP 2018233262A JP 2018233262 A JP2018233262 A JP 2018233262A JP 7310125 B2 JP7310125 B2 JP 7310125B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heating
unit
control
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018233262A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020095170A (ja
Inventor
達也 古山
宏太郎 藤代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2018233262A priority Critical patent/JP7310125B2/ja
Publication of JP2020095170A publication Critical patent/JP2020095170A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7310125B2 publication Critical patent/JP7310125B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、シートに現像剤像を定着させる定着器を備える画像形成装置に関する。
従来、加熱ローラ、加圧ローラおよび加熱ローラを加熱するヒータを有し、シートに現像剤像を定着させる定着器と、加熱ローラの温度を検知する温度検知部とを備える画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1)。この技術では、温度検知部の検知温度に基づいて加熱ローラの温度が定着温度となるようにヒータへ供給する電力を制御する。
特開2018-063395号公報
ところで、加熱ローラのような加熱部の温度を定着温度まで上げるウォームアップのときには、加熱部の温度が急激に上がって定着温度を大きく超えるオーバーシュートが発生することがある。また、このようなオーバーシュートが発生するような状況では、定着器にシートが入る前に加熱部の加熱が停止されることで、定着器にシートが入ったときにシートに熱が奪われて加熱部の温度が急激に下がり、定着温度を大きく下回るアンダーシュートが発生する可能性がある。
そこで、本発明は、ウォームアップ時のオーバーシュートおよびアンダーシュートの発生を抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに現像剤像を形成する現像剤像形成部と、シートを現像剤像形成部に向けて搬送する搬送部と、加熱部、加熱部を加熱するヒータ、および、加熱部との間でシートを挟む加圧部を有し、シートに現像剤像を定着させる定着器と、加熱部の温度を検知する温度検知部と、制御部と、を備える。
制御部は、温度検知部の検知温度に基づいて加熱部の温度がシートに現像剤像を定着する定着温度となるようにヒータに通電する第1加熱制御と、検知温度に基づいて加熱部の温度が定着温度となるようにヒータに通電する第2加熱制御であって、ヒータへの単位時間あたりの通電量の上限値を、第1加熱制御よりも小さくする第2加熱制御と、検知温度が定着温度よりも低い第1温度以上となった場合にシートを現像剤像形成部に向けて搬送する搬送制御と、を実行可能である。
制御部は、第1加熱制御を開始した後の所定のタイミングから少なくともシートが定着器に到達するまでは第2加熱制御を実行する。
このような構成によれば、第1加熱制御を開始した後の所定のタイミングから少なくともシートが定着器に到達するまでは、加熱部の温度を緩やかに上げることができるので、ウォームアップ時のオーバーシュートの発生を抑制することができる。また、シートが定着器に入るまで加熱部の加熱を継続することができ、定着器にシートが入ったときにシートに熱が奪われても加熱部の温度が急激に下がるのを抑制することができるので、アンダーシュートの発生を抑制することができる。
前記した画像形成装置において、制御部は、第1加熱制御および第2加熱制御において、定着温度と検知温度の差に応じたデューティ比で加熱部の温度を制御し、デューティ比を、差が大きいほど大きくし、第1加熱制御において、デューティ比の上限値を100%とし、第2加熱制御において、デューティ比の上限値を100%よりも小さくする構成とすることができる。
前記した画像形成装置において、制御部は、複数のシートに連続して画像を形成する場合において、所定枚数目のシートの定着が完了するまでは第2加熱制御を実行し、所定枚数目のシートの定着が完了した後は第1加熱制御を実行する構成とすることができる。
これによれば、複数のシートに連続して画像を形成する場合に、所定枚数のシートは、ヒータへの単位時間あたりの通電量を制限して定着を行うことができるので、ヒータの消費電力を抑制することができる。一方、所定枚数のシートを定着した後に、ヒータへの単位時間あたりの通電量の上限値の制限を解除することで、加熱部の加熱不足を抑制することができるので、定着不良が発生するのを抑制することができる。
前記した画像形成装置において、制御部は、第1加熱制御を開始したときの検知温度が所定の温度閾値以下であることを条件として、第2加熱制御を実行する構成とすることができる。
第1加熱制御を開始したときの検知温度が低いコールドスタートの場合には、加熱部を加熱したときに加熱部の温度が急激に上昇しやすいのでオーバーシュートが発生しやすい。そこで、コールドスタートの場合に、第2加熱制御を実行することで、ウォームアップ時のオーバーシュートおよびアンダーシュートの発生を効果的に抑制することができる。
前記した画像形成装置において、制御部は、第1加熱制御を開始した後、検知温度が定着温度よりも低い第2温度以上となったことに基づいて第2加熱制御を実行する構成とすることができる。
前記した画像形成装置において、第2温度は、第1温度以上である構成とすることができる。
前記した画像形成装置において、制御部は、検知温度が第1温度よりも低い第3温度未満の場合には定着器を回転駆動させず、検知温度が第3温度以上となった場合に定着器を回転駆動させる回転制御を実行可能である構成とすることができる。
本発明によれば、ウォームアップ時のオーバーシュートおよびアンダーシュートの発生を抑制することができる。
実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 ヒータを制御するための構成を示す図である。 第1加熱制御においてデューティ比を設定するためのテーブル(a)と、第2加熱制御においてデューティ比を設定するためのテーブル(b)である。 制御部の動作を示すフローチャートである。 制御部の動作を示すタイムチャートである。
次に、発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1は、本体筐体2と、シート供給部3と、露光装置4と、現像剤像形成部5と、定着器8と、温度検知部9と、シート検知部12と、制御部100とを備えている。
シート供給部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、紙などのシートSが収容されるシートトレイ31と、圧板32と、シートSを現像剤像形成部5に向けて搬送する搬送部33とを備えている。搬送部33は、ピックアップローラ33A、分離パッド33B、第1搬送ローラ33C、レジストレーションローラ33Rなどを備えている。シート供給部3は、シートトレイ31内のシートSを圧板32によりピックアップローラ33Aに寄せ、ピックアップローラ33Aと分離パッド33Bにより1枚ずつ分離して送り出し、第1搬送ローラ33Cとレジストレーションローラ33Rにより現像剤像形成部5に向けて搬送する。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に配置され、図示しない光源装置や、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。露光装置4は、光源装置から出射された画像データに基づく光ビーム(一点鎖線参照)を感光体61の表面で高速走査することで、感光体61の表面を露光する。
現像剤像形成部5は、シートSに現像剤像を形成する機器であり、露光装置4の下方に配置されている。現像剤像形成部5は、プロセスカートリッジとして、本体筐体2の前部に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱可能に装着される。現像剤像形成部5は、感光体カートリッジ6と、現像カートリッジ7とから構成されている。
感光体カートリッジ6は、円筒状の感光体ドラムである感光体61と、コロナ帯電器である帯電器62と、転写ローラ63とを備えている。現像カートリッジ7は、感光体カートリッジ6に対して着脱自在であり、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、乾式トナーからなる現像剤を収容する収容部74と、アジテータ75とを備えている。
現像剤像形成部5は、感光体61の表面を帯電器62により一様に帯電する。その後、感光体61の表面が露光装置4から出射された光ビームにより露光されることで、感光体61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、収容部74内の現像剤は、アジテータ75により攪拌されながら、供給ローラ72に供給され、供給ローラ72から現像ローラ71に供給される。そして、現像剤は、現像ローラ71の回転に伴って、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像剤像形成部5は、現像ローラ71上に担持された現像剤を、現像ローラ71から感光体61上に形成された静電潜像に供給する。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体61上に現像剤像が形成される。その後、シートSが感光体61と転写ローラ63との間を通過することで、感光体61上の現像剤像がシートS上に転写される。
定着器8は、シートSに現像剤像を定着させる機器であり、現像剤像形成部5の後方に配置されている。定着器8は、加熱部81と、加圧部82と、ヒータ83とを有している。
加熱部81は、金属からなる円筒状の加熱ローラである。加熱部81は、加圧部82との間を搬送されるシートSに接してシートSを加熱するように構成されている。
加圧部82は、芯金の周囲に弾性層を有する加圧ローラである。加圧部82は、加熱部81に接触して押圧された状態で配置され、加熱部81との間でシートSを挟む。
ヒータ83は、加熱部81を加熱する熱源である。ヒータ83は、フィラメント83A(図2参照)を有するハロゲンヒータとして構成されており、輻射熱によって加熱部81を加熱する。ヒータ83は、加熱部81の内側に配置されている。
定着器8は、本体筐体2内に設けられたモータMを駆動させることで回転駆動する。一例として、定着器8は、モータMから駆動力が入力されることで、加熱部81が回転駆動するとともに、加熱部81の回転駆動に伴って加圧部82が従動回転する。
定着器8は、シートSを加熱部81と加圧部82との間を通過させることにより、シートS上に転写された現像剤像をシートSに定着する。現像剤像が定着されたシートSは、第2搬送ローラ23と排出ローラ24により排出トレイ22上に排出される。
制御部100は、定着器8やモータMなど、レーザプリンタ1の各部を制御する装置であり、単一または複数の電気回路で構成されている。制御部100は、レーザプリンタ1の各部に制御信号や駆動電圧を出力することで、各部の制御を実行する。図2に示すように、制御部100は、CPU110、ROM120、RAM130、ヒータコントローラ140、スイッチング回路150などを備えている。
CPU110は、レーザプリンタ1の各部の動作タイミングを指令したり、ヒータコントローラ140に定着器8の目標温度としての指令値を送ったりする処理を行う。
ROM120には、レーザプリンタ1の各部を制御するためのプログラムや各種設定情報などのデータが記憶されている。
RAM130は、CPU110が各種のプログラムを実行する際の作業領域や、データの一時的な記憶領域として利用される。
ヒータコントローラ140は、定着器8の目標温度と、温度検知部9が検知した検知温度Tとに基づき、スイッチング回路150のデューティ比を設定する。本実施形態において、CPU110とヒータコントローラ140は、単一の半導体素子として集積されている。
スイッチング回路150は、設定されたデューティ比で交流電圧をスイッチングすることで、ヒータ83に通電する。
温度検知部9は、加熱部81の温度を検知するセンサである。本実施形態において、温度検知部9は、加熱部81の表面との間に所定の間隔をあけた状態で加熱部81の表面に対向して配置されている。温度検知部9は、加熱部81の温度に応じた信号を制御部100に出力する。制御部100は、温度検知部9から出力された信号から、加熱部81の温度としての検知温度Tを取得する。温度検知部9としては、例えば、温度に応じて電気抵抗が変化するサーミスタを用いることができる。
なお、制御部100が温度検知部9からの出力信号に基づいて取得する検知温度Tは、温度検知部9からの出力信号に線形に対応したものでなく、加熱部81の実際の表面温度に対応するよう補正した温度であってもよい。例えば、検知温度Tは、温度検知部9の出力を、加熱部81の加熱開始からの経過時間によって補正した温度であってもよい。
一例として、制御部100は、以下のような式により、検知温度T(補正値)を取得することができる。
T=a(t)×TS+b(t)
ここで、TSは、温度検知部9が検知した温度、具体的には、温度検知部9の出力信号である。また、a(t)は、補正係数であり、b(t)は、補正項である。補正係数a(t)および補正項b(t)は、それぞれ、加熱部81の加熱開始からの時間tの関数である。
シート検知部12は、加熱部81と加圧部82の間から第2搬送ローラ23に向けて搬送されるシートSを検知するセンサである。シート検知部12は、シートSの搬送方向において、加熱部81よりも下流側であって、第2搬送ローラ23よりも上流側に配置されている。また、シート検知部12は、第2搬送ローラ23よりも加熱部81の近くに配置されている。
シート検知部12は、例えば、搬送されるシートSに押されて揺動する揺動レバーと、揺動レバーの揺動を検知する光センサとを備えて構成されている。本実施形態において、シート検知部12は、シートSによって揺動レバーが倒されているときには制御部100にON信号を出力し、揺動レバーが倒されていないときには制御部100にOFF信号を出力する(具体的には、ON信号を出力しない)。
制御部100は、第1加熱制御と、第2加熱制御と、回転制御と、搬送制御とを実行可能である。
第1加熱制御および第2加熱制御は、温度検知部9の検知温度Tに基づいて加熱部81の温度が定着温度Tfとなるようにヒータ83に通電する制御である。
定着温度Tfは、シートSに現像剤像を定着するための加熱部81の温度制御の目標温度である。定着器8は、加熱部81の温度が定着温度Tfを含む所定の温度範囲内の温度となっていればシートSへの現像剤像の定着が可能である。一例として、定着温度Tfは、200℃である。なお、本明細書で示す具体的な数値は一例である。
制御部100は、第1加熱制御および第2加熱制御において、定着温度Tfと検知温度Tの差、具体的には、定着温度Tfから検知温度Tを減算した差分ΔTに応じたデューティ比でヒータ83への通電を実行して加熱部81の温度を制御する。制御部100は、第1加熱制御および第2加熱制御において、デューティ比を、差分ΔTが大きいほど大きくする。
制御部100は、第2加熱制御において、ヒータ83への単位時間あたりの通電量の上限値を、第1加熱制御よりも小さくする。具体的には、制御部100は、第2加熱制御において、デューティ比の上限値を、第1加熱制御よりも小さくする。
一例として、制御部100は、第1加熱制御を実行する場合には、図3(a)に示すようなテーブルに基づいてデューティ比を設定し、第2加熱制御を実行する場合には、図3(b)に示すようなテーブルに基づいてデューティ比を設定する。
例えば、制御部100は、図3(a),(b)に示すテーブルに基づき、差分ΔTが0℃未満以上の場合、デューティ比を0%に設定し、差分ΔTが0℃以上かつ5℃未満以上の場合、デューティ比を30%に設定する。また、制御部100は、差分ΔTが5℃以上かつ10℃未満以上の場合、デューティ比を40%に設定し、差分ΔTが10℃以上かつ15℃未満以上の場合、デューティ比を50%に設定する。また、制御部100は、差分ΔTが15℃以上かつ20℃未満以上の場合、デューティ比を60%に設定し、差分ΔTが20℃以上かつ25℃未満以上の場合、デューティ比を70%に設定する。
制御部100は、図3(a)に示すように、第1加熱制御において、デューティ比の上限値を100%とする。詳しくは、制御部100は、第1加熱制御において、図3(a)に示すテーブルに基づき、差分ΔTが25℃以上の場合、デューティ比を上限値の100%とする。
一方、制御部100は、図3(b)に示すように、第2加熱制御において、デューティ比の上限値を100よりも小さくする。具体的には、制御部100は、第2加熱制御において、デューティ比の上限値を70%とする。詳しくは、制御部100は、第2加熱制御において、図3(b)に示すテーブルに基づき、差分ΔTが20℃以上の場合、デューティ比を上限値の70%とする。
回転制御は、第1加熱制御を開始した後、検知温度Tが第3温度Tth3未満の場合には定着器8を回転駆動させず、検知温度Tが第3温度Tth3以上となった場合に定着器8を回転駆動させる制御である。具体的には、制御部100は、第1加熱制御を開始した後、検知温度Tが第3温度Tth3に到達するまでは加熱部81と加圧部82を回転駆動させずに加熱部81を加熱し、検知温度Tが第3温度Tth3に到達した後はモータMを駆動させて加熱部81と加圧部82を回転駆動させながら加熱部81を加熱する。第3温度Tth3は、後述する第1温度Tth1よりも低い温度であり、予め設定されている。一例として、第3温度Tth3は、125℃である。
搬送制御は、第1加熱制御を開始した後、検知温度Tが第1温度Tth1以上となった場合にシートSを現像剤像形成部5に向けて搬送する制御である。具体的には、制御部100は、第1加熱制御を開始した後、検知温度Tが第1温度Tth1以上となった場合、図示しないクラッチ機構によりモータMからの駆動力をピックアップローラ33Aに伝達してピックアップローラ33Aを回転駆動させることでシートSを現像剤像形成部5に向けて送り出し、レジストレーションローラ33Rなどにより現像剤像形成部5に向けて搬送する。第1温度Tth1は、定着温度Tfよりも低い温度であり、予め設定されている。一例として、第1温度Tth1は、170℃である。
制御部100は、レーザプリンタ1に印刷の指示や印刷すべき画像データを含む印刷ジョブが入力されると、第1加熱制御を開始する。そして、制御部100は、第1加熱制御を開始した後の所定のタイミングから少なくともシートSが定着器8に到達するまでは第2加熱制御を実行する。
具体的には、制御部100は、第1加熱制御を開始した後、検知温度Tが第2温度Tth2以上となったことに基づいて第2加熱制御を実行する。本実施形態において、制御部100は、第1加熱制御を開始した後、検知温度Tが第2温度Tth2となった時点から所定時間tpが経過したタイミングで第1加熱制御から第2加熱制御に切り替える。
第2温度Tth2は、第1温度Tth1以上、かつ、定着温度Tfよりも低い温度であり、予め設定されている。本実施形態において、第2温度Tth2は、第1温度Tth1と等しい。すなわち、本実施形態において、第2温度Tth2は、第1温度Tth1である。また、所定時間tpは、検知温度Tが第2温度Tth2となった時点からシートSが定着器8に到達するまでの時間よりも短い時間である。
制御部100は、複数のシートSに連続して画像を形成する場合において、所定枚数目のシートSの定着が完了するまでは第2加熱制御を実行し、所定枚数目のシートSの定着が完了した後は第1加熱制御を実行する。具体的には、制御部100は、複数のシートSに連続印刷を行う場合において、第1加熱制御から第2加熱制御に切り替えた後は、N枚目のシートSの定着が完了するまでは第2加熱制御を実行し、N枚目のシートSの定着が完了した後は第2加熱制御から第1加熱制御に切り替える。
より具体的には、制御部100は、加熱部81と加圧部82との間から排出されるN枚目のシートSがシート検知部12の揺動レバーを倒すことでシート検知部12が制御部100にON信号を出力し、その後、当該N枚目のシートSが排出トレイ22に向けて搬送されることによってシート検知部12の揺動レバーの揺動が解除されてシート検知部12が制御部100にOFF信号を出力した場合に、第2加熱制御から第1加熱制御に切り替える。Nは、任意の自然数に設定することができる。
本実施形態において、制御部100は、第1加熱制御を開始したときの検知温度T0が所定の温度閾値Tth0以下であることを条件として、第2加熱制御を実行する。すなわち、制御部100は、第1加熱制御を開始したときの検知温度T0が温度閾値Tth0よりも高い場合には、第2加熱制御を実行しない。温度閾値Tth0は、第3温度Tth3よりも低い温度であり、予め設定されている。一例として、温度閾値Tth0は、50℃である。
次に、制御部100の動作について、フローチャートを参照しながら説明する。
図4に示すように、印刷ジョブが入力されると(START)、制御部100は、印刷開始時の検知温度T0を取得するとともに(S101)、第1加熱制御を開始する(S102)。
次に、制御部100は、検知温度Tが第3温度Tth3以上となったか否かを判定する(S103)。そして、検知温度Tが第3温度Tth3以上となった場合(S103,Yes)、制御部100は、モータMを駆動させて定着器8を回転駆動させる(S104)。
次に、制御部100は、検知温度Tが第1温度Tth1以上となったか否かを判定する(S105)。そして、検知温度Tが第1温度Tth1以上となった場合(S105,Yes)、制御部100は、圧板32および搬送部33を駆動させ、現像剤像形成部5に向けてシートSの搬送を開始する(S106)。
次に、制御部100は、印刷開始時の検知温度T0が温度閾値Tth0以下であるか否かを判定する(S107)。
印刷開始時の検知温度T0が温度閾値Tth0以下である場合(S107,Yes)、制御部100は、検知温度Tが第1温度Tth1(=第2温度Tth2)となった時点から所定時間tpが経過したか否かを判定する(S108)。そして、所定時間tpが経過した場合(S108,Yes)、制御部100は、第2加熱制御を開始する(S109)。
なお、ステップS107において印刷開始時の検知温度T0が温度閾値Tth0より高い場合(No)、制御部100は、第1加熱制御でシートSの定着を行い、ステップS113に進む。
ステップS109で第2加熱制御を開始した後、制御部100は、連続印刷を行うか否かを判定する(S110)。そして、連続印刷を行う場合(S110,Yes)、制御部100は、N枚目のシートSの定着が完了したか否かを判定する(S111)。そして、N枚目のシートSの定着が完了した場合(S111,Yes)、制御部100は、第1加熱制御を開始し(S112)、第1加熱制御でN枚目よりも後のシートSの定着を行う。
なお、ステップS110において連続印刷を行わない場合(No)、制御部100は、第2加熱制御でシートSの定着を行う。
そして、ステップS113において印刷が終了した場合(Yes)、制御部100は、処理を終了する(END)。
次に、制御部100の動作および本実施形態に係るレーザプリンタ1の作用効果について、タイムチャートを参照しながら説明する。
図5に示すように、時刻t0において、印刷ジョブが入力されると、制御部100は、第1加熱制御を開始する。これにより、加熱部81の温度(検知温度T)が上昇していく。
その後、時刻t1において、検知温度Tが第3温度Tth3に到達すると、制御部100は、定着器8を回転駆動させる。なお、定着器8が回転駆動することで、加熱部81の熱が加圧部82に移動しやすくなるため、加熱部81の温度上昇の勾配は若干小さくなる。
その後、時刻t2において、検知温度Tが第1温度Tth1に到達すると、制御部100は、現像剤像形成部5に向けてシートSの搬送を開始する。なお、第1加熱制御を開始してからシートSの搬送が開始されるまでの間(時刻t0~t2)は、定着温度Tfから検知温度Tを減算した差分ΔTが十分に大きいので、デューティ比は、第1加熱制御における上限値である100%に設定される。
その後、時刻t3において、検知温度Tが第1温度Tth1(=第2温度Tth2)となった時点(時刻t2)から所定時間tpが経過する。このとき、制御部100は、印刷開始時(時刻t0)の検知温度T0が温度閾値Tth0以下であったので、第2加熱制御を開始する。第2加熱制御におけるデューティ比の上限値は、70%であるので、時刻t3において、第2加熱制御が開始されると、デューティ比は、100%から70%に変更される。
ここで、仮に、時刻t3以降も第1加熱制御が継続すると、デューティ比は二点鎖線で示すように100%の状態が時刻t31までしばらく継続されるので、加熱部81の温度が二点鎖線で示すように急激に上がり続けて定着温度Tfを大きく超えるオーバーシュートが発生することがある(時刻t41付近参照)。
また、このようなオーバーシュートが発生するような状況では、定着器8にシートSが入る前の時刻t32以降しばらく加熱部81の加熱が停止される(デューティ比が0%となる)ことで、時刻t4で定着器8にシートSが入ったときにシートSに熱が奪われて加熱部81の温度が急激に下がり、定着温度Tfを大きく下回るアンダーシュートが発生する可能性がある(時刻t42付近参照)。
一方、本実施形態によれば、時刻t3から、デューティ比の上限値を100%よりも小さい70%とする第2加熱制御を実行することで、時刻t3以降、加熱部81の温度を緩やかに上げることができる。これにより、加熱部81の温度を定着温度Tfに向けて加熱するウォームアップ時のオーバーシュートの発生を抑制することができる。
また、シートSが定着器8に入るまで、具体的には、時刻t4の前後において、デューティ比が0%よりも大きくなり、加熱部81の加熱を継続することができる。これにより、時刻t4において、定着器8にシートSが入ったときにシートSに熱が奪われても加熱部81の温度が急激に下がるのを抑制することができるので、アンダーシュートの発生を抑制することができる。
また、オーバーシュートおよびアンダーシュートが抑制されることで、時刻t4以降において、加熱部81の温度の変動幅が小さくなるため、デューティ比が0%となる時間の割合が小さくなる。
また、第1加熱制御を開始したとき(時刻t0)の検知温度T0が温度閾値Tth0以下と低いコールドスタートの場合には、加熱部81を加熱したときに加熱部81の温度が急激に上昇しやすいのでオーバーシュートが発生しやすいが、このような場合に、第2加熱制御を実行することで、ウォームアップ時のオーバーシュートおよびアンダーシュートの発生を効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、複数のシートSに連続印刷を行う場合には、N枚目のシートSまでは、第2加熱制御でヒータ83への単位時間あたりの通電量を制限して定着を行うことができるので、ヒータ83の消費電力を抑制することができる。一方、N枚目のシートSを定着した後に第1加熱制御を開始し、ヒータ83への単位時間あたりの通電量の上限値の制限を解除するので、加熱部81の加熱不足を抑制することができ、N枚目よりも後のシートSにおいて定着不良が発生するのを抑制することができる。
以上に実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、差分ΔTに応じたデューティ比を図3に示したようなテーブルに基づいて設定したが、定着温度と検知温度との偏差からPI制御やPID制御などの手法を用いてデューティ比(ヒータの操作量)を設定してもよい。
また、前記実施形態では、連続印刷を行う場合において、N枚目のシートSの定着が完了するまでは第2加熱制御を実行し、N枚目のシートSの定着が完了した後は第1加熱制御を実行したが、連続印刷を行う場合において、例えば、第2加熱制御を開始した後は、印刷が終了するまで第2加熱制御を継続して実行してもよい。
また、前記実施形態では、第1加熱制御を開始した後、検知温度Tが第2温度Tth2となった時点から所定時間tpが経過したタイミングで第2加熱制御を実行したが、例えば、検知温度が第2温度となったタイミングで第2加熱制御を実行してもよい。また、前記実施形態では、第2温度Tth2が第1温度Tth1と等しい温度であったが、第2温度は、第1温度よりも高い温度であってもよい。
また、前記実施形態では、回転制御において、モータMを駆動させることで定着器8を回転駆動させたが、回転制御において、例えば、クラッチ機構によりモータからの駆動力を定着器8に伝達することで定着器8を回転駆動させてもよい。
また、前記実施形態では、温度検知部9が、加熱部81の温度を検知するように設けられていたが、温度検知部は、例えば、加圧部やヒータなどの温度を検知するように設けられていてもよい。また、温度検知部は、サーミスタ以外の温度センサであってもよい。また、温度センサは、非接触式の温度センサであってもよいし、接触式の温度センサであってもよい。
また、前記実施形態では、加熱部81として加熱ローラを例示したが、加熱部は、例えば、無端状の加熱ベルトを有する加熱ユニットなどであってもよい。また、前記実施形態では、加圧部82として加圧ローラを例示したが、加圧部は、例えば、無端状の加圧ベルトを含む加圧ユニットなどであってもよい。
また、前記実施形態では、ヒータ83として、輻射熱を利用するハロゲンヒータを例示したが、ヒータは、例えば、抵抗体の発熱を利用するセラミックヒータやカーボンヒータなどであってもよい。また、ヒータは、加熱部の内側ではなく、加熱部の外側に配置されていてもよい。
また、前記実施形態では、画像形成装置として、シートSにモノクロの画像を形成するレーザプリンタ1を例示したが、画像形成装置は、例えば、シートにカラーの画像を形成可能に構成されたプリンタであってもよい。また、画像形成装置は、プリンタに限定されず、例えば、フラットベッドスキャナなどの原稿読取装置を備える複写機や複合機などであってもよい。
また、前記実施形態では、現像剤像形成部5としてプロセスカートリッジを例示したが、これに限定されない。例えば、画像形成装置が、シートにカラーの画像を形成可能であり、配列された複数の感光体を有するプロセスユニットと、複数の感光体に形成された現像剤像をシートに転写するための転写ベルトなどを有する転写ユニットとを備える場合には、現像剤像形成部は、プロセスユニットと転写ユニットを含む構成とすることができる。
また、前記した実施形態および変形例で説明した各要素は、適宜組み合わせて実施することが可能である。
1 レーザプリンタ
5 現像剤像形成部
8 定着器
9 温度検知部
33 搬送部
81 加熱部
82 加圧部
83 ヒータ
100 制御部
S シート

Claims (6)

  1. シートに現像剤像を形成する現像剤像形成部と、
    シートを前記現像剤像形成部に向けて搬送する搬送部と、
    加熱部、前記加熱部を加熱するヒータ、および、前記加熱部との間でシートを挟む加圧部を有し、シートに現像剤像を定着させる定着器と、
    前記加熱部の温度を検知する温度検知部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記温度検知部の検知温度に基づいて前記加熱部の温度がシートに現像剤像を定着する定着温度となるように前記ヒータに通電する第1加熱制御と、
    前記検知温度に基づいて前記加熱部の温度が前記定着温度となるように前記ヒータに通電する第2加熱制御であって、前記ヒータへの単位時間あたりの通電量の上限値を、前記第1加熱制御よりも小さくする第2加熱制御と、
    前記検知温度が前記定着温度よりも低い第1温度以上となった場合にシートを前記現像剤像形成部に向けて搬送する搬送制御と、を実行可能であり、
    前記第1加熱制御を開始した後の所定のタイミングから少なくともシートが前記定着器に到達するまでは前記第2加熱制御を実行し、
    前記制御部は、複数のシートに連続して画像を形成する場合において、所定枚数目のシートの定着が完了するまでは前記第2加熱制御を実行し、前記所定枚数目のシートの定着が完了した後は前記第1加熱制御を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. シートに現像剤像を形成する現像剤像形成部と、
    シートを前記現像剤像形成部に向けて搬送する搬送部と、
    加熱部、前記加熱部を加熱するヒータ、および、前記加熱部との間でシートを挟む加圧部を有し、シートに現像剤像を定着させる定着器と、
    前記加熱部の温度を検知する温度検知部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記温度検知部の検知温度に基づいて前記加熱部の温度がシートに現像剤像を定着する定着温度となるように前記ヒータに通電する第1加熱制御と、
    前記検知温度に基づいて前記加熱部の温度が前記定着温度となるように前記ヒータに通電する第2加熱制御であって、前記ヒータへの単位時間あたりの通電量の上限値を、前記第1加熱制御よりも小さくする第2加熱制御と、
    前記検知温度が前記定着温度よりも低い第1温度以上となった場合にシートを前記現像剤像形成部に向けて搬送する搬送制御と、を実行可能であり、
    前記第1加熱制御を開始した後の所定のタイミングから少なくともシートが前記定着器に到達するまでは前記第2加熱制御を実行し、
    前記制御部は、前記第1加熱制御を開始したときの前記検知温度が所定の温度閾値以下であることを条件として、前記第2加熱制御を実行することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第1加熱制御および前記第2加熱制御において、前記定着温度と前記検知温度の差に応じたデューティ比で前記加熱部の温度を制御し、前記デューティ比を、前記差が大きいほど大きくし、
    前記第1加熱制御において、前記デューティ比の上限値を100%とし、
    前記第2加熱制御において、前記デューティ比の上限値を100%よりも小さくすることを特徴とする請求項または請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第1加熱制御を開始した後、前記検知温度が前記定着温度よりも低い第2温度以上となったことに基づいて前記第2加熱制御を実行することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2温度は、前記第1温度以上であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記検知温度が前記第1温度よりも低い第3温度未満の場合には前記定着器を回転駆動させず、前記検知温度が前記第3温度以上となった場合に前記定着器を回転駆動させる回転制御を実行可能であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2018233262A 2018-12-13 2018-12-13 画像形成装置 Active JP7310125B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018233262A JP7310125B2 (ja) 2018-12-13 2018-12-13 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018233262A JP7310125B2 (ja) 2018-12-13 2018-12-13 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020095170A JP2020095170A (ja) 2020-06-18
JP7310125B2 true JP7310125B2 (ja) 2023-07-19

Family

ID=71086350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018233262A Active JP7310125B2 (ja) 2018-12-13 2018-12-13 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7310125B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002365961A (ja) 2001-06-07 2002-12-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007206510A (ja) 2006-02-03 2007-08-16 Canon Inc 加熱装置およびそれを備える画像形成装置
JP2008122757A (ja) 2006-11-14 2008-05-29 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2012220905A (ja) 2011-04-14 2012-11-12 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2017032771A (ja) 2015-07-31 2017-02-09 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、プログラムおよび画像形成装置の制御方法
JP2018155783A (ja) 2017-03-15 2018-10-04 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002365961A (ja) 2001-06-07 2002-12-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007206510A (ja) 2006-02-03 2007-08-16 Canon Inc 加熱装置およびそれを備える画像形成装置
JP2008122757A (ja) 2006-11-14 2008-05-29 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2012220905A (ja) 2011-04-14 2012-11-12 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2017032771A (ja) 2015-07-31 2017-02-09 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、プログラムおよび画像形成装置の制御方法
JP2018155783A (ja) 2017-03-15 2018-10-04 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020095170A (ja) 2020-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10444680B2 (en) Image forming apparatus and control method thereof
JP2015129789A (ja) 画像形成装置
JP6642202B2 (ja) 画像形成装置,その制御方法,およびプログラム
JP5126282B2 (ja) 画像形成装置
US9335682B2 (en) Image forming apparatus, temperature control method for use in fixing device, and non-transitory recording medium
JP5478938B2 (ja) 画像形成装置
US10788774B2 (en) Fixing device that controls rotation speed of press roller, according to temperature of fixing element at start of job, type of recording sheet, ambient temperature, and elapsed time after start of paper feed, and image forming apparatus
US11747755B2 (en) Image forming apparatus having controller for setting cooling threshold according to sheet size
JP7310125B2 (ja) 画像形成装置
JP7135549B2 (ja) 画像形成装置
JP2009265387A (ja) 定着装置
JP2010102210A (ja) 画像形成装置
JP7247569B2 (ja) 画像形成装置
JP7183755B2 (ja) 画像形成装置
US8238775B2 (en) Image heating apparatus
JP2017067918A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびコンピュータプログラム
US10684579B2 (en) Image forming apparatus and sheet feeding method
JP6848915B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2019207337A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7006487B2 (ja) 画像形成装置
JP7013905B2 (ja) 画像形成装置
JP2011033998A (ja) 像加熱装置
JP2005257746A (ja) 定着装置,画像形成装置
JP2022127454A (ja) 画像形成装置
JP6572599B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230421

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20230421

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20230522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7310125

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150