JP6910851B2 - 機械式駐車装置及びその入力機能切替方法並びに入力機能切替プログラム - Google Patents
機械式駐車装置及びその入力機能切替方法並びに入力機能切替プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6910851B2 JP6910851B2 JP2017106757A JP2017106757A JP6910851B2 JP 6910851 B2 JP6910851 B2 JP 6910851B2 JP 2017106757 A JP2017106757 A JP 2017106757A JP 2017106757 A JP2017106757 A JP 2017106757A JP 6910851 B2 JP6910851 B2 JP 6910851B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control unit
- boarding
- input means
- user
- main control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
また、乗降室には、このような非常停止ボタンの他に入力ボタンが設けられている場合がある。例えば、特許文献1には、乗降室内の安全確認を行うための複数の安全確認ボタンを乗降室内に設け、入出庫時において安全確認ボタンがユーザによって操作されない限り、入出庫扉を閉じないように制御する機械式駐車装置が開示されている。
本発明は、車両の入庫及び出庫の少なくともいずれか一方を行う乗降室と、前記乗降室内に設けられ、複数の機能を備える内部入力手段と、当該機械式駐車装置の状態及び利用者による入力操作の少なくともいずれか一方に応じて前記内部入力手段の機能を切り替える機能切替手段とを具備する機械式駐車装置を提供する。
以下に説明する実施形態では、本発明の機械式駐車装置としてエレベータ式のタワー型機械式駐車装置を例示して説明するが、この例に限定されず、本発明の機械式駐車装置は、垂直循環式、平面往復式、水平循環式等であってもよい。
操作盤22の近傍には、後述するカメラ35(35A〜35D)によって撮像されたリアルタイム画像を表示するためのモニタ28が設置されている。
非常停止ボタン26は、異常が発生した場合に緊急に機械式駐車装置1の動作を停止させるためのボタンである。この非常停止ボタン26は、機械的(物理的)構造により非常時において即時的に機械式駐車装置1の動作を停止させることができるような構成とされている。すなわち、非常停止ボタン26は、CPU等の制御装置を介すことなく、機械式駐車装置1の動作を停止させることができるボタンである。
また、非常停止ボタン26及び内部入力器27は、必ずしもボタン式である必要はなく、利用者等が入力情報を入力できるような構成とされていればどのようなものでもよい。例えば、タッチパネルのような入力手段であってもよいし、レバー式の入力手段であってもよい。
乗降室7内には人に音声で情報を報知するためのスピーカや、車幅等を検出し乗降室内の異常を検知するための各種センサ(図示略)等が設けられている。
主制御部50は、内部入力器27を緊急停止用の入力手段として機能させる第1状態と、内部入力器27を無人確認が完了した旨を入力するための入力手段として機能させる第2状態とが予め設定された情報を総合データベース52から取得し、この情報に基づいて内部入力器27の機能の切り替えを行う。このような機能切替の一態様も含め、以下、主制御部50によって行われる入庫処理及び出庫処理について図面を参照して説明する。
図5から図7は、主制御部50によって実行される入庫処理の手順を示したフローチャートである。なお、入出庫扉4が閉じている状態において、内部入力器27には、緊急停止ボタンとしての機能が割り当てられている。ここで、緊急停止ボタンとは、利用者によって押下された場合に、機械式駐車装置1の動作を停止させるためのボタンである。非常停止ボタン26はCPU等の制御部を介さずに機械式で機械式駐車装置1の動作を停止させるのに対し、緊急停止ボタンは、CPU等によるソフトウェアの制御により機械式駐車装置1の動作を停止させる。
主制御部50は、入庫起動信号を受信すると、タッチパネル45に入庫待ちの状態を示す入庫待ち確認画面を表示するとともに(SA7)、空パレットを呼び出す。
そして、入出庫扉4が完全に開くと(SA11)、主制御部50は利用者に対して入庫を促す入庫案内画面をタッチパネル45に表示させる(SA12)。
続いて、主制御部50は、操作盤22のタッチパネル45に第2のユーザ認証画面を表示させる(SA13)。第2のユーザ認証画面を確認した利用者がICカードをICカードリーダ46に接触させると、ICカードに登録されている利用者IDが読み取られ、主制御部50に送信される(SA14において「YES」)。主制御部50は利用者IDを受信すると第2のユーザ認証及び照合処理を行う(SA15)。
主制御部50は、車両計測・制御部61等から入力される情報に基づいて、車両2が空きパレット上に載置されたことを検知すると、無人確認のガイダンスを行う(図7のSA26)。無人確認のガイダンスでは、場内の無人確認を行った上で乗降室内の内部入力器27を押下するよう利用者に対して報知する。このとき、主制御部50は、全ての内部入力器27A〜27Dを押下するように報知しても良いし、そのうちの一部の内部入力器、例えば、対角線上に配置されている内部入力器27Aと27Cの組み合わせまたは内部入力器27Bと27Dの組み合わせを押下するように報知してもよい。このように、無人確認のときに、どの内部入力器27を押下させることとするかは、事前にアルゴリズムとして設計しておけばよい。
また、主制御部50は、入出庫扉4の閉動作が完了すると、搬送機制御部56に対して搬送信号を出力する。これにより、車両2を載置したパレットがリフト14によって搬送され車両格納棚17へ格納される。
次に、出庫時において、主制御部50によって実行される出庫処理について図を参照して説明する。図8から図10は、主制御部50によって実行される出庫処理の手順を示したフローチャートである。なお、入出庫扉4が閉じている状態において、内部入力器27は、緊急停止ボタンとしての機能が割り当てられている。
主制御部50は、出庫起動信号を受信すると、タッチパネル45に出庫待ちの状態を示す出庫待ち確認画面を表示するとともに(SB7)、当該利用者の車両2が載置された実パレットを呼び出す。
そして、入出庫扉4が完全に開くと(SB11)、主制御部50は利用者に対して出庫を促す出庫案内画面をタッチパネル45に表示させる(SB12)。また、主制御部50は、乗降室7の前に設けられている三色灯や入庫管制灯を点灯させる等して、利用者に出庫を促してもよい。
続いて、主制御部50は、操作盤22のタッチパネル45に第2のユーザ認証画面を表示させる(図9のSB13)。第2のユーザ認証画面を確認した利用者がICカードをICカードリーダ46に接触させると、ICカードに登録されている利用者IDが読み取られ、主制御部50に送信される(SB14において「YES」)。主制御部50は利用者IDを受信すると第2のユーザ認証及び照合処理を行う(SB15)。
主制御部50は、操作盤22のタッチパネル45に第2のユーザ認証画面を表示させる(SB26)。利用者は第2のユーザ認証画面を確認することでICカードをICカードリーダ46に接触させると、ICカードに登録されている利用者IDが読み取られ、主制御部50に送信される(SB27において「YES」)。主制御部50は利用者IDを受信すると第2のユーザ認証及び照合処理を行う(SB28)。
利用者は、このガイダンスにしたがって乗降室内に進入し、乗降室内の無人を確認した上で所定の内部入力器27を押下すると、押下された内部入力器27から無人確認が完了した旨の情報が主制御部50に送信される。このようにして、主制御部50は押下が必要とされた全ての内部入力器27から無人確認が完了した旨の情報を受信すると(SB30において「YES」)、操作盤22に戻り後続の処理を行うよう音声等によってガイダンスを行うとともにタッチパネル45に安全確認を行わせる安全確認画面を表示させる(SA31)。
また、主制御部50は、入出庫扉4の閉動作が完了すると、搬送機制御部56に対して搬送信号を出力する。これにより、空パレットがリフト14によって搬送され車両格納棚17へ格納される。
また、上述した実施形態では、同一の乗降室7において入庫と出庫の両方が行われる場合を例示したが、入庫と出庫とは異なる乗降室7を用いて行うこととしても良い。
4 入出庫扉
7 乗降室
26(26A〜26D) 非常停止ボタン
27(27A〜27D) 内部入力器
28 モニタ
35(35A〜35D) カメラ
40 駐車場制御装置
45 タッチパネル
50 主制御部
Claims (4)
- 車両の入庫及び出庫の少なくともいずれか一方を行う乗降室と、
前記乗降室内に設けられ、複数の機能を備える内部入力手段と、
当該機械式駐車装置の状態に応じて前記内部入力手段の機能を切り替える機能切替手段と
を具備し、
前記機能切替手段は、前記乗降室に設けられた出入口扉が閉じている状態にある場合に、前記内部入力手段を緊急停止用の入力手段として機能させ、前記出入口扉が開いている状態にある場合に、前記内部入力手段を無人確認が完了した旨を入力するための入力手段として機能させる機械式駐車装置。 - 車両の入庫及び出庫の少なくともいずれか一方を行う乗降室と、
前記乗降室内に設けられ、複数の機能を備える内部入力手段と、
前記乗降室内に設けられた撮像手段と、
当該機械式駐車装置の状態に応じて前記内部入力手段の機能を切り替える機能切替手段と
を具備し、
前記機能切替手段は、前記乗降室に設けられた出入口扉が閉じている状態にある場合に、前記内部入力手段を緊急停止用の入力手段として機能させ、前記出入口扉が開いている状態であり、かつ、前記撮像手段が故障している場合に、前記内部入力手段を無人確認が完了した旨を入力するための入力手段として機能させる機械式駐車装置。 - 車両の入庫及び出庫の少なくともいずれか一方を行う乗降室と、前記乗降室内に設けられ、複数の機能を備える内部入力手段とを備える機械式駐車装置に適用される入力機能切替方法であって、
前記乗降室に設けられた出入口扉が閉じている状態にある場合に、前記内部入力手段を緊急停止用の入力手段として機能させ、前記出入口扉が開いている状態にある場合に、前記内部入力手段を無人確認が完了した旨を入力するための入力手段として機能させる機械式駐車装置の入力機能切替方法。 - 車両の入庫及び出庫の少なくともいずれか一方を行う乗降室と、前記乗降室内に設けられ、複数の機能を備える内部入力手段とを備える機械式駐車装置に適用される入力機能切替プログラムであって、
前記乗降室に設けられた出入口扉が閉じている状態にある場合に、前記内部入力手段を緊急停止用の入力手段として機能させ、前記出入口扉が開いている状態にある場合に、前記内部入力手段を無人確認が完了した旨を入力するための入力手段として機能させる処理をコンピュータに実行させるための機械式駐車装置の入力機能切替プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017106757A JP6910851B2 (ja) | 2017-05-30 | 2017-05-30 | 機械式駐車装置及びその入力機能切替方法並びに入力機能切替プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017106757A JP6910851B2 (ja) | 2017-05-30 | 2017-05-30 | 機械式駐車装置及びその入力機能切替方法並びに入力機能切替プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018204179A JP2018204179A (ja) | 2018-12-27 |
JP6910851B2 true JP6910851B2 (ja) | 2021-07-28 |
Family
ID=64955340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017106757A Active JP6910851B2 (ja) | 2017-05-30 | 2017-05-30 | 機械式駐車装置及びその入力機能切替方法並びに入力機能切替プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6910851B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7612563B2 (ja) | 2021-12-24 | 2025-01-14 | 三菱重工機械システム株式会社 | 機械式駐車装置及びその制御方法並びにプログラム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3936586B2 (ja) * | 2002-01-18 | 2007-06-27 | アイダエンジニアリング株式会社 | プレス機械 |
JP2004060365A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 駐車装置の操作盤 |
JP5266080B2 (ja) * | 2009-02-05 | 2013-08-21 | ホーチキ株式会社 | 家庭用消火装置 |
JP5480423B1 (ja) * | 2013-04-09 | 2014-04-23 | 三菱重工パーキング株式会社 | 機械式駐車場設備の制御装置、これを備えた機械式駐車場設備、および機械式駐車場設備の制御方法 |
JP5911147B2 (ja) * | 2013-08-30 | 2016-04-27 | 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 | 機械式駐車装置、機械式駐車装置の制御方法、及び機械式駐車装置の安全確認機能を設ける方法 |
-
2017
- 2017-05-30 JP JP2017106757A patent/JP6910851B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018204179A (ja) | 2018-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6460655B2 (ja) | 機械式駐車場設備の安全確認システム、これを備えた機械式駐車場設備、および機械式駐車場設備の安全確認方法 | |
JP6571126B2 (ja) | 機械式駐車装置及びその制御方法並びに制御プログラム | |
JP6925840B2 (ja) | 安全確認システム及び機械式駐車装置並びに機械式駐車システム | |
JP6910851B2 (ja) | 機械式駐車装置及びその入力機能切替方法並びに入力機能切替プログラム | |
JP6838039B2 (ja) | 機械式駐車場設備及びその制御方法 | |
JP7456048B1 (ja) | 機械式駐車装置及びその安全確認方法並びに安全確認プログラム | |
JP6788051B2 (ja) | 機械式駐車装置及び機械式駐車装置の制御方法 | |
JP6441527B1 (ja) | 機械式駐車装置及びその制御方法並びにプログラム | |
JP7346616B2 (ja) | 機械式駐車装置及びその制御方法並びに制御プログラム | |
JP7381697B2 (ja) | 安全確認システム及び安全確認方法並びに機械式駐車場設備 | |
JP7383655B2 (ja) | 機械式駐車場設備及びその制御方法並びに制御プログラム | |
JP7612563B2 (ja) | 機械式駐車装置及びその制御方法並びにプログラム | |
JP7528130B2 (ja) | 機械式駐車装置及びその制御方法並びにプログラム | |
JP7611882B2 (ja) | 扉通電制御装置、扉通電制御方法、扉通電制御プログラム、及び機械式駐車装置 | |
JP7057407B2 (ja) | 機械式駐車装置及び機械式駐車装置の制御方法 | |
JP7237540B2 (ja) | 機械式駐車装置及びその制御方法並びにプログラム | |
JP6884583B2 (ja) | 機械式立体駐車場及びその制御方法 | |
JP2021173123A (ja) | 機械式駐車装置及びその制御方法並びにプログラム | |
JP6668291B2 (ja) | 機械式駐車装置及びその制御方法並びに制御プログラム | |
JP6914717B2 (ja) | 機械式駐車装置及びその制御方法並びに制御プログラム | |
JP6914695B2 (ja) | 車内安全確認装置及び機械式駐車装置並びに機械式駐車システム | |
JP6868148B1 (ja) | 機械式駐車装置及びその制御方法並びに制御プログラム | |
JP7611961B2 (ja) | 搬送通電制御装置、搬送通電制御方法、搬送通電制御プログラム、及び機械式駐車装置 | |
JP7585532B1 (ja) | 機械式駐車装置及びその安全確認方法並びに安全確認プログラム | |
JP7636877B2 (ja) | 機械式駐車装置の操作装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20190125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200128 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200915 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201116 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210209 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210510 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20210510 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20210517 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20210518 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210608 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210707 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6910851 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |